<![CDATA[エムタメ!]]> https://mtame.jp/ Wed, 18 Jul 2018 07:58:00 +0900 Fri, 13 Jul 2018 00:00:00 +0900 CMS Blue Monkey http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss <![CDATA[Web担当者が管理すべき「ドメイン」と「サーバー」のアカウント情報、ちゃんと前任者から引き継ぎされてますか?]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/domain_management 自社ホームページのリニューアル作業も、いよいよ大詰め。新しいサイトの公開日も決まり、社内外からも期待の声が高まる時期に、Web制作会社からこんな一言が…。

「公開時にはドメインとサーバーの切り替えが必要になりますから、アカウント情報をお伝えください」

急に言われて困ってしまうWeb担当者は、意外と多いようです。

新しい制作会社にホームページのリニューアルを委託する際や、サーバーを新しいホスティング会社に変更する場合などには、ドメインの設定変更が必要です。もし変更できなければ、昨日まで閲覧できたホームページが見られなくなったりメールの送受信ができなくなったりする事象が発生します。

このようなことにならないためにも、Web担当者はアカウント情報を事前に準備しておく必要があります。具体的にどんな情報が必要になるのか、ここで改めて整理しましょう。

1.そもそもドメインとは?

新任のWeb担当者のなかには、「そもそもドメインって何?」という方もいらっしゃるかもしれません。

ドメインとは、Webサイトの住所のようなものです。http://(www.)以下の「xxxx.co.jp」とか「xxxx.com」などがドメイン(ドメイン名)となります。メールアドレスの場合は、@(アットマーク)以下がドメイン名です。

当然のことながら、このドメインは世界に2つとして同じものは存在しません。すべてのドメインは管理事業者(レジストリ)によって管理されており、新しいドメインを作る際には登録済みのものは使用できないようになっています。

さて、ドメインのほかにも「IPアドレス」というものがあります。「XXX.XX.X.XX(Xには数字が入ります)」といった数字の羅列です。

コンピュータはIPアドレスで通信しています。しかし、人がこの数字の並びでURLを間違いなく把握するのは難しいことから、誰が見てもわかりやすいように置き換えたのがドメインです。

例えるなら、IPアドレスは緯度と経度のようなもの。「私の住所は、北緯35度41分19秒、東経139度41分40秒」と言われるより、「東京都新宿区西新宿2-3-1」と住所(ドメイン)で示したほうがわかりやすいため、IPアドレスとは別にドメインを設けているわけです。

新しいWeb制作会社でホームページをリニューアルをして公開する際には、IPアドレスも必要になりますので事前に確認しておきましょう。

2.ドメイン管理サービスとそれに紐づくサーバー

ホームページの新規開設やリニューアルをする際には、ドメインの管理事業者に登録申請をする必要があります。

この申請や変更などを代わりに対応してくれるのが「ドメイン管理サービス(ドメイン登録業者)」です。代表的なところに「お名前.com」「スタードメイン」といったホスティング会社(レンタルサーバー会社)などがあります。

ホームページを開設しているほとんどの企業が、こうしたホスティング会社の提供する各種サーバーを利用していると思いますが、リニューアルなどで各種サーバーを変更する場合には、いま契約している会社から新しいホスティング会社へ設定情報を引き継ぐことになります。

もし引き継ぎができないと、各種サーバーにアクセスできなくなり、ホームページの閲覧やメールの送受信ができなくなりますので、しっかり引き継げるように準備をしておきましょう。

さて、ひとくちにサーバーといっても、いくつかの種類があります。具体的には「DNSサーバー」「Webサーバー」「メールサーバー」などです。ここで、それぞれの機能について確認しておきます。

DNSサーバー

ドメインとIPアドレスを結びつけるための管理システムが、DNSサーバーです。DNSサーバーに、後ほど紹介するWebサーバーとメールサーバーのIPアドレスを正しく設定することで、Webサイトが正しく表示されたりメールの送受信ができたりするようになります。

リニューアルなどの際、DNSサーバーには「Aレコード」「MXレコード」の設定を変更します。 Aレコードとは、ドメインに対応するIPアドレスを探すのに必要な情報(Webサーバーの場所)が書かれたもので、Webサイトを正しく表示させる役割があります。 MXレコードは、「このドメインのメールをどのメールサーバーに届ければよいか」という情報が書いており、メールを正確に届けるために必要な情報となります。

Webサーバー

文章や画像ファイルなど、Webサイトを構成するさまざまな情報をアップしている場所がWebサーバーです。さらに、Webブラウザからのリクエストに対して必要な情報を送信するシステムでもあります。

メールサーバー

メールの送受信を行うためのサーバーです。正確には、メールの送信・配送を行うSMTPサーバーと、受信を行うPOP3サーバーの2つから構成されます。送信されたメールはDNSサーバーでIPアドレスを導き出し、SMTPサーバーから送信。相手側のPOP3サーバーに渡され届けられるというしくみになっています。

メールサーバー

これらのサーバーが正しく結びつくことで、Webサイトの閲覧やメールの送受信がスムーズに行われるようになります。その正しく結びつけるのに必要となる情報が、Web担当者が管理しなければいけないアカウント情報です。

3.Web担当者が管理しなければいけないアカウント情報

ホームページのリニューアルやサーバー移管などの際に必要となる、Web担当者が管理しなければならないアカウント情報について、以下にまとめました。

(1)ドメイン管理サービスのアカウント情報 現在利用しているメールアドレスやWebサイトのURLなどに使われるドメイン(IPアドレス)のユーザー名やパスワードなど。
(2)Webサーバーのホスティングサービスのアカウント情報 文章や画像ファイルなどホームページの情報をアップしているサーバーのアドレス、ユーザー名、パスワードなど。
(3)メールサーバーのホスティングサービスのアカウント情報 送受信したメールを管理しているメールサーバー(SMTPサーバー、POP3サーバー)のユーザー名、パスワードなど。
(4)SSLサーバー証明書のアカウント情報 SSLとは、Webサイトとユーザーとのやり取りを暗号化するためのしくみです。SSL暗号で通信するときに利用する証明書の情報を管理。
なおSSLサーバー証明書は、GMOグローバルサイン、デジサート・ジャパンなどが提供しています。

4.まとめ

ホームページの新規開設やリニューアルには何かと準備するものが多く、ドメインやサーバー関連の情報は後回しにされがちです。

こうした情報の管理をホスティング会社に一任して、自社では管理していないところもあるかもしれません。しかし、万が一ホスティング会社が倒産したら、リニューアルどころかWebサイトのデータがすべて消えてしまう可能性もありますので、Web担当者も管理しておいたほうが安心です。

「前任者が退職してわからなくなった」「パスワードが変更されている」といったことにならないためにも、担当者が代わる際には引継書を作成するなどアカウント管理をルール化して、会社として大切に保管するようにしましょう。

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Fri, 13 Jul 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[動画制作会社の選び方~失敗しない4つのポイント]]> https://mtame.jp/advertisement/movie_production_selection

動画を活用したマーケティングの需要拡大にともない、動画制作会社もますます増えているようです。こうしたなかで、制作会社選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで、動画制作会社を比較検討する際のポイントをまとめました。 会社選びのキーワードは「予算」「提案力」「対応力」「実績」です。順に説明しましょう。

 

1.予算:トータルの制作費で比較する

制作費は安いに越したことはありませんが、安かろう悪かろうでは動画制作の目的を達成できない可能性があります。

低価格をウリにした動画制作会社は、クオリティの点で不安な部分もあるかもしれません。しかし、それよりも注意したいのが、追加料金の有無です。契約後に「この表現方法だと追加料金が必要」「修正は追加料金です」といわれ、最終的に想定した予算を大幅に上回った…という話も、よく聞かれます。

こうした事態を避けるには、見積依頼の際にあらかじめ予算を提示しておくこと。「この予算で可能な動画を制作してください」と最初に提示しておけば、制作会社はそれに見合った企画や表現方法などを提案してくれます。見積もりは複数の会社に依頼し、そのなかで自社の要望をもっとも叶えてくれる制作会社を選びましょう。

また、修正は何回までは無償で対応してくれるか、その回数を超えたらいくら追加になるかといったことも事前に確認しておき、トータル予算で比較することが大切です。

2.提案力:自社の目的に的確な提案ができる会社を選ぶ

動画を制作する目的は企業によってさまざまですが、その目的にあった施策を総合的に提案できる知識やノウハウのある制作会社を選ぶことが重要です。

例えば、SNS広告に出稿する動画を制作する場合、各SNSの画像サイズや尺(時間)といった動画スペックに関する知識、SNSごとのターゲット層の違い、エンコードやコーディングの知識など、SNS広告全般の知識やノウハウの豊富な制作会社に依頼することで、的確な提案をしてくれるでしょう。

動画制作会社にも、得意・不得意の分野があります。動画クリエイティブに関しての知見は豊富でも、それに付随するWeb全般の知識や経験がなければ、十分なバックアップを期待できないでしょう。

発注前に、「どうすれば効果を出せるか」「他にも動画活用の用途はないか」など相談してみて、自社の目的に対して効果を最大化するための方法をアドバイスしてくれる会社は、頼もしい存在になります。

3.対応力:進行をリードしてくれる会社を選ぶ

企画からシナリオの作成、撮影、編集などの各ステップで、必要な資料や素材の準備など、自社で対応することも多々あります。これらのタスク指示や各所へのスケジュール調整などの進行管理は、制作会社の対応力に差が出ます。

対応力のある制作会社なら、依頼者にできるだけ負担がかからないような進行管理に配慮してくれますし、想定外のトラブルが起きても依頼者に代わって対応してくれるなど、しっかりリードしてくれます。

一方、対応の悪い制作会社だと、依頼者に時間や労力など余計な負荷がかかり大変な思いをした、といった話も聞かれます。

こうした動画制作会社の対応力を確認するのは、とても簡単です。電話で問い合わせしたときの対応や、打ち合わせの際に動画の目的や商品・サービスを説明しているときの姿勢などから、その担当者が制作全般をサポートしてくれる人かどうかが、わかるはずです。 この人なら任せられると思える制作会社を選ぶようにしましょう。

4.実績:各社の制作事例からイメージに合う動画を探す

信頼できる動画制作会社は、動画制作の実績も豊富です。各社の実績は、ホームページなどで公開されており、その制作会社がどんな作品を創っているかを知ることができます。 また、制作会社にはホームページでは公開できない作品もたくさんあります。発注前の段階で各社に訪問し、過去の作品を見せてもらうことも可能でしょう。

選定のポイントは、自社のイメージにピッタリな作品を創れるかということ。直観的に良いと思う会社を選びましょう。デザインやわかりやすさなども評価ポイントの一つですが、それに加えて直観的に良いと思える制作会社は、自社のセンスや考え方なども似ている可能性が高く、イメージ通りの完成作品が期待できます。

単に実績数だけでなく、自社で納得できる作品を多く創っている会社を選ぶことが大切です。

5.まとめ

動画制作会社選びは、自社のニーズに適した会社を選ぶことが、失敗しない鉄則です。 各社の実績をたくさん見ながら比較することも、会社選びに大切なポイント。そこで、動画制作会社の実績を一覧で見られるマッチングプラットフォーム「MoviePrint」を利用してみてはいかがでしょうか。

たくさんの動画のなかから、目的や用途別、予算などから条件検索できるので、制作会社選びがとても簡単。各社への一斉見積もできます。 こうしたサービスを通して、動画制作で信頼できるパートナーを見つけましょう。

『MoviePrint』での動画制作に対する相談・見積り依頼は無料ですので、以下のリンクからお気軽にご連絡ください。

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Thu, 12 Jul 2018 00:05:00 +0900
<![CDATA[配信先は自社サイトだけじゃない!SNSの動画広告がアツイ理由]]> https://mtame.jp/advertisement/sns_video_ads

動画プロモーションの効果をより高める方法として、SNS広告の利用があります。

年々利用者が増加するSNS。主要SNSの月間ユーザー数は、Twitterが約4,500万人、facebookが約2,800万人もあり、絶大な効果が期待できる広告メディアとして企業が着目するのも頷けるでしょう。

今回はSNS広告を利用するメリットや、各SNSの特徴について紹介します。

 

1.ユーザーの「印象が残りやすい」SNSの動画広告

マーケットが大きとはいえ、SNS広告の効果がどれだけあるのか?と、懐疑的に思っている方も多いかもしれません。しかし、こんなデータがあります。

株式会社マクロミルと株式会社デジタルインファクトが調査した「動画広告ユーザ調査」によると、ユーザが視聴した動画で内容を最も覚えているメディアは「ソシャルメディアのタイムラン上に表示される動画広告」が、もっとも多いという結果が出ています。

動画広告といえば、YouTubeで動画コンテンツを再生する前や途中に挟み込まれる広告をご存じの方も多いかと思います。こうしたYouTube広告や、大手ポータルサイト・キュレーションサイトに出稿される動画広告よりも、SNS上で配信される動画広告のほうがユーザーの印象に残りやすく効果が表れやすいことが、この調査結果からわかります。

2.主要SNSの動画サービス

SNSの動画広告は、各SNSによって特徴があり、仕様やターゲティングの方法なども異なります。

ここでは、国内でユーザー数の多い主要4社(Twitter、Facebook、Instagram、LINE)の動画広告サービスと特徴を一覧にまとめました。

  サービス名 特徴
Twitter プロモビデオ
  • タイムライン上に動画広告を自動再生
  • ツイート内容に連動したアプローチや、パーソナライズ情報からターゲティング
  • 動画の長さは0.5~140秒(最長10分)
Facebook Facebook広告
  • ニュースフィード内に動画広告を自動再生
  • パーソナライズされたユーザー情報より、精緻なターゲティングが可能
  • 動画の長さは最長120分
Instagram Instagram広告
  • フィード内、ストーリーズなどに動画広告を自動ループ再生
  • Facebook広告と同様に、精緻なターゲティングが可能
  • 動画の長さは最長60秒(ストーリーズ広告は最長15秒)
LINE LINE Ads Platform
  • タイムライン、ラインニュースに動画広告を自動再生
  • 年齢や性別、地域、興味関心カテゴリなどのユーザー情報からターゲティング
  • 動画の長さは最長60秒

3.拡散性があるのもSNS広告のメリット

SNSに動画広告を出稿するメリットの一つに、多くのユーザーに拡散されることが挙げられます。

動画広告を見て何かしらの感情を持ったユーザーが、その気持ちを他者に共有したくなって「シェアする」という行動を起こし、ブランディングの効果を高めるわけです。とりわけ、マスメディアではリーチしにくい若年層における効果は大きいといわれます。

ここで、各SNSの拡散機能について比較してみましょう。

  月間ユーザー数 拡散機能
Twitter 約4,500万人 「いいね」「リツイート」「リプライ」機能にて拡散
Facebook 約2,800万人 「いいね」「コメント」「シェア」機能にて拡散
Instagram 約2,000万人 「いいね」「コメント」機能はあるがシェア機能がなく拡散性は乏しい
LINE 約7,500万人 タイムラインで、「いいね」「コメント」「シェア」機能にて拡散

※月間ユーザー数は国内のみ(株式会社ジャストシテム「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2017年)調べ)

拡散性の点では、ユーザー数が多くリツイートやリプライなどの機能があるTwitterが有利だといえます。実名登録制のFacebookとは異なり、Twitterは興味や嗜好があう他者をフォローすることでつながりを拡げていくものですから、動画広告の拡散も期待できます。 LINEもユーザー数は多いですが、基本的には1対1でつながるSNS。最近になってタイムラインの投稿にハッシュタグなどが追加され、広告の点では今後に注目したいSNSでしょう。

4.各SNSのユーザー属性を知る

ひとくちにSNSといっても、ユーザー属性はSNSごとに異なります。

これを知らないと、自社商材をターゲット層へ効果的にリーチできず、動画広告の効果も発揮しづらくなります。

  ユーザー属性
Twitter 10代~20代。学生の利用が多い
Facebook 20代~40代。男女問わずビジネス世代が中心。
Instagram 10代~30代。女性ユーザーが6割以上。
LINE 10代~60代。男女問わず幅広い世代が利用。

Twitterは、10代と20代の約6割が月1回以上利用しており、若年層へアプローチしたい商材に効果があるといえそうです。 同じく若年層に強いInstagramは、女性利用者の割合が高いことが特徴。コスメ系やアパレル系などでブランディングが目的の動画広告に適しています。 FacebookとLINEは、性別を問わず幅広い年齢層が利用するSNSですが、属性指定でターゲットを絞り込むことが可能です。特にFacebookは、学歴や役職など細かな設定ができるため、ピンポイントでアプローチする場合に適しています。

5.まとめ

このほか動画サイズも、縦横比が16:9の一般的なサイズもあれば、Instagramのように1:1のスクエア型や、2.39:1のTwitterなど、SNSによって異なりますし、課金方法もSNSの契約によって異なります。

このようにSNSに動画広告を出稿する際は、各SNSの特徴を理解したうえで利用することが大切ですし、新たに動画を制作する場合にも制作会社にSNS広告の知識やノウハウがあるところを選ぶ必要があります。

6.SNS動画広告の制作会社を探すなら“Movie Print”

自社の広告をどのSNSに出稿すればよいか迷ったら、動画制作のプロに相談するのも一手です。

Mtame株式会社では、動画を制作したい依頼者と、動画を制作する映像制作会社を結びつける動画制作特化型マッチングプラットフォーム「MoviePrint」を運営しており、多くの動画から好みにあった動画制作会社を見つけることができます。

もちろん、SNS動画広告の実績やノウハウを持った制作会社もあります。相談・見積り依頼は無料です。以下のリンクからお気軽にご連絡ください。

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Thu, 12 Jul 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[GDPR対応って何をすればいいの?欧州圏の個人情報を明確な許可なく利用した場合、罰金最大26億円。]]> https://mtame.jp/column/gdpr 日本でも、2017年5月30日に「改正個人情報保護法」が全面施行されましたが、今年5月、欧州圏の個人情報保護に関する保護規制である「GDPR」が施行され、関連企業は対応を迫られています。

今回は、GDPRの概要と対策についてご紹介します。

※今回は各社の対策状況などをご紹介していますが、正式な対応策は専門家の指導の下、誤りがないよう進めるようにしてください。

1.GDPR(General Data Protection Regulation):EU一般データ保護規制とは?

GDPR (General Data Protection Regulation)とは、個人データとその処理をEU内で統一基準で管理保護するために法的要件を規定したもので、2018年5月25日に施行されました。

日本語では「EU一般データ保護規制」と訳されます。EUには、GDPR以前にも加盟国法としてデータ保護法が存在していましたが、対象をEUから EEA(European Economic Area/欧州経済領域。EU28ヵ国+ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタイン)に拡大し、個人の権利を強化し、法的執行と制裁を増大させることを目的として制定されたのがGDPRです。

GDPRには、個人データの保護に関して厳格なルールが定められており、個人には大きく次の3つの権利が保障されます。

  1. 知る権利(取得されたデータの利用方法をすべて開示しなければならない)
  2. 許可する権利(同意しないと個人情報を取得してはいけない)
  3. 忘れる権利(取得した個人情報を要求に応じて削除しなければならない

欧州委員会が製作・公開するEU域内企業向けの「GDPR」ガイドページ

GDPRにおける個人データとは?

GDPRでは、次の6つを個人データとして定義しています。

  • 氏名
  • 識別番号
  • 住所
  • メールアドレス
  • オンライン識別子(IPアドレス、クッキー)
  • 身体的、生理学的、遺伝子的、精神的、経済的、文化的、社会的固有性に関する要因

また、対象となる個人データの範囲は、EEA域内に所在する個人(国籍や居住地などを問わない)の個人データをとなり、EEA域内の居住者のみならず、短期出張や短期旅行でEEAを訪れている外国人や、EEA域外からEEA域内の拠点へ出向している従業員などの個人データもGDPRに則って保護されなければなりません。

2.GDPRに規定された個人データ保護のための義務とは?

GDPRは、おもに個人データに関する「処理」と「転移」に関して規定した法律です。
以下でそれぞれについて具体的に説明していきます。
(※ここでは主な2つを挙げますが、他にもありますのでご注意ください。)

処理

GDPRにおける処理とは、収集、記録、保管、参照、使用、伝達による開示、削除など個人データに対して行われる操作を指します。処理の手段は、自動・手動を問いません。

たとえば、EEA圏内の見込客のメールアドレスを収集したり、顧客のクレジットカード情報を保存したりといった社外のデータはもちろん、EEA内に拠点を持つ場合は従業員の名前や職務といった個人データに対する処理も含まれます。また、旅行や出張などで一時的にEEAを訪れている人の個人データも対象となります。

GDPRではこれらの処理行為をデータ主体(消費者など)が明確に同意する必要があると定められました。データ主体の同意なしに、上記のような処理を行えば、違反行為に当たります。

転移

転移とは、EEA域内の個人データをEEA域外へ持ち出すことが該当すると思われますが、GDPRで明確に定義されているわけではありません。

基本的に、EEA外への個人データの転移は違反行為に当たります。移転先の国やエリアで適切な保護措置が取られている場合は例外的に適法となります。
なお、2018年6月現在、EEAの政策執行機関である「欧州委員会」によって「適切なレベルのデータ保護措置を講じている」と認定を受け移転が認められている国は、アンドラ、アルゼンチン、カナダ、フェロー諸島、ガーンジー、イスラエル、マン島、ジャージー、ニュージーランド、スイス、ウルグアイなどです。

3.違反するとどうなるか?

EEA内の個人データを明確な許可なく利用した場合など、違反行為に対しては法的執行および制裁がなされます。

個人データを許可なくEEA外へ持ち出した場合の制裁金は、最大2,000万ユーロ(1ユーロ=120円とした場合、26億円)もしくはグローバル売上の4%のうち、高い方の金額、と高額に設定されており、違反した側の企業規模などは考慮されません。企業だけでなく、政府機関やNGOなどが違反した場合も制裁の対象となります。

個人データの漏えいなどが発生した際に通知しなかった場合など、比較的、軽度な違反に対しては、最大1,000万ユーロ(1ユーロ=120円とした場合、13億円)もしくはグローバル売上の2%のうち、高い方の金額、と約半額の制裁金となっています。

GoogleとFacebookは施行初日に提訴された

GDPRが施行された2018年5月25日、米Facebookとその傘下の米Google 、Instagram、WhatsAppは、早速、プライバシー保護活動を行うNPO「noyb」に提訴されました。

提訴されたポイントは、ユーザーに対するプライバシーポリシーの同意が強制的であるということ。Facebookでは、プライバシーポリシーに同意しないユーザーのアカウントをブロックしており、「同意しなければアカウントを削除するしかないという二者択一が強制的である」という主張です。

とはいえ、GoogleとFacebookが出した声明によれば、両社はそれぞれGDPRの施行に向け18ヵ月間かけて準備と措置を行ってきたといいます。

4.各社の反応

もちろん、Google、Facebook以外の企業もEEA圏にサービスを展開している企業ではGDPR対策が行われてきました。ここで、その一部をご紹介します。

任天堂(規約変更)

まずは、日本に拠点を置くグローバル企業「任天堂」のとった対策です。
GDPRの施行を目前に控えた2018年5月16日、「Splatoon(スプラトゥーン)2」のオンラインユーザーに対し、規約変更を理由に再ログインを呼びかけました。

米国のニュースサイト(EEAからのトラフィックを拒否)

米国のメディア企業Troncは、GDPRが施行された2018年5月18日から、「Los Angeles Times(ロサンゼル・スタイムズ)」をはじめ、傘下のニュースサイトでヨーロッパの読者からのアクセスをブロックしました。

ワシントン・ポスト(EEAからの閲覧を有料化)

The Washington Post(ワシントン・ポスト)は、ヨーロッパからのアクセスをブロックする代わりに、閲覧を有料化しました。無料での閲覧では広告表示があったりトラッキングされますが、有料版ではこれらがなくなります。

引用:ワシントン・ポスト、 GDPR 対策のペイウォールを開始:データトラッキング回避に課金

シントン・ポスト

ただし、通常の有料版よりも30ドル(約3300円)も割高に設定されており、この料金が支払えないユーザーはトラッキングを了承するしかなく、GDPR違反である可能性が高いと指摘されています。

5.GDPRへの対応状況

それでは、日本企業全体の対応状況はどのようになっているでしょうか?

セキュリティ関連製品を提供するトレンドマイクロが2018年5月17日に公表したGDPRへの企業の対応状況に関する調査によれば、「GDPRについて十分に理解している」と回答したのは全体の1割。さらに、EEA圏内の個人データの取り扱いがあり、「GDPRについて十分に理解している」と回答したうち、「GDPRに対応済み」と答えたのは1割どまりだったといいます。

(引用元:EU一般データ保護規則(GDPR)対応に関する実態調査

6.GDPRへの対策フロー

すでにEEA圏に顧客を持ち、ユーザーの個人データを扱う企業では、GDPRへの対策が取られているでしょうが、これからEEAへのサービス展開を検討している企業などがGDPRへの対策を行うにはどのようなフローで行えば良いのでしょうか?

ここでは、一例としてフローをご紹介します。

①GDPR関連規定の作成

まず、自社が扱う個人データがどのようなもので、どういった経路で入手しているのか(どういった経路で入手予定か)を把握する必要があります。それらのボリュームと、個人データを扱う予定の拠点数や従業員数なども割り出します。そのうえで、GDPR関連の自社規定を策定する必要があります。

すでにGDPR対応に対応しているグローバル企業のGDPRステートメントを参考に自社の規定を定めましょう。

IBM

世界170ヵ国以上で事業を展開するコンピュータ関連企業のIBMでは、2018年5月にGDPR対応の内容にプライバシー・ステートメントを更新しています。

IBMプライバシー・ステートメント

ヒルトン

90カ国以上で4,000軒以上のホテルを運営するヒルトン・ホテルズ&リゾート(ヒルトン・ホテルズ・コーポレーション)は、EEAに住む顧客向けに「付録A」という個人情報の使用に関する追加規定を策定しています。

ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス社 グローバルプライバシーステートメント

エムオーツーリスト

ビジネストラベルを手がける商船三井系の旅行代理店エムオーツーリストでは、「プライバシー基準-データ保護ポリシー(「本ポリシー」)(ダービー支店&ロンドン営業所)」「法人旅行代理の諸条件(ダービー支店&ロンドン営業所)」とともにGDPR対応の「一般データ保護規則(GDPR)(ダービー支店&ロンドン営業所)」を策定しています。

一般データ保護規則(GDPR)(ダービー支店&ロンドン営業所)

【定義すべき項目】

自社規定で定義すべき主な項目を下記に掲げます。
※これがすべてではありません

  • セキュリティ(プライバシーの保護)
  • ガバナンス(規定を負荷価値とする)
  • クラウド(データ保護)
  • 人、プロセス、コミュニケーション(提供側の理解度向上)
  • データ(品質管理)

②DPOを設置して体制整備

自社の規定が策定できたら、データ保護責任者(DPO/ Data Protection Officer)を置き、社内体制を整備します。

GDPRでは、以下の4つに該当しなければDPOの設置が義務づけられているわけではありませんが、GDPR 関連業務をスムーズに行うためにも明確な責任者がいた方が良いので、DPO設置が望ましいでしょう。

【DPO選任が義務付けられる条件】
  • 処理が公的機関または団体によって行われる場合(ただし、司法能力をもとにした裁判所の行為を除く)
  • 管理者または処理者の中心的業務が、その性質、適用範囲及び/または目的によって、大規模にデータ主体の定期的かつ系統的な監視を必要とする取扱い作業である場合
  • 管理者または処理者の中心的業務が、第9条で言及された特別な種類のデータおよび第10条で定める有罪判決及び犯罪に関する個人データを大規模に取扱う場合
  • EU法または加盟国の国内法でDPOの選任が義務付けられている場合

③提供サービスの改修やバージョンアップ

現状、提供しているサービスがユーザーのメールアドレスや氏名などの個人情報やクッキーを取得しており、今後も取得を続けていく場合は、オプトイン(個人情報取得に対する許可に応じること)やポップアップ表示などで個人データ、クッキー取得を明確な許可・同意をもらうフローに改修する必要があります。

ユーザーが個人データ取得に関して「はい」か「いいえ」を選択できるようにするほか、たとえばセミナー参加など、一時的な情報利用のケースでは、セミナー開催後の個人データ削除を希望するかを尋ねるフォームを用意し、アクション後にすみやかに削除する仕組みを作ります。

④社内の理解度向上

GDPR対策を全社的に行うためには社員全員がGDPRとGDPR対策について理解している必要があるため、研修など教育を行う必要があります。

個人データを扱う部署に対しては特に重点的に行う必要があるでしょう。

⑤インシデントフロー構築

GDPRでは、個人データが侵害されるインシデントが起きた際、72時間以内に監督機関へ報告することを義務づけています。ただし、インシデント発生から72時間ではなく、インシデントの可能性を認知した時点から72時間とされています。報告が72時間を過ぎた場合も違反とみなされ制裁がとられます。

日本で起きているインシデントが、実際にサイバー攻撃を受けてから気づくまでに数ヵ月かかっている例も多く、72時間ルールはハードルが高いといえます。

インシデント発生時のフローを見直し、改善して備える必要があります。

なお、報告先の監督機関はEU加盟国に設置されており、連絡先が下記ページに掲載されています。
Data Protection Authorities(European Commission/欧州委員会)

7.これからのネットサービスはどう変わっていく?

GDPRの施行を経て、これまではクッキーを含む個人情報の提供により無料で提供されてきたネットサービスは大きく変容を迫られそうです。

今後のネットサービスは、どのように変化していくでしょうか。

アドテク業界が困難に直面する

まず考えられるのが、リターゲティング広告を手がける企業を中心に、アドテク(広告技術)ベンダーが困難に直面して対応を迫られ、対応しきれなければEEAから撤退を余儀なくされるということです。

日本でも、違法性はないもののサードパーティーのクッキー(バナー広告を配信している企業からユーザーに送られるクッキー。ユーザーがWebサイトを訪れたわけではない企業に閲覧情報が蓄積されてしまうことからこう呼ばれる)は、プライバシーを侵害ではないか、という議論がありましたが、GDPRの施行により、EEAからのアクセスについてはサードパーティーも承諾を得なければクッキーの発行ができなくなります。

しかし、閲覧しているWebサイトからならともかく、サードパーティーからもいちいちクッキーの承諾を求められては、ユーザーが煩わしさを感じるのは必至です。この問題をクリアするのは簡単ではないでしょう。

ネットサービスの有料化が進む

バナー広告の出稿費や、クッキーを含むユーザーの個人データを収集・販売することで利益を得て、ユーザーにはその見返りとしてサービスを無料で提供していたメディアはGDPR施行により、ビジネスが成り立たなくなります。

そこで、サービスの利用者に正当なサービス対価を求めるようなビジネスモデルに転換される可能性があります。GDPRでは、ユーザーが個人データの提供に同意しない場合も、サービスを提供するよう規定されているため、有料化の流れは当然のことかもしれません。

有料化によりネットサービスがよりユーザーニーズに沿ったたものになっていくと考えれば、ネットサービスがあるべき姿へと変わっていく良い傾向だともいえます。

8.まとめ

GDPRへの対応は、ヨーロッパの法規制であることや制裁金の高さなどから、難しいものだと捉えられがちですが、日頃からユーザーファーストで個人情報保護に取り組んできた企業にとってはあたりまえの考え方にもとづくものでしょう。

法規制に引っかからないようにと最低限の対策のみするのでは、今後、法改正のたびに対策を迫られることになります。個人情報保護をユーザーとのよりよい関係づくりと捉え、本質的に取り組んだところが、長い目で見たときに安定的に勝ち残れるのではないでしょうか。

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Fri, 06 Jul 2018 00:05:00 +0900
<![CDATA[CMSとは?Webリニューアルのタイミングで導入したい更新システム!≪導入事例6社≫]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/about_cms Webサイトの運営・管理に携わっている方であれば、一度は「CMS」というツール名を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

今回は、まだCMSを導入していない企業のWebサイト担当者様向けに、CMSの概要やメリット・デメリットなどの基本的な情報をまとめてご紹介します。

1.CMSとは?

CMSとは、Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の頭文字をとったもので、Webサイト構築に必要なHTMLやCSSといった専門知識がなくても、WORDやEXCELといった一般的なアプリケーションを扱うのと同じような感覚でテキストや画像ファイルなどの情報を入力するだけで、Webサイトを更新したり新しいWebページを作成したり、掲載されているコンテンツの管理をしたりといったことを簡単に行えるツールのことです。

2.どんなコンテンツを管理できるの?

CMSを導入してWebサイト運用に活用すると、テキスト、画像、音声、動画、ファイル類(PDF、エクセル、パワポ、CADデータなど)といったコンテンツを構成する素材を、HTMLをさわらずにWebサイトのツリー構成から、もしくは見たままの状態で編集し、管理することができます。

そのほか、SEO設定のためのメタ情報やSNS連携、顧客管理や他システムとの連携ができる機能もあります。

3.なぜCMSが必要なの?

CMSを利用せずにWebサイトの更新・運用を行う方法は、大きく2つに分けられます。一つは、Web制作会社などに外注するケース、もう一つは社内にHTMLに精通した人材をWebサイト担当者として置くケースです。

外注する場合、毎月いくらと設定されている場合と、更新作業が発生するたびに費用がかかる場合があります。前者の場合、特にページ更新が発生しない月の費用はムダになってしまいます。また、定額費用内で請け負ってもらえる作業範囲が決まっているので、ページ数が多いなど範囲外の更新に追加費用がかかります。

一方、定額ではなく更新作業のたびに費用がかかる料金体系の場合、たとえば、一文字だけ変えたいというような些細な更新の場合でも、高い更新費用が発生してしまいます。

また、外注のデメリットとして、更新依頼から実際にWebサイトに内容が反映されるまでのタイムラグが発生することも挙げられます。社外での作業が発生する分、やりとりにかかる時間もかかり、リアルタイムに更新情報を反映させることが難しいのです。

社内にHTMLに精通した人材を置くケースでは、特定の人のスキルに頼らざるを得ないため、制作担当者の休暇中や、ほかの業務で多忙な時期などは更新作業が滞ってしまう懸念があります。また、担当者が退職してしまえば、更新できなくなるというリスクもあります。

ほかにも、制作担当者と承認権限者が別である場合、制作担当者がページを作成 → 承認権限者がページを確認・承認 → 政策担当者がページを公開と3ステップ踏む必要があり、スピーディに更新が進まないという面があります。

CMSを導入することで、外注時のコストカットやタイムラグの抑制ができ、さらに、複数人がアカウントを持ちそれぞれ階層の異なる権限を付与すれば複数人で更新に携われます。また、承認権限者がページを確認・承認したらそのまま公開できて情報公開がスピードアップします。

いまや、Webサイトはマーケティングの主な手段となっているので、スピーディなコンテンツマーケティングが行えるかどうかで経営を左右します。テストマーケティングが気軽にできることで新しい試みにどんどん挑戦できる環境が手に入ることは、大きな強みとなるでしょう。

4.CMSのメリット

前章でもCMSの強みに触れましたが、ここで改めてCMSのメリットをまとめてみます。

Web制作の専門知識がなくてもWebサイトの更新作業が行える

そもそものCMSの存在意義となる部分ですが、このメリットは以下のようにも言い換えられます。

  • Webサイトの更新作業を特定の人材に偏らせずに済む
  • 部署単位など、複数人のグループにWebサイトの一部の運用・管理を任せられる
  • 承認権限者がCMS上で確認・承認し、そのまま公開まで行える

また、気軽に更新できるようになるので、アクセス解析結果からのサイト改善スピードが上がるという点も大きなメリットです。ユーザーの検索ニーズからメタ情報を含むWebページの掲載情報や導線を見直したり、新たなページ作成を行うことで、Webサイトからの集客力を高めることが可能になります。

金銭的コスト・時間コストを削減できる

前章でも触れたように、Webサイトの更新・運用を内製化して、外注にかかるコストをカットできるツールがCMSです。

さらに、CMSを使用せずにWebサイトの更新・運用を内製化するケースと比較しても、金銭的にも時間的にもコストカットが可能です。

ページファイルの管理がしやすくなり、リンク切れも防げる

CMSの仕様によって機能は多少異なりますが、Webページのファイル更新を行うと自動的に被リンクのチェックが行われ、被リンク先のファイルを削除する際にアラートが出たり、外部リンクも定期的にチェックしに行くなどのリンクに関する機能があり、リンク切れが起きにくくなります。

リンク切れがあると、ユーザビリティが下がるだけでなく「信頼のおけないWebサイトだな」と、印象が悪くなるためリンク管理は重要です。手作業では確認・修正に手間のかかるリンク管理も、CMSなら手軽に行えるのはメリットです。

5.CMSのデメリット

上記のように、メリットの多いCMSですが、デメリットもあります。また、Webサイトの性質や運用の方向性などによってはCMSが合わないというケースもあるので、順に確認していきましょう。

Webサイトの移行作業が発生する

本記事のタイトルでも書いたように、CMSを導入するのであればリニューアルのタイミングがおすすめです。
それは、いままでのWebサイトのデータをCMS上に移行する作業が発生し、これが煩雑な作業となるからです。移行作業を提供してくれるCMSベンダーもあるので、そういったところに依頼すると良いでしょう。

CMSの使い方に慣れるためトレーニングが必要になる

HTMLやCSSを学ぶよりは手軽でも、一般的なアプリケーションの使い方を習得するまでと同じくらいは慣れが必要になります。

デジタルツールに苦手意識のある方や、新しいことを覚えるのが得意ではないという方にとっては、心理的なハードルが生まれてしまうかもしれません。

また、従来は少なくとも制作担当者のデスクトップ上には過去のWebサイトのバックアップファイルがあったわけですが、CMSになると作業前に必ずバックアップを取る作業が発生し、そういった作業フローの変更にも慣れる必要があります。

ページ数が少ないWebサイトなどではCMSがマッチしないことも

たとえば、数ページしかページがないWebサイトで、今後もページ数を増やす予定がなかったり、情報更新そのものをする必要のないWebサイトだったり、全ページのデザインがすべて異なるWebサイトの場合などはCMSとマッチしません。

このようなケースでは、CMSを導入する意味はほとんどありません。

6.CMSの種類

CMSは大きく分けると「オープンソース系」と「独自開発系」に分類できます。
以下でそれぞれについて解説します。

オープンソース系

オープンソースとはソースコードが公開されているという意味で、オープンソースのCMSは無料で利用できます。

代表的な物としては、WordPress(ワードプレス)、Joomla!(ジュームラ)、Drupal(ドルーパル)などがあり、世界中で利用されています。

多くのプログラマーがさまざまなプラグインを開発しているので、簡単に機能を拡張できる点がメリットです。

ただ、保守サポートがないため、サーバへの初期設定やバージョンアップなどは自分たちで行う必要があります。

独自開発系

企業が独自に開発したCMSは、さらに「法人向けCMSパッケージ」と「大規模向けCMSパッケージ」に大別できます。

法人向けCMSパッケージは、当社でも提供しており(CMS BlueMonkey)、企業での利用を想定した機能ラインナップと有人サポートが用意されている点に特徴があります。

大規模向けCMSパッケージは、大手企業が必要とするであろう膨大なページ量や承認プロセス、システム的な各種言語対応、自社データベースとの連携などを兼ね備えたCMSです。技術的にも最高峰のツールであるため、ライセンス費、制作費、ともにズバ抜けたコストがかかります。

CMSの種類について、詳しくは下記の記事もご覧ください。

7.CMSの選び方

CMSの種類がわかったところで、実際に自社に合うCMSはどのように選べば良いのかを見ていきましょう。

具体的には、更新性、デザイン、サポート、セキュリティ、拡張性、ライセンス費の6つがポイントとなります。

CMSツール選定時の6つのポイント

https://mtame.jp/column/cms_btob_point

前章でご紹介した3つのタイプごとに6つのポイントを整理すると上図のようになります。

更新性については、どのタイプも大差はありません。セキュリティや拡張性についても同様です。ただし、オープンソースを選ぶと、Web担当者に求められるスキルも上がってくるので、社内のリソースとコスト感の両面から検討する必要があるでしょう。

オープンソース系をサーバ周りやWebページの移行、プラグインまで含めてWeb制作会社に委託することもできます。ただ、その場合にかかる費用は、法人向けCMSと変わりません。結局、サポート体制のしっかりした法人向けCMSを選んでおく方が得策といえます。特に、CMSの使用経験がないWeb担当者しかいないという企業の場合は、電話サポートにも対応してくれるCMSパッケージを選ぶと良いでしょう。

CMSの選び方について、詳しくは下記の記事もご覧ください。

8.CMSの導入フロー

ここで、実際にCMSツールを導入することになったら、どのような手順で公開・運用まで進むのかを見ていきましょう。

オープンソース系の導入フロー

オープンソース系の場合、自社で行わなくてはならない作業は多いですが、フロー自体はシンプルです。

1.CMSをインストールし、サーバの初期設定を行う

2.テーマとプラグインの設置・設定を行う

3.Webページを移行する

前章でもお伝えした通り、これらを代行してくれる制作会社もあります。

法人・大規模向けCMSの導入フロー

法人・大規模向けCMSの導入フロー

https://bluemonkey.jp/flow.html

上図は当社が提供するCMSの例ですが、法人・大規模向けCMSの導入フローは、だいたいこのような流れになります。

1.デモ版の申し込み(または、お問い合わせ)

2.ヒアリング

3.提案・見積もり

4.契約・見積もり

5.Webサイト環境を構築

6.公開・運用

公開前に、CMS機能の使い方をレクチャーする企業が多いです。

9.CMSの導入事例

本記事の前半部分でCSMのメリットをご紹介しましたが、「実際にCMSを利用している企業では成果が上がっているのか?」という疑問を持たれる方もいるかと思います。

ここでは、当社が提供している「CMS BlueMonkey」の実際の導入事例から具体的な成果をご紹介します。

【BtoB】PV数がリニューアル前の9倍に増加!(協和界面科学)

協和界面科学

協和界面科学様は、接触角計や表面張力計など、ウェットコーティングプロセスで使用する理科学機器の開発・製造・販売を行うメーカーです。

CMS BlueMonkey導入前は、取扱製品数が膨大にあり、無秩序にアップしてきたため、サイト構成がわかりづらくなってしまっていました。リニューアルを機に、エンドユーザーが目的に製品を見つけやすくなるよう、ソート機能のajaxを実装しました。

また、これまでのコンテンツは製品情報がメインでしたが、協和界面科学様の業務領域や強みを訴求できるようなコンテンツを新規に作成したところ、PV数がリニューアル前の9倍に増加しました。また、リニューアル後のアクセス解析からは、新規作成したコンテンツのも離脱率が低かったことから、こうした情報を求めるユーザーが多いことがわかりました。

【BtoB】アクセス数は2倍以上!問い合わせ・見積り依頼件数も増加(ケーブラッシュ商会)

ケーブラッシュ商会

ケーブラッシュ商会様は、ゴムや樹脂の成形加工設備、電線・ケーブル製造装置など、製造ラインに必要な産業機器を提供する卸売業を主事業とされています。

数百点以上におよぶ膨大な製品を取り扱っており、自社サイトにすべて掲載することが困難だったため、新製品情報のほとんどを製造業向け大手ポータルサイト「イプロス」に掲載されていました。そのため、自社サイトを販促ツールとして活用できておらず、集客アップが課題になっていました。

リニューアルを機に、「ユーザビリティの向上」をテーマに製品カテゴライズの最適化、TOPページの導線強化などを行い、リニューアル公開後もお客様自身の手でCMSを活用して追加更新がしやすいページ設計に。公開後の2年間で100ページ以上を自社で作成・公開したところ、Webサイト全体のアクセス数が2倍に増加。さらに、ロングテールを中心に問い合わせ・見積り依頼件数が向上し、新規顧客の開拓に結びつくようになりました。

【BtoC】スマートフォン対策でPVがリニューアル前の3倍に、検索順位も上昇!(プレジャージーン)

プレジャージーン

プレジャージーン様は、20代後半~30代前半の女性をメインターゲットとするアパレル業を営まれています。リニューアル前のWebサイトをスマートフォンで見ると商品画像が豆粒のように小さくて見づらく、また、更新作業にもHTMLを書き換える必要があったため、一人のスタッフに作業が集中し、更新作業が滞ってしまうことが多かったといいます。

リニューアルを機に、レスポンシブ対応のCMS BlueMonkeyを導入いただき、スマホユーザーを取り込めたことで、PV数は多い時でリニューアル前の10倍、平均的に3倍に増加。社名やブランド名による検索順位も1位を獲得できました。

【BtoB】「レンチキュラー印刷」で検索結果1位!お問い合わせ数が15倍!受注数が10倍に(マル・ビ)

マル・ビ

マル・ビ様は、高クオリティのレンチキュラー印刷を中心とする特殊印刷が得意な印刷会社です。Webサイトの課題としては、「レンチキュラー印刷」での検索順位が10位以内に入っていないことや更新作業が大変なこと。また、Webサイトで地方のお客様をフォローしたいという展望をお持ちでした。

リニューアルを機にレスポンシブ対応のCMS BlueMonkeyを導入いただき、訪問サポートによるフォローを受けながらWebサイトを運用したところ、「レンチキュラー印刷」で検索順位が1位になったほか、お問い合わせ数も15倍に増加し、受注数が10倍になったといいます。

【BtoB】お問い合わせ数がほぼ皆無だったのが、30件/月まで増加(東光工業)

東光工業

東光工業様は、水没検知シール・ラベル、銘板・定格ラベルといった工業印刷(機能部品印刷)によるラベルや商業印刷(デジタル印刷)によるシール・ラベルといった製品を提供するメーカーですが、リニューアル前のWebサイトでは、この提供サービス区分がわかりづらく、商品をうまくPRできていませんでした。

その結果、Webサイトが集客ツールとして機能せず、更新作業もHTMLの知識を持つ特定社員にしか行えませんでした。ほかにも、Flashが使われていたため、スマートフォンからの閲覧に適応していないという課題もありました。

リニューアルを機に、CMS BlueMonkeyを導入いただき、新製品情報の追加を中心にHTMLの知識を持たない社員にも更新作業が行えるようになりました。各製品ページへの導線が整理されたこともあり、リニューアル前はお問い合わせがほぼ0だったところから、月30件ほどコンスタントにお問い合わせが届くようになりました。

【BtoC】お問い合わせ数が30件/月に、アクセス数も約350%増加(ユニワールド)

ユニワールド

ユニワールド様は、関連会社である日本ビューティコーポレーションが展開するエステティックサロン向けに化粧品・美容機器の開発・製造・販売を手がける企業ですが、サロンに飾る観葉植物の調達からスタートして一般向けにも世界の観葉植物を小売販売されています。

Webサイトの新規立ち上げ時にCMS BlueMonkeyを導入いただき、Webサイトの拡張に伴い、データベース機能メディア機能も追加導入、活用されています。

CMSを使って商品ページを拡充し、サイト内の導線を改善しながら運用するなかで月間の問い合わせ数は平均30件以上をキープ。ほぼ毎日1件以上、問い合わせが届いている状態です。Webサイト経由での年間の売上額は300万円以上となっています。

10.まとめ

CMSは、HTMLの専門スキルがなくても、Webサイトの更新や管理ができる便利なツールです。導入により、属人的だったWebサイト更新作業に部署間、社内間で複数人が関われるようになり、時間的コスト・金銭的コストを削減できます。

構成ページ数が少なく、更新の必要もないといった特殊なWebサイトでない限り、メリットの多いツールですので、未導入企業のWeb担当者様は、Webサイトリニューアルなどのタイミングに導入を検討されることをおすすめいたします。

CMS BlueMonkey

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Fri, 06 Jul 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[会社選びに役立つ動画制作クラウドソーシングサービスを比較]]> https://mtame.jp/content_marketing/compare_movie_crowdsourcing_services

ビジネスを依頼したい人と受けたい人とを結びつける「クラウドソーシングサービス」。動画制作においても、このサービスを利用する企業が増えています。

そこで、動画制作を専門に扱うクラウドソーシングサービスをピックアップしました。 ひとくちにクラウドソーシングといっても、運営会社のサービス内容から大きく2つにわけられます。

  • 運営会社が窓口となってサポートしてくれるサービス
  • 動画制作会社と直接取引できるサービス

それぞれのサービス運営会社と、その特徴をご紹介します。

1.運営会社が窓口となってサポートするサービス

crevo(クレボ)

crevo公式サイト

(引用:crevo公式サイト

アニメーション動画を得意とし、その制作実績だけでも500社を超える動画制作会社です。アニメーション以外にも、実写による高品質な動画やテレビCMなどの広告制作実績も豊富です。

制作は世界中にいる映像クリエイターのなかから、依頼者の目的や要望にあわせてcrevoが選定。進行管理も、crevoのスタッフがしっかりサポートしてくれるので、初めての利用でも安心です。さらに、動画作成後の運用方法についても、crevoの専門スタッフがアドバイスをしてくれます。

EUREKA(エウレカ)

EUREKA(エウレカ)

(引用:EUREKA公式サイト

Youtuberが動画を制作する、ユニークなクラウドソーシングサービスです。
制作者(Youtuber)の選定は、依頼者の目的や要望をもとに、Youtuberのファンの性別や視聴者層、予算などのデータからEUREKAが選定。動画作成の公募や、依頼者がYouTuberを直接指名することも可能です。進行管理などのディレクション業務は、EUREKAがサポートしてくれます。

また、公開後の各種データ(視聴者の年齢層や男女比、時間帯、平均視聴時間など)について、EUREKAが定期的にレポートを提出してくれるのも、うれしいサービスです。

90 Seconds(ナインティーセカンズ)

90 Seconds公式サイト

(引用:90 Seconds公式サイト

日本はもちろん、世界中の16,000人以上の映像クリエイターと提携している、世界最大級の動画専門クラウドソーシングサービスです。テレビCMや会社紹介、社内研修、デジタルサイネージなど、幅広い動画制作に対応できます。

制作者の選定から企画提案、進行管理、品質管理など動画制作の煩雑な業務は、90 Secondsがしっかりサポート。進捗状況は、独自開発の動画制作システムにより、PCやスマートホンで確認できます。

また、制作した動画をいつ、どこで配信すれば効果を最大化できるかなど、動画マーケティングに関するコンサルティングサービスも提供してくれます。

2.動画制作会社と直接取引できるサービス

MoviePrint(ムービープリント)

MoviePrint公式サイト

(引用:MoviePrint公式サイト

動画制作会社の作品を、目的や地域、予算などから検索し、各社の実績を見て会社を選ぶ動画専門のマッチングサイトです。制作会社に相談や見積依頼をする前に、各社がどのような作品を得意としているのかが確認できるほか、予算や制作期間なども掲載。おおまかな費用感やスケジュール感が予測しやすいことも、MoviePrintの魅力です。

制作進行は、制作会社が管理。企画や構成、動画の品質など、制作会社と直接やりとりしながら進められ、細かなニュアンスなど相違も少なく理想の動画作品が期待できます。 運営会社に支払う手数料は不要で、よりリーズナブルな価格で高品質な動画が制作できるのも特徴です。

izmaker(イーズメーカー)

izmaker公式サイト

(引用:izmaker公式サイト

動画制作の依頼をメインに、動画や音、画像など素材の売買もできる、動画・音制作サービスです。
動画の目的や要望などをizmakerの会員サイトで依頼すると、映像や音楽のクリエイターが企画を提案。そのなかから、依頼者が選ぶというのがサービスの流れです。

依頼者は必ずしも、そこから制作者を選ぶ必要はなく、気に入ったクリエイターを「フォローしておこう」など、気軽に使えるのがizmakerの特徴。依頼するだけなら無料ですので、初心者の方でも安心して使えるサービスでしょう。

Viibar(ビーバー)

Viibar公式サイト

(引用:Viibar公式サイト

3,000を超える国内外の映像クリエイターと依頼者とをつなぐ、世界最大級のマッチングサイトです。
登録されている制作者は、Viibarの厳正な審査をクリアした映像クリエイターばかり。そのなかから、クリエイターの実績を見て指名またはコンペ形式で制作者を選びます。

独自の制作管理システムを構築し、企画構成やスケジュール、修正指示などは、オンライン上ですべて完結。これにより、制作期間を大幅に短縮できるとしています。
また、クリエイターと直接やりとりができることから、運営会社への手数料は不要。コストをより抑えられます。

3.まとめ

運営会社がサポートしてくれるクラウドソーシングサービスは、制作時の進行管理だけでなく、制作後も動画マーケティングに関するコンサルティングなどのアドバイスが受けられることが大きなメリットです。
その分、運営会社への手数料が生じて、制作費用が高くなる傾向にあります。

一方、動画制作会社と直接取引できるサービスだと、細かなニュアンスや要望を映像クリエイターに伝えられることから、相違が生じにくいという特徴があります。また、運営会社への手数料も生じず、制作費を抑えられるというメリットもあります。
ただ、動画マーケティングに関するアドバイスなどは制作会社任せになるため、会社選びの際に確認する必要があるでしょう。

Mtame株式会社では、上で紹介した『MoviePrint』を運営しています。膨大な動画事例からイメージに合う動画を見つけて、その動画を制作した映像制作会社に簡単に依頼できるマッチングサイトです。

『MoviePrint』での動画制作に対する相談・見積り依頼は無料ですので、以下のリンクからお気軽にご連絡ください。

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Fri, 29 Jun 2018 00:10:00 +0900
<![CDATA[クラウドソーシングで動画制作するメリット・デメリット]]> https://mtame.jp/content_marketing/creating_movies_with_crowdsourcing

広告や営業ツール、社内研修など動画活用のニーズが増える一方で、動画制作の依頼先にも多様化が進んでいます。
従来のように広告代理店へ依頼することだけが方法ではなくなり、最近ではクラウドソーシングを利用して制作会社やフリーランサーの映像クリエーターに動画制作を依頼するケースも増えています。

今回は、動画制作の依頼先ごとの特徴や、クラウドソーシングを利用する場合に知っておきたいメリット・デメリットについて紹介しましょう。

1.動画制作の依頼先を知る

一般企業にとって動画制作会社と直接取引することは、あまりないと思います。そこで登場するのが、制作会社を紹介してくれたり、間に立ってコントロールしてくれたりする「依頼先」です。

依頼先には大きく分けて、「広告代理店」「Web制作会社」「クラウドソーシング」の3つが挙げられます。

広告代理店

広告を主とした動画制作のプロフェッショナル。有名な映像クリエーターや、タレント・著名人の起用なども、広告代理店が中心となって動き、クオリティの高い動画制作をサポートしてくれます。

また、動画だけでなく新聞や雑誌、Webなど複数の媒体と連携したメディアミックスも得意。ゆえに、制作費用が高くなる傾向にあります。

Web制作会社

WebサイトやSNSなどにアップする動画制作がメインなら、Web制作会社に相談するのも一手です。広告だけでなく社内研修や営業ツールなど、動画の目的に応じてフレキシブルに対応してくれます。

ただし、本業はWeb制作ですから動画制作の実績やノウハウの少ない会社だとクオリティを担保できないことも。また、外注化する会社がほとんどですから、コストが高くなるという一面もあります。

クラウドソーシング

多くの映像クリエイターが登録するWebサイトを通じて、依頼者と結びつけるサービスです。依頼者の目的やクオリティの要望、ニーズなどに応じて、多様な動画制作に応えてくれます。

クラウドソーシングサービスには、運営会社が窓口となってサポートしてくれるサービスもあれば、斡旋を主として依頼者が制作会社と直接やり取りできるサービスもあります。

2.動画制作をクラウドソーシングに依頼するメリット

上記に挙げた3タイプの依頼先のうち、最近多くなっているのがクラウドソーシングの利用です。その理由は、以下のメリットに要約されます。

  • (1)制作費用を抑えられる

    制作者は法人だけでなく個人の映像クリエイターも多く、広告代理店やWeb制作会社などの企業へ依頼するよりもリーズナブルなコストで動画が制作できます。

  • (2)多様な動画制作に対応できる

    さまざまな実績や経歴を持つ映像クリエイターが登録しているため、依頼主の目的(広告、会社案内、人材育成など)に得意なクリエイターが制作を手掛けてくれます。

  • (3)短納期も可能

    納期についても、依頼主の都合にあわせて映像クリエイターを選べるため、広告代理店やWeb制作会社よりもスピーディーかつフレキシブルに対応してくれます。

3.動画制作をクラウドソーシングに依頼するデメリット

メリットがある一方で、クラウドソーシングを利用する際には、以下の点に注意する必要があります。

  • (1)クオリティに差が出る

    クリエイターのスキルの差だけでなく、一回ごとの発注となるクラウドソーシングでは、次回も同じ制作者が手掛けてくれるとは限らないため、全体的な映像クオリティに差が出ることもあります。

  • (2)細かい要望が伝わりにくい

    映像クリエイターとのやり取りは電話やメールがメインで、直接会って話すことは少ないです。このため、細かいニュアンスや要望が伝えにくく、イメージ通りの動画が完成しない場合もあります。

  • (3)中間マージンが生じる

    運営会社が窓口サポートをしてくれるクラウドソーシングサービスは、クリエイターの紹介料やサポート料などの名目で手数料が生じます。直接取引よりも中間マージンの分だけ高くなるのです。

4.まとめ

動画制作費の削減を目的に、クラウドソーシングを検討されている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、大切なのは「何のために動画を制作するのか」という目的です。コストを重視するあまりクオリティを犠牲にして、その結果、目的を達成できなければ本末転倒でしょう。

そうならないためには、映像クリエイターや制作会社の制作実績を見て、自社が求めるクオリティにピッタリなところをリサーチすることも大切です。

そこでおすすめしたいのが、動画制作会社のマッチングプラットフォーム「MoviePrint」。動画制作会社の実績を一覧で見られ、求めるクオリティにマッチした制作会社を選べます。 制作会社とは直接取引できますから細かな要望も伝えやすいですし、運営会社への手数料は無料ですから、よりリーズナブルに制作できます。

このように、他のクラウドソーシングサービスのデメリットを克服した「MoviePrint」で、自社にピッタリな動画制作会社を探してみてはいかがでしょうか。

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Fri, 29 Jun 2018 00:05:00 +0900
<![CDATA[動画制作の目的は?他社事例から見る活用法を紹介]]> https://mtame.jp/content_marketing/purpose_movie_production

ショップ店頭のモニター・ディスプレイや展示会、Webサイトと、オンラインでもオフラインでも商品説明やPRに動画が活用されているのを目にすることはもう珍しくなくなりました。

企業向けに動画制作を請け負う会社も増え、
「うちでも動画を作ってみようか」
そんな気軽な思い立ちからでも動画制作ができる時代です。

動画は、それだけで見る人の目を惹きつけるアイキャッチの役割を持ちますし、チラシやパンフレットなどより詳しく商品の機能やメリットを説明してくれます。

ただ、動画制作が初めてだったり、過去に作った動画をうまく活用できていなかったりする経験があると、二の足を踏んでしまうもの。

本記事では、他社の動画制作事例を紹介しながら、動画の上手な活用方法を探っていきます。

1.いちばんの目的は「認知度アップ」!

2016年にヤフー株式会社が行った調査 によれば、企業が動画制作を行う目的は「認知度アップ」がもっとも多いそうです。

動画コンテンツを活用している企業の担当者4,120人への調査結果から浮かび上がった活用方法と課題

引用:動画コンテンツを活用している企業の担当者4,120人への調査結果から浮かび上がった活用方法と課題)

「認知度アップ」を目的に行う企業活動といえば「広告」です。
つまり、多くの企業にとって、動画制作は企業が自社製品(もしくは企業そのもの)のCM制作とほぼ同じ意味を持つということになります。

「認知度アップ」以外の主な動画制作目的としては、「ファンの醸成(ブランディング)」「購入・会員登録・ホワイトペーパーのダウンロード促進」などがありますが、「自社ではまだ動画を1本も持っていない」という企業様は、まずは「自社商品・サービス」の認知度を向上させる目的で動画制作をスタートすると良いでしょう。

2.動画の活用方法バリエーション紹介

動画の制作目的とはまた別の角度から動画制作をカテゴライズしてみましょう。 動画の内容にフォーカスしてみると、大きく以下の10に分けられます。

1. 商品・サービス紹介

多くの企業にとって、自社の商品やサービスの価値を的確かつ魅力的に伝達することは、マーケティング活動や営業活動において非常に重要です。
情報伝達力の高い動画なら、商品やサービスの価値を最大限に表現することが可能だからです。

機能や仕組みが複雑な商品、Webサービスなどの無形商材であっても、表現手法が豊富な動画を使えば、わかりやすく、かつ魅力的に伝えられます。

2.ブランディング

人が商品やサービスを購入する際、機能面や価格面での価値だけでなく、ブランドへの共感や信頼感など心理的なつながりも意思決定を左右します。
ブランドの理念やビジョン、世界観などを丁寧に訴求し、消費者とブランドのつながりを強化するために動画を活用できます。

表現スタイルも長さも自由自在で、見る人の心を動かす力を持つ動画は、オリジナリティのあるブランドメッセージを訴求するのに最適な手法です。

3.プロモーション

訴求力の高い動画は、セールスプロモーション(販促)の効果を高める手段として最適です。

企業の広告が氾濫するインターネット上では、ターゲットの目を引くにはキャッチーな企画の動画が効果的です。あるいは店頭でも、特定の商品をプッシュするために動画を活用することができます。

4.会社紹介・施設案内

企業や各種施設の事業内容、大切にしている理念や想い、社会への提供価値などを、取引先やステークホルダーに正しく理解してもらううえで、情報伝達力の高い映像は非常に効果的です。

外部からはなかなか見えづらい企業や工場の内側、病院などの各種施設の具体的な設備・サービスなども映像を通して魅力的かつ的確に伝えることで、信頼感・安心感の向上も期待できるでしょう。

5.展示会・セミナー

BtoBサービスを扱う企業にとって重要なマーケティング施策のひとつである展示会やセミナーの場でも動画は重宝します。
競合サービスが多く集まる展示会会場では、いかに来場者の注意を引き、サービスへの関心を高められるかが成果に大きく影響します。ブースへの集客、ブース内での商品・サービス紹介に映像を活用することで競合他社との差別化を図り、有意義な商談へとつなげることができます。

セミナー施策においても、映像を効果的に取り入れることで興味喚起や理解促進を図ることができます。

6.HowTo・マニュアル

画像や紙媒体よりもわかりやすく伝達できる動画は、HowToやマニュアルに向いています。BtoC、BtoBを問わず、あらゆる企業にとって利用価値の高いコンテンツとなります。 商品や機械の使い方を説明するHowTo動画は、顧客へのサービス価値を向上させますし、接客マニュアルなども動画化することで、微妙なニュアンスまで視聴者に伝達できます。

7.広報・IR

CSRなどの各種広報活動においても動画の活用も増えています。実際の活動内容を実写映像で紹介したり、企業理念をアニメーションで説明したりと、動画のメリットが十分に活かせる分野です。さらに近年はプレスリリース配信サービスでも動画を添付できるものが増えており、新商品広報などで動画を活用することで注目度や拡散性が高まるでしょう。 IR領域でも動画であれば財務情報をわかりやすく正確に伝えられます。さらに経営方針や活動成果も動画を通して伝えることで、株主や投資家の理解が深まり、信頼関係を築きやすくなります。

8.教育研修・Eラーニング

企業にとって、人材育成は事業発展の上で欠かせない要素です。動画を用いた研修は、文字や画像だけよりも学習効果が高く、記憶にも残りやすいといわれます。また、動画教材を用いることで、講師の力量の差に左右されずに、教育レベルの均質化を図れます。

従来の講義型研修では、開催のたびに講師の人件費、場所代、時間的コストなどが発生しますが、一度動画を用意すれば、時間も場所も回数も制限なく、必要なときに受講・学習できるようになり、コスト削減にもつながります。

9.新卒採用・中途採用

今や、企業の採用活動において、動画は欠かせないコンテンツになりつつあります。認知獲得、興味喚起、理解促進、志望動機形成、さらには内定後のフォローまで、採用活動において動画が担う役割は年々広がりを見せています。

たとえ、認知度の低いBtoB企業だったとしても、動画広告を活用して企業の魅力を発信することで、応募者数の増加を期待できます。逆に、ブランドイメージだけで毎年何万という応募がある大企業は、求める社員像や、厳しい一面も動画の中できちんと見せることで、ミスマッチ軽減が望めます。

10.入試広報

少子化が進む現在、学校にとって優秀な学生の確保は喫緊の課題と言えます。そんななかで、日常的にオンライン動画を視聴している小・中学生や高校生にアプローチする上で動画は非常に有効なコミュニケーション手段といえるでしょう。

理念、カリキュラム、キャンパスの様子なども、動画化することで学生たちにとってわかりやすくなり、入学後の様子をリアルにイメージしやすくなります。また、たとえば授業の様子をサイトで公開するなどの施策を行うことで、オープンキャンパスに行けない学生もオンラインで授業を体験でき、関心の高い学生の志望動機の形成にもつながります。

これらの10のカテゴリーから複数の要素を組み合わせて動画を作ることもできます。 自社商品・サービスの特徴や訴求したい内容から、動画の内容を検討しましょう。

3.【事例】活用法別企業動画

前章でご紹介した動画活用法のなかから実際の動画事例を一部ご紹介いたします。 ※MoviePrint(ムービープリント)のWebサイトにリンクします。

自社サービスのPR動画

世界最大規模の異業種交流組織「BNI」のFORYOUチャプター様のオープニング動画です。 アニメーションの採用で、シンプルかつわかりやすい動画となっています。

自社サービスのPR動画

セミナーのPR動画・ダイジェストVTR

レタリズム株式会社様の事業である「自己マネジメント型英語習得プログラム~LEVEREST~」のセミナーダイジェスト動画です。
実際のセミナーの雰囲気が伝わるように編集されています。

自社サービスのPR動画

自社ブランドイメージの訴求に

Fujitsuのブランドイメージ動画「輝ける場所へ」では、「リレントレス(relentless)」…自分自身に容赦ない姿勢をテーマに、専門種目もタイプも世代も違う二人のアスリートの「走る意味」を対比させながら浮かび上がらせ、Fujitsuのブランドイメージを重ね合わせています。

自社サービスのPR動画

店舗紹介動画に

ハーレーダビッドソンの正規ディーラー様の店舗紹介動画です。店内を改装した時に、写真と映像を両方撮影し使用しています。

自社サービスのPR動画

4.まとめ

企業が動画制作を行う際の目的は「認知度アップ」が多いこと、具体的には、商品・サービスの訴求、企業紹介、人事(採用・人材教育)などがあることや、実際の動画事例をご紹介してきました。

「作りたい動画のイメージはあるが、まだ明確ではない」という方も、動画のプロと話すなかで具体的なイメージが見えてくるかもしれません。まずは、自社に合う映像制作会社を探してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

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Fri, 29 Jun 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[CV率(CVR)を上げるにはどうすればいいの?考え方と対策について]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/conversion_rate_improve せっかくきれいに作ったホームページ、しっかりと目に見える効果を期待したいですよね。

今回は、ホームページのアクセスのその先、CV(コンバージョン)についてご紹介します。

CV率とは?

コンバージョン率はCVR( Conversion Rate)ともいいますが、「Webサイトの管理者が期待する行動にユーザーが応じた率」のことです。

例えば、ユーザーの資料請求を求めているサイトであればそれに至った件数、通販のサイトであれば実際に購入に至った件数。コーポレートサイト等であれば問い合わせや、採用サイトにおける応募などもコンバージョン件数として数えられます。

アクセス数は多いのにこの数値が低いということは、アパレルショップで例えるならば「ショーウィンドウは見てくれるのに購入に至らない」お客様が多いということです。
多くの機会損失を生んでしまっていることがわかりますよね?

そもそもCV率が低い原因とは?

サイトの目的や種類にもよるので一概にいえない部分ももちろんありますが、CV率が低い要因は、大きく分けると下記3つに当てはまる場合が多いです。

1,環境や市場の変化による場合

リスティングやSEOなど、広告を出したい企業は年々増えています。
そのため、ユーザーにとっては比較・検討する機会が増えて良い側面がある一方、広告主にとっては見込み顧客が分散してしまい以前よりもCVRが下がってしまう、つまり競合他社に負けてしまうリスクが高まります。

また物価の変化による価格競争や需要の低下、季節性の要因など、環境や市場の変化が一つの要因となることもあるでしょう。

2,広告の打ち出し方が要因となる場合

例えばダイエットをしたい男性がいたとします。彼は色々な本を見て試してみようと思うでしょう。当然インターネットでの情報収集も忘れません。

そんなとき「99%の男性が成功したダイエット!」なる広告を目にします。当然すぐさまその広告をクリックし中身を確認しました。

しかしそのサイトに載っている写真は女性ばかり。彼はこう思います。

「なんか違う・・。」

彼は痩せて綺麗になりたいわけでもなく可愛くなりたいのでもなく、かっこよくなりたいのです。

と、極端な例になってしまいましたが要するに、サイトの目的とユーザーに期待させる内容に乖離があった場合、期待を持ったユーザーはその先に進むことがなくなってしまうのです。

3,サイト自体が要因となる場合

上記の例でいいますと、これは男性に持たせた期待とサイトの内容にイメージの相違があったためにコンバージョンに至らなかったわけですが、サイトそのものに問題があったわけではありません。

最後3つめの要因は、サイトそのものに要因がある場合です。

よくある事例ですと、情報が多すぎてゴチャついていたり、逆に空白ばかりで寂しすぎるものや明らかに怪しいサイト。

または、欲しい情報が見つからなかったり、興味は引くのに問い合わせフォームがどこにも見当たらない場合などもサイトが要因だと言えます。

特にこれは直帰率なども密接に関わってくる要因ですので、しっかりと内容の精査が必要です。

さて、ここまでコンバージョン率が低い要因をご紹介しましたが、それではこの数値を上げていくための施策はどのようなものがあるかを考えてみましょう。

CV率を上げる施策

①ユーザーの検索語句と設定キーワードを確認、最適化する

広告を出す際、いろいろなキーワードを設定していると思います。
当然、設定したキーワードを検索したユーザーがいれば広告が出てきますが、中には意図しない語句でホームページにたどり着くユーザーもいます。

それがコンバージョンに繋がれば良いのですが、ダイエットをしたい人をハンバーガーショップのサイトに誘導しても反応があるハズがありませんよね。

このように、設定したキーワードとユーザーの検索する語句にギャップが無いかを確認しすり合わせることで、ターゲット層以外のユーザーのアクセスを減らしてみましょう。

②ターゲットを明確化し、ピンポイントで広告を打ち出す

これも上記の対策と同じように、ターゲット層以外のユーザーのアクセスを減らす事が目的です。

サイトに訪れて欲しいユーザー(ターゲット)の年齢や性別、趣味趣向などを完全に明らかにした上で、それに当てはまるユーザーのみに向けた広告を出すことも対策となり得ます。

もし、Google Analyticsを設置しているのであれば、[ユーザー]>[ユーザー属性]から、サイトに訪れているユーザーの[年齢]や[性別]を調べることができますので、参考にしてみてください。

Google Analyticsのユーザー情報

③ホームページの構成を見直し、導線設計を組み直す

サイト自体がコンバージョン率を下げる要因になっている場合、ほとんどのケースで直帰率の高さが影響しています。

直帰率に関しての説明はここでは割愛しますが、要するにホームページを開いた瞬間に「もっと見たい」と思わせることができていないとコンバージョンに繋がりづらいのです。

興味を引くキャッチコピーが見えるところに配置されているか?、選択肢を多く与えすぎていないか?、内容とサイトのイメージにギャップはないか?など、単純な見やすさやユーザーの動きを誘導する設計になっているか、見直してみてはいかがでしょうか。

④コンバージョンのハードルを下げる

もちろん、有料か無料かという費用面の要因でもコンバージョン率は変動します。

例えば無料で資料請求なのか、それともクリック即購入なのかで、コンバージョンに遷移するボタンをクリックする確率が変わるのは想像できますよね。

ユーザーの心理としては、気に入っているけどまだ迷っているというときには、当然他との比較検討をしたいという段階があります。
または、まだ不明な点があってそれがクリアにならない限りは買わないよ、ということもあるでしょう。

そういったユーザーの前に購入ボタンがあってもそこに至る確率は低くなってしまいます。
それでは、そこに問い合わせや資料請求のボタンがあればどうでしょうか。ここで働くのは「まだ考えたいけど聞くだけ聞いとくか」という心理です。

このように、決める段階ではなくても、ハードルを一段階下げてあげることでユーザーが反応しやすくなり、結果としてコンバージョンに繋がりやすくなることもあります。

⑤インパクトのあるコンテンツを追加する

先に書いたとおり、直帰率の高さはコンバージョン率の低下に直結してしまいます。
逆に言ってしまえば、直帰率を下げる施策がそのままコンバージョン率を上げる対策になりえると言えるでしょう。

そこでホームページ上に、ユーザーが”気になる””目を引く”コンテンツを導入してみるのはいかがでしょうか。

例えば動画。

企業のイメージを著しく低下させてしまうようなクオリティの低い動画は逆効果になってしまうリスクもありますが、ある程度手の混んだ動画は文字を読み進めるより早く、多くの事を伝える事ができます。
掲載した動画の冒頭数秒で少しでも興味を引かせる事ができれば、ホームページの滞在時間が伸び、直帰率を下げてくれる可能性が高まります。

また最近では、漫画を掲載しているサイトも多く見られるようになりました。

このように、今までとは一味違う目を引くコンテンツを見せることで、コンバージョン率の底上げを狙うことができるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

Web集客というとアクセス数の増加にばかり目が行ってしまいがちですが、実際の効果を考える際にコンバージョン率は非常に重要な指標となります。

ここの数値を上げることが大きなミッションと言えますが、アクセス数はあるのにCV率が低い、あるいは何もしていないのにCV率が下がってきたという場合には、小さな事から対策をしていき少しでも変化させることを意識してみましょう。

原因によって対策は様々ですが、上記対策は少なくとも、何もしないよりはコンバージョン率を上げる手助けをしてくれるはずです。

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Wed, 27 Jun 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[Webマーケティングとは?担当者の業務内容、手法、ツールをご紹介]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/web_marketing 日本にインターネットが登場してから20年あまりが経ち、Webはいまや購買活動やマーケティング活動に欠かせない存在です。
とはいえ、企業がWebマーケティングに本格的に取り組み始めたのは比較的最近のこと。 ここでは、Webマーケティング担当者になりたての初心者向けに、Webマーケティング入門として基本的な知識をまとめました。

1.Webマーケティングとは?

Webマーケティングとは、WebサイトやWebサービスを用いて行われるマーケティングのことです。

Webを使って、売り込みをしなくても物が売れる状態(仕組み)をつくり出す活動がWebマーケティングだといえます。

2.Webマーケティングとデジタルマーケティングの違い

結論からいえば、Webマーケティングはデジタルマーケティングの一部です。メールマーケティングやCRMといったデジタルマーケティングの一つとして、Webサイト(コーポレートサイトやECサイト、ランディングページ)やSNS、Web広告を駆使したWebマーケティングが内包されているイメージです。

これからのマーケティング

https://mtame.jp/marketing_foundation/digital_marketing_reasons

3.Webマーケティングの重要性

なぜ、マーケティングのなかでWebマーケティングが重要なのか、その理由は2つあります。

まず、Webが身近な存在になり、消費者(見込み客)が、情報収集から比較検討、購入までの一連の購買活動のなかでWeb媒体に触れる機会が増えたという時代背景があります。

商品・サービスの認知も、以前はテレビや新聞、雑誌といったマスメディアのCMや報道からだけだったところから、Web広告やWebコンテンツ、SNSを通して行われる機会が増え、類似商品との比較検討や、実際に商品・サービスを利用した人からの口コミをWeb で閲覧して購入の判断が行われるようになりました。最終的な購買もECサイトで行われ、購買活動がすべてWeb上で完結してしまうケースも少なくありません。スマートフォンの登場でネットショッピングがより手軽に行えるようになったことも影響しているでしょう。

Webマーケティングが重要であるもう一つの理由は、Webマーケティングが効果測定をしやすいマーケティング手法であることです。たとえば、マスメディア上の広告が何人の目に触れ、どのくらい興味を持ってもらえたかを把握するのが難しいのに対し、Web広告なら表示回数やクリック回数、ECサイトへの流入数など、各施策が持つ指標について数値で結果を把握できます。
効果測定が行えることで、次回以降に行う施策の改善につなげられますし、効果が出ていることが示せれば社内で予算取りもしやすくなるでしょう。

このような「消費者(見込み客)」と「マーケティング担当者」両面での必要性により、Webマーケティングの重要性は高いといえます。

4.Webマーケティングの歴史

インターネットが登場してから、Webマーケティングも進化してきました。
ここで、Webマーケティングの歴史を振り返ってみましょう。

インターネット黎明期(1994~1999年)の「Web広告」

日本でインターネットが学校や商業サービスへ広がり、定額接続サービスが始まったのが1994年のことです。

Yahoo!JapanやInfoseekやgooなどがサービスをスタートしましたが、いずれも「ディレクトリ型」の検索エンジンで、人の手によってWebサイトをカテゴリ分けしていました。並び順は「五十音順」だっため、この時代のSEOは「@」などの記号をサイト名の頭につける程度で、Webサイトへの誘導はバナー広告やリスティング広告などのWeb広告が中心でした。

ロボット型検索エンジン台頭期(2000~2002年)の「SEO」

2000年に入るとGoogleが日本語での検索サービスを開始し、Yahoo!JapanもGoogleの検索エンジンを採用するようになると、本格的なSEOが始まりました。Googleはロボット型の検索エンジンで、「クローラー」とよばれるロボットが世界中のWebサイトを巡回して情報を読み、自動で登録していきました。

当時のGoogleアルゴリズムは、現在のような「ユーザー重視」ではなく、大量の外部リンクを張ったり、ページの内容とは関係のないキーワードをメタタグに埋め込むなどの施策が横行しました。

ブログ・SNS隆盛期(2003~2009年)の「バイラルマーケティング」

個人ユーザーがブログを開設して情報発信することがブームになり、芸能人や有名人でなくても、料理などの特技があったり特定分野に精通した人のブログがアクセスを集めるようになりました。 この「誰でも情報発信できる」という流れもあり、FacebookやTwitter といったSNSが登場、爆発的にユーザーを増やしました。

その結果、Webマーケティングには「バズマーケティング」や「バイラルマーケティング」の概念が生まれ、活用されるようになりました。特に、自然にバズる(拡散される)のを待つのではなく、積極的に拡散される仕組みを作る「バイラルマーケティング」に取り組む企業が増え、なかには宣伝と明記せずに芸能人や有名人に商品を紹介してもらう「ステルスマーケティング」が非難を浴びるケースも出ました。

スマホ台頭期(2010年~現在)の「コンテンツマーケティング」

アメリカのHubspot社がインバウンドマーケティングを、Content Marketing Institute社がコンテンツマーケティングを提唱しました。

これが日本にも広まり、顧客が持つ悩みを解決するためのコンテンツを掲載したブログサイト型のオウンドメディアが流行しました。ただ、流行に乗って始めてみたものの、更新が滞ったり思うように成果が上げられないといった悩みの声も聞かれます。

また、Webマーケティングのための分析ツールなどが数多く開発され、通常のマーケティング担当とは別に「Webマーケティング職」の人材も需要が増えるようになりました。

5.Webマーケティング担当者の仕事内容とは?

Webマーケティング担当者は、Web担当、Webマーケッターともよばれます。

まず、Webマーケティング担当者のミッションとは、Webサイト経由での見込み客の創出を行い営業部門にパスすることです。もし、ECサイトを持っていれば、そこからの売上獲得も業務に含まれる場合もあります。

上記ミッションのために、Webサイトやオウンドメディア、SNSなどを運用し、分析・レポートを行い、さまざまな施策を行っていくのがWebマーケティング担当者の仕事です。

各種施策については、以下でご紹介していきます。

6.Webマーケティングの手法・種類一覧

Webマーケティングの段階は、大きく「集客」「接客(販売)」「再訪促進」の3つに分けられ、それぞれの段階に合った手法で施策を行います。

集客
接客
再訪促進

SEO

SEOとは、「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、検索エンジンにより上位に自社サイトが掲載されるようコンテンツを最適化することです。

検索サイトで上位に表示されれば、それだけ自社のWebサイトがユーザーの目に留まりやすくなり、アクセス数も期待できます。

自社サイトにSEO対策を施して、まずはアクセス数アップを目指します。ただ、アクセス数を増やすことが最終目的ではなく、ゴールはコンバージョン(購入、お問い合わせ、資料請求など)を増やすことなので、それを踏まえてSEO施策を行うことが大切です。

SEOのメリット

  • 社内のリソースを使って無料で取り組める
  • Web広告よりもクリック率が高い
  • アクセスが安定しやすい

SEOのデメリット

  • 効果が出るまでに時間がかかる
  • 手間ヒマ(工数)がかかる

リスティング広告

上でお伝えしたように、SEOの特性として即効性に欠けるという点があります。 それを補うため、SEOと並行してリスティング広告を併用することをおすすめします。

リスティング広告とは検索連動型広告のことで、ユーザーが検索したキーワードや閲覧しているWebページに連動した広告が表示されるものです。ユーザーのニーズ・興味に合わせた広告を表示させることで、広告効果が期待できます。

SEOの効果が出るまでの期間、短期的に一定数のアクセスを集めるために最小限でリスティング広告を活用すると良いでしょう。

リスティング広告のメリット

  • 即効性がある
  • ターゲットをピンポントに狙える

リスティング広告のデメリット

  • コスト(広告費)がかかる
  • ユーザーに「広告」だと認識されるため、クリックしてもらいにくい

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、Webサイトやブログ、メールマガジンなどにリンクを掲載し、そのリンクから訪れたユーザーのコンバージョンにより報酬が発生するタイプの広告のことです。 ほかのWeb広告のようにユーザーが見た段階では広告料が発生せず、コンバージョン(資料請求、サンプル請求など)されて初めて広告料が発生しないという点が大きな特徴です。

BtoC向きの広告手法で、特に会員登録や資料請求、ECサイトからの購入を促す際の利用がマッチします。

アフィリエイト広告を出稿する際は、基本的にASPというサービスを利用することになり、ASPの利用料は固定費で毎月かかってきますが、ASPを通してアフィリエイターに選ばれず掲載すらされないリスクがあります。

広告の出稿先としては、大きく「法人サイト」と「個人サイト」があり、法人サイトでは登録会員に発行したメールマガジンなどからWebサイトに誘導します。個人サイトでは、商品・サービスの紹介ページやブログ記事からバナーなどで誘導するケースが多いです。

アフィリエイト広告のメリット

  • コンバージョンするまで広告費が発生しないため、CPAを低く抑えられる

アフィリエイト広告のデメリット

  • 月額固定費(ASP利用料)がかかる。
  • アフィリエイターに選ばれないと掲載すらされない
  • アフィリエイターが不正表示や誇大広告をしていないかチェックする必要がある。

アドネットワーク広告

アドネットワーク広告とは、複数の広告媒体を集めた広告配信ネットワークにより、複数のWebサイトで同時に広告配信する広告手法です。

通常、複数の媒体へ広告を出すには、それぞれの媒体と個別の契約を行う必要があり、さらに出稿形式も各媒体によって仕様が異なり、料金形態もバラバラです。アドネットワーク広告を利用すれば、これらをアドネットワーク業者に一括で任せられ、異なる媒体の広告効果(結果)データを同形式で受け取ることができます。

アドネットワーク広告のメリット

  • 1社との契約で複数メディアに同時に広告を配信できる

アドネットワーク広告のデメリット

  • アドネットワーク業者の持つ媒体に一様に掲載されるため、ターゲットが異なる媒体にも出稿され、ムダが生じる

SNS広告

LINEやTwitter、FacebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に広告を出稿するものです。

ユーザーは、SNSの利用に際してプロフィールを登録するため、その情報にもとづいてターゲティングして出稿できます。また、ユーザーによる拡散も狙えます。

SNS広告のメリット

  • 広告費が比較的安価
  • ユーザーの拡散効果が見込める

SNS広告のデメリット

  • 日本ではSNSの利用者層が比較的若いため、中高年向けの商品・サービスでは出稿しづらい

リターゲティング広告

リターゲティング広告とは、あるWebページで表示した広告を、同じユーザーが訪れた別のWebページでも表示することです。閲覧者の認知度と訴求力を高める手法です。

特に、BtoBの商品・サービスの場合、一度、Webサイトに訪れてその場ですぐに購入するということはあまり考えられませんので、何度もサイトに足を運ばせてそのサイトの信頼度を上げることが重要になります。

リターゲティング広告の仕組みは、WebサイトにJavaScriptタグやイメージタグを設置しておき、そのサイトを訪れたユーザーの使用しているブラウザに特定のIDを書き込んだcookie(クッキー)を付与します。そのcookieを持つブラウザが広告枠のあるページを訪れたらリターゲティング広告を配信するというものです。

リターゲティング広告のメリット

  • 興味のあるユーザーに何度もWebサイトを訪れてもらうきっかけになる
  • コンバージョンしなかったユーザーを追いかけられる

リターゲティング広告のデメリット

  • ユーザーがしつこいと感じ、逆効果になる可能性がある
  • 一度、訪問したことがあるユーザーにしか広告を見せられない

メールマーケティング

メールマーケティングとは、文字通り、メールを用いたマーケティング手法で、メールマガジン、ステップメールなどがあります。

メールマガジンの本質は、最終的なゴール(購入などのコンバージョン)から逆算して、お客様にどんな情報を与えれば行動してくれるか?を戦略的に考えて配信していくことです。

メールマーケティングのメリット

  • 低コストでスタートできる
  • 高いROIが期待できる

メールマーケティングのデメリット

  • 見込顧客のメールアドレスを取得しなければ施策が行えない
  • 即効性が出にくく、長期的な運用が必要になる
  • 配信スケジュールの作成など、手間ヒマがかかる

メールマーケティングに関するより詳しい内容は、下記の記事にまとめてありますので、ご覧ください。

ソーシャルメディア対策

今やBtoB企業でもSNS媒体を活用することが当たり前になりました。

Webマーケティングにおいて企業がソーシャルメディアの活用法として考えることは2つあります。一つはSNS広告への出稿、もう一つが企業アカウントの運用です。

主要なSNSとして、Facebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)、LINE(ライン)などがありますが、それぞれ、ユーザー傾向やSNS機能の特徴が異なり、自社の商品・サービスとマッチするSNSを選ぶことが大切です。たとえば、Facebookは実名登録が多く、日本の場合、ユーザーの年齢層も30~50代が多いことからBtoBの商品・サービスのプロモーションに向いているといわれています。

商品・サービス情報(用途の提案を含む)や、セール情報、キャンペーン情報、採用情報、スタッフ日記、時事ネタ、クイズなど、企業や商品・サービスに合った投稿を継続して見込み客や既存顧客とのコミュニケーションツールとして、プロモーションツールとして活用しましょう。

一方、自社でのSNS運用の有無に関わらず、SNSにおける炎上対策も重要です。SNS上で企業アカウントから発信した内容から、オフラインでの企業の対応(接客・サポートなど)、広告の内容などまで、一人のユーザーが発端となり、またたく間に炎上してしまうケースが相次いでいます。
SNSの運用ガイドラインを決めたり、炎上した際のフローを決めておくなど、他部署とも連携しながら事前に取れる対策を取っておくことが望ましいです。

SNSの炎上対策に関するより詳しい内容は、下記の記事にまとめてありますので、ご覧ください。

7.回遊施策とは?

ユーザーがWebサイトを訪れても、そのページだけを見たあと、ほかのサイトへ移動してしまうことを「直帰」といいますが、直帰率が高いと、そのページにユーザーの知りたい情報がすべて揃っており満足して離れたというケースも考えられますが、Webサイトのコンバージョンを考えると、できるだけWebサイト内の多くのページを閲覧してもらい、商品・サービスについて詳しく知ってもらい、信頼性をもってもらう必要があるため、直帰させない施策が大切になってきます。 Webサイトの回遊性が良くなれば、自然とWebサイト全体のPVや滞在時間も増えてきます。

具体的な回遊施策は、まずWebサイトの構造をメッシュリンク構造にしてあげることです。上の階層から下の階層へのリンクだけでなく、「パンくずリスト」やページ下部に上の階層へのリンクボタンを置いたり、関連情報が別ページにあればリンクを張るように意識しましょう。

評価の高いページへの誘導方法

https://mtame.jp/content_marketing/how_to_navigation_summary

ユーザーにWebサイトを回遊してもらい、最終的にコンバージョンにつなげるためには、LPO、EFOといった施策も必要です。それぞれ、以下で詳しく解説します。

LPO

LPOとは、Landing Page Optimization/ランディングページ最適化」の略で、リスティング広告などWeb広告からの流入先=ランディングページでコンバージョン(下部の用語集の該当部分へアンカーリンク)させるために、訪れたページにユーザーの興味をひきつけ、離脱させないようにページを改善する施策を指します。

ランディングページにおけるコンバージョンでよくあるのが、見積請求、サンプル請求、購入です。ランディングページは、ユーザーがコンバージョンするために十分な情報を簡潔にまとめましょう。具体的には、たとえば以下のような要素が必要です。

  • メインビジュアル、キャッチコッピー
  • ユーザーの共感を呼ぶような問題定義メッセージ
  • その解決方法としての商品・サービスの提示
  • 商品・サービスの特長やつよみの訴求
  • 信頼性の訴求(実績・お客様の声・データの裏付けなど)
  • 特典の紹介(割引、無料お試し、プレゼントなど)
  • CTAボタン(お申し込み、資料請求など)

ただ、いくらLPOを行っても、そもそもリスティング広告やSEOで設定したキーワードとランディングページがユーザーに提供する内容がかけ離れていれば、離脱率は下がりません。キーワード選定の見直しや、キーワード別にランディングページを複数用意するなどの対策も検討しましょう。

EFO

EFOとは「Entry Form Optimization(入力フォーム最適化)」の略で、簡単にいうと、ユーザーがストレスを感じずに入力項目を最後まで入力してフォーム送信しやすくする施策のことです。

多くのWebサイトでは、コンバージョンとして「お問い合わせ」を設定することが多いかと思いますので、フォームを改善するだけで、コンバージョン率をグッと上げることができます。 逆に、せっかく回遊施策を行ってユーザーにフォームにたどりついてもらったのに、ここでストレスを与えて離脱させてしまっては、すべてが水の泡になってしまいます。

フォームは、Webサイト運営者が見込み客の個人情報を得られる数少ない手段の一つなので、できるだけ詳しい情報が欲しいところですが、入力する側の立場に立ってみると、入力項目が多かったり細かかったりすると面倒になり、フォーム送信を途中でやめてしまう可能性もあります。

基本的な考え方は「ユーザーにストレスを与えずに入力・送信してもらう」こと。具体的には、入力項目を減らしたり、プルダウンやチェックボックスで選択させるなど入力の手間を省いてあげることです(もちろん、選択肢の数も多すぎないことが重要です)。

EFOに関するより詳しい内容は、下記の記事にまとめてありますので、ご覧ください。

8.Webマーケティングに有効なツール紹介

CMS

CMSとは、「Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)」の略で、HTMLの知識がなくても簡単にWebページを作成・公開したり、更新できるツールのことを指します。

Webマーケティング担当者は、新製品情報やキャンペーン情報などのタイムリーな情報を発信したり、アクセス解析結果をフィードバックしてWebサイトを改善するなど、Webサイトの更新作業を基本業務としてこなす必要があります。

ただ単にWebサイトを更新・運用するだけでなく、お問い合わせの管理や件数の効果測定なども行う必要がありますが、CMSにはそうした機能が付いているものもあり、Webマーケティング担当者の業務負担を大きく軽減してくれます。

CMS導入のメリット

https://mtame.jp/martec/a290

マーケティングオートメーション(MA)ツール

「見込み客」の1人ひとりに対し、それぞれの検討段階に応じて必要な情報を提供し、購買ステップまで育成し「顧客」になってもらうことを「リードナーチャリング」といいますが、このリードナーチャリングの管理に活用したいのがマーケティングオートメーション(MA)ツールです。

マーケティングオートメーション(MA)ツールは、顧客開拓におけるマーケティング活動を可視化・自動化してくれ、見込み客をフォローしたいが人手が足りず追い切れないといった悩みを持つ企業にうってつけのツールです。 有料のツールが多いですが、無料のものも出ています。

マーケティングオートメーションに関するより詳しい内容は、下記の記事にまとめてありますので、ご覧ください。

アクセス解析ツール

コーポレートサイト、商品・サービスの個別サイト、ECサイト、オウンドメディアなど、自社が持つWebサイトへのユーザーのアクセス状況に関する分析を行うためのツールです。有名なのは「Google Analytics(グーグル・アナリティクス」ですね。

どのくらいのアクセス数があるかだけでなく、Webサイトを訪れたユーザーがどのような行動をとっているかまでアクセス解析ツールを使って把握し、コンバージョン数(率)アップにつなげるためにWebサイト改善策を練っていきます。

Google Analyticsは、使い方を解説したWebページや書籍もたくさん出ていますが、自分で分析するのは手間だという方には、アクセス解析結果を自動で分析して改善方針まで立ててくれるツールも出ているので、活用してみると良いでしょう。

ABテストツール

ABテストとは、おもにランディングページの改善施策(LPO)として用いられるマーケティング手法で、ほぼ同じデザインのコンテンツの一部(画像やキャッチコピー、ボタンの大きさ、カラーリングなど)を変えた2つのうちどちらがよりユーザーの行動を促すかを比較することです。お金をかけずにコンバージョンを向上させることができます。

上記で紹介したGoogle AnalyticsにもABテストの効果測定ができる機能(ウェブテスト)があり、無料で2つのWebページを比較するABテストが行えます。無料のABテストツールはほかにあまりないため、こちらを使用してもっと本格的にテストしたい場合は有料ツールを検討すると良いでしょう。

9.Webマーケティング用語集

ここで、Webマーケティングを行う上で知っておきたい用語をまとめてご紹介します。

【初心者向け】Webマーケティング用語集

Webマーケティングによく出てくる用語のなかでも、最低限知っておきたい基礎的な用語をまとめました。Webマーケティング担当になりたての方など初心者はまずこちらの用語を押さえておきましょう。

アクセス解析

コーポレートサイトや商品・サービスサイト、ECサイト、オウンドメディアサイトなど、自社のビジネスに関わりのあるWebサイトへのユーザーの流入やサイト内での行動を分析すること。解析結果からコンバージョン(ページ下部にアンカーリンク)を上げるためにWebサイトを改善していきます。

アトリビューション分析

コンバージョンの直前に接触した広告など以外の施策も含めてコンバージョンへの貢献度を正当に評価するための分析手法をいいます。

アドネットワーク広告

複数の広告媒体を集めた広告配信ネットワークにより、複数のWebサイトで同時に広告配信する手法を指します。

アフィリエイト広告

Webサイトやブログ、メールマガジンなどにリンクを掲載し、そのリンクから訪れたユーザーのコンバージョンにより報酬が発生するタイプの広告のことです。

インプレッション数

Web広告の露出回数を指します。Webページにユーザーが訪れ、広告が1回表示されて1インプレッションとカウントします。

エンゲージメント

ユーザーとブランドや企業との結びつきを意味します。エンゲージメント率が高い=ユーザーの企業やブランドに関する関心が高いとされます。SNSにおいて「いいね」をしてくれたりコメントしてくれたりするユーザーはエンゲージメントが高いといえます。

オウンドメディア

本来は、トリプルメディア(ペイドメディア、オウンドメディア。アーンドメディア)のうち、自社で所有するメディア(自社サイト、メールマガジンやニュースレターなど)を指しますが、近年の日本でオウンドメディアといえば、企業が運営するブログ型の情報提供サイトを指すのが一般的です。

オーガニック検索

検索エンジンでの検索結果のうち、リスティング広告を除く部分。

カスタマージャーニー

ユーザーが商品・サービスを認知してから購入にいたるまでの購買プロセスのことを指します。

クロスメディア

コーポレートサイト、SNS、ECサイト、ランディングページ、メルマガ、テレビ・ラジオ広告…など、Webメディアとそれ以外の垣根を越え、複数のメディアをまたいで行う広告戦略を指します。

コンテンツ

ウェブサイトやメールの内容を指します。文章だけでなく、写真や動画、資料などさまざまな形式もコンテンツとよぶことが多いです。コンテンツを充実させることにより、サイトへのアクセスやメールの開封はもちろん、お問い合わせや資料ダウンロードなどのコンバージョン(CV)を目指せます。

コンテンツマーケティング

見込み客の悩みを解決したり、欲しい情報を提供したりして見込み顧客との信頼関係を構築し、ファンとして育成していくマーケティング手法のことです。

コンバージョン(CV)

Webサイトの閲覧者が、お問い合わせや会員登録、資料請求、商品購入など、企業の望む行動を起こすことを指します。 Webサイトからこれらの行動を起こした人の数をコンバージョン数、閲覧者全体に占める比率をコンバージョン率といいます。

サテライトサイト

コーポレートサイトやECサイトとは別に、サービスサイトや商品サイトを独立させて作ることがありますが、これらを指します。商品・サービスに関する情報を豊富に提供することでコンバージョンを向上させる狙いがあります。

サンキューメール

お問い合わせや資料請求、会員登録、購入など、ユーザーがWebサイト上で何らかの行動(=コンバージョン)を取ってくれたことに対するお礼のメール。自動配信されるケースが多い。ただ、お礼を伝えるだけでなく、+αの情報(商品レコメンドや人気コンテンツのURL)を記載することで、さらなるWebマーケティング効果を狙うことができます。

スモールキーワード

ビッグキーワードの対義語で、検索エンジンでの検索回数は少ないが競合も少なく、対策を行うことで上位表示されやすい傾向があります。2語以上を組み合わせたより具体的なワード。

ステップメール

個々のユーザーの検討の度合いやアクションに応じて、あらかじめ準備しておいたストーリー性のある複数のメールを、設定したスケジュールに沿って自動的に送信していく仕組みを指します。

セッション

そのWebサイトに訪れたユーザーがアクセスしてから離脱するまでを1セッションとカウントします。その後、30分未満で同じサイトに戻ってきた場合は前のセッションに含められ、30分以上立ってから再度アクセスした場合は、2セッション目としてカウントされます。

ディスクリプション

検索結果一覧でタイトルの下に表示される短い説明文のことです。表示スペースからいうと80~100文字程度が良いとされ、ユーザーがページをクリックしたくなるような文言を工夫する必要があります。HTML内にメタ情報として記載するものの一つです。

直帰率

Webページに訪れたユーザーがサイト内のほかのページを回遊しなかった割合を指します。

ディスプレイ広告

Webページの決められた位置に画像・動画によって表示されるタイプの広告を指します。リスティング広告とは異なり、契約のある一定期間中表示されます。

テキスト広告

画像や動画を使わず文字だけを掲載する広告を指します。リンクを挿入することが多く、省スペースでシンプルに掲載できます。

トラッキング

ユーザー(見込み客)の行動を追跡することを指します。マーケティングオートメーション(MA)ツールなどのシステムを使用して行われます。

内部リンク

同じWebサイト内(自社サイト内、自社ECサイト内など)のページ間を結ぶリンクのこと。リンク元もリンク先も同一サイト内のページです。この内部リンクも重要なSEO対策です。 たとえば、検索結果に表示された下階層のページも、パンくずリストを表示したりサイトマップページをつくり内部リンクをはることでサイト内を回遊してもらい、コンバージョンに結びつけることができます。

ネイティブ広告

一目でそれとわかるような広告(バナー広告)ではなく、新聞や雑誌でいう「記事広告」のように、コンテンツとしてWebサイトに一体化した体裁の広告のことをいいます。

ビッグキーワード

検索において一般性が高く、検索回数の多いキーワードのこと。SEO対策を行ううえで、多くのユーザーを狙える分、競合サイトが多く、効果は出づらい傾向があります。

バイラルマーケティング

「口コミ」を広めてもらえるようなシナリオを考えて実行すえうマーケティング手法のことです。紹介キャンペーンなどがこれに当たります。

プレスリリース

主にマスコミ向けに新商品やキャンペーン情報など、周知したい情報をまとめたものです。無料で利用できるプレスリリース配信サイトもあり、うまく使えばPRや知名度アップを狙えます。ニュースリリースともよばれます。

ページビュー(PV)

そのページが開かれた回数のことを指します。Webサイトがユーザーにどのくらい見られているかを測る一般的な指標として用いられます。

ペルソナ

「企業が提供する製品・サービスにとって、もっとも重要で象徴的なユーザーモデル」の意味で使われます。

ホワイトペーパー

市場環境や技術動向の分析、導入事例やベストプラクティスの解説、他社製品との詳細な比較などをまとめた文書を意味します。ダウンロードするために個人情報を入力してもらうフォームをつけることで、メールアドレスの獲得を狙う場合があります。

メタタグ

HTMLで使用されるタグの一種で、そのドキュメント全体に関わる内容を記述します。検索エンジンはメタ情報を検索順位を決める材料の一つとしているため、SEO対策を行ううえで重要な情報となります。

ユニークユーザー数

そのWebサイトを一定期間中に訪れたユーザーの数。PCのIPアドレスなどからユーザーを識別し、同じユーザーが何度訪問しても1ユーザーとしてカウントされます。

ランディングページ(LP)

検索結果やWeb広告からユーザーが訪れるページのことで、コーポレートサイトやECサイトなどとは別に、ランディング用に商品・サービスの特長や購入ページへの誘導までをコンパクトにまとめた1~2ページの専用ページを用意することが多いです。

リスティング広告

検索連動型広告のことです。ユーザーが検索したキーワードや閲覧しているWebページに連動した広告が表示されるもので、よりユーザーの興味に合わせた広告を表示できることが期待できます。

リターゲティング広告

あるWebページで表示した広告を、同じユーザーが訪れた別のWebページでも表示することで、閲覧者の認知度と訴求力を高める手法を指します。

リードクオリフィケーション

見込み客(リード)を選別することです。特に、集めた見込み客のなかから、購買してくれる段階にいる層を選別し、営業部門に渡すことで退亜k儒中立が期待できます。

リードジェネレーション

見込み客(リード)を集めることです。広告を出稿したり、Webサイトからのサンプル・資料請求やお問い合わせ、展示会での名刺交換やアンケートへの回答など、さまざまなタッチポイント(接点)・方法があります。

リードナーチャリング

見込み客(リード)を育成(ナーチャリング)することです。
営業案件を創出するデマンドジェネレーションのなかで、さまざまな手法を用いて見込み客の検討度を高めることを目的としたマーケティング活動を指します。

リ-チ数

Web広告で何ユーザーに表示できたかを示す指標です。バナー広告などの効果測定指標として使われます。

リワード広告

ユーザーが広告をクリックして閲覧や資料請求などを行うと、広告主から媒体に報酬が支払われ、ユーザーはポイントなどがもらえる仕組みの成功報酬型広告です。

離脱率

Webページに訪れたユーザーが、コンバージョンに至らずそのままサイトを離れてしまう割合を指します。

リファラー

Webページ内のリンクをクリックして別ページを訪れた際のリンク元のページを指します。ユーザーがどのような経路でWebサイトを訪れたのかを知るために重要な情報です。

ロングテール

商品販売やSEOにおいて、売れ筋やビッグキーワードに対し、売り上げが少なかったり検索ボリュームが少ないニッチな商品・キーワードを指します。さらに、それらをうまく使って利益を確保する戦略のことをいいます。

ASP

「affiliate service provider(アフィリエートサービスプロバイダー)」の略で、アフィリエイト広告の出稿者(企業など)とブログやWebサイトの運営者を仲介して契約や広告料の支払を代行する事業者を指します。

CRM

「Customer Relationship Management(顧客関係管理)」の略で、一度、商品・サービスを販売して終わりではなく、顧客と企業との関係を構築していくことをベースにしたマーケティング手法を指します。

FEO

「Entry Form Optimization(入力フォーム最適化)」の略で、ユーザーがストレスを感じずに入力項目を最後まで入力してフォーム送信しやすくする施策のことです。

PDCA

Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)の頭文字を並べた言葉で、「PDCAサイクル」というよばれ方もされます。このサイクルを「クルクルと回し、継続的に改善していく」ことが大切だといわれています。Webマーケティングの施策を計画(P)し、実行(D)したら、必ず効果測定(C)も行い、改善(Action)につなげることで、2周目以降の効果を高めていきましょう。

PPC広告

「Pay Per Click advertisement(クリック課金型広告)」の略で、Web広告のなかで、ユーザーが広告をクリックして広告サイトに移動したら広告主に広告料を支払うタイプのものを指します。

SEO

「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、検索エンジンにより上位に自社サイトが掲載されるようコンテンツを最適化することを指します。

SEM

「Search Engine Marketing(検索エンジンマーケティング )」の略で、検索エンジンから自社Webサイトへの訪問者を増やすマーケティング手法。具体的には、SEOや検索連動型広告などを使って、ユーザーの検索ワードとサービス・販売サイトを連動させ、利用・購入を促進させようとすることなどです。

SWOT分析

Strength(強み)Weakness(弱み)Opportunity(機会)Threat(脅威)頭文字を並べた言葉で、企業戦略における現状分析の1つです。自社内外の状況を整理し客観的に判定し企業戦略を考えやすくする分析方法です。

SWOT分析

https://mtame.jp/marketing_foundation/a126

3C分析

Customer(市場・顧客)Competitor(競合)Company(自社)頭文字をとったもので、マーケティングにおいてこの3C分析という言葉はよく出てきます。Webサイトを制作するうえで自社の分析に用いることが多いです。

Webマーケティング用語一覧

初心者向けで取り上げたもの以外に、少し慣れてきたら知っておきたいWebマーケティングの一般的な用語をご紹介します。

クリックスルーレート

Web広告が表示されたときのクリック率を指します。「クリック数÷インプレッション数(ページ上部にアンカーリンク)」で求められます。

広告ランク

リスティング広告(ページ上部にアンカーリンク)の掲載順位を決める指標で、「入札額×品質スコア(ページ下部にアンカーリンク)(品質インデックス)」で求められます。

コストパークリック

1クリック当たりにかかった広告費を指します。「コスト÷クリック数」で求められる広告の効果測定を行うための指標です。

コストパーアクイジション

Web広告での1件当たりのコンバージョンにかかる費用を指します。「コスト÷コンバージョン数」で求められます。

品質スコア

リスティング広告(ページ上部にアンカーリンク)の掲載順位を決める要素の一つで、広告からリンクされた先のランディングページ(ページ上部にアンカーリンク)の利便性や広告とキーワードやWebページの内容との関連性など、ユーザーが求めている情報と広告の関係性を観点として品質の良し悪しを数値化したもののことです。

フリークエンシー

Web広告とユニークユーザーとの接触頻度(回数)を指します。

リーセンシー

Web広告とユニークユーザーとの接触間隔(時間)を指します。

KPI(キー・パフォーマンス指標)

重要業績評価指標のことです。コストパーアクイジションなどを指標として設定し、施策前後を比較して効果測定を行います。

ROI(リターンオンインベストメント)

投下した広告費に対し、どのくらいの利益が上がったのかを示す指標です。「利益÷コスト」で求められます。

10.Webマーケティング業界について知ろう

Webマーケティング業界は、新しい産業分野です。そして、現代のマーケティングの中心がデジタルマーケティングであることから多くの企業に求められ、拡大している業界でもあります。

ベンチャー企業を含む数多くのベンダーが、Webマーケティングに関漣するサービスをリリースし、その様相はカオスを呈しています。ここでは、Webマーケティング業界全体を俯瞰して、その動向を見てみましょう。

デジタルマーケティング業界の「今」が見えてくるカオスマップ

カオスマップとは、オンライン広告を中心とするの業界地図のこと。もとは、「chiefmarketec.com(リンク先:https://chiefmartec.com/)」というアメリカのマーケティングメディアの編集長が2011年に作り始め、毎年、更新していたものです。これを真似て、異なるカテゴライズでマッピングしたカオスマップも作成されました。

2017年10月、ついに日本版カオスマップが現れました。デジタルマーケティングコンサルティングを手がけるアンダーワークス株式会社が作成・発表したもので、272製品・サービスを以下の10分野にカテゴライズしています。

分野

  • 広告
  • 最適化
  • データ取得支援
  • チャネル管理/接客
  • 顧客/データ管理
  • コンテンツ管理
  • ネットワーク/インフラ/アプリ
  • Eコマース
  • BI/データ分析
  • タグマネ/スイーツ

いま日本にあるWebマーケティングに利用可能なサービスがほぼ網羅されているので、自社が未導入のもので必要がありそうなものを検討する際に便利です。 カオスマップは、下記からダウンロードできます。

マーケティングテクノロジーカオスマップ JAPAN 2017

デジタルマーケティングの最新業界動向

上記の日本版カオスマップから、大分類別にサービス数をカウントすると、下記のようになりました。

分野別サービス数

  • 広告:38
  • 最適化:27
  • データ取得支援:18
  • チャネル管理/接客:44
  • 顧客/データ管理:23
  • コンテンツ管理:23
  • ネットワーク/インフラ/アプリ:35
  • Eコマース:17
  • BI/データ分析:35
  • タグマネ/スイーツ:12

日本版カオスマップはまだ2017年版ひとつしかないのでまだ増減や隆盛などの変化は確認できませんが、トップ3である広告(38)、ネットワーク/インフラ/アプリ(35)、BI/データ分析(35)が、いまの日本のWebマーケティングにおけるトレンドとなっているといえそうです。

今後、継続的に日本版カオスマップが発表されれば、よりリアルタイムに近い動向が把握できるようになるでしょう。

11.まとめ

以上、日本でWebマーケティングに携わる人なら知っておきたいWebマーケティングの基本的な知識について解説しました。

デジタル技術は日々進歩しているので、今後も新しいサービスやマーケティング手法が出てくるはずです。そういった情報にもアンテナを張りながら、自社が抱える問題点の把握に努め、社内リソースと予算に見合ったものを導入していくと良いのではないでしょうか。

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Thu, 21 Jun 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[人気のインスタグラマーをご紹介!これからインフルエンサーマーケティングをはじめる方へ]]> https://mtame.jp/social/instagrammer 「インスタ映え」という流行語を生みだしたインスタグラムは、若い女性を中心にユーザーを集め、国内の月間アクティブユーザー数は2,000万人ともいわれています。

人気のあるインスタグラマーは芸能人だけではなく、一般人でも2,500万人ものフォロワーを持つ人もいます(国内の月間アクティブユーザー数を上回っていますね…)。

本記事では、人気のインスタグラマーに自社商品・サービスに関する投稿を依頼してPRを図る「インフルエンサーマーケティング」をはじめたい企業様向けに、人気のインスタグラマーと具体的な依頼の方法、費用などについてご紹介します。

Instagram コンサルティング

1.インフルエンサーマーケティングとは?

最初に、インフルエンサーマーケティングの定義をおさらいしておきましょう。

インフルエンサーマーケティングとは、SNSやブログなどで数多くのフォロワーを持ち、他人や社会に多大な影響を与えるインフルエンサー(インスタグラムの場合、インスタグラマー)に、自社の商品・サービスを題材とした投稿をしてもらうことでPRする広告手法のことです。

2.インフルエンサーマーケティングが必要な理由

従来は、広告手法として企業側からの一方的なメッセージ発信しかなく、媒体も新聞・雑誌・テレビ・ラジオといったマス広告しかありませんでした。受け手である消費者も、良い商品であれば購入するというスタンスだったため、この構図は成り立っていました。

ところが、時代は流れてモノはあふれ、消費者はただのモノではなく「自実現欲求を満たしてくれる」モノを求めるようになりました。商品購入の検討の際には、売り手側の押し付けではない消費者目線の情報として、口コミを重視します。
一方で、インターネット環境が整い、スマホが普及し、SNSが広がったことで、企業はよりターゲットを絞った広告が打てるようにもなりました。

「友人からのおすすめ情報」と同じ感覚で受け入れられやすいインフルエンサーマーケティングは、今の時代に合った広告手法だといえます。マス広告と比較して広告費を低く抑えられる点からも、企業にとってメリットのある方法なのです。

3.企業がインフルエンサーマーケティングをおこなうには?

自社でインスタグラマーを使ってインフルエンサーマーケティングを行うことを考えたとき、具体的にどのようにして依頼したら良いのでしょうか?

大きく分けて、「直接依頼する」「代理店などを通して依頼する」という2つの方法があります。

インスタグラマーにDMで依頼

一つ目は、インスタグラマーに直接依頼する方法です。インスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)を使って連絡します。DMは、まだお互いにフォローしたりされたりしていないアカウント同士でもやりとりができます。画像や動画も送ることができるので、依頼したい内容について必要な情報を送って、依頼しましょう(テキストのみの送信も可能です)。また、「既読」の機能も付いているので、相手が読んだかどうかも確認できます。

直接依頼するため、依頼する側の意図や希望が伝わりやすく、インスタグラマーとのやりとりがスピーディな点がメリットです。報酬についても金額の調整が直接でき、マージンが取られない分、低コストに抑えられます。

デメリットとしては、インスタグラマーとの連絡全般、契約から投稿のスケジューリング、実際に投稿されたかの確認、報酬支払といったすべての作業に自社で対応しなければならず、工数がかかってしまう点が挙げられます。
また、なかには直接の依頼を受け付けておらず、事務所や特定の広告代理店からしか依頼できないインスタグラマーがいる点にも注意が必要です。

広告代理店やインスタグラマー事務所などの業者に依頼

もう一つの方法は、インスタグラマーが在籍する事務所や、そういった事務所とつながりのある広告代理店に依頼する方法です。

直接依頼するケースに比べると、間に業者を挟む分だけインスタグラマーとの伝達に時間がかかり、また正しく伝わらないリスクが上がる点がネックですが、インスタグラマーの管理を代行してくれる分、手間が省けます。
また、自社でPRの企画や方向性がかためられない場合も、業者が企画から制作に携わってくれるため心強いでしょう。

ただ、報酬額は直接依頼するのに比べて割高の傾向にあります。

インスタグラマーのキャスティングサービスとして代表的なものに、Life-Instagrammer Network(LIN)などがあります。

4.業者に依頼するときの課金方法

業者を通してインスタグラマーに依頼する場合の報酬の課金方法には、「投稿ごとに課金」「フォロワー数に課金」「エンゲージメント(いいね!やコメントの数)に課金」「インプレッション課金」「URLクリックに数」の大きく5種類があります。

投稿ごとに課金

1件の投稿に対し、報酬額を決めて支払う方法です。
企画立案からコンテンツ作成費まで含めて依頼できるケースもあります。

フォロワー課金

インフルエンサーマーケティングの課金方法で主流なのが、フォロワー1人当たりの報酬額が決まっているフォロワー課金だといわれています。
単価の相場は、フォロワー1人につき0.1~5円ほどと幅があり、フォロワー数が多く影響力の強いインスタグラマーほど高額になる傾向があります。

エンゲージメント課金

投稿に対しフォロワーなどほかのユーザーからの「いいね!」やコメント1件ごとに報酬額が決められた課金方法です。

インプレッション課金

インプレッション(投稿が見られた)数1件ごとに報酬額が決められるタイプです。

URLクリック数

インスタグラムでは投稿にリンクをつけることはできませんが、プロフィール欄にはつけられるので、インフルエンサーのプロフィール欄に商品・サービスのランディングページへのリンクを張り、クリック1件当たりの報酬額を決めて課金する方法です。

5.人気のインスタグラマー

インスタグラムは、ユーザー層の特性として、20~40代の若い層が多く、20~30代では女性が60%を占めています。

プロモーションに使用する際も、若い女性向けの商品・サービスが向いているといえます。なかでも、写真とも相性の良い「グルメ」「子育て」「メイク」「ファッション」「旅行」「動物」の6つのジャンルごとに、人気のインスタグラマーをご紹介します。

グルメ

Kei Yamazaki(@Keiyamazaki)
 

Kei Yamazakiさん(@keiyamazaki)がシェアした投稿 -

エディトリアル&グラフィックデザイナーでインスタグラマーのKei Yamazakiさんは、「TODAY'S BREAKFST」「MORNING TABLE」「食パンがあれば」などの書籍も出しています。ワンプレートごはんやトースト、スイーツなどのグルメ投稿の合間に、お子さんやお花の画像も現れ、和ませてくれます。

フォロワー数 55万6,000人(2018年6月現在)
依頼先 ジュウ・ドゥ・ポゥムのホームページの右下「お仕事のご依頼」からメール連絡

ayumi(@aymswmr)
 

ayumiさん(@aymswmr)がシェアした投稿 -

ayumiさんの投稿は、食べ物だけでなくテーブルコーディネートもおしゃれ。ドリンクやスイーツの画像もアップされています。タイアップ投稿もこの渋い色調にしっかり統一されており、センスの高さがうかがえます。

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フォロワー数 14万8,000人(2018年6月現在)
依頼先 記載なし(DMで直接問い合わせてみてください)

子育て

ひかる(@cho_so_)
 

Hikaru*॰¨̮さん(@cho_so_)がシェアした投稿 -

息子の「そうくん」のショットを中心に、ママのひかるさんの目線で毎日の子育ての様子がアップされています。ひかるさんは育児に関するインタビュー、「そうくん」はCM出演経験もあり、子ども・育児関連のPRに幅広く影響力を与えそうです。

フォロワー数 70万5,000人(2018年6月現在)
依頼先 記載なし(DMで直接問い合わせてみてください)

マルサイ(@maru_sai)
 

マルサイさん(@maru_sai)がシェアした投稿 -

男の子三兄弟を育てるママが描くマンガが投稿されているマルサイさんのアカウントです。単行本『男子が3人います。』も出しています。マンガの題材には比較的食事ネタが多めなので、子育てのなかでも食に関するプロモーションに向いているかもしれません。

フォロワー数 12万9,000人(2018年6月現在)
依頼先 記載なし(DMで直接問い合わせてみてください)

メイク

クレイトン愛(@ clayton_ai)
 

クレイトン 愛さん(@clayton_ai)がシェアした投稿 -

モデル・タレントとして活動しているクレイトン愛さんのアカウントには、お仕事やプライベート写真とともにメイク方法の動画がアップされています。オールプチプラコスメでのメイクなど、10~20代でも真似しやすいメイクを投稿しているのが支持される理由のようです。

フォロワー数 62万8,000人(2018年6月現在)
依頼先 DMで直接連絡

moeno0323(@moeno0323)
 

moenoさん(@moeno0323)がシェアした投稿 -

アイメイク、リップメイクを中心に、メイクに使用したアイテムとメイク方法とともにメイク後の画像をアップするスタイルで「今日のメイク」を更新しているインスタグラマー。moeno0323さん自身が色白なので、カラーメイク映えします。

フォロワー数 19万2,000人(2018年6月現在)
依頼先 記載なし(DMで直接問い合わせてみてください)

ファッション

Shouta(@xxshoutaxx)
 

Shouta.さん(@xxshoutaxx)がシェアした投稿 -

Shoutaさんは、母親がファッションブランドを経営しているというだけあって感度の高い私服やバッグなどファッションを中心に愛車のランボルギーニなどの画像をアップしています。高級志向のターゲットを持つ商品のPRに。

フォロワー数 43万1,000人(2018年6月現在)
依頼先 記載なし(DMで直接問い合わせてみてください)

大坪はるら(@harurappy_1211)
 

Harulaさん(@harurappy_1211)がシェアした投稿 -

ファッションブランド「Feminity」でクリエイティブディレクターを務める大坪はるらさんのアカウント。「Feminity」の告知関係の投稿も多く、服だと競合してしまうので、アクセサリーや小物など、コラボで自社商品をPRしたい企業の方向けです。

フォロワー数 45万1,000人(2018年6月現在)
依頼先 記載なし(DMで直接問い合わせてみてください)

旅行

Halno Kujiraoka(@halno)
 

Halno Kujiraokaさん(@halno)がシェアした投稿 -

ホウキにまたがった魔法使いが空を飛んでいるような不思議な写真や動画を投稿しているインスタグラマー。フォトグラファーでもあり、浮遊写真の第一人者としても有名なHalno Kujiraokaさんの写真は世界中から投稿されています。

フォロワー数 27万4,000人(2018年6月現在)
依頼先 halno.jp@gmail.com

shih0107(@shih0107)

「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」シリーズを投稿するインスタグラマーで「絶景プロデューサー」の詩歩さんのアカウントです。絶景というインパクトから、旅行業界やクルマ業界、飲料メーカーなどとのタイアップ経験を多数持っています。

フォロワー数 68万9,000人(2018年6月現在)
依頼先 contact@zekkei-project.com

動物

Shinjiro Ono(@marutaro)
 

Shinjiro Onoさん(@marutaro)がシェアした投稿 -

愛犬の柴犬「まる」の投稿が人気!まるの人気ぶりは、サムティという不動産会社の動画CMに起用されたり、東京・根津にまるの写真集やポストカードなどを扱うオフィシャルショップがあることからもうかがえますね。

フォロワー数 2,600万人(2018年6月現在)
依頼先 記載なし(DMで直接問い合わせてみてください)

howl.love.hrm(@ howl.love.hrm)
 

ハウルさん(@howl.love.hrm)がシェアした投稿 -

「#今日のハウル」で日々の黒猫のハウルの様子のほか、お子さんが生まれてから作り始めたという手作りのデコスイーツやちぎりパン、パスタなどグルメ系の写真も投稿されています。

フォロワー数 24万9,000人(2018年6月現在)
依頼先 記載なし(DMで直接問い合わせてみてください)

6.まとめ

以上、これからインスタグラマーを使って、これからインフルエンサーマーケティングをはじめようと検討されている担当者向けに基本的な情報と人気インスタグラマーをご紹介しました。

インフルエンサーマーケティングをはじめるときには、ユーザーにステマ(ステルスマーケティング)だと思われないようにする必要がある、などいくつか注意点もあります。

インフルエンサーマーケティングについては、下記の関連記事もご覧ください。

Instagram コンサルティング]]>
Tue, 19 Jun 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[動画製作は内製する?外注する?それぞれのメリット・デメリットとは]]> https://mtame.jp/content_marketing/video_production_merit 近年、会社案内動画や製品・サービス紹介動画、動画広告など、Webサイト上で動画を公開しPRにつなげる企業の動きが活発になり、「動画マーケティング」という言葉も生まれています。

すでにオリジナル動画を制作されたことのある企業も、これから動画制作に取り組もうと考えている企業も、「社内で内製するのと、外注するのとではどちらが良いのだろうか?」という点は、気になるポイントなのではないでしょうか?

本記事で、動画制作を内製した場合と外注した場合、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介いたします。

動画制作を内製するメリット・デメリット

内製するメリット

まずは、動画制作会社に外注せず、自社のスタッフを使って社内で制作するケースのメリットを見ていきましょう。

メリット①最小限での予算設定ができる

外注する場合、動画の内容や長さなどにもよりますが、15~30秒くらいの動画で数万円~、アニメーション入りなど制作期間が長いものになると、数十万円~数百万円ほどかかります。いずれの場合も予算額と合う制作会社、プランを探すことになります。

動画制作には、スケジューリング、台本制作、撮影、編集といった作業費が含まれていますが、自社で制作する場合、これらの作業にかかる人件費が上乗せされることはなく、機材やソフトを中心とする経費のみに抑えられるため、最小限での予算設定が可能です。

メリット②社員同士で入念にコミュニケーションをとれる

動画制作を外注する場合、自社の希望をうまく伝えられるかどうかが完成動画の満足度を左右します。意思疎通のしやすさには外注先の担当者との相性も影響してくるでしょう。

自社で制作する場合、これまでの人間関係の土台があるので、コミュニケーションが取りやすいのがメリットです。また、同じオフィスで顔を合わせるので、対面で入念なコミュニケーションが取れるということもメリットでしょう。最初から会社についての事前知識がある者同士で制作を進めるため、打ち合わせ時間を短縮できるというメリットもあります。

メリット③作業の優先度を自由に設定できる

動画制作を外注すれば、制作会社が立てたスケジュールに沿って撮影や確認作業などが入ってきます。両社でスケジュールを合わせているので、急な変更なども極力避ける必要があるでしょう。

社内で制作する場合は、外注先のスケジュールに合わせる必要がありません。メンバーの都合が合えば、ちょっとした空き時間を使って作業を進めることもできます。ただ、これにより、制作作業が後回しになりがちで完成スケジュールが遅れてしまうというデメリットもはらんでいます。

内製するデメリット

先ほども少し触れましたが、内製するデメリットには、どんなものがあるでしょうか。

デメリット①社員は制作にリソースをとられ、本来の業務を圧迫してしまう

メリットの3つ目に挙げた「作業の優先度を自由に設定できる」は、制作作業よりも本業を優先させたケースですが、逆に、動画完成の期日が厳格に決まっている場合は、制作業務に押されて本業が圧迫されることになります。残業になったり、本業がおろそかになってしまうことも考えられます。

デメリット②制作の経験がない場合、クオリティを担保できず、時間を浪費するリスクがある

趣味や前職などで動画制作の経験を持つ人材がいれば良いですが、そんな企業は多くないでしょう。動画制作の素人同士が集まって作業を行うとなれば、試行錯誤の連続となってしまうため、制作時間は膨らむばかりです。

さらに、かけた時間に見合うだけのクオリティの高い動画も、残念ながら望めません。

デメリット③専門のソフトや撮影機材などを準備する必要がある

動画の撮影や編集に必要な環境を整えるための時間的コスト・金銭的コストがかかります。特に、レンタルやサブスクリプション方式ではなく買い切り型で購入した場合、継続的に動画制作を行うのでなければ、外注する場合よりも高くついてしまうケースもあります。

動画制作を外注するメリット・デメリット

では、動画制作会社に外注した場合を見ていきましょう。

外注するメリット

まずは、動画制作を外注した場合のメリットです。

メリット①最新の機材とソフトを持っているため、高品質な映像を作れる

外注するメリットは、なんといっても動画制作を専門にしている制作会社ならではのクオリティの高さです。もちろん、機材やソフトウェアといった設備も最新のものを揃えているため、自社で間に合わせで用意した機材類を使って作るよりも高品質な動画が期待できます。

メリット②専門家ならではのアイディアや経験がある

メリット①でも触れたように、動画制作会社はそれを専門としているため、これまでの動画制作で培ってきたノウハウを豊富に持っています。オリジナリティの高いシナリオ、社内では思いつかないような効果的な演出や撮影アングル、メリハリのある編集など、内製では出せない動画表現を実現できるでしょう。

メリット③社員は本来の業務に専念できる

制作会社に外注すれば、動画制作にさく時間は、出演者への根回しや撮影への立ち会い、確認作業などの最小限の作業にかかる分だけで済みます。社員は、これまで通り本業に専念しながら動画を完成させられるので、手間がかかりません。

外注するデメリット

一方、外注もメリットだけではありません。動画制作を外注した場合に可能性のあるデメリットは以下のようになります。

デメリット①社員が制作会社を探す・選定する工数がかかる

依頼してしまえば制作作業はほぼお任せですが、依頼する動画制作会社を探すのは発注する側の仕事。内製する場合には発生しない「制作会社の選定」という作業工程が出てきます。

デメリット②自社のブランドや製品を理解してもらうのに時間がかかる

自社の会社概要、動画制作の背景にある強みや思い、理念から製品・サービスの特長、競合他社製品との違い、業界動向など、社員同士ならある程度「常識」となっているような基本的な情報を理解してもらう時間と手間がかかります。また、制作開始までにきちんと理解してもらえる保証もありません。

デメリット③制作会社とスケジュールが合わず、そもそも受けてもらえない/納期遅延のリスクがある

動画制作会社の繁忙期などと自社の希望納期が重なれば、そもそも制作を引き受けてもらえずに外注先の選定をしなおさなくてはならなかったり、納品時期を変更しなくてはならない可能性があります。また、引き受けてもらえたけれど納期が遅延する、というリスクも0ではありません。

まとめ

動画制作は、内製する場合も外注する場合も、それぞれ、メリットとデメリットがありますが、まとめると、内製した方が良い会社、外注した方が良い会社の特徴は、それぞれ以下のようになります。

【内製した方が良い会社】

  • 最小限の予算で動画を制作したい
  • 動画のクオリティにはそこまでこだわらない
  • 社内に動画制作経験者がおり、機材やソフトも低価で調達できそうだ
  • 動画制作にかけられる時間がふんだんにある

【外注した方が良い会社】

  • 社内に動画制作のノウハウを持つ人材がいない
  • 社員が本業に忙しく、制作作業との並行が難しい
  • クオリティの高い動画が欲しい
  • 動画の公開希望日までにあまり期間がない

自社が上記のどちらに当てはまるかチェックしてみてください。 もし、外注した方が良い会社に当てはまったら、まずは、自社に合う映像制作会社を探してみることから始めてみましょう。

イメージにピッタリの制作会社が見つかる! 動画制作に特化したマッチングサイト“Movie Print”

Mtame株式会社では、動画を制作したい依頼者と、動画を制作する映像制作会社を結びつける動画制作特化型マッチングプラットフォーム『MoviePrint』を運営しており、多くの動画から好みにあった動画制作者を見つけることができます。

膨大な動画事例からイメージに合う動画を見つけて、その動画を制作した映像制作会社に簡単に依頼できるサイトです。

『MoviePrint』での動画制作に対する相談・見積り依頼は無料ですので、以下のリンクからお気軽にご連絡ください。

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Thu, 14 Jun 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[FAX DMや郵送DMの目標ってどうやって決めればいいの?オフライン施策に初めて取り組む方へ]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/dm FAX DMや郵送DMとは、企業が個人または法人の見込み客へ資料や商品カタログを郵送またはFAXで送付するものですが、
今になってマーケティング施策としてDMに着目する企業が増えてきています。
今さらDM?と思う方も多いかもしれませんが、コツさえおさえれば効果的な施策なのです。

今回は、DMが注目されている背景とオフライン施策に初めて取り組む方へ向けたDMの目標の立て方を紹介します。

DMの広告費は拡大傾向にある

現代はネット広告が主流だと言われていますが、2017年度のDM広告費は3,701億円にものぼります。(電通,日本の広告費:http://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/2017/
そして、電通によるとこの調査に含まれないデータマーケティング関連のDM市場は拡大傾向にあるという調査結果となっていて、DM市場が拡大していきつつあることがわかります。

なぜ今さらオフライン施策が必要なの?

オンライン施策の重要性が高まってきている今、多くの企業がオフライン施策からオンライン施策へと移行しています。
そんな中オフライン施策であるFAX DMや郵送DMを送ることは、逆に周りの企業と差別化でき、そのためユーザーの開封率も高くなってきているといわれています。

また、オフライン施策はオンライン施策で接触できないターゲット層に対してアプローチできるため、オンライン施策だけでは獲得できなかった層のリード(見込み客)を獲得することもできます。

成功するためのコツ

FAX DMや郵送DMを成功させるために重要なことは、きちんとユーザーをセグメントをして送ることです。
セグメントとは、ユーザーを条件や情報ごとに分類し、その分類したグループごとに合った内容を届けるというものです。
例えば、経営層であれば封書、担当者であれば定型ハガキというように分けることによって開封率は上がると言われています。
また、形式だけでなく内容も、相手によって変えることで「全員に同じ内容を送っている」と思われないように、できるだけパーソナライズする必要があります。

よくある失敗

①全員に対して同じ内容を送る

先述した通り、セグメントをしないで送ってしまうと、一辺倒な内容になってしまい、ユーザーから興味を持たれにくくなってしまいます。

②CVへの導線設計が甘い

オフライン施策はオンライン施策と違い、開封してくれたか見てくれたかの検証が難しい施策です。
そのため、効果測定のためにもCVへの導線をしっかりと設けておく必要があります。

例)FAX DMをそのまま返信できるようにする、封書に返信用にハガキを付ける

注意点

①FAX番号より電話番号を目立たせない

電話番号を目立たせてしまうと、ユーザーはその番号にFAXを送信してしまうため、届かないという事態が起こってしまいます。
ユーザーが二度目のアクションをしてくれるとは考えにくいので、ユーザー目線で電話番号とFAX番号をどのように表記するか考えましょう。

②配信停止が多い

1%程度は配信停止を希望するユーザーがいるため、配信数を多くすれば多くするほど配信停止業務も一苦労です。
あらかじめリソースを確保しておくか、オプションで配信停止作業を代行してくれるサービスを依頼しておくとよいでしょう。

③クレーム対応

データクレンジングできていない場合、誤って個人宅に送ってしまい、クレームになってしまう場合もあります。
謝罪だけで収まらない場合のことを想定して、いくつか対応方法を考えておく必要があります。
下記はあくまで参考程度です。臨機応変に対応方法を考えましょう。

例)・FAX用紙を使用してしまったため、紙(500枚)を送る、商品券を贈る

目標の立て方

それぞれの施策の反応率や受注率をふまえて、目標とする成約件数から逆算して配信数を計算します。

例として数値を入れていますが、反応率や受注率は自社の数値をあてはめて考えてください。

FAX DMで1件成約するための配信数は以下の通りです。

FAX DMの場合

契約件数:1件

 ↑

 |受注率10%

 |

お問い合わせ数:12件

 ↑

 |反応率0.06%

 |

配信数:20,000件

このパーセンテージの場合だと、FAX DMで1件の成約を獲得するためには、少なくとも20,000の配信数が必要になります。
FAX DMより郵送DMのほうが反応率がよいとされていますが、同じ配信数を郵送DMで配信する際は以下のようになります。

郵送 DMの場合

契約件数:10件

 ↑

 |受注率10%

 |

お問い合わせ数:100件

 ↑

 |反応率0.5%

 |

配信数:20,000件

平均的なFAX DMの単価は1件あたり5円、郵送DMの単価は1件当たり93円なので、かかる費用は

FAX DM:20,000×5円=100,000円

郵送DM:20,000×93円=1,860,000円

この金額に手数料などを足した金額となります。

限られた予算のなかで最大限の効果を出せるように、成約数から逆算した最適な配信数で実施しましょう。

まとめ

オンライン施策の重要性が叫ばれている中で、オンライン施策へつなげる導線としてのDMの必要性が少しずつ認知されてきています。
オンライン施策、オフライン施策それぞれのメリットとデメリットを理解して自社に合ったマーケティング戦略を立てていきましょう。

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Tue, 12 Jun 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[話題のWebサービス・アプリが見つかる「Apppla(アプラ ) 」をつかってみた!]]> https://mtame.jp/column/apppla 世の中にはさまざまなWebサービスがありますが、その数は毎日のように増えており、サービスの種類も多種多様です。
使用者である私たちは、その莫大なサービスの中から自社に合ったものを選びだす必要があります。

本記事では、そんな悩みを解決できる、いま話題のWebサービスやアプリを簡単に見つけられる「Apppla(アプラ)」を紹介します。

「Apppla」とは?

Apppla(アプラ)は毎日、話題のWebサービス・アプリが見つかるサービスです。
Techable、THE BRIDGE、Tech Crunch、PR TIMES、ITmedia、Gigazine、Product Huntなどの約50のIT系メディアから話題のWebサービス・アプリ情報をApppla公認のキュレーターによって毎日お届けします。
(引用:https://www.appp.la/about

できること

コレクション

ニュースレター

アイデアジェネレーター

色から探す

コレクション

ユーザーがAppplaに登録されているWebサービスやアプリを自由にまとめて発信できる機能です。
自分で発信することもできますし、他のユーザーがまとめたコレクションを自由に見ることもできます。
SpotifyやAppleMusicの「プレイリスト」のようなイメージです。
普通のカテゴリでは見つけられないようなサービスを見つけられたり、自分と好みが似た人のコレクションがあれば新しい発見があるかもしれないですね。

コレクション

ニュースレター

Appplaに登録したユーザーには、毎日「その日話題になったWebサービス・アプリ」を紹介したメールが届きます。
そしてそのバックナンバーをサイト上で確認することもできます。
ITサービスは日進月歩なので、人気のサービスの最新情報を毎日届けてくれるのは便利ですね。


ニュースレター

アイデアジェネレーター

「アイデアジェネレーター」はAppplaに登録されているキーワードをもとに組み合わせ法を実現するミニアプリです。
キーワード2つをAppplaがランダムに選択し、その組み合わせに合ったWebサービス・アプリが表示されます。

アイデアジェネレーター

色から探す

他のサービスにはないユニークな機能がこの「色で探す」です。
サービスのキャプチャー画像を解析し、使われている色のヒストグラムから割合を算出したカラーコードからWebサービス・アプリを探せる機能です。
面白い角度でサービスを検索出来て、意図的には検索できないような思いがけないサービスが見つけられるかもしれませんね。


色から探す1


色から探す2

使い方

まずは、ユーザー登録をします。
登録しなくてもサービスを利用することは出来ますが、ニュースレターを受け取ったりサービスを発信するためには登録が必要です。

https://www.appp.la/ 

マイページではいいねしたサービスや作成したコレクションを見ることができます。

マイページ

先ほどご紹介した4つの機能を使い、自分たちに合ったサービスを探してみましょう。

ダッシュボード

サービスを探すだけでなく、自分のおすすめのサービスを発信することができます。
投稿したサービスは運営側の承認後、公開されます。

サービス発信

おすすめサービス

Appplaに掲載されているサービスの中から、マーケティング担当者におすすめのサービスをご紹介します。

① Brandmark

http://brandmark.io/

キーワードを入力することでAIがわずか1分でユニークなロゴやスタイルガイド、ウェブサイトを作成するサービスです。
エムタメ!でも紹介していますのぜひ参考記事もご覧ください。
https://mtame.jp/design/brandmark

② myBridge

https://jp.mybridge.com

「myBridge」は、撮影するだけで名刺を正確にデータ化、いつでもどこでも検索できるLINEの名刺管理アプリです。

③ SPIRIT TEENS

https://spirit-teens.com/

SPIRIT TEENSは、影響力を持つ10代インフルエンサーと、商品やサービスをPRしたい企業のマッチングプラットフォームです。
インフルエンサーマーケティングをやっていきたい企業におすすめです。

感想

使ってみた率直な感想は、設計もシンプルですし操作も分かりやすく「使いやすい!」ということです。
自分が探したいカテゴリのサービスを見つけやすいというのももちろんですが、Apppla側から「こんなサービスがありますよ」と提案してくれる機能が多いので、思いもよらなかった発見がありそうです。
皆さんもぜひ使ってみてはいかがでしょうか?

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Fri, 01 Jun 2018 00:05:00 +0900
<![CDATA[動画がもたらす効果と広告市場の推移]]> https://mtame.jp/advertisement/video_ads ここ数年、インターネットにおいて、毎日と言って良いほど頻繁に動画を目にします。

なぜこれほどまでに動画市場が盛り上がっているのでしょうか。

 

ここでは広告という観点から、動画が企業に注目されている理由について、最近のトレンドを交えて紐解いていこうと思います。

なぜ動画なのか?

そもそも、なぜ企業はプロモーションに動画を採用するのでしょうか。

従来のオフライン広告や、オンラインのディスプレイ広告などと何が違うのでしょうか。

圧倒的な情報量を、スマートに伝えられる

1分間の動画が持つ情報量は、180万言語、原稿用紙4500枚、3,600分のWEBページに相当すると言われているため、文字情報や静止画に比べ圧倒的且つスムーズに内容を伝えることが可能です。 

また、それのみならず音声も同時に伝達できるために、ストーリー性を持って内容を訴求できます。

 

そのため、ブランドイメージを醸成したい企業にとってはうってつけのコンテンツなのです。

訴求手段として最もインパクトがあり、行動を促しやすいコンテンツは動画ともいえます。近年急速市場が盛り上がっている理由がここから読み取れます。

動画広告市場の動向

では、実際の市場はどのように推移しているのでしょうか。

サイバーエージェントとデジタルインファクトが共同で実施した調査によると、2017年度の動画広告市場は1093億円となり、2019年には2000億円、2022年には3,000億円まで成長する予測されています。

ここまで急速に発展しているトリガーとして、以下の要因が挙げられます。

  • ユーザーのスマートフォンによる動画視聴の定着
  • Youtubeを筆頭とする動画プラットフォームの拡大
  • FacebookやInstagramなどのSNSメディアでの動画出稿が急増

先程も述べたように、動画はあらゆる広告手段の中で最も多くの情報量を持っており、ユーザーがスマートフォンでの動画視聴が定着していることから、広告主側はここに対してあの手この手で施策を打っているわけなのです。

メリット・デメリットは?

動画広告にはメリットもあれば、デメリットもあります。

具体的にそれぞれどういった側面があるのでしょうか。

メリット

ターゲットを絞って配信できる

優良なコンテンツがあっても、それがユーザーに興味を持たれなければ意味がありません。

動画広告は、年齢、性別、地域、ジャンルや言語など、様々な条件を絞って的確にターゲットへ配信することができる点が大きなメリットと言えるでしょう。

また、若年層から高齢層まで幅広いユーザーを持つ動画プラットフォーム「You Tube」を利用すれば、更に多くのターゲットに配信することが可能です。

デメリット

動画制作のコストがかかる

広告用の動画作成を内製、あるいは外注するかという課題が発生します。

ノウハウがある場合は問題ないですが、そうで無い場合はやはり外注という選択肢になるでしょう。

また、画像に比べ一度作成してしまうと修正は容易ではないため、何かとコストがかかることは想定しておいた方がいいでしょう。

まとめ

動画広告市場が盛り上がっている背景が読み取れましたでしょうか。

動画広告は、万能ではありませんが、しっかりとターゲットを見極めて配信できれば、これまでの方法でリーチできなかったターゲット層に対しアプローチできるため、広告でお悩みの方は検討する価値は十分にあると言えるでしょう。

効果的なPR動画を効率よく作成するには

Mtame株式会社では、動画を制作したい依頼者と、動画を制作する映像制作会社を結びつける動画制作特化型マッチングプラットフォーム『MoviePrint』を運営しています。

膨大な動画事例からイメージに合う動画を見つけて、その動画を制作した映像制作会社に簡単に依頼できます。

 

『MoviePrint』での動画制作に対する相談・見積り依頼は無料なので、まずは自社に合う映像制作会社を探してみてはいかがですか?

 

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Fri, 01 Jun 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[Web担当者の心構えとは? ~初めてWeb担当者になった方のために~]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/preparedness Web担当者としてサイトを運用していくうえでは、技術的なことももちろんですが、どういったことに気を付けるべきか心がけるポイントがいくつかあります。
本記事では、初級的な内容として、Web担当者がどういった心構えでサイト運用に臨むべきか紹介します。

1.担当サイトに愛情を持つ

未経験や専門分野ではないにもかかわらずWeb担当者に抜擢された方もいるのではないでしょうか。
知識や経験があるに越したことはないですが、それよりもまずは自分の担当サイトに対して愛着を持つ必要があります。

前任者から引き継いだことをそのままやるのではなく、担当サイトをより良くしようと地道な改善を続けていくことが大切です。
そして「自分のアイデアによってサイトが良くなった」という成功体験を一日でも早く体験できるようにしましょう。

また、Webサイトが提供している価値をあげるために、社内での情報共有、ルール作り、分析結果の報告、場合によっては作業の外注などを進めていくのもWeb担当者の役割です。

2.サイト改善のため4つの観点を持つ

サイト改善のためにチェックすべき4つの観点は、以下の4点です。

  1. ①正確性、分かりやすさ
  2. ②効率の良さ
  3. ③指標としている数字
  4. ④便利さ、快適さ

対ユーザーそして対スタッフに対し、サイト改善のためにこの4つのできれば全てを常に改善し続けましょう。
では、それぞれのポイントでWeb担当者が行うべきことを紹介します。

①ではユーザーに正しい情報を提供できているか(ミスやトラブルはないか)、正確なユーザーデータが取得できているかなどをチェックします。
②を実現するためには、より効率的にサイト運用をするために、例としてコンテンツの質の向上、費用対効果の見直し、企画の回数・内容・タイミングの見直しなどを行いましょう。
③では、ユーザー数、PV数、売上、ユーザー情報の数、いいね!数、お問い合わせ数など、KPIやKGIに設定した数値などをきちんと追い、それが増加しているかチェックします。
④では、ユーザーにとって快適な操作などができているかなどを確認します。

この際に大切なのは、ユーザーだけでなく社内の人にとっても便利で快適であるかという視点です。

3.顧客視点を持つ

マーケティング施策を行うと必ずと言っていいほど「顧客視点(ユーザー視点)」という言葉がでてきます。
しかし会社都合と顧客視点は折り合いをつけるのが難しい場合が多く、顧客視点を強く意識し続けないと、だんだんと会社都合の方向に寄っていってしまうことが多いです。
Webサイトは、今や最も顧客との接点が多いツールです。Web担当者は顧客の視点でサイトの運輸をしていく必要があります。

しかし、顧客視点になるために顧客の声を聞くことはとても大切ですが、気を付けるべき点もあります。
まず、顧客の声をすべて活かそうとすると、どのユーザーにとっても響かないサイトになりかねません。
また、顧客が自分のことをよく把握しておらず、顧客からの要望自体が顧客の求めているものとずれているという可能性もあります。

顧客の声を聞くことと顧客視点に立つことは必ずしもイコールではないので、顧客の声ももちろん大切ですが慎重に判断する必要があります。

4.社内・社外コミュニケーションをとる

<社内>

まず、社内の各事業部の課題を把握することが大切です。
社内課題が把握できるとWebサイト上の何を強化すべきなのかという企画や他部署と連携したサイトの運営がスムーズになります。

そして次に、社内での理解を広め、分かりやすい説明ができるようになることです。
Web担当者だけが分かっていればいいというものではないので、関わりのある周りの人たちに対して理解を広める活動も行いましょう。
Webに対する適切な理解が広まると、他部署でWebサイトを良くしていこうという雰囲気ができれば、Web担当者としても仕事がしやすくなります。

<社外>

SNSやセミナーなどを通して常に社外の人から情報収集を怠らないようにしましょう。
セミナーなどで同じ立場の他社のWeb担当者とコミュニティを築くことが出来れば、同じ悩みを持った人たちと相談したり情報交換をすることもできます。

まとめ

今回はWeb担当者としてサイト運用していくうえでの心構えについて紹介しました。
チェックすべきポイントをおさえ、より良いWebサイトになるようにしていきましょう。

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Thu, 31 May 2018 00:05:00 +0900
<![CDATA[Webサイトの運用はいかに他部署を巻き込むかがコツ!コンテンツの拡充には他部署の協力が必要]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/website_running Webサイトの効率的な運用をしていくためには、各部門の要望をうまく取りまとめ、そして各部門に協力を得ながら進める必要があります。
本記事では、サイト編集・プロモーションなどの企画立案から実行までの流れと、各段階で重要なポイントを紹介します。

1.企画立案時に決めておくべきこととは

まず前提として企業のWebサイト運用には、Web担当者だけではなく他部署にとって、そして何よりユーザーにとって有益なものでなければいけません。
Webサイトの運用をする中で様々な企画立案に携わることになりますが、スムーズに企画を考えるために、下記項目をあらかじめ決めておいたほうがよいでしょう。

  • 画面ラフ案
  • サイトマップ
  • 導線設計
  • KPI、目標値、効果測定方法
  • コスト
  • 制作進行スケジュール

これらの項目を決めたら、次に企画書を作成します。
他部門の担当者が企画する場合は、その担当者に作成してもらいましょう。企画書の内容としては

  • 企画タイトル
  • 背景と課題、目的
  • 誰に、何を、どのような方法で行うか
  • 企画の懸念点

などを盛り込みます。
実際に文字に起こすことで、企画の詳細について部署間で共通認識することができ、いつでも振り返ることが出来る状態にしておきます。

2.役割とフロー

次に、企画立案時のWeb担当者の役割とフローについて紹介します。

1.ヒアリング

まずは主体部門にやりたいことをヒアリングします。

2.企画書作成

企画書を作成してもらい目的を文字に起こします。
このとき、先ほど紹介した内容(企画タイトル・背景と課題、目的・誰に、何を、どのような方法で行うか・企画の懸念点)を盛り込むようにしましょう。

3.企画書の編集

作成してもらった企画書を見て、Web担当側で適切なものに編集します。
企業視点になりがちな内容をユーザー視点で言い換えて編集します。

4.Webサイトの編集または外部Web制作会社へ指示だし

作成した企画書をもとに企画をサイトに反映させます。
Webサイトを自社で編集できる場合は編集を、外部委託している場合は外部Web制作会社へ指示だしします。

5.各媒体の表記を合わせる

ニュースリリース、メールニュース、SNSなど各媒体での発表の表記を合わせます。

6.情報解禁日を合わせる

5と同じく各媒体での情報解禁日を合わせます。

このフローがWeb担当者の担うべき領域です。
他部署に丸投げではなく、各フェーズでWeb担当者がとりまとめ、スムーズに企画を立案できるようにしましょう。

3.出稿後にチェックするポイント

Webサイトにおいて連続するユーザーの導線を実現するための機能を配置する工程をナビゲーションといいます。

施策を実施したらその施策がうまくいっているかを確認する必要があります。

まず準備段階として、下記を確認、設定しましょう。

  • 現状のサイトアクセス
  • 課題と目的
  • ターゲット、内容、方法
  • KPIの定義と目標値を定める

実施後は下記の項目を確認しましょう。

  • 行った施策の実績のチェック
  • アクセス状況、CV数のチェック
  • チューニング、再度にチェック
  • 振り返りと今後の展望

Web施策は実施して終わりではなく、ページにしても広告にしても運用していく必要があります。
実施後も効果測定を定期的に行い、常に改善・運用できるようにしましょう。

4.まとめ

今回はサイト運用するうえでの企画立案について、Web担当者が行うべきことについてまとめました。
Web施策の良いところは、効果測定のデータをリアルタイムで確認でき、かつ軌道修正もすぐに行えるところ、つまりPDCAサイクルを素早くまわせるところです。
担当部署に丸投げせず連携してレポーティングを常に共有し、より良い企画を作れるようにしましょう。

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Thu, 31 May 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[【6/13(水)名古屋】[グーグル×スターティアラボ]Google アドワーズ広告 活用セミナー&相談会イベント]]> https://mtame.jp/advertisement/20180613seminar

 

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Tue, 29 May 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[「ブランドコンテンツタグ」でインフルエンサー広告を もっと効率的に!]]> https://mtame.jp/social/instagram_brandedcontents みなさんはInstagramを利用している中で「ブランドコンテンツタグ」を見かけたことはありますか?
この機能は、芸能人・著名人やインフルエンサーと呼ばれる発信力の高いユーザーが広告投稿を行うことを明示するためのものです。

消費者に宣伝だと気付かせないように広告行為を行うステルスマーケティングの規制が厳しくなってきた昨今、インフルエンサーを使った広告の取り扱い方に頭を悩ます企業も多いでしょう。
しかし、今回ご紹介する「ブランドコンテンツタグ」を使うことで、そのような企業の悩みを解決し、インフルエンサーマーケティングをスムーズに行うことができます。

「ブランドコンテンツタグ」とは一体どのように使うことができるのでしょうか。詳しくご紹介します。

Instagram コンサルティング

1.広告投稿(PR投稿)とは

前述したように、広告主とインフルエンサーが提携しており、広告として投稿を行っていることに気付かなせないような広告行為をステルスマーケティングといいます。

従来、Instagramではハッシュタグに「#PR」などを付けることにより広告投稿だと発信している場合が多くありました。
しかし、複数のハッシュタグに埋もれてしまって、受け手のユーザーからは広告投稿なのかが明確にわからないという状況が多くありました。

そういった広告投稿だとわかりにくい投稿が増えたことにより、Instagramは企業などの広告主から承認されてユーザーに「ブランドコンテンツタグ」をつけることができる機能を追加しました。
企業向けに展開されている公式ブログでは広告投稿に対しての注意喚起もされています。

今後数週間以内に、Instagramは、適切なタグ付けが行われていないブランドコンテンツに対し、ポリシー遵守を強く求めていきます。

引用:Instagram Businessブログ

2.ブランドコンテンツタグ機能

ブランドコンテンツタグ機能

画像引用先:Instagram公式ブログ

ブランドコンテンツタグ機能

上記画像の投稿者アカウントのアイコンの横にあるアカウント名の下に表記があります。
ここに「●●●(企業名)」または「●●●とのタイアップ投稿」という表記がされるようになります。(※ブランドコンテンツタグ機能はスマホでのみ表示されます。)
タグをクリックすると企業アカウントにリンクされているので、どのアカウントが広告主かも一目瞭然です。

なお、ブランドコンテンツタグ機能は通常の投稿の他に、ストーリーの投稿にもつけることが出来ます。

ブランドコンテンツタグ機能がつけられるようになったことで、インフルエンサーはフォロワーから「ステルスマーケティングをやっているんじゃないか」と思われることが減るでしょうし、広告主はインフルエンサー広告の効果を管理画面から数値で確認することができるようになります。

3.タグ付投稿の方法

ブランドコンテンツタグを使用するためには広告主のアカウントをビジネスアカウントにする必要があります。
ビジネスアカウントの広告主であればインフルエンサーは自由にタイアップ表示をさせたいアカウントを選択することができます。

①【投稿側】ビジネスパートナーをタグ付け

投稿を行うには、通常の投稿方法を行った最後の画面で下部に表示される「詳細設定」から「ビジネスパートナーをタグ付け」をタップします。
広告主のアカウント名を検索して選択することでブランドコンテンツタグの設置が完了となります。

また、ストーリーにタグを付ける際には写真や動画を撮影後、アイコンツールバーに移動して広告主を検索してタグをつけることができます。
このようにタグが付いた投稿が行われると広告主側に通知がいき、投稿を行ったことを自動で知らせることができます。

なお、特定の広告主のアカウントが表示されない場合にはビジネスパートナーの承認をしてもらう必要があります。

②【広告側】ビジネスパートナーを承認

ブランドコンテンツタグ機能では、ブランドセーフティのために「パートナーの承認」機能があります。
インフルエンサーが広告主を選択して投稿する前に、そのインフルエンサーによるタグ付けを許可するか否かを選択することができます。

この機能は、デフォルトではオフになっているため、オンにするには設定を行う必要があります。
設定方法は、「設定」から「ビジネス設定」にある「ブランドコンテンツの承認」をオンにすれば完了です。

なお、インフルエンサーとして指定できるユーザーは限られており、広告投稿ができる範囲が限られてしまうことがデメリットとなりますがブランドセーフティを保つためには承認設定をしておいたほうが良いでしょう。

4.FaceBookページのインサイトで解析が可能

広告主は、FaceBookページのインサイトから「ブランドコンテンツタグ」を見ることで、広告効果を確認することができます。
確認できることは下記の通りです。

  • ブランドコンテンツタグを付けたユーザーの投稿
  • タイアップしたユーザーのストーリー投稿のリーチ、次へのタップ、前へのタップ、返信、ストーリーズからの移動
  • タイアップしたアカウントの通常投稿のリーチとエンゲージメント

なお、ストーリー投稿のインサイトは14日間が有効期限ですが、フィード投稿のインサイトには有効期限はなく、継続的に見ることができます。

フィード投稿のインサイト

フィード投稿のインサイト

ストーリー投稿のインサイト

ストーリー投稿のインサイト

画像引用先:Instagram公式ブログ

なお、広告主はインサイトからタグ付けされたインフルエンサーのタグ付けを解除することができます。
ブランディングを下げる望まない投稿や無意味な投稿についてはインサイトから削除を行うようにしましょう。

5.効率的なインフルエンサーマーケティングを!

今までのインフルエンサー広告は、タグ付けされた投稿を広告主が手動で確認する必要がありました。
しかし、ブランドコンテンツタグを利用することにより、インサイトと連携することができるので効果測定の集計時間を削減できるでしょう。

また、インサイトでどのインフルエンサーが本当に影響値の高いアカウントなのかをエンゲージメント率などから確認することができるため、フォロワーを買っているようなユーザーにタイアップの依頼を行わなくて済むようになります。
どのインフルエンサーが効果の高いユーザーなのかを判断することが今までは難しかったところを改善できるでしょう。

ブランドコンテンツタグを使うことにより、広告主もインフルエンサーもメリットがあるため、今後のInstagramでのインフルエンサー広告では必須の機能となるでしょう。
インフルエンサー広告を利用する際にはこの機能を覚えておくとよいでしょう。

Instagram コンサルティング]]>
Mon, 28 May 2018 00:05:00 +0900
<![CDATA[Facebookで今起きている問題 ~アメリカ大統領選挙で5,000万人の個人情報が不正に使用されました~]]> https://mtame.jp/social/facebook_personal_information 2014年のベネッセの個人情報流出事件や、昨年話題になったLINEの乗っ取り、メルカリWeb版での個人情報流出など近年情報被害に関する話題が多くなりました。それにより、企業や個人でも情報の取り扱いに慎重になっていることも多いでしょう。

今回は、facebookで起こっている問題についてまとめました。

1.どれくらいの人に使われているか?

facebookの現状

月間アクティブユーザー数を比較
(参照:Social Media Lab)

facebook
(2017年9月)
20億人
twitter
(2017年4月)
3億2800万人
LINE
(2017年9月)
2億1700万人
Instagram
(017年9月)
8億人
Pinterest
(2017年9月)
2億人
LinkedIn
(2017年4月)
5億人

日本で見るとLINEのアクティブユーザー数がfacebookを上回りますが、facebookは世界最大のソーシャル・ネットワーク・サービスです。

アカウント作成時に本人登録で詳細なプロフォールや趣味・思考の設定を行うことから、趣味による個人間の繋がりが生まれたり、ビジネスの場面では、マーケティングやいろいろな調査を行うにあたって重要な手段として活用されます。

2.現在起こっている問題

CNETによると、現在Facebookが所有している5000万人もの個人情報が2016年のアメリカ合衆国大統領選挙で不正に使用されたことについて、投資家から訴えられています。

《事象》

トランプ大統領が誕生した2016年のアメリカ合衆国大統領選挙を、Cambridge Analytica(データ収集・分析をおこなう選挙コンサルティング会社)という会社が担当。

Cambridge Analytica社が不正利用したとされる内容

  • 広告出稿
  • 大衆分析を行い演説内容を考案
  • …など

上記のような活動の中で、Cambridge Analytica社は5000万人ものFacebookアカウントをユーザーの許可なしに不正に使用したとされています。

使用されたデータは、アプリなどを使用してデータ収集を行っているケンブリッジ大学教授のAleksandr Koga氏からの提供によるもので、Koga氏は270,000件のアカウントに対し、そのアカウントで友達登録されている情報や、アカウント情報でログインしたFacebook以外でのアプリでの活動情報などを収集していました。(Facebookは友達登録をしている友人情報の閲覧はしないよう規定変更を行っている)

Kogan氏の行った今回の行動はFacebookのコンプライアンスに反しており、Facebookの副社長であるPaul Grewalよりデータ消去を求められました。

3.facebookとしての立場、責任

前半にも述べましたが、Facebookは一月に20億人が利用するという非常に大きなツールです。何百万人もの人と人をつなげるツールでもあり、広告主はユーザーが登録した個人情報をもとに適切なターゲティング広告をうったりすることもできます。

このような事象が起き

  • facebookは開発者意思にそぐわない行動をする方に対し、責任を取る範囲を広げるべきなのか?
  • どのようにすれば、他に情報がわたらないようにできるのか?

など、Facebookに対して今後の対応に疑問の声が上がってきています。
3月22日、FacebookのCEOであるMark Zuckerbergは、自身のFacebookで今回の騒動についてコメントを出しています。

今後の対応として、

  • 2014年のプラットフォーム変更より前に、対象データにアクセスをしたすべてのアプリを調査する
  • 開発者へのデータアクセス制限を設ける
  • あなたがどのアプリにデータへのアクセスを許可しているのか、確認。今後、許可をしているアプリではそのことをアプリ上で表示し、拒否設定を簡単に行えるようにする

4.利用者として知っておくべきこと

どのサービスや、アプリにも発案者や開発者がいて、利用者にいい体験を提供しようという思いが少なからずあるでしょう。

しかし、世の中をより便利にしたい、よりよくしたい、人と人をもっと繋ぎたい、このような思いが存在すると同時に、どのサービスやアプリにも完璧なものはないことをしっかりと認識しておくべきです。

今回のような事象を完全に防ぐことはできませんが、利用者として知っておくべきことを下記にまとめました。

認識しておきたいこと

  • Facebookアカウントでログインを求められているアプリは、データ収集が目的で有ることを知る
  • Facebookのセキュリティ設定について知る(必要以上の情報を公開している可能性があります)
  • どのようなアンケートか理解をしたうえでアンケートを書き込む
  • 不正に活用されているデータを使用しない
  • SNSなどに載せる情報は、瞬時に全世界に発信されている・見られているものだと自覚を持つ

まずは知っておくことで対処できるリスクも多くあります。
これからどんどん加速するビッグデータ市場。どのようなデータがどのような方法で取得されているか、少しだけアンテナを張っておくと回避や対処が迅速にできるかもしれません。

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Mon, 28 May 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[最新版Chromeではサイトに埋め込んだ動画が自動再生されません]]> https://mtame.jp/column/movie_chrome66 最新版のGoogleChromeを利用すると、サイトに埋め込んだ動画が再生されない事象を確認しました。
他ブラウザでは通常再生しGoogleChromeのみ再生がされない場合は、この記事にまとめている対策を試してみてください。

1.GoogleChromeで動画再生ができない事象

最新版のGoogleChromeを利用してサイト内にある動画を見ようとすると、従来、自動再生されていた動画が再生されず、静止画のように止まったままになる現象を確認しました。

Internet ExplorerやFireFoxなどの他ブラウザでは同様の事象は発生せず、最新版のGoogleChromeに限った話の模様です。 GoogleChromeのバージョンアップ情報を参照していくと、どうやら、今回のバージョンアップが「動画の自動再生無効化」を中心に実装された機能な模様なので、仕様設計ミスという訳ではなさそうです。

・Chrome最新バージョン、ついに「オートミュート」機能を搭載

サイトに埋め込んだ動画(Youtubeも含む)には、ミュート属性を設定しておかないと自動再生されない状況なので、事象を確認したら以下手順にて回避するようにしましょう。

2.サンプル

実際に、動画ファイルを埋め込んでみました。
自動再生されるものは、ミュート属性を設定しているものなります。

videoタグでの再生(左:ミュート属性無  右:ミュート属性有)

再生可否の差は、videoタグにmuted属性を書いているかどうかとなります。 これは音声を持っていない動画に対しても同様なため、サイト内に動画を利用している場合には、muted属性の記述の有無を確認するようにしましょう。

3.原因について

原因は、GoogleChromeの仕様に依存した問題となります。
上述した通り、サイトに挿入した動画に対して、muted属性を付与することで問題は回避できますので、実施されてない方は早めに対策を施しましょう。

4.対処法について

サイトに埋め込み際に、muted属性を付与することで、従来のような自動再生が可能になります。 動画挿入時は以下ソース参考に、埋め込んでみて下さい。

videoタグによる埋め込みコード

<video autoplay loop muted controls src="/dcms_media/other/sample0525.mp4" width="300"></video>

ソース上に muted を記述することで、最新版Chromeでも従来のように自動再生されるようになります。

Chromeの仕様修正を期待したいですが、「動画の自動再生無効化」をメインにしたバージョンアップとなるので、しばらくこの仕様が続くかと思います。サイトに動画挿入をしている方は注意しましょう。

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Fri, 25 May 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[【注意】Googleアナリティクスの過去ログが削除される?ログ保存期間の設定方法について(5月25日施行)]]> https://mtame.jp/column/google_analytics_news20180420

アクセス解析でお馴染みのGoogleアナリティクス ですが、2018年4月20日にログ保存期間の設定を行わない場合には、過去ログを削除するという仕様変更を発表しました。

2018年5月25日から過去ログの削除を実施するとのことで、何も設定を施さない場合には直近26ヵ月以前の過去ログは削除されてしまうという内容となります。 ただし、Googleアナリティクスの管理画面上で保存期間を「無期限」に設定することもできますので、まだ実施してない方は、急いで設定変更を行いましょう。

1.Googleアナリティクスのログ保存期間について

従来のGoogleアナリティクスでは、実態としては無期限にログ情報を保存し、過去数年遡ったログ情報もちゃんと閲覧できる状況でした。
しかし、2018年4月にログ保存期間を設定しない場合には、5月25日より過去ログを削除する旨を公表しました。その内容はアナリティクスヘルプにも記載されています。

アナリティクスヘルプ
https://support.google.com/analytics/answer/7667196?hl=ja


ただし、事前にログ保存期間を「無期限」に設定しておけば、ログ情報を削除されることなく従来通り利用できます。設定が完了していない場合には、Googleアナリティクスの管理画面に黄色い帯の注意喚起が表示されますので、以下の方法に沿って設定変更を行いましょう。

 

2.ログ保存期間の設定方法について

まず、Googleアナリティクスにログインします。 この段階で、データの保存期間に関する設定を施してない場合は、このようにポップアップが表示されます。このポップアップが表示された場合には、「自動的に期限切れにならない」を選択しましょう。この設定を行うことで、自動的に過去ログが消えることは無くなります。

また、ポップアップが表示されない場合には、左側のサイドメニューの管理アイコン(歯車)からプロパティ欄のトラッキング情報を選択し、「データ保持」をクリックしてください。

データ保持を開くと保存期間を任意に設定できますので、こちらで「自動的に期限切れにならない」を選択して保存しましょう。
以上で、ログ保存期間の設定変更が完了となり、自動的に過去ログが消されるなどは起きなくなります。

3.作業完了の確認方法について

ログ保存期間の設定変更を完了した場合には、Googleアナリティクスの管理画面に黄色い帯が表示されなくなり、従来の表示方法に戻ります。

※設定変更後に黄色い帯が消えない場合には、F5ボタンでページをリロードしてみてください。

4.注意点

こちらの設定は、アナリティクスアカウント単位ではなく、プロパティ単位で設定を行う必要があります。サイトを複数のプロパティで解析している場合には、各プロパティ毎に設定を行わないとデータ保存期間の設定が反映されませんので、ご注意ください。

また、この設定はアナリティクスのユーザー権限(ユーザーの追加や削除、権限の設定が可能な最上位権限)が必要となります。
閲覧権限では設定項目が編集できませんので、権限上位者に設定変更して貰いましょう。

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Tue, 22 May 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[『インフルエンサーマーケティング』とは?自社サービスでも有効?]]> https://mtame.jp/social/about_influencer_marketing Facebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)といったSNSが浸透し、本来の機能であるコミュニケーションツールとしてだけでなく、口コミや企業からの投稿を中心に、情報収集ツールとしての活用も一般的になってきました。

今回は、SNSや従来からあるブログを使って企業が商品・サービスのPRを行うマーケティング手法の一つ「インフルエンサーマーケティング」についてご紹介いたします。

1.インフルエンサーとは?

そもそも「インフルエンサー(influencer)」とは、他人や社会に影響を与える人を指す言葉です。 近年、Webマーケティングの分野でよく使われるようになりました。

タレントやモデルといった芸能人、スポーツ選手や専門家を始め、読者モデルやカリスマ店員、多くのフォロワーを持つSNSユーザーなどがインフルエンサーに該当します。

インフルエンサーマーケティングとは?

こうしたインフルエンサーの影響力を活用して、自社の商品・サービスの広告宣伝を行うのがインフルエンサーマーケティングです。広告出稿先は主にSNSで、インフルエンサーを起用して自社製品やサービスを利用している様子を写した画像・動画とともに説明テキストや関連ページのURLなどを投稿します。

インフルエンサーマーケティング広告の特徴は、PR方法を決める主体が出稿主(企業)側よりも、インフルエンサーに比重が置かれる傾向が強いことです。そうしてインフルエンサーの通常の投稿と同様のトーンになじませることで、ターゲットユーザーにインフルエンサーのほかの投稿と並ぶなかで違和感なく閲覧してもらえるメリットがあります。

ただし、その投稿が広告であることは明記する必要があります。そうでないと「ステマ(ステルスマーケティング…消費者に宣伝であるとわからないように宣伝する手法で、モラルに反するとされている)」と認知され、企業イメージや商品イメージは逆に下がってしまうのです。これに関しては、後ほどご説明します。

2.なぜインフルエンサーが必要になったのか?

現在のマーケティングにおいて、なぜインフルエンサーの存在が求められるようになってきたのでしょうか?

それには、広告手法が成熟してきた影響が考えられます。 「マーケティングの父」とも称されるフィリップ・コトラーによれば、1980年頃までの良い製品を作りさえすれば売れる製品中心の「マーケティング1.0」、1980年代以降、個々の消費者のニーズを満たす製品が売れた「マーケティング2.0」、精神的充足感を満たす製品が売れた「マーケティング3.0」を経て、現在は、自己実現欲求を満たす製品が売れる「マーケティング4.0」にあるといいます。

このマーケティング4.0時代に求められるのは、SNS上を中心に自分の尊厳が満たされ承認されるような商品で、その商品・サービスの情報もユーザーは「自分が欲しいタイミング」で得ようとします。ここに企業からのプッシュ型の広告はなじみません。

タイミングだけでなく情報の送り手も、企業(売り手)ではなく、自分と同じ消費者の目線から発信される情報が求められています。こうした背景と、SNSによる口コミがマッチしました。

一方、企業側にとってもインフルエンサー広告はメリットのあるマーケティング手法です。ユーザーに広告として嫌煙されにくく、友人からのおすすめと同じ感覚で受け入れられる効果が見込めるうえに、従来のマス広告に比べて低コストなのです。

3.どんな商品・サービスだと効果があるのか?

インフルエンサー広告と商品ジャンルの相性は、各SNSの持つ特性によって変わってきます。以下で、インフルエンサー広告枠を持つ代表的なSNSごとに、相性の良い製品・サービスジャンルをご紹介します。

Instagram(インスタグラム)

「インスタ映え」という言葉からもわかる通り、写真の印象が決め手なので、フォトジェニックな(写真映えする)商品・サービスが向いています。また、利用者には10~30代の女性が多いことを加味すると、ファッション・美容・グルメ・インテリア・旅行などがマッチします。

Instagramは基本的にリンクを貼って別ページへの誘導を図ることはできないため、ユーザーに直接的な行動を促すというよりは、ブランディングの一環として商品・サービスのイメージ向上や認知度アップを狙う目的で出稿します。

YouTube(ユーチューブ)

情報量の多い動画を使ってプロモーションできるのがYouTubeでの商品紹介。ユーザーもインフルエンサー(YouTuber)も子どもから大人までと幅広く、各インフルエンサーの特性やチャンネルの特性と商品・サービスがうまくマッチすれば、的確なターゲット層にプロモーションを行えます。

食品、おもちゃ、スマホアプリなど、実際に試した感想がユーザーに求められるような商品・サービスが相性が良く、商品の細部を見せたい場合などにも向いています。

また、Instagramとは異なり、商品購入ページやサンプル請求ページなどへのリンクを貼れるため、ユーザーへ動画視聴後の行動を促しやすいという特長があり、ECサイトで商品販売をしている企業とも相性も良いでしょう。

Twitter(ツイッター)

SNSとしてTwitterが持つ大きな特長は「拡散性の高さ」なので、特に認知度アップを狙った活用がマッチします。また、動画や画像の埋め込みやURLへのリンクも可能なので、キャンペーンページやECサイト、他SNSとのハブの役目を持たせることができます。

マッチする商品・サービスは、日用品からWebサービスまでと幅広いですが、特に爆発的な拡散性を活かし、イベント告知や店舗来店を促すキャンペーンなどに向いています。

4.インフルエンサー広告の指標とは?

効果測定がしづらいといわれるインフルエンサーマーケティングですが、実際にインフルエンサー広告を出稿する場合、目標や効果測定の指標として何を設定すれば良いのでしょうか。
前章のSNS別にご紹介します。

Instagram(インスタグラム)

Instagramでは、投稿のなかにリンクを貼ることができないため、コンバージョンなどの直接的な効果は測定できません。その代り、インプレション数やインフルエンサーのフォロワー数増で認知度やイメージ向上を間接的に測ります。

Instagramの指標

  • インプレッション数
  • エンゲージメント数(いいね!、コメントなど)
  • フォロワー数

YouTube(ユーチューブ)

YouTubeでは、ユーザーが視聴後に良い評価(GOOD)だけでなく悪い評価(BAD)をつけることもできるので、これらの数の比較や比率を取ることでも効果測定が可能です。コメント内容にも注意を払いましょう。
また、リンクによるユーザー誘導も可能なので、その部分も指標になります。

YouTubeの指標

  • 再生回数
  • チャンネル登録数
  • エンゲージメント数(GOOD・BADの数や比率、コメント数・内容、シェア数)
  • クリック数
  • コンバージョン数(購入数、サンプル申し込み数など)

Twitter(ツイッター)

Twitterの場合、InstagramやYouTubeに比べ、リンクによる商品ページなどへの誘導がしやすいため、通常のWeb広告に近い指標設定が行えます。

Teitterの指標

  • インプレッション数
  • クリック数
  • エンゲージメント数(いいね!、リツイート、コメントなど)
  • コンバージョン数(購入数、サンプル申し込み数など)

5.【事例】インフルエンサー広告サービス

ここで、インフルエンサー広告サービスを提供する2つの企業を軸に、広告事例ご紹介します。

UUUM(ウーム)(Youtube)

UUUMは、Youtuber(ユーチューバー)へのマネジメントや技術提供を行うほか、Youtuberのオリジナルグッズの企画販売などを手がける企業です。

2017年4月、企業のプロモーションに合ったインフルエンサーをキャスティングするサービス「BUUUM(リンク先:https://buuum.io)」を開始しました。利用を希望する企業は、BUUUMのWebサイト上で利用登録を行い、プロモーションを検討中の案件情報を入力します。すると、BUUUMのインフルエンサーの検索サービスを利用できるようになり、オファーが出せるようになります。企業側の希望と適性からBUUUMが最適なキャスティングを行うという流れです。

代表的なインフルエンサーと事例

【HIKAKIN(ヒカキン)】

チャンネル登録者数594万人(HikakinTV /2018年4月末時点)を超えるYoutuberで、特技のヒューマンビートボックスを披露した動画のほか、企業とタイアップした商品紹介動画での再生回数が多く、実際に商品の売り上げにも貢献しています。

巨大なタマゴ温めたらなんか生まれてきた!!!
(タカラトミー「うまれて!ウーモ」)

【おるたなChannel】

チャンネル登録者数178万人(おるたなChannel /2018年4月末時点)を超える2人組のYoutuber。オリジナル料理や商品紹介動画を公開し、商品紹介では、不動産(デザイナーズマンション)、調理器具、菓子などの食品と幅広く扱っています。

「あいうえお」喋るの禁止でサッカー対決したら難しすぎるww
(タカラトミー「サッカーボーグ」)

【サイヤマングレート】

チャンネル登録者数26万人(サイヤマングレート /2018年4月末時点)を超えるYoutuber。筋トレやボディビルを扱った動画などを公開。商品紹介では、アルコール飲料やスマホアプリを扱っています。

【夢を叶える】電車1両貸し切って筋トレしたら楽しすぎた!!(東京モノレール)

よしもとクリエイティブ・エージェンシー(Instagram)

明治末期に創業して以来、100年以上にわたり人気芸人を輩出している芸能プロダクションの吉本興業の子会社である「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」も、2017年2月にインフルエンサーマーケティング事業に参入しました。

2017年2月当時の所属芸人の総フォロワー数は、Twitterで4,000万、Instagramで1,600万以上と国内最大規模。吉本興業には、日本で一番Instagramフォロワー数の多い渡辺直美が在籍しています。

代表的なインフルエンサー

【渡辺直美】

フォロワー数790万人(2018年4月末時点)を超え、インスタ女王ともいえる存在。コメントには日本語以外に中国語や英語の書き込みも。背景やアングルにこだわったおしゃれな写真と、芸人を中心に芸能人が頻繁に登場する豪華さなどが人気の理由です。

 

渡辺直美さん(@watanabenaomi703)がシェアした投稿 -

【小籔千豊】

フォロワー数130万人(2018年4月末時点)。オリジナルの「カズニョロポーズ」でのタレントとの2ショット写真やネイル、ベーグルといった女子力の高い写真がウケています。

【岡村隆史】

Instagram以外のSNSをしていないことでフォロワー数を増やしているのが岡村隆史。フォロワー数は130万人(2018年4月末時点)。芸人ほか大物芸能人とのショットもアップされています。

 

okamuradesuさん(@okamuradesu)がシェアした投稿 -

6.インフルエンサーマーケティングを始めるときの注意点

インフルエンサーマーケティングを始めるにあたり、気をつけなければならない点が2つあるので、ご紹介します。

炎上に注意!タイアップであることを明記する

前半部分でも触れましたが、インフルエンサーマーケティングのメリットでもある「ユーザーにインフルエンサーのおすすめ情報として閲覧してもらいやすい」点が、ステマと認知されれば炎上につながりかねません。

動画の作り込み方や見せ方などのクリエイティブ部分はインフルエンサーに任せるとしても、タイアップであることを明記する点や、企業名、URLの入れ方など、事前に条件を共有しておく必要があります。

長期的に運用することを想定してスタートを

せっかくのインフルエンサー広告も、1回限りの出稿ではユーザーに「この人(インフルエンサー)は本当にこの商品・サービスが好きなわけではないのに、仕事だからおすすめしていたのか」と受け取られてしまい効果が下がるので、長期的な運用を想定して契約を結び、定期的に投稿してもらうことが大切です。

7.まとめ

消費者にとって広告は「見たくない」もの。そんな消費者をどうやって振り向かせるかは、広告出稿の永遠のテーマです。

インフルエンサーマーケティングは、信頼できる人からの口コミを重視する現代の消費者に受け入れられやすい広告手法といえます。

ステマと思われたり、一過性の広告だと捉えられないようにする点に注意しながら、商品・サービスの認知や売り上げアップのために効果的に活用しましょう。

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Thu, 17 May 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[【緊急】2018年7月からSSL化していないサイト「http://」は「保護されていません」と警告が表示されるようになります!]]> https://mtame.jp/column/ssl_chrome68 少し前までは、WebサイトのSSL化が必要なのは個人情報を収集するようなフォームだけで構わないとされていましたが、時代は変わりました。

「常時SSL化しているWebサイトは検索順位で優遇される」という時期を経て、「常時SSL化していないWebサイトがペナルティを受ける」時代がやってこようとしています。

今回は、急務となっている「SSL化対応」について解説します。

1.SSL化とは?

SSL(Secure Sockets Layer)化とは、パソコンとサーバ間での通信データを暗号化してやりとりする仕組みです。

インターネット上では、日々、氏名や住所、パスワード、クレジットカード番号といった個人情報・重要情報が送受信されており、暗号化しないままだと悪意のあるユーザーに情報を読み取られ悪用されてしまったり、ページを改ざんされてしまう恐れがあります。

WebサイトをSSL化することで、ユーザーは安心してフォームに個人情報などを入力・送信することができるのです。

2.「http://」と「https://」の違い

「http」と「https」は、それぞれ、「HyperText Transfer Protocol」、「Hyper Text Transfer Protocol Secure」の略です。簡単にいうと、httpは「ハイパーテキストを、インターネットの転送ルールを使ってやりとりする」という意味で、httpsは、それをセキュア(安全)に行うという意味です。

つまり、そのWebサイトのURLを見れば、SSL化されているページなのかそうでないのかを判断できます。

「http://」と「https://」の違い

https://mtame.jp/

Googleは、Webの安全性を強化すべく、2014年にはWebサイト全体にSSLを実装した常時SSL化を行っているサイトを検索順位で優遇するようになりました。

Googleは、さらなる強化のため、「Chrome68」から、すべてのhttpサイトで警告を出すと発表しました。

3.なぜ2018年の6月までに対応しないといけないの?

Googleが「保護されていません」の警告を表示すると公式発表

Googleが公式発表した内容は、2018年7月にリリースする「Chrome68」から、すべてのhttpサイトで「保護されていません」という警告を表示するというもの。それまでにSSL化する必要があるため、2018年の6月までに対応しておけば間に合うということです。

どんな警告が表示されるの?

具体的にどのような警告が表示されるかというと、アドレスバーのアドレスの前に「保護されていない通信」という文字が表示されるようになります。

もう「Chrome 68」リリースまで半年もない

この記事を掲載した2018年5月から「Chrome 68」リリースまでは、約2ヵ月とあまり時間がありません。SSL化に対応していないWebサイトの運営者は、急ぎ対応する必要があります。

具体的な方法は次章以降でご説明します。

4.どうしたらいいの?

Webサーバを管理しているホスティング業者に連絡

自社サーバを使用してWebサイトを公開している場合は別ですが、多くのケースではレンタルサーバを使用していると思います。SSL化するにあたり、まずは使用しているWebサーバがhttpsに対応していることを確認する必要があります。

多くのレンタルサーバが対応していますが、まれに安価なサーバや古いサーバでは対応していないこともあるからです。万が一、サーバがhttpsに対応していない場合は、サーバの乗り換えが必要になります。

さらに、SSL対応サーバでも「共用SSL」のみに対応しているケースもあります。共用SSLとは、ホスティング業者が取得したSSLをサーバの利用者で共有するもので無料で利用できますが、独自SSLよりセキュリティレベルは劣ります。また、指定されたドメイン名(URL)以外は利用できないケースが多いため、URLが変わってしまいます。共用SSLではなく独自SSLでのSSL化を進めましょう。

サーバが独自SSLに対応していることを確認できたら、SSL証明書を発行してもらいます。SSL証明書の発行には、無料サービスと有料サービスがあります。

無料サービスを使う

無料でSSL証明書を発行してもらえるサービスが「Let's Encrypt」です。アメリカに本拠地を置く非営利団体「電子フロンティア財団」がSSL証明書を発行してくれます。

有効期限は90日ですが、スクリプトを設定すれば自動で更新してくれます。また、Let's Encryptと提携しているレンタルサーバも自動更新が可能です。無料だからといってセキュリティレベルが低いということはなく、高価な証明書と同様の暗号化強度を持ちます。デメリットとしては、有料証明書にあるような付加サービスや手厚いサポートが受けられない点が挙げられます。

有料サービスを使う

有料サービスで代表的なのは「グローバルサイン」です。1996年に電子認証サービスが登場してから認証局として10年以上の実績を持ち、世界中で累計2,500万枚以上の電子証明書発行を行ってきた企業なので信頼できます。

有料サービスの場合、最長2年の有効期限で証明書を発行してもらえます。また、一度でもブラックリストに載ってしまうと証明書を発行してもらえない無料サービスとは違い、手動で発行に対応してもらえる場合があります。

SSL対応が含まれたCMSサービスを使う

CMSサービスでSSL対応が含まれているものを選択するという方法もあります。

例えば、Web担当者の入れ替わりが多い、他の業務と兼任しているなどで、自社で申請や管理していくのが不安な方におすすめです。

独自CMSの「Blue Monkey」であればSSL対応も含まれています。

導入社数1,400社以上の実績がありますので、CMSごと検討しているのであればお問い合わせフォームから相談することができます。

5.SSL化の注意点

リンク切れ

SSL化の際に注意したいのが「リンク切れ」です。
URLが「http://」から「https://」に変わるので、サイト内のリンクの設定を変更する必要があります。

また、他サイトからのリンクやブックマーク設定からの流入を引き継ぐため、リダイレクト設定を行う必要も出てきます。リダイレクト設定とは、旧URLにアクセスしても新しいページへ転送してくれる設定で、いくつかの方法がありますが、推奨はサーバでリダイレクトを行う方法です。もっとも利用されているWebサーバApacheの場合、「.htaccessファイル」にリダイレクト用の記述を追加して行います。

更新漏れ

SSL化してからうっかり忘れやすいのがSSL証明書の更新です。プランによって更新期間が異なり、1~2年ごとに更新となるケースが多いです。更新スケジュールを把握し、更新漏れのないように注意しましょう。

外部サイトから取り込んだコンテンツがSSL化していない

YoutubeやTwitterといったSNSや動画サイト、Google Map、バナーなど、外部サービスを利用して組み込んでいるコンテンツはありませんか?その場合、提供サービス側がhttpsに対応していれば、対応した埋め込みコードを使用すれば良いのですが、もし非対応サービスを利用したコンテンツであれば、Chrome側が「安全ではないWebサイトである」と判断し、該当サービスの表示をブロックしてしまう可能性があります。

SSL化に対応していなサービスの利用はこれを機に停止し、同じ内容の別サービスに乗り換えた方が良いでしょう。

6.いっそリニューアルするという手も

最後にご提案するのは、いっそのことこの際Webサイト丸ごとリニューアルしてしまうという対処方法です。

ご紹介してきたように、SSL化を行うにはいくつものチェックポイントがあります。Webサイトの運営管理を外注していればすべてお任せということもできますが、自社で管理していて、Webサイト担当者が本業と兼務している場合などは、大きな負担としてのしかかってきます。

この機会にコンテンツ全体を見直して精査し、掲載情報の更新とSSL化を同時に行ってしまうWebリニューアルを行うというのも方法のひとつです。

ただし、リニューアルのときに大幅なコンテンツの追加・削除や、ディレクトリ構造の見直しをした際、リダイレクト設定やSEO対策を疎かにすると、検索順位が下がってしまうという結果になりかねないので、業者選定はきちんとおこなうようにしましょう。

CMS BlueMonkey

7.まとめ

本文中でも触れましたが、Googleが「Chrome 68」をリリースまでは、もうあまり時間がありません。

SSL化のためには、サーバにSSL証明書を発行したり設置する手間がかかったり、SSL証明書購入費用がかかりますが、自社サイトが常時SSL化に対応していない場合は、急ぎ対応する必要があります。

現状を把握したうえで、Webサーバの管理を行うホスティング業者に連絡し、早急に手を打ちましょう。

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Mon, 14 May 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[絵を描くのは苦手...をAIで解決!?Auto Drawを使ってみた。]]> https://mtame.jp/design/auto_draw 頭の中にイメージは沸いているのにうまく描けない、イメージ通りのアイコンをネットでうまく探せない、など表現に困った経験はないでしょうか?

AIを使えば、資料の素材探しにかかる時間も短縮できるのでは、と思い実際に使ってみました。

1.「Auto Draw」とは?

Auto Draw

自分が思い描くイメージを画面上で描くと、登録されているイラストの中からイメージに近しいイラストをAIが探し出し提示してくれるツールです。

Auto Draw:https://www.autodraw.com/

2.Auto Drawの使い方

Auto Drawを実際に使いましたので、その操作方法です。

  1. アプリを開いて、思い描いたイメージを描く
  2. イメージに合うイラストを選択
  3. 必要に応じて[Fill]で着色
  4. その他、機能を使い装飾

1.アプリを開いて、思い描いたイメージを描く

まず、アプリを下記URLより開きます。

https://www.autodraw.com/

Auto Draw

機能一覧

Select 対象を選択
Draw 書く
Type 文字入力
Fill 塗りつぶし
Shape 図形入力
AutoDraw AIを使ったお絵かき

開いた段階では、[AutoDraw]が選択されている状態です。
試しに、思いつくものを描いてみました。(絵のクオリティはご了承ください…)

ねこ

2.イメージに合うイラストを選択

描いたイメージに近いイラストが画面上部で提案されます。

イラスト提案

今回の場合は、私のイメージに近かった猫のイラストを選択しました!

ねこ選択

他にも、気になる絵を描いてみたい場合や、書き直しがしたい場合は右下にあるボタンで書き直しができます。

戻るボタン

3.必要に応じて[Fill]で着色

右下より40種類の色が選択できますので、お好みものを選択、[Draw]の機能を選択し塗りつぶしたい個所をクリックします。

塗りつぶし

青色で描かれているラインも塗りつぶしできますので、いろいろと試してみましょう。 わたしの場合、こんな感じになりました!

塗りつぶし

4.その他、機能を使い装飾

その他にも、図形挿入の機能や文字入力の機能もありましたので、フルに活用していきますと、画像の完成です。

装飾

元のイメージとはかけ離れた、いい感じのイラストができました。
画像の上で右クリックをすると[名前を付けて画像を保存]より、作成した画像を保存することができます。コピーも可能です。保存ファイルの種類はPNGです。

他にも、ビジネスライクなイラストもありますので、いろいろな場面でも活用ができそうです。

ビジネスライクなイラスト

3.まとめ

今回初めて使用しましたが、直感的に操作ができとても簡単でした。
イメージできていても検索エンジンでどう検索したらいいかわからない場合や、イラスト全体の統一感を持たせたい場合など、非常に便利なツールだと感じました。

その反面、現段階では2種類のイラストが重なった場合、後に描いたものが上部に表示されたり、画像の挿入ができないところもあるので、必要に応じて使い分けたいです。

利用に関しては無料ですので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

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Mon, 07 May 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[最初に買うならどれ? Instagram運用担当になったら読みたい入門書3選]]> https://mtame.jp/social/instagram_reference_book 4月から期が変わって、新しくWebマーケティングの担当に異動された方や、マーケティングの一環として今年はSNSを強化しようとお考えの担当者の方も多いのではないでしょうか?今や生活者の行動とは切っても切れないほど身近なツールになっているSNSを企業のマーケティングに活かすためには数多くの手法が存在します。最近ではSNSマーケティングに関する書籍も増えてきたため、何から読んだら良いのか選ぶのは大変困難です。

今回は、どの書籍から読もうか迷っているInstagramの運用担当者におすすめしたい入門書を三冊ご紹介します。

Instagram コンサルティング

1.できる100の新法則 Instagram マーケティング 写真1枚で「欲しい」を引き出す技術

できる100の新法則 Instagram マーケティング 写真1枚で「欲しい」を引き出す技術

画像引用先:amazon

Instagramの本を探したことのある方は必ず目にしたことがあるのではないでしょうか?2016年に発売されて今もなお多くのInstagram運用担当者に読まれている本のひとつです。

Instagramに関する内容が「100の法則」に分けて説明されています。アカウントの開設方法から細かく画面キャプチャとともに記載されているので、初心者にも安心の一冊。写真加工の方法や実際の企業の事例など一通りのマーケティング手法も載っているため、「自分なりに運用しているけど、もっと効率的なやり方はないか」と模索しているような中級レベルの運用担当者にもおすすめです。

「インスタグラム=写真SNS」とだけしか認識していなかった私にとって、目から鱗なところが多かったです。マーケティング、仕事にどう活かしたらいいのか、どれもこれも示唆が多かったです。個人でやるインスタグラムと違って、企業や仕事でやる場合は、かなり慎重になるかと思うのですが、そのあたりのカンどころを身につけるにはとても良かったです。本のサイズ感もちょうど良かったです。

引用:Amazonレビュー

1法則あたり1〜4ページでまとめられています。全ページフルカラーで、最初から通して読むというよりは、ページをめくりながら、自分の知らない機能やヒントになりそうなアイディアについて拾い読みしていくタイプの本です。今インスタで活動はしているけれどもフォロワー数が伸び悩んでいる人など、今すぐトライできるアイディアが沢山載っています。効果測定の方法も詳しく載っているのはいいですね。

引用:Amazonレビュー

2.これからはじめるインスタグラム Instagram 基本&活用ワザ

これからはじめるインスタグラム Instagram 基本&活用ワザ

画像引用先:amazon

企業アカウントだけではなく、個人ユーザーのInstagram活用時にもおすすめなのがこの一冊です。2017年3月に発売された書籍で、Instagramの機能や活用術が細かく記載されています。もちろん写真つきのフルカラーで説明されており、1つの手法につき2ページと読みやすい構成となっています。比較的新しい機能である、ライブ動画配信やタイムラプスの撮り方についても説明されていたり、ちょっとした小技も章としてまとまっていてわかりやすいです。超初心者の方でもゼロから説明されているので、読み終わった頃にはInstagramをなんなく使いこなせるようになっているでしょう。

インスタグラムの初心者向け決定版。これ一冊だけでも充分にインスタグラムを学べると思います。ほんと助かります。

引用:Amazonレビュー

本書はLINE、Facebook、Twitterに次ぐSNSとして話題となり、若い女性を中心にユーザーを増やすインスタの基本的な使い方に始まり、さらには安心便利に楽しむための機能や設定までを丁寧に解説した一冊であり、基本から応用に至るまでが網羅されております。(中略)自撮り、夜景、いいね! ハッシュタグ、動画、写真の撮り方、探し方…。さらに関連アプリの紹介に至るまで、これを読んで使いこなせば大体のことはできるようになるでしょう。

引用:本が好き!書評

3.効果が上がる! 現場で役立つ実践的Instagramマーケティング

効果が上がる! 現場で役立つ実践的Instagramマーケティング

画像引用先:amazon

こちらは2017年5月に発売された書籍です。「実践的」と書いてあるとおり、企業のInstagramアカウントがどのようにマーケティングを行うべきか、について細かく記載されています。InstagramはFaceBookやTwitterなどの他のSNSと何が違うのか、その立ち位置やそれぞれの活用方法について説明されており、複数の媒体を兼務で運用している担当者にとっては違いが明確となり、大変助かる一冊となるでしょう。実際の具体的な施策について記載されているのが特徴で、話題のインフルエンサーマーケティングについても利用時の注意点などがまとめられています。

Instagramの利用が増え、企業のマーケティング等で活用されるケースが増えていますが、ここまで、わかりやすく詳細に記載されているのは、本書だけだと思います。事例も多く、この本を参考にするだけで、Instagramのビジネス活用が可能になると思います。企業でマーケティングを担当している方などのおすすめの一冊です。

引用:Amazonレビュー

なんとなくインスタをやっていたが、FaceBookやTwitterとは違う世界観であることを学んだことが大きい。FaceBookと比較した、ハッシュタグ付与の付け方、動画の大切さなど、すぐ実践してみたくなる具体的方法がうれしい。いま、もう一度はまっています。

引用:Amazonレビュー

4.まずは好きな本を一冊読んでみよう

今回は、新たにInstagram運用担当になった方向けに入門書となる本を三冊ご紹介しました。しかし、三冊すべてを読む必要があるわけではありません。まずは一冊読破して、学んだマーケティング手法を自社のアカウントで実践してみることが大切です。紹介した本の中には企業の具体的な事例が掲載されているものもありますが、同じアカウントはふたつと存在しないため、実際にどんな反響がでるかは施策を実施してみないとわかりません。そのため、手の込んだことよりも、手軽に真似できそうな活用術からはじめてみましょう。

Instagramをはじめ、SNSのマーケティングは日々変化していきます。もちろん最新の本を読むことも良いですが、Instagramの立ち位置や骨幹となる考え方はそうそう変わらないでしょう。まずは気に入った本から学習して、マーケティングを実行してみることをおすすめします。

Instagram コンサルティング

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Tue, 24 Apr 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[Instagramに投稿された写真の著作権は? 転載されたときの対処法]]> https://mtame.jp/social/instagram_copyright Instagramの利用が広がる中で、ウェブサイトでもInstagramに投稿された写真を見かけることが多くなりました。

インターネット上に公開することで転載されるリスクは少なくともあるものの、著作権の観点から考えたときにどこまでの転載であれば良いとされるのでしょうか。

自身が投稿した写真が転載された際の対処法も含めて、Instagramに投稿される著作権について解説します。

Instagram コンサルティング

1.著作権とは

著作権とは文芸、学術、美術、音楽など人間の思想・感情を創作的に表現したものを作った人が得る権利です。

無方式主義と呼ばれるシステムで、著作物を創造した時点で自動的にその権利は発生します。

よくあるトラブルとして、ウェブサイトに掲載されている写真を無断で加工して二次掲載したり、ダウンロードした音楽を勝手に配布したりするケースがあります。

単純に掲載されている写真を保存するだけでは違法とはなりませんが、そのあとに再度ウェブサイト上で公開すると、場合によっては著作権違反とみなされることがあります。

まずは、著作権がフリーであるか、転載の許可が得られているかを確認するようにしましょう。

2.投稿を転載する方法

Instagramで転載を行う方法としては3パターンがあります。

1つ目は画像を保存・スクリーンショットして自分のアカウントに掲載する方法です。

しかしこの場合は著作権フリーのものでないと、著作権違反となりますので転載を行っても問題ないかを確認してから投稿するようにしましょう。

2つ目は引用キャプションをつけて転載する方法です。

Instagramの投稿をシェアしたい!「Repostアプリ」の使い方でもご紹介したようにアプリを使用して転載することで、どのアカウントに著作権があって転載を行っているかを自動で記載することができます。

そのため、引用写真と判断され、著作権の侵害とはなりません。

アプリを使う方法の他に、投稿する際のコメント欄に引用したアカウントのIDを接頭に@をつけて掲載することで引用元としてリンクを貼ることができます。

どちらにしても、引用元を明らかにすることによって著作権の侵害を避けることができるでしょう。

3つ目はInstagramの埋め込み機能を使う方法です。

Instagramの埋め込み機能

投稿写真の右下にある「…」ボタンをクリック後、「埋め込み」をクリックします。

すると、埋め込みコードがでてくるので「埋め込みコードをコピー」をクリックします。

コピーしたコードをウェブサイトやブログなどに貼り付けると投稿者のアカウント情報なども記載された状態で転載することができます。

これも引用写真として判断されるため、著作権の侵害となりません。

3.著作権を侵害されないための方法

逆に自身が投稿した写真を無断転載されないようにするためにはどのような対策を施したら良いのでしょうか?

2つの方法をご紹介致します。

ロゴやマークをいれる

 

RiRicollectionさん(@riricollection_sp)がシェアした投稿 -

1つ目は写真にブランドのロゴや独自のマーク、企業名を掲載する方法です。

この場合、引用キャプションをつけてもらわなくても自動で写真そのものに著作権表示がされているため、仮に無断転載された場合でも、著作権を侵害される可能性が減るでしょう。

ロゴやマークを撮影した写真に掲載したり、撮影した写真の中に必ず独自のマークを含めておくなどをしておくと良いでしょう。

無断転載禁止の記載をする

プロフィール欄に「無断転載禁止」の文言を記載しておきましょう。

法的拘束はありませんが、一定の抑止力のある方法です。

その他にも、ハッシュタグで無断転載禁止を促している人も多くいます。

「#無断転載禁止」「#無断転載禁止です」などをコメント欄に追記するようにしましょう。

また、引用キャプションをつけても転載されたくない場合には、その旨も投稿に記載しておくようにしましょう。

基本的に、引用元が明記されている場合には転載は違法とはならないため、ユーザーは悪気なく転載している可能性があります。

事前に、投稿側の意思を伝えておく必要があります。

4.無断転載を見つけたら

無断転載を防ごうと思っても、インターネットに一度アップロードした写真をコントロールすることは難しいです。

無断転載を見つけた際に、Instagramの場合には投稿を通報することができます。

投稿を通報する

投稿の右下にある「…」ボタンをクリックすると、ポップアップがでてきます。

「不適切な写真を報告」をクリックすると、4つの報告理由がでてくるので「この写真はInstagramに載せるべきではない」をクリックします。

知的財産権の侵害

「知的財産権の侵害」という項目が出てくるのでクリックすると、Instagramへ報告することができます。

Instagramへの報告が完了すると、Instagram側から投稿したユーザーへの連絡や削除対応を行ってくれます。

もし不適切な写真だと判断されると削除してくれますので、無断転載を見つけて削除して欲しい場合にはInstagramへの報告を行いましょう。

5.まとめ

著作権の侵害の場合の罰則は「10年以下の懲役」または「1000万円以下の罰金」が科せられます。

また、これを法人が犯した場合には「3億円以下の罰金」が科せられる可能性もあります。

他人が創造したものだと認識した上で転載した場合には処罰の対象になるので注意しましょう。

また、前述したとおりインターネット上にアップロードした写真はコントロールすることが難しいです。

転載されないようにするには事前に加工を施したり、注意を促すようにして無断転載されないように工夫をする必要があるでしょう。

Instagram コンサルティング]]>
Thu, 19 Apr 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[魅力的なInstagramアカウントを作るための 「運用ルール」の作り方]]> https://mtame.jp/social/instagram_operating_rules 昨今、SNSによる商品・サービスの販路が10代~20代の若い世代を中心に急速に広がっています。

トレンダーズ株式会社が行った2017年の調査によると友人や知人、芸能人などの投稿を見てSNSをきっかけに物を購入した経験のあるユーザーは65%にものぼるそうです。

このように企業のマーケティングにおいて重要な手法となってきたことに伴い、Instagramをはじめた企業も多いでしょう。

Instagramをはじめるにあたって、実際に何をどのようにして運用をしていけばよいのかわからない担当者も多いのではないでしょうか。

今回は、まずはじめに必ず作る必要のある「運用ルール」の作り方をご紹介します。

Instagram コンサルティング

絶対に必要な「運用ルール」

「運用ルール」は例え運用担当者が一人だったとしても作る必要があります。

その理由は、魅力的なInstagramには必ず世界観が存在するからです。

ユーザーがフォローする際に決め手となる理由の中には、新しいもしくはお得な情報が欲しい、アカウントの運用者のファン、などもあげられますが、「ローリエプラス 10代、20代女子に聞くInstagramに関する実態調査」によると、「投稿の世界観が気に入ったから」と回答しているユーザーが7割以上。

その世界観を大切にするためには、決めるべき7つの運用ルールがあります。

一番はじめに、まずこの7つを決めておけば世界観をブラすことなく運用することができるでしょう。

その1:アカウントの目的

企業がInstagramを運用する上では、まずその目的が重要になります。

例えば、ブランドの認知度を広めたい、若年層をウェブサイトに誘導したい、ファンを増やしたい、などが目的としてあげられるでしょう。

例えば、認知度を広める方法とウェブサイトへ誘導する方法では投稿する画像や投稿頻度、どのハッシュタグをつけるか、など運用方法が全く違うものになるでしょう。

どのような目的でアカウントを開設するのかを必ず一番はじめに決めるようにしましょう。

その2:訴求ターゲット

Instagramを運用する上でもどんなユーザーをターゲットにするのかを考えながら投稿する必要があります。

そのためには、実際に具体的なペルソナを描いてみましょう。

年齢・性別・居住エリア・職業・趣味や関心・家族構成など、深いパーソナルな情報まで落とし込んで、目的にあった理想のターゲット像を作ります。

そうすることでそのペルソナ像が好みそうな投稿画像やInstagramを利用していそうな時間などが見えてくるでしょう。

思い描いたユーザーが獲得できているかどうかを確認しながら、運用を回していくことができるので、訴求ターゲットもしっかり決めておくことが大切です。

その3:KPIの設定

KPIとは重要業績評価指標のことで、目標達成に向けての補助となる施策や基準などのことを指します。

例えば、「ブランドのファンを増やしたい」という目的だった場合、KPIとしては「1投稿にあたりの平均コメント数」や「Instagram限定のクーポン使用率」などを設定することができるでしょう。

KPIはひとつある必要はありません。

複数の指標を立ててその達成を積み重ねていくと、最終的に目標・目的が達成できるという流れになります。

なお、KPIが達成できているかについては最低でも月に一度は振り返るようにしましょう。

その4:投稿のテーマ

「世界観」と聞くと「そのアカウントのテーマ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

目的やペルソナが決まると、訴求したいユーザー像が浮かぶので、どのようなテーマで投稿を行えば良いかを決めることができるでしょう。

これがぶれると統一感のないアカウントになってしまい、結局何を伝えたいのか、何を情報として提供してくれるのかがユーザーに伝わらないということに繋がります。

例えば「健康に関する食のレシピ」や「リゾートに似合う洋服コーディネート」など、アカウントに何かテーマを持たせて投稿することで、よりユーザーへ共感を促すことができるでしょう。

その5:加工方法

InstagramはSNSの中でも雑誌のように写真がメインの媒体となっています。

他のSNSに比べて、ただ単純に写真を載せるのではなく、加工を行って掲載している投稿が非常に多いことが特徴です。

Instagramで投稿を行う際にも写真を選択した後に加工方法を選ぶことができますし、現在はスマートフォンのアプリでも写真の加工が気軽にできます。

加工方法を統一することにより世界観も増しますので、どんな加工方法を施して掲載を行うかも決めておくと良いでしょう。

 

Kanaさん(@kalnnas2)がシェアした投稿 -

 

♡あいにゃん♡さん(@ainyan_0302)がシェアした投稿 -

 

Yunaさん(@yuna_pan_)がシェアした投稿 -

その6:投稿頻度と時間

投稿の頻度や時間がペルソナによって変わることは「訴求ターゲット」で説明したとおりです。

狙いたいユーザーの行動に合わせて投稿する頻度や時間を変える必要があります。

例えば、ペルソナが「入社2年目の事務職の女性」だった場合には9時から18時を勤務時間と想定し、Instagramを見る時間は通勤時が多く、次にお昼休みの時間に見るという仮定を立てます。

フォロワーが投稿を見る確率が上がる時間は投稿から3時間後までといわれているので、会社の行き帰りである9時前と18時以降に投稿時間を集中させると良いでしょう。

頻度に関しても、一日に一度か二度程度行うことでユーザーがInstagramを開く際に新しい情報を提供することができると予想できるでしょう。

その7:コメントに関するルール

フォロワーがコメントしてくれた際にどんな返信をどのタイミングで行うかについてもルールを決めておくと良いでしょう。

例えば「返信は2日以内に丁寧な言葉遣いで絵文字を使わない」や「明らかに宣伝と思われるコメントは1日以内に削除を行う」などがあげられます。

世界観を保つためには運用者の質も問われるということです。

そのため、写真を掲載する際のコメントも重要で、運用者は素朴で身近なタイプなのか、堅苦しく丁寧なタイプなのか、それぞれユーザーが運用者を具体的にイメージできるようになると、よりアカウントの世界観を引き出すことに繋がるでしょう。

統一性をもたせることが成功への近道

アカウントを開設することになったら、はじめに決めるべき7つの運用ルールを紹介しました。

これらはどれも必要不可欠で、アカウント運用し始めから決める必要がある項目です。

ルールを決めることによって、アカウントの内容や意図がぶれなくなるため、世界観により磨きがかかることになるでしょう。

はじめはかっちり決めることができなくても仕方ありません。

仮定でルールを決めていくことで、何が目的にマッチする運用方法なのかを探ることができるでしょう。

まずはルールを決めて、それに沿った統一性のあるアカウント運用を心がけるようにしましょう。

Instagram コンサルティング]]>
Tue, 17 Apr 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[マーケティングオートメーションとは?導入までに必要な知識まとめ]]> https://mtame.jp/martec/marketing_automation マーケティング業務や営業に関わりのある方のなかには、「マーケティングオートメーション(MA)」の名前を聞いたことがある方も多いのでしょう。

2014年は、海外のMAベンダーが日本に本格参入してきた、いわゆる「マーケティングオートメーション(MA)元年」とよばれており、それから今年でまだ4年、マーケティングオートメーション(MA)は日本のマーケティング現場においてはまだまだ新しい概念です。

ここでは、マーケティングオートメーション(MA)の初心者向けに、マーケティングオートメーション(MA)の概念からツールの選び方、導入事例までを解説します。

1.マーケティングオートメーション(MA)とは?

マーケティングオートメーションとは、一言でいうと「顧客開拓におけるマーケティング活動を可視化・自動化するツール」のことです。

(エムタメ!:第1回:マーケティングオートメーション(MA)ツールとは?より)

新規顧客を開拓するには、それぞれの見込み客が持っている興味や関心、その行動に対して「最適な情報」を「最適なタイミング」「最適な方法」で提供するマーケティング活動が求められます。

しかし、これを実現するには多くの人員が必要です。見込み客をフォローしたくても手が回らないと悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。 そこで、人的なマーケティングのオペレーション部分を効率化・自動化するために開発されたのが、「マーケティングオートメーション(MA)」です。

BtoB業界におけるマーケティング活動では、「デマンドジェネレーション」という考えが重視されるようになりました。 デマンドジェネレーションとは、次の3つのステップを段階的に進めながら商談へつなげていく手法のことです。

  1. リードジェネレーション(見込み客を集める)
  2. リードナーチャリング(見込み客を育てる)
  3. リードクオリフィケーション(見込み客を選別する)

マーケティングオートメーション(MA)とは?

マーケティングオートメーション(MA)は、見込み顧客自身の固有情報や見込み客から収集した各種情報の一元管理、育成、さらにはホットリード(購買意欲の高い見込み客)の絞り込みまでの活動を自動的(効率的)に行う役割を果たします。

①何をオートメーション(自動化)できるのか?

では、具体的に何をオートメーション(自動化)できるのかといえば、おもに次の5つの作業が対象となります。

リスト作成

マーケティングオートメーション(MA)を用いることで、自社サイトに訪問したユーザーの企業名や企業情報、個人名を取得でき、さらにそのユーザーがサイト上でどういう行動をとったかというログを分析・管理することができます。

リスト作成

これらの情報を用いて「1週間以内に製品Aの資料をダウンロードした」「キャンペーンページを見た」「従業員501~1,000人以上」など、特定の条件で見込み客を抽出し、リスト化することができます。
特定のアクションや条件ごとに分類することで、見込み客の興味・関心のありそうな情報を想定しやすくなるため、見込み客へのアプローチが行いやすくなるのです。

メール配信

マーケティングオートメーション(MA)が担う領域であるリードナーチャリング(見込み客の育成)の手法の一つとして、メールマーケティングがあります。メールマーケティングとは、メールを戦略的に配信することで見込み客のステータス(検討度)を上げていく活動のことです。

マーケティングオートメーション(MA)を戦略的に用いれば、ユーザーの反応に合わせたメールコンテンツの配信を自動化することができます。

たとえば、通常のメール配信ツールではユーザーの実際の行動までは把握できないため、ステップメールを送る場合、ユーザーの行動を予想して配信スケジュールを組むことになります。 実際は検討段階が進んでいなかったり、前段階のステップメールを見ていない場合も、次の段階のステップメールが配信されてしまうケースもあるため、ユーザーに響かないコンテンツを送ってしまう可能性があります。

一方、マーケティングオートメーション(MA)を使うと、ユーザーがメールを開封したかどうか、どのURLをクリックしたか、またWebサイトのどのページをいつ閲覧したかといったことまでわかるので、「このページを閲覧したユーザーには製品事例のコンテンツを送る」「製品事例を見てくれたユーザーには特典の案内を送る」といった設定をしておくことで、ユーザーが欲しい情報を欲しいタイミングに合わせて提供することができるようになります。

営業への通知とアサイン

マーケティングオートメーション(MA)は、マーケティング担当者だけでなく、営業担当も活用できます。

その理由は、ホットリードを検知したら条件に合わせて営業担当をアサインし、自動でアサインメールを送信するということも可能なツールだからです。 なかには、提案中の見込み客や過去案件の見込み客がWebサイトに訪れていることを検知して、担当している営業にアラートメールで通知を出すといった機能を有しているツールもあります。

こういった機能を活用することで、それまで人的に行っていた営業への通知やアサイン業務の自動化も可能になります。

SFAやCRMを利用している企業であればマーケティングオートメーション(MA)を一緒に管理することで、現在その見込み客がどういう状態なのかをお互いに把握することができ、案件確認の手間も省くことができます。

リードの選別

マーケティングオートメーション(MA)を使っていないと、見込み客がアツい(検討度が高い)かどうかは、営業担当の勘や過去のやり取りの記憶などの曖昧な要素のみに頼らざるを得ません。

マーケティングオートメーション(MA)を導入すると、そういった属人的なノウハウに加えて、ツールによる見込み客がどういった行動をしているか数値的な分析ができるので、「こういうアクションがあったから検討度が高い」と客観的な評価基準によるリードの選別が可能となります。

もっとも簡単な例として、検討段階に達していないと見ないようなページ・資料に触れたユーザーを条件検索し、アツいリードを抽出するという方法があります。

たとえば、「お問い合わせページを訪れたユーザー」で条件を絞ると、「お問い合わせページまで来たがお問い合わせに至らなかった=検討はしているが問い合わせまではしない」という比較的温度感の高いユーザーを抽出することができるのです。

レポーティング

マーケティングオートメーション(MA)を用いて施策を行い、「コンバージョン数/率」や「ページ閲覧数」、「セミナー申込み数」「資料ダウンロード数」などのデータを収集することで、その施策の効果を自動的に測定することができます。

また、その結果をグラフにすることで、わかりやすく可視化することもできます。

②「SFA」や「CRM」との違い

「SFA」と「CRM」も営業プロセスを効率化するツールですが、マーケティングオートメーション(MA)と役割を混同してしまっている方もいるかもしれません。
ここで、「SFA」と「CRM」この2つのツールの特長を解説します。

「SFA」や「CRM」との違い

前述したデマンドジェネレーションの活動プロセスは上の図のようになっています。
マーケティングオートメーション(MA)は先ほども紹介した通り「営業案件を創出するためのツール」です。

一方、SFA(セールス・フォース・オートメーション)は営業支援システムです。
既存顧客や見込顧客の営業活動に関連する情報を記録・管理することができ、過去の商談の履歴や、現在進行中の案件の進捗状況、営業活動で得た重要な情報、アポイントメントや期限といったスケジュールなどの多くの情報を管理・一覧表示・編集することができます。

CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)は、顧客関係を管理するツールです。
最終的に売り上げアップを目指すという点では同じですが、顧客との接点を軸に再販を行ったり類似企業へのアプローチを強化することが目的となることが多いです。 顧客とのエンゲージメントを高めてリピーターやロイヤルカスタマーを育成するために用いられることも増えてきています。

MAとSFAとCRMとの違い

それぞれのツールは機能的には近いものを有している場合もあり、混同しやすいのですが、生産性を高めたり、見込み客を育成したり、そもそも案件数を増やすという目的を達成できるのはマーケティングオートメーション(MA)のみとなっています。

2.マーケティングオートメーション(MA)が必要な理由

ここまでの説明で、「マーケティングオートメーション(MA)は便利なもの」というイメージを持っていただけたかと思いますが、そもそもなぜマーケティングオートメーション(MA)が必要なのでしょうか?

ここで、BtoB企業の営業活動においてなぜマーケティングオートメーション(MA)が必要なのか、その理由をご紹介します。

(エムタメ!:第2回:マーケティングオートメーション(MA)ツールが必要な理由より)

①時代による営業スタイルの変化

まずは、それぞれの特徴を簡単に説明します。

アナログ型

インターネットが普及する以前、営業は個人の営業力や経験に基づいて成果を上げることが一般的でした。
とにかく数をこなす戦略が主流の時代です。たとえば、1日に飛び込み営業を数百件したりテレアポを100~200件もかけたり、既存顧客を数十件回ったりして商談獲得件数の目標を実現していました。

営業担当が、リスト作成からアプローチ、商談、追客、アフターフォローまでを一人で行うため、業務が属人化してしまい、忙しさに比例して放置されてしまう案件が増え、営業成果の格差は広がるばかりでした。

すべての業務を高いレベルで、かつ生産性も高く実行するのは非常に難しいことです。 特に追客(顧客育成)に関しては、時間もかかるうえに成果が直ぐに出にくい傾向にあるため、真っ先に削られてしまう業務だったといえます。

アナログ型営業スタイル

集客型

インターネットの普及により、見込み客は自らの手で情報を探し出すようになりました。 そのため、企業はマーケティング部門を作り、ホームページに力を入れて検索順位を上げようと努力したり、広告で自社サービスを認知させるための施策を打つようになりました。

マーケティング部門が設けられ、展示会やホームページやSNSなどからリードを獲得して顧客情報を営業部門に渡すことで、プッシュの営業活動の負担が減り、より追客や提案に力を入れることができるようになりました。

しかし、マーケティング部門ができたことにより「供給される商談」や「見込み客の数」が増える企業がほとんどでしたが、「供給される商談の質」がバラバラで検討レベルが低い見込み客を供給された営業担当は「マーケティング部門への不満」が募り、供給される見込み客リストの重要度が下がってしまうケースも出てきました。

前述した通り、追客活動は成果が出るまでに時間がかかるので、営業部門としても今すぐ検討してくれそうな案件にのみ時間と労力を使い、そうでない案件は放置してしまうという流れが激化していきました。
結果的に見込み客の総数は増えましたが、放置されてしまう見込み客の数も比例して増えていくことになります。

経営層や営業部門が追客の重要性を理解してはいても、かける時間に対する見返りが少ないため「なかなか解消できない課題」となってしまっていました。

集客型営業スタイル

情報活用型

この放置問題を解消する方法として、これからの時代に求められるのが分業と情報活用型の営業活動です。
追客業務が得意な営業担当者を追客専任に据えて、放置されてしまう見込み客を組織的かつ戦略的に育成していくことで、営業部門に供給されるリードの質と量をコントロールしていく活動といえます。
属人的だった見込み客情報を、しっかりとログデータとして取得・分析できる技術が発達したため、過去の履歴からユーザーの趣味嗜好や行動を把握し、ユーザーが求めている情報を配信することが可能になったことも大きな要因です。

そして、そのデータを蓄積・活用し見込み客をナーチャリング(育成)する追客専任担当はインサイドセールスと呼ばれており、現在はこの組織を新たに設ける企業が増えています。 ナーチャリングとは見込み客の検討度を上げていく活動のことですが、営業部門がナーチャリングの済んだ見込み客のみを担当できるようになれば、追客や中長期的なアプローチの時間を削減でき、かつ、ナーチャリングに必要な知識やノウハウを覚える必要もなくなります。

結果的に、営業は商談のみに集中できるようになるため、成果が個人の営業力に偏ることが少なくなり、安定した強い営業組織を作ることができるようになります。

情報活用型営業スタイル

このような情報活用型へとシフトするためには、マーケティング部門とインサイドセールス部門の新設や増員といった組織編制(リソース)や見込み客の行動や動向を蓄積・分析するためのツールの導入が必要になります。

このためのツールとして最適だといわれているのが、マーケティングオートメーション(MA)です。

②ログデータの取得・分析技術の向上

マーケティングオートメーション(MA)を設置しているサイトに見込み客が訪問すると、訪問者の企業名や個人名だけでなく、資本金や従業員数といった企業データまでを取得可能な場合があります。
さらに、その見込み客がサイト上でどういう行動を取ったのか、閲覧ページや閲覧順、滞在時間、ページ読了率、流入元情報、訪問回数などの詳細な分析まで取得できます。

マーケティングオートメーション(MA)にはメール配信機能がついているものも多く、メール開封率やURLクリック率だけでなく、メールをクリックしてサイトに流入した見込み客のサイト上の行動も分析可能です。

さらに、データを取得するだけでなく、先述したデータをグラフや分析レポートとして可視化できるので、自分たちが行っている施策に効果があったのかを検証するために分析機能は非常に有効です。

3.マーケティングオートメーション(MA)のメリット・デメリット

ここまでで、マーケティングオートメーション(MA)が世の中に求められる理由についてご理解いただけたのではないかと思いますが、まだ、自社に導入の必要があるのかどうかを判断するには材料が足りないかもしれません。

ここでは、マーケティングオートメーション(MA)のメリットとデメリットをご紹介しますので、判断材料として役立ててください。

【メリット1】見込み客に嫌われずに購買意欲を高めることができる

見込み客の検討段階がわからないと、的外れなタイミング・内容で商品・サービスのアピールをしてしまう可能性が高いですが、マーケティングオートメーション(MA)を使って見込み客の行動ログに合わせた情報をメールなどで送ることで、より興味がある内容を提供して購買意欲を高めることができます。

【メリット2】見込み客の取りこぼしを防げる

お問い合わせをしてくれたが契約には至らなかった見込み客、名刺交換をしただけの見込み客、メールマガジンに登録してくれた見込み客などは、こちらからコンタクトを取らずに放置すれば、自社の顧客になってもらえないどころかそのまま競合他社の顧客になってしまう可能性があります。

見込み客の動きがなければ、製品・サービスに興味がなくなったと考えられますが、マーケティングオートメーション(MA)で見込み客のアクション(メールマガジン内のURLをクリックした、Webサイトの製品ページを閲覧したなど)が把握できれば、製品・サービスに興味があること、さらに、どういった情報を求めているのかまでがわかるので、アプローチしやすくなり、取りこぼしを防げます。

【メリット3】属人化しない営業組織を作れる

営業マンにも受注率の高い人とそうでない人がいて、教育などでその差を埋めようとすれば時間と労力がかかります。

マーケティングオートメーション(MA)を導入してインサイドセールス部隊が見込み客のナーチャリングを終えたところで営業部(フィールドセールス)にパスすれば、検討度の高い段階にいる見込み客ばかりなので、営業力の弱い人でも受注しやすくなり、営業組織全体の生産性が上がります。

【メリット4】受注率・案件化率が向上する

メリット3でご紹介した内容と近いのですが、マーケティングオートメーション(MA)を用いてナーチャリングし終わった見込み客は、極端にいえば「誰でも受注できる」状態。もともと営業の強い人に加え、弱い人も受注が取れるようになるため、受注率・案件化率が上がります。

【デメリット1】費用対効果が出るまでに一定の期間が必要

一方、マーケティングオートメーション(MA)の導入にあたり、ネックとなる部分がないわけではありません。

まずは、マーケティングオートメーション(MA)を使って上記メリットでご紹介した成果が出るまでには、時間がかかるという点です。ナーチャリングには、ある程度の期間がかかり、その間のナーチャリング用コンテンツ作成費や作業工数(人件費)といったコストが、先行して出ていきます。

【デメリット2】コンテンツがないと施策が回らない

マーケティングオートメーション(MA)を導入するとOne to Oneマーケティングができるようになりますが、見込み客一人ひとりのナーチャリングを成功させるためには、見込み客の検討段階に応じて与える情報=コンテンツが必要不可欠です。そして、見込み客の各層に興味を持ってもらい、メリットに感じてもらえるコンテンツをつくるにはそれ相応の労力が必要になってきます。

【デメリット3】リストのデータ化・移行・クレンジングが必要

マーケティングオートメーション(MA)を導入したら、まずは、過去に名刺交換したりメルマガ登録や問い合わせのあった見込み客などをリードとして登録していきますが、名刺など紙ベースで管理してきた顧客情報なら1件ずつ入力していく手間がかかり、データとして持っていたとしても、該当ファイルからマーケティングオートメーション(MA)に移行しなくては利用できません。
また、一度登録した見込み客情報は、異動や組織変更、退職などで担当名が変更になることもあるので、継続的にクレンジング(更新)する必要があり、これが手間となります。

【デメリット4】リード獲得の仕組みを作る必要がある

マーケティングオートメーション(MA)導入により、うまくリードを案件化していければ、新規リードの獲得もコンスタントに行えなければ、リードが不足していきます。リード獲得の仕組みとして、たとえば、Webサイトからの流入数を増やし中間コンバージョン(お問い合わせなどの最終コンバージョンの前段階として、ホワイトペーパーダウンロードなど)を設定しておくなどを用意しておく必要があります。

4.マーケティングオートメーション(MA)関連の用語集

ここで、マーケティングオートメーション(MA)を利用する際に知っておきたい用語をまとめてご紹介します。

ホットリード

興味関心の高い見込み顧客のこと。
情報収集が本格的になっており、自社に対しての接触も多く、商談につながりやすい状態にあります。

MQL

MQLとはMarketing Qualified Leadの略で、マーケティング活動によって創出された案件で、営業に引き渡すだけの価値があると判断されたリードを指します。

SAL

SALとはSales Qualified Leadの略で、MQLの中でも訪問する価値があると判断された営業部門が欲しがるリードを指します。

スコアリング

ユーザーの行動に対して点数をつけてその点数が定めた点数までいくとホットリードと認定する方法のことです。

ABM

ABM(アカウント・ベースドマーケティング)とは「自社にとって価値の高い顧客を選別し、顧客にあわせた最適なアプローチをする」という概念です。

ステータス

見込み客の見込み度の高さによって設定されたランクのことです。

ポテンシャル

「どの業種のどれくらいの規模で、どういった担当が成約率または売上が良いのか」といった狙いたいターゲットの設定のことです。

5.マーケティングオートメーション(MA)で解決できる課題

マーケティングオートメーションの代表的な機能には以下のようなものがあります。

  • リード管理機能
  • Webサイト構築機能(サイト・ページ・フォーム)
  • トレース(アクセスログ、アクションログ、企業IP取得)機能
  • スコアリング機能(またはホットリード抽出)
  • メールマーケティング機能
  • シナリオ作成機能(キャンペーン)
  • 分析・レポート機能(BI)
  • 広告管理・分析機能
  • パーソナライズ化(コンテンツの出し分け)
  • 各種ツール(SFAやCRM)との連携

これらの機能を活用して、以下のような課題を解決することができます。

  • 課題1 商談創出数(営業部門への案件パス数)が少ない
  • 課題2 創出した商談(パスした案件)の質が低い
  • 課題3 過去のリードを有効活用(リードナーチャリング)できていない
  • 課題4 商談創出活動の生産性が低い
  • 課題5 情報を蓄積・活用するためのツール活用体制やルールが未整備

課題1 商談創出数(営業部門への案件パス数)が少ない

「ホームページからのお問い合わせがないから、営業部門へ案件がパスできない」と思ってはいませんか? もちろん、お問い合わせの量を増やすためにはホームページの改良も必要ですが、それ以外にも増やす方法はあります。

たとえば、メールマーケティング機能を活用すると、メールアドレスを獲得しているお客様にキャンペーンや新サービスの告知を行い、幅広くアプローチすることができます。 また、その後、メールを開封してくれたかどうかなど、個人の行動に合わせて送るメールの内容を変えることで、一人ひとりに最適な情報が届けられ、ニーズを喚起しやすくなるのです。

さらに、トレース機能を活用してユーザーの行動から「ニーズが芽生えたかどうか」を判断していきます。どんな行動が望ましいか、あらかじめ営業と認識をすり合わせておくと、条件に合致したユーザーを営業部門にパスできるようになります。

課題2 創出した商談(パスした案件)の質が低い

まずは質の高い案件はどういった条件なのか、しっかり定義する必要があります。そして、その条件をスコアリング機能(またはホットリード抽出)に当てはめていきます。こうすることで質の高い案件をMAが高得点で出力してくれるので、質の低いものに対応していた時間が軽減されます。

あとは高得点で出力された案件が本当に質の高いものだったか、成約率は上がったかどうかを営業自身で精査していき質の定義をブラッシュアップしていくと、精度の高いMAツールに仕上がります。

課題3 過去のリードを有効活用(リードナーチャリング)できていない

リードを有効活用できてない要因として、下記のような例が挙げられます。

  • 展示会やセミナーで交換された名刺の管理ができていない
  • ニーズの有無を個々の営業マンが判断している
  • 獲得したリードにすべて同じ手法でアプローチしている

このようなマーケティング活動を行っていると、直近でニーズが高かった企業へのアプローチは行えても、長期的に検討をしている企業へのアプローチが継続できず、最終的に多くの名刺が机の中に埋もれてしまうことになります。

そこへマーケティングオートメーションを活用すると、それぞれ、以下のような変革を起こすことができます。

展示会やセミナーで交換された名刺の管理ができていない

「リード管理機能」を活用して解消します。
まず、今まで接点を持ったお客様の数を把握しましょう。長期的にアプローチすべき案件が、母数に対してどの程度あるのかを可視化すると、今後の追客活動もスムーズになります。

ニーズの有無を個々の営業マンが判断している

「トレース機能」「スコアリング機能」「分析・レポート機能」を活用して解消します。
ユーザーがWebサイトに訪れる回数や見ているページの情報が蓄積されるので、個人の主観的な判断ではなくデータに基づいてニーズを判断することができます。

獲得したリードにすべて同じ手法でアプローチしている

「シナリオ作成機能」「パーソナライズ化」「メールマーケティング機能」「スコアリング機能」を活用して解消します。接点を持ったすべてのユーザーに電話でアプローチしていませんか?検討段階によってユーザーが欲しいと思う情報・コンテンツが異なるように、最適だと感じるアプローチも異なってきます。

たとえば、シナリオ設計とメールマーケティング機能を組み合わせることで、あるアクションをとったユーザーにはAというコンテンツをメールで配信し、アクションしていないユーザーにはBのコンテンツをメール送信する、などの施策が行えます。

同様に、パーソナライズ化機能で、ユーザーごとに「AというコンテンツをWeb上で見せる・見せない」という設定ができます。さらにスコアリング機能を活用し、高得点のユーザーでもメールだけではニーズの把握がしづらいときには電話でヒアリングするという方法も取れます。

こうした施策で、ユーザーに嫌われない良好的なコンタクトを継続的にとっていくことができます。

課題4 商談創出活動の生産性が低い

前述した課題3と重なる部分もありますが、これまで顕在層へのアプローチを中心に行っていると、今後も常に顕在ユーザーへアプローチを続けるという自転車操業に陥ってしまいがちです。さらに、顕在ユーザーの母数は限られたものです。

マーケティング手法が変化したいま、情報収集するユーザーが増えてきていることを考えると、いかに潜在ユーザーを囲い込めるかが大事になっていきます。 芽生えたニーズを刈り取るだけでなく、しっかり育てるところから考え、潜在ユーザーが欲しいと思うコンテンツは何かを分析・レポートしていく必要があります。

課題5 情報を蓄積・活用するためのツール活用体制やルールが未整備

「マーケティング部門が施策(展示会やセミナーなど)を行ったあと、アプローチを担当するのは営業部門なので、トータルの費用対効果を把握できていない」 こんな経験はありませんか?

そんなときは、まず、施策の可視化を行うことからスタートしてみてはいかがでしょうか? マーケティングオートメーションはマーケティング担当のみが活用すると思われがちですが、そんなことはありません。営業部門も個人のアカウントを持ち、活用することができます。
すると、営業自信の追客案件の状態を把握できますし、動きのあった案件には情報更新を行えば、ツールを介し双方で顧客の施策状況を把握することができるようになります。

可視化しようとすると、共通のルールが必要になってきます。 課題2でお伝えした通り、前提に各部署の定義(ルール)を決めることは非常に大切になります。ルールがないと、どんなツールを導入しても活用できないままに終わってしまいます。

現状のマーケティング状況を把握し、自社に合ったスタートは何かを見定めてください。

6.マーケティングオートメーション(MA)のKPI・KGI例

ここまで、これまでマーケティングオートメーションの基礎部分について触れてきましたが、ここからは、マーケティングオートメーション(MA)のKPI・KGIの立て方例をお伝えします。

KPI・KGIとは?

まず、そもそものKPI・KGIという用語について簡単にご紹介します。 KGI(Key Goal Indicator)は、直訳すると「重要目標達成指標」となりますが、簡単にいうと「目指すべきゴール」のことです。

ゴール(目標達成)したかどうかを明確にするために数値で判断できる要素を設定することが多く、売り上げやシェア率などがKGIになるケースが多いです。

次にKPI(Key Performance Indicator)です。こちらも直訳すると「重要業績評価指数」ですが、簡単にいうと「ゴールへの進捗を表す指標」となります。最終的なゴールに対する中間地点を決めておくというイメージです。

Webマーケティングで使われるKPIには、アクセス数や問い合わせ件数が設定されるケースが多いです。

KGIを設定せずにマーケティング活動を行うと、どこに向かうため・何を解消するための活動なのかが不明確になってしまい、施策を決定・精査する際に正しい判断ができなくなってしまいます。

同様に、KPIを設定せずにマーケティング活動を行うと、最終的な結果(KGI)のみで判断せざるを得なくなるので、施策のPDCAを回すタイミングが大幅に遅れてしまうだけでなく「何が起因して、どの部分が改善されたか」も曖昧になってしまいます。

つまり、KPI・KGIを設定することで目標達成の精度が上がり、達成までのスピードが早くなるということです。 これで、KPI・KGIの意味はご理解いただけたかと思います。

マーケティングオートメーション(MA)導入の目的

ここまでの説明ですでにイメージが湧いている方もいらっしゃるかもしれませんが、良いKPI・KGIを設定するためには、そもそもの活動の目的をしっかりと定義する必要があります。 つまりマーケティングオートメーションの導入目的から逆算してKPI・KGIを設定すべきなのです。

では、一般的にはどのような目的でマーケティングオートメーションを導入することが多いのでしょうか?

本質的な導入目的は「売上アップ」だと思いますが、さらに焦点を絞ると、

  1. 商談創出数(営業部門への案件パス数)の増加
  2. 創出した商談(パスした案件)の質の向上
  3. リードナーチャリング(見込み客育成)による過去リードの有効活用
  4. 商談創出活動の生産性向上(自動化)

の4つに分類されるのではないでしょうか?

「どの部門が利用するのか?」「どのくらいの予算やリソースを使えるのか?」によって、比重は変わってくるかと思いますが、上記の4つを組み合わせてKPI・KGIを考えていきましょう。

マーケティングオートメーションのKGI例

ここでようやく本題となります。
マーケティングオートメーションのKGIとして、以下のような例が挙げられます。

  • マーケティング活動から創出された売上の比率
  • マーケティング活動が創出した売上
  • マーケティング活動が創出した商談数
  • パスした案件の案件化率、受注率
  • ナーチャリングによって創出された商談数
  • (ブランディング目的の場合)NPSの顧客満足度指数
  • CPA(コンバージョン獲得単価)、CPO(顧客獲得単価)
  • CAC(Customer Acquisition Cost)顧客獲得に要した営業・マーケティングの人件費や間接費も含むトータルコスト

※利用する組織や目的によっては、KPIに該当しそうなものもKGIとして設定することもあります。

マーケティングオートメーションのKPI例

KPIの例としては以下のようなものが挙げられます。
※マーケティングオートメーションを利用する場合に初期設計として、コアターゲットやステータス(ランク)を定義することがありますので、今回はそちらが定義されている前提でKPI例を紹介します。

  • マーケティング活動が創出した商談数(案件パス数)
  • ステータスアップ、ランクアップ数
  • 特定のステータス(ランク)のユーザーのランクアップ数とランクアップ率
  • パスした案件の案件化率、受注率
  • マーケティング部門から創出した受注の平均単価やLTV
  • CPA(コンバージョン獲得単価)、CPO(顧客獲得単価)
  • マーケティング活動のROI、ROAS
  • webサイトへのアクセス数、CVR(コンバージョン率)
  • メール配信数、開封率、URLクリック率
  • シナリオ作成数
  • スコア◯○点以上のユーザー◯○人
  • 特定のキャンペーン(イベントやデモ参加など)への申込数
  • 保有リード数

マーケティングオートメーションに限らず、マーケティング活動や営業活動において、KPI・KGIの設定や見直しは非常に重要な要素です。

しかし、マーケティングオートメーションの利用目的だけでなく、利用する会社や担当者のリテラシーもさまざまです。その結果、正しい目標が設定されず施策もブレてしまうケースも多く見られます。そこで、どのような目的で利用するかという大枠の部分からプロに依頼することも一つの手法です。

どんな機能や管理画面のマーケティングオートメーションを選定するべきかも目的やリテラシーによって異なってきますので、このあたりを迷われていらっしゃる方は一度エムタメのコンサルタントにご相談いただければと思います。

7.マーケティングオートメーション(MA)運用のためのカスタマージャーニー

マーケティング活動やマーケティングオートメーション(MA)運用を成功させるためには、「カスタマージャーニーマップ」を作成する必要があります。ここでは、カスタマージャーニーとは何か、またその必要性、作成方法などを説明していきます。

カスタマージャーニーマップとは?

ターゲットとなる見込み客が自社製品やサービスを認知する段階から発注するまでの段階のなかで、ユーザーの感情や行動を時系列に沿って可視化したものをカスタマージャーニーマップといいます。

カスタマージャーニーマップ

なぜカスタマージャーニーマップが必要なのか

ユーザーの心理行動を把握したうえで施策を打たなければ、マーケティング活動の効果が薄くなったり、逆効果にもつながりかねません。

たとえば、良くないマーケティング例として、課題があり解決策を模索しているユーザーに対し、いきなり自社製品のキャンペーンメールを送ってしまうと見てもらえる可能性が低くなったり、もしユーザーに合わない製品であれば逆効果になってしまう可能性が高いです。

そのような売り手の考えだけではなく、ユーザーの検討度合いや心理、行動に合わせた情報提供などのマーケティング施策を行う必要があることがなぜカスタマージャーニーマップが必要な理由です。

カスタマージャーニーマップの作り方

それではカスタマージャーニーマップの作り方を順番に説明していきます。

ペルソナ設定

ペルソナ設定とは、具体的なターゲットの人物像を想定することです。
たとえば、仕事面では部署や職種、会社での役割、仕事への接し方、周りから評価、調べ事をする時の手段を、プライベート面では、休日の過ごし方や家族構成、趣味などの具体的なターゲット像を想定します。

フェーズの想定

設定したペルソナが実際に貴社製品を認知し、導入に至るまでの経路を細分化します。 マーケティングオートメーション(MA)は、ユーザーの検討度合いによって適切なアプローチ手法や情報を提供する必要があるため、MA運用する際には必ず行ってください。

【例】
フェーズ1 無関心
フェーズ2 課題認識
フェーズ3 ニーズが高まる
フェーズ4 課題模索
フェーズ5 用件定義
フェーズ6 導入検討
フェーズ7 業者選定
フェーズ8 購買

導入フローの想定

BtoCであれば本人の購入意思があれば購入までのフローは短いことが多いですが、BtoBの場合、担当で決済が下りることは少なく、購入までのフローが長くなる傾向があります。
法人が製品を導入するとなると、情報収集する人や、実際に使う人、意思決定を行う人、決済を行う人などさまざまな人物が関わります。 したがって、購買担当が課題認識から購買に至るまでの社内フローを確認する必要があります。

たとえば、情報収集を行って上司に相談を行い、部署単位で検討して、要件定義を作り、各社の提案を受け、業者選定を行い、稟議の承認を得て、購買するといったフローが挙げられます。これは、業界やターゲットごとに異なってくるので、自社のターゲットを分析したうえで想定する必要があります。

行動の想定

導入フローを可視化することができたら、次に購買担当が具体的にどのような行動を行うか想定する必要があります。この行動の想定を行うことで、最適なアプローチ手段や販促手段を把握することができるのです。

【フェーズ1】
無関心
・ネットで情報検索、・Web広告の閲覧・ブログやお役立ち情報を閲覧して情報収集。
【フェーズ2】
課題認識
・社内相談、・メルマガ登録、・お役立ち情報の確認
【フェーズ3】
ニーズが高まる
・資料請求、・セミナー参加
【フェーズ4】
解決模索
・自社体制で改善可能か確認、・お問い合わせ、・商談
【フェーズ5】
用件定義
・用件定義書類の作成、・担当部署のヒアリング
【フェーズ6】
導入検討
・商談、・Webサイトで製品の詳細情報、導入事例、お客様の声などの確認
【フェーズ7】
業者選定
・Webサイトで発注から導入までの流れを確認、・比較資料の作成、・会社概要の確認
【フェーズ8】
購買
・購入、・サポートページの閲覧

思考、感情の想定

担当の発注までの流れの想定ができたら、次にフェーズごとの感情を想定します。 たとえば、検査装置の検討を行っているユーザーを例に挙げると下記のようになります。

【フェーズ1】
無関心
・業界の最新情報を知りたい。 ・研究効率を上げたいが改善の手立てはないか?
【フェーズ2】
課題認識
・最近、世の中が食品に対して敏感になっていて怖いな。 ・自社の生産ラインは導入後、10年近く経過しており、検査基準を満たしているか不安だな。
【フェーズ3】
ニーズが高まる
・この検査装置はどういうものか? ・検査装置のメリットは?デメリットは?
【フェーズ4】
解決模索
・検査装置を導入する際のチェックポイントはどこか? ・検査装置を導入した際の具体的な効果は何か?
【フェーズ5】
用件定義
・要件定義の際に気をつけるポイントはどこか?
【フェーズ6】
導入検討
・自社の社員は装置を使いこなせるだろうか? ・自社に近い事例はあるのだろうか?
【フェーズ7】
業者選定
・導入後のアフターフォローはどうなっているのだろうか? ・今後、長い付き合いになるが、会社の将来像は大丈夫だろうか?
【フェーズ8】
購買
・操作方法でわからないところがある。 ・他社はどのように活用しているのか気になる。

検討フェーズと行動フローと思考、感情を図にすると以下のようなイメージになります。

検討フェーズと行動フローと思考

求める情報と具体的なコンテンツの想定

このように、担当の購買までの流れを「フェーズ、思考・感情」で具体的に洗い出せたら、次に、担当がフェーズごとにどんなコンテンツを閲覧するかを想定します。

具体的なコンテンツの想定

このように具体的にコンテンツを考えてみると、ユーザーの検討度合いによって閲覧するコンテンツはかなり変わってきます。 具体的な閲覧コンテンツを把握することで、ユーザーの検討促進を行うコンテンツがなかったり、ユーザーがどのフェーズに位置しているかわからなかったりと、自社のWebサイトで不足しているコンテンツを可視化できます。 マーケティングオートメーション(MA)はユーザーの行動ログから検討度合いの見極めを行うので、Webサイトで不足しているコンテンツがあると、MAツールはうまく機能しません。

最後に、マーケティングオートメーション(MA)は、ユーザーへ適切なタイミングで適切な情報提供が行えたり、検討しているユーザーを営業に提供でき、便利で効率的なツールですが、「カスタマージャーニーマップ」を作成しないと、効果が薄かったり、逆にユーザーに悪影響を与えてしまう可能性があるので、マーケティングオートメーション(MA)を運用する際には必須項目であることを改めて強調しておきます。

自社ターゲットのカスタマージャーニーマップを作成して、マーケティングオートメーション(MA)の運用を進めていきましょう。

8.マーケティングオートメーション(MA)の導入・認知度ランキング~調査結果まとめ~

ここで、実際にマーケティングオートメーション(MA)の選定に移る前に、現在、世の中にマーケティングオートメーション(MA)として認知されていて人気の高いものには、どんなものがあるかを押さえておきましょう。
DataSign、ジャストシステムの調査結果から、それぞれベスト3をご紹介します。

DataSignの調査結果

株式会社DataSignが2018年4月に調査したレポートに、利用されているマーケティングオートメーションランキングが掲載されています。上位5位までをピックアップすると、下記の通りです。

出展

>国内約18万サイトで利用されているWebサービス調査(2018年4月度)

MAツールの認知度ベスト3(ジャストシステムの調査結果より)

ソフトウェアベンダーであるジャストシステムは、自主調査結果を公開するメディア「Marketing Research Camp」を運営しています。そのなかでマーケティングオートメーション(MA)の認知度についての調査結果が取り上げられており、順位は以下の通りでした。

  • 1位 Patdot
  • 2位 SATORI
  • 3位 Adobe Marketing Cloud

出展

>マーケティングオートメーション利用実態調査 MAツール認知度No.1は「Pardot」、2位は「SATORI」 MAは、知名度よりも、費用やサポートなどの条件で選ぶ

9.マーケティングオートメーション(MA)の選び方

上記でご紹介したほかにも、国内でのマーケティングオートメンション(MA)ツールベンダーは増えており、さまざまなマーケティングオートメーション(MA)が存在します。 どういった機能を有するツールが自社にとってもっとも効果を発揮するのか、「導入したけれど使いこなせない」という最悪の事態を防ぐためにマーケティングオートメーションの選定ポイントをご紹介します。

目的を決める

マーケティングオートメーションを選定する際に陥りがちな失敗は、機能の充実を理由に選定してしまうことです。機能の充実しているマーケティングオートメーションを選定すること自体は悪くありませんが、目的を明確にしたうえで導入しないと、導入後の運用でどのように行うべきか、何をすべきかがわからないままで、実際のパフォーマンスが落ちてしまいます。

導入する前に、マーケティングオートメーション(MA)を使ってやりたいことを決め、使用目的を明確にしてから選定しましょう。

コンバージョン(CV)を決める

コンバージョン(CV)とは、WEBサイトにおけるゴール達成を指します。
たとえば、お問い合わせや資料ダウンロード、会員登録やメルマガ登録、セミナー申し込みなどが該当します。どのポイントにどれだけ比重を置いていくかを設定しましょう。

ターゲットについて考える

ウェブサイトに訪れるユーザーフェーズは、無関心フェーズ、ニーズが高まるフェーズ、要件定義フェーズ、業者選定フェーズ、使用フェーズなどさまざまです。
そして、それぞれのユーザーに対して行う施策も異なります。基本的には、一段階上のフェーズに上げるための施策を行うことになります。

キャンペーンについて

キャンペーンとは、ユーザーの購買意欲を高めるための施策のことです。具体的には、ユーザーにどのタイミングでどのようなコンテンツを届ければユーザーの購買意欲が上がるかを考え、施策を行っていきます。

ユーザーの状態を把握するためのモデルがいくつかあるので、ご紹介します。

スコアリングモデル

ユーザーの属性・行動ごとに細かくスコアリングし、その内容に合わせて情報提供・営業活動を行うモデルです。
具体的には、「メールを開封(2点)、URLをクリックしてHPへ流入(2点)、特定の製品ページを見る(3点)、製品に関するデータをダウンロードする(5点)」のように設定しておき、行動に対して点数をつけて、ユーザーごとの点数を算出し、このスコアでユーザーを把握する施策です。
次で紹介するトリガーモデルに比べ、点数決めなど複雑なシナリオを考える必要があるため作成までにかなりの時間と工数がかかります。

トリガーモデル

スコアリングモデルのような複雑な設定はせずに、特定のユーザー行動ごとに次のフェーズへと移行させるモデルのことです。
具体的には、「1ヵ月の間に10回以上Webサイトを訪れており、かつ、会員になったユーザーにはこの内容のメールを送る」といった施策のことです。

マーケティングオートメーション(MA)を運用する組織体制

マーケティングオートメーション(MA)にはさまざまな機能があり、これらを使ってやりたいことが増えれば、それだけ時間もかかります。特に、スコアリングやシナリオ設計、ステップメールを送るなど高度な機能を使用して施策を行う場合は、それに合わせて運用体制の整備も必要になります。

自社に合ったマーケティングオートメーション(MA)とは

自社に合ったマーケティングオートメーション(MA)を選ぶためには、自社が以下の4フェーズのなかでどこにいるのかを把握することが一つの判断基準となります。

フェーズ おすすめのMAツール
マーケティング成熟度が高く、リソースや予算も豊富にある スコアリング機能、シナリオ作成機能、分析・レポート機能、パーソナライズ化、SFA・CRMとの連携など、豊富な機能を備えた高性能ツール
マーケティング成熟度は高いが、リソースや予算は少ない 上記プラス、コンサルティングの導入検討が必要
マーケティング成熟度は低いが、今後、リソースや予算をしっかりと確保する予定がある まずは、マーケティングの運用そもそもを強化する必要があるので、ユーザートレース機能やメールマーケティング機能が簡単に実行でき、かつ、今後も拡張性のあるツール
マーケティング成熟度が低く、リソースや予算も少ない まずは、マーケティング活動のボトルネックを把握して、何から始めるのがもっともROIが高くなるのかを考える必要がある。
マーケティングオートメーションのメーカーやコンサルティング業者、Webサイトのコンサルティング業者に相談してみるのもおすすめ。

無料ツール

有料のツールが多いなか、数は少ないながら無料で利用できるマーケティングオートメーション(MA)もあるのでご紹介します。

Mautic

【Mautic】https://Mautic.com/

こちらは、クラウド上で利用できるーケティングオートメーション(MA)ツールで、もともと英語表示なのですが日本語での表示が可能です。サポートは英語のみですが、日本語のマニュアルがあり、Facebookのグループもあるので、わからないことはこちらで解決できます。

BowNow

【BowNow】https://bow-now.jp/

無料で利用できるのはデモ版のみ(期間限定)というツールが多いなか、BowNow(バウナウ)は無期限で利用できるフリープランを提供しています。ホットリードの抽出に優れ、利用企業様は人員を増やすことなく、Webサイト改修の必要なく、保有している見込み顧客リストを使ってミニマムスタートできる点が大きな特徴です。

10.マーケティングオートメーション(MA)選定のための業者比較シート

マーケティングオートメーション(MA)のベンダーを数社ピックアップし、コンペや相見積もりを行ったら、最終的に1社を選ぶわけですが、その際に役立つのが「業者比較シート」です。

各社でバラバラの項目の見積書を比較してもわかりにくいため、基準を統一してそれぞれの業者を評価することで、優劣をつけたりどこが一番自社のニーズに合っているかを見極めたりすることができます。以下のリンクから業者比較シートをダウンロードできますので、使ってみてください。

>業者比較シートダウンロード

11. マーケティングオートメーション(MA)の導入スケジュール

実際にマーケティングオートメーション(MA)を導入し、見込客のナーチャリングを行う場合は、準備期間として6ヵ月間をみておいてください。
おおまかなスケジュールは以下の表の通りです。

横スクロールでご覧いただけます。

~ヵ月目 タスク(大枠) タスク(詳細) 備考
1 課題認識 課題認識 解決したい課題の洗い出し
現状確認
2 目的設計 目的の明確化
マーケティング計画 行いたい施策の洗い出し
3 要件定義 データ設計 登録するリストのリード(過去訪問、展示会、問い合わせなど)の精査
想定シナリオ設計/想定キャンペーン設計
機能精査
運用部署の範囲確定 部署をまたいだ社内調整が必要
ツールベンダー選定
4 業者選定 コンサルティング業社選定
契約
目標設定
5 準備 運用体制の確立
ツール実装

・フェーズ設定
・スコアリング設定
・シナリオ設計
・コンテンツ整備

6 導入 データ連携 データクレンジング
トレーニング
キャンペーン実施
運用 効果測定

1ヵ月目 課題認識

まずは、現状を把握します。自社の課題を把握しなければ、改善のしようもありません。 そもそもリードの獲得が弱いのか、リードはたくさん抱えていても案件化数が少ないのか、など、自社の営業に関する課題を洗い出すのが先決です。
以下のリンクから、記入していくだけで自社の現状が把握できるチェックシートをダウンロードいただけますので、ご活用ください。

>マーケティングオートメーション導入確認シート

2ヵ月目 目的設計

自社の課題が把握できたら、それに基づいてマーケティングオートメーション(MA)導入の目的を明確にします。複数の課題がある場合は、優先順位をつけて一つずつ着手していった方が良いでしょう。

目的に合わせて最適な施策を洗い出し、マーケティング計画を立てます。たとえば、Webサイトへのアクセス数が少ないのならコンテンツを増やす、アクセスはあるのにお問い合わせが少ないのなら、中間コンバージョンとしてホワイトペーパーを設置する、といった具合です。

3ヵ月目 要件定義

要件定義は、(1)データ設計、(2)想定シナリオ設計/想定キャンペーン設計、(3)機能精査、(4)運用部署の範囲確定の4ステップに分かれます。

(1)データ設計では、登録するリストのリード(過去の訪問、展示会、問い合わせなど)を精査し、どれをリードとするのかを定義しておきます。

(2)想定シナリオ設計/想定キャンペーン設計では、ツールの導入後、見込み客の検討レベルを上げるためのシナリオを作っていきます。

誰に対して実行するのか

【BtoBにおける例】
  • 顧客のセグメント別(業種や企業規模、職種や役職などの顧客属性)
  • 顧客の検討レベル別(見込み度合いやステータス)
  • 特定のアクションを起こした人(特定のメールやページを閲覧した、閲覧回数や参加したイベントなど)
  • 特定の条件を満たす、または除外した人(既存顧客、過去提案実績、営業担当者、条件の掛け合わせ)

いつ情報を届けるか?

「開始するタイミング(起点となる行動)を何に設定するか?」には、トリガーとスコアの2つの方法があります。トリガーは、見込み客が何かの行動をしたら情報を届け、スコアでは、一定の点数を超えたら情報を届けます。

【BtoBにおけるトリガー例】
  • 会員登録
  • 購入
  • 問い合わせ(見学や相談、見積もり依頼も含む)
  • 資料DL
  • 特定のwebページやメールの閲覧
  • セミナーやイベントの参加
  • ステータスの変更
  • 閲覧回数(総数や一定期間内での回数、同一企業からの閲覧人数)

スコアの場合は、トリガーに記載したような行動や顧客属性によってスコアを増減させる設定を行い、スコアが一定量溜まったら配信を開始するという設計をします。

BtoBの場合、スコアで設計しようとしても、Webサイトやメールへのアクセス数が少ないケースが多く、スコアが貯まらずになかなか配信できなかったり、スコアは積算での計算をメインにすることが多く偏りやすいことから、トリガーによる設計の方がおすすめです。

何を実行(送信)するのか?

BtoBの場合、4つ「不」を解消するための情報をユーザーに届けることが基本です。

不信の解消

関係構築を行うための情報をユーザーに配信します。

○目的:「この企業から届く情報には価値がある」と感じてもらうことで不信を払拭します。
○例:業界の最新情報、事例、知識・ノウハウ系コンテンツ、技術情報、法令改正、自社への信頼感や親近感を高める情報

不要の解消

製品やサービスを導入する必要性を感じてもらうための情報をユーザーに配信します。

○例:成功事例、導入メリット、用途別・業界別活用方法、解消される問題

不適の解消

必要性を感じてもらった後に、皆様の製品サービスであるべき理由を納得してもらうための情報を配信します。

○例:価格の理由、品質の紹介、実績数の紹介、外部評価、お客様の声、専門性の訴求などに代表される強みの紹介。

不急の解消

「今、契約する理由」を作ることで不急を解消していきます。おもに検討促進や背中押しと呼ばれる情報がメインです。

○例:キャンペーン情報(お値引きや特典情報)、無料相談やデモ貸出し

ちなみにセミナーやホワイトペーパーといった施策と事例コンテンツは4つの不をバランスよく解消することも可能ですし、部分的に解消することも可能な汎用性の高い施策です。 そしてユーザーに配信するだけでなく、社内の担当者向けの通知やアラートとして利用するケースもあるので、何を実行するかは非常に奥が深いです。

どうやって配信するか

「どのくらいの期間で、何回くらい情報を届ける必要があるか?(例:検討レベルが低いターゲットには、週1回周期でメールを送信する)」に加えて、どのようなチャネル(媒体)に情報を配信するかも重要です。

【BtoBにおけるチャネルの主な例】
  • メール
  • 電話
  • アプリ(プッシュ通知)
  • SNS(配信や広告)
  • LINEやSMS
  • DM
  • ディスプレイ広告

(3)機能精査では、マーケティングオートメーション(MA)が持つさまざまな機能のうち、自社に必要なものを精査します。不要な機能がたくさんあっても、使いこなせなければただのコストになるからです。

ここまでの準備で、自社が使う機能をピックアップできるはずなので、把握しておき、後で出てくるベンダー選定の際に活用します。

(4)運用部署の範囲確定では、営業部門、マーケティング部門が中心となって運用するケースが多いと思いますが、新たにインサイドセールス部門を立ち上げる企業もあるでしょう。いずれの場合も、部署をまたいで連携するための社内調整が必要になるので、このタイミングで行います。運用に関わる各部門のネックを把握し、それを解消するのがこのときの基本的な考え方になります。

マーケティング部門へはROIや成功事例、必要なリソースと工数など、営業部門ならツール導入による案件増加数の見込みや営業部負担、経営層へは競合他社のツール活用情報や長期的なメリットといった情報を提供しましょう。
社内調整の方法については、こちらの記事もご覧ください。

>MAで成功したければ社内を味方につけろ!社内調整を円滑に行うための部門別お願い方法

4ヵ月目 業者選定

いよいよ、実際にどのベンダーからどのツールを導入するかという具体的な検討に入ります。予算と必要な機能を中心に、実績などを加味して選定していきましょう。

この際、ツール活用のコンサルティング業者も併せて選定しておくことをおすすめします。それは、マーケティングオートメーション(MA)を導入するには高いマーケティング知識が必要で、特に、初めて導入する場合はスムーズに活用できることは稀だからです。

設計の段階でつまずきオートメーション化できない、運用できないといったことが起こりがちですし、セグメントメールやコンテンツの制作がうまくいかないときに、アドバイスを受ける必要があります。

「うまく機能を使いこなせずに、費用対効果が取れない」といった最悪のケースを迎えないためにも、無理に自社だけで運用しようとせず、コンサルティングとセットで導入した方が安心です。

5ヵ月目 準備

4~5ヵ月目までの間に目標設定を行い、運用体制を確立しましょう。

目標設定では、マーケティングオートメーション(MA)を経由した[売上]をKGIに、KPIに[受注数][商談数][CV数][アクセス数]などを置くケースが多いです。

マーケティングオートメーション(MA)運用における目標設定については、下記の記事もご参照ください。

>デジタルマーケティングにおける目標設定の方法

運用体制については、下記6つのタスクを担当する人員が必要です。兼任できるところはして問題ありませんが、それでも必要な人数はなかなか多いものです。社内だけでは回せないケースも出てくるでしょう。そういった意味でもコンサルティングを導入することで、下記の責任者以外の部分をアウトソースする意義があります。

【運用フェースにおけるタスク】
  • 運営責任者
  • LPを含むWeb制作
  • メールマーケティング
  • 効果測定
  • マーケティングコミュニケーション
  • CRM(顧客管理)

6ヵ月目 導入

いよいよ、導入準備も最終月です。ここでは、ツールの実装やデータ連携など、実稼働に向けた直接的な準備を行っていきます。

ツールの実装では、フェーズ設定とスコアリング設定を行い、3ヵ月目までに作成したシナリオ設計をツールに設定していきます。また、見込み客に提供するコンテンツ制作も行っていきます。

データ連携では、やはり3ヵ月目までに整備したデータ設計に基づき、古いデータの更新や重複データの名寄せなど、データのクレンジングを行ってからツールにインプットします。

ここまでできたら、実稼働を想定したトレーニングを行いましょう。 デモ環境を利用して実際にキャンペーンを走らせてみて、きちんとアクションされるかを確認します。

実運用が始まったら、実際にツールを動かしながらシナリオ(キャンペーン)を実施し、効果測定を行って運用改善していきます。

12.マーケティングオートメーション(MA)活用のBtoBとBtoCの違い

企業がマーケティングオートメーション(MA)を活用する際に気をつけたいのが、BtoBビジネスなのかBtoCビジネスなのかで目的や指標が異なってくるという点です。

BtoCの場合は、ECサイトへの流入や実店舗への来店促進を目的とすることが多く、BtoBの場合は、商談の創出が目的となるケースが多いです。

BtoBの場合、ABM(Account Based Marketing:企業ごとに個別のマーケティング施策を行う手法)による営業活動が効果的なので、企業ごとのアクション(Webサイトの訪問、メールマガジン記載のURLのクリックなど)を把握するために、企業IPの識別や、企業名の自動表示といった機能は必須でしょう。

ABMについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

>スコアリングだけが正解じゃない!今こそ知っておきたいABMの考え方

13.マーケティングオートメーション(MA)の機能

ここで、一般的なマーケティングオートメーション(MA)が持つ主な機能を紹介します。

主な機能一覧

セグメントメール送信機能 登録した見込み客をセグメント化し、それぞれに適切なメールを送るための機能です。
Webサイト構築機能 見込み客に情報提供する手段のひとつとして、Webページを追加するための機能です。
トラッキング機能(個人・法人) 見込み客データと紐づけたIPアドレスをもとに、各見込み客がどのような行動をしているかを把握するための履歴をとる機能です。
スコアリング機能 見込み客の行動に点数を設定しておき、一定の点数を超えたら特定の情報を送信するといった設定を行う機能です。
シナリオ作成(キャンペーン管理)機能 マーケティングオートメーション(MA)で自動化するルール=シナリオを作成・設定する機能です。
SFA・CRM連動機能 自社で導入済みのSFAやCRMの顧客情報を紐づけて管理するための機能です。
パーソナライズ機能 見込み客一人ひとりの検討度に応じて、コンテンツの出し分けができる機能です。たとえば、Webサイトの初訪ユーザーと再訪者で異なるメインイメージを表示させたり、異なるデザインのバナーを表示させるといったことができます。
アクセスログ分析機能 WebサイトやSNSなどへのアクセス解析を行うための機能です。
広告連動・広告管理機能 広告を出稿した際に、見込み客が広告媒体にどのように触れたか、またその影響を把握するために広告と連動したり、広告出稿の詳細を管理するための機能です。

機能の比較表

横スクロールでご覧いただけます。

ツール名 Marketo Eloqua Pardot Hubspot B⇒Dash SATORI

SHANON
Marketing
Platform

KAIROS3 List Finder BowNow
ベンダー名 マルケト オラクル salesforce ハブスポット フロムスクラッチ SATORI シャノン カイロスマーケティング イノベーション Mtame
企業IP検知 × × × ×
スコアリング機能 ×
シナリオ設計機能 × ×
ABM機能 × × × × × × × ×
プッシュ通知 × × × ×
ステップメール
広告連携 × × × ×
フォーム作成
ホワイトペーパー設置
CRM/SFA連携 × ×

※比較表の情報は2018年4月16日公開時点のものです。

14.マーケティングオートメーション(MA)の導入事例

ここでは、マーケティングオートメーション(MA)導入企業のよくある事例として、成功例・失敗例をご紹介します。

成功事例

導入準備段階で設定した目標(例:KGI・売上目標、KPI・アポ率、受注数、受注率、受注単価、商談数、CV数、アクセス数など)が上がっていれば、マーケティングオートメーション(MA)を通して行った施策が成功したといえます。

失敗事例

逆に、上記のような目標数値が上がらなかったり、それ以前の問題として、運用体制が確立できていない状態や、営業部門からの理解がない状態、施策を回すためのコンテンツ制作ができない状態などは、失敗と言わざるを得ません。ボトルネックを見つけ出して改善する必要があります。

BtoB

BtoB企業の事例として、社員総会や表彰式、株主総会などの企業イベントの企画・運営を手がけるマックスプロデュースの事例をご紹介します。 同社では、マーケティングオートメーション(MA)BowNowを活用し、見込み顧客へのメルマガ配信、ターゲット層(社内イベントの企画・運営の外注を検討する企業)が興味を持ちそうな事例コンテンツをWebサイトに掲載するなどの施策を行いました。結果的に、Webサイトからのお問い合わせ数を4.3倍、同受注数を3倍に伸ばすことに成功しました。

BtoC

本記事はおもにBtoB企業向けのため、BrtoCの事例は概要を参考程度にお伝えします。
商品単価が非常に高く、それに伴い顧客の検討期間(リードタイム)も長い傾向にあるといった特徴を持つ不動産・住宅販売において、マーケティングオートメーション(MA)の導入効果が上がっています。

【不動産・住宅販売の購入の特徴】
  • 商品単価が高価である
  • 見込み客の検討期間が長い
  • リピート購入が少ない
  • 在庫が有限である

【不動産・住宅販売の購入フロー】

1.広告やオーガニック検索からのWebサイト流入)

2.Webサイトからの資料請求

3.モデルルーム来場予約

4.モデルルーム見学

5.商談

6.契約

上記の特徴から、見込み客の多くが新規顧客である傾向が強い業界です。見込み客とのコミュニケーションにマーケティングオートメーション(MA)を用い、一人ひとりに対する個別のナーチャリングを行います。

それぞれの見込み客が検討している予算に合った住宅情報の提供を、スコアリングなどによるシナリオ設計に基づいて適切なタイミングで提供していくことで商談数・契約数を向上させています。

15.マーケティングオートメーション(MA)を学ぶための本・関連書籍

最後に、マーケティングオートメーション(MA)を学ぶために役立つ書籍を2冊ご紹介します。

マーケティングオートメーション導入の教科書
優良顧客を自動で育てる仕組みづくり(MdNコーポレーション)

マーケティングオートメーション導入の教科書

画像引用先:amazon

こちらは、マーケティングオートメーション(MA)の導入方法について、初心者向けに書かれた本です。手っ取り早くマーケティングオートメーションの全体像を掴みたい方におすすめ。複数著者による共著のため、マーケティングオートメーション(MA)をいろいろな視点から見るヒントにもなります。

マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方
(クロスメディア・マーケティング)

マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方

画像引用先:amazon

こちらは、より実践的な書籍です。実際にマーケティングオートメーション(MA)に設定して活用できるカスタマージャーニーを作成する方法を、事例の図やイラストを交えて解説しています。
マーケティングオートメーション(MA)「Marketo」を提供する企業、株式会社マルケトの代表も推薦している本です。

16.まとめ

以上、マーケティングオートメーション(MA)を導入するまでに必要な情報を網羅してお届けしました。

目的の明確化や社内調整、ツールの選定と準備だけでも盛りだくさんですが、実際に活用をスタートしてからもPDCAサイクルを回して改善していく必要があります。事前の運用体制づくりに力を入れるとともに、コンサルティングの導入も視野に入れて検討してみてください。

マーケティングオートメーションについての人気記事は以下もどうぞ

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Mon, 16 Apr 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[【5/21(月)大阪】[グーグル×スターティアラボ]Google アドワーズ広告 活用セミナー&相談会イベント]]> https://mtame.jp/advertisement/20180521seminar

 

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Fri, 13 Apr 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[9分割アプリ「Grids」が魅せる ブランディングの効果と投稿方法]]> https://mtame.jp/social/Grids 企業や芸能人のアカウントから写真の一部が連続して投稿されていることを不思議に思ったことはありませんか?

実は、そのアカウントのプロフィールページにいくと9枚の写真で1枚の写真が出来る仕掛けになっているんです。

インパクトがあって大がかりな仕掛けに見えますが、覚えてしまえば意外と簡単に作り出すことができます。

今回はそんな9分割写真の作り方とその投稿効果を探ります。

Instagram コンサルティング

1、9分割写真とは?

9分割写真と聞いてパッと思い浮かばない方のために実際の9分割写真の投稿をご紹介します。

例えば、カラフルな写真がいくつも投稿されていたとします。

 

yukiさん(@yunyum_39)がシェアした投稿 -

 

yukiさん(@yunyum_39)がシェアした投稿 -

 

yukiさん(@yunyum_39)がシェアした投稿 -

これらの投稿だけでは、何の写真なのかがハッキリとわかりませんよね。

しかし、プロフィール画面にいくとこんなにも素敵なバラの写真が見られました。

yukiさん(@yunyum_39)がシェアした投稿

一枚だけでは何の写真かわからないですが、9枚揃うと大きな一つの写真ができあがる仕組みになっています。

プロフィール画面で写真のアーカイブを見る場合、一枚の写真では見逃されてしまう可能性も高いですが、9分割写真の場合には9個分の面積を使用するため、インパクトがあって注目してもらえる確率が高まるでしょう。

2、9分割写真の効果

それでは9分割写真を投稿することで、どんな効果が得られるのでしょうか?

主なメリットとしては大きく2点あります。

  1. プロフィール画面に誘導できる
  2. 写真を大きく見せることができる

プロフィール画面に誘導できる

先述している通り、一枚の投稿写真では何を伝えたいのかがわからないため、気になったユーザーをプロフィール画面に誘導することができます。

Instagramの場合、投稿した写真やコメントにURLを貼ることができません。

唯一、URLの遷移をリンクとして促せるのはアカウントの「プロフィール」のみになっています。

そのため、企業アカウントは特にユーザーをURLに遷移させたい場合にプロフィールへ遷移させることが重要になります。

それ以外では広告費用を支払って出稿する他にないためです。

写真を大きく見せることができる

単純計算、一枚の写真を9倍のサイズにして掲載することができるので、写真のインパクトは大きくなります。

Instagramは写真を雑誌のように掲載することができる特長を持っているSNSなので、写真の見せ方に変化をつけることで、ユーザーが飽きることなく訴求を続けることができるでしょう。

また、インスタ映えする写真をより大きく見せることによって印象的に表現することにも繋がります。

写真を大きく掲載することにより、ブランドのイメージ訴求も強くなるため、できるだけアカウントのブランディングイメージに近い写真を9分割投稿に使用すると良いでしょう。

3、9分割アプリ「Grids」を使ってみた

実際に9分割写真を作成する場合には、アプリを使うと簡単です。

アプリの使い方をご紹介しましょう。

アプリダウンロード

9分割アプリ「Grids」はiOS端末からのダウンロードが可能です。

なお、Android端末をご利用の方は「9square for Instagram」のダウンロードがおすすめです。

Grids

9square for Instagram

投稿方法

アプリを起動したら、カメラロールから写真を選択します。(左下の「CAMERA」からカメラアプリを起動して撮影を行うこともできます。)

投稿方法

写真を選択すると、分割のしるしとなるグリッド線が写真の上に引かれます。

下部にある紫色の■を選ぶと、何分割にするかを選択することができます。

今回は左から三番目の9分割を指定します。

写真が正方形より大きい場合には、写真をズラしながらグリッド線をどこに設定するか指定することができます。

グリッド線の調整が完了したら、右上のチェックマークをタップして次に進みましょう。

投稿方法

投稿方法

投稿方法

次の画面では分割された写真をどの順番で投稿すれば良いか、投稿の順番を指示してくれます。

1番をタップすると、ポップアップが表示されて他のアプリにシェアすることができるようになります。

Instagramのアイコンをタップすると、「ストーリーズに投稿」「フィードに投稿」の2種類から投稿を選ぶことができます。

9分割写真を活かすためにはフィードへの投稿が適切なので、右の「フィード」のアイコンをタップしましょう。

投稿方法

投稿方法

「フィード」をタップするとInstagramアプリの投稿画面に遷移します。

コメントを入力して右上の「シェアする」ボタンをタップすると投稿完了です。

これを2番~9番も同様に繰り返します。

投稿方法

すべて投稿し終わった後のプロフィール画面です。一枚の写真が9倍のサイズになってインパクトのある大きな写真を投稿することができました。このように、アプリの操作を覚えれば簡単に9分割写真をつくることができます。

4、9分割写真で注意すべきこと

インパクトが強く、ブランドイメージを訴求できる9分割写真ですが、投稿する際には気を付けるべきことが2つあります。

  1. その後の投稿方法
  2. 連続投稿について

1つ目はその後の投稿方法です。

プロフィール画面を見ると9枚で一つの写真が出来上がっていることがわかる9分割写真は、1枚でもズレると何の写真の投稿だったのかがわからない事態になります。

そのため、9分割写真をいつも保てるようにするために、その後の投稿は1つずつではなく、3の倍数ずつ投稿する必要があります。

ある程度、9分割写真の投稿が古くなり、プロフィール画面でもスクロールを何度もしないと出てこないほどになった場合にはそこまで気にする必要はありませんが、投稿直後はプロフィール画面を見たユーザーから9分割写真がズレていると思われないよう投稿する必要があるでしょう。

2つ目は9回の連続投稿が必要なことです。

9分割写真は即ち9回連続で何かわからない可能性が高い写真を投稿しなければなりません。

無意味な投稿をしている、と感じられてしまった場合にはフォローから外されてしまう可能性があります。

コメントにプロフィール画面へ遷移させるような記載を行うなど、ユーザーに9分割写真の一部だということがわかるよう伝えておくと良いでしょう。

5、企業の活用事例

企業アカウントでも9分割写真はたくさん活用されています。

インパクトのある企業事例をいくつかご紹介します。

RMK official様(@ rmkofficial)

RMK official様(@ rmkofficial)

ひとつひとつの投稿でも商品が切れていないので、伝えたいものがわかりますが、背景の色が繋がっているので9枚で見ても一枚の写真になる構造です。

ハーゲンダッツ ジャパン様(@haagendazs_jp)

ハーゲンダッツ ジャパン様(@haagendazs_jp)

9分割写真のいくつかに動画を掲載することで、9分割写真の一部がフィードに投稿されていても、ユーザーを引き付ける仕組みができています。

MINI Japan様(@mini_japan)

MINI Japan様(@mini_japan)

3枚で1枚の写真になるように分割し、それを統一したテーマで投稿することにより、全体でみたときのブランドイメージを高めています。

6、インパクトのある写真をつくろう!

9分割写真はブランドイメージを訴求したり、ユーザーを飽きさせない工夫として活用することができます。

ローリエプレス「10代、20代女子に聞くInstagramに関する実態調査」によると、Instagramでフォローを外す基準として多いのは「PRや広告商材の投稿が続いた時」や「世界観からずれた投稿やダサイ投稿があった時」が多くあげられています。

MINI Japan様(@mini_japan)

引用:ローリエプレス「10代、20代女子に聞くInstagramに関する実態調査」

そのため、商品やサービスを紹介する投稿だとしても、ブランドイメージ(=世界観)を崩さない投稿を行う必要があるでしょう。

9分割に限らず、分割写真を活用すると正方形だけではない投稿も行えたり、大きな枠の中に複数の表現を盛り込むことができるため、イメージの表し方は無数に広がります。

ブランドイメージを伝えるようなインパクトのある写真を作ることで、フォロワーを惹きつけるようブランディングを高めることができるでしょう。

Instagram コンサルティング

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Wed, 11 Apr 2018 00:05:00 +0900
<![CDATA[【サブスクリプション方式】というビジネスモデルとは?ビジネスマンの「#わたしのサブスク」ご紹介]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/subscription スマートフォンが普及し、これに伴い、定額制で利用できるアプリが台頭しました。 このような月額制・年学制の料金形態は、スマートフォン向けのサービスだけでなく、パソコンユーザーや、オフライン、BtoB分野まで広がりを見せています。

今回は、サブスクリプション型のビジネスについてみていきましょう。

1.「サブスクリプション方式」とは?

もともと、英語のサブスクリプション(subscription)には「予約購読」の意味があります。そこから転じて、特にソフトウェアの利用形態として、利用した期間に応じて使用料を支払う方式の意味で使われるようになりました。

それまでは、ソフトウェアを利用するには買い切り方式が多く、バージョンアップには追加料金を払って自分自身で対応しなければなりませんでした。

サブスクリプション方式になると、バージョンアップやサポート費用を含め、使用するために必要な料金はすべて含まれるため、追加料金は発生せず、初期費用も不要です。また、使用してみて合わないと感じたらすぐに解約でき、コストは最小限に抑えられます。

2.どんなサービスがある?

実際にサブスクリプション方式を採用して提供されているサービスをいくつかご紹介しましょう。 いずれも、レンタルとの違いや優位性が感じられるサービスとなっています。

リアル

まずは、リアルで提供されるサブスクリプションサービスからです。

車×サブスクリプション

NOREL

NOREL(ガリバーインターナショナル)

月額1万9,800円から900車種以上の車のなかから自由に乗り換えながら利用できるサービスです。法人契約・個人契約が可能で、受け取り店舗を指定して予約し、次の車を予約するまで利用することができます(使用している車は、次の車と交換となる)。

ファッション×サブスクリプション

airCloset

airCloset(エアークローゼット)

サブスクリプションはファッション業界にも広がっており、月額料金でプロのスタイリストが選んだ服が定期的に届く、好きな服やアクセサリーを特定点数まで借り放題のサービスなどが出ています。
エアークローゼットには、ライト、レギュラーの2プランがあり、雑誌やテレビで活躍するプロのスタイリストが選んだ服が届き、返却期限はありません。返却時のクリーニングなどは不要で、買い取ることもできます。

外食×サブスクリプション

野郎ラーメン(フードリヴァンプ)

野郎ラーメン(フードリヴァンプ)

関東に15店舗を展開する、いわゆる二郎インスパイア系のがっつりラーメンを提供するフードリヴァンプが、看板商品である豚骨野郎、汁無し野郎、味噌野郎の3種類を月額8,600円(税別)で1日1杯まで出食べ放題になるアプリを提供しています。豚骨野郎なら12杯で元が取れ、クーポンや独自の会員カード「ブタックカード」との併用も可能です。

デジタル

もともと、サブスクリプション方式が出てきたのがデジタル分野のサービスでした。代表的なデジタルサービスをご紹介します。

動画配信サービス×サブスクリプション

Hulu(HJホールディングス)

Hulu(HJホールディングス)

日本での動画配信サービスの草分けといえるHuluはアメリカの会社で本国では2008年に、日本では2011年にサービスを開始し、月額933円で映画やドラマ5万本が見放題になります。2014年に日本テレビが日本向けサービス事業を買収したため、海外映画・ドラマだけでなく国内の映画・ドラマ、アニメも充実しています。

音楽配信サービス×サブスクリプション

Spotify(スポティファイジャパン)

Spotify(スポティファイジャパン)

Spotifyはスウェーデンの会社で、本国では2008年に音楽配信をスタートしました。音楽配信サービスではサブスクリプション型ビジネスの先駆けともいえる存在です。
日本では2016年にサービスを開始。月額980円で4,000万曲が聞き放題になります。

ソフトウェエア×サブスクリプション

Creative Cloud(アドビシステムズ)

Creative Cloud(アドビシステムズ)

アドビシステムズは、2013年に、主力製品だったパッケージソフトを、箱入りの買い切り型からサブスクリプション方式に転換しました。これにより、同社の通年の売り上げは工場。記録更新するなど成功を遂げました。

3.ビジネスメリット・デメリット

サブスクリプション方式のサービスをビジネスユースする場合、どんなメリットがあるのでしょうか?デメリットと併せてご紹介します。

メリット

おもに費用面でメリットが大きい使用形態です。特に、初期費用がかからず、すぐに解約できるという点では、導入のハードルを大きく下げてくれています。
また、通常は、ソフトウェアを購入したら資産として計上されるところを経費として処理できます。

  • 初期費用がかからない
  • 自社に合わなかったらすぐに解約できる
  • 会計上で経費として計上できる

デメリット

メリットの多いサブスクリプション方式ですが、買い切り方式にはない以下のようなデメリットもあります。

  • 利用期間が長期化する場合、買い取り形式よりも高くつくことがある
  • 提供企業が倒産したり事情撤退すると、サービスを利用できなくなる
  • 契約更新時などのタイミングで値上げされることもある

4.ビジネスマンが実際に使ってる「#わたしのサブスク」ご紹介

では、実際にビジネスでサブスクリプション方式のサービスを利用している人たちに人気を集めているのは、どういったサービスなのでしょうか?
ここでは、ツイッター上で「#わたしのサブスク」を初めて投稿した張本人の今井雄紀氏ほか、ビジネス上の著名人などが利用しているサブスクリプションサービスをご紹介します。

株式会社ツドイ代表取締役 今井雄紀氏の「#わたしのサブスク」

Webメディア・オウンドメディアの編集やイベントを行う株式会社ツドイの代表取締役である今井雄紀氏は、2018年1月3日の夕方、「#わたしのサブスク」というハッシュタグをつけて自身が利用しているサブスクリプションサービスを投稿しました。

紹介されていたサブスクリプションは以下です。

エンタメ AppleMusic、Netflix、WOWOW、NHKオンデマンド Amazonプライム、PS plus
メディア NewsPicks、dマガジン
アプリ ATOKクラウド、Office 365
グルメ 食べログ
交通 コミュニティサイクル、タイムズカーシェア
note しおたんのnote、ひらりささんのnote

ビジネス人の「#わたしのサブスク」

ビジネス界の著名人を中心に、利用されているサブスクリプションサービスを数名分、ピックアップしてご紹介します。

最所 あさみ(asami saisho)

NewsPicksコミュニティマネージャー。

岡本真帆(まほぴ)

三田紀房『ドラゴン桜2』担当編集。

徳谷 柿次郎@Huuuu inc.

株式会社Huuuu代表。どこでも地元メディア「ジモコロ」(@jimocoro)/小さな声を届けるWEBマガジン「BAMP」(@bambambamp)編集長。

さっちん@D×P広報/資金調達マネジャー

通信・定時制高校の高校生をサポートするNPO団体「D×P(ディーピー)」で広報とファンドレイジングのマネジャーを担当。

ナユ / to-R Inc.

フロントエンドエンジニア。デジタルハリウッド大学で講師も行う。

るってぃ/プロ無職

「プロ無職」として、Airbnb(エアビーアンドビー)ブログ『エアログ』の運営ほかコンサルティングや講演活動を行う。

5.サブスクリプションのこれから

アドビシステムズのように、従来は売り切り型のビジネスモデルをとっていた企業がサブスクリプション型にシフトする例はもちろん、近年では、最初からサブスクリプション型でサービスを提供するスタートアップ企業も増えています。
特に、シリコンバレーでは、家具のサブスクリプションサービスを展開するFeatherや、歯の矯正サブスクリプションサービスを提供するCandidなど、サブスクリプションによる新サービスが続々とリリースされています。

日本でも、今後、BtoBのサブスクリプション型ビジネスの拡大が予想されており、サービスリリースをバックアップするプラットフォームや支援ビジネスの増加が先行する見込み。
サービスを利用する立場としても、提供する立場としても、サブスクリプション型ビジネスモデルの動向に、これからも目が離せなくなりそうです。

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Wed, 11 Apr 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[コンテンツマーケティングとは?BtoCとBtoBでの全体像を把握しよう!]]> https://mtame.jp/content_marketing/how_to 「コンテンツマーケティング」は、Webマーケティングの数ある手法のなかでもよく耳にする施策ですが、実際の効果やSEOとの違いまでを理解している方は少ないかもしれません。

今回は、コンテンツマーケティングの基礎から実践までを解説していきます。

BtoBとBtoCでも少し内容が異なりますので、どちらの事例もご紹介していきますので参考にしてみてください。

1.コンテンツマーケティングとは何か?

コンテンツマーケティングとは、見込み客が求めている情報を定期的に発信することで、彼らをファンとして定着させ、最終的な購買につなげることを目指すマーケティングの概念です。

従来の一方的な売り込み型の広告手法とは異なり、ユーザーが「何を求めているか」を見極め、的確なタイミングで適切なコンテンツを提供していくのが特徴です。

現在、BtoC、BtoBを問わず、さまざまな業界でコンテンツマーケティングが取り入れられています。

2.コンテンツマーケティングとSEOの違い

コンテンツマーケティングを実践する具体的な方法は、ユーザーが必要としている情報をコンテンツ化し、おもにWebサイト上に公開していくというものです。

SEOと混同されやすいのは、SEOでは狙ったキーワードからのユーザーのサイト流入を目的としてWebページを作成するもので、そこにはキーワードを含む記事タイトル、見出しなどをつけ、キーワードをフューチャーしたコンテンツを掲載します。少し前までは、コンテンツ内容とは関係のないキーワードをメタ情報として埋め込むといったSEO施策もありましがた、Googleのアルゴリズム改定で現在は通用しなくなっています。

また、SEOのキーワードの選択はあくまでも企業側が「この言葉で検索してくるユーザーにWebサイトを訪れて欲しい」との意図で行うため、ユーザーが欲しい情報かどうかという視点は二の次になります。

一方、コンテンツマーケティングでは、ユーザーの視点を重視し、ユーザーが欲しがる情報を網羅するかたちで掲載コンテンツを増やしていきます。SEOを気にしない分、掲載コンテンツの検索順位が必ずしも上がるわけではありませんが、一度、サイトを訪れたユーザーが想定ターゲットと合致した場合は、サイト内を回遊してほかのコンテンツに触れてくれ、ファン化につながる可能性が高まります。

3.なぜコンテンツマーケティングが必要なのか?

なぜ、今の時代にコンテンツマーケティングが必要とされているのか?その理由は大きく二つあります。

一つは、ユーザー側の情報獲得手段が変化したことです。Googleを始めとするインターネットの検索機能の発達や、スマートフォンの利用、SNSの普及などにより、ユーザー自身が好きな時に、欲しい情報を簡単に得られる時代になりました。

二つ目の理由は、顧客獲得の競争が激化していることです。 顕在的な購買顧客の獲得競争が激しくなったことで、売り込み型の広告手法が通用しづらくなってきたことです。

これらの理由から、潜在的な顧客層へ、彼らの欲しがっている情報を提供することで囲い込み、最終的に購買顧客に育てていく「コンテンツマーケティング」が注目され始めました。

4.コンテンツマーケティングのメリット

企業がコンテンツマーケティングを実践するメリットは何でしょうか。
ここでは、Web広告と比較しながら2つ紹介します。

①コストをかけずに始められる

一般的なWeb広告は月額でも数十万円程度はかかるため、それなりの予算が必要です。

しかし、コンテンツマーケティングに関しては、メールマガジンや、ブログ機能を利用したオウンドメディア、コーポレートサイトのページを増産するといったことから始められるため、場合によっては人的コストのみでもスタートすることができます。

②コンテンツが資産になる

Web広告の一つであるリスティング広告を例に挙げると、運用期間中は広告の露出ができますが、終了したら広告は消失します。さらに、広告費を減らしたらその分だけ露出が減ってしまいます。

その点、コンテンツマーケティングでは、発信したコンテンツが魅力的なものであるほどアクセスも増えますし、掲載期間の制約もないため、コストを投じた分のコンテンツは自分たちの資産としてずっと残ります。

5.コンテンツマーケティングの理想的な運用体制

コンテンツマーケティングの運用に悩む企業のために、ここでは、コンテンツマーケティングの代表的な手法であるオウンドメディアにフォーカスし、運用体制のコツを2つに絞ってご紹介します。

①運用チームを作る

オウンドメディアの運用だけを行っていれば良い場合は問題ありませんが、ほとんどの企業では、本来の業務をこなしながら、メディアも更新していくことになります。これを一人で続けるのは大変です。

そこで、複数名の担当者を決め、チームを組んで協力しながら運用できる体制を整えましょう。さらに、責任者を決めて最終的なチェックを行えば、より有益なコンテンツとして発信していけるでしょう。

オウンドメディアの運用体制

②社内に蓄積している資料やノウハウを公開

「オウンドメディアを始めたが、なかなか更新が続かない」という話もよく聞きます。
無理なく定期的に更新でき、かつ、ユーザーが求める情報として、社内に蓄積されている専門的なノウハウやデータ類などの資料をわかりやすく解説しながら掲載する方法があります。 自社にとっては当たり前の情報でも、それを知らないユーザーにとっては貴重なものです。他社に簡単には真似できないオリジナル性の高いコンテンツになります。

6.よくあるコンテンツ形式

Webサイトに掲載するコンテンツだけでも、以下の7パターンが挙げられます。内容やターゲットによってより伝わりやすい形式を選びましょう。オウンドメディアだけでなく、メールマガジンや情報誌など、ほかのオウンドメディアに応用することも可能です。

①記事

コンテンツマーケティングの形式として圧倒的に多いのがブログ記事や知識系・ノウハウ系の記事です。
自社に蓄積している技術情報などをわかりやすく噛み砕いて掲載したり、製品情報、スタッフ紹介などの自社寄りのコンテンツから、業界動向や関連ニュースをまとめた時事的なコンテンツなど、社内でコンテンツ制作を行いやすいところからスタートできます。

②チェックリスト

製品・サービスのターゲットとして当てはまる見込み客の悩みに共感したり、潜在ニーズを喚起するようなチェックリストを掲載すれば、お問い合わせなどのコンバージョンに直結するコンテンツになります。

もっと広く潜在層にリーチできるような汎用性のあるチェックリストでも構いません。チェックリストは見た目も目を引きやすく、「ちょっとやってみようか」と気軽に参加してもらえるコンテンツなので、効果的に使用してみてください。

③インフォグラフィック

データや数値類などの情報をイラスト化してわかりやすく訴求するイメージコンテンツです。
一目で理解できるように視覚化されているため、ユーザーへの親しみを与えることができます。制作にはノウハウとセンスが必要となり、多少ハードルは上がりますが、一度制作すれば、Web媒体だけでなくパンフレットなどの紙媒体にまで幅広く活用できます。

現在、Webサイトに掲載されているインフォグラフィックの多くはBtoC向けですが、例が少ないだけで、BtoBとの相性も悪くはありません。

④調査資料・レポート

自社で独自に調査した結果をまとめた資料やレポートは、非常に価値の高い情報となり、コアなユーザーが求めるものです。コンテンツマーケティングのために新たに調査を行うのは手間がかかりますが、定期的に調査活動をしている場合などはその情報を一部でも公開することで立派なコンテンツになります。

後に解説する「ホワイトペーパー」として個人情報と引き換えにダウンロードしてもらうという方法もあります。

⑤動画

Youtubeを始めとする動画共有サイトが急速に発達し、スマートフォンが普及したこととも相まって、ユーザーが動画に触れる機会が増えました。
静止画よりも感情に訴えかけやすく、圧倒的な情報量を伝達することができる動画は、企業のコンテンツマーティングの一つとして注目されています。

動画については、こちらの記事もご覧ください。

⑥ウェビナー

ウェビナーとは、「Web+セミナー」の造語で、セミナーをWeb上で行うことを指します。オンラインセミナーなどともよばれます。事前に録画しておいた動画を流すタイプと、リアルタイムで映像を流し閲覧者からの質問に回答しながら進めるタイプがあります。

定員が決まっている来場型のセミナーとは異なり、大会場を用意しなくても多人数に同時に参加してもらうことができ、参加者側も会場まで移動する時間と費用を抑えることができます。また、録画タイプであれば、何度でも繰り返し利用したり、都合の良い時間に細切れに視聴できるといったメリットもあります。

⑦ホワイトペーパー

本来、ホワイトペーパーとは、特定の分野の研究結果や調査結果の報告書のことを指しますが、最近ではホワイトペーパーを利用したコンテンツマーケティングも増えてきています。

事実に基づいたデータのため、ユーザーからの信頼度も高くなりますし、ブログとは違って一度に密度の高い情報を提供できる点がメリットとして挙げられます。

先述のように、ホワイトペーパーのダウンロードの条件として、会社名や氏名などの個人情報の入力を設定することで、リードを集めることが可能です。

ホワイトペーパーについては、こちらの記事もご覧ください。

ホワイトペーパー

7.導入する際のネック

コンテンツマーケティングを導入するにあたり、ネックになる点がないわけではありません。

一つは、すぐに成果が見えない点です。
運用開始後、最低でも3ヵ月~半年程度は見ておかないと、目に見える成果は測定できません。

また、KPIを設定して効果測定をしようとしても、カスタマージャーニーとして、「コンテンツに触れたあと、しばらく休眠化してから、展示会でブースを訪れ、セミナーに参加して、商談へ」というように、コンテンツマーケティングの直接的な効果というのは測りにくいという点もあります。

担当者がコンテンツマーケティングを導入したいと上司を説得する際に、以上の点が障壁となる可能性があります。
コンテンツマーケティングは中長期的な運用が必要であることをふまえ、コンテンツマーケティングのメリットを使いながら説き伏せる必要があります。

8.導入した後のネック

①更新が滞り、コンテンツが追加されない

コンテンツマーケティングの理想的な運用体制でも触れましたが、運用体制は複数名でチームを組んでおかないと負担が大きくなりコンテンツ配信が滞ってしまうケースも出てきます。

ただし、コンテンツマーケティングの目的が「コンテンツの更新」になってしまっては本末転倒です。効果測定をしながら最適なコンテンツを制作していくことを忘れてはいけません。

②ゴール設計をせずにスタートしてしまい、効果測定ができない

一過性のアイデアだけで始めてしまった場合も、やはり「コンテンツの更新」が目的になってしまいがちです。

求めるコンバージョン(購入、ECサイトへの流入、お問い合わせ、資料請求、アクセス数アップによる認知の向上など)を設定しておかなければ、効果測定ができません。これらは、サイト全体ではなく、個々のコンテンツごとに設定した方が効果が出やすいです。

③ターゲットが求めているコンテンツではなく、自社が作りたいコンテンツばかり載せてしまう

自社の強みや自社製品の紹介をしたくなる気持ちはわかりますが、アピールしたいことだけをコンテンツ化してはコンテンツマーケティングは成り立ちません。ペルソナ設計やカスタマージャーニーをふまえ、各検討段階にいるターゲットが課題解決したい内容に答えるコンテンツ、欲しい情報をコンテンツ化しましょう。

9.コンテンツマーケティング事例

では、ここで実際にコンテンツマーケティングが成功している企業の事例を、海外、BtoB、BtoC、2017年に開始された新しいものの4つのカテゴリに分けてご紹介します。

①海外の事例

HubSpot(ブログ/ホワイトペーパー/ウェビナー)

HubSpot

インバウンドマーケティングを提唱し、実践のために必要なサービスを提供するアメリカの企業です。マーケティングキットやテンプレートなど、専門性の高い数百種類ものコンテンツを無料でダウンロードできるようにしています。

https://www.hubspot.com/

SAP(ブログ/ホワイトペーパー)

SAP

ERPで世界シェアNo.1を誇りデファクトスタンダードの地位を守るSAPは、自社製品の宣伝をしないどころか、競合他社のホワイトペーパーへのリンクを設置するという画期的な方針でコンテンツマーケティングを行いアクセスを集めることに成功しています。開始から2ヵ月でコンテンツマーケティングの初期費用の6倍の売上を記録したといわれています。

http://www.digitalistmag.com/

②BtoCの事例

ここからは国内の成功事例をご紹介します。まずは、BtoCの事例です。

北欧、暮らしの道具店(ブログ)

北欧、暮らしの道具店

株式会社クラシコムが運営するネットショップ内にコンテンツを掲載しています。内容は、インテリアに関するコラムや北欧風のインテリアでの暮らしを楽しむ人へのインタビュー記事、バイヤー日記など。月間PVは1,300万を超え、FacebookやInstaglam、Twitter、LINEといったSNSとも連携をとっています。商品購入の前段階で、見込顧客や既存顧客に世界観を共有することに成功している例といえます。

https://hokuohkurashi.com/

③BtoBの事例

BtoBの事例は当社のお客様のなかからピックアップしてご紹介しましょう。

マックスプロデュース(ブログ/ホワイトペーパー/メールマガジン)

マックスプロデュース

社員総会や表彰式、株主総会などの企業イベントの企画・運営を手がけるマックスプロデュースでは、Webサイトからのお問い合わせなどプル営業での受注を増やすため、ターゲット(社内イベントの企画・運営の外注を検討する企業)が興味を持ちそうな事例コンテンツなどを公開すると同時に、見込み顧客へのメルマガ配信などを行い、Webサイトからのお問い合わせ数を4.3倍、同受注数を3倍に伸ばすことに成功しました。

https://max-produce.com/

セムコーポレーション(ホワイトペーパー)

セムコーポレーション

中和装置、濾過器、水質測定器などを製造する機械メーカーであるセムコーポレーションでは、自社製品のCAD図をホワイトペーパーとして掲載したところ、導入から6ヵ月間でダウンロード数が659件を記録しました。同社では、ダウンロード時に収集した顧客情報に対し直接アプローチする営業方法を検討中です。

https://www.cemco.jp/

④2017年の事例

2017年に大きな成果を上げた事例として、人材紹介会社のビズリーチが立ち上げた「BizHint HR(ビズヒント)」をご紹介します。

ビズリーチ(ブログ/取材記事)

ビズリーチ

BizHint HRは、人事担当者や人事・組織に興味を持つ経営者、事業責任者を対象にしたメディア。ターゲットからのアクセス(オーガニック検索流入)を増やすために、悩み・課題を解決するタイプのコンテンツを提供したところ、開始から8ヵ月でオーガニック検索流入が56倍になったといいます。それに伴い、会員登録数も伸びたという成功事例です。

https://bizhint.jp/

10.コンテンツマーケティングの実践方法

最後に、コンテンツマーケティングを実践する際の手順をご紹介します。

①目的を決める

先ほど、導入した後のネックでもお伝えしましたが、コンテンツを更新することが手段から目的になってしまわないよう、あらかじめ目的(ゴール)設定をしておくことが重要です。

【目的の例】

  • 商品を購入してもらう
  • ECサイトやSNS、コーポレートへの流入
  • お問い合わせ・資料請求をしてもらう(リードの獲得)
  • コンテンツへのアクセス数アップによる認知度の向上

目的設定については、こちらの記事もご覧ください。

②目標を決める(PV、CVR、CV数、送客数など)

次に、目的をさらに掘り下げて、最終的な数値目標(KGI)を立て、そこまでに達成すべき通過点の目標(KPI)を立てます。KPIを立てる際は、これまでのPV(ページビュー数)、CV数(コンバージョン数)、CVR(コンバージョン率)、送客数、客単価などのデータをもとにします。

たとえば、「WEBサイト経由の売り上げを1ヵ月50万円」のようなKGIを設定したとします。まず、これまでのアクセス解析などから、WEBサイト経由の客単価とCVR(コンバージョン率)を割り出し、「1ヵ月50万円」を達成するために必要となるPV数(ページビュー数)とCV数(コンバージョン数)を逆算して、KPIとして設定します。

目標設定については、こちらの記事もご覧ください。

③ペルソナを立てる

次の「④カスタマージャーニーを作る」のために、ペルソナを設計します。 ペルソナとは、理想的な架空の顧客像のこと。コンテンツ設計を行うにあたり、アプローチしたい相手を明確にする必要があるからです。

性別、年齢、職業、行動や価値観、ライフスタイルといった詳細なプロフィールを設定していきます。ペルソナを使ったマーケティング手法が生まれるまでは、ターゲットを「日中に時間のある主婦向けの通信教育」というように「層」で捉えてきました。これは、企業側が「売りたい」顧客をイメージしたものでした。コンテンツマーケティングにおけるペルソナ設計では、実際の優良顧客をリサーチ・分析してペルソナを設計するのが有効です。想像で作り上げたりせず、できる限り、実際の顧客を調査してみることをおすすめします。

ペルソナ設計については、こちらの記事もご覧ください。

④カスタマージャーニーを作る

③で設定したペルソナをもとに、顧客が製品を認知してから購入に至るまでの流れ=カスタマージャーニーを作ります。

購入までのプロセスのなかで、情報収集をする機会が何度か訪れます。その際にどんな情報が必要とされるかを検討し、それらをコンテンツに落とし込む必要があります。この段階で、必要となるコンテンツをすべて洗い出しておきましょう。

カスタマージャーニーは、ペルソナをもとに、購入までのフェーズを設定し、購入(導入)までのフローを想定したうえで、それぞれのフェーズでの行動と思考・感情を想定していくことで作成します。

カスタマージャーニーの作り方

カスタマージャーニーの作り方については、こちらの記事をご覧ください。

⑤コンテンツスケジュールを立てる

カスタマージャーニーができあがったら、これに沿ってコンテンツスケジュールを立てていきましょう。カスタマージャーニーをもとにコンテンツを計画することで内容がブレずに済みますし、提供すべき情報を漏らさずにコンテンツ化することができます。

コンテンツのなかには、記事だけではなく、ホワイトペーパーとなる技術資料やサポート資料など、他部署に作ってもらう必要が出てくるものもあるでしょう。コンテンツスケジュールがあれば、公開に間に合うように事前に依頼することもラクに行えます。
コンテンツマーケティングで大事なのは、自社しか出せない専門的な情報をコンテンツに落とし込んでアップしていくことなので、他部署と連携するための調整は非常に重要になってきます。

また、オウンドメディアではユーザーに親しみやすさや共感を持ってもらえるように季節ネタや時事ネタを織り込んでいくことも必要です。その際に、気をつけたいのが、Googleにクローリングされるまでには公開から2ヵ月ほどかかる点。狙いたい時期に検索に引っかかるようにしておくためにもスケジュールが役立ちます。下で説明する企業SNSからの情報発信も合わせて計画していきましょう。

コンテンツ作りについては、こちらの記事をご覧ください。

⑥オウンドメディアを構築する

オウンドメディアには、自社サイト、メールマガジン、ブログ型サイトなどがありますが、情報量と更新性などを考慮するとブログ型サイトを持つのがおすすめです。ここ数年で、BtoC、BtoBを問わず、オウンドメディア=ブログ型サイトと言っても過言ではないほど、ブログ型サイトを持つ企業が増えました。

ブログ型サイトを持って情報発信できると、自社サイトやメールマガジンといったほかのオウンドメディアや下で紹介するSNSなど、他媒体と連携したマーケティング活動が可能となります。そして、その際、ハブとなってくれるのは、やはりブログ型サイトになります。

自社サイトにブログ機能をつけたり、バナーからリンクさせたりと、自社サイトとの関連性を打ち出すやり方もありますし、社名をまったく出さずに、ユーザーの興味・関心のあるテーマで独立した情報サイトとして運営する方法もあります。どちらを選ぶかは、コンテンツマーケティングの目的や目標によって変わってくるでしょう。

実際の構築は、社内スタッフで制作したり、無料や定価で提供されているブログ機能を活用して内製化する方法と、制作会社に外注する方法があります。予算があれば、オウンドメディアのアクセス分析やコンサルティングまで行ってくれるベンダーに外注するという手もおすすめです。

⑦SNSを開設する

オウンドメディアを構築したら、よりユーザー接点として親しみをもたれやすいSNSの企業アカウントを作り、オウンドメディアや企業サイトなどと連携させましょう。具体的には、SNSでオウンドメディアの更新情報や企業ニュースなどをアナウンスし、それぞれのメディアへ流入させます。季節ネタ・時事ネタを発信するのもおすすめです。投稿のタイミングは、ペルソナが該当のSNSに触れる時間に合わせて決めます。

使用するSNSの種類は、BtoBなら、実名登録が基本で仕事に活用している人が多いFacebookが強いといわれています。BtoCなど商品のビジュアルを訴求したい場合は、インスタグラムが良いでしょう。各SNSの特徴と、最初に決めた目的・目標に合わせて選んでください。

ひとつに限らず、FacebookとLineなど、複数のSNSを併用する戦略もありますが、数が増えるほど運用負担も上がるので、社内リソースに合わせて広げていくと良いでしょう。

SNSは拡散されやすいので影響力も高い媒体です。何気なく投稿した内容が炎上してしまう恐れもあるため、事前にSNSガイドラインを定めておくと安心です。

SNSガイドラインについては、こちらの記事をご覧ください。

⑧記事を作る

おもにブログ型サイトに投稿することになる記事の作成です。コンテンツスケジュールに合わせ、自分で作成したり、社内の作成担当者や外注先への発注を行います。

記事を作成する際は、ペルソナやカスタマージャーニーをもとに、その記事の目的(記事を読んだユーザーに取って欲しいアクション)を明確にしておきましょう。そのうえで、まず、タイトルもしくはキーワードと、全体の文字数(1記事あたり1,000文字前後の記事が多い)、見出しを決めます。ここまでをコンテンツマーケティングの担当者が行えば、あとは社内の他部署にライティングを依頼したり、外注したりする場合もスムーズに行えます。

あらかじめ記事の表記や内容、引用などについてのルールを決めておくと、他部署や外注先に記事作成してもらう際のコンセンサスがとれ、トラブルの回避につながります。

引用については、こちらの記事をご覧ください。

⑨ホワイトペーパーを作る

ブログ型の記事だけでなく、ターゲット(ペルソナ)が興味関心を持ちそうな資料をダウンロードできるホワイトペーパーも作成して掲載しておきましょう。ホワイトペーパーをダウンロードするのは、記事の閲覧ユーザーよりもペルソナに近いコアなユーザーである可能性が高いといえます。お問い合わせをするほど検討度が熟してはいないが、情報収集したいと考えている潜在顧客と考えられます。

ホワイトペーパーのメリットは、ダウンロードの条件として社名や氏名、メールアドレスなどを入力してもらったり、会員登録をしてもらうことで、その後、直接アプローチすることが可能になること。

社内に眠っている技術資料や、製品CAD図、独自に調査した市場や技術動向の分析結果など、ホワイトペーパーとしてまとめられるネタはないか探してみてください。

ホワイトペーパーについては、こちらの記事もご覧ください。

⑩広告を出稿する

オウンドメディアを開設しても、既存のコーポレートサイトやメルマガなどで周知するだけでは、製品・サービスや社名を認知している層にしかリーチできません。そこで有効なのが広告の出稿です。
広告を出稿することで、公開から2ヵ月ほどの間、Googleにクローリングされるまで自然流入が見込めない期間のアクセス数も見込めます。

広告にもデジタル、アナログ含めてさまざまな種類がありますが、今回は、オウンドメディア開設の周知が目的なので、顧客接点が多く拡散性の高いSNS広告(Facebook広告、Twitter広告など)がマッチします。メディア開設の周知以外にも、特定の記事を広告してコンテンツを拡散する手段としても活用できます。

SNS広告については、こちらの記事もご覧ください。

⑪分析する

コンテンツマーケティングによる効果は短期的には現れませんが、最初に決めた目的や目標をもとに定期的な分析を行い、改善していく必要があります。
具体的には、以下の指標をチェックします。

【チャネルごとの流入】

  • オーガニック…検索サイトからの流入数
  • ソーシャル…SNSからの流入数
  • リファラー…他サイトからの流入数
  • ダイレクト…URLを直接打ち込んだり、ブックマークからの流入数

GoogleAnalyticsなどのアクセス解析ツールを使って、大きな目的である「検索からの流入」が獲得できているか、SNSで拡散されているかを確認します。

【検索クエリ】

Googleサーチコンソールで検索クエリを調べ、どのワードで流入してきているのかを確認します。狙っているキーワードで獲得できているのかどうかをチェックしましょう。

【評価の高いページ・低いページ】

  • PVが獲得できているページ
  • CVへの遷移が多いページ
  • 直帰率の高いページ
  • 離脱率の高いページ

これらのページをチェックすることで、どのページがユーザーからの評価が高いのかを確認できます。 評価が高いページについては、さらにコンテンツを追加してリライトすることで強化する施策が有効的です。検索順位をより強固なものにしましょう。 逆に、評価が低いページでは、タイトルや内容をチェックして問題点を探し、次回のコンテンツ作成やキーワード選定に活かしましょう。

【CVR・CV数】

  • サービス資料
  • ホワイトペーパーのダウンロード数
  • セミナーのお申し込み
  • メルマガ登録

目的としているCVや中間CVが獲得できているかを確認します。

【CVや中間CVからの受注率・受注数】

最後に、獲得したリードが有効なものかどうか判断するために、営業部門が集めたリードと、コンテンツマーケティングで集めたリードの受注率や受注数を比較します。 営業部門が集めたリードよりも受注率が悪い場合には、ホワイトペーパーの内容を見直したり求めるターゲットが検索しそうなキーワードを営業と考える必要があります。

ここまでがコンテンツマーケティングの1サイクルです。分析した結果をもとに「⑧記事を作る」に戻り、PDCAサイクルを回して改善していきます。

効果測定については、こちらの記事もご覧ください。

11.まとめ

以上、基礎的な内容から実務までをご紹介してきました。

もし、競合他社との差別化で行き詰まっていて、少しでもリードするための新しい施策を打ち出したいとお考えであれば、自社で運用するメリット・デメリットをしっかり見極めたうえで、コンテンツマーケティングを導入してみてはいかがでしょうか。

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Thu, 05 Apr 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[4月2日よりMtame事業開始、企業のデジタルマーケティングを支援するコンサルティング業務を展開]]> https://mtame.jp/column/20180402 ウェブサイトの企画・制作・コンサルティング・運営・保守を手がけるMtame(エムタメ)株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:金井章浩、URL:https://mtame.co.jp/)は、2018年4月2日(月)より事業をスタートいたします。

Mtame株式会社は、2018年4月1日に、スターティアラボ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:北村健一)より会社分割し、100%子会社として新設いたしました。

今回、Mtameを設立した目的は、スターティアラボのプロダクトのより一層の拡販を目指すためであり、パートナー企業に対してアプローチをするスターティアラボと、クライアント企業に対してアプローチをするMtameとで提案先を明確に棲み分けすることで、それぞれの事業展開を円滑に創造するためです。

Mtameの社名には、「Martketingの力で世の中をもっと楽しくしたい!」という意味が込められています。Martketingを多くの企業が使いこなし生産性を高めるためのお手伝いをさせていただくため、今後もスターティアラボのプロダクトである「CMS Blue Monkey」をはじめ、「BowNow」の提供を主軸として、最新の技術動向を見据えて、新たなウェブプロモーションサービスの創出を行ってまいります。

Mtameの事業領域

1.集客支援

・SEOコンサルティング

・SNSコンサルティング

・広告コンサルティング

2.Web制作

・Webプロデュース

・コンテンツマーケティングコンサルティング

・求人広告ソリューション

3.マーケティング

・MAコンサルティング

・アクセス解析・サイト改善コンサルティング

・マーケット分析

4.リピート施策

・LTV向上コンサルティング

・リピート施策

・メールコンサルティング

お問い合わせ先

企業・お客様のお問い合わせ先

企業名:Mtame株式会社

担当:豊福 加奈子

TEL:03-5339-2105

Email:kn.toyofuku@mtame.co.jp

報道機関の方のお問い合わせ先

企業名:スターティアホールディングス株式会社

広報担当:三宅・星野

TEL:03-5339-2109

Email:startiaholdings.com

Mtame株式会社について

前身となるスターティアラボ(株)Webプロモーション事業部時代には、ウェブサイトの企画・制作・コンサルティング・運営・保守を総合して手がけ、主軸となるCMSのソフトウエア「CMS Blue Monkey」は、1,400社以上の企業に提供しております。

また、2017年7月からはマーケティングオートメーションツール「BowNow」の提供も始動し、新たなWebプロモーションサービスの創出を目指して2018年4月1日にMtame株式会社として分社化いたしました。

〒163-0919 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階

TEL:03-5339-2105

FAX:03-5339-2110

設立:2018年4月1日

資本金:5,000万円

代表者:代表取締役 金井章浩

URL:https://mtame.co.jp/

スターティアラボ株式会社について

スターティアラボは2009年4月創業、「世界標準のマーケティングエコシステム」をビジョンに、デジタルマーケティング事業を中心に展開しております。

始まりはクリエイティブ企業へ提供する電子ブック制作ソフト「ActiBook」。現在はAR制作ソフト「COCOAR」など、企業の情報を利益に変えるためのアプリケーションを総合的に提供しております。

〒163-0919 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階

TEL:03-5339-2105

FAX:03-5339-2110

設立:2009年4月1日

資本金:1億5,000万円

代表者:代表取締役社長 北村健一

URL:https://www.startialab.co.jp/

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Mon, 02 Apr 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[【目標計画】宇野昌磨はあえて目標を立てない。日々大事にしていることとは?]]> https://mtame.jp/column/Uno_Shoma 各メディアからのインタビューで聞いている人を楽しませてくれたり、驚かせてくれる宇野選手ですが、平昌オリンピックのメダリスト会見で、

オリンピックという舞台にはみなさん特別な思いがあると思うが、僕にはそういったものが何もなく、特別な感情は芽生えなかった

という受け答えは印象的だったのではないでしょうか?

そんな宇野選手が着実に実績を積み上げているのはどんなマインドからくるのか、過去の発言から推察してみました。

宇野昌磨選手の偉業

主な戦績としては、記憶に新しい2018年平昌オリンピック銀メダル、2017年世界選手権2位、2017年グランプリファイナル2位、全日本選手権2連覇(2016年-2017年)など、数々の実績を残しており、2016年のISU公認大会において世界初の4回転フリップを成功させたことでも有名です。

ジュニア時代にも、2014年ジュニアグランプリファイナルではジュニア世界歴代最高得点を更新し、2009年の羽生結弦選手以来となる日本男子3人目の優勝を果たしています。

宇野昌磨

【画像引用】宇野昌磨公式サイト:http://www.shoma-uno.com/

オリンピックは目標ではなく、通過点

オリンピックを現実的にとらえ始めたのが平昌オリンピックのほんの一年前、それまでは絶対に無理だと思っていたそうです。

16歳で日本選手権に出場した際、シニアで戦っていくにはレベルが違いすぎる、そう感じた試合が2013年の全日本選手権「ソチ五輪代表を争う大会」で、宇野選手はその最終グループにいました。

そこで目の当りにしたのが極限まで高められた緊張感で

僕がいままで出た試合の中で一番張り詰めた空気感が漂っていた

と語っていました。

あの時の緊張感を自分が作り出したい

そう思い、平昌オリンピック前の全日本選手権の試合に向けてどれだけ頑張ることができるか、を徐々に考えるようになったそうです。

そこには自らに課した挑戦があり、それが「ダブルアクセル+4回転トウループ」。

世界でも異例の大技をあえて攻める姿勢で自分を高めていったようです。

その全日本選手権で優勝を果し、いざ平昌オリンピックという場面では、

― 金メダルについて

もちろん目指しているけどそこに全てをもとめていはいない。

僕は試合が楽しくて好きで、ながく現役選手をしていたい。

そのスケート人生の中の1つの通過点。気負いすぎることなくやりたい。

と語っていました。

オリンピックは一つの試合とみてベストを尽くすのは今までと変わりない。

そんな気持ちで挑んだ平昌オリンピックですが、宣言通り、他の試合と違う緊張感やプレッシャーなどに物怖じせず、見事銀メダルを獲得しました。

点数が出ると同時に銀メダルが確定したが、感情が爆発したように見えなかった、という問いに対して、

全員の演技を見て、全員の点数を見て、自分の点数もどの失敗をしたらどれくらいの点数が出るかだいたいわかっていたので、自分が多分2位かなっていうのは考えていました、

と、コメント。

自分の前の選手の演技を見ると、自分の演技中に影響が出やすいので見ないという選手がほとんど中、良い意味での鈍感力を持っている宇野選手は、強いアスリートとして大事なものを持っている、と羽生選手はコメントしていました。

― 今後の目標

僕はこれから先のことはあまり考えないので、次のオリンピックというよりも目の前の世界選手権にむけて、今回見つかった課題、羽生選手やハビエル選手の完成度の高さ、というものを自分も出せるように頑張っていきたいなと思います。

と、語っています。

大事にしていることは“少しでも上手になる”こと

先のことはあまり考えないと話していた宇野選手ですが、一度自分でやると決めたことに対しての達成意欲はずば抜けています。

例えば、宇野選手が13歳のとき、2011年の新年の抱負として、「トリプルアクセルを飛ぶぞ」と決めていました。

その当時をコーチである山田満知子氏はこう語っています。

「めちゃくちゃ練習していた。

意味ないだろってくらい飛んで、一日何百回もこけていた。

練習量もすごいですし、自分の決めたことに対して“グッ”とくらいついてすばらしく努力する。」

その結果が2014年の全日本ジュニア選手権で表れ、トリプルアクセルを初めて成功させて、初優勝を果たしました。

山田コーチは「習得するのにすごい時間はかかるが、飛べるようになったらほとんどミスがない。」と、宇野選手のスケートに向き合う姿勢の愚直さが才能を開花させたと話しています。

さらに、宇野選手は成長を続け、2016年のISU公認大会において4回転フリップを世界初の成功を18歳で収めました。

常に新たな挑戦をし、成果を残す宇野選手。

一瞬でも立ち止まったら置いていかれる世界に自分はいる

と話しています。

現状維持は退化

挑戦する選手が増えてきている4回転ジャンプについて宇野選手は、

誰かが飛んだらみんな飛ぶだろう

4回転でも周りを見ているとあの人が飛んだからやってみよう

やっぱりできたって感じが多いのでどんどん種類は増える

と語っていました。

宇野選手も4回転フリップは90%の確率で成功させており、フリップ以外にもループ、トウループの4回転ジャンプを習得しています。

演技構成にも3回転ジャンプの本数とほぼ同じ本数の4回転ジャンプを組み込んでいます。

そんな攻めの姿勢でも宇野選手は

周りの選手を見るとまだまだ。自分が飛べたジャンプの種類では物足りない

と発言しています。

何がそこまでストイックにさせるのでしょうか。

― 負けず嫌い

意識している選手のひとり羽生選手について、

今は羽生選手との距離が自分がどれだけ成長しているかのものさしになっているが、

将来的にはノーミスしたときにどちらが勝つかわからない選手になれるよう頑張りたい。

と応えています。

しかし、最も負けたくない存在は自分自身だそうです。

2017年の抱負では「昨日の自分に勝つ」とかかげ、一番嫌なことは自分に負けること、常に成長し続ける存在でありたいと決めたようです。

まとめ

ストイックな面を持つ宇野選手ですが、「もっとスケートを楽しむ時間が欲しい」とも発言しています。

その楽しい時間とは、試合なのだそうです。

やり直しが効かない、一度しかないチャンス、あの緊張感は試合でしか味わえない。

努力してその成果が実って手に入れたものだからこそスポーツは楽しい。

とコメントを残しています。

常に目の前の課題と向き合い、それをコツコツと改善していく宇野選手。

ただやみくもに練習するだけではなく今の自分がやらなければいけないことを考えて実行している

と、目の前の課題に思考を集中させることで、着実に道を切り開いている様子が伺えます。

「今、この瞬間」への宇野選手の集中力は凄まじいものを感じます。

「今、この瞬間」に集中することで、周りや環境に影響されず、試合を楽しむことができるのかもしれません。

番外編:宇野昌磨選手のおもしろ語録

今回の趣旨とは異なりますが、「今、この瞬間」に集中し過ぎて、その他のことが疎かになっている宇野選手の発言がおもしろいので、少しご紹介したいと思います。

 

― オリンピックの試合が朝早いことについてどのように調整する?

寝坊しないように気をつけます。

― 羽生選手と2人でいるときはゲームの話しが多いようで

「宇野選手はゲーマーなのかスケーターなのか分からない」という羽生選手のコメントに対して、

ゲームはスケートより努力しているかもしれない。

― 宇野選手は野菜が好きでなく、サラダは年に1回という偏食ですが、

ロシアの遠征でボルシチ(赤野菜の多いスープ)を食べた際、

嫌いな野菜がいっぱい入っていておいしいです

と一言。

― 髪型を変えたことに触れると

これがパーマかどうかも分からない。寝ておきたらこうなっていた。

美容室ではいつもおまかせのようです。

好きなこと、やり遂げたいこと以外は、あまり興味がないのかもしれませんね。

その取捨選択も、集中力を高める秘訣なのでしょう。

城市実里
  • Writing By
  • 城市 実里
  • スターティアラボ株式会社
    WEBプロモーション事業部 デジタルマーケティンググループ

    プロフィール :

    2014年スターティアラボ株式会社に入社。2016年には一般部門で単月売り上げ1位になり、同年所属していた課の年間1位に大きく貢献する。 その経験をいかし、現在はインサイドセールスのトップメンバーとして戦略立案・改善を行っている。

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Mon, 26 Mar 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[メールマーケティングとは?成功事例や目標設定方法などを集約しました!]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/mail_marketing 近年、日本でもデジタルマーケティングに関する施策を行う企業が増えてきました。そのなかで、もっとも身近な施策の1つが“メールマーケティング”です。

今回は、このメールマーケティングについて、メールマーケティングとは何か?という基本から実際の配信の流れや必要となるツール、成功事例までご紹介します。

1.メールマーケティングとはなにか?

そもそも、メールマーケティングとは何かを簡潔にいうと、「メールを用いてマーケティングの目的を達成するようユーザー自らに動いてもらうこと」です。

もう少し詳しく説明すると、ます最終的な目的を決め、そこから逆算して、目的達成のためにはお客様にどんな内容のメール送り、どのような行動を促せば良いのかを考え、戦略的にメールコンテンツを配信していくというのがメールマーケティングです。

メールマーケティングとはなにか?

当たり前のことですが、メールマーケティングを行うためには、見込み客の名前やアドレスなどの個人情報が必要です。

こういった個人情報は、ユーザー側の何らかのアクション(たとえば、お問い合わせや会員登録など)の際に入力してもらったり、名刺交換などで入手します。
※メール配信を行うには、さらに、メール配信を許諾してもらう必要があります。

メールをより多くの方に届けるために、名刺交換やお客様からのお問い合わせのほかにも、自社サイトに個人情報を入力しないとダウンロードできないような資料(ホワイトペーパー)を掲載するなどして、メールを送るユーザー数の獲得を目指していきましょう。

無料資料ダウンロード?

メールを送る際に大切なのは、一人ひとりのお客様に合った内容をそれぞれに適切なタイミングで配信することです。

単一的な内容を全員に配信するのではなく、それぞれの見込み客に合った内容を送ることで、ユーザーの興味を引きつけます。

ホワイトペーパー

メールマーケティングでは、メールの開封率や本文に記載したURLからのサイトへの流入数を測る手法も重視されます。

送りっぱなしではなく、メールを送った見込み客の中で反応してくれたユーザーは誰か?というところまで把握することで、より温度感が高い(検討の度合いが高い)ユーザーの見極めが可能となります。

(出典:第1回:メールマーケティングとは?/BtoB デジタルマーケティングの基礎知識

2.なぜ今メールマーケティングは必要なのか?

平成29年7月に総務省情報通信政策研究所により公表された「平成28年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、10代と20代を除くすべての世代において、コミュニケーション系メディアのなかでもっとも使われているツールは、SNSではなくメールであることがわかります。つまり、いまだメールは働く世代にとってもっとも身近なツールであるということです。

そしてこれが、メールマーケティングが必要である大きな理由の一つです。 ターゲットにもっとも身近なメディアであるメールを用いることで、より多くの見込み客にコンテンツを届けることができ、有効なマーケティング施策となるのです。 そして「こちらから見込み客に情報を届け、かつ継続的に接点を持つことができる」というメールの特性は、マーケティング施策に用いられるツールの中でも数少ないものです。

施策を行う側としても、メールは日常的に使っているため、使い慣れないツールを使うようなほかの施策に比べると、取り組むハードルが低いといえます。 そして、先ほどご紹介したように、開封率やURLのクリック率など、施策を打った後のユーザーの行動を把握することができるという点も、メールマーケティングの大きなメリットです。

(出典:第1回:メールマーケティングとは?/BtoB デジタルマーケティングの基礎知識

3.メールマーケティングとメルマガの違い

実際にメールマーケティングを行うに当たっては、ターゲットやマーケティングの目的によって有効なメールの種類が変わってきます。 ここで、メールマーケティングに用いられる手法をいくつかご紹介しましょう。

購読してくれているユーザーに向けて定期的に情報を配信するメルマガは、もっとも知られているメール手法といえます。

内容としては、新製品情報やキャンペーン情報、自社メディアやホームページ更新のお知らせなどが挙げられますが、全員に向けて同じ内容を配信するため汎用的な内容になることが多く、直接お問い合わせなどにつなげることは難しいといわれています。

メルマガの目的は、集客ではなくエンゲージメント強化と設定することをおすすめします。 どのユーザーにとっても有益となる情報を届け、プラスのイメージを持ってもらうことで自社の信頼を上げるのです。ファンを育成するという目的をもって定期的に情報を配信していきましょう。

メルマガ(メールマガジン)

(出典:第1回:メールマーケティングとは?/BtoB デジタルマーケティングの基礎知識

4.メールマーケティングのメリット・デメリット

ここまで、メールマーケティングの概要をご説明してきました。
では、実際に自社でメールマーケティングを導入するかどうかと検討する際に必要となる、メールマーケティングのメリットとデメリットを以下でご紹介します。

①メールマーケティングのメリットとは?

メールマーケティングには、大きく以下2点のメリットがあります。

低コストでスタートできる

メールマーケティングは、配信システムや効果検証のための分析ルーツにかかる費用くらいで安価にスタートできることが大きなメリットです。数千円から利用できるものもあり、中小企業、個人事業主にも導入しやすい費用感となっています。

高いROIが期待できる

メールマーケティングを行う前提として、送信先のお客様にはすでにメール配信の許可を得ているため、コンバージョンしやすい層へのマーケティングであることと、先ほどお伝えしたように低コストで導入できることから、高いROI(投資対効果)が見込めます。

ほかにも、メール内にSNSやコーポーレートサイト、サービスサイトなどへのリンクを記載できるので、ほかの運営メディアと連携させて相乗効果を狙うといった使い方ができる点はメリットになるでしょう。

②メールマーケティングのデメリットとは?

一方、メールマーケティングのデメリットとして挙げられるのは、長期的な運用が必要となるため、体制(人員)を確保しておかなければならないことです。もっと平たくいえば、メールマーケティングを続けるためには「手間がかかる」ということです。

配信自体は、後に紹介するようにツールを使えばある程度は自動化できるのですが、コンテンツ作りに関してはそうはいきません。目的に応じたメールのタイトルや内容、配信スケジュールを作るためには手間ヒマがかかってきます。

5.メールマーケティングの種類

メールマーケティングと一口にいっても、目的や状況により採用すべき方法は異なります。
ここで、主なメールマーケティングの3種類の施策をご紹介します。

①ステップメール

ステップメールとは、個々のユーザーの検討の度合いやアクションに応じて、あらかじめ準備しておいたストーリー性のある複数のメールを、設定したスケジュールに沿って自動的に送信していく仕組みを指します。

ステップメール

たとえば、自社サイトで製品Aに関する資料をダウンロードしてくれたユーザーがいるとします。ユーザーは製品Aに関心を持っている状態です。その状態からさらに次のアクションを促すために、

資料ダウンロードのお礼

製品Aの基本情報

成功事例・ユーザーの声

販売への誘導

と、段階ごとのメールを配信していきます。
そのなかで、徐々にユーザーの温度感を高めていき、最終的には製品の申し込みや問い合わせなどの最終目的達成を目指します。BtoBの場合は、営業のアポ獲得を目指すこともあります。

カスタマージャーニーに基づき、どういった内容のメールを届ければユーザーを次のアクションへと誘導できるのかを考えながらメールの内容を作成するのがベストです。

②ターゲティングメール(セグメントメール)

ターゲティングメールはセグメントメールともよばれ、見込み客を「設定した条件」ごとに分類し、そのターゲット(セグメント)ごとに必要だと思われる情報をメールで配信する施策です。

ターゲティングメール(セグメントメール)

ターゲティングメール(セグメントメール)

たとえば、

「製品Aの資料をダウンロードした方」「サイトで○○のページを閲覧している方」など、ユーザーのアクションごとに分類する

「30代」「女性」「製造業」「東京都」「従業員51-100人」など、ユーザーの情報ごとに分類する

などが考えられ、ユーザーがすでにアクションを起こした(=関心を持っている)事柄についての情報を配信したり、特定の条件のユーザーが興味を持ちそうな内容を配信したりします。

配信するユーザーを絞ることで、ユーザーにとってより興味のある情報を届けることができるため、開封率やメールに記載したURLのクリック率が上がります。 この施策だけで、メールの開封率が2倍まで上がったという例も報告されています。

上級者向けになるとステップメールをセグメント別に送付するという手法もあります。この方法を突き詰めていくとマーケティングオートメーションツールを使って配信するような1to1メール配信や、シナリオ配信という手法に行きつきます。

③休眠発掘メール

休眠発掘メールとは、一定期間活動がない休眠顧客に対して、何かしらのアクションを促すようにメールでアプローチする手法です。

すでにメール配信を行っているにも関わらず休眠してしまうケースでは、迷惑メールフィルタに引っかかってしまっていたり、タイトルだけ見て不要と判断されていたりと、メールそのものを見てもらえていない可能性が高いです。
これを改善するには、メールのタイトルや差出人の表記を変えるといった工夫が必要になってきます。件名に社名を入れている場合はそれを外してみる、お得感のある件名にしてみるなど工夫してみましょう。

メールに反応してくれるようになれば、そこから先ほどのようなステップメールやターゲティングメール(セグメントメール)を実施→商談や問い合わせにつなげる…と繰り返していくことで、休眠状態を解消することができます。

(出典:第2回:メールマーケティングの種類/BtoB デジタルマーケティングの基礎知識

6.メールマーケティングの用語集

メールマーケティングを行う上で知っておきたい用語がいくつかあるので、ご紹介します。

開封率

配信したメールのうち開封されたメールの割合を表します。
「開封率=開封数÷総配信数(×100)」で算出することが可能です。

クリック率(CTR/Click Through Rate)

メールに記載したURLや画像がクリックされた割合を表します。
「クリック率=クリック数÷総配信数(×100)」で算出することが可能です。

オプトイン

加入や参加、許諾、承認などの意思を相手方に示すという意味です。
わかりやすくいうと個人が企業などに対し、メールなどのメッセージの送信や、個人情報の収集や利用などを承諾する手続きなどを指すことが多いです。

オプトアウト

オプトインの対義語で、一度許可した個人情報の使用を停止する手続きを指します。
メールマガジンを停止するなどがこれに当たります。

HTMLメール

HTML形式で作成されたメールのことです。
文字の色や大きさの指定、画像や動画の挿入もでき、自由な表現が可能です。

テキストメール

HTMLメールに対し、文字だけで作成されたメールのことです。
作成は容易ですが、文字だけの表現になるため自由度は低めです。

レスポンシブメール

PCやスマホ、タブレットなど複数のデバイスで閲覧しても、自動で最適なレイアウトになるように1つのHTMLソースで表示できるメールのことです。

KGI(Key Goal Indicator)

「経営目標達成指標」と訳されます。
企業の経営戦略やビジネス戦略を達成するために何をもって成果(ゴール)とみなすのかを定める指標のことです。

KPI(Key Performance Indicator)

企業目標の達成度を評価するための主要業績評価指標のことをいいます。

コンバージョン(CV)

変換、転換、交換などの意味を持つ英単語で、メールの閲覧者が会員登録や資料請求、商品購入、メールの購読など企業の望む行動を起こすことを指します。

コンバージョン率(CVR)

総配信数に対してお問い合わせなどのアクションがあった割合を指します。
「コンバージョン率=コンバージョン数÷総配信数(×100)」で求めることができ、配信したメールが最適だったかどうかの判断の基準になります。

ペルソナ

「企業が提供する製品・サービスにとって、もっとも重要で象徴的なユーザーモデル」の意味で使われています。
メールマーケティングにおいては、ペルソナ設計をきちんと行うことにより、ユーザーの興味を引き付けるメール内容を目指します。

ホワイトペーパー

日本のIT業界で「ホワイトペーパー」と呼ばれるものは、市場環境や技術動向の分析、導入事例やベストプラクティスの解説、他社製品との詳細な比較などをまとめた文書を意味することが多いです。
ホワイトペーパーをサイトに掲載する際、ダウンロードするために個人情報を入力してもらうフォームをつけることで、メールアドレスの獲得を狙う場合があります。

カスタマージャーニー

顧客がどのように商品やブランドとの接点を持ち、認知し、関心を持ち、購入や登録に至るのか、というプロセスを旅に例えた言葉です。
顧客に対しどういうメールを送れば検討度が上がるか、次のアクションへ進むのかを可視化することで目標達成率・成約率を高める際に活用します。

リードナーチャリング

見込み客(リード)を育成(ナーチャリング)することです。
営業案件を創出するデマンドジェネレーションのなかで、さまざまな手法を用いて見込み客の検討度を高めることを目的としたマーケティング活動を指します。
「こちらから見込み客に情報を届け、かつ継続的に接点を持つことができる」というメールの特性は、リードナーチャリングとの相性が良いです。

コンテンツ

ウェブサイトやメールの内容を指します。文章だけでなく、写真や動画、資料などさまざまな形式もコンテンツとよぶことが多いです。コンテンツを充実させることにより、サイトへのアクセスやメールの開封はもちろん、お問い合わせや資料ダウンロードなどの目標達成(CV)が目指せます。

(出典:第3回:メールマーケティングの用語集/BtoB デジタルマーケティングの基礎知識

7.メールマーケティングの配信の流れ

実際に、メールマーケティングを行うことになったら、一般的には次の手順で実施します。

Plan:
計画
①目標設定
②メールアドレスの獲得(配信リストの準備)
③メール作成
Do:実行 ④メール配信
Check:
評価
⑤効果測定
Act:
改善
⑥各要素の再考、改善

①目標設定

まずは、メールマーケティングを行うにあたって何を実現したいのか、言い換えればどういった課題を解決したいのかを明確に設定することが非常に重要です。
達成したい最終目標である「KGI」とその目標を達成するための指標となる「KPI」を設定しましょう。

目標設定

たとえば、KGIを「メール経由での製品Aのお問い合わせを月10件まで増やす」と設定するとします。
すると、KPIはメール到達率・開封率・クリック率・コンバージョン率などに設定することができます。

KPI・KGI

そして次に、ターゲットとなるペルソナを設定します。ペルソナとは「企業が提供する製品・サービスにとって、もっとも理想的なユーザー像」です。
このときのペルソナの設定が細かければ細かいほど、架空のユーザーの行動パターンや価値観をより具体的にイメージすることができます。

②メールアドレスの獲得(配信リストの準備)

次に、メールの配信先であるリストの準備です。いくら良質なメールコンテンツを作成したとしても、メールを送るユーザーがいなければ意味がありません。

ここで重要なことが、KPIとKGIから定めた配信数の目標と、現在、自社で保有しているリード数とのギャップをきちんと確認することです。
先ほどのKGI例を用いて、月10件のCVという目標を達成するためにどれくらいの配信数が必要となるのか、各数値から逆算します。

メールアドレスの獲得(配信リストの準備)

つまり、月10件のCVという目標を達成するためには3万1,250通のメールを配信しなければなりません。現在のリード数でこの数のメール配信が難しい場合は、まずは配信先を増やすためにリードを獲得することを目指しましょう 。

また、ユーザーからのお問い合わせを待つだけでなく、メールの開封やURLクリック(またはその後のWEB閲覧ログ)したユーザーをリスト化し、こちらからフォローコールをすることで商談を生むという手法もを採用する企業も増えてきています。

③メール作成

メールの内容や配信先の設定を行います。メールマーケティングにおいてもっとも重要な要素のひとつです 。

メールマーケティングを本格的に実行していく場合は、設定したペルソナをもとにカスタマージャーニーを設定します。
カスタマージャーニーとは、目標としているアクション(商品購入やコンバージョンなど)を起こすまでに、ユーザーがどういったプロセスを経るのかを表したマーケティング用語です。
以下のように図解したものをカスタマージャーニーマップと呼びます。

目標設定

カスタマージャーニー

カスタマージャーニーのなかでユーザーが必要とする情報をコンテンツとしてメールで届け、ナーチャリングしていくことが理想的なメールマーケティングの姿です。

また、上級者向けとして“どういう内容”のメールを“いつ”“誰に向けて”“どれくらいの量”届ければ、検討度(ステータス)を次の段階へ戦略的に上げることができるのかをスケジューリングして管理していくこともおすすめです。

④メール配信

メールマーケティングでは大量のメールを配信・管理しなければならないため、メールを配信するためのツールを活用することをおすすめします。

メール配信専用のツールだけでなく、MAツール(マーケティングオートメーションツール)でもメール配信機能がついているものが多くあります。自社のマーケティングの目的に合わせてツールを選定しましょう。

⑤効果測定

配信後は、メール配信ツールやMAツールの分析機能を使い効果測定を行います。

KPI・KGIに設定したメール到達率・開封率・クリック率・コンバージョン率などがきちんと達成できているか、ユーザーの受信拒否により配信数が減っていないかなど、数値から分析を行いましょう。

⑥各要素の再考、改善

効果測定で評価した項目から改善点を洗い出します。

開封率が達成できていない場合

「メールの内容ではなくタイトルに興味を持ってもらえなかった」と推測できるため、ユーザーに興味を持ってもらいやすいようなタイトルに改善する必要があります。
また、曜日や時間帯によっても開封率は変わるので、自社のメルマガを購読しているユーザーに開封してもらいやすいタイミングを探ることも大切です。

クリック率・コンバージョン率が低い場合

「開封はしてもらったものの、ユーザーにメールの内容以上の情報を知りたいと思ってもらうことができなかった」と推測されます。
メールの内容やカスタマージャーニーが正しかったのか、本当にユーザーが求めている内容なのかを再考しましょう。
ただし、これはあくまで一例です。設定したKPI・KGIをどうして達成できなかったのか、何が足りなかったのかを考え、そこから改善方法を検討する必要があります。

そして、改善したらまた「①目標設定」に戻って繰り返します。そのなかで、自社に合ったメールマーケティングのかたちを構築していきます。

(出典:第4回:メールマーケティングの配信の流れ/BtoB デジタルマーケティングの基礎知識

8.メールマーケティングに必要なツール

メールマーケティングを行うに際は、大量のユーザーにメールを配信し、かつ、それを管理するツールが必要となります。
ここで、いくつかのメール配信ツールとそれぞれの特長を紹介します。また、MAツール(マーケティングオートメーションツール)を用いたメール配信の方法と、メール配信ツールの機能との比較も併せてご紹介します。

①必要な機能とは?

メール配信に使用するツールを選ぶ基準となる「必要な機能」について解説します。

グルーピング機能

メール配信前に使う機能で、メルマガ、ステップメールx、ターゲティングメール(セグメントメール)を送る際に必要となります。

たとえば、「30代の女性」「東京都在住の男性会社員」「自社商品Aを一度購入したことがあるユーザー」など、メールを送る準備として、ユーザーを条件やステータスごとに分類する必要があります。分類した条件に当てはまるユーザーをグループとして一括でメール配信先に設定する機能です。

開封率・クリック率の測定機能

配信したメールの開封率や、本文に記載したURLのクリック率などを測る機能です。届いたメールにユーザーが反応してくれているかというところまで測定ができるので、メールの内容やタイトルが正しかったのかを判断する基準になります。

また、A/Bテストといって同じグループのユーザーにAとBという異なった内容のメールを送り、反応率が良い方のメールを採用するという施策を行う際にもこの開封率やクリック率を見て判断します。メール配信ツールの中にはこのA/Bテストを自動で行うものもあります。

HTMLメール作成機能

HTML形式で作成されたメールは、文字だけのテキストメールに比べ、文字の色や大きさの指定、画像や動画の挿入など自由な表現をすることができます。また、テキストメールだと開封率やクリック率の計測ができないため、開封率やクリック率の測定機能を活用したい場合は、HTML形式でメールを作成する必要があります。

分析機能がついているツールはHTMLメールの作成ができる場合がほとんどですが、操作方法はツールによって様々です。専門的な知識がない人でもHTMLメールを簡単に作成できるようなツールが人気です。

②配信ツールの種類と特長

これらの機能を備えているメール配信ツールをいくつかご紹介します。

【メール配信ツール】

・blaynmail(ブレインメール)

blaynmail

(公式サイト:http://blaynmail.jp/

契約数7,000社を誇る代表的なメール配信ツールです。全国のさまざまな企業や官公庁など幅広い顧客から支持を得ています。シンプルな機能で比較的リーズナブルな価格帯。月額2,000円から利用することがです。また、独自に開発した高速配信エンジンで「メルマガが届かない」「配信が遅延している」などのトラブルが発生しないよう常に高いパフォーマンスを実現しています。

・CombzMall PLUS(コンビーズメールプラス)

CombzMall PLUS

(公式サイト:https://plus.combz.jp/

導入実績20,760社超の実績を持つメール配信ツールです。自社開発の配信エンジン「経路探索型アルゴリズム」が、過去の配信成功実績を照らし合わせて最適なサーバーに分散処理してくれます。最近では、過去に配信したメールの開封時刻やURLのクリック時刻に合わせて配信時刻を最適化してくれる機能が注目されています。

・WiLL Mail(ウィルメール)

WiLL Mail

(公式サイト:https://willcloud.jp/

「ASPICクラウドアワード」を2年連続で受賞しています。本格的なHTMLメールを短時間で作成することができ、ヒートマップ分析やリピート開封率分析など12種類の多角的分析機能も充実しています。
初期費用2万円、月額4,000円から利用可能で、無料トライアルプランの用意もあり、高いクオリティの機能を低コストで始めることができます。

・Benchmark Email(ベンチマークイーメール)

Benchmark Email

(公式サイト:https://www.benchmarkemail.com/jp/

世界で約50万社に利用された実績を持つイギリス発のメール配信ツールです。ユーザーのグルーピング、簡単な操作で作成できるHTMLメール、分析機能などメールマーケティングに必要な機能が一通り揃っています。A/Bテストやステップメールを自動で行う機能など、メール配信だけでなくマーケティングを行うためのツールとしても活用できるような機能が充実。月額1,500円から利用可能です。

・配々メール

配々メール

(公式サイト:https://www.hai2mail.jp/

操作方法が簡単で使いやすいツールです。また、社内に専用エンジニアが常駐しており、お客様からのお問い合わせには平均3時間以内に対応しているなど、迅速で丁寧なサポート体制も特長のひとつ。基本的な分析機能に加え、メール本文のURLを誰がいつクリックしたのかまで調べることができます。初期費用1万円、月額1万円から利用可能です。

紹介したものからもわかるように、メール配信ツールは比較的価格が低いものが多いことから低コストで始められ、かつ費用対効果も高いといわれています。

【マーケティングオートメーションツール】

メール配信ツールはメール配信のみに特化したツールですが、MAツール(マーケティングオートメーションツール)にもメール配信機能がついているものが多いです。

MAツールでメール配信を行うと、Cookie情報をもとにメール開封&URLクリックのその先のユーザーの行動まで把握できるというメリットがあります。

今回は、エムタメを運営しているスターティアラボのMAツール「BowNow」を例に、MAツールでメール配信を行うことのメリットを紹介します。

・BowNow(バウナウ)

BowNow

(公式サイト:https://www.bow-now.jp/lp/

BowNowでメールを配信すると、メール開封率やクリック率を測定できるのはもちろんのこと、メールからサイトに流入したユーザーがどのページをどれくらい見ているかまで分析することができます。

BowNow

上図のように、製品Aに関するページを見ていて、かつ今までに製品Aに関する資料をダウンロードしていたユーザーに対して、次は、製品Aに関するセミナーの案内や、製品情報を案内することで、顧客の育成や追客を目指すことができます。

9.メールマーケティングで解決できる課題

メールマーケティングでは、企業が抱える営業に関する以下のような課題を解決することができます。

  • エンゲージメントが弱い
  • リソース不足で営業が十分に追客を行えない
  • 顧客に対してアプローチする最適なタイミングがわからない
  • 見込み客のステータス(検討度)が低く商談につながらない

①エンゲージメントが弱い

エンゲージメントとは、企業とお客様の間の信頼関係のことを指します。
企業のファンを育成したり、リピーターになってもらうためには、エンゲージメントの強化は大きな課題のひとつです。

この課題を解決するために活用するメールは、「メルマガ」です。購読してくれているユーザーに定期的に自社の情報を発信する手法です。
まだ取引がない見込み客に対しては、課題解決に役立つような情報を届けることで自社に対してプラスのイメージを持ってもらい、まずは「きちんとした会社だ」と信頼してもらうことが大切です。

エンゲージメントが弱い

すでに取引がある既存顧客に対しては、商品購入後にフォローメールを送ることで、リピーター獲得や自社のファンを育成していくことを目指します。

自社ファンのさらに次の段階が“アンバサダー”です。アンバサダーとは、自社製品のファンの中でも、口コミなどで知人に自社製品を自ら拡散してくれるお客様を指します。アンバサダーは実際に自社製品のファンであるため、インフルエンサーに比べ、アンケートや新商品のキャンペーンなどにも積極的で、 開封・反応率が格段に高いのが特長です。

【参考記事】

>SNSでバズらせたいなら知っておきたい!インフルエンサー・マーケティングとは

消費者行動プロセス

②リソース不足で営業が十分に追客を行えない

営業が見込み客を追客していくうえでネックとなるのがリソース不足です。営業部隊だけでは、人員的にも見込み客全員を追客するのは難しいという会社が多いのではないでしょうか。そこで活用して欲しいのが、メールを用いて見込み客を育成していく“メールナーチャリング”です。

【参考記事】

>メールナーチャリングの種類とコンテンツ例

リソースが不足していると、せっかくの見込み客を放置してしまいがちですが、その課題を解決できるのがメールナーチャリングです。たとえメールだとしても接点を継続的に持ち続け、見込み客を放置しないことが大切なのです。
そして、ナーチャリングして、ある程度、温度感の高い見込み客を営業へパスするという仕組みを作っていくことで、課題解決を目指していきます。

③顧客に対してアプローチする最適なタイミングがわからない

顧客がもっとも興味・関心のあるタイミングで、こちらからアプローチすることができれば、その成功率は確実に高まることは容易に想像できると思います。

そのタイミングを把握することが難しいのですが、実は、この課題を解決できる手法があります。それは、「MA(マーケティングオートメーション)ツール」を使うことです。

顧客に対してアプローチする最適なタイミングがわからない

MAツールを使ってメールを配信することで、送ったメールの開封率や本文に記載したURLのクリック率、その後の閲覧ページの傾向などを計測することができます。
これにより、リアルタイムでお客様の行動を把握でき、お客様が興味を持ったタイミングを逃すことなく、温度感が下がってしまう前にアプローチすることが可能となります。

④見込み客のステータス(検討度)が低く商談につながらない

見込み客とは、お問い合わせをもらったユーザーやメルマガを購読してくれているユーザー、名刺交換をしたユーザーなど、一度は何らかの接触や先方からアクションがあった人のことを指します。
しかし、興味を持っていても具体的に検討まで進んでいるユーザーは一握りです。そこで、興味をもっている状態からステータス(検討度)を上げていくためのフォロー活動が必要になります。

見込み客のステータス(検討度)が低く商談に繋がらない

そこでメールナーチャリングを活用します。先ほどの説明と重なりますが、そのなかでもステータスを上げるために用いられるのがステップメールとセグメントメールです。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

>メールマーケティングの種類

この2種類のメールに共通しているのは、「ターゲットを絞り、かつユーザーに欲しいと思われる情報を届ける」ということです。見込み客全員に同じ内容を配信するのではなく、それぞれの層が欲しいであろう情報を適切な量、適切なタイミングで届けることで、ユーザーに「もっと情報を知りたい」と感じてもらい、見込み客のステータスを上げることを目指すのです。

(出典:第5回:メールマーケティングで解決できる課題/BtoB デジタルマーケティングの基礎知識

10.メールマーケティングのKPI・KGI

メールマーケティングの用語集でも出てきたKPI・KGI。
ここでは、KPI・KGI をメールマーケティングの視点から解説し、実際に考えられる例も併せてご紹介します。

①KPI・KGIとは

改めて解説すると、KPIとは、企業目標の達成度を評価するための主要業績評価指標のことを指します。

一方のKGIとはKey Goal Indicatorの頭文字をとったもので、経営目標達成指標と訳され、企業の経営戦略やビジネス戦略を達成するために何をもってゴールとみなすのかを定める指標のことを指します。

KGIを設定する際もKPIを設定する際も、達成できたかどうかが明確に判断できるような具体的な数値を併せて設定します。
KPIとKGIという達成指標を設定していると、PDCA(Plan Do Check Act)サイクルを回す際により正確にスムーズに運用できます。

KPI・KGI

②KGI例

売り上げ

配信したメール経由での売り上げの数値を設定します。

コンバージョン数

メールの閲覧者が、会員登録や資料請求、商品の購入やお問い合わせ、メールの購読など企業の望む行動を起こすことを指します。
配信したメール経由でのコンバージョンを具体的な数値として設定することもあります。

どういったKGIを設定するにしても、目標設定で大切なのはあくまで実現可能なレベルに設定することです。そして、この実現可能なレベルを設定するためには、現状の数値や費用対効果などを把握していなければなりません。

③KPI例

到達率

ユーザーにメールが届いているかを把握するための数値です。配信していてもメールエラーで届いていなかったり、迷惑メールフォルダに分類されお客様の目に入らなかったら意味がありません。「メール到達率=配信したメール総数-(受信エラー+迷惑メール)」で算出することができます。

開封率

配信したメールのうち開封されたメールの割合を表します。「開封率=開封数÷総配信数(×100)」で算出することが可能です。開封率が悪い場合には、メールの件名や送るターゲットの属性などを工夫する必要があります。

クリック率

メールに記載したURLがクリックされた割合を表します。メール配信からお客様が何かしらのアクションをする際には必ずリンクからWebサイトに飛ぶ必要があるので、クリック率も重要な指標となります。「クリック率=クリック数÷総配信数(×100)」で算出することができます。

コンバージョン率

総配信数に対してお問い合わせなどのアクションがあった割合を指し、配信したメールが最適だったかどうかの判断の基準になります。「コンバージョン率=コンバージョン数÷総配信数(×100)」で算出することができます。

④KPI・KGIを設定してみよう

では、実際にKPIとKGIを設定してみましょう。

まず、最終目標であるKGIを先に設定します。たとえば、「メール経由での製品Aのお問い合わせを月10件まで増やす」と設定するとします。

目標を設定したら、過去のメール配信から算出できる、現状のさまざまな数値を洗い出します。

例:
  • メール到達率:80%
  • 開封率:20%
  • クリック率:10%
  • CV率:2%

この【例】をもとにお問い合わせ10件というKGIを達成するために、逆算してKPIを達成します。

KPI・KGIを設定

つまり、「ひと月のお問い合わせ10件」を達成するためには、

  • 総配信数:3万1,250件
  • 到達数:2万5,000件
  • 開封数:5,000件
  • クリック数:500件

が必要となります。これをKPIとして設定し、KGIが達成できているかの指標とします。

(出典:第6回:メールマーケティングのKPI・KGI例/BtoB デジタルマーケティングの基礎知識

11.メールマーケティングの目的を達成するためのペルソナ設計

メールマーケティングを行うにあたり、目標設定の一環として「ペルソナ設計」を行います。ペルソナは、自社が抱える営業における課題の認識や、KPI・KGI設定に加え、目標設定の大切な要素となります。
ここではメールマーケティングにおけるペルソナ設計とは何か、具体例も含めて紹介します。

①ペルソナ設計とは?

そもそもペルソナとは、「企業が提供する製品・サービスにとって、もっとも理想的なユーザー像」を指します。そしてペルソナ設計とは、その架空のユーザー像を明確に設定することです。

ペルソナ設計の項目の例としては、以下のようなものがあります。

  1. 基本情報(年齢、性別、居住地など)
  2. 職業(大学・学部、業種・役職、最終学歴)
  3. 生活パターン(起床時間、通勤時間、勤務時間、就寝時間、外食派or自炊派、休日の過ごし方)
  4. 性格(価値観、物の考え方)、生活での実感(困っていること、興味があること)
  5. 人間関係(恋人・配偶者・子供の有無、家族構成)
  6. 収入、貯蓄性向
  7. 趣味や興味(インドア派orアウトドア派、友人間での流行等)
  8. インターネット利用状況・利用時間
  9. 所持しているデバイス
  10. 流行への感度

ペルソナ設計の項目

ペルソナを作る際にどういった項目を設定するかは企業によりさまざまですが、基本的には最終目標(商品購入やコンバージョンなど)であるユーザーアクションの意思決定に影響を与え得る項目はすべて設定します。
また、ペルソナはより細かく設定することで、架空のユーザーの行動パターンや価値観をより具体的にイメージすることができます。

【参考記事】

>ペルソナ設定って?~顧客の心がちゃんと!動くマーケティング~

②なぜペルソナ設計が必要なのか

「詳細なユーザー像を設定することで、よりユーザー視点で意思決定をすることができる」「ターゲットとなるユーザー像の認識を社内でより統一できる」など、ペルソナを設定するメリットはいくつかあります。

そのなかでも、メールマーケティングという視点から考えられるメリットは、

  • シナリオ設定がしやすくなる
  • メールの開封率や反応率アップを目指せる

の2点です。

シナリオ設定がしやすくなる

ペルソナ設定をすることで、目標としているアクション(商品購入やコンバージョンなど)を起こすまでに、ユーザーがどういったプロセスを経るのかを表したカスタマージャーニーをより具体的に想定することができます。

シナリオ設定がしやすくなる

そして、このカスタマージャーニーから、設定したペルソナの視点で考え、“どんな内容”のメールを“いつ”“誰に向けて”“どれくらいの量”届ければ、検討度(ステータス)を次の段階へ戦略的に上げることができるのかを検討していきましょう。

メールの開封率や反応率アップを目指せる

ペルソナを詳細に設定することで、メールのタイトルや内容を、よりユーザーに興味を持ってもらえるものへと最適化することができ、メール開封率や本文に記載したURLのクリック率を向上させることができます。
これと似た施策としてセグメントメールがあります。ユーザーをある条件ごとに分類し、その分類したグループ(セグメント)に送るメールのことです。全員に単一的な内容を送った場合と、ユーザーを分類した場合とを比べると、開封率が2倍まで向上したという事例も報告されています。

セグメンテーション

セグメントごとにペルソナを設定し、これに合わせてメールの内容やシナリオを作成できると理想的です。開封率や反応率の向上も目指せます。

③メールマーケティングでのペルソナ例

それでは具体的にメールマーケティングでのペルソナ設計をしてみましょう。

【例1】化粧品会社A社

設定:30~50代の主婦向けに商品を展開している。主な商品の告知はDMやメルマガ、テレビなどのメディア。メルマガ施策は行っているものの、メールから商品購入へと至る例が少ない。

まずは、メールマーケティングの目標を設定します。現状だとメルマガからの流入が少ないので、「メルマガから商品購入へ至る件数を月10件まで増やす」と設定するとしましょう。

目標を定めたら、ペルソナを設計します。主なターゲットである「30~50代の主婦」をさらに細かい項目にまで落とし込んで設定し、理想のユーザー像を設計します。

①基本情報

⇒長谷川 愛美。36歳。女性。神奈川県在住。
A社の商品は購入したことはないがキャンペーン時に一度サンプルを申し込み、メルマガ購読している

②職業

⇒医療事務の専門学校を卒業、現在はスーパーでパートとして勤務

③生活パターン

⇒朝6時に起きて夜12時に就寝、週4回6時間のパート勤務、食事は基本的に自炊、節約志向

④性格、生活での実感

⇒心配性な性格、石橋をたたいて渡るタイプ、美容に興味はあるが、家事やパートで自分のために使う時間が少ない。新しい商品を購入する際はまずサンプルを試してから決めることが多い。ポイントカードやクーポンも多く保有している。

⑤人間関係

⇒夫40歳、息子9歳、娘7歳の4人家族

⑥収入、貯蓄傾向

⇒本人の年収は約100万(扶養控除額内)、夫の年収は700万

⑦趣味や興味

⇒インドア派で休日も家にいることが多い

⑧インターネット利用状況・利用時間

⇒家にいる時間はよくインターネットを使用

⑨所持しているデバイス

⇒スマートフォン、たまにパソコン

⑩流行への感度

⇒そこまで敏感ではないが、ネット環境があるのである程度の流行は知っている

メルマガを受け取ってから商品購入に至るまでのプロセスを、カスタマージャーニーで可視化しましょう。

設定したペルソナが現在どの検討レベル(ステータス)にいるのか、そして次のステータスへと上げるためには?最終的に商品購入という目標を達成するためには?と、戦略的にシナリオとメールの内容を考えていきます。

仮に、あるペルソナが、過去に一度化粧品のサンプルを申し込んだことがあり、メルマガを購読中ですでにA社の商品を認知している状態の場合、現在のステータスを「認知・興味あり」と設定します。
そこから次の段階である「情報収集」へとステータスを上げるために求められるであろう情報、つまりお得なキャンペーン情報や商品の基本情報や成功事例などのより突っ込んだ情報ををメールで届けることが有益かもしれません。また、ユーザーに開封してもらいやすいようにタイトルも最適化しましょう。

【メルマガ例】

件名:【サンプルをご利用頂いたお客様限定】お得な冬のキャンペーンのご案内

○○様

いつも当社のメルマガを購読いただきありがとうございます。
株式会社△△です。

本日は、以前サンプルをご利用頂いたお客様限定で、
当社の人気商品□□をお得にご利用いただけるキャンペーンのご案内で連絡いたしました。


12.メールマーケティングの成功事例

最後に、実際にメールマーケティングを行って成果を出した事例をご紹介します。

①株式会社シェアードソリューションサービス様

シェアードソリューションサービスは、メーカーが保守サービスを終了したコンピュ-ターの修理や保守サービスを主事業とする会社です。

営業課題として、以下の3点を抱えていました。

  • 新規顧客開拓をしたいが営業工数があまり取れない
  • 展示会で獲得したリードをうまく活用できておらず、成果を出せていなかった
  • 休眠顧客の掘り起しができていない

これらを解決するため、ホワイトペーパーの掲載やMAツールの活用をするなかで、メルマガの配信にも取り組み、メールマーケティングから35件の商談を創出することに成功しました。

具体的には、メインターゲットである半導体業界向けの技術情報やノウハウを盛り込んだメルマガを休眠顧客のリストへ配信し、メルマガで反応のあったところへのみ営業担当部署へフォローを入れることで、今まで放置されていた見込み顧客のリストを活用したのです。結果的に、35件の商談が生まれました。

また、メルマガにコンテンツと関連する自社サイトのページURLを掲載することで、メルマガ配信を行った月はWebサイトの直帰率も50%→23%と約半分に減るなど、Webサイトとの連動もメールマーケティング成功を後押ししました。

13.まとめ

ご紹介してきたように、メールマーケティングは、取り組みやすいうえに費用対効果も高いマーケティング施策です。
施策を行いっぱなしにせず、必ず効果測定をして改善につなげることで、自社が抱える集客課題を解決することができます。ぜひ、継続的に取り組んでみてください。

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Sat, 24 Mar 2018 00:05:00 +0900
<![CDATA[【4/17(火)新宿】マーケティングオートメーション「BowNow(バウナウ)」紹介セミナーを開催します!]]> https://mtame.jp/martec/20180417seminar 見込顧客リストから最大限に商談数を増やすためのノウハウをお持ち帰りいただけるセミナーです。

導入社数1,000社突破のマーケティングオートメーション(MA)「BowNow(バウナウ)」を例に、MAツールの基礎知識、BowNowの基本的な使い方などをご紹介します。

 

また、無料プランでできること、応用編として有料プランの機能についてもご紹介していきます。

 

【開催概要】

■日時:2018年2月15日(木) 15:00~17:00 開催(受付14:30~)

■会場:東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階 スターティア セミナールーム

■内容:

 

○BtoB企業が取り組むべきマーケティングオートメーション(MA)の3ステップ

・マーケティングオートメーションとは

・これからの企業のマーケティング活動の流れ

・マーケティングオートメーション活用のための3ステップ

 

○BowNow(バウナウ)のご紹介

・機能説明

・無料プランの活用法

・有料プランの活用法

 

○お客様事例

・リード獲得における実例

・リード育成における実例

・機能別活用方法

 

○質疑応答

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Sat, 24 Mar 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[100円均一ショップから学ぶ!小売り企業のInstagram活用術]]> https://mtame.jp/social/instagram_100-yen_store 企業がInstagramを活用する場合、フォロワーを増やしてプロモーションをリーチできる数を増やすことが目的となることが多いです。特に小売り企業の場合、商品をカタログのように掲載してユーザーへの認知を拡げる役割を担ってくれます。

しかし、ただ単に商品を載せてもフォロワーが増えるわけではありません。今回は、Instagramのプロモーションがうまくいっている2つの100円均一ショップの事例を基に、小売り企業での活用術をご紹介します。

Instagram コンサルティング

1、小売り企業とInstagramの相性は?

FaceBookは身近なユーザーとのつながり、Twitterは話題でのつながりがメインとなりますが、Instagramは「趣味・嗜好でのつながり」がメインになります。そのため、通常の販促活動で重要視される「ユーザーに対してどのようなメリットがあるか」「端的に興味をひかせることができるか」という点よりも、「アカウントの世界観を打ち出すことができるか」が重要となります。

Instagramは他のSNSと比較して、商品をカタログのように掲載できる点が他のメリットです。しかし、単にカタログのように掲載してもユーザーに「世界観」を伝えることはできません。もちろんクーポンやキャッシュバックキャンペーンを含めて商品の紹介を行うことも効果的といえますが、「その商品がある生活」をユーザーにイメージさせることができる投稿がもっとも大切でしょう。

小売り企業の場合には具体的に目に見える商品があり、かつ、種類も豊富であれば投稿数も商品の数に伴って増えていくので、Instagramアカウントを通じてブランドのコンセプトを発信していくには相性の良い業界だといえます。

それでは、実際に小売り企業はInstagramをどのように活用しているのでしょうか。

2、【活用事例】Can Do(キャンドゥ)

Can Do(キャンドゥ)

画像引用先:https://www.cando-web.co.jp/

企業名 株式会社キャンドゥ
フォロワー 337,000人
更新頻度 ほぼ毎日1投稿
url https://www.instagram.com/cando_official/

株式会社キャンドゥ(以下キャンドゥ)は「まいにちに発見を。」をテーマに設立25年を迎える、100円ショップを全国展開している企業です。Instagramの平均いいね数は、4000件から7000件ほど。多いときでは9000件を超える投稿もあります。

特徴としては、1商品を紹介する際に「複数の種類(色違いやサイズ違いなど)」を掲載していることです。「100円ショップ」という価格の特徴もあり、複数個欲しいと思わせるように多くの種類をひとつの投稿に盛り込んでいます。コメントの中には「プチギフトにも最適」など、どのようなシーンで使うことができるかの提案もされており、活用イメージがしやすい商品を掲載しています。

また、季節に伴った投稿も忘れていません。バレンタインやクリスマスなど、当日の数日前~1か月前にプレゼントを検討しているユーザーに向けて、キャンドゥでどのような準備のお手伝いができるかを提案しています。

3、【活用事例】DAISO(ダイソー)

企業名 株式会社大創産業
フォロワー 592,000人
更新頻度 ほぼ毎日1~2投稿
url https://www.instagram.com/daiso_official

株式会社大創産業(以下ダイソー)は1977年設立に家庭用品の販売を目的に創業され、現在では国内3,150店舗、海外では26ヶ国に1,900店舗もの展開を行っている100円均一ショップの最大手企業です。Instagramの平均いいね数は6000件から8000件ほどで、多いときには15,000件ものいいねを獲得しています。

ダイソーのアカウントでは、1投稿に複数の画像を投稿し、商品の使い方も説明しています。たとえば恵方巻きの「巻きす」を紹介する投稿では恵方巻きの作り方を3ステップで記載することで、「これがあれば自宅でも簡単に作ることができる!」というイメージを沸かせることが出来ます。多くの投稿では1枚目に商品の紹介、2枚目に商品の活用イメージを掲載することで、商品カタログに留まらずに実用性を訴求することができています。

また、コメント欄には必ず商品の品番を記載しているので、ユーザーは店舗へのお問い合わせもしやすいですね。

国民の祝日やイベントごとの日には商品の紹介投稿以外に、その日を表す投稿を行っています。何の日なのかを伝えることで誰に感謝を伝える日なのか、という認識を促すこともでき、ダイソーへ足を運んでいただくきっかけにもなり得ます。また、商品の紹介投稿とは違ったテイストの画像での投稿になるため、流れるタイムラインの中でもユーザーの目を惹くことができる投稿になるでしょう。

4、ポイントは「実用イメージを沸かせること」

小売り業界では単にカタログとして商品写真を掲載するのではなく、世界観をもって「その商品がある生活」をイメージさせることが重要です。100円均一ショップは「身近」「安い」「手軽」などが消費者のイメージになるので、それに合うコンセプトで投稿を行う必要があります。また、それぞれのアカウントはコメント欄もうまく活用して、ユーザビリティも高めていることがわかります。

ターゲットユーザーに伝えたいブランドコンセプトをもとに、Instagramアカウントのテーマを考えて更新を行うことでユーザーとのマッチング度も高まり、フォロワーも増えていくことに繋がります。みなさんもテーマをもってアカウントを運用してみてください。

Instagram コンサルティング]]>
Thu, 22 Mar 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[データドリブンマーケティングとは?よくある失敗や課題]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/data-driven

1.データドリブンマーケティングとは?

データドリブンマーケティングは、数あるマーケティング手法のなかでも、データの活用に重点をおいたマーケティング手法です。

マーケティング施策を考案する際には、データによる根拠をもとに施策を決めることで、より施策の効果を高めることを目指します。

こうしたデータドリブンマーケティングを実現するためには、データをいかに見える化するかが重要となります。

 

データはそれだけでは意味を持たず、そのデータをもとに効果的な施策を打つことではじめて意味をもつ存在です。

施策を打つためには、往々にして、周りの人間や上司にその施策を打ちたい理由を説明する必要があります。

この時に、データを見える化しておけば、この難易度を大きく下げることができるのです。

1.データドリブンマーケティングが必要な理由

マーケティングにおいて、施策を打つには、大なり小なりのコストが必要になります。

そのコストとは、金銭的な面もあるでしょうし、時間的な面もあるでしょう。

 

マーケティング施策には、その時々でトレンドのようなものが存在していて、マーケティング施策を検討するときにはついつい流されてしまいがちです。

しかし、他社で効果が出たマーケティング施策を自社でそのまま実施したとしても同様に良い結果が出るとは限りません。

あるいは、同じマーケティング施策を実施するにしても、やり方を変える必要がある場合もあります。

 

データを参照しながらマーケティングをおこなっていないと、こうしたことに気付かず、無駄なコストをマーケティング施策に費やし続けることになります。

マーケティング施策はデータ分析による効果測定とセットでおこなってはじめて意味があると考えるのが良いでしょう。

3.理想的なデータドリブンマーケティングの全体像

さて、マーケティング施策において、データによる効果測定の重要性をご説明させていただきましたが、このデータの取り扱いにも注意が必要です。

データの意味を取り違えてしまうと、マーケティング施策の評価を見誤ることになります。

 

また、データの意味自体は正しく捉えることができても、大量のデータに踊らされて、結局マーケティング施策が良かったのか悪かったのかがわからないというケースも多々あります。

さらに、データ抽出に躍起になるがあまり、肝心の改善作業がおろそかになってしまうというのも考え物です。

 

以上を踏まえて、全体像としては以下のような流れを意識するようにしましょう。

  1. 判断をおこなう立場にある方に、データの意味を理解してもらう
  2. 事業目標からブレイクダウンしたKPIを策定しておく
  3. PDCAサイクルが回せる体制を整えておく

4.企業がデータドリブンマーケティングをおこなうには?

前項にて、データドリブンマーケティングの理想的な全体像をご説明させていただきましたが、これを企業にておこなうために、どういったことに気を付ければ良いか、先ほど挙げた項目をもとに説明させていただきます。

①判断をおこなう立場にある方に、データの意味を理解してもらう

マーケティング用語は得てして理解しづらい単語が多いものです。

データを用いた施策立案をおこなう際は、判断をおこなう立場にある方にデータが意味するところを理解してもらう必要があります。

こうした方々に向けてマーケティングに関するセミナーを開催する、日々のレポートでいかにわかりやすく説明するかを追求していくなどの必要があるでしょう。

②事業目標からブレイクダウンしたKPIを策定しておく

データをやみくもに提示するだけでは、どのデータにしたがってどんな施策を打つべきかがわからなくなります。

マーケティングで使用する指標の中には、こちらが立てばあちらが立たないというような性質の指標が多いからです。

 

この問題を解決するためには、事業目標からブレイクダウンしたKPIを、あらかじめ関係者で取り決めておくことが望ましいでしょう。

もちろん、KPIはその指標を改善することで事業目標につながるものであることが大前提です。

もし、運用の途中でKPIを改善しても事業目標につながっていないと感じたら、見直しをおこなうことも必要です。

③PDCAサイクルが回せる体制を整えておく

データドリブンマーケティングは、データをもとに改善案を抽出し、その改善案を実施、さらに評価をおこなったうえで、次の施策につなげていくというプロセスが必要不可欠になります。

 

しかし、さまざまな案件が飛び交う現場では、こうした改善に類する施策は優先度を下げられてしまいがちです。

データドリブンマーケティングで改善を進めようと意気込んでいても、日々の忙しい業務をこなしているうちにいつの間にか後回しに…という状況は、決して珍しいものではありません。

 

できることであれば、データドリブンマーケティングに特化した専任担当者を立てることで、確実にPDCAサイクルを回せる体制を整えておくことが望ましいでしょう。

5.データドリブンマーケティングを強化するツール

データドリブンマーケティングでは、データが重要な役割を果たしますが、このデータを抽出するツールにもさまざまなものが存在します。

 

ここでは、そんなツールをいくつかご紹介します。

①DMP(データマネジメントプラットフォーム)

DMPは自社の顧客データや外部の一般データ、自社のWebサイトのアクセス状況などと紐づけをおこない、広告の配信や施策立案の策定につなげることを目的としたツールです。

②Web解析ツール

Web解析ツールは、Webページに埋め込まれたタグをもとに、Webページへのアクセス状況を定量的に集計するためのツールです。

比較的簡単に実装できることもあり、多くのWebページで利用されています。

③MA(マーケティングオートメーション)

MAツールは、営業商談を前提としたツールで、Webページのアクセス状況や顧客のデータから、営業面談をおこなうべきか、どのようにおこなうべきかの判断を助けてくれるツールです。

④SFA(セールスフォースオートメーション)

SFAツールは、商談活動や売り上げ実績などの営業活動を「見える化」することで、営業活動の効率化を図るツールです。

⑤CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)

CRMツールも、SFAツールと同様に営業活動を「見える化」して営業活動を支援するツールですが、購買目的やニーズなども含めた定量的な情報も管理することで、顧客そのものも「見える化」することに試みているツールです。

⑥セルフサービスBI

BIは、事業活動によって得られるデータを事業改善に活用しようとする試みのひとつです。

セルフサービスBIツールは、こうしたBIを、データ分析やデータ処理の専門家でない人でも実現することをサポートするツールになります。

6.よくある失敗や課題

いざ、データドリブンマーケティングをやろうとすると、運用の途中でさまざまな課題が見えてきます。

理想的な全体像やデータドリブンマーケティングを実施するために必要なことの項で述べさせていただいたことと一部重複しますが、改めて把握し、あらかじめ対策を打っておくようにしましょう。

①データの見える化がうまくいかない

マーケティング施策の改善に欠かせないデータですが、ほとんどの企業が組織で動いている都合上、その意味が周囲に伝わらなければ、実施に移すことはできません。

データが意味するところを周囲に理解してもらう努力は常に必要な要素となります。

②データの作成に終始してしまい、活用することができない

データドリブンマーケティングをはじめたときにありがちなのが、データを集めるだけ集めて、結局活用しないまま終わってしまうということです。

データは抽出しても、何らかの施策に活用されなければ意味をなしません。

 

もちろん、抽出したすべてのデータを活用しようとするのは無理がありますが、無駄なデータ抽出作業はできるだけ削減することが望ましいでしょう。

そのためには、いきなりデータ抽出に取り掛かるのではなく、課題に対する仮説を考案し、どんなデータを抽出すればその仮説が立証できるかというように、抽出するべきデータのアタリをつけることが効果的です。

③PDCAサイクルを回している時間的余裕がない

日常の業務の中でも、何かを改善するというのは何かを産み出すということに比較すると、優先度が低くなりがちな案件です。

こうした状況を変えないままデータドリブンマーケティングに取り組んでも結局改善できないまま運用が進んでしまうことでしょう。

データドリブンマーケティングに取り組むと決定したのであれば、それ相応の体制を作ることが必要であると考えておきましょう。

まとめ

データドリブンマーケティングは、改善をおこないPDCAサイクルを回すことで、マーケティングや営業活動のパフォーマンスを上げ、事業目標の達成につなげるために非常に効果的な手法です。

しかし、あらかじめデータドリブンマーケティングのことをしっかりと理解し、計画や体制を整えてからでないと、せっかく投資したコストが無駄になってしまうこともあるものです。

 

データドリブンマーケティングに取り組む際は、この記事でご紹介したような内容をもとに準備を進め、より確実な改善をおこなえるように努めましょう。

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Wed, 14 Mar 2018 18:29:51 +0900
<![CDATA[【目標計画】小平奈緒が小学生時代に立てた未来年表には、すでに明確な目標があった!]]> https://mtame.jp/column/Kodaira_Nao 平昌冬季オリンピックでスピードスケート女子500メートルで金メダル、1,000メートルで銀メダルを獲得した小平奈緒選手。韓国の李選手への気遣いもクローズアップされ、世界の注目を集めたのも記憶に新しいですね。

そんな小平選手のメダル獲得には、子どもの頃から常に具体的な目標を思い描いていたことが大きく影響しているようです。

1.小平奈緒選手の偉業

小平奈緒選手

画像引用先:JIJI.COM

小平奈緒選手が金メダルを獲得したスピードスケートの女子500メートルという種目で、これまで日本人がオリンピックで金に輝いたことはありませんでした。しかも、36秒94というオリンピック新記録での金メダルです。

小平選手は、平昌オリンピックまでの公式大会でこの種目で24連勝無敗を記録中で、3月3、4日に行われた世界スプリント選手権では、途中棄権により総合2連覇は逃したものの、500メートルでは連日優勝し、27連勝と記録を伸ばしました。

小平奈緒選手は、平昌オリンピックでは日本選手団のキャプテンでもあり、インタビュー対応や他競技の応援などもこなし、多忙ななかで本番までの調整を行ったとみられます。 一説によれば、「主将を務めた選手は金メダルがとれない」というジンクスもあるほど。日本選手団主将として冬季大会初めての金メダリストであり、今回の小平選手の金メダルの重みがより一層感じられます。

2.「未来年表」の存在

そんな小平選手がスケートを始めたのはわずか3歳のとき。地元の小学校(長野県茅野市立豊平小学校)にあるスケートリンクに姉2人が通うのについていき、幼児用のスケート靴を履いてよちよち歩きでリンクを歩いたそうです。

小学校に入ると「豊平小スケートクラブ」に入って毎日練習し、「何歳で結婚、いつ子どもを産む、オリンピックに出場」といった具体的な目標と時期を「未来年表」として書いていたといいます。

3.目標達成のためにやってきたこと

この「未来年表」をもとに、中学時代は授業終了後に学校のクラブで2時間練習した後、父が運転する車で55キロ離れたスケートクラブへ通い、さらに2時間の練習、帰宅は毎日午後10時半になったそう。

中学2年生のときには、全日本ジュニアで高校生を破り史上初の中学生王者として500メートルで中学新記録をマークします。 中学卒業後に進学した伊那西高等学校では、インターハイで500メートルと1,000メートルの2冠を獲得。

オリンピックへ初出場したのは、2010年のバンクーバーオリンピックで女子団体チームパシュートで銀メダルを獲得します。2014年のソチオリンピックでは、500メートルで5位、1,000メートルでは13位でした。

4.さらなる目標は「最速」の称号

念願のオリンピック金メダルを獲得した小平奈緒選手ですが、すでに次の目標に向かって走り始めているようです。
すでにスピードスケートの女子500メートルでは27連勝中の小平選手。しかし、500メートルを究めたとは考えていないようで「先にある目標を目指していった結果の通過点。まだ目指したいタイムがある」とインタビューで答えています。

そこには、平昌オリンピックで健闘をたたえ合った李選手が2013年にマークした36秒36の世界記録更新が見えているようです。
3月中旬には、カナダ・カルガリーで行われる国際大会に出場する予定の小平選手。小学生時代に書かれた「未来年表」の続きは、いまも書き足されているのでしょうか?

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Fri, 09 Mar 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[人気のハッシュタグが見つかる!頼れる検索ツール3選]]> https://mtame.jp/social/instagram_hashtag_search Instagramの投稿で頻繁に目にする「ハッシュタグ」は、投稿を広めるためには非常に重要な要素です。しかし、実際にどんなハッシュタグが使われていて、どれが人気のあるハッシュタグなのかはひとつひとつ検索して確認しないとなかなかわかりません。

そんな悩めるInstagram運用者におすすめの人気ハッシュタグを見つけるためのサポートツールをご紹介します。会員登録不要で無料で試せるツールになりますので、すぐに実運用の効率化をはかれること間違いありません。

Instagram コンサルティング

おすすめのハッシュタグを見つけてくれる「ハシュレコ」

ハシュレコ

ハシュレコ:https://hashreco.ai-sta.com

ハシュレコは投稿に関連するキーワードをひとつ入力して虫眼鏡ボタンを押すだけで、そのキーワードにまつわるさまざまなハッシュタグ候補をピックアップしてくれます。直感的に操作することができ、コピーも簡単にできるので多くのユーザーに使われているツールです。

また、「人気のキーワード」が常時15個ほど掲載されているので、そこから現在のInstagramでの人気キーワードを知ることも簡単にできるようになっています。

ハッシュタグの全使用回数がわかる「インスタツール」

インスタツール

インスタツール:https://insta-tool.nu

Instagramでの投稿で使用されたハッシュタグの全ての使用回数を一括で検索調査することができるツールです。使用回数を調べたいキーワードを入力して調査を行うと、瞬時に使用された投稿件数を表示してくれます。「ハッシュタグを保存」を押しておくと、キャッシュがクリアされない限り、検索窓口にキーワードを保存しておくことができます。

検索ワードは最大30個まで一括調査することが可能です。CSV形式でダウンロードすることもできるので、市場分析データとして保管しておくことも簡単にできます。

人気の類似ハッシュタグを教えてくれる「tag genic」

tag genic

tag genic:https://taggenic.com

キーワードを入力すると、そのワードを含んだハッシュタグが表示されるようになっています。接頭についているアルファベット【S→A→B→C→D→E】で盛り上がり度を上から順に表しています。

特定のハッシュタグをクリックするとコピーボックスに貼り付けがされますが、特徴的なのは「最後にコピーしたハッシュタグ」がブラウザ上で残っていることです。前回コピーした内容が自動で残るようになっているので便利ですね。

ツールを使って運用の効率化を目指そう

近年、Instagramの調査・分析ツールは顕著に増えてきています。もちろん有料のツールも多くありますが、無料のツールがどんどん台頭してきており、それだけでも十分に運用のサポートをしてくれます。

今回ご紹介したのはそれらツールのうちのほんの一部です。運用するアカウントの目的に合わせて便利なツールを使うことによって、フォロワーを効率的に伸ばしていきましょう。

Instagram コンサルティング]]>
Thu, 08 Mar 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[明日は我が身。SNSが炎上したときのフロー、整備できてますか?]]> https://mtame.jp/social/socialmedia_guidelines FacebookやTwitter、Line、Instagramなど、企業がユーザーとのコミュニケーションのためにSNSを運用することは、もう珍しい手法ではなくなりました。

フランクな投稿や個性的なコンテンツの投稿が好まれる傾向を持つSNS。
しかし、度を超した投稿など、一歩間違えれば炎上してしまう危険性があることも認識しておかなければなりません。少し前までは、芸能人や有名人の既得権だったSNS炎上も、いまやどの企業にとっても他人事ではないのです。

今回は、最近の炎上事例とともに、炎上後の対応策を紹介します。

1.最近の炎上事例

①悪ふざけ系(バイトテロ)

SNSの炎上と聞いて、まず思い浮かぶのがこの「悪ふざけ系」なのではないでしょうか。
「バイトテロ」ともよばれるこのタイプは、従業員が面白半分に職場での違法行為や公序良俗を乱す行為を写真に撮り、SNSに投稿して炎上。雇用元企業の評判が落ちた結果、企業は被害を受けます。

飲食店を中心にアルバイトの従業員が面白半分に投稿した写真が大炎上を引き起こして、会社が倒産まで追い込まれる事件が発生しています。

宅配ピザ店運営会社が破産

画像引用先:www.yukawanet.com

【例】宅配ピザ店運営会社が破産

2013年8月にアルバイトの店員がシンクや冷蔵庫に身体を入れる不適切で不衛生な画像をSNSに投稿し炎上。
信用が失墜して事業停止に追い込まれ、2016年の8月に大手チェーンのフランチャイズとして宅配ピザ店を運営していた有限会社ワンダーが倒産。

このタイプは、企業アカウント外で起こる炎上のため、企業側でSNSのコントロールはできません。
店舗など職場で違法行為や公序良俗を乱す行為そのものをさせないためのスタッフ教育に加え、写真撮影やSNS投稿に関するルールを作って守らせる必要があるでしょう。

②コンテンツ、ミスった系

最近増えてきているのが、コンテンツに対する批判で炎上してしまうケースです。
特に、企業の動画投稿数は年々増えており、動画CMをマーケティング活動に取り入れる企業も増えてきました、しかし、動画の意図がユーザーに理解されず炎上してしまうケースや、初めから炎上目的で動画作成を行う広告会社まで出てきています。

【例1】仙台・宮城【伊達な旅】夏キャンペーン2017のPR動画

2017年7月4日に公開された壇蜜さん主演のPR動画です。 観光アピールとは無縁で性的な表現が多く、炎上する事態となりました。

知事は問題なしと判断していたそうですが「復興予算でエロ動画を作った」と非難を浴びる結果となり配信停止になりました。

動画のワンシーンですが、 壇:「上…乗ってもいいですか…?(カメの頭をなでながら)」 カメ:(顔を赤めながら頭が大きくなる) なんていうシーンもあり、女性が不快に思うことはあらかじめ推測できたのでは?と思われる内容です。

宿命の対決!キリンVSアサヒ 夏の激闘

画像引用先:Present the France Trip

【例2】ガイアの夜明け 【宿命の対決!キリンVSアサヒ 夏の激闘】

こちらは2017年9月5日に放送された内容で、ビール業界2位のキリンが、アサヒの「スーパードライ」の牙城を崩すべく、「一番搾り」を4年ぶりにリニューアルしたときの様子が描かれています。その裏で起こる販売営業マンの働きぶりが放送されました。

動画の中で先輩社員が部下に対して、「覚悟がないねん」「やれや、できるやろ」と励ますシーンがありましたが、これがネットで「パワハラだ」と非難が集中しました。

③ユーザー投稿系

製品やサービスのユーザーが自分のSNSに、企業対応などに関するマイナスの投稿を行ったことが引き金となって炎上するパターンです。

食べログの評価を運営会社が意図的に操作している疑惑で炎上

画像引用先:食べログ

【例1】食べログの評価を運営会社が意図的に操作している疑惑で炎上

2016年9月、ニュージーランド産の最高級ラムチョップを売りにするワインバル「ウルトラチョップ」のオーナー、高岳 史典氏のTwitterやFacebookがきっかけで、食べログの運営姿勢が問われ、炎上しました。 投稿の内容は、それまでは星3.0以上あった各店舗の評価がすべて3.0にリセットされたうえで、予約システム契約を行わないと検索順位を落とすと連絡があったというもの。

食べログ側は、評価システムのアルゴリズム見直し時期と予約システムの営業時期が重なっただけで評価(星)の操作はないとしていますが、口コミサイトであるにも関わらず、検索結果を有料制の要約システムの契約と連動させている点だけでもサイトの信頼性を損なうには十分な気がします。

PCデポの光回線解約手数料が高額すぎると炎上

【例2】PCデポの光回線解約手数料が高額すぎると炎上

2017年11月、パソコンショップPCデポの光回線を解約しようとしてユーザーが、解約手数用として約21万円を請求されたというツイートが発端となり、炎上しました。実は、2016年にも高齢男性と結んだ過大なサポート契約と高額な解約手数料が問題となって炎上しており、「またか!」という批判の声が集まりました。

④悪いことしちゃった系

面白半分や悪ふざけなどではなく、実害が出ることを知りながら悪事を行ってしまう点が「悪ふざけ系」「バイトテロ」とは一線を画します。

特にSNS上に投稿したわけではなくても、社員や経営者が悪いことをすれば、社会に影響力を持った企業であるほど、炎上の激しさも強いものになります。

YoutuberのヒカルがVALUでインサイダー取引疑惑

画像引用先:CNET Japan

【例】YoutuberのヒカルがVALUでインサイダー取引疑惑

屋台のくじをすべて買い、はずれくじしかないことを暴いた動画で有名になった人気Youtuberヒカルに、自身のVALU(個人に対してビットコインで取引できる疑似株式VALUを発行・売買できるフィンテックサービス)の価格を釣り上げたうえで売り抜け、自分だたちだけが利益を得たという疑惑がかかり、代表を務めるYouTuber事務所NextStageの解散、株式会社VAZ執行役員の辞任に追い込まれ、無期限活動休止を発表しました(現在は活動を再開)。

2.なぜ炎上するのか?

SNSを使って誰もが自由に考えや思いを発信できる現代において、「炎上」が起きることは、ごく自然なことだといえます。特に、以下のようなSNSの特性が炎上を助長する要因になっているといえます。

匿名性

Facebookは実名登録を基本としていますが、ニックネームなどで登録することも可能ですし、ブログやTwitterなどは匿名で利用する人の方が多く、SNSは全般的に匿名性の高いツールだといえます。そのため、ネガティブな意見を投稿するのに心理的な抵抗が低く、人の目を気にせずに言いたいことを書き込んでしまう傾向があります。

オープン性

投稿をどこまで公開するかを選べるSNSもありますが、たとえクローズドのなかで投稿された内容であっても、画面をキャプチャーしてネット上に公開される可能性があり、基本的には、一度投稿された内容は誰もが見ることのできるオープンなものであると考えるべきでしょう。オープンであるがゆえに、投稿内容に反対の意見を持つ人の目にも触れ、批判的なコメントが集中してしまうことになります。

3.炎上してしまったら

できるだけ炎上を防ぐために対策できることは、このページの最後にまとめていますが、結論からいえば、どんなに対策をしても炎上するときは炎上してしまいます。問題は、その批判的な意見や、そのもととなるコンテンツを「隠そう」としたり、無責任だったりという後の対応のマズさです。この対応によって、炎上がすぐに収束するか、それとも、長引かせてしまうのかが分かれてくるのです。

まずは、炎上している状況を把握したうえで、早急に公式なコメントの第一報(お詫びなど)を入れるべきです。炎上やトラブルの影響が大きい場合は、記者会見などを検討する必要も出てきます。 その後、社内の対応方針を受けて、「会社として継続的に問題に対応していく」といったコメントを第二報として出し、数日経過した段階で対応状況の開示を、沈静化したところで改めてお詫びと今後の改善案などを表明します。

炎上した際に、責任の所在をあいまいにしてしまうと炎上はさらに拡大します。特に第一報では、炎上の原因を真摯に受け止めたうえで責任のありかを示し、誠意を見せることが重要になってきます。

また、炎上した際にやってしまいがちな対応として、該当の投稿の削除があります。コンテンツのオリジナルを削除しても、Twitterなら「Together」のようにコンテンツを保存しておくサービスから拡散され、炎上はさらに加速してしまうからです。

上記のような「炎上した後にやるべきこと、やってはいけないこと」がわかったら、実際に自社に関する炎上が起こった場合を想定して、前章までにご紹介した炎上のパターン別に対応方法を決めておくと良いでしょう。

①炎上投稿の報告フローを決めておく

まずは、炎上投稿が見つかったら、それを社内の誰にどのような順番で報告していくかを整備しておく必要があります。

【例】

炎上の発見(社員)

対応部署(広報担当、SNS運用担当など)と責任者

法務部門

経営層

全社へ通達

②炎上投稿の対応部署を決めておく

先ほども触れたように、炎上の事実が見つかったら早急に公式なコメントを発表することが大切です。炎上が起こると社内がパニックに陥ってしまうことも考えられます。あらかじめ、炎上が起きた際にどの部署がどういった手順で対応するかを決めておきましょう。
対応部署として最適なのは、SNS運用を行っている部署です。広報部、マーケティング担当部署などが該当します。

【対応例】

炎上状況の把握

公式コメント(第一報)…お詫びなど

炎上状況の継続的なリサーチ・対応方針の決定

公式コメント(第二報)…対応方針の開示

炎上状況の継続的なリサーチ

(沈静化した段階で)解決の報告、お詫びと今後の改善案の開示

4.いざというときの「SNS運用ガイドライン」

炎上投稿に関する上記のような対応フローを決めておくだけでなく、企業アカウントでSNS運用をスタートすることが決まったら、全般的な運用ルールを「SNS運用ガイドライン」として定めておくと、炎上を含めたトラブルを未然に防げるだけでなく、SNS活用の効果も高まります。

ガイドラインで決めておくべき項目の一例をご紹介します。

  • 管理責任者は誰か?投稿担当者は誰か?
  • 更新頻度と更新のタイミング
  • 投稿者の設定(キャラクターの使用有無、担当者の名前・顔を出すかどうか)
  • 投稿コンテンツのジャンル(自社関連ニュース、商品紹介、担当者日記、クーポンなど)
  • 自社が運営するほかの媒体(コーポレートサイトやオウンドメディアなど)との連携
  • 投稿すべきでない内容や禁止語句の設定
  • 効果検証の方法・内容・スケジュール
  • 問い合わせがあった場合の対応フロー
  • Facebookページなどに参加してくれるユーザーへの禁止事項や投稿の削除基準
  • 自社名・サービス名を含むコメントへの対応(好意的な場合・ネガティブな場合)

紹介したような「炎上対策」を行っていても、炎上してしまうことはあり得ます。
もし、本気で炎上対策を行うのであれば、炎上が拡大する前に鎮火すべく、日頃からリサーチ(手動によるエゴサーチ、自動モニタリングツールの活用など)を行って、火が小さいうちに公式なコメントを出して事態を収めることです。

特に、炎上に関するまとめページなどができてしまうと再炎上し、事態の収拾までにかなりの時間を必要としてしまいます。Web担当者やSNS運用担当者には、ネット上での炎上が企業に対する実害をもたらさないうちに、ネット上で完結させるべく、スピーディな対応が求められます。

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Tue, 06 Mar 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[AI(人口知能)でマーケティング担当者の仕事は、分析業務からクリエイティブ業務に重点が置かれるようになる。]]> https://mtame.jp/martec/ai_marketers 近年、AI(人口知能)の進出により、自動車業界や医療業界が、目覚ましい発展を遂げています。もちろん、その影響力は、ITやマーケティングの分野にも及んでおり、労働者の仕事のあり方を変えようとしています。今回は、AI(人口知能)でマーケティング担当者の仕事は、どう変わるのかご紹介します。

1.AI(人口知能)の普及

そもそも、AIとは、人間が行う学習や自然な会話などの高度なコミュニケーションをコンピュータ上に再現した仕組みを指す用語です。AIが普及したことで、本来、人間が行っていた作業がコンピュータに代替されつつあり、特にITマーケティングの分野では、“分析業務”に進出しています。

たとえば、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールから特定のデータを抽出し、解析改善を図るような仕事は、AIが代替してしまう可能性が非常に高いです。

しかし、そんなAIにも苦手なことがあります。それは、“ゼロから1” へと何かを新しく作り出すことです。AIは過去のデータから未来を予測することはできますが、既存データがない状態で答えを導き出すことはできません。そのため、マーケティング担当者の仕事は、分析業務からクリエイティブ業務に重点が置かれるようになっています。

2.AIマーケティングとは?

2017年に開催された「Web&デジタルマーケティングEXPO」では、「AI・マーケティング」ゾーンが開設されたことで、AIはその知名度を一気に高めました。AIマーケティングでは、人間がしていた作業をAIに代替させることで“作業工数を簡略化”していきます。

Webマーケティングでは、ありとあらゆる膨大なデータを集計し、解析改善に活かすことが多いです。また、広告運用では、微調整を繰り返すことが頻繁にあるため、こういった無駄な作業工数を削減し、効率化することがAIマーケティングを導入する目的となっています。そのため、AIは、ウェブマーケティングの在り方を大きく変えていく鍵を握っているといえるでしょう。

3.AI(人口知能)活用事例

AIマーケティングは、作業工数の削減や業務効率化を実現するため、導入されることが分かりました。それでは、AIの活用事例をご紹介します。

①DM

AIが搭載されたDMは、人工知能が顧客にあった商品をセレクトし、パーソナライズ化されたDMを発送することで、通常DMより13%前後の来店率アップにつながっています。

②広告

AIが搭載された広告運用ツールは、広告アカウントとレポーティングデータを一元管理し、具体的な運用方法をアドバイスしてくれます。

③SEO

AIが搭載されたSEOツールは、24時間365日サイトを監視します。ランキングが低下した場合は、瞬時にSEO対策を行います。

④アクセス解析

AIが搭載されたアクセス解析は、Googleアナリティクスの運用を自動的に行います。自動分析によって抽出されたデータから“伸びしろ”となる部分を報告してくれます。

⑤Web接客

AIが搭載されたWeb接客ツールは、オンラインショップで店員の役割を果たします。オンラインショップ上でユーザーが質問すれば、AIが最適な服をセレクトする機能が搭載されています。

⑥チャット

AIが搭載されたチャットは、パーソナライズした接客が可能です。チャット上で、実店舗にいるかのような接客が受けられます。

⑦マーケティングオートメーション

AIが搭載されたマーケティングオートメーションは、的確なスコアリングを可能にしました。過去の顧客行動からデータを集計・分析し、コンバージョンしやすい傾向を機械学習によって予測できます。

4.分析業務はAI(人口知能)に任せる時代に

もともと小売ビジネスは、顧客が実店舗に足を運び、商品を手にとって購買に至ることが当たり前とされていました。そのため、実店舗の在庫数を確認すれば、人気商品を簡単に把握できていました。

しかし、インターネットの到来によって、ECサイト経由での販売が主流となった現在は、数ヶ月に1回程度しか売れないようなロングテール商品が売り上げの大部分を占めるため、顧客行動が予測しづらくなっています。

このようなマーケティングデータを人間がすべて集計・分析するとなれば、さすがに限界があります。上記のような分析業務は、AIにすべてを任せた方が顧客に対して効率よく的確に価値が提供できるようになります。

5.AI(人口知能)がまだ追いつけないのは企画やクリエイティブ業務

では、マーケティング担当者はAIと共存共栄していくにあたって、どんなスキルを磨けばよいのでしょうか。先述したように、AIは企画やクリエイティブ業務ができません。既存のAIシステムは、過去のデータから答えを導き出すことはできますが、新たなものを全くことなる場所からゼロベースで生み出すことができないため、”クリエイティブ”な能力は今後もマーケティング担当者に求められていく技術となるでしょう。

他にも、AIには、人をまとめるリーダーシップがありません。ロボットと人間は、どれだけ歩み寄っても心が寄り添わないため、“リーダーシップ”が求められる仕事は、まだまだ人間の方が優れています。

6.まとめ

今後、AIはますます人間の生活に密接するようになるでしょう。仕事を奪う存在として捉えるのではなく、業務を効率化するためのツールとして捉えれば、今まで人間がコストをかけてやっていた作業も、どんどん効率化できるでしょう。2018年もAIの動向から目が離せません。

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Mon, 05 Mar 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[Instagramで投稿を見つけてもらうためには? ハッシュタグ戦略まとめ]]> https://mtame.jp/social/instagram_hashtag InstagramがFaceBookやTwitterに比べて、1投稿あたりの使用率で一番高いものこそが「ハッシュタグ」です。投稿内容の文章中や末尾に「#○○○」と記載され、リンクに遷移するとそのハッシュタグがついている投稿の一覧を見ることができます。

ハッシュタグの記載方法ひとつでアカウントやその投稿の広がりというのは大きく変わっていきます。今回は、ハッシュタグをうまく活用してユーザーに「見つけてもらう」方法をご紹介します。

Instagram コンサルティング

ハッシュタグは投稿を見つけてもらう重要なカギ

投稿にハッシュタグをつけるメリットは「Instagram内の検索にヒットする」ことです。冒頭でもご説明したように、Instagramには「#○○○」というハッシュタグをつけた場合、そのリンクをたどっていくと同じハッシュタグのついた投稿を一覧化させる検索機能がついています。

アカウントを広めるための手段として、Instagram広告を指定のターゲットに出稿することもできますが、多くのユーザーはこのハッシュタグを通じて好きな投稿やアカウントに出会い、フォローを行うことがわかっています。

しかし、ハッシュタグをやたらにつけたら良いというわけではありません。1つの投稿につき30個までハッシュタグをつけることが可能ですが、アカウントや投稿の品質を保つためには整合性のあるハッシュタグのみつけることを意識する必要があります。

たとえば、海外で人気の「instagood」「followme」などは無差別な流入を増やす可能性が高いため、ターゲットユーザー以外にもアプローチをしてしまうことで、エンゲージメント率が下がる可能性があります。

ハッシュタグをつけるときの3つのポイント

■人気投稿に表示されることが重要

ハッシュタグの検索結果にでる投稿一覧には「人気投稿」と「最新」が表示されます。「人気投稿」にはある投稿からある一定期間の間にエンゲージメント率が高い投稿の上位9枚が表示されます。そのため、人気のハッシュタグは投稿数が多いため、エンゲージメント率を高めても表示される難易度が高いために「人気投稿」に表示される可能性が低くなります。

「人気投稿に載りやすい」ということを考えると、おすすめは投稿数の少ないハッシュタグをつけることです。少なすぎても検索されない可能性があるので、5,000件~10,000件ほどの投稿数があるハッシュタグが目安となります。

■自社/類似商品・サービスの投稿を分析する

特にBtoC企業であれば、自社製品・サービスについて既にユーザーが投稿を行っている可能性があります。製品・サービス・お店の名前やそれに近しいワードを検索してみましょう。

実際にユーザーが投稿する際にどんなワードをハッシュタグとして使っているかを分析することで、検索ニーズとマッチする有効的なハッシュタグを検討することができるでしょう。

■ユーザー目線で検索ワードを検討する

自社製品・サービスの「特徴」「場所」「素材」「色」などを細分化し、ユーザーが検索をするとしたらどんなワードが当てはまるのかを考えましょう。できるだけ細かくワードを分類することで、よりニーズのマッチしたユーザーに見つけてもらうことが可能となります。

ビックキーワードと呼ばれる大きなくくりばかりだと「人気投稿」に載らない可能性もあるので、バランスを見ながら細かいワードとビックワードを入れ込んで投稿していくと良いでしょう。

キャンペーン用のハッシュタグの作り方

ハッシュタグの効果的な使い方はおわかりいただけたでしょうか?次はよく見かける「Instagramキャンペーン」で使うハッシュタグの作り方です。ポイントは「親しみやすい言葉」を使うこと。気軽につけられるハッシュタグであればキャンペーンへの参加のハードルも下がります。

しかし、堅い言葉や親しみのない企業の名前が明らかに入っているハッシュタグでは記載を躊躇されてしまう可能性があります。また、長くなく意味が明快な言葉を使うのが良いでしょう。

では、実際に企業が使用しているキャンペーンのハッシュタグを見てみましょう。

フィリップス様

フィリップス様

ハッシュタグ:#ヘルシーをアゲよう

フィリップスのノンフライヤーを使っていなくても良いので、ヘルシーな写真を該当のハッシュタグをつけて投稿することで、温泉宿泊プランなど豪華賞品が当選するキャンペーン。1ヵ月で280枚以上の投稿が集まりました。

ル・クルーゼ・ジャポン様

ル・クルーゼ・ジャポン様

ハッシュタグ:#ルクルーゼサクラ

サクラに関する写真に該当のハッシュタグをつけて投稿することで、応募が完了。投稿の総枚数によって開花度が変動し、それに伴いプレゼントの内容も変化する。2ヶ月で3,240件以上の投稿が集まりました。

ネスレ日本様

ネスレ日本様

ハッシュタグ:#コク深ラテ

自分で作ったコク深ラテの写真を投稿します。投稿についたいいね数も審査の対象に。優秀作品は実際に広告として活用され、雑誌や屋外メディアなどに掲載がされます。既にキャンペーンは終了していますが現時点で730件の投稿があります。

ハッシュタグを有効活用して投稿を見つけてもらおう!

Instagramで広告以外にユーザーへアプローチするためにはハッシュタグが主な方法となります。FaceBookやTwitterのようにシェア機能がないので、アカウントを知ってもらうためには人の目に触れる機会をハッシュタグで増やすことが近道となるでしょう。

流行や季節に応じてもユーザーの検索ニーズは変わってくるので、検証を繰り返してマッチするハッシュタグを探してみましょう。

Instagram コンサルティング]]>
Thu, 01 Mar 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[インターネット広告を使ったウェブマーケティングの歴史と変遷]]> https://mtame.jp/advertisement/web_marketing_history 国内でインターネットの利用が始まったのは1994年ごろですが、それ以降、少しずつ個人でネットを利用する人が増加していき、ポータルサイトといったネット検索のできるサイトも登場するなど、徐々にネットは市民権を得るようになります。

その過程で、インターネット広告を使ったウェブマーケティングも大きく変遷していったのです。

バナー広告からスタート

インターネット広告を利用したウェブマーケティングの歴史のはじまりは、バナー広告です。

初期の段階では、告知スペースも限られていましたが、既存の売買と同様に一定期間にわたって板付けの状態であらかじめ設定された場所にバナーが掲出されるという比較的単純な売買が行われるようになりました。

当然のことながら、当初は顧客の個人属性などについても細かい分析は行われず、あくまで人がたくさん集まるサイトの目立つ告知部分が、閲覧量ベースで高額に売買されるという形をとりました。

しかし、こうしたバナーも、「利用者の属性情報」や「何に関心や興味を示しているのか」などの分析が進むことにより、単に「人が集まるから高額にやりとりされる」というものから、「目的、用途、クリック数などこまかな条件で売買がなされる」というものに変遷していったのです。

とくに、検索エンジンと連携して売買されるようになったリスティング広告や、その後に登場した検索エンジン連動のバナー広告などでは、顧客の興味にマッチさせて告知を配信することが出来るようになりました。

そのため、既存の四媒体を利用したマーケティングとは比較にならないほど、費用対効果のはっきりしたウェブマーケティングを実現することが出来るようになったのです。

こうしたことから、ウェブ上に広告掲載するクライアント数も飛躍的に増加するようになり、様々な業種が異なるマーケティングのために、ネットを積極的に利用していくようになったのです。

さらに2000年代以降は、モバイルデバイスのネットアクセスも急増し、今やスマホからのウェブアクセスはメジャーな世界になろうとしており、さらにパーソナルなウェブマーケティングが実現できるようになってきています。

ブログ・SNSの発展

ウェブマーケティングに大きな変化をもたらしたのは、2000年台中盤に入ってから急激に普及が進んだブログやSNSの存在です。

ブログでは、定期的な読者を集めることができます。

昔から、ホームページに様々な内容を載せるユーザーは存在しましたが、ブログはより簡便にコンテンツを掲載することができるため、書き手と読み手の双方に大きなメリットを与えてくれるようになりました。

また、一定のアクセスがあることから広告の告知スペースとしても十分に機能するようになり、コンテンツの内容とのマッチングで一定の領域の広告に特化したブログサイトも多く登場するようになったのです。

そして、ブログとはまた異なる視点で強力に普及が進んだのが、SNSです。

フェイスブックの国内での利用者の増加は、SNSを利用した広告を大きく進展させましたし、短文投稿のツイッターの広告利用もネットマーケティングを変化させるものとなりました。

とりわけSNSは、スマホを中心としたモバイルデバイスからのアクセスが中心であったことから、モバイル広告のマーケティングも従来のガラケーからのものから大きく変化するものとなったのは言うまでもありません。

コンテンツマーケティング時代に突入

また、ロングタイムバリューを構築できる顧客を集めるために必要不可欠なものとなったのが、コンテンツマーケティングの導入です。

長くリレーションシップを維持できる顧客は、商品やサービスのみならず、その周辺にある情報や最新の状況を強く求めており、そうした顧客に対応するためにコンテンツマーケティングが非常に重要な役割を果たすようになってきているのです。

企業は単にホームページを構築しても、新しく顧客に提供できるコンテンツを常に定期的に制作・配信することができなければ、顧客との良好な関係を維持できない時代に入りつつあります。

とくに、国内ではすでに少子高齢化と人口減少が現実の問題になろうとしており、新規顧客を獲得するのには、既存顧客との関係を維持するコストの5倍以上が必要と言われています。

そのため、こうしたコンテンツマーケティングは、どのような業態の企業にとっても、今後非常に重要なものになると言えるでしょう。

歴史を知って未来を読む

今回は、過去20年以上に渡る国内のウエッブマーケティングの歴史の変遷について概観してきました。

消費者のネット利用は飛躍的に変化を遂げており、それに伴ってウェブマーケティングのアプローチ法や、重要ポイントも大きく変化しはじめています。

重要なのは、いかにカスタマーインサイトの微妙な変化を掌握していくかであり、顧客を正確に理解できている企業こそが、この領域のマーケティングで生き残り、成功を収められる存在となっていることが分かります。

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Mon, 26 Feb 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[狙いは売上UP?それとも顧客獲得?目的によって変わる広告手法選び]]> https://mtame.jp/advertisement/ad_type あらゆる広告は、掲載させる商品やサービスの認知と理解を促進し、販売に結びつけるためのものですが、メディアや手法によって得られる成果は異なるものです。

そこで今回は、目的や狙いによって変わる広告手法選びについて詳しくご紹介します。

目的に合った手段・手順で広告を運用しよう

広告を出稿する際、効率的で即効性のあるメディアプランを作成するためには、あくまでもその目的と狙いをしっかり確認し、それにあった手段や手順を選択することが必要になります。同じ広告であっても、テレビやラジオのスポットのような形態は、一定以上のボリュームを出稿することによって短時間で認知をしっかり獲得することができますが、商品やサービスの詳細理解を実現するのは非常に難しくなります。

一方、紙媒体では細かな特徴をまとめて告知していくことができるため、単純認知よりもさらに深い理解を実現することができるのです。

したがって、大掛かりなキャンペーンでは初期に知名度を高め、その後深い理解を促進するというメディアミックスプランを実施することが多くなっています。

そしてそれは、こうした媒体や手法ごとの成果が異なることを巧みに利用しているからなのです。

広告手段や手法を選択する場合には、想定売上げ獲得規模からどれだけの予算をかけられるのかについても、あらかじめしっかりと検討しておく必要があります。

特定の手法に関しては、出稿ボリュームが伴わなければ埋没してしまい、ほとんど効果が出ないものも多数存在しています。

そのため、そのあたりの事情についても理解した上で利用していくことが大切です。

とにかく接点を増やしたければ拡散性の高い媒体

短時間で商品やサービスの認知を高めることを最大の目標にする場合は、顧客接点を増やすことが重要になります。

この場合、拡散性の高い媒体に狙いを定めることが適切な選択につながるのです。

端的に言えば、「露出量の多い媒体利用がもっとも効果的なもの」ということができます。

テレビやラジオのスポットなどは、その最たるものといえますが、面的に十分なボリュームを確保する、つまりリーチとフリークエンシーを一定以上に保つためには応分のコストがかかる点も、あらかじめ認識しておかなくてはなりません。

交通広告などで一定地域に幅広く中吊りを掲出するとう方法も同様です。

しかし、こうした広告手法は拡散性こそ高いものの、掲出に時間的な持続力がありません。

そのため、一定の認知を獲得するためには回数を増やす必要があります。

また、キャンペーン予算も、商品の認知や販売ボリュームに合わせて、あらかじめ潤沢に確保する点には注意が必要です。

そして、告知を行う商品や、サービスの内容との親和性があるかどうかについても、事前に十分検討しておく必要があります。

売上に繋げたければ情報量が多い媒体

一方、短期間に単なる知名を獲得するだけではなく、実際に顧客獲得を実現して売上げに直結するようにしたい場合は、認知だけが獲得できる媒体ではなく、より商品やサービスの情報量が多く確保される媒体を選択することが重要になります。

既存のメディアで言えば紙媒体が中心ということになりますし、DMのようなものでも届けたい情報を網羅することができますので、単純に商品名だけを覚えてもらうための媒体選択よりも売上げにつながりやすいという特徴があります。

ただ、既存のメディアの場合、こうした理解促進媒体を利用すると、少ない予算ではリーチが確保できなくなるため、こちらも一定量の掲出を当初から計画することが必要となのです。

ネット広告の利用であれば、ある程度限定された予算でもそれに見合う効果を発揮するプロモーションが実現可能になりますが、既存の紙媒体の利用の場合には、広告出稿予算が適切に確保できていなければ、広告としてのノイズレベルが低すぎて結局成果が出ないという問題が起きる可能性もあることは忘れてはなりません。

また、自社の都合だけで考えても、市場における競合環境や競合者の広告出稿状況などを勘案する必要が出てきます。

競合他社が一定以上の告知に予算をかけている場合には、同時期に少ない予算で広告出稿しても応分の効果を得られないという不幸な事態に陥ることも考えられます。

広告は、十分なボリュームを出稿しても、あくまで出稿時点における相対的な関係で効果が決まるということを忘れてはなりません。

同じ商品・サービスでも広告によって成果は変わる

同じ商品やサービスを告知しても、広告の手段、手法とメディアミックス、ならびに予算規模などによって、その成果は大きく変わる傾向にあります。

そのため、出稿によってどのような成果を期待するかという目標をしっかり立てた上で、最適な方法を見つけ出すことが重要になります。

媒体選択は、こうしたマーケティングの重要なプロセスとなりますので、目的に合った手段、手順で進めていきましょう。

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Thu, 22 Feb 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[3つの広告効果「インプレッション・トラフィック・レスポンス」とは]]> https://mtame.jp/advertisement/impression_traffic_response ネット広告には、インプレッション、トラフィック、レスポンスという言葉がよく使われます。

これはネット上の広告において非常に重要なキーワードとなるもので、出稿を考えるにあたっては、まず基本的な理解が必要になってきます。

今回は、この3つの言葉についてご説明させていただきます。

認知してもらう「インプレッション効果」

インプレッションとは、ネット広告特有に使われる言葉で、広告の表示回数を示しています。

新聞やテレビなどの既存媒体では、顧客が実際に見たかどうかの回数を測定することはできず、あくまで読者数やテレビの視聴率などから推定する方法しか用意されていません。

しかし、ネットの場合には、ユーザーに何回見てもらうことができたかを正確にカウントすることができるようになっています。

広告が1回表示されると1カウントとされ、これを1インプレッションと呼んでいます。

ウェブサイトには、ページビューという言葉も存在しますが、これは特定ページが表示された回数であり、インプレッションとは別の考え方になります。

1ページに3つの広告が掲載されている場合には、ページビューは1回ですがインプレッションは3回カウントすることになるのです。

さらに、このインプレッションとは別に、インプレッション効果は「広告を露出した際の効果」を意味しています。

クリックされた回数が多ければ多いほどインプレッション効果は高いということです。

したがって、広告の認知率やイメージ、ブランド認知率やイメージなどが指標となってきます。

具体的な測定方法には、インプレッション数やリーチ数、フリークエンシーなどが用いられます。

また、動画やFLASHなどを多用したインタラクティブなバナーなどは、通常よりもインプレッション効果を高めることが可能になるとされています。

広告をクリックさせる「トラフィック効果」

これは、消費者に広告をクリックさせることで、自社のサイトや特別なランディングページへと誘導する効果のことです。

具体的には、「クリック数」や「クリック率」が指標となります。

基本的に、トラフィック効果が高まらなければ商品の問い合わせや購入などの、具体的な消費者のアクティビティは高まりません。

そのため、まずこれを高める努力をすることが基本的なポイントになるのです。

実際に顧客にクリックさせるためには、そうした心理を高めるためのクリエイティブによる仕掛けが重要になります。

最近では、ネットの閲覧はスマートフォンによるアクセスが増えてきていますので、表現のディテールよりも、キャッチコピーの作りこみレベルの高さがものを言うようになってきています。

十分に顧客の真相心理に触れるような内容訴求ができれば、自ずとトラフィック効果は高まることになるのです。

顧客が気になるような言葉のアプローチをすることで、クリック数は飛躍的に増えることになります。

そういう意味では、既存の四媒体の制作物よりもさらに制作レベルの高さが要求されることになります。

しかも、広告全体のトーンではなく、あくまでバナーサイズにこめられた情報のみで、それを実現しなくてはなりません。

したがって、クリエーターの能力が試されることになるわけです。

広告を見た人が行動を起こす「レスポンス効果」

これは、顧客が広告を見て商品やサービスの問い合わせや資料請求、購入を行ったといった具体的なアクションを起こす効果のことです。

これまでの四媒体広告では、「店頭に赴くきっかけとなったメディアが何か」は漠然としか把握できませんでした。

しかし、ネットでは24時間、購入にいたるまでのアクティビティを起こすことが可能となることから、このレスポンス効果はかなり精密に把握することができるようになってきているのです。

これまでの媒体による偶然接触の広告は、実際に広告に接触してからアクションを起こす割合が極めて低く、成約にいたるまでのレートはさらに低下していました。

その点、ネット広告の場合は、そもそもターゲットとなる顧客に集中して配信を行うことも可能となるため、このレスポンス効果は既存媒体への出稿に比べると相当高く推移することになります。

そのため、レスポンス効果は、ネット広告の肝に当たる部分と言っても過言ではなく、すべての評価に影響を与えるものなのです。

効果は広告の質によって更に上げられる

このように、3つの効果はそれぞれ異なる意味合いを持っていますが、ネット広告の効果測定には欠かせないものと言えます。

こうした効果を高めるためには、スペースや掲載時間、ターゲットの問題も絡んできますが、それ以上に「どうやってターゲットの心理に触れてクリックさせ、商品やサービスにアプローチさせるか」という点も非常に重要になるのです。

とくに、限られたスペースでのクリエイティブにおいては、いかに顧客に興味を持たせるかが重要なポイントだと言えるのではないでしょうか。

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Wed, 21 Feb 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[ソーシャルメディアごとに合った適切なサイズの画像を作成しよう!]]> https://mtame.jp/social/sns_opg_size ソーシャルメディアには、写真を掲載するのが当たり前の時代になりつつありますが、やはり個々のソーシャルメディアに合うサイズの画像をアップすることが重要になります。

そこで今回は、それぞれのメディアにおいて適切なサイズの画像について、詳しくご紹介していきます。

画像はエンゲージメントのカギを握る!

これまで、ソーシャルメディアは「文章による構成が基本」と考えられてきましたが、最近では画像をいかに効果的にアップするかも、顧客とのリレーションシップを維持するために非常に重要な要素となりつつあります。

フェイスブックやツイッターなどでも、画像を添えることによって広がる世界は確実に存在しますし、Instagramのように画像がメインというソーシャルメディアさえ登場するようになってきています。

最近では、文章と同じくらい、画像が大きな役割を果たすようになってきているのです。

個人の利用では、すべてスマートフォンで臨機応変に対応することで事なきを得るケースが多いのですが、企業がソーシャルメディアを利用してマーケティングにつなげよる場合には、入念に準備をして適切な画像を作成・アップすることが求められます。

画像自体のサイズの問題もありますし、アングルやカットなど、細かい部分のクオリティを上げることも、サイトに訪れるユーザーとのエンゲージメントを高める上で重要な役割を果たすことになるのです。

自動でリサイズしてもらえるが…

多くのSNSの場合、簡単に画像をアップできるように、URLを貼り付けて自動的に表示ができるような簡便な仕組みも導入されていますが、せっかくの写真が途中で切れてしまったり、サイズが適切ではなくクオリティを十分に発揮することができなかったりといった様々な問題も起きているのです。

画像が適切なサイズでないと、せっかくユーザーがシェアしようとしても第三者に内容がうまく伝わらないというケースもあるため、やはり最初から適切なサイズを作成し、アップする努力が必要と言えるでしょう。

とくに、企業が運営しているフェイスブックなどのサイトの場合は、レイアウトや、アップされた写真のクオリティなどもユーザーの印象に影響する傾向がありますので、適当に済ませることは許されません。

まさに、「ディテールにこだわったクオリティ管理」がソーシャルメディアの写真にも求められるようになってきているのです。

フェイスブック(facebook)

ごく一般的なサイズですが、フェイスブックのシェアに最適な画像サイズの場合、縦630px × 横1200pxが基本で、最初からこのサイズに作成してあれば、OGP(Open Graph Protocol)を利用してタグとしてフェイスブックなどでシェアできるようにしても、確実に機能するようになります。

高解像度デバイス上で最適に表示されるよう、1200 x 630ピクセル以上の画像を使用します。リンクページ投稿で大きい画像を表示するには、少なくとも600 x 315ピクセルの画像を使用してください。 画像の最大サイズは8MBです。

Facebook:ウェブサイトとモバイルアプリのシェアのベストプラクティス

ツイッター(Twitter)

ツイッターの写真もそうですが、大きすぎずにしっかりと視認できるようなサイズに最初から作成しておけば、ディテールもフォロワーに伝えることができ、より密なコミュニケーションを取れる可能性も高くなります。

一見手間のかかる作業のように見えますが、おいしい料理にひと手間かけた準備がおいしさを引き出すのと同じように、必要不可欠な画像サイズをあらかじめ準備しておくことが、ソーシャルメディアを大きく引き立たせるためには重要なのです。

画像サイズ: 縦横比1.91:1の場合は横800 x 縦418ピクセル、縦横比1:1の場合は横800 x 縦800ピクセル(最大3MB)

Twitter:Twitter広告で使える各クリエイティブの特徴:画像ウェブサイトカード

本屋などの「POP」と一緒!

ソーシャルメディアにおける画像は、言うなれば本屋の店頭においてあるPOPと同じで、よりコンテンツ全体を引き立たせる大きな役割を果たしてくれます。

この見栄え次第で、ソーシャルメディアへのユーザー来訪にも大きく影響を及ぼすことになりますし、最終的にはソーシャルメディア用に撮影した画像をうまく編集し、最適化するという努力も必要になるのです。

こうした手間をかけるからこそ、本屋のPOPと同じように大きな販促効果を生み出すことができるようになるわけです。

多くの人気ソーシャルメディアを閲覧してみると、個人が運営しているアカウントでも魅力的な写真が掲載されている傾向にありますし、芸能人などのソーシャルメディアにおいては、写真一枚で大きな話題になることもあるのです。

こうした状況は非常に参考になりますし、やる気にも繋がる要素と言えるのではないでしょうか。

とくに、自社の商品やサービスを見せる場合には、一段と気をつかう必要がありますし、SNS専用のグラフィック材料を準備する時代が到来したと言っても過言ではありません。

そのくらい、神経を使ったワークが求められているのです。

「つい押したくなる」画像を用意しましょう!

ソーシャルメディアには画像のアップがつきものですが、最近では文書以上に画像がユーザーに大きな影響を与えるものになりつつあります。

そのため、企業の利用でも細心の注意を払ってクオリティ管理をする必要が出てきているのです。

だからこそ、適当にアップするのではなく、個別メディアにベストなサイズとなる画像を作成することが重要です。

つい押してみたくなる画像を作成できれば、それだけでソーシャルメディアサイトの人気が高まり、リピートユーザーの増加も期待できるのです。

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Mon, 19 Feb 2018 00:05:00 +0900
<![CDATA[簡単!WebサイトにInstagramの投稿を埋め込む方法を伝授します!]]> https://mtame.jp/social/instagram_embedded 年々、Instagramを運用する企業が増えてきていますが、「なかなか有効活用できていない…」と思っている企業も多いのではないでしょうか?せっかく頑張って写真の撮影や投稿を行ったとしても、フォロワー数が増えずにユーザーに見つけてもらえていないと感じることもあるでしょう。

そんなときに手軽に試せるおすすめの施策が、「WebサイトにInstagramの投稿を埋め込む」ことです。Webサイトを持っている企業は是非一度、試してみてはいかがでしょうか?

Instagram コンサルティング

埋め込み方法は大きくわけて2パターン!

埋め込み方法はとっても簡単です。

まず、PCでInstagramにログインをして、Webサイトに埋め込みたい投稿画面へいきます。

埋め込みたい投稿画面

埋め込みたい投稿の右下にある「…」をクリックしましょう。そうすると、ポップアップがでてきますので、「埋め込み」をクリックします。

ポップアップ
ポップアップ
 

「埋め込みコード」と呼ばれるHTMLタグがでてきますので、「埋め込みコードをコピー」をクリックするとコピーが完了します。Webサイトの編集画面にいき、投稿を埋め込みたい箇所にペーストを行うと埋め込みが完了します!

実際に貼り付けるとこのようになります。

また、もう1パターンとして、外部ツールを使う方法もあります。おすすめのサイトは下記2つです。

InstaWidget

InstaWidget

SnapWidget

SnapWidget

どちらも似たようなツールとなっており、「ユーザー名」を指定すれば該当アカウントを埋め込むコードを生成することができ、「ハッシュタグ」を指定すれば該当ハッシュタグを埋め込むコードを生成することができるようになります。あとは好みに合わせてレイアウトを調整すればコードが完成するので、パターン1と同じようにコピー&ペーストで埋め込みが完了です!

実際に埋め込みを行っているWebサイト事例

アンブリオリス・ジャパン株式会社

アンブリオリス・ジャパン株式会社

自社のInstagramアカウントと外部ツールを連携させてWebサイトに掲載させています。統一されたパッケージの自社製品がきれいに並んでいるのが随時更新されていくのは見ていても楽しいですね。

さぬきうどん未来遺産プロジェクト

さぬきうどん未来遺産プロジェクト

「#さぬきうどん未来遺産」「#さぬきうどん未来遺産プロジェクト」など指定のハッシュタグを抽出してWebサイトに掲載しています。ユーザー1人1人のこだわりの1ショットを投稿しているので、掲載された嬉しさも倍増ですね。

GiFUMATiC

GiFUMATiC

岐阜の観光名所の写真に「#ギフマチック」をつけることで、Webサイトに掲載されるようにしています。それぞれの投稿のいいね数やコメント数も表示できるようカスタマイズしているところが特徴です。

株式会社アミューズ

株式会社アミューズ

ぬいぐるみのライセンスを販売している会社だけあって、ぬいぐるみの日常を切り取ったInstagramになっていて可愛いですね。ついついクリックしてアーカイブが見たくなってしまうようなアカウントです。

埋め込むことのメリットと注意点

メリット

1.画像で訴求することができる

InstagramはWeb版の雑誌とも言われており、文章よりも写真や動画などのビジュアルが重視されるSNSです。「インスタ映え」の写真がずらりと並んでいればパッと見の印象も良く、ユーザーがInstagramをフォローしてくれるきっかけにもなり得ます。

2.ユーザーの口コミ投稿をアピールできる

自社サービスを利用したユーザーが日常のSNSとして写真とともに口コミを掲載しているケースもよくあります。そうした第三者からのプラス意見をWebサイトのコンテンツにすることで、企業やサービスに対する信頼性がアップするでしょう。

注意点

1.投稿が削除されたらエラー表示になる

自社のInstagramであれば投稿を削除した際に、Webサイトに埋め込んだタグも削除すれば問題ないですが、ユーザーの投稿をWebサイトに埋め込んだ場合には予兆もなく投稿が削除される可能性があります。そうなってしまった際にはエラーが表示されてしまうので、埋め込んだタグを削除したり、他の投稿に差し替えたりする対応が必要となります。

2.カスタマイズ度が低い

事例では自由にカスタマイズしているWebサイトもいくつか紹介しましたが、よりこだわりたい方はInstagramのAPIを利用することも可能です。しかし、2016年6月以降に仕様変更が行われ、より多くの機能を使うためには厳正な審査に合格する必要があります。機能が制限された状態で使用する場合には、自分のアカウント以外を表示させるためにはユーザーからの承認が必要なため、第三者のユーザー投稿を埋め込むにはなかなかハードルが高いでしょう。

今回、簡単な埋め込み方法をご紹介させていただきましたが、自社の活用にあった方法でInstagramの拡散施策を行ってみてください。Instagramはユーザーに「見つけられる」ことが一番重要です。ターゲットユーザーの目に留まるような「場所」「ハッシュタグ」「投稿」を心がけて投稿を行いましょう。

合わせて読みたい記事

Instagramの投稿については、こちらの記事もご覧ください。

Instagram コンサルティング]]>
Mon, 19 Feb 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[もはやBtoCの通販サイトだけでなく、BtoBサービスも「ビットコイン(Bitcoin)」で支払えるように]]> https://mtame.jp/column/bitcoin_btob 2017年の急騰、そして2018年1月には急落と、本来の目的からは逸れた投資商品としての側面でも話題に事欠かないビットコインですが、実際に使える「通貨」としても広がりを見せています。

 

今回は、通貨としてのビットコイン、そしてビジネスユースを考えたときの可能性についてまとめました。

1.「ビットコイン(Bitcoin)」とは?

仮想通貨やビットコインがマスメディアでも頻繁に取り上げられるようになり、見聞きする機会が増えてきました。
そもそもビットコインが何であるのか?
その基本をここでおさらいしておきましょう。

 

 

世界で最初に作られた仮想通貨

ビットコインは、2008年に、中本哲史(Satoshi Nakamoto)という匿名の人物によって発表された論文による新技術「ブロックチェーン」を使って取引される仮想通貨です。

 

世界で最初に作られた仮想通貨であり、仮想通貨における市場規模ももっとも大きく、2018年1月現在で日本円にして33.2兆円となっています。

 

1BTC(ビットコイン)あたりの相場も、ビットコインが生まれて最初の取引が行われた2009年時点では、日本円換算で1円にも満たなかったのが、2017年末には一時期219万円を超えるほどまで高騰しました。
2018年2月15日現在は、103万4,588円(購入価格)となっています。

 

小売店での買い物や公共料金の支払いがビットコインで行えるようになるなど、ビットコインを通貨として実際に決済に使用できる場面は少しずつ増えています。
また、今後しばらくは価格が上昇するとの見方が大きく、投資目的でも人気を集めています。

 

 

 

ビットコインが抱える課題

そんなビットコインにもいくつかの問題点があります。

 

まずは、取引量の増加による送金の詰まりです。前述のように、ビットコインの取引にはブロックチェーンが使われています。
一定期間の取引内容の記録を一つの塊(=ブロック)にし、このブロックを時系列につなげてチェーンのようにつないでインターネット上の複数のコンピューターに記録するという仕組みです。

 

ブロックの大きさは1MB(メガバイト)までと決められていますが、取引量の増加に伴い、送金対応ができなくなってきています。
そこで、「現在のブロックサイズを変えずにデータを圧縮する」か「ブロックサイズそのものを大きくするか」の意見が対立し、解決をみていません。
後者がサイズを8MBまでに拡大して分岐させて2017年8月に生まれた新たな仮想通貨が「ビットコインキャッシュ」です。
同様に、2017年11月には「ビットコインゴールド」が生まれ、ビットコインは今後も分裂を続けると考えられています。

 

取引量の増加はまた、仮想通貨の大きなメリットであるはずの「送金手数料」の相場が高騰するという事態も引き起こしています。
本来は低額で時間や国を問わず送金できるはずのビットコインですが、取引量の増加に伴い、取引の処理をしてくれるマイナー(採掘者…ビットコインの発行・流通を支えている)への報酬額基準が上がってしまったのです。

 

ほかにも、ビットコインが新しく生まれた通貨であるため、法整備が追かず、税制(消費税・所得税などの区分)や利用者保護などが立ち遅れているという点も解決していかなけらない課題となっています。

 

 

 

2.「仮想通貨法」が2016年に制定

2016年に「仮想通貨法」が制定されたことで、先ほど問題点として取り上げた「法整備」のうち、仮想通貨を扱う取引所などについては法律の規制がなされました。
具体的には、内閣府に申請を出して審査を通った取引所のみが仮想通貨を扱えるようになり、監査法人や公認会計士からの監査を定期的に受けることが義務づけられたのです。
さらに、年に1回は内閣府へ報告書を提出する必要があります。

 

ただし、仮想通貨の取引所は、東証などのように金融商品取引法上の取引所免許を持っているわけではなく、資金決済法に基づく「交換業者」として登録すれば国内で事業ができてしまう点や、そもそも交換業者としての登録すらしていない業者がいること、取引手数料以外にも利ざやを得られ投資家の性質が強い「マーケットメーク方式」を売買形態とすることができる点などから、日本経済新聞社は20118年2月5日、「取引所」ではなく「交換会社」などと表記すると発表しました。

 

 

 

3.ビットコイン決済対応店舗

少し、ビットコインのマイナス面をクローズアップしましたが、メリットはもちろんのこと、リスクを把握したうえで賢く活用すべきだといえます。

 

ビットコインが世界で初めて通貨として使用されたのは、アメリカのフランチャイズピザ店「Papa John's(パパジョーンズ)」でピザ2枚と10,000BTCを交換したことだといわれています。
日本でも、BtoCを中心に決裁に使えるサービスが充実してきています。
以下で、代表的なものをご紹介します。

 

 

通販サイト(BtoC)

まずは、個人でも利用しやすいBtoCの通販サイトからご紹介します。

 

 

DMM.com

DMM.com

https://www.dmm.com/

 

DVD、CD、本などの購入やレンタル、オンラインゲーム、動画配信、電子書籍などエンターテイメントを総合的に提供するDMM.comで支払にビットコインが使えます。競輪や太陽光発電といったちょっと変わった商品も扱っています。

 

 

 

ビックカメラ

ビックカメラ

https://www.biccamera.com/bc/main/

 

カメラの公式通販サイトでも、ビットコインで支払が可能です。家電製品だけでなく、日用品や医薬品、食品など幅広いジャンルでお買い物ができます。地域によっては当日配送してもらえ、店舗での受取も可能です。

 

 

ここでは有名どころのみをピックアップしましたが、ビットコインで決済可能なECサイトはこのほかにも続々と増えてきているので、気になる方はチェックしてみてください。

 

 

 

ビジネス(BtoBに近しい)

続いて、ビジネスシーンでも活用できる、BtoBに近しいサービスをご紹介します。

 

 

オフィス家具モール

オフィス家具モール

https://officekagu-mall.com/

 

激安オフィス向けの家具の通販を行うオフィス家具モールでは、銀行振込、郵便振替、クレジットカードのほかにビットコインでの代金支払が可能です。中古のビジネスフォンや複合機も取り扱っています。

 

 

 

シンク・イメージ

シンク・イメージ

http://syncimage.com/

 

ホームページの制作・コンサルティングを提供するシンク・イメージでは、サービスの利用料金をビットコインで決済できるほか、ビットコインを活かしたビジネス戦略を立てたいという企業の相談にも応じてくれます。

 

 

 

アポロ商標特許事務所

アポロ商標特許事務所

https://apollo-tm.com/

 

自社のロゴや商品、サービスを商標登録したいときに弁理士がサポートしてくれるアポロ商標特許事務所の利用代金をビットコインで支払うことができます。相談は無料ででき、登録とならなかった場合は全額を返金してくれる返金保証がついています。

 

 

 

4.これからのビジネス利用

今回は、国内でビットコインが利用できるWebサイトやサービスのみを紹介しましたが、ビットコインのような世界的に普及している仮想通貨のメリットとして、両替を必要とせず(つまり、為替変動を気にすることなく)海外とも取引できる点が挙げられます。

 

ビジネスシーンでは、たとえば、海外のECサイトから商品やサービスを購入する際の決済に使用したり、外国企業との契約取引や海外支社とのやりとりがスムーズに迅速に行えるというメリットがあります。
また、海外に住むフリーランスの人材をクラウドソーシングを使って利用し、報酬をビットコインで支払うといった用途でも使えます。

 

ビットコインは資金調達の面でも活用できます。
これまでは、企業が資金を調達するには株式制度が一般的でしたが、仮想通貨が生まれてから「ICO(Initial Coin Offering)」という仕組みができました。
これは、IPO(Initial Public Offering…非上場企業が上場前に株式を発行し、投資家に配分する)に対応する言葉で、企業が株式の代わりに独自のコインを発行し、投資家がビットコインなどでそのコインを購入するという流れで資金を集めるというものです。
コインを発行する企業側からすれば、上場のために必要な基準を満たさずとも資金を集められるので、スピーディに高額を調達できる可能性が高まります。
日本ではまだあまり浸透していませんが、海外企業では1ヵ月以内に40億円相当を調達した企業もあり、積極的にICOを活用しています。

 

今後は国内外でビットコインのビジネス活用事例も増えていくでしょう。
動向を追いつつ、自社にマッチするものは取り入れていくという選択肢も持っておいた方が良いかもしれません。

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Thu, 15 Feb 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[BtoB狙いの広告を出稿したい!媒体はどうやって選ぶべき?]]> https://mtame.jp/advertisement/a418 BtoB狙いの広告を出稿する際、どのように媒体選択すればいいのか迷ってしまうという方は決して少なくないと思います。

とくに、B to Bの中でも特定の業界や部門をターゲットとする場合には、適切なメディアミックスを作り上げるのに苦労するものです。

 

今回は、そんなBtoB狙いの広告を出稿するときの媒体の選び方について考えみたいと思います。

ビジネスマンの目に触れる媒体は何か?

まず、ターゲットの目に触れる媒体は一体何なのかを考えなくてはなりません。

無尽蔵に広告予算があるならば、朝晩のテレビのニュース枠近辺にスポットをうつという方法もあります。

 

しかし、ほとんどのBtoB狙いの広告は一般的な消費財とは性格が異なるため、そうした大量出稿ができるケースはごくわずかであり、より費用対効果のはっきりした媒体選択を余儀なくされます。

業界別に特化された専門誌に出稿するという方法は誰でもよく思いつくものですが、発行部数に限りがあるものがほとんどで、意外と広告としてのリーチは低くなってしまうのです。

 

そんなときには、ターゲットの1日の行動をイメージして、どのようなメディアや広告と接触しているのかを考えてみることが重要になります。

そう考えると、交通広告や法人企業社内などで回読率が高く、一定期間における保存率もいい「一般的な経済誌」などをうまく利用してみるというのも大きな媒体選択チャンスになります。

掲出ボリュームや販売部数、地域などは限定されますが、ターゲットの特性とマッチしていれば十分に費用対効果のある広告活動を行うことが出来るのです。

 

ただし、闇雲に部数や露出量だけに依存するのではなく、ターゲットの接触が図られており、しかもレスポンスの期待できるような媒体を選択していかなくてはなりません。

今や外せない「インターネット」

BtoBのマーケティングを考えた場合、メディア選択で外すことができないのがインターネットです。

ネット広告であれば、限られた予算からでも、投じたコスト以上の成果を確実に回収することのできるメディアプランを作成することができ、予算規模にあわせた広告キャンペーンを実施することができるのです。

 

経済誌や交通広告なども効果はありますが、ミニマムの出稿単位やコストは、やはりまとまったものになりがちです。

そのため、トライアル&エラーを繰り返しながら最適なキャンペーンの実施を図るという意味では、どうしてもイニシャルコストが大きくなる傾向にあります。

 

それに比べると、限られた予算から効果測定をしながら徐々に拡大していけるのがネット広告の大きなメリットと言えるでしょう。

とくに専門性が高いBtoBの商品、サービスの提供に伴う広告キャンペーンでは、インターネットが大きな効果を発揮してくれることになるわけです。

展示会や新聞広告などもチェック

一方新しい方法だけではなく、従来からの手法を効果的に利用する方法も考えられます。

たとえば、展示会への参加は今でも大きなビジネスチャンスとなります。

業界が一同に介するような展示会への出展は、広告による顧客の誘引よりもさらにダイレクトな顧客獲得のチャンスでもありますし、海外からの顧客獲得にも一役買うことが多く、自社製品やサービスを魅力的に説明するには絶好のチャンスとなるのです。

多くのトレードショーに企業が出展するのは、単に商品やブランドイメージをアップさせるだけではなく、こうしたプラスアルファの要素があるからで、具体的な商談に持ち込めるようなプロセスマネジメントが必要になります。

 

また、新聞広告もまだまだ利用価値のあるものとなっています。

ここ20年程度で、新聞は全国紙などの主要紙だけでも販売部数が減少していますが、BtoBの世界ではまだまだ利用価値があり、一昔前に比べると紙面での広告枠の獲得もそれほど難しくなくなってきていることから、予算に合わせた出稿が行いやすい環境になっていると言えます。

 

ただ、こうしたレガシーな媒体は、扱える広告代理店もある程度決まってくるため、あくまで新聞広告の扱いに詳しいところをうまく利用していくことが重要になります。

新聞は出稿できる日にちが限定されるため、雑誌などに比べると極めて一過性の強いものになりますが、ビジネスマンがよく目を通すウイークデーの朝刊を狙えば、全国紙のみならず、ブロック紙、地方紙でも有効利用ができ、しかも掲載紙面の相談にも応じてもらえる可能性が高まります。

そのため、効果を熟知して最適な利用を図れば、費用に対する効果を得ることができるのです。

ターゲットの行動に先回りすることが肝心

BtoB狙いの媒体を選ぶ場合、心がけておきたいのが、「ターゲットとなる顧客の日常的な行動」に気を使うことです。

ターゲットの行動特性を明確に理解できれば、決してマスにならないようなメディアであっても、十分に活用することが可能になり、しっかりとした成果を得られるようになるのです。

 

これも1つの行動心理学をベースとしたメディアプランということができます。

ターゲットの心理を読み解き、然るべき媒体に、然るべき広告を出稿するようにしましょう。

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Thu, 08 Feb 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[インスタ映えで地域活性化!インスタジェニックな街並みの事例]]> https://mtame.jp/social/instagram_instagenic 2017年の流行語大賞に「インスタ映え」が選ばれたのは記憶に新しいですよね。インスタ映えを求めてユーザー同士がコミュニケーションを活性化させ、日本国内の消費行動にも大きな影響を与えています。

いわゆる「インスタ映え」する被写体のことを「インスタジェニック」と呼びます。企業や自治体がInstagramでバズらせるためには、いかにこのインスタジェニックを作りだし、ユーザーの拡散行動を促せるかが重要になります。

今回は、そんなユーザーが集まるインスタジェニックの街並みをご紹介します。

Instagram コンサルティング

本当に東京!?カラフルなアメリカンストリート「福生」

カラフルなアメリカンストリート「福生」

画像引用先:SUMAU

アメリカ空軍横田基地沿いの国道16号線「ベースサイドストリート」は、アメリカンでカラフルな街並みが特徴です。近くにはアメリカンハウスも点在しており、ここが東京だということを忘れてしまいそうですね。

アメリカンサイズのジューシーなハンバーガーやアメリカ生まれのカラフルなアイスクリーム店「BLUE SEAL」など、インパクトある見た目の食べ物は「インスタ映え」投稿をするには打ってつけのインスタジェニックでしょう。

ベースサイドストリートにはアメリカから買い付けた雑貨や家具を販売するセレクトショップや西部劇に登場しそうな飲食店、カラフルな壁やベンチなどが多数存在します。

着物でぶらり「犬山城下町」でインスタスポットめぐり

犬山城下町

画像引用先:Living 名古屋

数年前とは打って変わって、インスタジェニックな街並みに変貌したのが愛知県犬山市にある「犬山城下町」です。Instagramで街並みが拡散されたことで、近年では若者を中心に訪問者が急増しています。

もともと江戸時代の歴史ある街並みのため、着物のレンタルも複数の店舗で行われています。城下町にはカラフルなおだんごや焼きドーナツ、おみくじ付きのハート型アイスなどインスタジェニックがたくさん存在しています。その中でも有名なのが、犬山城のふもとにある「三光稲荷神社」のハートの絵馬です。城下町にはハートのグッズも多数あるので、お願いすれば縁結びのご利益をいただけそうですね。

今年の干支である「戌」にちなんで、犬山城下町まで足を運んでみるのもおすすめです。

千と千尋のモデル「銀山温泉」で大正ロマンを感じよう

銀山温泉

画像引用先:ZEKKEI Japan

NHKドラマ「おしん」の撮影現場として有名になった山形県にある湯の街「銀山温泉」は、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルにもなったのではないかと言われています。

もちろん温泉を楽しむこともできますが、その街並みを見に訪れる人も少なくありません。昭和61年に制定された「銀山温泉家並保存条例」により、大正ロマンの風情ある街並みを楽しむことができます。

銀山温泉は本物のガス灯を使っていることが特徴です。毎日16時30分ごろからぼんやりとした灯りが灯り、人々を街へ誘います。冬には一面の雪景色になり、息をのむほどきれいな情景が広がります。

ネコカフェよりも猫島へ!ハート型の「相島」が癒される

相島

画像引用先:NAVER まとめ

福岡県糟屋郡新宮町の「相島」は新宮港から旅客船「しんぐう」で約17分の有人島です。相島は世界6大猫スポットとして、アメリカのニュース番組でも取り上げられるほど、猫が生息する島として有名です。2016年の調査によると、島民284人に対して猫は100匹いるというから驚きですよね。

歩くたびに見かける猫はもちろんのこと、県指定文化財に指定された「鼻栗瀬」(通称めがね岩)や、島の西海岸にある巨岩「龍王石」など、相島には珍しい景色が多数広がっています。

釣りで訪れる観光客がほとんどとのことですが、最近では猫に会いにくる若者も増えているそうです。

 

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「インスタ映え」で情報の拡散を狙おう!

本日ご紹介した他にも、インスタジェニックを意識した街並みづくりをおこなっている自治体は多数あります。若者の間で、旅行先を選ぶ際のポイントとして「インスタ映え」が重要視される時代となったことが大きな理由でしょう。

今後、企業や自治体には情報が拡散されるメディアの形態に合わせて、商品やサービスを柔軟に変えていくことが求められていきます。マーケティング担当者にとって、市場の動向をSNSで確認することが一番新鮮な情報となりえそうですね。

Instagram コンサルティング]]>
Mon, 05 Feb 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[「DMCA悪用問題」はサイト運営者なら必ず知っておくべき。著作権を守る「DMCA」とは?]]> https://mtame.jp/content_marketing/dmca Webサイトやオウンドメディアを運営していると、気になってくるのが著作権の問題。

運営サイトで盗用しないように気をつけるのはもちろん、誰かに著作権侵害されてしまえば、本来は自分たちのWebサイトを訪れてくれていたはずのユーザーがほかのサイトに流れてしまうことになります。 そうなれば、アクセス数や検索順位からコンバージョンに至るまで、さまざまな面で損失を受けてしまいます。

今回は、著作権を守ってくれるはずの「DMCA」が悪用されるケースについて見ていきましょう。

どうやって悪用されるの?

DMCAとは?

DMCAの悪用について解説する前に、そもそもDMCAとは何か?についてご紹介します。
DMCAとは、Digital Millenium Copyright Actの略で、アメリカで1998年に成立し、2000年に改正されたデジタルデータの著作権保護法のことです。

著作権を侵害しているコンテンツに対しプロバイダーの責任が求められ、盗用された人がプロバイダーに削除を申請したり、盗用したサイトの管理者の情報開示を要求することができるというもので、日本でも2001年に情報開示を要求できる「プロバイダー責任制限法」が成立しました。

プロバイダー以外にも、検索エンジンであるGoogleや、SNSのTwitterやFacebookなどがDMCAをもとにした著作権保護をポリシーとしており、日本でも事実上、DMCAがWebコンテンツの基準となっています。

DMCAの悪用とは?

本来は、自分の運営するサイトのコンテンツを盗用された場合に、相手側のページを表示させなくすることを目的としたルールなのですが、たとえば、競合他社の運営するメディアや自社にとって都合の悪い内容が書かれたページを人の目に触れさせないために、実際には著作権を侵害されていないのに「侵害された」と偽って削除を申請するケースが起きています。これがDMCAの悪用です。

悪用された時の影響範囲は?

もし、運営サイトのコンテンツが、著作権侵害をしていないにも関わらず、他者からGoogleなどに著作権侵害をしていると訴えられ、それが認められてしまった場合、どのようなことが起こるのでしょうか?

次の2つのペナルティが課されます。

  • 該当ページがGoogleの検索結果に表示されなくなる
  • ページ自体は表示されるが、著作権侵害とされる画像などが表示されなくなる

悪用の例として、掲載文章が盗用だと訴えたり、フリー素材の画像を使用しているにも関わらず画像部分が著作権侵害していると訴えたりといったことが挙げられます。

DMCAの悪用って、どうやって防ぐの?

結論からいえば、現時点では「著作権の侵害」を理由にしたDMCAの悪用を防ぐ手立てはありません。

ただ、もし、著作権侵害をしていないのに運営サイトからページが削除されてしまった場合、異議申し立てを行うことで再掲載してもらうことはできます。

異議申し立ての方法は、他者から削除を求める申請がなされた際にGoogleから送られてくる「DMCAに基づくGoogle検索からの削除のお知らせ」というメールのなかに記載されている「DMCAに基づく異議申し立て通知」のリンクからたどれるフォームへ移動し、入力項目を埋めて送信するというものです。

ただし、著作権について勘違いや思い違いをしている可能性もありますので、異議を申し立てる前に、念のため、Googleが用意しているフェアユース(アメリカで生まれた、著作権を制限する概念)(リンク先:https://support.google.com/legal/answer/4558992)を確認し、該当のコンテンツが著作権侵害に当たらないかどうかをチェックすると良いでしょう。

悪用した際のリスクは大きい!

日本でも、このDMCAの悪用だといわれるケースが起きました。2017年8月、ある企業が株式を上場した際に、この上場の仕方が社長と一部の取締役にしか利益をもたらしていないことを指摘したブログに掲載されていた同社の社長の顔写真が「著作権侵害である」として削除されたほか、該当ブログのURLが投稿されたTwitterが削除されたのです。

これは、著作権侵害のためではなく、同社の不評被害を防ぐための「逆SEO」ではないか?という指摘も出ましたが、同社はあくまで「著作権を有する画像の無断使用を問題視しただけ」とし、さらに批判を浴びる結果となりました。

DMCAを悪用されれば、削除されたページの運営者(SNSなら投稿者)がそれに気づかないわけがありません。今度は「悪用されたのでは?」という意見がネット上に飛び交うことになり、風評被害は却って拡大してしまいます。

Google「著作権侵害による削除」の正しい申請方法

DMCA悪用のリスクがわかったところで、悪用ではなく本当に運営サイトのコンテンツが盗用されてしまった場合に、Googleに対して検索結果から削除してもらうための申請方法をご紹介します。

まず、削除申請には、Googleサーチコンソールへのログインが必要になります。
ログイン後、「著作権侵害による削除」のフォームに必要事項を入力します。

【入力項目】

  • 氏名、著作権所有者の選択、著作権所有者、メールアドレス、国/地域、著作権対象物、宣誓供述書、書名(必須入力)
  • 会社名(任意入力)

著作権所有者を選択する部分では、申請者が本人の場合は、プルダウンから「本人」を選び、代理人の場合は「自分が代理を務める著作権所有者を追加」をクリックして著作権所有者の氏名を追加してからプルダウンを選びます。

著作権対象物の項目では、

  1. (1)著作権対象物を特定する情報とその著作物の説明
  2. (2)当該著作物が許可を受けて掲載されている場所
  3. (3)権利を侵害している著作物の場所

の3つを記入する必要があります。

(1)では著作権を侵害されているコンテンツの詳細(画像、文章など)と、どのように侵害されているか(まったく同じ文章がコピーされているなど)、(2)ではオリジナルの掲載されているURL、(3)では盗用しているサイトのURLを入力します。
もし、複数の著作物が侵害されている場合は、枠下の「新しいグループを追加」をクリックして、著作物ごとに入力してください。

まとめ

本来なら著作権を守るべきはずのDMCAが逆SEOのために悪用されている事実は残念なことですが、せめて自社のコンテンツは悪用に関わらずに済むように自衛しましょう。

Googleサーチコンソールのメール通知に登録しておけば、DMCA新規申請があるとすべて知らせてくれるので、自社の運営メディアに関わらず、DMCA申請の傾向に興味があるという方はチェックしてみてください。

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Fri, 02 Feb 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[新しいSNS「Sarahah(サラハ)」が急速に流行中!有名企業のCEOアカウントも多数]]> https://mtame.jp/social/sarahah みなさんは普段、職場の上司に率直な意見を伝えたり、部下から率直な意見をもらえていますか?

相手に匿名でメッセージを送ることができるSNS系アプリ「Sarahah(サラハ)」。 いま、欧米・中東各国で人気を集め、日本ではInstagramやtwitterなどのSNSを通じて話題となっています。

今回は、このSarahahがどんなアプリなのか、またどんな使われ方をしているか、ご紹介します。

「Sarahah(サラハ)」とは?

相手に匿名でメッセージを送ることができるSNS系アプリです。

サウジアラビア発のSarahahは、ビジネス用途で活躍すると想定して作られたそうです。

アラビア語で「正直」「率直」を意味する、「Sarahah(サラハ)」。

公式サイトには、「あなたの同僚や友人から正直なフィードバックを得る」と、書かれているように、率直なフィードバックを得ることによって、自分では知らなかった自分の強みや改善点の発見に役立ちます。

 

受け取ったメッセージに答えるだけ。その送信者を知ることはできません。また、直接返信することもできません。

 

アラビア語版・英語版のみで、日本語版はありません。

 

アプリ公開当時は、中東の若者で大流行し、その後、アメリカ・イギリスなど多くの国で使われるようになりました。

日本では、2017年11月半ばからSNSを通して流行の広がりをみせています。

 

Sarahahは、同僚や友人から正直なフィードバックを得ることを目的として開発されていますが、日本では、SNS上(主にInstagramやtwitter)でメッセージや質問を募集し、Sarahahに届いた内容に答えるといった使い方が多くみられます。

 

公式サイト:https://www.sarahah.com/

 

 

有名ビジネスマンのアカウント

今回は、Twitterを例に気になる人物のSarahahをいくつかご紹介していきます。

 

まずは、Twitterでメッセージを募集します。

 

 

家入 一真(CAMPFIRE代表 /BASE取締役 / GMOペパボ創業)

Twitter:https://twitter.com/hbkr

株式会社paperboy&co.の創業者で、自身が29歳の時にジャスダック市場最年少で上場しました。
現在は、退任し、複数企業の取締役、様々な講演会を行っています。2014年には都知事選にも出馬した経歴の持ち主。

 

 

 

深津 貴之(THE GUILD代表)

Twitter:https://twitter.com/fladdict

日本を代表するUI/UXデザイナーの一人。
「TiltShiftGen」や「ToyCamera」などのiPhoneアプリを制作。

 

 

 

宮田 昇始(SmartHR代表)

Twitter:https://twitter.com/miyasho88

自身が代表を務めるSmartHRは、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の開発・運営を行っています。「SmartHR」はサービス開始から2年足らずで、利用企業数6,900社以上。急速に成長をみせています。

 

 

 

松本 龍祐(メルカリ執行役員/ソウゾウ代表)

Twitter:https://twitter.com/Ryo_mats

世界的にヒットとなった女性向けカメラアプリ「DECOPIC」。これを提供をするコミュニティファクトリーを設立した人物。2012年にヤフーに売却、100%子会社となりました。同社、アプリ開発室本部長を経て現在に至ります。

 

 

 

赤坂 優(エウレカ創業/投資家)

Twitter:https://twitter.com/yuakasaka

マッチングサービス「pairs」、恋人専用アプリの「Couples」を運営するエウレカの創業者。2015年、「Match」や「Tinder」や「Vimeo」などのサービスを運営する「IAC(Inter Active Corp)」にM&Aされたことが話題になりました。
現在は、代表を退き取締役顧問としてエウレカを支えています。

 

 

 

まとめ

今回は、Sarahahについてご紹介しました。

 

もともと、自分のことを知る人から率直な意見をもらったり、自分が知っている相手に意見を伝えることを目的として開発されたわけですが、このように日本では、Sarahahを投稿箱としてTwitter で質問やアドバイスを求めるやり方が主流のようです。

 

今回ご紹介した6人の内容は、ほんの一部になります。どれも、なるほどな!と、感じるものばかりでした。
他にも、Twitterで#Sarahahと検索するといろんなメッセージと回答を見ることができます。

 

今は個人で使ってる人が多いようなので、もしかしたら企業公式アカウントも続々出てくるかもしれませんね。

 

みなさんなら誰に、どの企業に、どんな質問をしてみたいですか?

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Thu, 01 Feb 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[第5回:メールマーケティングで解決できる課題/デジマケひよっこ担当者のメールマーケティング]]> https://mtame.jp/column/a406 Tue, 30 Jan 2018 00:05:00 +0900 <![CDATA[第4回:メールマーケティングの配信の流れ/デジマケひよっこ担当者のメールマーケティング]]> https://mtame.jp/column/a405 Tue, 30 Jan 2018 00:00:00 +0900 <![CDATA[そもそもWeb担当者って何をするの?Web担当者の役割]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/web_representative_role Web担当者といってもその業務内容は多岐にわたります。具体的に何をするかイメージが持てないという方もいるのではないでしょうか。 本記事では、そもそも企業のWeb担当者がどういった業務をするべきかを紹介します。

Webとマーケティングの変化

IT技術やマーケティングの手法は日々進化しています。それに伴い、企業のWebサイトの役割やWeb担当者が担う業務も変化してきました。

インターネットが広まり企業がWebサイトを作り出した当初は、情報システム系の担当者がWebサイトを兼任していることが多く、“ホームページがあること”自体に意味があるとされていて、Webサイトをビジネスに活用するという視点はほとんど持たれていませんでした。 その後、広報系の担当者がWebサイトを担当する時代になり、IR(投資家向け情報)やニュースリリースをWebサイトで発信するなど、情報を発信するツールとしての活用方法がメインとなりました。

しかし、検索連動型広告やアクセス解析・データ分析が充実したこと、テレビなどのマスメディアが全盛期に比べて衰退したこと、そしてスマートフォンが全盛期を迎えたことを背景として、本格的に「Webサイトをビジネスに活用しよう」という動きが広まりました。

そして現在はそれらに加えてインターネット広告技術の進化やマーケティングオートメーションなどが普及したために、Webサイトは企業としてのビジネス指標に直結するものになっています。

一昔前の「Webサイトがあればいい」という状態から、情報の発信、そしてお問い合わせや商品購入などのCV(コンバージョン)、エンゲージメント、ユーザーとのコミュニケーションなどと、Webサイト自体の役割が多様化し、変化してきました。

Web担当者の役割とは

このようにWebサイトやマーケティングの変化によってWeb担当者を取り巻く環境が変わってきたため、Web担当者にはWebサイト以外のさまざまな役割が求められています。

結論からいうと、Web担当者の役割とは「企業とユーザーの関係を構築・維持・改善し、ビジネスの一部になるような業務を企画・設計・実施していく」ことだと考えられます。

Webサイトがマーケティング手法の1つになっているいま、Web担当者は広い意味ではマーケティング推進担当者でもあります。そのため、Webサイトのほかにマーケティングに用いられている

・ソーシャルメディアの企業アカウント

・デジタル広告

・スマートフォンアプリ

・メール

のような、ユーザーとの接点である様々なツールについても管理・運用していかなければならない場合が多くあります。

そして、これらを運用するうえで必要なのは、ビジネスに貢献するという視点を持つことです。ただ作業として運用するのではなく、目標値であるKPIやKGIを設定し、自社の売り上げなどにいかに貢献できているかを常に意識し、計画(P)⇒実行(D)⇒検証(C)⇒改善(A)を行っていきましょう。

まとめ

今回はWeb担当者が担っていく役割について紹介しました。
ユーザーの行動やテクノロジーは日々進化しています。自社のレベルや目的に合った目標を立て、Webサイトだけでなくユーザーとのさまざまなコンタクトポイントを管理・運営できるように意識しましょう。

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Mon, 29 Jan 2018 00:10:00 +0900
<![CDATA[サイトの目的とコンセプトを明確にしよう!]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/purpose_concept 企業のWebサイトは、ただあるだけでなく、Webサイト活用したマーケティング活動を行っていくという考え方が必須になってきています。本記事では、企業がWebサイトやページを作る際に考えるべきことについて紹介します。

Webサイトを作る前に必要なこととは

①サイトの目的

まずは、Webサイトを活用することで何を達成したいかという目的を設定しましょう。現状を分析し、自社サイトにどういった課題があるのかを把握し、新しいサイトやページでは何を達成したいのかサイトの目的を設定します。

目的例としては、営業へパスする案件の獲得、電話対応の軽減、会員登録、エンゲージメント(ファンを育てる活動)、サイトでの直接的な売り上げなどがあります。

目的を検討したら、具体的な目標値も設定しましょう。KGIやKPIを設定することで、実際にどれだけ効果があったのか評価しやすくなり、改善のためのPDCAサイクルを回しやすくなります。

KGIとは

KGIとは「経営目標達成指標」と訳され、企業の経営戦略やビジネス戦略を達成するために何をもってゴールとみなすのかを定める指標のことを指します。

KGIを設定する際には、「売上を上げる」「顧客満足度を上げる」といった漠然としたものではなく、「Webサイト経由のひと月の売り上げ50万円達成」「既存顧客へのアンケートで満足度80%獲得」など、達成できたかどうかが明確に判断できる具体的な数値を併せて設定する必要があります。

KPIとは

KPIとはKGIに至るまでの評価指標のことを指し、最終目標であるKGIを達成するために行わなければならない施策を最終目標から逆算して設定します。

たとえば、「WEBサイト経由の売り上げを1ヵ月50万円」というKGIを設定したならば、そこから逆算してサイトのPV数、資料ダウンロード数、会員登録数、お問い合わせ数などをKPIとして設定することができます。

②ターゲット

目的、目標値を設定したら、誰に向けたサイト・ページを作るのかというターゲットを決めます。目的によってターゲットとなるユーザー層は変わってきます。新規の顧客を獲得するのであれば、自社のことを知っているがまだ取引はない“顕在層”、エンゲージメントが目的なのであれば既存顧客などになります。

サイトのターゲットを明確にすることによって、サイトを制作する際の工数や投資の配分を適切に判断できます。

③内容(コンセプト・コンテンツ)

目的とターゲットが決まったら、コンセプトとコンテンツを決めます。現状の課題と目的・目標の間にあるギャップを埋めるためにどのようなコンテンツが必要か検討しましょう。サイトやページの企画立案の際は、企画書を作成することで状況を整理し社内での認識も統一することができます。

【企画書フォーマット例】

企画者氏名
企画タイトル
企画タイトル
企画概要
背景と課題
目的
目標値(KGI・KPI)
効果測定方法
コスト
誰に(ターゲット)
何を
どのように
企画の懸念点
備考

たとえば、サイト経由で売り上げを伸ばすという目標であれば、顧客と何かしらの接点を持つためのタッチポイントへ誘導するような導線が必要になります。そのために、無料でダウンロードできる資料を掲載したり、有益な情報を発信するメルマガを発行したりなどのコンテンツが考えられ、そこに至るまでの導線をWebサイトで設計する必要があります。

■潜在層をあと一歩踏み出させるための施策~中間コンバージョンとは~

■BtoBマーケティングハンドブック

■デジタルマーケティングのすすめ

まとめ

このように、サイトの目的・ターゲット・コンテンツ、コンセプトを設定することにより、Webサイトやページをどのように作っていくかという方向性が明確になります。

ただなんとなくサイトやページを作るのではなく、今回ご紹介したことをしっかりと設計してみてください。

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Mon, 29 Jan 2018 00:05:00 +0900
<![CDATA[敵だった母親を味方につけた任天堂の凄さ。利用シーンを革新させた「Wii」と「Switch」]]> https://mtame.jp/column/nintendo 任天堂といえば、スーパーマリオやポケモンなどのゲームで世界的に有名で、100億円以上の資本金を持つ、言わずと知れた大企業。アメリカやフランス、韓国などに拠点を持つグローバル企業でもあります。

間違いなく成功している企業のひとつとして数えられますが、もちろん任天堂にだけ外的・内的環境変化が訪れなかったわけでもなければ、時代に合わせたイノベーションを迫られなかったわけでもありません。

今回は、任天堂の「Wii」と「Switch」が生まれた背景にスポットを当てながら、どんな企業にも求められる「ビジネス戦略のイノベーションのあり方」について探ってみましょう。

任天堂のターゲットは子ども、敵は母親だった

任天堂が初めて家庭用ゲーム機を発売したのは1977年、「テレビゲーム15」「テレビゲーム6」でしたが、その4年前に、業務用レジャー・システムとして「レーザークレー射撃システム」を開発しています。

その後、任天堂の名を世界に知らしめるきっかけとなった「ファミリーコンピューター」(1983年発売)を筆頭に、携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」(1989年発売)、スーパーファミコン(1990年発売)、NINTENDO64(1996年発売)…と、任天堂は数々のゲーム機と対応ソフトをヒットさせ、時代ごとに子どもたちのハートを掴んできました。

ただし、子どもたちが夢中になればなるほど、子どもの母親たちは良い顔をしなくなります。 「ゲームばかりしていないで、勉強しなさい!」と怒られてゲーム機を取り上げられた経験があるという人も少なくないのではないでしょうか。

敵だった母親を味方につけた「Wii」

そんな世の母親たちの心情に、任天堂側も気づかないわけではありませんでした。 当時の社長である故・岩田 聡は、ゲーム機「Revolution」(仮称。のちにWiiとして発売)の発表の場で、次のような発言をしたといいます。

「母親を敵にした状態で、新しいゲーム機がどれだけ普及するのか疑問。Revolutionは、家族全員に受け入れてもらえるようにしたい」

その言葉通りWii(ウィー)は、テレビゲームながら体を使って遊べ、母親にも許容してもらいやすい「Wii Sports(ウィー・スポーツ)」を始め、ゲーム初心者である「母親」を含めた家族全員で楽しめる難易度の低いミニゲームを数多く収録した「Wii Party(ウィー・パーティ)」などのソフトで、これまで「敵」であった「母親」層を取り込むことに成功しました。

知育として受け入れられる「Swich」

任天堂はその後も「母親を敵にしない」ゲーム機をテーマに開発を続けています。

2017年3月に発売されたNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)は、据え置き型家庭用ゲーム機ながら携帯ゲーム機としても遊べるハイブリッッド機で、予約受付開始と同時に申し込みが殺到し、発売後も品薄状態が続きました。

Nintendo Switchは、本体(タブレット端末)と左右に取り付ける着脱可能なコントローラー「Joy-Con(ジョイコン)」、電源・HDMI出力機能を備えたスタンド「Nintendo Switch ドック」で構成されています。 注目したいのがこのJoy-Conで、本体に装着して遊ぶほか、Joy-Conグリップに装着して遊べたり、友達と分け合って遊ぶテーブルモードで遊ぶこともできます。

ただ、Joy-Conの凄さは、これだけにとどまりません。 2018年1月18日、任天堂はJoy-Conの周辺機器として「Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)」を発表しました。 これは、ソフトと再帰性反射材シートや段ボールシート、輪ゴム、ヒモなどがセットになったキットで、組み立てるとピアノやリモコンカー、全身を使って画面の中のロボットを動かして遊ぶゲームを作ることができるのです。

主な素材が段ボールなので、ユーザーである子どもたちは、好きなように着色することもできます。 「工作」×「ゲーム」という子どもが好きな要素と、母親が子どもに与えたい知育玩具や、体験させたいクリエイティブな要素がうまく組み合わせられ、子どもから取り上げるどころかむしろ買い与えたいと母親に思わせるような商品に仕上がっています。

さらには、キットを組み立てた子どもが「自分が作ったものがどうしてそんな動きをしたり音が出たりするのか?」と興味を持つことで、観察力や想像力、科学的な知識なども身に付く可能性が期待できます。

ビジネス戦略のイノベーションのあり方

任天堂は、主力製品であるゲーム機やゲームソフトのさらなる売上拡大のために障壁となる存在=家庭の母親を、敵のままにするのではなく味方に引き込むことでイノベーションを成功させたといえます。

そもそも、任天堂は、ゲーム機メーカーではありませんでした。 1989年の創業当初は花札を製造しており、日本で初めてトランプを製造した企業でもあります。現代では家族でカードゲームをする風習は廃れてきていますが、昔はトランプといえば家族団らんのなかで行われる代表的な遊びのひとつでした。こうした系譜をみると、任天堂がゲーム機を、子どもや青年のみをターゲットしたものから家族で遊べるものへと転換したのも、あながち突飛なシフトチェンジではなく、原点回帰だったのかもしれないと推察されます。

「母親を敵にしない」ゲーム機の開発を進めた故・岩田前社長は、新事業として「QOL事業」の立ち上げも行っています。 任天堂は、自社の立ち位置を「娯楽企業」として玩具やコンピューターゲームの開発・発売を手がけてきましたが、2014年以降、「娯楽」を「QOL(Quality of Life、生活の質)を楽しく向上させるもの」と再定義しました。 「QOLセンサー」を用いて睡眠や疲労状態に関するデータを集め、その分析結果に基づいてQOL改善のための提案をするという健康分野へも進出しています。

まとめ

ビジネスの拡大において障壁となるもの、敵とみなされるものに対しては、「排除する」「打ち負かす」といった発想で対処法を検討するケースが多いでしょうが、任天堂の事例では、「取り込む」「味方にする」ためにはどうしたら良いか?という発想でイノベーションが成功しています。

いずれの方法も簡単な道のりではありませんが、味方が多い方が長きにわたりビジネスを続けていくためには、自社もステークホルダーもともに利益の多いWin-Winの関係性を築くことを考えた方が良い方法なのかもしれません。

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Mon, 29 Jan 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[Instagramの投稿をシェアしたい!「Repostアプリ」の使い方]]> https://mtame.jp/social/instagram_repost 「シェア」とは「共有する」「拡散する」という意味です。FaceBookやTwitterなど代表的なSNSでは「シェア」機能がついており、人々は当たり前のように他の人に伝えたい投稿をシェアしますよね。

Instagramでもシェアを行うことによって、多くの人に投稿を見てもらうことができます。また、他の人の投稿を自分のタイムラインに掲載することも可能となり、タイムラインが充実するでしょう。

本日はInstagramでの「シェアの方法」をご紹介します。

Instagram コンサルティング

1.シェアするためには3つの方法があります

Instagramでの「シェア」には3パターンあります。

■ あなたの投稿を他のSNSにシェアする

■ あなたや他の人の投稿をフォロワーに直接シェアする

■ 他の人の投稿をあなたのタイムラインにシェアする

今回はこれらの3つの方法について、ご紹介いたします。

2.あなたの投稿を他のSNSにシェアする

まずは、Instagramアカウントを他のSNSと連携する必要があります。

プロフィールを編集
オプション画面
シェア設定

   

「プロフィールを編集」の右横にあるマークをタップするとオプション画面に移ります。画面の中の[設定>リンク済みアカウント]をタップすると「シェア設定」に移ります。ここから、各SNSアカウントと連携することができるので、シェアを行いたいSNSをタップして、ログインを行うことで連携をしてみましょう。

シェアしたい自分の投稿の画面
ェアする」へ進む

連携が完了したら、シェアしたい自分の投稿の画面にいきましょう。右上にある「…」をタップして、「シェアする」へ進みます。

投稿をシェア

各SNSのシェアボタンがありますので、連携しているアカウントのボタンをタップするとシェアが有効になります。右上の「シェアする」をタップするとシェア完了です。なお、連携していないアカウントのボタンをタップすると、各SNSのログイン画面に移行します。そこでログインを行っても連携することが可能です。

また、画面下部にある「メールアドレス」をタップするとメールでの共有ができたり、「リンクをコピー」をタップして投稿のURLをコピー&ペーストすることもできますので、連携していないアプリなどでシェアを行う際にはこちらを活用してみてください。

3.あなたや他の人の投稿をフォロワーに直接シェアする

自身の投稿でも、他のユーザーの投稿でも、フォロワーに対してシェアを行うことができます。

投稿をシェアする画面
投稿をシェアする画面
投稿をシェアする画面

今回は他のユーザーの投稿をシェアする画面で、説明します。

投稿の左下にある「紙飛行機」のようなマークをタップすると、「シェアする」というポップアップが出現します。投稿をシェアしたいユーザーを選択して、必要があればメッセージを記入し、青色の送信ボタンをタップして完了です。

■応用編

グループを作成

「シェアする」ポップアップの右側にある「新規グループ」のボタンをタップすると、フォロワーをグループ化して、投稿をシェアすることができます。グループの名前を入力して、所属するユーザーをタップすることでグループを作成します。グループの作成が完了すると、そこに所属するユーザーに一括でシェアを行うことが可能になります。

「紙飛行機」マーク
ダイレクトメッセージ

なお、シェアされた投稿はタイムライン画面の右上にある「紙飛行機」マークから飛べる「ダイレクトメッセージ」に表示されます。

4.他の人の投稿をあなたのタイムラインにシェアする

Instagramの場合、FaceBookやTwitterのように自分のタイムラインに他の人の投稿をシェアするためには別のアプリを使う必要があります。

Repostアプリ

AppStoreやGooglePlayで「Repost」と検索して、ダウンロードしてみましょう。上記2つのアプリが使いやすくておすすめです。今回は、Instagramアプリのアイコンと似ている左側のRepostアプリをご紹介します。

Repostアプリ
ログインボタン

アプリを起動するとこのような画面になります。ログインボタンを押して、InstagramのIDとパスワードを入力します。

写真のサムネイル
検索」をタップ
写真を投稿しているアカウント

ログインすると投稿した写真のサムネイルが表示されます。左上の「検索」をタップして、ユーザー名かハッシュタグを検索します。今回は、ユーザー名を検索して、シェアしたい写真を投稿しているアカウントを発見しました。

シェアしたい写真
シェアしたい写真

シェアしたい写真をタップすると写真が拡大されます。右下にある「Repost」ボタンをタップすると、Repostの編集画面に移ります。左下のアイコンをクリックすると、写真左上にある「誰の投稿をRepostしたのかがわかるマーク」の位置を変更することができます。表示には2種類のパターンがあり、それぞれ左上と右下に表示されます。Repostのマークをいれないことも可能ですが、基本的には引用元は表示させたほうが良いといわれております。表示をさせない場合には、コメントに引用元のユーザーIDを記載してリンクを貼ると良いでしょう。

また、Repostのマークの色を変更することも可能です。写真の右下に「ラ…」「ダ…」というボタンがあります。これらはおそらく「ライト」「ダーク」かと思われます。「ライト」をタップすると背景が明るいホワイトになり、「ダーク」をタップすると半透明のブラックになります。写真の色味に合わせて見やすく変更するようにしましょう。

Instagramにコピー
Instagramの投稿画面

Repostマークの調整が完了したら、下部にある「Repost」という青色のボタンをタップしましょう。ポップアップが表示され、「Instagramにコピー」が選択できるようになります。アプリを選択すると、通常のInstagramの投稿画面に移りますので、加工やコメントなどの設定を行って投稿をするとシェア完了です。

シェアされた投稿

シェアされた投稿は自分のタイムラインに表示されるようになるので、確認してみましょう。

5.シェアして充実なタイムラインに!

Instagramではシェアができない・・・とあきらめていた方もいたのではないでしょうか?別のアプリを経由してシェアを行うことは他のSNSでは経験がないので、Instagram特有のシェア方法といえるでしょう。

シェアを行うことで、ユーザーに投稿を広めることはもちろんのこと、自分のタイムラインを充実させることにもつながるので、是非積極的に使ってみはいかがでしょうか?

合わせて読みたい記事

Instagramの投稿については、こちらの記事もご覧ください。

Instagram コンサルティング]]>
Thu, 18 Jan 2018 00:10:00 +0900
<![CDATA[乱立するソーシャルメディアサービスをどう使い分けるべきか?]]> https://mtame.jp/social/social_media_type もちろん、企業でもその利用が進んでいますが、どのように乱立するサービスを使い分けていくかについては、しっかりと考えを持って対応していくことが必要になります。

今回は、そんなソーシャルメディアサービスの使い分けについてご紹介していきます。

Facebookは小ネタを挟みつつ軽い読み物に

Facebookは、国内でも個人の利用者が多く、法人企業においても利用が進んでいる媒体と言えます。

ただし、顧客とのコミュニケーションや良好なリレーションシップを確立するのは予想以上に難しいものがあり、その使い方にもいくつかのポイントがあります。

とくに、コンテンツの提供の仕方には顧客に受けるアプローチが存在することが分かってきているのです。

その1つの事例として挙げられるのが、「小ネタを挟みつつ展開する軽い読み物の企画」です。

この形態は、もっともリピートユーザーを掴みやすいものだと言われ始めているのです。

たしかに、ソーシャルメディアの領域ですから、カジュアルにアクセスして気軽に読める内容であれば、「定期的に覗いてみよう」という気になってもおかしくありません。

こうなると、雑誌の編集のような感覚も必要になってくるものと思われますが、そのくらいコンテンツを提供していく際のトーン&マナーが大切になってきていることが分かります。

とりわけ女性の利用者に対しては、細かい配慮ができるコンテンツ制作が求められることになるのです。ある意味、定型化している広告物よりも、きめ細やかな神経を使うものと言えるのではないでしょうか。

Twitterはより砕けているほうが好まれる

同じソーシャルメディアでも、ツイッターは140字という限られた文字数で情報を発信しなければなりません。

そのため、ブログのような形態を伴うソーシャルメディアとは使い方が異なるわけです。

とくに、法人が利用する場合でも中の人などと呼ばれる「呟き手」のパーソナリティが強く求められるのが特徴で、呟く内容も「より砕けたもの」が好まれる傾向にあります。

ただ、企業の看板を背負っておこなう呟きですから、個人が自己責任で行うものとは違い、規定に基づいて呟く必要があります。

そのため、なかなか難しいものであることもまた確かです。

何年か前にも、ホテルのツイートアカウントでうっかり「有名人が宿泊してした」という個人情報にかかわるネタを写真つきで流してしまったり、顧客に対する印象をつぶやいてしまったりと、本来ありえない使い方をして大問題になったケースもあります。

ですから、砕けた使い方といっても限度問題があることを理解した上で利用していかなくてはなりません。

ざっくばらんな方がユーザー受けは良いとはいえ、どの程度のレベルに抑えるかということは難しい問題のため、企業内でこうしたSNSを受け持つ担当者は相当苦悩してしまう可能性もあります。

そのくらい、テイストセッティングは難しいものといえる状況で、それをなんとか確立できたアカウントが好感をもって迎えられているのが現状なのです。

Instagramは世界観重視

文字を中心としたソーシャルメディアとは対照的に、写真メインのSNSとして人気がでているのがInstagramです。

最近では、「インスタ栄え」という言葉も流行するほど、写真の写りのいい商品などは人気が出やすく、これまでの文字中心に展開されたSNSの世界とは大きく異なる、まったく新しいソーシャルメディアであることが分かります。

Instagramでは、画像を通して感じることができる世界観が重視されるようになっており、写真の撮影の仕方にも工夫を施す人が多くなっています。

個人のユーザーなどでは、「よくスマホの写真機能だけでここまでできたなあ」と感心させられる写真も多く投稿されておりますが、企業が利用するInstagramでは、より気を使ったクリエイティブ管理が必要になることは言うまでもありません。

しかも、掲載させる写真はいわゆるプロのカメラマンが宣伝用に撮影した写真とは異なり、商品とともに背景にそれなりの世界観を漂わせている必要もあります。

そのため、言葉で言うのは簡単でも、これを日常的な業務として管理運営していくのは決して簡単ではないのです。当然担当者には高いセンスが求められることなるわけです。

したがって、これまでの広告やマーケティングの仕事とはまた一味違うブランド感やイメージを、写真から構築できる能力が求められることになるでしょう。

自社の強みを活かせるSNSに注力!

ソーシャルメディアサービスは、企業のマーケティングにも活用できれば、非常に大きな力になることは間違いありません。

しかし、企業によってはフェイスブックできっちりコンテンツを提供するよりもツイッターのライトなアプローチの方がマッチすることもありますし、消費財でビジュアルイメージを大切にする場合にはInstagramを利用することが最適である可能性もあります。

つまり、自社の強みをもっとも活かせるソーシャルメディアサービスを使い分けることが重要で、必ずしもすべてのソーシャルメディアサービスを利用する必要はないのです。

また、属人的な要素も高い仕事だけに、しっかりソーシャルメディアサービスを使いこなせる人材を社内で見つけられるかどうかも、大きなポイントになるでしょう。

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Thu, 18 Jan 2018 00:05:00 +0900
<![CDATA[広告の効果を上げるためには「配信する時間」を計画的に決めよう!]]> https://mtame.jp/advertisement/a396 ネット広告では、エリアやターゲットを絞り込むと同時に、配信する時間帯もあらかじめ設定することが可能となります。

これは、テレビのスポットなどでも従来から行われてきたものですが、ネットにはより細かく設定ができるものも増えています。

今回は、広告効果を上げるための「配信する時間」についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

掲載のタイミングを考えられるのがネット広告の強み

新聞や雑誌といった従来からのレガシーメディアにおける広告では、掲載日や掲載場所を特定することは可能でしたが、印刷物といった性格上、ユーザーがそれらのメディアに触れる時間帯だけをピックアップして配信するというのは物理的に不可能で、配布部数を増やすことによって接触率を高めるという古典的な方法しか取ることができませんでした。

一方、テレビやラジオなどは、時間帯に対応した出稿を可能にしてきました。

ただ、テレビ局などのセールスの仕方は、特定時間帯だけに絞り込んだ出稿ではなく、ある程度幅のある時間帯をセットにして販売することで、自らの売買を有利にして売れ残りがないようにしてきた部分が大きかったのです。

そのため、必ずしも広告主が望むような「一部に絞り込んだ時間帯出稿」が可能になったわけではありませんでした。

したがって、こうした考え方は、今や「ネットならではの広告配信の強み」ということができるわけです。

同じスペースに広告出稿する場合でも、出稿するタイミングによってその効果は異なる傾向にあるため、配信時間帯の設定は「効率的なマーケティング」を実現するために極めて重要なものといえます。

ネット広告は日々進化を続けていますが、いまでは驚くほど細かなセッティングを行えるため、従来のメディアでは考えられないような広告効果を発揮することができるようになっているのです。

ターゲットの目に触れないと無意味

ネット広告は、ターゲティングを得意としていますが、それでもターゲットとなる顧客の目に触れなければ意味はありません。

たとえば、リスティング広告は、ネット上で時間帯配信が可能となるメディアの代表例と言えます。

もともと、検索するキーワードとともに地域などを限定して配信することが可能ですが、さらにその時間帯を指定して配信することも可能なのです。

当然のことですが、深夜から早朝にかけては、全体に広告のインプレッションが低くなり、コンバージョン率も下がる傾向にあります。

もともとネット視聴者の97%は常に検索エンジン以外のものを見ていると言われるだけに、いくらキーワードを絞り込んで効率的な広告出稿を行っても、検索エンジンが使われないタイミングで出稿していては、大した効果が見込めないわけです。

最近では、バナー広告でも時間帯を区切った配信を行うことができるようになっているため、今後こうした時間軸による絞り込みを行う企業はさらに増加することが考えられます。

適切な時間帯をリサーチ

効果的な時間帯に広告出稿をするためには、ターゲットとなる顧客の行動科学分析が必要となります。

たとえば、「仕事で検索エンジンを使う場合にどの時間帯が適切なのか」というリサーチは極めて重要と言えるでしょう。

最近では、「業務上の調べものはネットで検索する」ということが当たり前になってきているため、多くのオフィスワーカーが働く朝9時から夕方5時までは、ピークタイム考えることもできます。

ただ、お昼時間帯の12時から1時までは逆に利用率が下がるということも十分に考えられるわけです。

また、土日については個人の利用が多くなりますが、仕事に絡む検索は限定的になるという状況が見られるわけです。

したがって、どのような内容をリスティング広告に載せるかによって、適切な出稿時間帯も変化することが考えられるのです。

とくにBtoBの世界では、こうした「適切な出稿時間帯のリサーチ」によって計画・決定していくのはまさにマーケターの仕事であり、効果的かつ効率的な広告キャンペーンを実現するためには必要不可欠なものとなるのです。

他社に先駆けた、カスタマーインサイトにマッチする細かいセッティングこそが、成功をもたらしてくれるというわけです。

最大の効果をあげるには下準備が大切です

ネット広告では、ターゲットとなる顧客の視聴特性にあわせて様々な設定をすることで、これまでのメディア以上に高い効果を見込むことが可能となりました。

単なるターゲットの絞り込みだけではなく、ターゲットとなるユーザーのネットへの接触時間をこまかく分析することで、大きな成果をもたらすキャンペーンを実現することができるのです。

そのため、広告効果をあげるために時間帯を絞り込んで活用するというのは、その大きな方法の1つと言えるのではないでしょうか。

ぜひ、今回ご紹介したポイントを押さえながら、適切なタイミング、適切なターゲットに対して広告を出稿してみてください。

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Thu, 18 Jan 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[2017年 世界の大富豪ランキングTOP10がやっている習慣]]> https://mtame.jp/column/worldn_millionaire_rankings_2017 毎年、アメリカの経済誌「フォーブス(Forbes)」が発表している世界長者番付ランキング。見るまでもなく「富豪だろう」と予想された人から、世間一般にはあまり知られていない人までランクインするので、ついつい注目してしまいますね。

今回は、2017年10月に発表された世界長者番付ランキングから、TOP10と、1~6位までの大富豪が日頃行っている「習慣」をご紹介します。
これを読んで「今まで真逆のことをしていた!」という人も、今日から習慣を変えてみると、大富豪に一歩近づけるかもしれません…!?

「フォーブス」の世界長者番付から上位10人をピックアップ!

世界有数の経済誌である「フォーブス(Forbes)」は、世界長者番付を筆頭に、インド長者番付、中国長者番付といった国別の長者番付、スポーツ選手長者番付などのほか、America's 100 Best Small Companies(アメリカの小規模企業ランキング100)やAmerica's Best Colleges(アメリカの大学ランキング)など、さまざまな切り口でランキングを行っていることでも有名です。

世界長者番付は、所有する個人資産が10億ドル以上ある個人から王族や独裁者を除いてランキングしたもの。いわゆる「ビリオネア」の一覧といえます。
2017年、ビリオネアは史上最多となり2,000人を超えました。ランキングの常連もいれば、脱落してしまう人、ニューフェイスも。今年、新たに加わったのは195人でした。

では、ランキングと行っている習慣を見ていきましょう。

【第10位】マイケル・ブルームバーグ/475億ドル(米国/ブルームバーグ)

マイケル・ブルームバーグ

画像引用先:Forbes

マイケル・ブルームバーグは、経済・金融情報の配信を中心に行うアメリカ合衆国の大手総合情報サービス会社「ブルームバーグ(旧称:イノヴェーティヴ・マーケット・システムズ )」を興した人物です。2013年にもランクインし、13位をマークしました。

ジョンズ・ホプキンス大学電気工学科を卒業、ハーバード・ビジネス・スクールで経営管理学修士号(MBA)を取得した後、証券会社大手のソロモン・ブラザーズに勤務。
1981年に現:ブルームバーグを設立し、ウォール街の企業に対して金融情報端末を販売開始しました。その後、通信社、テレビ、ラジオ、雑誌などメディア事業を展開しています。

マイケルの活躍はビジネスのみならず政治まで幅を広げています。アメリカ同時多発テロ直後の2001年秋にニューヨーク市長選挙に共和党から立候補し、50%の得票率で見事に選出されました。 市長を退任した後は、都市・気候変動担当の国連特使として活動したり、ブルームバーグにCEOとして復帰したりと、実業家と政治家の二つのわらじを履いています。

【第9位】デービッド・コック/483億ドル(米国/複合事業)
【第8位】チャールズ・コック/483億ドル(米国/複合事業)

デービッド・コック/チャールズ・コック

画像引用先:KOCH

9位と8位の2人は兄弟なので、まとめてご紹介しましょう。
2人は、コングロマリット企業(吸収合併を繰り返し、他業種に参入している企業体)「コック社」の経営者で、兄のチャールズ・コックが取締役会長と最高経営責任者を、弟のデービッド・コックが副社長をしています。

コック社は、当初、石油精製と化学製品のみを扱っていましたが、繊維、鉱物、肥料とさまざまな分野の企業を吸収合併し、牧場の経営まで手を広げています。
これだけ規模の大きな企業体にも関わらず、コック社は非上場。同族経営が行われており、コック兄弟も父のフレッド・コックからビジネスを受け継ぎました。2人はそれぞれ、コック社の42%を所有し、ビジネスのさらなる拡大を進めています。

兄のチャールズは2011年に初めて長者番付にランクイン、弟のデービッドも2013年にランクインし、この年から2人揃ってトップ10入りをキープしています。

2人はビジネスだけでなく慈善事業家としても知られており、教育機関や芸術、文化関連に寄付を行っています。特に弟のデービッドは「アメリカでもっとも気前が良いが控え目な慈善家の一人」と評されているのだとか。

【第7位】ラリー・エリソン/522億ドル(米国/ソフトウェア事業)

ラリー・エリソン

画像引用先:CNNtech

ラリー・エリソンは、米国企業オラクル社を設立した人物で、元CEOであり現会長、CTO(最高技術責任者)でもあります。

オラクル社は、主に企業向けにデータベース関連ソフトウェアを提供しており、マイクロソフト社とともに世界のITを牽引してきました。日本法人として日本オラクルを持ちます。

フォーブスの世界長者番付の常連で、2010年以降、毎年のようにトップ10入りしています。
豪邸を数十軒も購入したりハワイのラナイ島の92%を所有したりと、大富豪らしい生活ぶりが見られるラリーですが、出自は未婚の母のもとで生後9ヶ月で養子に出され、養父の会社の倒産や大学中退を経験するなどと、苦労がうかがいしれる幼少期~青年期を過ごしています。

アップル社の故・スティーブ・ジョブズとは親友で、一時期は取締役に就任していましたが、後に、「取締役会に出席する時間が充分に取れないこと」を理由にアップルの取締役を辞任しています。

【第6位】カルロス・スリム・ヘル/545億ドル(メキシコ/通信事業)

カルロス・スリム・ヘル

画像引用先:Business Insider

カルロス・スリム・ヘルは、今回のトップ10の中ではあまり知名度のない人物ですが、メキシコの実業家で、テルメックス、テルセル、アメリカ・モービルといった通信会社を所有する大富豪で、メキシコ本国だけでなく、ラテン・アメリカ全体の通信産業に対する影響力を持っています。

カルロスは、レバノンから移住してきた両親のもとに生まれました。幼少期より数学に対する興味を強く持ち、毎週の小遣い管理を両親に課せられており、12歳のときには株式投資を始めたといいます。

大富豪になった今も倹約で質素な生活を送り、「大富豪になる秘訣は?」と聞かれると、「少しでも早く貯金を始めることだ」と答えたのだそう。
カルロス・スリム・ヘルの習慣は、常に倹約して貯金をすることだといえそうです。

【第5位】マーク・ザッカーバーグ/560億ドル(米国/フェイスブック)

マーク・ザッカーバーグ

画像引用先:mid-day.com

マーク・ザッカーバーグは、言わずと知れた世界最大のSNS「Facebook(フェイスブック)」の創業者で、会長兼CEOです。Facebook は、2017年現在で全世界に19億人のユーザーを持つまでに成長.しています。

マークは、もともとハーバード大学に在学中に女子学生の顔写真を比較して投票させる勝ち抜きゲームを考案・実施しました。これには大学側から処分を受けたものの、後日、これをもとに、ハーバード大学内の学生同士が交流するための「Thefacebook」を開始。そこから、口コミでスタンフォード大学やコロンビア大学などからも同じようなサービスを使いたいという要望に応え、全米の大学に少しずつ解放していきました。その後、高校生にも解放され、2006年9月にはメールアドレスさえ持っていれば誰にでも解放されるようになりました。

マークは、歯科医の父親と精神科医の母親を両親に持ち、高校に入学後、その退屈さに耐え切れず、エリート進学校として名門の全寮制高校「フィリップス・エクセター・アカデミー」に転校してしまいます。そしてFacebookの立ち上げとともに大学を去っています。

こういった「目標を見つけたら時間を無駄にせずすぐに行動に移す」という姿勢の現れともいえるのが、彼の毎日の習慣です。それは、「毎日同じTシャツを着ること」。服を選ぶために選んだり迷ったりする時間がもったいないというのがその理由です。

【第4位】アマンシオ・オルテガ/713億ドル(スペイン/ザラ)

アマンシオ・オルテガ

画像引用先:Alchetron

アマンシオ・オルテガは、ファストファッションとして有名なZARA(ザラ)を展開しているアパレルメーカー「インディテックス社」の創業者です。

アマンシオは、1936年にスペインのカスティーリャ・イ・レオン州で生まれ、義務教育を終了後、シャツの縫製店での雑用などの仕事を経て、1963年、27歳の時に前妻や兄弟らとインディテックス社を創業。36歳のときにバスローブメーカー「Confecciones Goa, S.A.」を、3年後にZARAを立ち上げました。

ZARAは急成長し、世界的なファストファッションブランドになりましたが、アマンシオはニューヨーク・タイムズを始めとするさまざまなメディアからのインタビュー依頼をことごとく辞退したといいます。代わりに当時の社長が取材を受けている最中、工場内を撮影したところ、従業員に混ざって働くアマンシオの姿があったとか。

そんなアマンシオの習慣は、引退するまでの間、毎日ランチを従業員と一緒に会社のカフェで食べるというもの。これは「人々を愛してほしい。それ以外の事は後からついてくるよ」というアマンシオの名言を裏付ける行動とも取れそうです。

75歳のときに、社長の座を後継者に引き継いでいますが、家計を助けるために13歳で働き始めてから実に60年以上もアパレル関係の仕事に従事していました。貧しかった子ども時代が「貧しい人にも喜ばれる安価な服を提供したい」というZARA立ち上げの動機ともつながったようです。

【第3位】ジェフ・ベゾス/728億ドル(米国/アマゾン・ドットコム)

ジェフ・ベゾス

画像引用先:BUSINESS INSIDER JAPAN

ジェフ・ベゾスは、大手ネット小売業のAmazon.com (アマゾン・ドットコム)の共同創設者です。

ジェフは、幼少の頃から探究心が旺盛で、自分の部屋に弟妹を入れないために電気アラームを取り付けたり、両親の車庫を実験室に改造して理科の実習を行ったほか、3歳の時に自分が寝ていたベビーベッドを解体して自分好みの形に作り変えたという逸話まで残されています。

高校時代にコンピュータに興味を持ち始め、大学では計算機科学と電気工学を専攻しています。1986年に大学を卒業した後は、ウォール街で金融機関のIT部門に所属し、トレーディングシステムの構築に従事しますが、1994年、World Wide Web(WWW)の利用率が増加していることに気づくと、将来的にeコマース事業が大きなビジネスチャンスになると考え、それまで勤めていた金融機関を退社して、シアトルに移り住みます。

同年、アマゾンの原型となるインターネット書店「Cadabra.com」を開業し、翌年7月にAmazon.comに改名。2年後には株式公開するまでに急成長し、インターネットバブルの成功者の一人として数えられるようになりました。

そんなジェフは、徹底的にムダを嫌うことで知られており、日本語の「無駄(ムダ)」すらも口にするほどだといいます。アマゾンの配送センター内では商品と作業員が無駄のないように配置され、ロボットをも導入して、発送が最速で行われるようプログラムされています。 また、アマゾンでは重役でも飛行機での移動に当てられるのはエコノミークラスだといいます。

こうしてムダを排除するのは、アマゾンが薄利多売の小売業を事業としていることとも関連が深いですが、消費者に良いものを安く提供するために無駄のない経営にこだわっているのだともいえそうです。

【第2位】ウォーレン・バフェット/756億ドル(米国/バークシャー・ハサウェイ)

ウォーレン・バフェット

画像引用先:bloomberg

ウォーレン・バフェットは、世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイ社の同社の会長兼CEOを務め、筆頭株主でもあります。「投資の神様」とよばれ、あのビル・ゲイツとも親友であり、アメリカ史上最大の約374億ドルを慈善財団に寄付するなど、大富豪らしいエピソードが満載の投資家です。

そんなウォーレンの習慣は、日常生活を変えずに習慣を守ることだといえるでしょう。富豪になってからも、それまでの生活と変わらない暮らしを継続しているようです。
1958年に購入した自宅に住み続け、40年間同じ会社に勤務し、食事といえばマクドナルドのハンバーガーとチェリーコークが定番。趣味は、テレビでのスポーツ観戦です。

ウォーレンが習慣を変えないのは、己を理解し、どうすべきかをわかっているからだともいえます。そして、それはそのまま、仕事にも結びついています。投資で損をしないため、投資先のことを徹底的に把握するために膨大なリサーチを行うことは有名な話。
また、投資先を信頼しているので、多少業績が落ちて他社が手を引いたとしても、投資(支援)し続けるというのが特徴的です。

日常生活として繰り返している習慣を愛し、愛しているからこそ習慣を変えないという一貫した姿勢が伝わってくるようです。

【第1位】ビル・ゲイツ/860億ドル(米国/マイクロソフト)

ビル・ゲイツ

画像引用先:GIZMODO

ビル・ゲイツは、マイクロソフトの元会長で共同創業者です。ビルは、1955年、シアトルの裕福な家庭に生まれました。マイクロソフトが本社を置くほか、いまや最先端ビジネスがこぞって集まるシアトルに生まれていることには、何かの縁が感じられます。

ビルは子どもの頃から成績優秀で、中学生になってコンピュータに興味を持つようになります。PDP-10の負荷耐性テストに参加したり、COBOLでの給与計算システムの作成を請け負ったり、高校時代の先輩と交通量計測システムを作成するなかでコンピュータに習熟していき、ハーバード大学入学後に、BASICインタプリタの開発(このとき、マイクロソフト社を設立。ハーバード大学を休学)、MS-DOSの開発を経て、Windowsの開発に着手します。
その後、オフィス向けの表計算ソフトやワープロソフトなどを開発し、競合他社との熾烈な戦いに勝ち、シェアを拡大していきました。2008年7月に第一線から退き、自身が立ち上げた慈善団体での活動に注力するようになります。

そんなビルの習慣は、夜寝る前に家族の食事のお皿を洗うことと、読書をすること。
食器を洗うぐらいなら、雇ったメイドにさせれば良さそうなものですが、本人はただ楽しいから続けているのだとか。しかし、この「皿を洗う」という行為には、実は心を落ち着かせる効果があることが科学的にも証明されていて、リラックスした脳は、より創造的なアイデアの出やすい状態になるそう。

読書に関しては、寝る時間がどんなに遅くなっても最低1時間の読書タイムは確保しているとのこと。この寝る前の読書も、ストレスを解消して体が寝るための準備を整える効果を持つそうです。

ご紹介した大富豪の習慣から、気になるものが1つでもあれば、今日から実践してみてはいかがでしょうか?

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Tue, 16 Jan 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[初めてのInstagram!登録方法と基本的な使い方]]> https://mtame.jp/social/a393 月間のアクティブユーザーが2000万人にものぼるSNS「Instagram」は、20代~30代の女性を中心に、絶大な人気を誇っています。近年では商品やサービスの反応を見たり、認知を拡げたりすることを目的としてSNSを活用する企業も増えました。ユーザーの生の声を収集してスピーディーにサービスへ反映させることもできるため、BtoC企業のみならず、BtoB企業でもアカウントの開設が増加しています。

そんなInstagramをこれから始めようと思っている方は必見。今回は、初めてアカウントの開設・運用する方向けに、Instaramの登録方法や基本的な使い方をお教え致します。

Instagram コンサルティング

1.Instagramを登録してみよう!

■アプリのインストール

まずは、アプリをインストールします。Instagramはアプリ版とパソコン版がありますが、アプリ版のほうが使い勝手が良いので、今回はアプリ版での登録方法を説明します。

InstagramのアプリケーションはiPhone、Androidに対応しています。アプリストアから「Instagram」を検索して、インストールを行いましょう。

iPhoneのダウンロードページはこちら

Androidのダウンロードページはこちら

■アカウントの作成

インストールが完了したら、アプリを起動します。

アプリを起動

「電話番号またはメールアドレスで登録」をタップして進みます。

電話番号で登録」をタップして進む
メールアドレスで登録」をタップして進む

電話番号かメールアドレスを入力後、6桁の承認コードが届くので入力します。

名前・パスワードを入力
ユーザーネームを入力

その後、名前・パスワード・ユーザーネームを入力します。これらの情報はアカウント開設後に変更することも可能です。なお、ユーザーネームは他のユーザーと同じものを使うことはできません。

Facebookの友達を検索
連絡先を検索

FaceBookアカウントや端末に入っている電話帳と連携することで、Instagram内にいる知り合いを見つけやすくすることができます。これらについても最初スキップしてしまったとしても、アカウント開設後に連携させることは可能です。

フォローする人を見つけよう

その後、プロフィール画像の設定が完了すると、「フォローする人を見つけよう」という画面が表示されます。ランダムでおすすめされたユーザーをフォローすることができます。右上の「完了」をタップして登録完了です。

■プロフィールの登録

アカウントの登録が完了したら、まずはプロフィールを編集しましょう。

プロフィールを編集
プロフィールを編集

 

「プロフィールを編集」をタップすると、編集画面に入ることができます。アカウントに関わるそれぞれの情報をここで更新しましょう。

プロフィール編集画面

このようにプロフィールを編集することができます。自己紹介に書く内容としては、趣味や出身地、挨拶文など好きなことを書いてかまいません。しかし、フォロワー数を増やしたいとお考えの場合にはプロフィールは重要な役割を担います。詳細はまた別途ご説明致します。

2.基本的な使い方

1.画面の見方

  1. ①自分のアカウントページに表示される写真や動画がサムネイル形式で表示されます。
  2. ②自分のアカウントページに表示される写真や動画がタイムライン形式で表示されます。
  3. ③自分がタグ付けされた写真が表示されます。
  4. ④お気に入り保存した写真や動画を一覧で見ることができます。このボタンは、他の人には共有されません。
  5. ⑤フォローしたユーザーの投稿をタイムライン形式で見ることができます。
  6. ⑥ユーザー・ハッシュタグ・スポットを検索することができます。
  7. ⑦写真や動画を投稿することができます。
  8. ⑧自分やフォロワーの投稿のアクティビティを確認することができます。
  9. ⑨自分のアカウントページが表示されます。

2.写真や動画を投稿する

では早速、写真や動画を投稿してみましょう。⑦のボタンを押すとカメラが起動されます。

カメラが起動<

動画を撮りたい場合は右側にある「動画」の文字をタップしましょう。また、左側にある「ライブラリ」では端末に入っている写真や動画が表示され、投稿するものを選択することができます。

写真の加工画面
写真の加工画面

写真を撮影した場合、自動で写真の加工画面へ遷移します。

「フィルター」では写真全体にセピア色やモノクロ、ヴィンテージ感のある加工などを施して写真のイメージを簡単に変更することができます。また、「編集」では画像の明るさ加減や明暗の調整などをすることができます。

新規投稿
投稿完了

加工が完了し、「次へ」をタップすると投稿画面に移ります。コメントやハッシュタグを記載して「シェアする」をタップすると、投稿完了です!

3.Instagramを楽しもう!

写真や動画を投稿するだけではなく、さまざまなユーザーを見つけてフォローすることで、タイムラインが充実していきます。他のユーザーの投稿に対して、コメントをつけたり「いいね」というハートマークを送ることもできるので、好みのユーザーに積極的に交流ができるよう、フォローを行うことをおすすめします。

また、Instagramでは多用されている、ハッシュタグと呼ばれる「#●●●●」という文言を投稿欄に記載すると、そのハッシュタグを検索して投稿を見つけてもらうことができます。Twitterは話題でつながり、FaceBookは身近な人とつながることを得意とする一方で、Instagramは嗜好でのつながりでコミュニケーションが広がっていきます。ハッシュタグを上手に利用することで多くの出会いや発見があることでしょう。

Instagram コンサルティング]]>
Mon, 15 Jan 2018 00:00:00 +0900
<![CDATA[第2回:マーケティングオートメーション(MA)ツールが必要な理由/デジマケひよっこ担当者のマーケティングオートメ―ション]]> https://mtame.jp/column/a392 漠然と「マーケティングオートメーション(MA)ツールは便利なもの」というイメージがあると思いますが、そもそもなぜマーケティングオートメーション(MA)ツールが必要なのでしょうか?

今回は、BtoB企業の営業活動においてなぜマーケティングオートメーション(MA)ツールが必要なのか、その理由を紹介します。

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Tue, 26 Dec 2017 00:00:00 +0900
<![CDATA[第3回:メールマーケティングの用語集 /デジマケひよっこ担当者のメールマーケティング]]> https://mtame.jp/column/a391 Mon, 25 Dec 2017 00:00:00 +0900 <![CDATA[2017年 日本の大富豪ランキングTOP10が残した名言集]]> https://mtame.jp/column/japan_millionaire_rankings_2017 「大富豪」…ステキな響きですよね!
誰もが大富豪になれるわけではないけれど、本気で大富豪を目指している人にも、いまより少しでもお金持ちになりたい!と努力している人にとっても参考になるのが「実際に大富豪になった人が大切にしていることは何か?」ということなのではないでしょうか?

今回は、2017年10月にアメリカの経済誌「フォーブス(Forbes)」が発表した世界長者番付のランキングから、日本人の大富豪ランキングTOP10とそれぞれの大富豪が残した名言を、発言の背景に触れながらご紹介します。

※第9~8位は、同列7位が3名いるため欠番となります。

「フォーブス」の世界長者番付から日本人上位10人をピックアップ!

世界有数の経済誌である「フォーブス(Forbes)」は、世界長者番付を筆頭に、インド長者番付、中国長者番付といった国別の長者番付、スポーツ選手長者番付などのほか、America's 100 Best Small Companies(アメリカの小規模企業ランキング100)やAmerica's Best Colleges(アメリカの大学ランキング)など、さまざまな切り口でランキングを行っていることでも有名です。

世界長者番付は、所有する個人資産が10億ドル以上ある個人から王族や独裁者を除いてランキングしたもの。いわゆる「ビリオネア」の一覧といえますね。
2017年、ビリオネアは史上最多となり2,000人を超えました。そのうち、日本人は33人。日本の女性企業家としては初めて、テンプスタッフの創業者である篠原欣子名誉会長がランクインしました。

では、ランキングと名言を見ていきましょう!

【第10位】世界長者番付564位:韓 昌祐/34億ドル(マルハン)

韓 昌祐

画像引用先:株式会社マルハン

韓 昌祐(ハン・チャンウ、日本語読みは「かん しょうゆう」)
パチンコ店グループ「マルハン」の創業者で、現在は代表取締役会長。
韓は、韓国の農家(小作農)に生まれ、1945年10月、14歳のときに戦後の混乱に乗じて船で日本に密入国しています(特別永住者資格を取得後、日本に帰化)。法政大学経済学部を卒業後は、京都で義兄のパチンコ事業を受け継ぎますが、利益を元手に喫茶店やボーリングにも手を広げて失敗。60億円もの借金を抱えてしまいます。韓は借金返済のため、現在の株式会社マルハンを設立してパチンコ事業に本腰を入れて、完済し、関東へも進出を果たします。

略歴からもかなりの苦労人であることがうかがえますが、韓の名言からは、逆境のなかで自分を支えてくれるものを持つことの大切さ、逆境を乗り越える術が見えてきます。

「若いころは貧しかったですからね。なんとか法政大学に入ったものの、まもなく栄養失調でダウンしました。病床で僕を癒してくれたのが、ラジオから流れるクラシック音楽だったのです。以来、とりこになりました」(韓 昌祐)

「世界中どこにでも差別はあります。日本人が韓国人を差別するといいますが、韓国人の中国人差別はどうだ、と訊くんです。それほど韓国では中国人を差別する。世界でチャイナタウンがないのは韓国だけです。差別に打ち勝つ、差別を撥ね返すたったひとつの道は、自分たち自身が教養と見識をもって社会貢献する。これしかないんです」(韓 昌祐)

韓は、パチンコ事業の収益金の1%を地域社会の奉仕に当てるなど、社会貢献にも力を入れています。その姿勢は社員教育にも表れているようです。

「社員教育では善悪を判断する行動基準を教えます。それから人間を大事にすること。たとえば耳の不自由なお客様がいたら、その方のために手話を習うとか、とにかく人に対して優しく親切になるよう教育します。そこから社会への貢献、たとえば店の周りの掃除まで自分からきちんとやるようにすることなどを教えます」(韓 昌祐)

【第7位】世界長者番付522位:永守 重信/36億ドル(日本電産)

※第9~8位は、同列7位が3名いるため欠番となります。

永守 重信

画像引用先:日本電産株式会社

永守 重信は、精密小型モーターの開発・製造で世界一のシェアを持つ日本電産の創業者です。

京都で6人兄弟の末っ子として誕生し、京都市の工業高校を卒業後、東京都小平市にある職業訓練大学校(現:職業能力開発総合大学校)の電気科を首席で卒業。音響機器制作会社ティアック、その子会社である山科精器取締役を経て、卒業から6年後に日本電産株式会社を創業します。

日本電産は、製品開発に力を入れるだけでなく、経営戦略としてM&A(企業の吸収合併)に取り組み、成長してきました。優秀な技術を持ちながら経営不振に陥った企業を次々に買収し子会社化したうえで、最高益を更新すると社名を「日本電産○○」と変更するスタイルが定着しています。

「情熱、熱意、執念」
「知的ハードワーキング」
「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」
の3つを経営哲学とし、自身も元日の午前を除いて365日働くほどのハードワーカーぶりでしたが、買収した海外企業が、残業せず、長期休暇を1ヵ月取得しても好業績を挙げている点に着目し、2016年10月に「2020年までに残業ゼロを実現す」と宣言しました。

「休みたいなら、やめればいい」(永守 重信)

「下の人間が動くかどうかは、上の人間次第」(永守 重信)

「改革はすべてトップダウンで行うのが日本電産のやり方。「残業ゼロ」もトップの私が率先することで、会社全体に範を示していく」(永守 重信)

学歴や出自にはこだわらず実力主義で人事を行い、同族経営はしないことを明言していることでも有名で、まだ日本電産が小規模だった頃は、「大声試験」「早飯試験」「マラソン試験」「試験会場先着順」「留年組専用試験」などのユニークな就職試験を行っていました。

【第7位】世界長者番付522位:三木 正浩/36億ドル(ABCマート)

三木 正浩

画像引用先:TBS

三木 正浩は、靴を主とする小売りチェーンを展開するABCマートの創業者。

三木は三重県伊勢市生まれの在日朝鮮人で、朝鮮初級・中級学校、愛知朝鮮学校(高校)と進み、名古屋市立享栄高校へ転校。東邦学園短期大学卒業後は、スクエア・ツー・ジャパンに入社します。3年後に退職し国際貿易商事(現:ABCマート)を設立します。

29歳のときに、ロンドンで目にしたホーキンスのブーツに「これは、日本で売れる!」と目をつけ、単身、ホーキンス本社へ交渉に出向き、独占販売権を得ます。当時のブーツの相場の半額ほどで売り出してヒットさせたことをきっかけに、ABCマートは靴の量販店として全国に広がりました。

2007年に52歳の若さで会長の座を退き、現在は優雅な隠居生活を送っていると思われます。 三木の名言はまだ生まれていないようですが、ホーキンスとの出会いや独占販売権のための交渉術にまつわる格言が期待されますね。

【第7位】世界長者番付522位:伊藤 雅俊/36億ドル(セブン&アイ・ホールディングス)

伊藤 雅俊

画像引用先:ZAKZAK

伊藤 雅俊は、イトーヨーカ堂の創業者で、現:セブン&アイ・ホールディングスの名誉会長であり、主要株主の一人でもあります。あのピーター・ドラッガーとの親交が深かったことでも知られています。

イトーヨーカ堂の前身である「羊華堂洋服店」を営んでいた母と、それを手伝う年の離れた兄の背中を見て育ち、経営の厳しさを知ったといいます。「『お客様は来てくださらないもの』『お取引先は売ってくださらないもの』『銀行は貸してくださらないもの』と考えなさい」という母の教えが、伊藤の経営の基本になったそうで、だからこそ「信用」が大切で何にも代えがたいものだと考えました。

「信用というものの下限は安心感で、上限は期待感だ」(伊藤 雅俊)

「商売とはきびしいもので、一つでも、まずいもの、キズがあったら、お客様は来てくださらない。
商品は売れなくて当たり前、お客様は来てくださらなくて当たり前。
まずここから出発しなくてはならない。」(伊藤 雅俊)

「モノが売れないとかいっているけれど、それは本当の意味でお客様のことを見ていないからではないでしょうか」(伊藤 雅俊)

【第6位】世界長者番付414位:高原 慶一朗/42億ドル(ユニ・チャーム)

高原 慶一朗

画像引用先:unicharm

高原 慶一朗は、生理用品、紙おむつなどの衛生用品の大手メーカーであるユニ・チャームの創業者です。

高原は、1931年愛媛県生まれ。1953年に大阪市立大学商学部を卒業後、関西紙業、城山製紙での勤務を経て、父が経営する国光製紙にて専務を務めたのち独立し、大成化工(現:ユニ・チャーム)を設立します。

ユニ・チャーム株式会社は、生理用品と紙おむつで日本国内のトップシェアで、ベビーケア、フェミニンケア、ヘルスケア関連製品ではアジア1位のシェアを誇ります。もとは建材の製造業が主だったユニ・チャームを衛生用品のトップシェア企業までに育てるまでの、創業者・経営者としての苦労がうかがいしれる名言があります。

「冷たい水に真っ先に飛び込み、率先して泥をかぶる覚悟を決めよ。
その必死で真剣な思いがおのずと人の心を動かし、周囲にも伝わっていく」(高原 慶一朗)

高原の名言は、まさに名言らしい名言で、そのままことわざになってしまいそうな整った文句ばかり。
内容も、ポジティブでありながら、ネガティブな心にも無理なく入ってくるような絶妙な言葉選びです。

「今日の最高は、明日の最低」(高原 慶一朗)

「人は順調なときに真理から遠ざかり、
逆風のときにもっとも真理に近づく」(高原 慶一朗)

「逆境においても他人のせいにしたり、弱音を吐いたりするのではなく、やるべきことをやれ」(高原 慶一朗)

見方を変えれば今すぐにも実践できそうな、こんな名言もあります。

「ほんとうにメモが必要なのは、「ちょっとしたこと」なのである。 そのとき大事だとは思わなかったが、あとで大事だと思えてくる」(高原 慶一朗)

【第5位】世界長者番付385位:森 章/44億ドル(森トラスト)

森 章

画像引用先:東洋経済オンライン

森 章は、不動産業を営む森トラスト・ホールディングスの社長です。六本木ヒルズや表参道ヒルズ、ラフォーレ原宿などの運営で有名な森ビルを創業したのは父の森泰吉郎氏で、父の死後、後継の不和により兄(次男)がトップを努めていた森ビルから1999年に分離・独立しました。

森には、経済学者である森 敬(長男)、現:森ビル株式会社初代社長の森 稔(次男)の2人の兄がおり(いずれも故人)、三男として1936年に生まれました。1960年に慶應義塾大学経済学部を卒業後、安田信託銀行(現:みずほ信託銀行)に入行。卒業から12年後の1972年、4月に森ビルに入社しています。

ここまで、創業者の名言ばかりをご紹介してきましたが、森はいわば2世。親から受け継いだものに対し、時代に合わせてどのように変化させるかということをテーマにしていたことがうかがえる名言が目立ちます。

「新しいシステムを運用する際は、往々にして経験が邪魔をする場合があります」(森 章)

「日本は経験者を重視してしまう傾向がありますが、機械の進歩は飛躍的に進んでいます。経験や、今あるものから積み上げて発想しても、あっという間に陳腐化したり、時代に不適合となる可能性が高い」(森 章)

「新しいシステムの性能がもたらされる由来を知るより、その性能を何に、どのように活用すると有効な成果を得られるのか発想する力の方が重要」(森 章)

【第4位】世界長者番付250位:三木谷 浩史/58億ドル(楽天)

三木谷 浩史

画像引用先:Twitter

三木谷 浩史は、インターネットショッピングモール「楽天市場」を中心とするインターネットサービスを展開する楽天の創業者であり、現在も代表取締役会長兼社長として経営を担う現役の実業家です。

ライブドア元社長である堀江貴文、サイバーエージェント社長の藤田晋、リキッド・オーディオ・ジャパン元社長の大神田正文、グッドウィル・グループ元会長である折口雅博らとともに「5人の若手起業家」として注目を集めました。

楽天株式会社の前身となるエム・ディー・エムを設立する前にもコンサルティング会社のクリムゾングループを設立したり、独立するまでに努めていた日本興業銀行(現みずほ銀行)では企業金融開発部で国際的なM&Aの斡旋を担当し、孫正義(ソフトバンク)、増田宗昭(TSUTAYA)を顧客に持つなど、すでに頭角を現していました。

名言は、どれもパイオニア精神に富むもので、三木谷が常に未来に目を向けていることが伝わってきます。

「明日、何が起きるかなど、誰にもわからない。それは事実だ。
けれど、その不確定の闇の向こう側に、未来の姿を見る努力なくしては、未来を開くことなどできはしない」(三木谷 浩史)

「この世に不可能なことなどない。
不可能はいつか必ず可能になる。
そう信じることのできる人間がどれだけ出現するかで、人類の未来は変わるのだ」(三木谷 浩史)

「明日のことは誰にも予測できない。
変化を楽しめ。
ひとを信じろ。
未来は、そんな楽天者の上に輝く」(三木谷 浩史)

なかには、三木谷がただ楽天的なだけではないことがわかる名言も。

「意味のない自己顕示欲や、思い上がりは捨てた方がいい。 結局のところ、最終的に成功するのは、謙虚に学べる人なのだ」(三木谷 浩史)

【第3位】世界長者番付102位:滝崎 武光/123億ドル(キーエンス)

キーエンス

画像引用先:株式会社キーエンス

ここからはいよいよ、ベスト3に突入です。

滝崎 武光は、世界44カ国・200拠点で事業を展開するFA(ファクトリー・オートメーション)用センサのメーカーであるキーエンスの創業者。自らがビリオネアに名を連ねるだけでなく、キーエンスは「30代以上の平均年収がもっとも高い会社」ともいわれています。

そのわけは、キーエンスの製品の多くが「世界初」「業界初」だという点にありそうです。世の中にまだない、付加価値の高い製品を生み出すという姿勢が見てとれます。

滝崎は、兵庫県立尼崎工業高等学校を卒業後、1974年、29歳のときにキーエンスの前身であるリード電機を設立し、その後、1986年に社名を "Key of Science" に由来する「キーエンス」(KEYENCE) に変更しました。

「顧客の欲しいというモノは創らない」(滝崎 武光)

これは、顧客が欲しいと思う製品のさらに先を行く「潜在ニーズ」まで具現化した製品をつくるという意味であろうと思われます。 また、経営に関する名言も生まれています。

「人件費は経費ではなく、付加価値創造の要素である」(滝崎 武光)

「会社に思い出は不要」(滝崎 武光)

利益とコスト、ビジネスというものをシビアな目で捉えていることがうかがえる名言です。

【第2位】世界長者番付60位:柳井 正/159億ドル(ファーストリテイリング)

柳井 正

画像引用先:PRESIDENT Online

柳井 正は、カジュアル衣料の製造販売「ユニクロ」を中心とする企業グループ「ファーストリテイリング」の代表取締役会長兼社長です。

柳井の父が戦後復員後、兄から小郡商事の繊維・洋服部門を任され、紳士服小売りの「メンズショップ小郡商事」を立ち上げたのがファーストリテイリングの前身となりました。

柳井は、早稲田大学政治経済学部を卒業後、父の勧めでジャスコ(現:イオンリテール)に入社するも、接客が嫌になり9ヶ月で退職してしまいます。その後、実家の小郡商事に入社し、12年後の1984年に小郡商事社長に就任。それまでは紳士服などの男性向け衣料を中心に扱っていましたが、「紳士服の青山」や「アオキ」が業績を伸ばしたため、後発を避けてカジュアル路線へ変更します。カジュアル衣料にこだわった理由は、紳士服販売のような接客を必要としないことも大きかったとか。

きっかけは「接客嫌い」からスタートしたようにも見えるファーストリテイリングですが、会社が大きくなりグローバル化していくなかで経営に関する数々の名言が生まれています。

「経営とは、一番最後から本を読むようなもの。
まずは結論ありきで、最終的に何を求めて経営していくかを決め、
結論に至る方法を考えられる限り考え、いいと思う順から実行する。」(柳井 正)

「新しいことをやってダメだと思ったら、即座に撤退する。
これが、つぶれない秘訣ですね」(柳井 正)

近年は、従業員の労働環境が問題視されたこともありましたが、柳井はそれを急激に訪れた変化が原因だと捉えているようです。 また、グローバル企業として「世界同一賃金」構想を持ち、実現化を進めています。

「海外はこういう方法ということではなく、
グローバルワン、世界中で一つのことをやることが大事」(柳井 正)

【第1位】世界長者番付34位:孫 正義/212億ドル(ソフトバンク)

孫 正義

画像引用先:SoftBank

孫 正義は、ソフトバンクグループの創業者で、ソフトバンクグループ株式会社の代表取締役会長兼社長やソフトバンク株式会社代表取締役会長であるほか、プロ野球・福岡ソフトバンクホークス球団オーナーなども務めています。

孫も在日朝鮮人で、佐賀県鳥栖市の朝鮮人集落で生まれ、幼少期を過ごし、差別も経験しています。
高校時代に読んだ司馬遼太郎の「竜馬がゆく」に感化されて脱藩に憧れた孫は、渡米を決意。夏休みを利用してカリフォルニア州に短期の語学留学をします。その後、高校を中退して渡米し、ホーリー・ネームズ・カレッジの英語学校を経て、サンフランシスコセラモンテ高等学校の2年生に編入。3年生、4年生へと飛び級しますが、その間に高校卒業検定試験に合格したため、わずか3週間で退学します。

1977年にカリフォルニア大学バークレー校経済学部の3年生に編入し、在学中にソフトウェア開発会社Unison Worldを設立。日本から輸入したインベーダーゲーム機などを販売します。在学中に結婚もしています。

ここまででもなかなか波乱万丈ですが、さらに日本に帰国したあと、コンピュータ卸売事業のユニソン・ワールドと、日本ソフトバンクを設立します。ところが、1983年、慢性肝炎で入院してしまいます。これが一つの転機になりました。
この時の名言が下記です。

「お金じゃない、地位や名誉でもない、ばあちゃんがやっていたような、人に喜んでもらえることに、貢献できたら幸せだ。どこか、名前も知らない、小さな女の子に“ありがとう”と言ってもらえるような、そんな仕事がしたい」(孫 正義)

1986年に社長職に復帰しますが、療養中の思いが経営を支えたようです。

「私の事業で、例えば世界のどこかの小さな女の子がにっこり微笑む。
そんな一瞬のために業界ナンバー1になりたい」(孫 正義)

「まずはじめに、どこで世界一になるのかの方向性を定めなければいけません」(孫 正義)

「私がこき下ろされるのは構わない。笑われてもいい。
ただ、日本の将来が笑われない様にしなければ」(孫 正義)

孫は、1990年に日本に帰化しています。幼少時代には、在日朝鮮人であることで日本人から差別も受けていた孫。それでも日本人への感謝や思いやりを持てるのは、単に「器が違う」からとはいえないかもしれません。

「親父がつけた名前は、正義。
一生、この名前と付き合ってきていると、
やっぱり、自分の人生のテーマとして曲がったことはできません」(孫 正義)

孫は、東日本大震災の被災者支援と復興資金として個人で100億円を寄付しています。この寄付金は、10年以上の継続支援ができるよう、被災地の子どもたちを中心とした支援のみに100%使われるそうです。

まとめ

どのビリオネアも、名言や経歴からは、逆境から生まれたハングリー精神と仕事愛、人間愛が感じられます。
そして、「お金儲け」は二の次で、顧客や事業、従業員を大切にした結果、個人資産がついてきたかのようにも見えます。
とはいえ、必ずしも崇高でクリーンなだけではなく、泥臭い部分も見え隠れしています。
今は大富豪でも、長い目で見れば通過点であり、この後、ともすれば転落していく人もいるのかもしれません。

誰の人生にも波があり、良いときもあれば苦しいときもあります。
追い風が吹いているときにいかに本質を見失わず、逆風のなかでも自暴自棄にならずになすべきことをなすというのが、もしかしたら大富豪への近道なのかもしれません。
…とはいえ、それが難しいのですが!

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Fri, 22 Dec 2017 00:00:00 +0900
<![CDATA[SEOとは?~検索エンジンで上位表示させるためのSEO対策【超初級】~]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/how_to_seo Webサイトを運営している方なら日頃からSEO対策で「GoogleやYahoo!で検索上位に表示させたい」と考えているのではないでしょうか。

Webサイトのアクセスを増やすには検索結果の検索上位を獲得することが依然として大きな影響を及ぼします。

また、SEO対策で狙ったキーワードから検索エンジン経由でサイトにアクセスしたユーザーは、検索行動を行っているためモチベーションが高く、コンバージョン(成果)に繋がりやすいといわれています。

つまり、SEO対策で検索上位を実現すればビジネスにおいて大きなチャンスを掴むことができるのです。

では、そのためにどうすれば良いのでしょうか?

ここでは、SEO対策の基礎と押さえておくべきポイントについてご紹介していきます。

SEO対策(検索エンジン最適化)とは?

SEOとは“Search Engine Optimization”の略称で、「検索エンジン最適化」を意味しています。

一般的に検索エンジンでキーワード検索した場合に検索上位に表示されるようにすることを指します。

SEOとは?

SEO対策の目的

検索エンジンで上位表示を実現したとしても、成果が出なければ意味がありません。

SEO対策の目的はWebページを上位表示させることではなく、上位表示させたことで成果を生み出すことが重要です。

そのために、検索ユーザーがどのような意図で検索キーワードを選んだのか、またどのような目的でサイトを閲覧しているのか等を考えることが根底にあります。

検索ワードと検索結果で知りたいことは違う

SEO対策のメリット・デメリット

SEO対策にはメリットばかりではありません。

デメリットもいくつかありますので、それぞれを理解した上で取り組むようにしましょう。

SEO対策のメリット

SEO対策のメリットは一般的に下記のようなことがあげられます。

  • リスティング広告のようにランニングコストが発生しない。
  • 検索上位に表示された場合、中長期的にWebサイトへの集客を見込むことができる。
  • 検索行動による集客のため、コンバージョン(成果)に結びつきやすい。

SEO対策のデメリット

  • SEO対策を施しても、すぐに検索結果に反映されないため即効性が低い。
  • 検索エンジンのアップデート(アルゴリズムの変更)によって順位が変わる。
  • 対策するキーワードによっては、必ず上位表示するとは限らない。

このように、SEO対策は成功すると中長期的に集客効果が継続して安定したサイト流入を見込めますが、その状態を実現するための労力や時間も必要となるのです。

Googleの主なアップデートについて

Googleが毎日のように小さなアップデートを繰り返してるのをご存知でしょうか?

検索順位は絶えず変化していて今日1位だったからといって、明日も1位になるとは限りません。

Googleはユーザー満足度の向上を目的に、定期的な検索アルゴリズムアップデートを実施しています。

パンダアップデート<2011年2月>

日本では2012年に導入されたアップデートで、低品質のサイトに対してペナルティを与えるアップデートです。

ワードサラダやコピーコンテンツなどGoogleのガイドラインに違反しているサイトは検索順位が大きく下がりました。

これにより、検索結果全体の約12%に変動がおこり、価値の低いサイトが軒並み検索結果から姿を消すことになりました。

ペンギンアップデート<2012年4月>

パンダアップデートと並んで有名なアップデートです。

主に外部リンクへのチェックが厳しくなりました。

サテライトサイトからリンクを送ってサイトの順位を上げようとしていたサイトがペナルティを受けています。

ペンギンアップデートで、今までのSEO外部対策が根底から覆り、コンテンツが重要視される大きな転換期となりました。

モバイルフレンドリーアップデート<2015年4月>

モバイルに最適化されていないサイトがモバイル上の検索結果で上位表示しづらくなりました。

近年、世界中でスマートフォンが普及し、モバイルからのアクセスが大幅に増えたことからとられた施策です。

これらは主なアップデートですが、その他にも細かいアップデートが絶えず行われています。

検索アルゴリズムのアップデートは度々話題となり、多くのサイト運用者が情報収集に取り組みますが肝心なのはGoogleのアップデートに左右されないサイト作りです。

次に、Googleのアップデートに影響を受けにくい基本的なSEO対策についてご紹介していきたいと思います。

検索エンジンで上位表示させるための対策内容とは?

SEO対策には大きく分けて内部対策と外部対策があり、それぞれの対策を考慮して行う必要があります。

また、SEO対策には質の高いコンテンツが必要不可欠です。

それら複合的に考える上で、どのような準備をすれば良いか順番に見ていきましょう。

SEO内部対策

内部対策とは、ページ構成、内部リンクの構造など、サイトの中身に対して実施する施策のことです。

HTMLやCSSをクローラーが認識しやすい形に最適化することや、Webページのコンテンツを充実させたり、更新頻度を高めることも含まれます。

ページタイトルの最適化

ページタイトルを最適化することは、内部対策において非常に重要なポイントです。

対策キーワードを必ず含め、全角32文字程度としてできるだけ簡潔に記述すると良いでしょう。

h1の最適化

タイトルと同様、h1タグもGoogleがページを評価する大切なポイントです。

このh1に記述するテキストには、可能な限り対策キーワードを含めましょう。

metaタグの最適化

meta descriptionには、検索結果ページの内容を端的に伝える文章を入れましょう。

また、Googleがページの内容を判断する材料にもなります。

文字数は160文字以内として、descriptionを読めばページの内容が理解できる文章にしましょう。

なお、meta keywordsは現在のGoogleの評価指標に含まれていません。

ですので、meta keywordsは記載が無くても特に問題ありませんが、Google以外の検索エンジンでSEO対策する場合などは記述しておいた方が良いでしょう。

SEO外部対策

外部対策とはその名の通りサイトの外部で行う対策で、他のサイトから被リンクを受け、クロールの促進や第三者からの評価を得るための施策です。


被リンクの調査(低品質サイトの除外)

外部リンクは、以前は検索順位に影響する大きな要因でしたが、現在では評価指標としては少しずつ下がってきています。

しかし、関連性のあるサイトや高品質なドメインから被リンクを獲得することは、SEO対策として重要であることは変わっていません。

低品質サイトからの被リンクが多い場合は、Googleからペナルティを受ける要因にもなります。

自サイトの外部リンクを調査し、サイトのテーマと全く関係ないサイトからの大量リンクや不審なリンクを発見した場合は、バックリンクの否認を行いましょう。

コンテンツ対策

最後にSEO対策で最も重要なコンテンツについてもご紹介します。

Googleは専門性の高い内容を評価する傾向にあります。

検索上位に表示されるWebサイトは、テーマに対する網羅性が高いページが多くあります。

また1ページ内の文字数についても、一般的に多い方が有利とされていますが、単に文字数が多いだけでは意味がありません。

コンテンツの品質は保ち、ユーザーにとって満足のいく内容でなくてはなりません。

まとめ

Googleの検索アルゴリズムは、200を超える指標でランキングを決定しているため、どれか1つ対策を行ったから必ず順位が上がるというものではありません。

SEO対策とは、検索エンジンの検索結果で上位表示を狙うための対策ですが、同時に検索ユーザーの役に立つサイトを作るということが根本に存在します。

本ページでご紹介した内容はSEOの基本的な内容ですが、SEO対策を行う上で非常に重要なポイントです。

まずはご自身のサイトを見返してみてはいかがでしょうか?

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Fri, 22 Dec 2017 00:00:00 +0900
<![CDATA[【BtoBマーケティングオートメーション意識調査】使いこなせない機能、1位はシナリオ設計、2位はスコアリング。一番の課題は「コンテンツ計画や戦略」]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/marketing_automation_research_2017 国内のBtoB企業においてもマーケティングの重要性が理解されはじめ、マーケティング施策による成果が出ている企業が増えてきました。

また、マーケティング施策を効率化するマーケティングオートメーション(MA)ツールの導入を検討される企業も多くなってきています。

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