<![CDATA[エムタメ!]]> https://mtame.jp/ Mon, 26 Aug 2019 12:22:51 +0900 Mon, 26 Aug 2019 00:05:00 +0900 CMS Blue Monkey http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss <![CDATA[CMSの脆弱性を狙った改ざん被害事例-企業サイトにいま必要なセキュリティ対策とは]]> https://mtame.jp/column/CMS_vulnerability HTMLやCSSなどの専門知識がなくても、Webサイトを簡単に制作できるCMS(Content Management System)。
豊富な拡張機能があって利便性も高いことから、多くの企業や団体で活用されているシステムですが、CMSの脆弱性について理解されている方はあまり多くないようです。

CMSは、その多くがWordPressやDrupalなどのオープンソースで提供されています。
オープンソースゆえに堅牢なセキュリティ対策をしていないと、Webサイトの改ざんや個人情報の漏えいといったリスクが常に付きまといます。

ここでは、最近起きたWebサイトの被害のうち、CMSの脆弱性を狙った事例をピックアップしました。
被害にあわないために、いま企業がやるべきセキュリティ対策についても解説します。

CMSの脆弱性を狙った被害事例

Webサイトの改ざん被害は身近に潜んでおり、JPCERT/CCが報告を受けた被害件数は今年に入って既に485件にも上っています。

JPCERT/CC インシデント報告対応レポート [2019年4月1日~2019年6月30日]
JPCERT/CC インシデント報告対応レポート [2019年4月1日~2019年6月30日]

数多くの被害事例から、下記6つのケースを詳しく見ていきましょう。

被害事例
2014年7月31日 ユーザーに不正プログラムをダウンロードさせる
2015年3月初旬 自社ドメインにテロ組織の名称が表示
2015年12月9日 ランサムウェアに感染するサイトへ誘導
2018年4月 ECサイトからカード情報が盗まれる
2019年1月 Wordpressを踏み台にホスティングサーバーを乗っ取り
2019年4月 サイトを表示すると詐欺サイトへ転送

【ケース1】ユーザーに不正プログラムをダウンロードさせる

2014年7月、米国のメディアサイト「Gizmodo(ギズモード)」が、サイバー犯罪者によって改ざんされる事件が発生しました。

被害が報告されたのは、Gizmodoブラジル版サイトのメインページ。
攻撃者は、CMSの脆弱性を利用して不正なスクリプトコードを埋め込み、ユーザーを別のサイトへ誘導させ、不正なプログラムをダウンロードさせようとしました。

Gizmodoは改ざんされたコードを直ちに削除しましたが、約7,000人のユーザーが不正プログラムをダウンロードしてしまったようです。

【ケース2】自社ドメインにテロ組織の名称が表示

過激派組織「IS(Islamic State)」を名乗る改ざん被害が、2015年3月ごろに日本を含む世界各国で報告されました。

被害を受けたのは、WordPressで制作された一部のWebサイト。
企業や公共団体、さらには政府機関のWebサイトでも確認され、米国の連邦捜査局(FBI)や日本の警察庁も注意喚起する事態になりました。

原因は「Fancybox for WordPress」というWebサイトの管理用ソフトウエアに脆弱性があったことで、攻撃者はこれを悪用したとみられます。

【ケース3】ランサムウェアに感染するサイトへ誘導

英国の大手新聞社インデペンデントが運営するメディアサイトで、2015年12月に改ざん事件が発生しました。

被害にあったのは、「The Independent」というメディアサイトのうち、CMSで構築されたブログ記事の部分。
ユーザーが記事を閲覧しようとクリックすると、別サイトにリダイレクトされ、不正プログラム「ランサムウェア」をダウンロードさせるよう改ざんされていたのです。

ランサムウェアといえば、ユーザーのパソコンに侵入してファイルを暗号化し、「解除してほしければ500ドルを支払え」などのメッセージで脅すマルウェアとして知られます。
実際にアクセスしたユーザー数は少なかったとはいえ、数百万人が閲覧するWebサイトで発生した事件だけに大きな衝撃を与えました。

【ケース4】ECサイトからカード情報が盗まれる

2018年4月、1,000をこえるECサイトが一斉にサイバー攻撃されました。いずれのECサイトも、CMSを活用したオープンソースのプラットフォーム「Magento」で運用されています。

攻撃者は、Magentoの管理パネルにアクセスして不正なコードを追加。
これにより、ユーザーの支払い処理の様子を”丸見え”にすることができ、さらにはクレジットカードの情報を外部へ転送させていました。

ECサイトは、サイバー犯罪者にとって標的にされやすいWebサイトの一つです。
Magentoに限らず、ECサイトを狙った被害は後を絶たないのが現状です。

【ケース5】Wordpressを踏み台にホスティングサーバーを乗っ取り

大塚商会のホスティングサービスに、不正ファイルが設置されていたことが2019年1月に確認されました。

最初にサイバー攻撃されたのは、ホスティングサービスの利用者です。
この利用者はCMS(Wordpress)を使っており、そのIDなどからWebサーバーOSに不正アクセス。
そして、他の利用者にも不正ファイルを設置したようです。

CMSを踏み台にしたサイバー攻撃ですが、幸いにも個人情報の漏えいなどの被害は確認されていません。

【ケース6】サイトを表示すると詐欺サイトへ転送

WordPressプラグインを狙ったサイバー攻撃が、2019年4月以降に各所で確認されています。
ターゲットにされたプラグインは、「Yuzo Related Posts」「Easy WP SMTP」など。
これを利用したWebサイトを開くと、詐欺サイトへ誘導されるといった被害報告が上がっています。

Yuzo Related Postsの開発者は、改ざんされたプラグインの削除と再インストールを呼び掛けています。

未然に防ぐためのセキュリティ対策

WordPressをはじめCMSには、さまざまな脆弱性が確認されています。
脆弱性を改善した最新バージョンをアップロードしたところで、攻撃者は手を替え品を替え攻撃してきます。

被害を最小限に抑えるには、最新バージョンをアップデートしたうえで、管理面の強化、つまり堅牢なセキュリティ対策を実施することが重要です。
具体的には、以下のようなセキュリティ対策がCMSの安全性を高めるうえで効果が期待されます。

D-Dos対策

D-Dosとは、標的のサーバーに対して複数のコンピュータから攻撃し、帯域幅をパンクさせるなどサービスを停止に追い込むサイバー攻撃のことです。
プロバイダー側で攻撃を遮断するなどの対策法があります。

IPS(不正侵入防御システム)

不正アクセスやサイバー攻撃を検知したら、自動的に通信を遮断するシステム。
サイバー攻撃のパターンを解析し、類似するものが通信を求めてきた場合に、自動でブロックしてくれます。

FW(ファイヤーウォール)

インターネット環境と社内LANのあいだに設置するしくみ。
外部からの不正アクセスやサイバー攻撃を、社内ネットワークに侵入させないためのものです。

WAF(ウェブアプリケーションファイヤーウォール)

ファイヤーウォールの一種で、特にWebアプリを通じた不正アクセスを防ぐものをいいます。
Webサーバーの前面に配置し、通信データをアプリケーションレベルで解析することで、脆弱性を突いた攻撃から守ります。

攻撃されたときの検知対策

万一、サイバー攻撃されたときには、迅速かつ適切な対応が求められます。
不正アクセスなどの攻撃をいち早く知らせてくれる検知システムの導入も、有効な手立てです。

パッチマネジメント

システム構成において、要素ごとの脆弱性を検知し、適用の判断や対応を行うフローのことです。
サイバー攻撃に対して迅速に対応するうえで、効果を発揮します。

24時間監視体制

CPUやメモリ、ディスクの使用率など、サーバーのロードバランスを常に監視。
不正アクセスやサイバー攻撃があったら有人監視に切換えて対応するしくみです。

改ざん検知システム

不正アクセスなどによって、万一Webサイトが改ざんされた場合、管理者へ報告するシステムです。
迅速な報告を受けて、被害を最小限にとどめる施策を練るのに有効です。

改ざん検知

まとめ

CMSは便利で使いやすいWebツールである一方で、サイバー攻撃の対象になりやすいこともしっかり認識しておく必要があります。

CMSの脆弱性に対して何も対応せず、また自社サイトが改ざんされても放置しておいた場合、そのリスクは企業活動にも大きな影響を与えるでしょう。

被害にあわないためには、攻撃を未然に防ぐセキュリティ対策と、万一攻撃されたときの検知対策、さらに迅速な復旧を実現するための定期的なバックアップといった体制を整えておくことが大切です。

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Mon, 26 Aug 2019 00:05:00 +0900
<![CDATA[UGCとは?ユーザー作成コンテンツはサブスクリプションサービスの拡販に不可欠!]]> https://mtame.jp/content_marketing/UGC 近年、InstagramやTwitterなどのSNSで、ユーザーの投稿を促すプロモーションやユーザーの投稿を活用したプロモーションをよく見かけます。

あからさまな広告の信頼が薄れ、「誰かがいいといったもの」に共感し、購買する価値観が一般化している現在。
ユーザーがユーザーに向けて作るコンテンツ「UGC(User Generated Contents)」が、ますます重視されています。

UGC(User Generated Contents)とは?

UGCとは英語のUser Generated Contentsの略で、日本語では「ユーザー生成コンテンツ」といわれています。
その名の通り、ユーザーがユーザーに向けて発信する情報であり、InstagramやFacebook、TwitterをはじめとしたSNSの普及とともに、消費者の購買プロセスに影響を与えるコンテンツとして重視されるようになりました。

近年では、一方的に情報を押し付けられるWeb広告(アド)への嫌悪感から、広告を邪魔なものと考える人が増えています。
また、デジタルマーケティングの市場が拡大し、競争が激化するにつれ、有料広告で思ったような効果を出すことも難しくなっています。

このような背景のなか、ユーザーが作った自然なコンテンツは共感が生まれやすく、拡散しやすいため、企業のプロモーション手法のひとつとして活用されています。

UGCがサブスクリプションサービスの拡販に必要な理由

音楽・動画・食品・ITツール・洋服・自動車…最近では、あらゆるジャンルでサブスクリプション型のサービスが生まれています。
サブスクリプションとは、月額〇〇円などの定期・定額利用料を支払って商品・サービスの利用権を得るサービスで、たとえば音楽ストリーミングサービスの「Spotify」、動画サービスの「Netflix」などが有名です。

サブスクリプション型サービスがここまで急速に拡大した理由には、消費者の購買プロセスの変化が挙げられます。
消費市場が成熟し「必要なものはもう持っている」時代、ミレニアル世代を中心とした消費者は「物の所有欲が低く」「共感したものにお金を使う」という傾向があります。
人々の価値観が「所有から共有」に移行するなか、SNS上で誰かがいった評判は、投稿への共感(Like!)を生み、商品を認知し、購買へ後押しするきっかけとなります。

わかりやすいのは、最近流行している洋服のサブスクリプションサービスのプロモーションです。
Instagramなどで、インフルエンサーやすでに利用しているユーザーが投稿するリアルな着こなしや、リアルな体験から生まれる感想は、モデルさんが着たカンペキで広告的な表現より共感を生みやすくなります。

サブスクリプションサービスの提供側は、この共感と拡散を狙い、UGCを促進するハッシュタグキャンペーンなどを行っているのです。

UGCのメリット・デメリット

では、UGCのメリット・デメリットにはどんなものがあるのでしょうか?わかりやすくまとめてご紹介します。

UGCのメリット

●ユーザーに商品・サービスを紹介してもらえる。
●親近感や共感を生みやすい。
●ユーザーならではの視点・リアリティのあるコンテンツとなる。
●客観的な評価が得られる。
●認知が増える。指名検索が増える。

デメリット

●情報の正確性・コンテンツ の質を企業側でコントロールすることが難しい。
●ポジティブな投稿ばかりとは限らない。
●著作権や二次使用などの権利を侵害する可能性がある。

上記デメリットにある問題は、ユーザーが作るコンテンツであるがゆえの問題です。

しかし、ヘタに企業側がユーザーのコンテンツに手を入れては、ユーザーの信頼を損ねることになります。
企業や店舗がUGCを活用したキャンペーン等を仕掛ける場合は、情報の取り扱いに関するガイドラインを提示することも必要です。

UGCの種類

次に、UGCといわれるコンテンツは、具体的にどのようなものを指すのか知っておきましょう。

UGCが投稿されるサイトの例

●SNS
●動画投稿サイト
●写真共有サイト
●イラスト投稿サイト
●ソーシャルブックマーク
●Wiki
●掲示板
●ブログ
●プロフィールサイト
●通販サイト

UGCの例

●上記のようなメディアに投稿されたコンテンツ(テキスト・動画・写真)
●投稿されたコンテンツに対する感想やレビュー

CGM(Consumer Generated Media)との違い

UGCと似た意味をもつ用語に、CGM(Consumer Generated Media)があります。
これは「消費者生成メディア」と訳され、ユーザーの投稿でコンテンツが勝手に増える仕組みをもつメディアを指します。

有名なのは「YouTube」「ニコニコ動画」「食べログ」「クックパッド」「価格.com」などですが、一般的なブログや掲示板、SNSなどもこれにあたります。

UGCを活用した事例

企業がUGCを活用したプロモーションのひとつに、自社のSNSアカウントにユーザーの投稿をリポスト(Instagramの場合リグラム)する手法があります。
リポストは、自社のSNSアカウント運用のための制作コストを減らすとともに、広告色のないコンテンツでユーザーの共感を得ることができます。

InstagramでのUGC活用の手順

(1)意図にあったInstagram投稿を探す

自社のアカウントのイメージに合った投稿をハッシュタグや検索機能を使って探します。

(2)投稿者から使用許可をもらう

コメント欄やDMなどを活用し、投稿者に使用許可をもらいます。
写っている写真の内容に、著作権などを侵害するものがないか確認します。

※投稿者への使用許可を省略するために、事前にリポストOKを示す専用のハッシュタグを決め、そのハッシュタグをつけた投稿は「リポストに同意したものとみなす」という規約を表示するアカウントもあります。

(3)引用投稿をつくりリポスト(リグラム)する

投稿してくれるユーザーとの信頼関係を維持するためにも、丁寧な対応が必要です。投稿キャプションには引用元情報(投稿したユーザーのユーザーネーム)、リポストのお礼や投稿に対する感謝のコメント、リポストであることを示すハッシュタグ(#repostなど)を入れます。

UGCのリポストを活用したInstagramアカウント例

UGC収集用のハッシュタグは「#タビジョ」

UGC収集用のハッシュタグは「#GoProJP」

また、対象のUGCを増やすためには、商品を使用した写真やレビューを投稿したユーザーに対し、なんらかのインセンティブが当たるキャンペーンや、ユーザーが投稿したコンテンツをコンテスト形式で評価するキャンペーンなど、SNSを連動した施策が行われています。

UGCを促進するキャンペーン例

「#マイチェキ」(写真テーマ:私のチェキカメラ)、「#メモリアルチェキ」(写真テーマ:思い出のチェキプリント)、「#チェキフォト」(写真テーマ:チェキ映え写真)のいずれかのハッシュタグをつけて写真を投稿すると、旅行券やカタログギフトなどが当たるキャンペーンを実施。
投稿写真のなかに、チェキ本体やチェキ写真がうまく含まれるようなコンテストテーマの設定が秀逸です。

対象のビールを楽しんでいる様子の写真をハッシュタグ「#わたしは香る派」「#香るエール」をつけてInstagramまたはTwitterに投稿すると、賞品が当たるキャンペーンを実施。
公式アカウントのフォローも条件としており、フォロワー数増加と、CGM増加の両方を狙った施策です。

食事の糖や脂肪の吸収を抑えるサプリメントのプロモーションとして、エンドユーザーの「ちりつもケア(運動や体のための小さな工夫など)」に関する投稿を募集するキャンペーンを実施。
同シリーズで複数の商品を展開しているため、商品によってハッシュタグを使い分け、ユーザーの投稿やその後の集計がしやすいよう工夫されています。

UGCの本・関連書籍

現時点でUGCにテーマをしぼった書籍はありませんが、SNSマーケティングや口コミ・シェア心理の理解に役立つ本をご紹介します。

デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール

著:林 雅之 出版:翔泳社 (2018年2月発刊)

Facebook、Twitter、Instagram、LINEの4つのSNSを活用したSNSマーケティングの方法を初心者でもわかるように「やさしく」解説しています。
SNSマーケティングの入門書として人気の書籍です。

【デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 目次の一例】

Introduction:デジタル時代のSNSマーケティング
Chapter 1:基本知識と目標設定
Chapter 2:つながりを生むコンテンツのつくり方
Chapter 3:コンテンツの分析方法
Chapter 4:消費者とつながる運用方法
Chapter 5:注目を集めるSNS広告
Chapter 6:炎上予防と対策
Chapter 7:運用効率を上げるおすすめツール

シェアしたがる心理~SNSの情報環境を読み解く7つの視点~

著:天野 彬 出版:宣伝会議(2017年10月発刊)

情報との出会いは「ググる」から「#タグる」へ。
「タグる」とは、ハッシュタグをつけて情報発信を行う(Taggingする)とともに、欲しい情報を「手繰る」ように獲得していくという情報行動の特性を意味しており、現代のSNSユーザーは、ユーザー主導で情報の発信と整理をしながら、相互参照しあっているそうです。
同書は、このような現代の情報環境におけるユーザー心理を深掘りした書籍で、宣伝会議の人気講座を書籍化した内容となっています。

【シェアしたがる心理~SNSの情報環境を読み解く7つの視点~ 目次の一例】

第1章:スマホの普及とビジュアルコミュニケーション時代の到来
第2章:ビジュアルコミュニケーションを牽引する代表的なスマホアプリ
第3章:新しいトレンドとしての「消える」「盛る」「ライブ」
第4章:情報との出会いは「ググる」から「タグる」へ
第5章:シェアしたがる心理と情報拡散の構造
第6章:SNSを活用したケーススタディ(キャンペーン事例の分析)
第7章:結論に代えて:SNSのこれまでとこれから

できる100の新法則 Instagram マーケティング 写真1枚で「欲しい」を引き出す技術

著:株式会社オプト(山田智恵・小川由衣・石井リナ) 出版:インプレス(2016年3月発刊)

Instagramのユーザーを理解し、企業が良好な関係を作っていくためのブランディングの手法や、Instagram広告と連携した顧客行動につながる施策の立て方を具体的に解説。
法則ごとに簡潔にまとめられているため、知りたい情報を拾って読むこともできます。
出版年は少し前ですが、これからInstagramマーケティングをはじめたい方が必要な基礎的な情報がまとまっています。

できる100の新法則 Instagram マーケティング 目次

第1章 マーケティング企画と運用の新法則
第2章 効果測定と運用改善の新法則
第3章 ユーザー参加型キャンペーンの新法則
第4章 ビジュアル活用の新法則
第5章 アクションを促すInstagram広告の新法則

まとめ

UGC(User Generated Contents)は、SNS上などでユーザーが作るコンテンツとして、共感・シェア・拡散を生み、SNS時代のマーケティングでその存在感を増しています。

UGCをうまく活用・促進して、消費行動の変化に合わせたプロモーションを実施しましょう。

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Mon, 26 Aug 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[オウンドメディア運用に“気合い”入ってる? ライター・ヨッピー氏が編集側に声を大にして伝えたいこと]]> https://mtame.jp/content_marketing/ownedmedia-group_om48

今回の記事では、Six Apart ブログ が運営する「第48回オウンドメディア勉強会(2019年7月18日開催)」のイベントレポートをお届けします。
ゲストスピーカーは、ネット界のバズコンテンツでお馴染みのヨッピー氏。

「ヨッピーが編集側に声を大にして伝えたいこと ~メディアの中の人に聞いてほしいアレコレ~」と題し、ヨッピー氏が考えるメディア運営の心構えや、ライターが運営側に求めることなどが語られました。

メディア運営の「中の人」にとっては耳の痛い話もありますが、改めて考えさせられる提言がいっぱいです。ぜひ、心してご覧ください!

1.ライター ヨッピー氏とは?

2.ヨッピー氏が考えるメディア運営の3つの心構え

はじめに、ヨッピー氏が考えるWebメディアの運営側が考えなければいけない心構えについて語られました。
ヨッピー氏は、下記3つの視点がクリアできていなければ、 「メディアをはじめるべきではないし、すでに運営している人もどこまでクリアできているか考えなおすべき」 といっています。

●メディアをコスパの観点で見ていないか?

ヨッピー氏:よく「採用コストを減らしたいからメディアをやろう」などということがありますが、 メディアを「コスパがいいもの」と考える前提が間違っています。
メディアの運営には、コストと時間がかかります。「もうかる orもうからない」の視点でいえば、メディアは確実にもうからない。決してコスパのいいものではないんです。
もし「転職サイトにお金払うくらいなら、自分達でメディアやってそこから採用した方が安上がりじゃん」みたいに、コスパがいいからという理由で、メディアに手を出したら絶対に失敗します。

「もうからない」「疲弊する」という状態が続き、運営は泥沼化。なので僕は、「これからメディアを立ち上げようと思ってるんですけど…」みたいに相談してくる人には、 コスパを求めてやるんだったら、そもそもやらない方がいいと 伝えています。「コストがかかってもいいから、自社サイトで社内の雰囲気や考え方を発信して、これまでよりレベルの高い人材、マッチする人材を確保したい」という考えがあるならいいんですけど。

●長期的な視点はあるか?

ヨッピー氏:メディア事業単体で黒字化したいなら、最低3年間は続けなければいけないと思います。
さきほどもいったように、メディアは基本的にお金も時間もかかるものです。これを無視して、短期的に黒字化しようとすれば、「品質」「信用」「ブラック労働」のどれかと必ずバーターになります。

ですから、これからメディア運営をはじめようという人で、 「まずは試しに1年くらいやってみよう」という計画であれば、はっきりいってやらない方がいい。 やるのであれば、最低でも3年赤字を出し続ける覚悟がないと、最初から手を出さない方がキズは浅く済みます。
そういう前提があれば、編集部の方は、社長や上司などに、早い段階で「メディアで黒字化させろ!」とか言われても「もともとメディアはもうからないっていいましたよね!?」「もうからなくて当たりまえじゃないですか!」という雰囲気をつくって、うまく逃げられるっていう(笑)。

●「気合い」は入っているか?

ヨッピー氏:ぼくが考える「気合い」の定義は、 人員と予算をどれだけ割けるか。メディアを運営するにあたり、人とカネをぶっこむ覚悟があるかどうかということです。
たまに、「当社としては気合いが入っているプロジェクトだったんですが、予算がなくて…」などという人がいますが、僕の考えでは、 予算がないのに気合いが入っているとはいえないと思います。

社長が「このプロジェクトはわが社の命運をかけた一大プロジェクトだ!」などといったところで、予算がつかないのであればそれは口先だけで、気合いが入っているとはいえません。仮に、メディア運営に月間300万円の費用がかかるとすると、3年間で1億800万円です。最低でも、これくらいはかかると思います。もし、すでにメディアを運営している企業で、月間100万円くらいしか予算がないし、伸び悩んでいるのに会社から黒字化を求められてる、みたいな状態だったらとっとと閉鎖した方がいいかもしれません。

公演中のヨッピー氏

3.ヨッピー氏が考えるメディアをやるといいこと3点

メディア運営の現実は、そう簡単なものじゃないと訴えるヨッピー氏。その一方で、メディアを運営して得られるメリットについては、下記の3点をあげました。

●ノウハウがたまる

ヨッピー氏:メディア運営は、さまざまな要素のある仕事です。デザイン・SNS運用・企画の立て方・取材など、ふだんの仕事だけでは得られない、いろいろなノウハウを得ることができます。
ここで注意しておきたいのが、メディア運営を代理店などに外注する場合です。大手企業のオウンドメディア運営では、運営が代理店に委託されることもよくあると思いますが、すべて丸投げしてしまっては、せっかくのノウハウを自社に得ることができず、もったいないと思います。 外注も使いつつ、月に2本だけでも自社でコンテンツの企画から記事作成までやってみる…など、自社のなかに少しずつでもノウハウがたまるようにするべきです。そうしなければ、せっかくノウハウを得られる機会なのにもったいないと思います。

●人脈・横のつながり

ヨッピー氏:また、メディア運営をしていると、広く情報収集したり、取材をしたりすることが多いので、自然と「イケてる人の情報」「イケてる会社の情報」などとともに、人脈や横のつながりが広がっていきます。こういったネットワークが、メディア運営以外にも、役に立つこともあると思います。

●その先のビジネスにつながる

ヨッピー氏:メディアを作って、PVを稼いで、その先になにがあるのか?という視点も持っていた方がいいと思います。メディアが軌道に乗り、固定ユーザーがつけば、例えば関連イベントを行うなど、その先のマネタイズの方法はいろいろと考えられます。
もし、編集部が会社のKPIをすでにクリアしているのであれば、 そのメディアを軸に別のビジネスにつなげられないか? など自分たちなりのゴールを設定するといいと思います。

4.ヨッピー氏が考えるいい編集者の4つの条件

また、編集側にいいたいことの話のなかでは、ヨッピー氏が考える「いい編集者の条件」が語られました。ヨッピー氏も「ほとんどいない」という厳しい意見ですが、筆者も「確かに。。」と考えさせられました。

ヨッピー氏:ぼくが仕事を依頼されるとき「数字に寄与してほしい」といわれることがあります。もちろん、多くの人に読まれる記事を書くのがぼくの仕事なので、それは全然問題ないのですが、 ライターだけに数字を期待するだけでなく、編集側ももうちょっと自分たちで努力できることがあるんじゃないか と思います。ぼくが考える、いい編集者の条件は、次の4点です。

  • 固定読者がいる(編集者自身に)
  • フォロワーがたくさんいる(編集者自身に)
  • うける企画をくれる
  • よりいいものにしてくれる

Webメディアの編集者は、編集者というよりはディレクターっぽい人が多いです。「〇日までに原稿あげてください」とか、日付だけをいってくるような。ぼくは、編集者としてはこのままではよくないと思っていて、自分が率先して発信しようとか、一緒に企画をよくしようという意識をもってほしいと思います。

5.ヨッピー氏が編集側に声を大にして伝えたいこと

最後に、数々のコンテンツを生み出してきたヨッピー氏が、Webメディアの編集側にいいたいことから、印象に残ったポイントをまとめました。

●編集部が権限をちゃんと持っておいてほしい!

ヨッピー氏:編集部が企画の決定権や、記事の最終承認の権限などを持っていますか?1回1回、上長に見せて、公開OKのハンコをもらっていませんか?
編集部がちゃんと権限を持っていないと、上司のいいなりで結果的につまらないコンテンツになったり、横やりが入って公開までにものすごい時間がかかることがあります。 編集部は、ちゃんと権限を持つことが大事です!

●メディア運営に気合い、入ってる?

ヨッピー氏:最初にも述べたように、なんだかんだで 「気合い」(=人員と予算をかける覚悟)が一番重要 です。編集者の皆さんにはぜひ「気合い」を意識してもらい、一緒にいいコンテンツを作っていきましょう。

4.まとめ

Webメディアと真剣に向き合い、数々のWebメディアの盛衰を見てきたからこそいえるヨッピー氏の意見は、メディア運営者にとっては厳しい話もありましたが、改めて考えさせられる要素が多くありました。

SNSにより、個人の発信する情報までもがメディア化する昨今。
クラウドやCMSの進化もあり、メディアをはじめること自体のハードルは、以前に比べてグッと低くなりました。

しかし、メディアをマネタイズすること、メディアを通して本来の目的を達成することのハードルが下がったわけではありません。
メディア事業の成功は、適切なお金と人の投資と、地道な努力なくしては成しえないことを再認識させられました!

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Thu, 22 Aug 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[展示会担当「展示会前日の搬入・搬出作業!?見落としてた!!」【第8話】]]> https://mtame.jp/column/expo_story_08 MTMセキュリティの営業マン日野(25歳)は、入社3年目にして、会社としても初めての出展となる展示会の担当者に抜擢された。

「オフィス・セキュリティ・ショー」への出展に向けて、チラシやブース装飾を発注したり、当日のメンバーを決めたりと準備に追われてきた日野。

展示会は、いよいよ10日後に迫っていた。

【前回までの話はこちら】

展示会担当「いよいよ展示会に出展するときがきた!」【第0話】

展示会担当「このままじゃブレブレの展示会になってしまう…!コンセプトを決めなきゃ!」【第1話】

展示会担当「そろそろ装飾業者を決めないと!どうやって選べばいいんだ…」【第2話】

展示会担当「危なっ!諸々の書類提出を忘れるところだった!!…」【第3話】

展示会担当「チラシってどうやって作ればいいんだ…パワポの営業資料は作ってるけど」【第4話】

展示会担当「当日のメンバー決め。新卒だけでこの目標にいけってこと…?」【第5話】

展示会担当「追客ルール?同じ会社の人間なんだし揉めない…よね?」【第6話】

展示会担当「当日どうする?おそろいのポロシャツで活気を出そう!」【第7話】

1.ディスプレイや什器などの搬入・搬出をしてくれる運送会社を決めよう!

「オフィス・セキュリティ・ショー」の開催日はいよいよ10日後に迫り、今日は装飾業者である藤沢デザインの藤との打ち合わせが入っていた。

藤

…なので、当日のスタッフ導線は問題ないかと思いますよ。

日野

そうですか、良かった。初めてなもので何かと心配で…。

藤

そうでしょうね。…そういえば、什器の搬入業者でお付き合いのあるところありますか?

日野

いや、ありません。
…というか、搬入って?藤沢デザインさんの方でやってくれるんじゃ…?

藤

いえ、うちはデザイン事務所なので、搬入までは(笑)。
でも、付き合いのある搬入業者を紹介することならできますよ。搬入だけじゃなく、搬出も必要ですしね。

日野

ぜひ、紹介してください!
(什器の搬入・搬出なんて~、考えてもなかったな…)

2.搬入出証を装飾業者と運送会社に渡すのを忘れずに!

藤

念のためにお伝えしておきますが、うちと搬入・搬出を行う業者に「搬入出証」をお渡しくださいね。これがないと会場に出入りできないので。

日野

わかりました!
(たしか、出展社専用ページからダウンロードできるんだったよな。ほかにも、搬入・搬出時の注意点がないか、調べておこう)

日野

天の声
【解説】(天の声)

一般的に、展示会用の搬入・搬出は、前日の午前中に行います。会場が県外などの場合は、搬入用の荷物の輸送に時間がかかるので余裕をもたせたスケジュールを立てましょう。

ここで、搬入・搬出で気をつけたいポイントをご紹介します。

チラシ・備品などの忘れ物にご注意!

当日配布するチラシやアンケート、ノベルティ、名刺、筆記用具、お揃いのTシャツなど当日の衣裳、PC、ネット回線機器など、持ち物が漏れなく揃っているかを確認しましょう。養生テープがあると便利です。また、搬出時には品物数の確認があるので、あらかじめ数を数えておきましょう。

搬入・搬出スタッフへの情報共有

展示会主催者側から、搬入・搬出に関する注意事項が公表されている場合は、あらかじめ搬入・搬出業者へ情報共有しておき、守ってもらいましょう。搬出入に使用できる車両の高さ制限などもあります。

搬入・搬出の際の立ち会い有無の確認

基本的に搬入・搬出の際は、展示会担当者の立ち合いが必要になりますが、施工会社(デザイン会社)が代行してくれる場合もあります。立ち合いの必要有無について事前に確認しておきましょう。

3.搬入・搬出前後の流れ

藤との打ち合わせが終わってから、日野は展示会前後数日の流れをシミュレーションしてみた。

【展示会2日前】

  • ブース設営:一日目(基礎工事)
  • ブースに持ち込む備品類を準備し、搬入業者へ託す
  • 展示会メンバーに集合時間・持ち物などを伝達

【展示会前日】

  • ブース設営:二日目(基礎工事・電気工事)
  • 展示ブースの装飾・什器の搬入
  • ブース設営後に、ブースのグラフィック(文字・色)の確認・校正
  • 電気・インターネットの動作確認

【展示会当日】

  • 開催30~60分前に会場に入り、ブース内にポスターやチラシを設置
    (開催二日目と三日目は20分前には集合しておきたい)
  • 開催中の営業活動
  • 獲得名刺の中間・最終カウント

【展示会最終日】

  • 獲得名刺の最終カウント
  • 開催時間後、撤収作業
  • 展示ブースの装飾・什器の搬出

【展示会翌営業日】※翌週月曜日の場合も

  • 展示ブースの装飾・什器の回収

スケジュールを確認すると、日野の頭はすっきりと整理されてきた。

日野

…ふぅ。展示会メンバーにも共有しておくか。

メールを送ってからPCの電源を落とすと、心地良い疲労感がやってきた。


仕事も一段落したので心の余裕が出てきたのか、オフィスを出ようとしている同期に声をかけて、夜の街に飲みに繰り出す日野なのだった。

日野

つづく。

※この物語は架空のものであり、実在の人物や企業とは一切関係がありません。

次の話

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前の話

【第7話】展示会担当「当日どうする?おそろいのポロシャツで活気を出そう!」

展示会の効果を最大化させる12の手法

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Wed, 21 Aug 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[【SEO対策の参考本8選】概念や基本・テクニック・コンテンツ作成の各ジャンルでおすすめの本!]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/seo_reference_book 「自社のサイトのSEOを自分でできるようになりたい!」「委託しているSEO会社ともっと深く議論したい!」などと考える方は多いのではないでしょうか?

今回の記事では、SEOのノウハウを学べるおすすめの本をご紹介します。

日々、最新の情報がアップデートされる分野ですが、書籍は知識やノウハウが体系的にまとめられているため、一度読んでおいて価値アリです!

SEO対策の概念や基本が学べる本

いちばんやさしい新しいSEOの教本 第2版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方

著:安川 洋, 江沢真紀, 村山佑介  出版:インプレス(2018年7月発刊)

「いちばんやさしい教本」シリーズは、これから新しいことを始める人に向けた「絶対に挫折しない」がコンセプトの実用書シリーズです。豊富なイラストや図解をもとに、セミナーを受けているような感覚で読むことができます。はじめてWeb担当者になった企業の方や、SEOの基礎知識を簡潔に学んでおきたい方などにオススメです。本著は2018年に改訂された第2版で、モバイルファーストインデックスへの対応など、新しい情報も反映されています。

【いちばんやさしい新しいSEOの教本 目次の一例】

Chapter 1 SEOの目的と考え方を身に付けよう

 01 現在のSEOについて正しい理解を持ちましょう

 02 スマートフォン時代のSEOを考えましょう

 03 訪問者の目的からコンテンツを考えましょう

 04 検索エンジンの仕組みを知りましょう

引用元:インプレスブックス

最新SEO完全対策・成功の指南書 結果を出し続けるこれからの手法

著・監修:山口耕平 著:徳井ちひろ 出版:エムディエヌコーポレーション(2018年11月発刊)

「やっておくべきこと」を効率的に、ムダなく行う正攻法を解説した本書。検索エンジンの仕組みを知る、現状の把握をするなど、SEOの基本的かつ必須な施策を詳細に説明しており、SEOの基本的な知識を学びたい人にオススメです。

【最新SEO完全対策・成功の指南書 目次の一例】

Chapter 1 SEOの目的と考え方を身に付けよう

 CHAPTER1 SEO、イマドキの基礎知識

 CHAPTER2 検索エンジンの仕組みを理解する

 CHAPTER3 まずは事前のサイトチェック

 CHAPTER4 SEOの内部対策は万全に

 CHAPTER5 もっとWebサイトを良くする

 CHAPTER6 Search Consoleから課題を紐解く

 CHAPTER7 効果測定と改善

 CHAPTER8 SEOの未来

引用元: エムディエヌコーポレーション

効果がすぐ出るSEO事典

著:岡崎 良徳 出版:翔泳社 (2016年1月発刊)

効果がすぐ出るSEO事典 表紙

画像引用元: 翔泳社

「手軽な対策」から「本気の対策」まで、状況に合わせていつでも使えるというコンセプトで、各トピックをすべて3行でまとめた分かりやすい構成。基礎知識からハイレベル対策、トラブル対応まで、体系的な知識が手軽に学べます。

【効果がすぐ出るSEO事典 目次の一例】

CHAPTER1 基礎知識編

 ・ どんなサイトやページが検索結果で上位になるの?

 ・ Googleのアルゴリズムの基本を理解しよう

 ・ 内部対策/外部対策って何?

CHAPTER2 基礎知識編

 ・ ターゲットキーワードの選び方を知りたい

 ・ トップページデザインのSEO対策を知りたい

 ・ 有効なタグを知りたい

 ・ アクセス解析したい

引用元: 翔泳社

SEO対策のテクニックが学べる本

現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル

著:西山 悠太朗, 小林 睦 編集:丸山 弘詩 出版:マイナビ出版 (2018年7月発刊)

現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル 表紙

画像引用元: マイナビ出版

MFI(モバイルファーストインデックス)時代のSEOの知識と技術をまとめており、技術まで踏み込んだ実装方法をまとめているのが特徴。SEOをどういった手順で取り組むべきなのか、どのように実装していけば効果的なのかなど、マーケティング担当者・SEO担当者だけでなく、実装を担当するエンジニアにも役立つ内容となっています。

【現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル 目次の一例】

Chapter1 SEOの基本

Chapter2 マイナス評価を回避するSEO

Chapter3 サイト構造・リンク構造

Chapter4 Googlebotの制御

Chapter5 セマンティックなマークアップ

Chapter6 サイトの高速化

Chapter7 HTTPS化・モバイル対応・AMP対応

Chapter8 コンテンツSEO

Chapter9 リンクビルディング・サイテーション

Chapter10 モニタリング・保守

引用元: マイナビ出版

これからのSEO内部対策 本格講座

著:瀧内 賢 出版:秀和システム (2017年3月発刊)

これからのSEO内部対策 本格講座 表紙

画像引用元: 秀和システム

SEOの内部対策の重要性を説き、さらに有効な外部対策や、外部対策と内部対策の連動に触れています。同書では「両者の融合がこれからのSEOには必須」といわれており、内部対策・外部対策の具体的な施策に悩みのある人にオススメです。

引用の見出し

【これからのSEO内部対策 本格講座 目次の一例】

1-4 内部対策と外部対策の位置関係や重要性

 内部対策への比重移行は変わらないけれど

 ・ 現況での内部と外部対策の比率

 ・ 対策比重と順位の関係性

 ・ 推測・総評=守らなければ、安定性に欠ける

1-5 外部対策の必要性とGoogleの真意とは

 アルゴリズムに未だ自信を持てない現状

 ・ 被リンクを評価するようになった経緯

 ・ 量より質の外部対策へ

 ・ Googleの発言としては

引用元: 秀和システム

成果を出し続けるための王道SEO対策実践講座

著:鈴木 良治 出版:技術評論社 (2016年4月発刊)

成果を出し続けるための王道SEO対策実践講座 表紙

画像引用元: 技術評論社

10年後も効果を出し続けるための王道SEOをコンセプトに、SEO対策の初心者から中級者を対象とした情報をまとめています。サイトの作成手順に沿った構成と、改善に便利な逆引きの構成が実現しやすさを高めており、基礎をおさえて施策を実行したい人に向いています。

引用の見出し

【成果を出し続けるための王道SEO対策実践講座 目次の一例】

 1章: 最新状況をふまえた基礎

 2章: 課題から対策を検索する逆引き

 3章: サーバやテーマ選択、サイト設計など土台となる対策

 4章: URLやクローラ、スマホ対策など早く正しく伝える方法

 5章: 高い効果を発揮するための、正しいマークアップ

 6章: Google Search Consoleによるサイト運営・管理

 7章: サイト存続を脅かす、ペナルティの判定と対応

 8章: 便利な無料ツール

引用元: 技術評論社

SEO対策のコンテンツ作成が学べる本

SEO対策のためのWebライティング実践講座

著:鈴木良治  出版:技術評論社 (2015年2月発刊)

SEO対策のためのWebライティング実践講座 表紙

画像引用元: 技術評論社

良質でオリジナルなWebコンテンツを作ることが唯一の有効なSEO対策といわれるなか、将来も通用するWebコンテンツ作成のノウハウをまとめた同書。コンテンツの書き方だけでなく、検索エンジンに効果的に伝えるためのテクニックも紹介しています。

引用の見出し

【SEO対策のためのWebライティング実践講座 目次の一例】

 1章: なぜWebライティングがSEO対策に有効なのか?

 2章: 実践! コンテンツライティング

 3章: 実践! Webコンテンツの編集と校正

 4章: 効果的なキャッチコピーを生み出そう

 5章: コンテンツを改善しよう

 6章: 目的別ライティングのポイント

 7章: プロも使う無料ツール紹介 Webライティング編

 8章: プロも使う無料ツール紹介 SEO対策編

 9章: プロも使う無料ツール紹介 運用・管理編

引用元: 技術評論社

沈黙のWebライティング

著:松尾 茂起 出版:エムディエヌコーポレーション (2016年11月発刊)

謎のWebマーケッター「ボーン・片桐」が活躍するストーリーを通じて、SEOに強いライティングのノウハウを学ぶことができるWebライティング解説の人気書籍。ストーリー仕立てでライティングの基礎とまとめが書かれており、気軽に読み始め、読破することができます。本書はWebサイトに公開されたコンテンツの書籍化であり、書籍には限定コンテンツが掲載されています。

引用の見出し

【沈黙のWebライティング 目次の一例】

EPISODE 01 SEOライティングの鼓動

EPISODE 02 解き放たれたUSP

EPISODE 03 リライトと推敲の狭間に

EPISODE 04 愛と論理のオウンドメディア

EPISODE 05 秩序なき引用、失われたオマージュ

EPISODE 06 嵐を呼ぶインタビュー

EPISODE 07 今、すべてを沈黙させる・・・! !

エピローグ 沈黙のその先に ※書籍書き下ろし

引用元: エムディエヌコーポレーション

まとめ

SEOの技術は常にアップデートされるため、最新の更新情報やニュースはインターネットで調べる方が適しています。

しかし、基礎的な知識を体系的に学びたい場合、インターネットで調べると情報量が多く、古い情報と新しい情報が混在しているため、どれが正しいかわかりにくいものです。

書籍は発刊時期がはっきりしていますし、1冊で総合的な知識が得られるため、SEOの初心者~中級の方にはぴったりです。ぜひ、これらの本を参考に知識を高めていってください。

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Mon, 19 Aug 2019 00:05:00 +0900
<![CDATA[【記事の書き方】記事作成(ライティング)のコツとは?ユーザーが読みやすい記事を書こう!]]> https://mtame.jp/content_marketing/article_creation_tips オウンドメディアやビジネスブログなど、商品・サービスに関する情報をコンテンツとして発信することが多い昨今。
記事作成を社内で行っている企業も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、自社でWebメディアの記事を作成する際に気をつけたいポイントをまとめてご紹介します。

少しコツを知っておくだけで、ユーザーにとってわかりやすい記事になるほか、書くときに迷いにくくすることができますよ!

1.記事作成で気をつけるポイント

ライティングの手法にはいくつかあり、パンフレットやチラシなどの紙媒体に適した書き方と、Web媒体に適した書き方には、若干違いがあります。
Webメディアの場合、SEO対策としてキーワードを入れることや、スマートフォンやPCなどの端末上で読むことを意識した文章構成を心がけなければなりません。

また現代では、ブログやSNSなど、さまざまな媒体で個人がコンテンツを発信していますが、企業が運営するメディアが発信する記事は、それとは区別しなければなりません。
情報の正確性やオリジナリティを保ちつつ、読みやすい文章にすることで、読者のメディアに対する信頼性が高まります。

次の項目からは、ライティングをする際に具体的に気を付けたいポイントを「テクニック編」「内容編」の2つの切り口でご紹介します。

2.ライティングのコツ 【テクニック編】

文章のタイトルの前半に、対策キーワードを入れる

一般的に、Webメディアの記事のタイトルは、検索エンジンに「見出し」として認識されるhtmlタグで記載されます。
検索エンジンは、この「見出し」に記載された内容を、記事の中でもっとも伝えたい、要点をまとめた部分と認識するため、SEO対策をしたい(検索上位表示を狙いたい)キーワードをタイトルに含めることが大切です。

また、記事のタイトルとページタイトル(※1)を統一することも多いと思います。
titleタグに記載した内容は、検索結果一覧のなかで、もっとも大きな文字で表示されますが、検索サイトやユーザーが閲覧するデバイスによって表示が省略される場合があります。
そのため、タイトルの前半部分にキーワードを入れた方が、よりユーザーの注意を引きやすくなります。

また、タイトル全体の文字数は、省略表示を踏まえて、28文字前後で書くことが有効とされています(※2)。

※1:htmlソース上の「titleタグ」といわれる部分に記載される文章。Webブラウザのタブに表示されます。
※2:検索サイトの仕様変更によって、変わる場合があります。

文章の構成を意識する

文章の構成として、よく知られている言葉に「起承転結」があります。
これは、随想や創作の物語によく使われる文章構成です。また論文など、論理的な文章では「序論・本論・結論」という三段構成がよく使われます。
しかし、いずれも結論が最後にくる「尾括型」の構成で、はじめから文章の総量が目に見える、紙媒体に向いた書き方です。

一方、Web媒体には「自分が求める情報でなければ、すぐにほかのサイトに移れる」「ページの上から下へ読む」「文章の総量(何ページあるか)がわかりにくい」などの特性があります。
そのため、Web媒体に書く文章は、最初に結論をいい、読者を引きつける「頭括型」の構成が向いています。

また、最初に結論を述べ、「まとめ」などの項目で最後にもう1度結論をまとめる「双括型」の構成も、Web媒体に適しています。

Web媒体に向いた文章構成の例(双括型)

【結論】 「これからの時代、マーケティングは重要です」

【理由】 「なぜなら、市場が成熟し、競争が激化しているからです」

【筆者の考えや事例など】 「たとえば最近では、〇〇〇〇が問題になっています」

【まとめ】 「ゆえに、マーケティングは重要です」

見出しをつけて、段落分けする

読者は、ひと目見て、何が書いてあるかわからない大量の文章を読もうとはしません。
そのため、文章が長くなる場合は、内容のまとまりごとに、いくつかの段落に分け、見出しをつけることも大切です。

見出しが他の文章より、太字や大きな文字で書いてあれば、読者は自分が求める情報にたどり着きやすくなり、記事を読んでもらえる可能性が高まります。

同じ語尾を繰り返さない

文章の語尾は、「です・ます」の敬体か、「だ・である」の常体のどちらかで統一します。

また、敬体で統一した文章のなかでも「~です」など、同じ語尾が連続すると、どうしても単調になってしまいます。
少し難しいテクニックですが、語尾がそろいすぎないようにすることが、リズムのある文章を作成するコツです。

改行を効果的に使う

Web媒体に掲載する文章は、紙媒体で掲載する文章より、改行を多めに使います。

Webメディアは、PCやスマートフォンなど、画面越しに読むものなので、文字がぎゅうぎゅうに詰まっていると、非常に読みにくくなります。
文章の意味の切れ目や強調したい部分などで、改行を効果的に使うと、ブラウザ上でもより読みやすいレイアウトになります。

ただし、ブラウザで表示される際の文章の折り返し位置は、閲覧環境によって異なります。
文末以外の文章の途中で改行を入れると、おかしな位置で文章が途切れた表示になってしまうため、避けてください。

表記を統一する(表記ゆれの対策)

同じ意味の言葉でも、送り仮名の使い方や、ひらがな・カタカナ表記の違い、常用漢字・旧字体の違いなど、日本語にはさまざまな表現があり、その表記を統一することが大切です。

理想は、メディア単位でルールを決め、メディア全体の文章の表記を統一するべきですが、複数の書き手がいる場合や、過去の記事が大量にあり、ルールの統一が難しい場合は、少なくともひとつの記事のなかで、表記のゆれがないように心がけましょう。

また、どの表記が正しいのか迷う場合、出版業界では、共同通信社が発行する「記者ハンドブック」をガイドラインにする場合もあります。
これは、新聞で使用する用字・用語をまとめたもので、各メディアでの独自ルールをまとめるのが難しい場合、「記者ハンドブックに合わせる」ことをルール化しているメディアもあります。

表記ゆれの代表的な例

  • お問合せ お問い合わせ / 受け付け 受付 / 引っ越し 引越し
  • コンピュータ コンピューター / オーダーメイド オーダーメード / エンターテイメント エンタテイメント
  • りんご リンゴ / おすすめ オススメ 
  • 思い 想い / 会う 逢う

漢字のひらく・とじる

文章のなかで、漢字表記をひらがなにすることを「ひらく」といいます。
これは、漢字表記が多い文章は、堅苦しく、読みづらい印象になることから、出版業界など、プロの書く文章では常に気をつけられていることです。

どこまで漢字をひらくかは、明確な正解はなく、メディアごとにルール化すればよいのですが、前述の「表記ゆれ」ように、ひとつの文章のなかで、ひらいている箇所・とじている箇所が混在しないように気をつけてください。

ひらく漢字の一例

頂きます → いただきます
出来ます → できます
下さい → ください
有難い → ありがたい
宜しく → よろしく
事 → こと
是非 → ぜひ

3.ライティングのコツ 【内容編】

情報の正確性に気を付ける

Webメディアは、紙媒体に比べ、情報発信の手軽さがありますが、情報の正確性に気をつけなければならないのは当然です。
他のメディアで発信していることを「正しい」と鵜呑みにせず、自身の責任で情報の真偽を判断することが重要です。

引用の仕方に気を付ける

コンテンツを作るにあたって、書籍や他のサイトなどの情報を参考にすることもあるかと思います。
サイトによっては引用禁止や、許可制にしているところもあるため、慎重に行ってください。

また、引用した文章などを掲載する際は、該当箇所が引用だとわかるように明記し、参照元や出典を明らかにするように気をつけましょう。

エムタメ!参考記事:これって、著作権侵害!?オウンドメディアでの引用NG例・OK例

例え話を入れる

業界や機械の仕組みなど、難しい事柄を解説する際には、例え話を入れることも有効です。
身近な話題に転換することで、知識やノウハウを求めている読者にとって、わかりやすい表現となります。

メリット・デメリットを入れる

インターネットで調べて記事にたどり着いた読者は、自身のなんらかの決断の参考に「ネットで情報を仕入れておきたい」と考えている状況が想像できます。
そのため、「メリット・デメリット」を端的にまとめた内容は、ユーザーにとってわかりやすく、目にとまりやすい内容となります。

概念図を挿入する

文章だけで伝わりにくい内容は、図解すると親切です。
難しい事柄をわかりやすく図解できれば、その記事はその情報を求めているユーザー層にとって、良質な記事として認識され、そのテーマで検索上位に表示される可能性も高まります。
作図はひと手間かかる工程のため、他のメディアとの差別化ポイントとしても有効です。

また近年では、Googleが画像検索の機能改善に力を入れています。今後は、SEO対策の観点でも、画像検索からの流入が見逃せない要素となっています。

「まとめ」に、最終的にユーザーがどんなアクションを取るべきなのかを書く

ニュースのまとめや問題提起だけでなく、最終的にユーザーがどうするべきなのかの「解決策」を、最後にわかりやすくまとめると親切です。
文章全部を読みたくないユーザーも、「まとめ」だけ読んで、全部読むかどうかを判断したり、時間がないときに結論だけ読んだりすることができます。

4.まとめ

記事作成には、さまざまな気をつけるべきポイントがありますが、ひとつひとつは簡単なものばかりです。

誤用をしないこと、読者にとってわかりやすくまとめること、権利を侵害しないことなど、重要なポイントを押さえたうえで、筆者自身も楽しみながら執筆できるといいですね!

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Mon, 19 Aug 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[SEO対策をする理由って何?どんなメリットや効果があるの?]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/seo_merits_and_effects Web運営に関わる人であれば、多くの人が気にしているSEO対策。
検索アルゴリズムのアップデートがあるたびに、一喜一憂している人も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、SEO対策のメリットやその効果について、基本からまとめていきます。

SEO対策とは?

SEO対策とは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」を意味しています。
一般的には、Google、Yahoo!などの検索エンジンでキーワードを検索した場合に、上位に表示されるように対策することを意味します。

しかし日本では、検索エンジンシェアの約7割をGoogleが占めており、SEO対策といえば、Googleの検索アルゴリズムに対応することが対策の中心となっています。

SEO対策の基本的なやり方は、「内部対策」「外部対策」「コンテンツ対策」の大きく3つに分けられます。
内部対策とは、自社のWebサイトのhtmlやCSSなどのソースを、検索エンジンに認識されやすい構造や記述にすることです。
もっとも基本的な内部対策は、ページタイトル・h1タグ・metaタグなどのタグ要素に、キーワードを含めます。
このほかにも、内部対策には細かな施策がたくさんあり、Webサイト制作時には、内部対策に気をつけて構築する必要があります。

また、外部対策の基本は、被リンク(外部サイトからのリンク)を調査することです。
Googleは、自社のサイトに関連性の高いサイトや高品質なドメインからのリンクは高く評価しますが、低品質サイトからの大量のリンクはペナルティを受ける場合があるため、注意が必要です。

またコンテンツ対策は、Googleに高く評価される専門性の高いコンテンツを制作することです。
1ページ内の文字数にも、一般的に多い方がよいとされていますが、同時にユーザーにとって読みやすく、わかりやすいものでなければなりません。

SEO対策の効果

では、SEO対策をして検索サイトで上位に表示されると、具体的にどのような効果やメリットがあるのでしょうか?

自然検索からの流入数が増える

自然検索(オーガニック検索)とは、検索サイトで広告エリア以外に表示される検索結果のことです。
検索サイトで上位に表示されるのと、下位に表示されるのでは、自然検索からのクリック率に大きな違いが出ます。

アメリカのインターネットマーケティング会社「NINJAS」が2017年7月に公開したレポートでは、単一キーワードの検索順位別のクリック率は、1位で約21%、10位で約1.6%と発表されています。
つまり、1位と10位では、自然検索からの流入数に約12倍もの差があるのです。

このように、検索上位に表示されることは、自然検索からの流入数に大きな影響を与えることがわかります。

広告費を抑えられる

SEO対策は、リスティングなどのインターネット広告とは異なり、出稿費や媒体費はかかりません。
SEO対策を行うノウハウが自社にない場合、専門の業者にSEO対策を委託することはありますが、広告費をかけずに、集客のチャンスを広げることができます。

ただし、SEO対策は即効性のある施策ではありません。コツコツと内部対策を行ったり、コンテンツを充実させたりすることで、中長期的に成果を見込むことができます。
また、内部対策やコンテンツ制作は、労力のかかる作業です。

広告費はかからなくても、効果を出すためには、自社のリソースが必要であることを理解しておかなければなりません。

見込み度の高いユーザーを獲得できる

SEO対策では、自社のビジネスに関連性の深いキーワードや、潜在顧客が検索するであろうキーワードで、上記に表示されるように対策するため、関心をもって検索する、見込み度の高いお客様をWebサイトに多く集客することできます。

また、先の「NINJAS」の調査によると、複合キーワードで検索された場合のクリック率は、単一キーワードで検索された場合よりも高く、2ページ以上クリックする傾向があるといわれています。
つまり、自社のWebサイトの情報が、ユーザーが求める情報に、よりピンポイントで合致した場合、より高い確率でコンバージョンも狙えることになります。

SEO対策の弊害

SEO対策にはデメリットもあります。そのひとつが、コンテンツの偏りです。
上記のように、SEO対策にはさまざまなメリットがあり、その成果を追い求めるがあまり、ユーザーにとってわかりにくいコンテンツや、本来ユーザーが求めているのとは違うコンテンツを作ってしまう恐れがあります。

Googleの検索アルゴリズムは、常にアップデートされており、SEO対策のテクニックだけで検索上位を維持することや、すべてのアップデートに最適な対応をすることはできません。

しかし、近年Googleは「ユーザーにとって本当に役に立つコンテンツを高く評価する」という姿勢を貫いています。
そのため、コンテンツ制作者が小手先のテクニックだけにとらわれず、「本当にユーザーの役に立つコンテンツが、良いコンテンツである」という基本を守ることも大切です。
また、ユーザーの役に立つ質の高いコンテンツの蓄積は、将来的には、検索エンジンからの高評価にもつながります。

まとめ

このように、SEO対策にはメリットもデメリットもありますが、Webサイトからの集客がビジネスに大きな影響を与える現在、「よく分からない」ままにしておくのは、非常にもったいないことです。

エムタメ!では、初心者の方にもわかるよう、今後もSEO対策の基本や勉強の仕方などの情報をお届けしていきます。

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Mon, 12 Aug 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[カスタマーサクセスで葉酸サプリメント市場売り上げNo. 1に!ビーボ代表 武川氏に聞くD2C事業のCS重視経営]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/bbo

近年、「顧客の成果を実現する」カスタマーサクセス(CS)の考え方が、日本の企業にも浸透してきています。
今回は、女性向けの美容・健康商品を販売し、カスタマーサクセスを重視した経営で業績を伸ばす株式会社ビーボ 代表取締役社長 武川 克己氏にお話をうかがい、D2C事業におけるカスタマーサクセス組織運営の秘訣や、CS部門が大切にすべき考え方などをお聞きしました。

1.テクニックではなく顧客満足を追求

通信販売やサブスクリプション型のビジネスが急伸している近年、「解約率(チャーンレート)を下げる」「アップセル・クロスセルを促進する」「ユーザーのアクティブ率を向上する」などの目的で、顧客の成功・満足を追求する「カスタマーサクセス部門」を設ける企業が増えています。

株式会社ビーボは、2010年に創業し、商品開発から販売、アフターフォローまで自社で行うD2C事業(Direct to Consumer)を中心に行う企業です。商材は、主にダイエット・マタニティ分野の健康食品や化粧品を取り扱う「BELTA」、大人のための化粧品「Palclair」など、女性向けの複数のブランドを展開しています。

同社では、商品を購入したお客様に対し、カスタマーサクセス部門が徹底したサポートを実施。商品購入の根底にある「こう〝なりたい〟」という思いや願いを実現することを大切にしています。このような方針に至るまでには、さまざまな試行錯誤があったそうです。

武川氏: 「ベルタ酵素ドリンク」を販売しはじめた当初、しばらくの間はマーケティングのテクニックで売り上げを伸ばすことができていました。しかし時間が経つにつれ、しだいに組織としての成長に限界を感じるようになっていきました。今から5~6年前のことです。

その時、数カ月に渡って会議を繰り返し、Eコマースという私たちの仕事でお客様に提供できる価値を徹底的に考え抜きました。そして『きれいになりたい』『健康になりたい』など、商品購入の本来の目的である、お客様の『こう〝なりたい〟』という気持ちをかなえることが、私たちが提供すべき本質的な価値であると気づいたのです。

それからは『モノ売り』をやめ、カスタマーサクセスという体験価値を中心に据えた事業体制にシフトしていきました。当時は、15~20人くらいの組織でしたので、私自身も200~300人の担当のお客様を持って対応していました。

株式会社ビーボ 代表取締役社長 武川 克己氏

株式会社ビーボ 代表取締役社長 武川 克己氏

2.カスタマーサクセス重視で葉酸サプリメント市場売り上げNo. 1へ

このような考え方のもと、カスタマーサクセスを重視したサービスを展開した結果、業績も確実に成長を続けていったという同社。 主力商品である葉酸サプリメントは業界売り上げNo. 1を達成しています。
※『葉酸サプリメントに関する市場調査』(2018年4月調査)TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

武川氏: たとえば、葉酸サプリなどのマタニティ分野の商品であれば、妊娠がわかってから出産まで約8カ月間あります。その間、妊娠中のお客様にはさまざまな不安があると思いますが、当社のカスタマーサクセスは商品に直接かかわることでなくとも、その悩みにより添い、出産まで伴走します。

通販業界では、コールセンターやカスタマーサポートなど、顧客との窓口をアウトソースすることも一般的です。業界的には、当社のやり方はかなり非効率なことをやっていると思われるかもしれません。しかし、そこに他社にはないブランドを高める価値があると信じています。

3.CS組織運営の秘訣は「理念への共感」

カスタマーサクセスを重視した戦略で成長を続ける同社ですが、一般的にはカスタマーサクセスは、日本市場でまだまだ成長途中の分野であり、CS部門の運営に悩みを抱える企業も多くいます。ビーボ様は、CS部門を運営・拡大していくにあたり、どのようなことに気をつけていたのでしょうか?

武川氏: 当社のCSチームは、売り上げを指標にはしていません。それは、CSチームが売り上げを追わずとも、業績を伸ばせる方法を経験として理解しているからです。

そのかわり、CSチームは、お客様の現状とめざす姿を把握するために、いかに自分を信頼してもらえるかに力を注いでいます。たとえば、以前は1人のお客様とどれだけ長く話せるかのランキングをつけていたこともありました。

現在では、半期に1度、CS担当者が1番お客様のためになったと思えるログを出し合い、それを全員で聞いて優秀者を決め、表彰しています。これは、CSの評価制度というだけでなく、No.1の対応を決めることで、当社のCSのめざす方向性をチーム全体で共有するという目的もあります。

さまざまなお客様とのやり取りのなかでは、思うようにいかなかったり、CS担当者が落ち込んだりすることもあると思います。そんな時、テクニック論だけに頼っていると、できない理由ばかりあげてしまいがちです。

そのため当社は、自社の理念やクレドへの共感をもっとも大切にしており、あらゆる方法で社員の理解が深まるように努力しています。たとえば、入社時には理念の理解度をはかるテストを実施します。お客様の〝なりたい〟を導く存在になるという理念への共感こそが、CS担当者がやりがいをもって仕事を続けていく動機になると思っています。

コールセンターで働くかたが電話の向こうのお客様と笑顔でやり取りを行う様子

お客様と笑顔でやりとりするCS部門の方

4.CS×テクノロジーでさらなる飛躍を

現在、ビーボ様は、理念やお客様の体験価値を大切にしながらも、より多くのお客様に対応するため、時代に合ったテクノロジーの活用も進めています。

武川氏: お客様の増加にともない、マンパワーだけで対応できない業務は、テクノロジーを活用し、より多くのお客様に価値あるCSを提供できるようにしたいと考えています。

CS活動を効率化するためのITツールも、いろいろなものを試しましたが、分析項目をより自社にあったものにするため、現在は独自の顧客分析システムを開発しています。これは、お客様が使うアプリとも同期することができ、iPhone版アプリは今夏ローンチ予定です。

自社システムは、現在、分析項目の最適化が済んだところですが、このような項目の精査にも、CSの担当者の現場の意見を取り入れています。今後は「カスタマテック」というカスタマーサクセスとテクノロジーを掛け合わせた全社戦略で、より多くのお客様に、広く、深く体験価値を提供していきたいと考えています。

5.まとめ

お客様が商品を購入する本来の目的に着目し、CSを通して体験的な価値を提供することで、他社にはない成長戦略を描いてきたビーボ様。

BtoB分野のCSの話題は、仕組み化や数値管理などのノウハウやテクニックが注目されがちですが、to C事業(対コンシューマー事業)ならではの、カスタマーサクセスが本来大切にすべき理念や姿勢の大切さを、改めて教えていただきました。

エムタメ!では、今後もカスタマーサクセスをはじめ、マーケティング分野の新たな取り組みに役立つ情報を発信していきます。

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Fri, 09 Aug 2019 00:05:00 +0900
<![CDATA[【2019年7月分月度】Googleニュース! SEO対策のトピックスまとめ]]> https://mtame.jp/column/Google_news_201907

日々更新されるGoogle社の最新のSEO関連ニュースや、新機能の情報をまとめました。
この記事は2019年7月のトピックスです。

1.【更新】MFI移行しているかどうかをサーチコンソールの設定から確認可能に

モバイル ファースト インデックス(MFI)に移行しているかどうかをGoogleサーチコンソールの設定で確認できるようになりました。
Googleは、2018年3月に「MFIへの切り替えを広い範囲で開始した」と正式に発表しており、レスポンシブ対応などのMFI向けの準備が整っているサイトから順次切り替えが行われているといわれています。MFIへ切り替えられると、モバイル向けページがGoogleの評価対象となり、モバイル向けのGoogleクローラのクロールが大幅に増えます。

サーチコンソールの設定> 概要> 「インデックスクローラ」の項目では、「スマートフォン用Googlebot」または「パソコン用Googlebot」が表示されるようになり、「スマートフォン用Googlebot」と書かれている場合はMFIに移行しているとわかります。また、MFI への移行が完了している場合は切り替わった日付も表示されており、いつ移行したかを知ることができます。

2.【新機能】Googleマイビジネス「初回特典」機能が追加

Googleマイビジネスで「初回特典」を作成できるようになりました。「新規フォロワーはドーナツを 20% 引きで購入できる」などのクーポンを設定でき、新しいユーザーを引き付けることができます。

初回特典は Google マイビジネス アプリ (Android 、iOS)で作成できます。現在のところ、ブラウザでは表示されません。

Google公式ブログ The Keywordsで公開されているgif画像

3.【情報】Google SERPs(検索結果表示)の変化について

FAQのリッチリザルト表示が日本のSERPsでも見られるように

FAQページに掲載している項目を、検索結果に直接表示するFAQのリッチリザルトが日本の検索結果でも見られるようになりました。これに対応するには、FAQリッチリザルト用の構造化データをページに追加する必要があります。

「サントリー天然水 賞味期限」の検索結果

書籍クエリのモバイルでの検索結果表示が下記のように変化

書籍に関連する概要・レビュー・画像・購入先・動画などがすぐに閲覧できるように表示されています。今後も、クエリによっては、SEOによる上位表示の価値は変わっていくものと考えられます。

書籍クエリのモバイル検索結果表示no
 l変化

4.【終了】robots.txtでのnoindexのサポート終了

2019年7月、Google はrobots.txt の noindex 構文のサポートを終了することを告知しました。Google では、クロールではなくインデックスを拒否するために Noindex 構文が使えていましたが、これまでにも正式なサポートはされていませんでした。

2019年9月1日からのサポート終了が正式に告知されたため、今後、インデックスを拒否するためには下記のような手段が推奨されています。

  • noindex タグ
  • 404 または 410 の HTTP ステータスコード
  • パスワードによる保護
  • robots.txt の Disallow
  • Search Console の URL 削除ツール

Webmaster Central Blog

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Fri, 09 Aug 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[リスティング広告の業界別平均クリック単価と行うべき施策【※診断シート付き】]]> https://mtame.jp/advertisement/cpc_checksheet あなたの会社の業界では、リスティング広告の平均クリック単価がいくらかご存知ですか?

 

例えば、メーカーでも「食品・農林・水産」だと160円ですが、「印刷・事務機器関連」になると400円にまで上がります。

この業界別の平均単価を知らずに、リスティング広告の結果を判断しようとしても、誤った決断を下してしまうかもしれません。

 

今回は、「業界CPC別施策チェックシート」を使って、今行うべき施策を診断できるチェックシートをご紹介します。

 

 

 

「業界CPC別施策チェックシート」で診断できること

6ジャンル17個の施策から、今あなたが行うべき施策を確認することができます。

具体的には下記6ジャンルの中から取り組むべきものを診断します。

 

  • 検討度が高いユーザーを逃がさない広告
  • ユーザーごとに適応した広告の出稿
  • 広告文の品質を上げる
  • ページの品質を上げる
  • ページ設計での取り逃し改善
  • 広告設計での取り逃し改善

 

※診断結果は一般的な広告の運用数値を元に算出しています。

※業界CPC別施策チェックシートは検索連動型広告を軸として考えています。

 

 

診断結果は「広告費」「業界」「現状」から判断しています。

 

 

 

「業界CPC別施策チェックシート」の使い方

まずは、「業界CPC別施策チェックシート」をダウンロードしてください。

 
業界CPC別施策チェックシート

次に、「出稿費」のところに現在出稿している月額の広告費を記入して、「商材選択」で広告を掛けている商材が最も近しいものをプルダウンから選択してください。

 

月額の広告費

 

すると、「業界推定クリック単価」や想定結果が表示されます。

 

業界推定クリック単価」や想定結果

 

 

そして、表示された業界平均数値に対して、現在の広告出稿結果がどうなのか当てはまるものにチェックを入れてください。

チェック項目は全3問で複数選択可能です。

 

現在の広告出稿結果

 

 

すると、施策チェックリストに今行うべき施策の背景がオレンジ色になって教えてくれます。

 

今行うべき施策

 

 

使い方はダウンロードしたエクセル内のシートにも載っています。

 

業界CPC別施策チェックシート

 

 

 

まとめ

リスティング広告は上手く改善できればすぐに結果を出せる施策です。

ただし、その判断基準やノウハウは業界によって全く異なります。

 

まずは業界平均数値を把握し、その上でどのような施策が自社に合っているのか判断できるようにしましょう。

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Thu, 08 Aug 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[SEO対策のセミナーページまとめ!今から勉強する方におすすめの主催会社]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/seo_seminar Googleなどの検索サイトに最適化し、検索上位の表示を狙う「SEO対策」。今回の記事では、SEO対策の知識をこれから学びたい方のために、役立つセミナー情報を主催会社のカテゴリごとにご紹介します。
各社が工夫を凝らしたテーマで開催するセミナーは、基礎知識から最新の情報まで身に付けるチャンスです!ぜひうまく活用してください。

1.SEO対策会社のセミナー

エムタメ!(Mtame株式会社)

BtoB企業のWeb制作・Webコンサルティングで多くの実績を持っています。マーケティングオートメーションツール「BowNow」・国産CMS「Blue Monkey」などのクラウド型ソフトの運営・販売もしており、SEOからWebマーケティング戦略までトータルに相談できることが特長です。

ジオコード株式会社

SEO対策の専門会社。月額費用の範囲内で、ページ数・キーワード数無制限で、SEO対策に必要な細かな施策を網羅できるサービスを特長としています。初心者向けから、個別の施策の解説まで、SEOに関するさまざまなテーマでセミナーが開催されています。

SEO HACKS(ナイル株式会社)

SEOメディアとして有名な「SEO HACKS」を運営するナイル株式会社。高度なSEO知識をもとに、多くの大企業のSEO対策を手掛けています。セミナーは、開催頻度は少ないものの、魅力的なテーマがそろっています。

アユダンテ株式会社

SEOコンサルティング会社。Google社の認定パートナーであり、日本にSEOを根付かせた経験豊富なコンサルタントが、本格的なSEOを実施します。セミナーは、ツールの使い方や、SEOノウハウなど、自社サービスに合わせたテーマが設定されています。

2.分析ツールベンダーのセミナー

AIアナリスト(株式会社WACUL)

Google Analyticsのデータを元に、自動でわかりやすい改善案を提案する分析ツール「AIアナリスト」を運営する株式会社WACUL。セミナーは高頻度に開催されており、Web担当者やマーケターが実践しやすい知識が紹介されています。

juicer(株式会社PLAN-B )

SEOコンサルティングと、ユーザー分析DMP「juicer」を販売する株式会社PLAN-B。自社セミナー、共同セミナーなどさまざまなテーマのセミナーを高頻度に開催しており、東京だけでなく、大阪でのイベントがあるのも注目です。

DemandSphere(DemandSphere株式会社)

SEOのインハウス化を支援するSEOプラットフォームツール「DemandSphere」を販売するDemandSphere株式会社のセミナーページ。トレンドや最新の動向をテーマにしたセミナーから、新任担当者向けセミナーまで、工夫を凝らしたテーマで実施されています。

3.協会のセミナー

一般社団法人 全日本SEO協会

一般社団法人 全日本SEO協会が主催するセミナー情報のページです。SEOの基礎知識が身に付けられるよう、さまざまなテーマでセミナーが開催されています。東京・大阪・名古屋・福岡の会場があり、動画セミナーもあるため、全国区に対応しています。

4.出版・メディア会社が主催するセミナー

Web担当者Forum(株式会社インプレス)

Web担当者に向けたさまざまな情報を発信するメディア「Web担当者Forum」が主催するセミナー。他社の成功事例が聞けるセミナーや、業界の第一人者の講演など、魅力的なイベントが盛りだくさんです。

5.SEO対策イベントを紹介するポータルサイト

TECH PLAY(パーソルイノベーション株式会社)

パーソルイノベーション株式会社が運営するIT勉強会・イベント情報メディアが「TECH PLAY」です。「SEO」などのキーワードでイベント情報を検索することで、各社のセミナー情報を検索できます。

セミナー情報.COM(株式会社 東邦メディアプランニング)

セミナー情報メディアです。たくさんのセミナー情報がありますが、「SEOセミナー」でソートできます。東京だけでなく、地方開催のあるイベントも見つけられるのが特長です。

こくちーず(株式会社ライブアウト)

イベント告知サイトです。こちらも「SEOセミナー」のタグで検索することで、さまざまなイベントを見つけることができます。地方開催イベントの情報も多く掲載されています。

まとめ

SEOは、Google社など、検索エンジンのアップデートによって、最新の動向がどんどん変わっていくものです。そのため、SEOの基礎的な知識がある人にとっても、最新の情報やトレンドを知ることができる専門会社のセミナーは有効です。セミナーをうまく活用し、最新のSEO情報にアクセスしましょう!

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Mon, 05 Aug 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[MEOとは?SEOとの違いや、基本知識から対策内容についてまとめました!]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/MEO_basic_measures Webサイトを運用していればSEO(Search Engine Optimization/検索エンジン最適化)を意識しないマーケターの方はいないでしょう。
また、多くのWebサイトでコンバージョンとして設定されるお問い合わせや見積もり請求などのフォームにおいてもEFO(Entry Form Optimization)を行っているというマーケター様も多いかと思います。

では、MEOはいかがでしょうか?
今回は、店舗を持つ企業様など、WebサイトにGoogle Mapを埋め込んでいるならぜひ対策していただきたいMEOについてご紹介します。

関連記事

1.MEO(Map Engine Optimization)とは?

MEOとは、Map Engine Optimizationの略で、Google Mapを対象とした地図エンジンにおいて最適化を図ることで、「ローカルSEO」ともよばれます。

たとえば、Google検索エンジンで「ラーメン」「内科」などと入力すると、近隣の店舗(病院)がマッピングされた地図の画像とともに検索結果に表示されます。住所や電話番号、営業時間といった概要情報や口コミなども併せて表示されるため、地域密着で集客を考える店舗系ビジネスを展開する企業様には必須の施策となります。

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2.MEOが必要な理由

SEOとの違い

SEOでは、キーワードが同じなら基本的に(※パーソナライズ検索がオフになっていれば)世界のどこで検索しても表示される結果は同じです。

しかし、たとえば「Web制作会社」で検索した場合、東京と北海道では結果表示が異なります。これが「ローカル検索」とよばれるものです。

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Web制作会社 検索結果

検索する場所によって検索結果が異なる理由は、Googleがユーザーの利便性を考えた結果です。北海道にある企業がWeb制作会社を探す場合、検索上位に東京や大阪のWeb制作会社ばかりが表示されてもあまり意味がありません(なかには、打ち合せに来てくれるWeb制作会社もあるかもしれませんが)。
かといって、いちいち「北海道 Web制作会社」と入力しないと北海道の会社が表示されないのでは、ユーザーにとって利便性が低いです。

とくに、飲食店などを検索した場合、下のキャプチャ画像をご覧いただくとおわかりのように、上位3件が地図や店舗写真付きで表示されます。このローカル検索で上位表示されるために行うのがMEOです。リスティング広告のように、好きな地域を選んで表示させられるわけではないため、対策する必要があるのです。

居酒屋 検索結果

また、現代はスマートフォンが普及し、パソコンからの検索よりもスマホからの検索の方が多い時代です。スマホで検索したユーザーが地図をタップしてMapアプリが立ち上がり、そのまま経路検索を行って目的地に行くという流れを考えると、MEOの必要性の高さがご理解いただけるでしょう。

3.MEO対策の方法

では、ローカル検索で上位表示されるためには具体的に何をすれば良いのでしょうか?
ここでは3つの手法をご紹介します。

Webサイトの店舗ページタイトルに地名を入れる

MEOというよりもSEOの基本的な施策ですが、まずは、きちんと店舗情報のページタイトルに地名を入れ込みましょう。

タイトルタグに所在地のある地名を盛り込みます。たとえば、新宿駅のそばに店舗を出している「鶏料理専門店 Mtame庵」なら「新宿の鶏料理専門店 Mtame庵」という具合です。
注意点としては、トップページのタイトルタグに地名を入れると全ページに影響が出るため、商圏が全国区の場合は地名を盛り込まない方が良いです。

BtoB企業様でも、印刷ショップやなど会議室などを運営している場合は同様に、タイトルタグに店舗のある地名を入れてください。店舗を出していなかったり商圏が全国の場合は、トップページのタイトルタグには地名を盛り込まず、必要に応じて下層ページのページタイトルタグに地名を入れてください。

ただし、「4.MEO対策で気を付けるべきポイント」でもまとめていますが、次で紹介するGoogleマイビジネスのビジネス名にも地名を入れないように注意しましょう。
Googleマイビジネスでビジネス名以外のものを記述してしまうと違反行為になります。

Googleマイビジネスを登録する

MEOで検索順位に影響を与える大きな要因として、「Googleマイビジネス」への登録や、そこからのWebサイトへのリンク、口コミがあります。

まずは、Googleマイビジネスに店舗や会社情報を登録しましょう。GoogleアカウントでGoogleマイビジネスへアクセスし、ビジネス名や所在地などを登録していきます。店舗の場合はとくに、見栄えの良い写真を登録することも重要になってきます。 具体的な登録方法は下記の記事をご覧ください。

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なお、Webサイト上では「NAP情報※」の表記をすべて統一させた方が良いといわれているため、自社サイトと同じ表記で登録しましょう。
※NAP情報…Name(店名や会社名)、Address(所在地)、Phone(電話番号)

登録できたら、自社で運用しているWebサイトやSNSなどからリンクを張りましょう。

口コミを集める仕組を作る

ローカル検索結果は、Googleマイビジネス、エキテン、Yahoo!、ぐるなび、食べログ、トリップバイザーなどの口コミとも連動しています。これらのサイトで人気のある店舗はGoogleから「紹介に値する」と評価され、上位に表示されやすくなります。

来店者の上記サイトへの口コミ投稿を促すため、Webサイトへ飛べるQRコードを発行してポイントカードや会員証、フライヤーなどに印刷して配布したり、プレゼントや割引のキャンペーンを実施したりといった施策に取り組みましょう。

口コミサイト以外でも、個人のSNSやブログなどでお店について紹介されることを「サイテーション」といい、やはりMEOの評価が上がるといわれています。必ずしもリンクが張られる必要はなく、お店の名前などが含まれていることが評価につながるようです。こちらもキャンペーンなどで対策するのがおすすめです。

なお、Googleなど、投稿された口コミに対して店舗側が返信できる仕様の口コミサイトでは、できる限り返信して「丁寧さ・ホスピタリティ」をアピールすると良いでしょう。マイナスの口コミを書き込まれた場合も真摯に対応し、サービス改善につなげていきます。悪い口コミも、良い口コミが集まる店づくりに活かしましょう。

4.MEO対策で気を付けるべきポイント

MEO対策を行う際には、いくつか注意していただきたい点があります。

Googleマイビジネスを登録する」でもふれたように、NAP情報を統一することです。カタカナ表記とアルファベット表記、数字の全角・半角、アラビア数字か漢数字か、住所の書き方(〇‐〇‐〇、〇丁目〇番地)など、表記が分かれる要素はさまざまあります。NAP情報の定型フォーマットを決めて使用してください。

Googleマイビジネスを登録する際は、「ビジネス名」にもご注意ください。「Mtame株式会社」のような正式名称、もっとも認知されている名称を登録します。ここに、たとえば「国産MAツールでシェアNo.1のMtame株式会社」のようなキャッチコピーを含めたり、「新宿駅から徒歩10分!Mtameレストラン」のように立地を含めたりするのはNGです。

その他、登録に関してはGoogleが公表しているガイドラインに違反しないようにご注意ください。

5.まとめ

おもに店舗経営を展開される企業様向けにMEOについてご紹介してきましたが、BtoBビジネスを行う企業様にとってもGoogleマイビジネスへの登録・活用はメリットのある施策です。ルート検索やクリックの回数など統計情報を確認したり、移転やサマータイム実施などで基本情報を変更したいときにGoogle検索、Google Mapで表示される情報を一元管理できるからです。

これまでMEOを意識したことがなかった、Googleマイビジネスへ未登録だという企業様は、この機会に施策をスタートしてみてください。

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Mon, 29 Jul 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[ずっと無料で使える国産マーケティングオートメーション「BowNow(バウナウ)」ってどんなツール?]]> https://mtame.jp/martec/how_to_bownow

1.はじめに

マーケティングオートメーションツール導入において、ツール選定というのは大きな壁の一つです。
どのツールがいいのか、導入後にきちんと使いこなせるのか、などその他にも様々な観点から選定する必要があります。

マーケティングオートメーションツールに限ったことではありませんが、ツール選定というのは「ツールの良し悪し」ではありません。ツールごとに“強み”、言い換えれば“実現できること”は違います。
つまり、ツール選定は、自社が実現したいことに合っているかどうかという視点が重要です。

そしてその中でも今回ご紹介する「BowNow(バウナウ)」は、商談数を増やすことを目的としたマーケティングオートメーションで、これからマーケティング施策を強化しようとお考えの企業様向けのツールです。

今回は、BowNowについて詳しくご紹介させていただきます。
マーケティングオートメーションの選定や情報収集の一つとして、BowNowについての理解を深めていただけますと幸いです。

2.BowNowとは

大前提として、企業がマーケティングオートメーションを導入する理由は

  • ① 商談数を増やしたい
  • ② 案件パスの質を高めた
  • ③ リードナーチャリング(見込み顧客の育成活動)を開始したい
  • ④ マーケティング業務の自動化を行いたい

の4つに集約されると考えています。

現状の商談数と目標商談数に差分がある場合、様々な方法を使って差分の商談数を生み出す施策を打つ必要があります。

マーケティングオートメーションを使って行う「リード(名刺)活用」や「ログ活用」は、リードナーチャリングと混合されてしまいがちですが、BowNowはこの保有リードやログを「商談数を増やす」ために活用するという観点で開発されたツールです。

一般的なマーケティングオートメーションツールとの違い

一般的なマーケティングオートメーションツールは高度なマーケティング業務の自動化が大きな目的である場合が多いですが、BowNowは商談数を増やすための「リストアプローチ業務」の効率化、自動化を得意としています。

現状の日本では、自動化するほどのマーケティング施策を行えていない、多機能のマーケティングオートメーションツールを運用するリソースがない、そもそもマーケティングの専任担当がいない、などの課題を抱えている企業が多く、一般的なマーケティングオートメーションツールを導入しても使いこなせなかったり、価格も高いことから費用対効果が出にくいというケースが増えています。

一方、BowNowが自動化するのは、「リストアプローチ業務」です。「即商談にはつながりにくいリストの育成活動を開始しつつ、アツい(温度感が高い)リストにアプローチする」という活動をまず行うための設計になっています。

マーケティング施策をこれから注力していく企業様には、細かなマーケティング施策ではなく、このリストアプローチ業務、そしてアプローチ体制を作ることの自動化・省力化をファーストステップとして取り組むべきだと考えています。

営業が使える画面設計

マーケティングオートメーションツールを導入し商談数を増やすためには、最終的に営業担当がアプローチすることが必要不可欠です。メールを送っていれば商談を生まれるかというとそうではなく、最終的には営業担当が日程調整のためのフォローコールを行います。

そのためには、マーケティング担当だけでなく営業担当にもツールを操作してもらう必要があります。

BowNowは、営業担当にも使ってもらえるように、どのマーケティングオートメーションツールよりも使いやすい画面設計と本当に必要な機能だけにこだわった、シンプルな設計になっています。

低コスト

BowNowはまずはフリープランで使ってみて、必要な機能を課金していく料金体系のため、ミニマムからマーケティングオートメーションツールの運用を開始することができます。

ミニマムで運用を開始して、成果が出た段階でプランアップをすることで、マーケティングオートメーションツール運用の壁の一つである「ROIがでにくい」という問題を解消することができます。

3.BowNowで商談数を増やす

BowNowは、ABM(アカウントベースドマーケティング)の概念に則った設計になっています。
ABMとは、「自社にとって価値の高い顧客を選別し、顧客にあわせた最適なアプローチをする」という概念です。

ABM

BowNowは、ホットリードの抽出をABMテンプレート機能で行います。
複雑な設定をせずとも、自社リストが自動的にステータス(検討度合い)で分類され、ホットリードがすぐにわかるという機能です。

BowNow ステータス(見込み度)

この機能を使い、ポテンシャルとステータスの面ごとにアプローチしていけば、漏れなく、かつできるかぎり最適なタイミングでアプローチすることができ、リストアプローチ業務を効率化することができます。

ポテンシャルとステータによるアプローチの管理

図のように、ポテンシャルとステータスともに低い場合はマーケ担当がメールマガジンを配信、ステータスが低くてもポテンシャルが高い企業には営業担当が直接電話、と管理することができます。

4.料金プラン

先述したように、BowNowは完全無料のフリープランからお使いいただけます。デモ版とは違うので、期間の指定などはございません。

BowNow料金表

まずはフリーでお試しいただき、成果を出してから有料プランを契約することができます。
メール配信を活用したマーケティング施策を行う場合も月額2万円~と、そのほかのマーケティングオートメーションツールに比べても、導入しやすい価格帯にしております。

5.まとめ

今回はBowNowをご紹介しました。
冒頭でも述べた通り、マーケティングオートメーションツールに良し悪しはなく、自社の目的にあったツールを選定することが大切です。自社の目的から最適なツールを検討しましょう。

マーケティングオートメーションツールを検討中であれば、ぜひBowNowフリープランを試してみてください。

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Mon, 29 Jul 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[「Girls Marketing Collection 2019」レポート 第二回 カンファレンス「キーワードは「共感」。MERYが読み解く今の女の子たち」]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/Girls_Marketing_Collection_2019_02 マーケティングに携わっている方なら一度は「F1層、M1層」といったセグメントを耳にしたことがあるでしょう。たとえば、F1層(Female1)は20~34歳の女性、T層(Teenager)は13~19歳の男女を表します。ただ、このセグメント手法は、もう古いともいわれています。

BtoCマーケティングにおいては、インフルエンサーマーケティングをはじめとするSNSを活用したマーケティング手法が一つのトレンドとなっています。そして、SNS上でトレンドのカギを握っているのが、従来のセグメンテーションでは区分できなかった「13~24歳までの女性」という層です。

このセグメントにスポットを当てたマーケティングセミナー「Girls Marketing Collection 2019」(主催:株式会社宣伝会議)が、2019年6月24日(月)、宣伝会議本社セミナールームにて開催されました。

「エムタメ!」では、当セミナーからの二つのカンファレンスの様子をレポートしていきます。

第二回は、大学生~社会人3年目ぐらいまでの「U-25」の女性から圧倒的な支持を得るメディア「MERY(メリー)」を軸に、プロモーションやコンサルティングなどを手がける株式会社MERYのBRAND STUDIO 部長 青木 秀樹氏が登壇したカンファレンス「キーワードは「共感」。MERYが読み解く今の女の子たち」の模様をお送りします。

【関連記事】

「お手本が響かない」時代に、女の子の心を捉えるために私たちができること

MERYは「女の子の毎日をかわいく。」というビジョンを掲げるメディアで、ファッション・ヘアスタイル・美容・ コスメ・おでかけ・恋愛といったテーマの記事を掲載しています。月間PV数:1億4,440万、月間UU数:440万を誇り、SNSフォロワー総数:111.4万人を抱えます(2019年3月時点の数値)。

株式会社MERYでは、メディアを軸にアプリでも情報提供を行い、プロモーションやコンサルティングなども手がけています。

冒頭では、2018年9月に天王洲キャナルイーストのB&C HALLにて開催されたイベント「LUCKY MERY DAY」の様子が紹介されました。同イベントは、MERYユーザーの応募者のなかから1,000組2,000名様が招待され、メイク、カフェ、Instagramとコラボレーションしたフォトスポットなどを体験できるもの。

スポンサーとしてはコスメ・ビューティ系を中心に、フード系、ライフスタイル系の企業が協賛し、顧客に直接インタビューやアンケートを実施できる機会として好評だったといいます。

青木 秀樹氏(株式会社MERY BRAND STUDIO 部長)

青木 秀樹氏(株式会社MERY BRAND STUDIO 部長)

青木氏は、現代のトレンドの正体を探るに当たり、時代が変化して「Value(=価値観)が大きく変化する時代」になったことがカギになっていると分析しています。

背景には、テクノロジーの進化による情報の流通の変化や、コミュニケーションのあり方の変化などがあり、かつては、マスから発信されたものが「お手本」としてトレンドになっていたのが、現在は、自分らしさ・好きを追求するなかでSNSなどデジタル上で共感を集めたものがトレンド化する傾向にあるといいます。

時代の変化

当日の登壇資料より引用

実際にMERY上では、「(自分が)どうしたらかわいくなれるか」を切り口とした記事のPV数が伸びる傾向にあるそうです。

ここで、上記のような現象を体現している表現として、日本経済新聞に掲載された「消費トレンドの正体とは、トレンドが消失したことではないか」(出典:日本経済新聞 2019年4月4日 万葉集もあだ花?トレンドが消える「令和」)という言葉が紹介されました。

青木氏の解釈では、トレンドがなくなったというわけではなく、「お手本」が響きづらくなっているがゆえに、トレンドが見えづらくなっているのではないかということです。実際に、SNSなどで支持を集めトレンド化した事柄がマスに拾われ紹介されるという現象も起きていることが根拠となっています。

「お手本が響かない」時代にMERYが大切にしている価値観

MERYの公認ライターがつくる世界

当日の登壇資料より引用

MERYには、ユーザー層と同じ目線で「かわいい」を拾い上げることのできる公認ライターが約100名在籍しているそうです。女子大生を中心とする公認ライターは、日々、自分たちが身近で興味・関心のあることをテーマに記事を執筆し、1日に公開される本数は80記事にのぼるといいます。

「自分が表現したい“好き”を明確に持っていること。それを発信するモチベーションを持っていること」を条件に採用された公認ライターたちが、等身大で発信する「好き」「かわいい」にユーザーたちが共感・支持するという構図になっているとのことです。

MERYのコミュニティ

当日の登壇資料より引用

公認ライターたちは月に1回のペースで一堂に会し、その月にたくさんの支持をあつめたライターの表彰や、ライター同士で自分の「好き」を見つける方法、表現する方法などのナレッジ共有を行っているといいます。

MERYの記事は、「女の子みんな」ではなく「特定の誰か」に届けるために生まれたものであるという点が大きなポイントになっています。 たくさんの等身大の「好き」が、一人ひとりの女の子の心を動かすという構図になっており、だからこそ、公認ライターにモチベーションが生まれやすかったり、セレンディピティ(偶然の発見)が生まれているといいます。

たくさんの等身大の「好き」が、ひとりひとりの女の子の心を動かす

当日の登壇資料より引用

【事例紹介】再現性ある「共感」を生み出す仕組みから

ここで、上記の「共感」の仕組みをソリューションとして提供する組織「MERY BRAND STUDIO」について紹介されました。

MERY BRAND STUDIO

当日の登壇資料より引用

広告によるプロモーションも一部、手がけているそうですが、それよりも商品・サービスのコンセプト開発や、イベントの企画・運営、LP(ランディングページ)やWebコンテンツの企画・制作を提供する比率が上がってきているとのことです。

つづいて、同サービスによるプロモーション成功事例が2点紹介されました。

  • 小売店の店舗で販促をプロデュース

→来店者数・販売数が数十%向上

  • コスメメーカーがリアルイベントに協賛

→顧客から生の声を集め、よりGirlsの共感を得られるプロモーションを模索したところ、売上がアップ

青木 秀樹氏(株式会社MERY BRAND STUDIO 部長)

青木 秀樹氏(株式会社MERY BRAND STUDIO 部長)

同サービスでは、商品・サービスの「機能」を「意味」へと置き換える「価値の再定義」を行っているといいます。
事例を交えながら価値の再定義が紹介されました。

いずれも、一般的な価値から、Girlsの文脈で見た価値に置き換えることで彼女たちの共感を引き出すことができている例だといいます。

「N=1」の積み重ねで従来型デジタルマーケティングの限界を乗り越える

「N=1」の積み重ねで従来型デジタルマーケティングの限界を乗り越える

最近よく耳にする課題

当日の登壇資料より引用

最近よく耳にする課題として、以下のようなものがあると青木氏はいいます。

  • 各種KPIは悪くないが、最終的な求める成果につながらない(経営層)
  • 細かいExcelデータの羅列を見ても戦略策定が困難(経営層)
  • 部門間の連携が取れていない、コミュニケーションが分断されている(ミドル層)
  • 各種KPIの間でトレードオフが発生している(ミドル層)
  • やっている施策に意義を感じられない(現場メンバー)

デジタルになった途端、冷たいコミュニケーションとなりがちで、その理由として、デジタルマーケティングが扱うデータが「薄いデータ」であるためだと主張しました。

これに対し、同社が扱うデータは「厚いデータ」であり、数値化しづらい特性を持っているといいます。

薄いデータ偏重になっていないか?

当日の登壇資料より引用

「N=1」の積み重ねでしか得られない情報があり、それが重要であると結び、カンファレンスは幕を閉じました。

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Wed, 24 Jul 2019 00:05:00 +0900
<![CDATA[「Girls Marketing Collection 2019」レポート 第一回 カンファレンス「インフルエンサーと体験コンテンツがもたらす魅力とは」]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/Girls_Marketing_Collection_2019_01 マーケティングに携わっている方なら一度は「F1層、M1層」といったセグメントを耳にしたことがあるでしょう。たとえば、F1層(Female1)は20~34歳の女性、T層(Teenager)は13~19歳の男女を表します。ただ、このセグメント手法はもう古いともいわれています。

BtoCマーケティングにおいては、インフルエンサーマーケティングをはじめとするSNSを活用したマーケティング手法が大きなトレンドともなっています。そして、SNS上でのトレンドのカギを握っているのが、従来のセグメンテーションでは区分できなかった「13~24歳までの女性」という層です。

このセグメントにスポットを当てたマーケティングセミナー「Girls Marketing Collection 2019」(主催:株式会社宣伝会議)が、2019年6月24日(月)、宣伝会議本社セミナールームにて開催されました。 「エムタメ!」では、当セミナーからの二つのカンファレンスの様子をレポートしていきます。

第一回は、国内最大級のMCN(マルチチャンネルネットワーク)であるとともに、クリエイターサポート、インフルエンサーマーケティングを中心に事業を展開し、HIKAKINやはじめしゃちょーなどの人気インフルエンサーが多数在籍するUUUM(ウーム)の執行役員 市川 義典氏による「インフルエンサーと体験コンテンツがもたらす魅力とは」の模様をお送りします。

【関連記事】

インフルエンサーマーケティングで得られる効果とは?

市川 義典氏(UUUM株式会社 執行役員)

市川 義典氏(UUUM株式会社 執行役員)

市川氏は「個人がメディアに出演する時代」から「個人がメディアになる時代」へと変化しているといいます。実際に、数百万人規模のフォロワーを持つインフルエンサーが現れており、メディア一つが抱える読者数に匹敵するというのがその理由です。

UUUMがサポートしているインフルエンサー数だけでも、動画クリエイターが 約7,500チャンネル、Instagramのインフルエンサーと企業をつなげる同社のプラットフォーム「LMND(レモネード)https://lmnd.jp/」に約3,000人が在籍し、それぞれが個性を持ったクリエイターであるため、さまざまな企業のニーズに合ったプロモーションに活用できるベースが整ったといえると述べました。

インフルエンサーの活動

当日の登壇資料より引用

クリエイティブの配信先も、YouTube、InstagramのほかTikTokやTwitter、ブログなどと幅広く対応可能だといいます。

インフルエンサーの効果について、同社と電通が共同で調査した結果が以下のグラフです。

インフルエンサーがもたらすもの

当日の登壇資料より引用

縦軸が「信頼性」、横軸が「信望性」となっており、インフルエンサーは信頼性も信望性も高いエリアに位置しています。比較対象の一例としてテレビは、信頼性が非常に高く信望性はやや低いエリアに位置しています。

【調査結果】

  • 購買プロセスにおいて、自分に合うという「親和性」の重要性が高まっている。
  • インフルエンサーに対しては、個人の親しみや共感を意味する「信望性」を感じている。
  • インフルエンサーの「信望性」は、その活動の内発性や本音感に支えられている。

現代のプロモーションにおいては、「信望性」が重要になってきていると市川氏は強調しました。

インフルエンサーマーケティングに取り組むべき理由

市川 義典氏(UUUM株式会社 執行役員)

市川 義典氏(UUUM株式会社 執行役員)

インフルエンサーマーケティングの指標としても「リーチ数」などがありますが、過去の実績よりも「ファンとユーザーとの距離感」でインフルエンサーを選んだ方が良いと市川氏はいいます。結果的に効果も上がるのだそうです。

ユーザーに行動させるためのコミュニケーションプランとして、トリプルメディア戦略の進化版「OESP」に取り組む企業様も多いでしょう。

【メディアの種類:情報の種類・効果】

  • オウンドメディア:メッセージ
  • アーンドメディア:共感
  • シェアードメディア:体験
  • ペイドメディア:きっかけ

市川氏は、まだまだ「オウンドメディア」と「ペイドメディア」の2メディアに始終してしまう企業様が多いなかで、これら4つのメディアを循環させることで初めて効果が上がるといいます。
先述の調査結果からも「アーンドメディア」と「シェアードメディア」の施策に注力することが重要だと強調しました。

さらに、インフルエンサーマーケティングはマーケティングファネルのすべてを網羅し、あらゆる施策にあてはめられるといいます。

インフルエンサーマーケティングはどの施策にあてはめるのか

当日の登壇資料より引用

改めて「インフルエンサーマーケティング」とは?

インフルエンサー→影響力のある人

当日の登壇資料より引用

 

市川氏の定義によれば、インフルエンサーマーケティングとは「周囲に影響力のあるクリエイターに対してブランドエンゲージメントしていく施策」。
インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサー(影響力のある人)が、体験をしたうえで情報伝達を行うことであり、ユーザーとの距離感が近い人が情報発信することで「ヒト・モノ・カネ」の経営資源が動くと市川氏はいいます。

かつて「口コミマーケティング」や「バイラルマーケティング」、「Web2.0」とよばれていたものと本質は変わっておらず、インフルエンサーがファンたちとのコミュニケーションを行ううえで情報を投げかけ、ユーザーを動かすのがインフルエンサーマーケティングなのだと解説しました。

また、インフルエンサーマーケティングのメリットは、投稿されたクリエイティブが半永久的に残ることだといいます。多くの広告が、契約の打ち切りで掲示されなくなるのに対し、インフルエンサーマーケティングでは基本的に一度投稿されたコンテンツは削除されないのだそう。
SNSのプラットフォーム上で検索され続け、ユーザーの目に触れる機会が増え、新しいファンを醸成するきっかけとなる可能性を持つ点がほかのプロモーションにはないメリットだと強調しました。

インフルエンサーマーケティングの具体的な手法と評価

インフルエンサーマーケティングの具体的な手法と評価

当日の登壇資料より引用

インフルエンサーマーケティングを成功させるためにまず重要なのは「インフルエンサーについて知ること」だそうです。マーケターが多くのプロモーションにおいて媒体のユーザープロファイルなどのリサーチを怠ることはまずないのに対して、インフルエンサーマーケティングとなると行わないケースが多いと指摘しました。

少なくともインフルエンサーの得意なジャンル、フォロワーの属性・信望についてはチェックする必要があり、この3点を押さえることによって自然とクリエイティブの方向性が定まることも多いといいます。

そのうえで、クリエイターの特性を活かした体験・共感・衝動を伝えられるクリエイティブについてディスカッションするという手順で進めると解説しました。

市川 義典氏(UUUM株式会社 執行役員)

市川 義典氏(UUUM株式会社 執行役員)

評価方法については、確固たる指標というものは存在せず、クライアント企業の抱える課題に対してKPIを設定し、指標を決定するといいます。

どこを指標にするのか

当日の登壇資料より引用

具体的な指標としては、

  • インプレッション数
  • リーチ数
  • 再生単価
  • CPE
  • CPB
  • 販促物制作単価
  • 広告換算

のなかから最適なものを選びます。

特に、投稿にリンクを貼れないためWebサイト誘導しづらいInstagramでは、CPE(Cost Per Engagement…1エンゲージメントあたりの広告コスト)とCPB(Cost Per Brandlift…態度変容一人あたりの広告コスト)を指標とするケースが多いそうです。

SNS上で検索を行うという文化に関して、Instagram社における調査結果ですが、日本ユーザーは世界平均の3倍も検索しているそうです。

Trend 普段PFで調べること

当日の登壇資料より引用

マーケティングにInstagramを活用する場合は、ハッシュタグの工夫が非常に重要になるといえそうです。

市川氏は、このことからも特にInstagramにおいてSNSマーケティングに取り組むメリットとして、コンテンツがSNSプラットフォーム上に残り続ける点の優位性についてふれ、インフルエンサーマーケティングを行う際は、キャンペーンなど単発的な施策よりも継続的な施策で複数の投稿を行い、コンテンツをアセット化することの重要性を強調しました。

インフルエンサーコンテンツのアセット化

当日の登壇資料より引用

インフルエンサーマーケティング(Instagram)の成功事例紹介

最後に、同社で運営する、Instagramのインフルエンサーと企業をつなげる同社のプラットフォーム「LMND(レモネード)」における成功事例が紹介されました。

Instagramにおけるインフルエンサーマーケティングというと、インフルエンサーが商品と一緒に写っている写真をイメージしがちですが、LMNDで提供するタイアップでは、インフルエンサー自体を写さない手法も多いといいます。例として、インテリアと旅行ジャンルの投稿が取り上げられました。

LMND(レモネード)

当日の登壇資料より引用

LMND(レモネード)

当日の登壇資料より引用

つづいて、同社が手がけたタイアップの成功事例がいくつか紹介されました。そのなかからとくにGirlsをターゲットとしている事例を以下にピックアップします。

松屋銀座(幸福のブタチョコレート)

バレンタイン商戦に合わせた商品「幸福のブタチョコレート」とのタイアップ事例です。

「いいね」獲得数の上位10投稿のうち、サービスカラーのライムグリーンのアイコンがついている投稿がLMND上から投稿されたもので、1位は18%超の高エンゲージメント率を叩き出したといいます。

このほか、インフルエンサーマーケティングを実施していなかった2017年と比較して、「#松屋銀座バレンタイン」付きの投稿数が6件から135件へ、「いいね」獲得数が1,330件から3万7,697件と2,834%向上し、商品400個が完売という成果があったといいます。

THE BODY SHOP

ブランディング広告をInstagramのフィード広告のほか、クリエイターアカウント上で広告配信を行った事例です。

成果として、CTRがフィード広告と比較して200%向上したそうです。

THE BODY SHOP

当日の登壇資料より引用

クラシエホームプロダクツ(ラメランス、ミュオなど)

クラシエホームプロダクツのスキンケア商品を、プロダクトプレイスメント(ドラマのなかに商品を小道具として登場させる広告手法)形式で動画制作し、Youtube上でプロモーションした事例です。複数の商品×複数のクリエイターで動画を制作・公開されました。

成果として、タイアップ動画であるにも関わらず、290万回、262万回といった高再生回数を記録したそうです。

成功の理由は、クライアント企業側がクリエイティブに関与せず、クリエイターに任せた点が挙げられていました。口出ししないことで、フォロワーとの距離感が近い動画が完成したとのことです。

クラシエホームプロダクツ(ラメランス、ミュオなど)

当日の登壇資料より引用

まとめとして、

  • 個人がメディア化しているため、個人(インフルエンサー)を知る必要がある
  • 信望(信用と人望)を考えたクリエイティブの制作

上記2点がクリアできて初めて、商品・サービスの魅力が伝達し、ユーザーの行動を促進させられることを強調し、カンファレンスは幕を閉じました。

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Wed, 24 Jul 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[インサイドセールスを根付かせる方法は「ヒーロー」をつくること]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/inside-sales_hero 内勤型の営業組織として、近年、注目を集める「インサイドセールス」。しかし、日本での成功事例はまだ少なく、インサイドセールスにかかわる多くの人が知識や経験談を求めています。

今回の記事では、そんなインサイドセールスの最新の事例とノウハウを解説した『インサイドセールス究極の営業術』の著者であり、グローバルインサイト合同会社代表である水嶋 玲以仁氏への取材記事「インサイドセールス究極の営業術」の水嶋氏とMAベンダーが考える、インサイドセールスを成功させる秘訣」の中から、一部のテーマを抜粋してまとめました。

水嶋 玲以仁氏インタビュー

インタビューのテーマ別抜粋記事

水嶋 玲以仁氏 プロフィール

水嶋 玲以仁氏
  • Profile
  • 水嶋 玲以仁氏
  • グローバルインサイト合同会社 代表

    水嶋 玲以仁氏は、デルコンピュータ コンシューマー部ジェネラル・マネージャーを経て、以降インサイドセールスの実務全般について20年以上の経験を持っています。その後、マイクロソフト、Googleなど、世界有数のIT企業でインサイドセールスや営業チームの管理に携わり、いずれも売り上げ目標を上回る成果を達成。近年では、スタートアップ系企業の営業チームの再編成にコンサルタントとしてかかわり、シナジーを生み出した経験を豊富に持っています。
    2018年ダイヤモンド社より出版された著書『インサイドセールス究極の営業術』は、昨今、インサイドセールスが注目されていながら、ケーススタディや日本の最先端のモデルケースに関する情報が少ないことがきっかけとなり、執筆されました。著書のなかでは、株式会社ユーザベースのISチームの成長ヒストリーや、セールスフォース・ドットコム、マルケト、ベルフェイスなどベンダー会社のインタビューも掲載されています。

    参考リンク:水嶋氏の書籍紹介サイト(amazon)

なぜ、組織にインサイドセールスが根付かないのか?

インサイドセールス部門を立ち上げた企業のなかには、新しい営業の仕組みがうまく回せなかったり、思うような成果が出せなかったりして、苦戦していることも多いと聞きます。ではなぜ、日本の組織にインサイドセールスを根付かせるのは難しいのでしょうか。

水嶋氏:インサイドセールスは、見込み客から、新規の顧客や商談を生み出すために活動することが多いですが、一般的に、フィールドセールス(従来の外勤型の営業)が強い組織では、フィールドセールスは新規開拓をあまりやりたがりません。営業にとっては、既存顧客を追っていた方が、効率がいいからです。それは、大手企業でも同じです。
この問題は、たとえば「既存顧客なら×100、新規顧客なら×102⇒120」など、人事の評価方法を変えればいいのではないかと考えますが、ご存じのように、まだやってもいないインサイドセールス(IS)の施策のために、評価制度を簡単に変えることなんてできません。 そのため、ISチームの立ち上げ時には、フィールドセールスからの理解を得る仕掛けが必要だと思います。

インサイドセールス成功のカギはフィールドセールスからの理解

インサイドセールスを活用した営業フローの再編について、水嶋氏は、フィールドセールスからの理解は欠かせないといいます。

水嶋氏:組織のなかで、マーケティング担当や営業部長などには、マーケティングやリード活用が、これからの営業組織には必要だということについて理解してもらえます。しかし、フィールドセールスの現場の人は、さきほどの人事評価制度の問題もあり、直接自分に、すぐにメリットのあることではないため、なかなか理解が進みません
私の経験では、フィールドセールスが強い会社ほど、インサイドセールスが浸透しにくいという傾向もあり、フィールドセールスからの理解は非常に大切です。

グローバルインサイト合同会社 代表 水嶋 玲以仁氏

フィールドセールスを納得させるには「ヒーロー」という存在が重要

この解説策として、水嶋氏は、ISチームのメンバーがフィールドセールスから「認められる」「一目置かれる」成果を生むことがきっかけになるといいます。

水嶋氏:本来であれば、人事評価制度から変えることができれば理想的ですが、そう簡単には変えられません。それであれば、現行の制度を利用して、ISチームの成果が最大限、評価されることを狙おうと考えました。
日本企業は、明確に歩合給で評価される会社は少なく、多くの会社は、「年間の評価」や「目立った功績」など定性的な成果に対する評価があります。つまり「さじ加減」の部分が多いということです。
その定性的な評価の部分を狙って、私は、ISチームにまず「ヒーローを作る」ことを大切にしています。どのようにやるかというと、「インサイドセールス部門が難易度の高いリードを発掘して、フィールドセールスに渡す」ことを狙います。ここでのポイントは、フィールドセールスチームでも、なかなか開拓できなかった大手企業や、ずっと口座だけ開設して動いていない有力企業など、その会社にとって重要な相手であることです。
「営業にホットリードを渡す」ことも大切ですが、ただ「ホットリード」なだけでは、フィールドセールスに「それは簡単な案件だから獲れたんだ」などといわれてしまうこともあります。そのため、誰もが納得する難しい案件を、インサイドセールスから渡すことが、ISチームを評価し、理解するきっかけになると思うのです。

フィールドセールスを納得させるには「ヒーロー」という存在が重要

「ヒーロー」になり得る素質とは

では、ISチームの「ヒーロー」になる人材とは、どのような素質を持った人なのでしょうか?

水嶋氏:一番にいえるのは、「素直な人」ですね。インサイドセールスは、マーケティングの理屈や、ホットリードの定義など、全部理解してからやろうとすれば、非常に時間もかかります。また、戦略の当たり外れなども、いくらでもあります。そのため、理屈も大切ですが、「まずは、やってみよう」と素直に挑戦してくれる人がとても重要です。
また、成績がNo.1ではなく、No.2、No.3くらいだけど、チームの面倒見はいい人、熱い想いや、隠れた野心を持っている人なども向いていると思います。ほかにも、インサイドセールスの仕事はやることが多いため、マメな人にも合っていますね。
インサイドセールスはチームプレイです。自分のやり方を押し通したり、自分の成績が有利になるように案件を隠したりするような人では、うまくいきません。フィールドセールスに求められる素質とは、まったく違うことを理解しておかなければなりません。
また、一般的に、優秀な人ほど辞めるリスクは高まります。なぜ彼らが辞めるかというと、経営や、人事考課で評価されている成績No.1の人の「個人主義の成果」に不満があるからです。そのため、前述のような素質を持った人に、インサイドセールスで、現在の人事評価で最大限の評価を得られる仕組みをつくりませんか?と誘うと、一気にやる気を奮い立たせてくれることがあります。

本当に大事なのは「ヒーロー」の後継者を育成できるか

有力な人材を「ヒーロー」として成功させたら、「そのあとが重要」と水嶋氏は語ります。

水嶋氏:インサイドセールスの本当のゴールは、ヒーローを作ることではなく、成果の出る仕組みを確立し、その後継者をどんどん増やしていくことです。さきほども、マメな人が合っているという話をしましたが、自分の計画や結果を記録としてきちんと残し、再現性が高いやり方を、工夫して構築できることは大切です。 また、すぐに変えることは難しくても、人事評価を見直すことも大切です。近年では、外資系企業でも、成果主義だけでなく、企業全体の将来の利益に影響を与える貢献を、定性的に評価する動きも出てきています。これは「ビジネスインパクト」といい、これから新しい取り組みを取り入れる企業では、必要になってくる評価基準だと思います。

まとめ

「ISチームからヒーローを生む」。
今回のインタビューでは、数々の企業のISチームの立ち上げに携わってきた水嶋氏だからこそわかる、リアルな「つまずきのポイント」や、現行制度の範囲内で、どうやってその課題をクリアしていくかなど、多くの気づきを与えていただきました。
ISチームの立ち上げや、組織への浸透に悩みを持った方の少しでもヒントになることを願っています。

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Tue, 23 Jul 2019 00:10:00 +0900
<![CDATA[日本の企業文化に合わせたインサイドセールス組織の進め方とは?]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/inside-sales_corporate_culture マーケティングとフィールドセールスの橋渡しをする役割として、近年、注目を集める「インサイドセールス」。

今回の記事では、そんなインサイドセールスの最新の事例とノウハウを解説した『インサイドセールス究極の営業術』の著者であり、グローバルインサイト合同会社代表である水嶋 玲以仁氏への取材記事「インサイドセールス究極の営業術」の水嶋氏とMAベンダーが考える、インサイドセールスを成功させる秘訣」の中から、一部のテーマを抜粋してまとめました。

水嶋 玲以仁氏インタビュー

インタビューのテーマ別抜粋記事

水嶋 玲以仁氏 プロフィール

水嶋 玲以仁氏
  • Profile
  • 水嶋 玲以仁氏
  • グローバルインサイト合同会社 代表

    水嶋 玲以仁氏は、デルコンピュータ コンシューマー部ジェネラル・マネージャーを経て、以降インサイドセールスの実務全般について20年以上の経験を持っています。その後、マイクロソフト、Googleなど、世界有数のIT企業でインサイドセールスや営業チームの管理に携わり、いずれも売り上げ目標を上回る成果を達成。近年では、スタートアップ系企業の営業チームの再編成にコンサルタントとしてかかわり、シナジーを生み出した経験を豊富に持っています。
    2018年ダイヤモンド社より出版された著書『インサイドセールス究極の営業術』は、昨今、インサイドセールスが注目されていながら、ケーススタディや日本の最先端のモデルケースに関する情報が少ないことがきっかけとなり、執筆されました。著書のなかでは、株式会社ユーザベースのISチームの成長ヒストリーや、セールスフォース・ドットコム、マルケト、ベルフェイスなどベンダー会社のインタビューも掲載されています。

    参考リンク:水嶋氏の書籍紹介サイト(amazon)

なぜ日本企業はインサイドセールスの導入が難しいのか

会社を独立して、コンサルティング会社を立ち上げたのち、水嶋氏は、日本の中小企業にインサイドセールスのノウハウを普及できないかと考えたことがあるそうです。しかし現実には、それはとても難しいことだったといいます。

水嶋氏:日本の企業には、マーケティングの知識が圧倒的に不足しています。そのような組織にインサイドセールスの必要性を説いても、なかなか理解してもらえませんでした。
かろうじて、マーケティングの部署がある会社で、マーケティング担当には理解してもらえても、フィールドセールス(従来の外勤型の営業部門)に、ホットリードの重要性を理解してもらうハードルは非常に高いです。
そのため現在は、柔軟な考えを持つスタートアップ企業や、エンタープライズ系の大手企業から見本になるような事例を作ることに注力しています。著書で取り上げた株式会社ユーザベースも、「日本の営業やマーケティングを変えていかなければ」という意識が高いため、快く掲載に応じてくれました。

きちんとメリットを理解してもらうことが大事

さまざまな企業に対し、インサイドセールス部門立ち上げのコンサルティングを行うなかで、水嶋氏はその企業の制度や、関わる人の立場よって言い方を変え、メリットを伝えることを大切にしているそうです。

水嶋氏:よく、マーケティングが渡したリードを、フィールドセールスが無視するという問題がありますが、フィールドセールスも、リードを追ってみてダメだった経験があるのだと思います。そのため、フィールドセールス部門には、インサイドセールスが機能することで、「成約率の高い案件に注力し、ムダな案件を追わなくていい状況が作れる」と伝えると、より響くのではないかと思います。
また、マーケ部門には、ISチームが日々ヒアリングしている顧客の「生の声」は、マーケが考える新しい施策やコンテンツ企画のヒントにもなると伝えています。考えてみれば、マーケティング部門が企画する顧客へのテストやインタビューのようなことを、ISチームは毎日、高速でPDCAを回しているわけです。このような考え方は、UXなどデザイン思考を好む会社にも響きます。

フィールドセールスへの効果的な伝え方

組織にインサイドセールスを根付かせるには、とくにフィールドセールス部門の理解が非常に重要になります。水嶋氏は、フィールドセールス部門に、インサイドセールスのメリットを説得するためのロジックを次のように提案しています。

水嶋氏:よく「2・6・2の法則(※)」などといいますが、営業部門の2割の成績トップ層は、まじめに長くやっている人ほど、売り上げをさらに1.5倍~2倍にするのは難しいと感じています。また、2割のローパフォーマーを、なんの施策もなく、いきなり好成績にするのは無理があります。しかし、マーケティングのリードやインサイドセールスの仕組みをうまく使えば、組織全体の数字を1.2~1.3倍にすることはできると思っています。
それは、インサイドセールスがホットリードを営業に渡せば、営業は「成約率(=勝率)」の高い案件に集中できるからです。
従来のような営業をする場合、その商談が契約につながるものだったか、ムダなものだったかは、あくまで結果でしかわかりません。営業としてアサインされたときは、アツいと思っていても、実はそうでもなかったということもよくあると思います。 しかし、インサイドセールスがアツい・サムい⇒冷たいをわかっていて、それを営業に伝えることができれば、ムダな工数を減らし、営業の生産性を高めることができます。
また、確度の高い商談なら、クロスセル・アップセルの提案をできる可能性も高まります。「成約率」と「案件金額」を上げ、かけ算していけば、組織全体の売り上げを伸ばせる可能性はずっと高まると思います。

※2・6・2の法則:組織や集団のなかで、成果の構成比が自然に上位2割・中位6割・下位2割になるという考え方。

成約率×案件金額で組織全体の利益を上げる

※図1:PowerPoint

成約率の高低がわかると、営業の生産性が高まる

※図2:PowerPoint

日本企業でインサイドセールスがマッチする条件とは

インサイドセールスの効果の出し方をこのような方程式で考えると、日本企業のなかで、インサイドセールスが向いている条件が見えてきます。

水嶋氏:私のお客様のなかには、現状のターゲットからの売り上げに限界が生じ、ターゲットをスライドさせて現状のサービスや商品を既存のコンタクト先からアップセル、クロスセルをして新たな商談を生み出すという課題を抱えている企業がいます。このような場合、既存のお客様と同じ会社でも、違う部署へのアプローチが必要となり、インサイドセールスの役割が生きてきます。同じ状況は、市場が成熟した日本では、他の企業にも多く当てはまると思います。

まずは既存顧客の新規商談を創出するところから始めよう

また、インサイドセールスでは、通常の営業活動で見逃されがちな見込み顧客を育て、新規商談を増やすことが役割とされていますが、それは完全に新規の顧客である必要はないと水嶋氏はいいます。

水嶋氏:日本のBtoB市場は、そもそも会社数が限られるため、パイの奪い合いです。本当に「ど新規」の営業先はほとんどなく、かつてお付き合いのあった会社がほとんどではないでしょうか。そのため、ある程度企業規模があるところは、「新規顧客の新規商談」を増やすことをめざすのではなく、休眠など「既存顧客の新規商談」を創出する方が早いと思います。「新規顧客」と「新規商談」を分けて考え、既存顧客の会社のなかでのシェアを高めていく考え方も必要ですね。

まとめ

今回のインタビューでは、さまざまな企業のインサイドセールス部門の立ち上げに携わる水嶋氏のお話から、日本企業へISチームを定着させるための難しさや、その攻略ポイントを考察することができました。
エムタメ!では、今後も日本の企業のマーケティング施策やインサイドセールス部門運営のヒントになる情報を発信していきます。

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Tue, 23 Jul 2019 00:05:00 +0900
<![CDATA[「インサイドセールス究極の営業術」の水嶋氏とMAベンダーが考える、インサイドセールスを成功させる秘訣]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/inside-sales_sales-skill 新たな営業手法のひとつとして、近年、注目を集める「インサイドセールス(IS)」。
一部の大企業や、先進的なスタートアップ企業での取り組みが報じられるものの、日本企業の9割を占める中小企業では、まだまだ事例が少なく、導入のハードルも高いのが現状です。

そこで今回の記事では、書籍『インサイドセールス究極の営業術』の著者であり、多くの企業のインサイドセールス部門立ち上げに関わった経験をもつ、グローバルインサイト合同会社代表・水嶋 玲以仁氏に取材を実施。

国産MAツール「BowNow」を提供するMtame株式会社 MAコンサルティング部 部長 田中 次郎とともに、日本企業でインサイドセールスを成功させる秘訣について、語り合いました。

水嶋 玲以仁 氏インタビュー

インタビューのテーマ別抜粋記事

水嶋 玲以仁 氏 / 田中 次郎プロフィール

水嶋 玲以仁氏
  • Profile
  • 水嶋 玲以仁 氏
  • グローバルインサイト合同会社 代表

    水嶋 玲以仁 氏は、デルコンピュータ コンシューマー部ジェネラル・マネージャーを経て、以降インサイドセールスの実務全般について20年以上の経験を持っています。その後、マイクロソフト、Googleなど、世界有数のIT企業でインサイドセールスや営業チームの管理に携わり、いずれも売り上げ目標を上回る成果を達成。 2018年ダイヤモンド社より出版された著書『インサイドセールス究極の営業術』は、昨今、インサイドセールスが注目されていながら、ケーススタディや日本の最先端のモデルケースに関する情報が少ないことがきっかけとなり、執筆されました。

    参考リンク:水嶋氏の書籍紹介サイト(amazon)

田中 次郎
  • Profile
  • 田中 次郎
  • Mtame株式会社 MAコンサルティング部 部長

    2008年入社後、テレアポを中心とした新規営業チームのマネージャーとして実績を残したのち、自社のマーケティング責任者を経験。現在はマーケティングオートメーションツール「BowNow」のプロダクト責任者兼インサイドセールス部門責任者として活動中。約2年で導入社数2500社を突破。自社で蓄積した「MA×インサイドセールス、オンラインセールス」の知見を活かし、多くの顧客のコンサルティングを行っています。

日本の中小企業でインサイドセールスを成功させるには?

水嶋氏:私も独立をしてから、中小企業へインサイドセールスを普及することを考えたことがあります。しかし、日本の中小企業は、マーケティング知識が少なく、理解を得るのに非常に苦労しました。そのため現在は、柔軟な考えを持つスタートアップ企業や、エンタープライズ系の大手企業から、見本になるような事例を作ることに注力しています。田中さんは、中小企業へマーケティングの重要性を普及する際に、どのように説明していますか?

田中:私たちは、当社自身がもともとプッシュ型のテレアポをする営業会社だったのですが、マーケティングの力を借りて成長してきた経験があります。そのため、日本の中小企業にもマーケティングの仕組みを活用することで、もっと成長してほしいという想いをもっています。
当社が提供するMAツールの「BowNow」は、欧米の高機能・高価格なMAツールとはまったくコンセプトが異なります。私たちの考えでは、日本の中小企業は、そもそもマーケティングに取り組んだ経験のない会社がほとんどなので、最初から、高度な自動化が必要な会社はほぼありません。そのため私たちは、「BowNow」を極力シンプルな機能にしぼりました。そのうえで「アツくない顧客はあっためる」「アツいかもしれない顧客にはちゃんとアプローチ(電話・メールでアポイントを打診)する」。この2点を愚直にやってもらえれば、一定の成果は出ると伝えています。

水嶋氏:日本の組織にインサイドセールスが根付くためのハードルのひとつとして、フィールドセールス(外勤型の従来の営業部門)が強く、理解を得られないということがありますね。「アプローチが重要」という話をすると、フィールドセールスは、ちゃんと動いてくれるものですか?

田中:それには当社も苦労していますが、提案を重ねるなかで、少しずつコツが見えてきました。それは、営業部長さんなど、営業組織のトップの方の理解を得てから、担当者層にまで広めていくことだと考えています。
マーケティングに力を入れたいと考えている企業は、現状に限界を感じ、「新規営業」を増やしたいと考えている企業が多いです。しかし、営業部門からすれば、取れる確約の低い新規営業を、積極的にやりたくないのは当然です。
新規を取っても人事評価に反映されないという問題もありますが、それはすぐに解決できる話ではありません。
そのため、私たちは営業部門のトップの方に、MAやインサイドセールスを活用することで「優秀な営業マンに、数多く、アツい案件(ホットリード)をまわってもらえる」状況をめざそうということをシンプルに伝えています。

水嶋氏:そうですね。インサイドセールスは、大手企業でもテレアポ部隊と思われていることがあります。
しかし私は、ホットリードも諸刃の剣だと思っています。フィールドセールスからすると、ホットリードは「簡単な案件だったから(獲れた)」などといわれ、インサイドセールスの仕事の成果が評価されないときもあるからです。
そのため私は、ISチームを組織に根付かせるために、「ヒーローを作る」というやり方をしています。誰もが納得する難しい案件を、インサイドセールスからフィールドセールスに渡すことが、ISチームを評価し、理解するきっかけになると思っています。

※エムタメ!参考記事:インサイドセールス根付かせる方法は「ヒーロー」をつくること

水嶋 玲以仁氏 / 田中 次郎 インタビュー

インサイドセールスがあると「成約率」の高い案件にフォーカスできる

水嶋氏:営業部長さんを説得するという話がありましたが、私が営業部長さんと話をする際に、もっとも聞きたいのは「個々の営業数字を上げたいのか?組織全体の数字を上げたいのか?」という点です。
よく「2・6・2の法則(※)」などといいますが、2割の成績トップ層は、まじめに長くやっている人ほど、売り上げをさらに1.5倍~2倍にするのは難しいと感じています。また、2割のローパフォーマーを、なんの施策もなく、いきなり好成績にするのは無理があります。
しかし、マーケティングのリードやインサイドセールスの仕組みをうまく使えば、組織全体の数字を1.2~1.3倍にすることはできると思っています。
それは、インサイドセールスがアツいリードを営業に渡せば、営業は「成約率(=勝率)」の高い案件に集中できるからです。なんの前情報もなく、営業がアプローチをする際は、商談を進めてみないとその案件の確度が高いかどうかはわかりません。かなりの時間を費やしてから失注するということもあり、営業がかけたそのぶんの工数はムダになってしまいます。
つまり、ISチームの活動が営業の生産性を高めることにつながるということです。人材が限られるなか、あまりアツくない案件に時間をかけすぎていませんか?という問いかけも響くと思います。

田中:その視点は、私たちはあまり伝えていませんでした。ISチームが顧客のナーチャリングを行うことで、成約率の高い案件を、より多く生み出せるということですね。

水嶋氏:はい、ムダな商談を追わなくていいぶん営業のロスが減りますね。また、確度の高い商談なら、クロスセル・アップセルの提案をできる可能性も高まります。

田中:そうですね。むやみに新規訪問をたくさん入れるのではなく、限られた時間のなかで「営業がいかに効率の良い商談にフォーカスできるか?」という視点の方が、日本の営業現場には合っている場合もありますよね!

※エムタメ!参考記事:日本の企業文化に合わせたインサイドセールス組織の進め方とは?

※2・6・2の法則:組織や集団のなかで、成果の構成比が自然に上位2割・中位6割・下位2割になるという考え方。

「新規顧客」ではなく、「新規商談」を増やす

田中:私たちは、「商談数を増やそう」ということにフォーカスしがちでしたが、成約率や、既存顧客のなかの案件金額に着目するのもいいですね。

水嶋氏:日本のBtoB市場は、そもそも会社数が限られるため、パイの奪い合いです。本当に「ど新規」の営業先はほとんどなく、かつてはお付き合いのあった会社がほとんどではないでしょうか。
そのため「商談数を増やそう」という発想はいいのですが、それが「新規の顧客」だけはなく、既存の休眠顧客なども含めた「新規の商談」を増やして、会社のなかでのシェアを高めていくことをめざす方が、中小企業の営業部門の方も納得度が高い気がします。

田中:それはいいですね! ISチームがLTV(ライフ タイム バリュー/顧客の生涯価値)の高められそうな案件を見極めて営業にパスすることで、それが実現できるということですね。

インサイドセールスはどの部門に所属するのがベスト?

田中:私たちがお客様から相談を受けるなかで、ISチームはどこの部門に所属するのが最適か?という質問をよく受けます。水嶋さんはどうお考えですか?

水嶋氏:明確な答えはありませんが、その会社のステージに合わせるのがいいと思います。一般的に、営業部門の下につく方が、立ち上がりが早い傾向はありますが、前述のように、営業部門の理解が得られずテレアポ部隊化してしまう可能性もあります。
また、ISチームを立ち上げるきっかけは、マーケティング部門で必要性が生じたからであることが多いため、マーケ部門と連動することも多いです。
マーケ部門にとって、ISチームが日々ヒアリングしている顧客の「生の声」は、マーケが考える新しい施策やコンテンツ企画のヒントにもなるというメリットもあります。マーケティング部門が企画する顧客へのテストやインタビューのようなことを、ISチームは毎日、高速でPDCAを回しているからです。
しかし、日本の組織のなかでは、そもそもマーケ部門の人数が少なかったり、立場が弱かったりする場合があります。
フィールドセールス部門が、マーケ部門が供給したリードを活用してくれない…というようなよくある問題も、やってみてダメだった経験があるからだと思います。マーケ部門自身も、もっと精度を上げ、組織のなかで強くならなければなりませんね。

まとめ

欧米諸国に比べて、日本のビジネス界にマーケティングのノウハウが少ないことはよく知られています。しかし、これからの時代は、日本の中小企業にとってもマーケティング施策を取り入れることは必須となってくるでしょう。
今回の対談では、既存の営業組織に、マーケティングやインサイドセールスをどう生かしていくべきかのヒントをたくさん見つけることができました。
これから営業組織を改革していく方や、インサイドセールスを立ち上げようとしている方に、ぜひ参考にしていただければと思います!

最小の労力で、ズバ抜けて成果を出す営業組織に変わる

著:水嶋 玲以仁 出版:ダイヤモンド社(2018年12月発刊)

Dell、Microsoft、Googleなどのグローバル企業で20年以上に渡り、インサイドセールスの実務を経験してきた著者が、インサイドセールスの組織の立ち上げから実践にいたるまでのノウハウを解説しています。

同書では、インサイドセールス部門立ち上げ時には、「アジャイル型」(ソフトウェア開発の手法のひとつで、細かくテストと改善を繰り返しながら徐々に完成形に近づけていく方法)の組織運営することを推奨。そのためには、一人ひとりの小さな気付きを、クイックに改善していくことが必要で、一つのチームを少人数で編成し、分け隔てなく意見を交わせる雰囲気づくりをしなければならないと説いています。

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Tue, 23 Jul 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[「第三回 カスタマーサクセス天下一武闘会 - CS HACK #30」レポート]]> https://mtame.jp/column/CS_HACK_30 以前、当サイトにも登場していただいたことのある日本で唯一のカスタマーサポート(CS)エバンジェリスト:藤本 大輔氏が運営するCSコミュニティ「CS HACK」では、「CS天下一武闘会」というユニークなイベントを開催しています。

「CS天下一武闘会」とは、CSを実践している4社の企業が自社の取り組みや事例をプレゼンし、来場者からの得票数が多かった企業がトーナメント方式で勝ち上がって優勝者(社)を決めるという熱いイベントです。しかも、対戦カードは当日までわかりません。

今回は、2019年5月21日に開催された「第三回 カスタマーサクセス天下一武闘会 - CS HACK #30」の模様をレポートします。

【関連記事】

「CS天下一武闘会」概要

CS HACK Webサイト

CS HACK Webサイト イベント情報ページより引用

2018年に第一回、第二回を開催している「CS天下一武闘会」の来場者数は、150人、250人と回を追うごとに増えており、第三回である今回は315名の参加者が集まりました。

テーマはずばり「ハイタッチ」。 CS HACKが考えるCSにおけるハイタッチとは、「単体の売上規模が大きな重要顧客へのアプローチ」であり、今回はそうした重要顧客である大企業を想定したうえで、予選では「セールスがどのようにコンバージョンしカスタマーサクセスが案件を引き継いでいるか」、決勝では「オンボーディングするため相手先とどのような取り組みを行なっているか」を観点としたLT(Lightning Talks…稲妻が落ちるような短い時間でのプレゼン)が繰り広げられました。

武闘家たちは以下の4社です(敬称略)。

  • SATORI株式会社(プレゼン対象サービス:SATORI)
    (マーケティング営業部 部長 兼 カスタマーサクセスG グループ長 高橋 美絵)
  • アドビシステムズ株式会社(プレゼン対象サービス:Marketo))
    (マーケティング部 シニアカスタマーエクスペリエンスマネージャー 森山 裕之)
  • ウイングアーク1st株式会社(プレゼン対象サービス:MotionBoard))
    (カスタマーサクセス部 部長 高橋 弘一)
  • 株式会社BEDORE(プレゼン対象サービス:BEDORE)
    (Customer Success Manager 遠藤 功一郎)

予選第一回戦:SATORI v.s. ウイングアーク1st

予選第一回戦の対戦は、SATORI株式会社とウイングアーク1st株式会社となりました。

SATORI株式会社からはマーケティング営業部 部長 兼 カスタマーサクセスG グループ長 高橋 美絵氏が、ウイングアーク1st株式会社からはマーケティング部シニアカスタマーエクスペリエンスマネージャーの森山 裕之氏が出場。

予選での持ち時間は各社7分です。

先攻は、SATORI株式会社の高橋氏でした。高橋氏はもともとBtoB向けITサービスのマーケターとして10年ほど勤務しており、現在はSATORIで事業部門の責任者として、マーケティング部門、CS部門などを担当しているそうです。

高橋 美絵氏(SATORI株式会社 マーケティング営業部 部長 兼 カスタマーサクセスG グループ長)

高橋 美絵氏(SATORI株式会社 マーケティング営業部 部長 兼 カスタマーサクセスG グループ長)

「あなたのマーケティング活動を一歩先へ」をミッションとするMA(マーケティングオートメーション)ツールSATORIがカバーする範囲は広く、買い手の購買プロセスを「①課題解決のため調査をする」「②製品・サービスを探す」「③資料で比較する」「④本格的に検討する」の4つに分けると①~③まで、フィールドセールスが対面で商談を行う前までの段階がサービス領域に当たるといいます。

今回のLTのテーマは「ハイタッチ」=「単体の売上規模が大きな重要顧客へのアプローチ」となっていますが、同社のCSにおいて「大口顧客」という定義はないといいます。それは、料金プランが「月額10万円」と単一で、売上金額が登録カスタマー数増加による重量課金制となっているから。ちなみにユーザーの約半数が定額内での利用だそうです。

つまり、ほぼ全顧客へのサポート「ハイタッチ」に該当するという認識を持っているとして、予選テーマである「セールスがどのようにコンバージョンしカスタマーサクセスが案件を引き継いでいるか」について、同社で取り組んでいる2つの工夫が紹介されました。

一つ目は、「受注時の情報引き継ぎ」。営業担当が申込書の受領時にredmine(レッドマイン:プロジェクト管理ツール)でチケットを発行して申込内容や導入目的などを記録し、提案資料やお客様とのやりとりの記録などとともにGoogledドライブに格納してお客様に関する情報を一元管理しているといいます。このときに、CSとしてお客様に最初にコンタクトをとる担当者も指名している点が特徴的でした。

高橋氏は、この施策の業務上のメリットとして、受注時の対応漏れが減る、担当者への情報共有がスムーズといった点を挙げ、ウェルカムミーティング(同社が利用開始時に行っているオンラインミーティング)の案内を全顧客に行えるようになったと成果を紹介しました。その結果、継続率が11倍に向上したと述べました。

二つ目は、「ヒアリングシートの活用」です。「現状・課題・理想」の3項目を軸にヒアリングシートの記入を行ってもらうことで、導入の目的や担当者の課題感を把握し、MA活用における目標設定までが行えるようになるとのことでした。
施策のメリットは、お客様自身が記入の過程で情報整理が行える点と、同社側もお客様がCSに求めるサポート内容を掴むことができる点。ヒアリングシートは、サポートが始まってからも更新していくことで会社の資産ともなると述べ、LTは終了しました。

後攻は、ウイングアーク1st株式会社の高橋氏のLTでした。

高橋 弘一氏(ウイングアーク1st株式会社 カスタマーサクセス部 部長)

高橋 弘一氏(ウイングアーク1st株式会社 カスタマーサクセス部 部長)

同社では、クラウド型のBIダッシュボード製品「MotionBoard」を提供していますが、ユーザー側で情報を活用するために設計・構築を行う必要があり、導入ハードルとなりがちなこの部分をオンボーディング(ユーザーにサービスに慣れさせ定着化させるためのプロセス)と位置付けて対応しているそうです。

構築を行うのが誰かという観点で、顧客を3つのグループ、すなわち①構築のプロ(社内のシステム担当やSIerなど)が担うグループ、②同社のCSとお客様が一緒に構築を行うグループ、③お客様が自力で構築するグループに分けているといいます。

高橋 弘一氏(ウイングアーク1st株式会社 カスタマーサクセス部 部長)

営業がハイタッチのために行う提案は、活用方法、アップセル、クロスセル、事例取材、セミナーへの登壇など。過去のハイタッチ事例としては、導入にあたりグループ会社も含めた全50回の社内説明会に、採算度外視ですべて参加してサポートしたお客様もいると紹介されました。

最後に、同社が営業部門からCS部門への引き継ぎを行う際の3つのポイントとして、

  • さまざまなカスタマージャーニーをカバーできる社内体制の構築
  • お客様のオンボーディングをサポートする
  • 定例会の実施(お客様からリアルな課題を引き出し、チームを作る)

を挙げ、LTは終了しました。

結果は、SATORIの勝利となりました。

予選第二回戦:アドビ システムズ v.s. BEDORE

予選第二回戦の先攻は、株式会社BEDOREの遠藤氏。

遠藤 功一郎氏(株式会社BEDORE Customer Success Manager)

遠藤 功一郎氏(株式会社BEDORE Customer Success Manager)

遠藤氏は新卒で大手電機メーカーに就職し、ICカードのエンジニアを担当後、BEDOREに入社。CSに配属されて1年半だそうです。

同社では、ディープラーニングと構文解析を組み合わせたアルゴリズムで高度な対話性能を持ったAIを提供しており、主な顧客層が大手なので、ほぼすべてが「ハイタッチ」案件となっているそうです。

大手企業がサービスを導入してから実際に利用開始してもらうまでに越えなければならない大きなハードル「リリース」があるのだといいます。大企業では、導入に関連する部署が多く、それぞれの担当範囲が異なるため独自のリリース基準を持っており、かつ、失敗したときの影響範囲が広いため慎重で基準が厳密になる傾向があると指摘します。

その結果、リリースが遅延したり、最悪の場合はリリースがとん挫する恐れもあるため、リリースに際しては戦略を練ることが特に重要であると強調しました。

リリース

具体的には、

  • 営業部門とCS部門、それぞれが持っている情報を統合したうえで、リリース基準をこちらから提案する
  • 上記のリリース基準の提案は、受注後に初めて行うのではなく、商談で確度の上がったタイミングから行うことで顧客との共通認識を作る

の2点の説明がなされ、LTは終了しました。

後攻はアドビ システムズ 株式会社の森山氏でした。

森山 裕之氏(アドビシステムズ株式会社 マーケティング部 シニアカスタマーエクスペリエンスマネージャー)

森山 裕之氏(アドビシステムズ株式会社 マーケティング部 シニアカスタマーエクスペリエンスマネージャー)

アドビ システムズでは、世界39ヵ国で6,000社以上に導入されているMA「Marketo」を提供しています。Marketo のARR(年額定額収益)は数百万円前半規模(エンタープライズでは数千万円規模)で、ユーザー企業はスタートアップから大企業までBtoC、BtoB問わず利用されているそうです。

同社のCSにおける現状は得営業部門とマーケティング部門のプロセスはそれぞれ確立されているので、精度を高めることが今後の課題となっているそうです。

CSの本質としてまず、お客様の現状とあるべき姿を知る必要があり、そのためのフレームワークとして「お客様のビジネスを知り、人を知り、業界のバックグラウンドを知ること。自社製品を知り、自社がマーケティングにおいて持っているメソッドを知ること。競合他社を理解すること」を明らかにしているといいます。

この全体の背景のなかでお客様をきちんと理解していくことが重要で、さらには担当者の社内でのポジションや役割についての理解も大切だといい、スライド「顧客社内のインフルエンサーマトリクス」を使って解説しました。

顧客社内のインフルエンサーマトリクス

役職は低くて目立たないが社内での影響力が大きい「キーパーソン」が重要で、この人をしっかり巻き込めていてきちんとアプローチできているかという点がポイントになるそうです。

また、お客様の課題を把握するに当たり、お客様自身が認識している課題が必ずしも真の課題になっていないケースがあると指摘しました。過去の事例では、お客様自身がMAの導入を検討しているが、MAで何ができるのか、何をしたいかが明確になっておらず、支援して欲しいと希望していた案件があり、競合他社は「設定から何もかも代行する」と提案したそうです。

しかし同社では、お客様のマーケティング成功のためには、単にツールを導入して活用すれば良いわけではなく戦略や戦術が必要と考え、運用体制作りやKPI設定までを含めたコンサルテーションを提案し、受注に至ったといいます。
お客様の成功にコミットするためには、ただツールを購入・運用してもらうだけではなく、本質的な課題を見抜いたうえで提案をしていくことを重視しているのだと説明しました。

改めて、予選テーマは「セールスがどのようにコンバージョンしカスタマーサクセスが案件を引き継いでいるか」ですが、同社では、提案段階からCS担当が入っているため、そもそも「引き継ぎ」の必要がないのだといいます。CSを重視しているため、即オンボーディングに入れる体制を構築しているとまとめてLTは終了しました。

結果は、アドビ システムズの勝利となりました。

決勝戦:SATORI 対 アドビ システムズ

決勝戦のテーマは「オンボーディングするため相手先とどのような取り組みを行なっているか」。持ち時間は各社10分間と、予選よりも長目に設定されています。

決勝戦の先行は、SATORI株式会社の高橋氏でした。同社CSがツールベンダーとして心がけているのは、お客様が自走して成果を出せるようにサポートすることであり、オンボーディングにも注力しているとのことでした。

高橋 美絵氏(SATORI株式会社 マーケティング営業部 部長 兼 カスタマーサクセスG グループ長)

高橋 美絵氏(SATORI株式会社 マーケティング営業部 部長 兼 カスタマーサクセスG グループ長)

特にハイタッチ施策としては4つ行っているものがあるといいます。
一つ目は、ウェルカムミーティング。利用開始時にオンラインで複数回のミーティング行い、定型の利用開始案内のほか、質問への回答、他ユーザーの活用事例の紹介、同社のマーケティングノウハウの共有などを行った結果、予選でも紹介された通り「継続率が11倍に向上」しという成果を得ています。

二つ目は、「個別相談会」の実施で、セミナーへの参加促進を行い、セミナー終了後に会場でそのまま個別相談会を実施しているそうです。メリットは、訪問せずにお客様の複数の担当者と接点が持てる機会となっており、顧客企業の多面的な理解につなげられていることと、セミナーの内容が記憶に新しい状態での投げかけられる質問が寄せられること。相談会の場でそのまま担当者同士でミーティングが始まることも珍しくないといいます。

三つ目は、少人数制セミナーで、導入から半年後など活用が進み始めたタイミングで行っている施策。ワークショップ形式でのセミナーで、お客様自身の手でPDCAを回せるようにサポートすることに狙いが定められています。導入により最初の課題が解決されても初期設定のまま放置されていれば、離脱につながりかねません。少人数制のため、参加者同士の交流や課題解決のための情報交換の場ともなり、よりSATORIの利用活性化につながっているとのことです。

四つ目は、有償サポートで、個別対応が必要な顧客に対し、有償で3ヵ月間のサポートを行っているといいます。3ヵ月間で何かしらの課題解決を行うことを目標に、宿題を出すなどインタラクティブな時間となるように運用しているそうです。効果として、有償サポートを受けた顧客は、そうでない顧客に暮れべてNPS(Net Promoter Score…顧客ロイヤルティを数値化した指標)が9.3ポイント高いといいます。

こうした一連のハイタッチ施策により、直近一年でNPSが12.4ポイント上昇したとい述べてLTを終えました。

有償サポートの効果

いよいよ最後のLTとなる決勝の後攻は、アドビ システムズ 株式会社の森山氏でした。

森山 裕之氏(アドビシステムズ株式会社 マーケティング部 シニアカスタマーエクスペリエンスマネージャー)

森山 裕之氏(アドビシステムズ株式会社 マーケティング部 シニアカスタマーエクスペリエンスマネージャー)

冒頭で、予選でも述べていた「お客様の本質を理解すること」の重要性について再度強調されました。そのうえで、ハイタッチについては特にお客様に合わせた個別のオンボーディングプランを練って対応に当たっているとのことです。

  • 導入支援コンサル…提案段階からCSが入っているので、お客様との信頼関係が築けている状態でスタートできる。最初の3ヵ月間で施策をしっかり取り組んでもらい、クイックウィンを体験してもらう。※ハイタッチに限らずすべてのお客様に適用
  • 戦術コンサル…お客様の関連部署ごとの業務プロセスを細かく把握し、カスタマージャーニーマップと紐づけて、どのお客様にどのタイミングで何を伝えるべきかという施策、KPIを設計。
  • オンラインコンテンツ…ドキュメント(FAQなど)、動画、デモ動画、e-Bookブログ(事例など)。
  • トレーニングプログラム…有償で1~2日程度の時間をしっかりかけて、操作講習を含むトレーニングを行う。
  • セミナー…知識提供型のセミナーのほか、個別相談形式のセミナー、ウェビナー(オンライン・セミナー)など。
  • イベント…CSというよりもお客様の視座を上げるために開催。「数年後にどのような活用をしているべきか」という視点を持ってもらう。ユーザー同士のネットワークづくりも目的の一つ。
  • オンラインコミュニティ…施策のなかではもっとも重要視。2,000人のユーザーがおり、コミュニティサイトのPVがデイリーで300ほどある。質問を投稿すると、同社社員よりも早くヘビーユーザーが回答。ツールの使い方だけでなく、マーケティング施策の立て方についてもユーザー同士でサポートし合っている。
  • 分科会…業界などで分け、深堀したいテーマが共通しているお客様同士をつなげた分科会を立ち上げ。同社を介さず、ユーザー同士でオフラインで集まって勉強会を行うもの。立ち上げに当たり、課題意識と主体性を持つ熱量の高い3人のユーザーをまず集めて核とするのが良い。

このほか、導入担当者/部門を支援するために、経営層や営業部などの部門長への理解を深めてもらうための取り組みを行うなど、導入担当者/部門の「社内の理解者・応援団」を作ることを意識してサポートを行っているといいます。

まとめとして、①操作方法のレクチャー、②根底にある考え方や戦略・戦術まで伝え、理解してもらうこと、③社内の理解者・応援者を作る支援を行うことの3点が重要であると述べてLTは終了しました。

結果は、アドビ システムズの勝利となりました。

結果発表

森山氏には、主催のCS HACK代表の藤本 大輔氏よりトロフィーと賞金が贈られ、第三回 カスタマーサクセス天下一武闘会は熱気に包まれたまま終了しました。

CS HACK グループページ

https://cshack.connpass.com/

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Mon, 22 Jul 2019 00:05:00 +0900
<![CDATA[SNSと親和性が高い!?GIF動画によるプロモーションとは]]> https://mtame.jp/social/GIF

「GIF」と聞くと、「画像ファイルのフォーマットの一つ」というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
Webクリエイティブ系の職種についていれば、「GIFアニメ」が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

現在の日本では少しなじみの薄いGIFを使った動画が、海外ではプロモーションに活用されたりコミュニケーション手段として浸透しているといいます。

今回は、GIF動画によるプロモーションの可能性についてご紹介いたします。

1.GIF動画とは?

GIF動画とは、GIF形式の静止画像をパラパラ漫画の要領でつなぎ合わせ、連続再生した動画のことです。

技法としてはとくに目新しいものではなく、1980年代に現れました。使用できる色数が少なく、音声を入れることもできませんが、容量が小さいため、まだ通信回線速度が低かった当時のWebサイトでは重宝されていました。
しかし、通信環境が改善され、FLASHによる動画が現れ始めると、GIFは次第に廃れていきました。

最近また活用され始めてきているのは、スマホが台頭したためです。iPhoneがFLASHをサポートせず、Android端末も現在はサポートを終了しているため、基本的にスマホからFLASH動画を再生できなくなりました。
その一方で、SNSが浸透しました。Facebookが2013年に、Twitterが2014年に、Instagramが2018年にそれぞれGIF再生に対応し、SNS上でGIF動画のやりとりができるようになったのです。

1-1.GIFを取り巻く世界と日本の状況の比較

Googleトレンド で「GIF」をキーワードに検索ボリュームの変化を調べてみると、海外では2011年頃から増加しています。

Googleトレンド GIF検索推移(すべての国)

画像引用元: Googleトレンド|Googleトレンド GIF検索推移(すべての国)

一方、日本では2014年頃から増加しており、TwitterがGIF再生に対応した時期と重なります。

Googleトレンド GIF検索推移(日本)

画像引用元: Googleトレンド|Googleトレンド GIF検索推移(日本)

海外ではGIF動画がプロモーション手段の一つとして定着しているほか、ロンドンにある現代美術専門の美術館「サーチギャラリー」では、公式にGIFを芸術の一つとして認めています。

1-2.GIF動画プロモーションの特徴とメリット

GIF動画は、一つひとつの再生時間が短いことから、ループ再生されるという特徴があります。このため、制作の際は、ループ再生によって面白さが表現できるようなクリエイティブを意識する必要があります。ユーザーが飽きることなくついつい見続けてしまうような動画が作れるとベストです。

また、「BtoC」「若年層」向けのプロモーション事例が多く、相性が良いと考えられます。日本で最大のGIFプラットフォーム「 GIFMAGAZINE 」のユーザー層は10代後半~30代前半が大半だといいます。

GIF動画プロモーションのメリットは、一つが、「容量が軽くて短い」というGIF動画の特性のため、通信環境が良くなかったり、速度制限がかかってしまったスマホなどでも安定して再生できる点です。その分、ユーザーにも動画を最後まで見てもらえる可能性が高いということです。スキップする間もなく見てしまうといった方が近いかもしれません。

また、「容量が軽くて短い」ながら、ストーリー性を持たせたり、クイズやルーレットといったゲーム性のあるコンテンツ、使用方法の説明など、さまざまなバリエーションが考えられます。

もう一つは、掲載先としてさまざまなプラットフォームが選べる点です。動画によるプロモーションの代表的なものにTrueView広告があります。あたりまえですが、Youtubeにしか出稿できません。
しかし、GIF動画であれば、対応しているさまざまなSNS上で再生できるほか、バナー広告にも活用できます。一つのクリエイティブをさまざまなプラットフォームで展開するということもできます。

参考記事

2.日本の代表的なGIF動画クリエーター

いまやGIF動画を作っているのは、グラフィックデザイナーだけではありません。映像作家や写真家、漫画家、アーティストなどがGIF動画を手がけています。そのなから代表的なクリエーターをご紹介します。

2-1.大桃 洋祐

フリーランスのアニメーション作家として活動している方です。先述のGIFMAGAZINEが主催するGIFコンテスト「the GIFs」で2017年の最優秀賞を受賞しています。

2-2.モトクロス斉藤

ドット絵のクリエーターで漫画や音楽も制作しています。ドット画による細やかな表現が特徴的で、いつまでも眺めていられそうなGIF動画を多数、制作しています。2017年の優秀賞を受賞しています。

3.【事例】GIF動画のプロモーション活用

ここで、具体的なGIF動画のプロモーション活用事例を国内外に分けてご紹介します。

3-1.海外での活用事例

Starbucks

海外では、アメリカを中心にインド、中国などでGIF動画を活用したコミュニケーションやプロモーションが数多く展開されています。

プロモーションにおいては、BtoCを中心にさまざまな企業が活用しています。

Starbucks

画像引用元: AdGang

Cheers Mate Coffee GIF

画像引用元: tenor

Netflix

動画引用元: Netflix

NIKE

ビジネス分野以外では政治分野などでもプロモーションに活用され、若者の政治参加を促しています。

3-2.日本での活用事例

日本では、GIFプラットフォーム「GIFMAGAZINE」を運営する株式会社GIFMAGAZINEがGIF動画プロモーションを牽引しています。同社の手がけた事例から2つご紹介します。

東京個別指導学院

花王(バスマジックリン)

4.GIF動画の無料作成ツール

自社でもGIF動画をプロモーションに活用したいと考える企業様向けに、GIF動画を作る手段をご紹介します。大きく分けると社内で制作するか、外注するかの2つの方法があります。

まずは、社内で制作したい企業様に、GIF動画を制作できる無料のツールをご紹介します。

4-1.GIFアニメスタジオ

GIFアニメスタジオ

画像引用元: GIFアニメスタジオ

GIFアニメスタジオは、Web上でGIF動画を作ることができるツールです。

最大15点までのGIF画像を動画化でき、できあがったGIF画像のサイズ変更(拡大・縮小)や、シェアするためのQRコードの発行まで可能です。GIFアニメから画像に分割することもできます。

4-2.バナー工房

バナー工房

画像引用元: BannerKoubou

バナー工房もWeb上でGIF動画を作ることができるツールです。

こちらは、10MBまでの画像を30点まで(合計データ容量は20MBまで)アップロードできます。

アニメのサイズ変更や分割、QP\Rコードなど、機能はほぼGIFアニメスタジオと同様ですが、背景などを選びバナー作成まで行えます。

4-3.GIMP

GIMP

画像引用元: GIMP

30年以上の歴史を持つ無料の画像加工ツールです。

GIFアニメ用に写真などを用意しておいて、それをつなげていく方法も取れますし、絵を描くところからアニメーションを作ることもできます。動きのスピード調整なども自由自在。

高機能がウリで、レイヤーやブラシなどの機能も使え、オープンソースなのでスキルがあればオリジナルのプラグインを作って実装することも可能です。

ただ、その分、初心者には扱いが難しいツールだともいえます。

5.GIF動画制作を請け負っている企業

「GIFアニメを制作する人的リソースがない」

「やはりプロに頼みたい」

「GIFアニメ制作だけでなく、プロモーション戦略まで依頼したい」

などの需要がある場合は、外注した方が良いでしょう。

GIF動画制作を請け負ってくれる業者を紹介します。

5-1.Japan Imposing design

Japan Imposing design

画像引用元: Japan Imposing design

看板や名刺、パンフレット、ロゴなど、さまざまなデザイン制作を請け負っているJapan Imposingでは、バナーや動画の制作も請け負ってくれます。GOOD DESIGN AWARDの受賞歴もある同社。クオリティの高いGIF動画が期待できそうです。

5-2.イラスト工房

イラスト工房

画像引用元: イラスト工房

画像素材としてのイラストを制作してくれるイラスト工房では、GIF動画制作も請け負ってくれます。オリジナルのイラストを使ったGIF動画でのプロモーションを希望する企業様に向いています。

5-3.GIFMAGAZINE

GIFMAGAZINE

画像引用元: GIFMAGAZINE

GIF動画(制作・運用など)に特化した日本企業は実はGIFMAGAZINEぐらいしかありません。GIF制作、動画広告、ブランディング施策などをコンサルティングまで含めて提供してもらえます。

6.まとめ

日本でもGIF動画を活用したプロモーションが広がりつつあります。
GIF動画は技術的に難しいものではなく、無料ツールもたくさん出ているので、自作することも簡単です

目新しいプロモーション方法を模索している企業様、BtoC、若年層向け、SNS上でのプロモーションを検討している企業様などは、この機会にGIF動画を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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Mon, 22 Jul 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[SNSマーケティングの効果測定に使えるツール、サービス10選]]> https://mtame.jp/social/sns_tools

SNSが人々の暮らしに浸透してきたいま、BtoC、BtoBを問わず、SNSマーケティングの必要性が高まりつつあります。すでに企業アカウントの運用やSNS広告など、SNS上で何らかのマーケティング施策に取り組んでいる企業様もいらっしゃることと思います。

特に企業アカウントの運用を行う場合、投稿内容の企画・制作などに労力を取られ、運用するだけで精一杯で効果測定まで手が回らないという状態の方も多いのではないでしょうか。

今回は、SNSマーケティングの効果測定が手軽に行える便利なツール、サービスを有料・無料のものから合わせて10選ご紹介します。

1.【無料ツール4選】

効果分析ツールには有料のものが多いですが、無料のものでもSNSマーケティングの一部を分析するのには有用なものがあります。

1-1.Simply Measured

Simply Measured

画像引用元: Simply Measured

本来は有料のSNS分析ツールである「Simply Measured」ですが、無料で利用できるプランも用意されています。
利用できる言語は英語のみとなりますが、無料プランでも、訪問者の解析やコンテンツ分析など12の機能が利用できます。特に優れているのがレポート作成機能で、美しく整ったレポートを出力できます。

Facebook分析なら投稿へのエンゲージメント率やリーチ率集計に、Twitter分析ならフォロワーのツイート内容から特定のキーワードで投稿の抽出や、競合のアカウントのフォロワーの属性分析に、インスタグラムなら投稿へのエンゲージメント率や他SNSへの拡散率集計に活用できるツールです。

1-2.quintly

quintly

画像引用元: quintly

Facebookの分析に活用できる無料ツールです。こちらも有料ツールの無料版で、英語のみでの使用となります。

Facebookページには、無料で利用できるFacebookインサイトがありますが、もう少し詳しく分析でき、競合のFacebookページの分析も可能です。

1-3.User Local

User Local

画像引用元: User Local

User Localは、過去1週間以内のTwitter上でのURLの拡散について最大500件まで取得して分析できるツールです。

入力するURLは、SNSでもそれ以外でも可能で、拡散経路と時系列でのツイート件数の遷移が可視化され、ツイートが表示されるので、具体的にどんなコメントがついて拡散されたかも知ることができます。

会員登録なども一切不要で、URLを入力するだけで手軽に分析することができます。

1-4.SINIS

SINIS

画像引用元: SINIS

インスタグラムが公式に提供している無料の分析ツール「Instagramインサイト」では、ビジネスアカウントでログインすることで自分の投稿やフォロワーの情報を確認・分析できますが、フォロワーの推移は分析できません。

インスタグラムのインサイト分析ツールであるSINISでは、フォロワー推移のほか、ユーザー属性、フィード投稿といったインサイトデータの分析が可能です。レポート出力機能はなく、CSVデータでの出力のみとなりますが、アップデート頻度が高いため、将来的にはレポート出力もできるようになるかもしれません。

2.【有料ツール6選】

有料ツールは、複数のSNSの分析が行えたり機能が豊富だったりと、やはり無料版に比べて使い勝手に配慮されたものが多いです。

2-1.Social Insight

Social Insight

画像引用元: Social Insight

Facebook、Twitter、インスタグラムのほか、YoutubeやLINE、LINE@なども分析できるツールです。

Facebookの解析では、ファン数の推移や、投稿へのコメント数、「いいね!」数、反応してくれたユーザーの分析などができます。

Twitter解析では、アカウントの発言状況やリプライ、リツイート(RT)数、フォロワーの増加状況を分析。自社アカウントだけでなく、競合他社など気になるアカウントについて、フォロワー、フォロー数、発言数などの推移の調査にも活用できます。

インスタグラムの解析では、ファン数、フォロワー数や反響についての分析ができます。

SNSの分析のほか投稿管理も可能で、複数SNSの自社アカウントを複数担当者で管理できます。また、ソーシャルリスニング機能も持っていて、口コミデータを集計したりテキストマイニングして可視化してくれます。

2-2.comnico Marketing Suite

comnico Marketing Suite

画像引用元: comnico Marketing Suite

国内No.1の導入実績を誇るSNS分析ツールで、日本語と英語に対応しており、Facebook、Twitter、Instagram、YouTubemの4つのSNSの分析、投稿管理が行えます。

分析・管理機能のほかモニタリング機能があり、投稿へのコメントやメッセージを時系列で表示させたり、モニタリング機能をレポート出力したりできます。

14日間の無料トライアルも提供しているので、気になる方はお試しも可能です。

2-3.CLOUDPLAY

CLOUDPLAY

画像引用元: CLOUDPLAY

CLOUDPLAYは、オウンドメディア(コーポレートサイト、メディアサイトなど)のコンテンツ分析と、Facebook、Twitter、Youtubeの分析・管理、ソーシャルリスニングができるツールです。

SNSがWebサイトに与えた影響の分析もできるため、コーポレートサイトやサービスサイト、メディアサイトなどの運用に力を入れていて、SNSマーケティングによるWebサイト誘導やWebサイトからのコンバージョンアップを目的としている企業様におすすめのツールです。

※2019年5月現在、新規申し込み受付は停止中となっています。

2-4.Insight Intelligence

Insight Intelligence

画像引用元: Insight Intelligence

Insight Intelligenceは、Twitterやブログなどを分析できるツールです。過去13ヵ月間をさかのぼってデータを取得・分析できます。

国産ツールで日本語に特化しているため、使いやすいだけでなく投稿内容分析においても日本語特有の分析機能が威力を発揮します。

Twitterを中心にSNSマーケティングに取り組んでいる企業様におすすめです。

2-5.Aista

Aista

画像引用元: Aista

Aistaは、インスタグラムに特化した分析ツールです。自社アカウントの投稿について、最適なハッシュタグを分析したり、キャンペーンの効果測定を行ったり、競合他社の動向を把握したりといったことができます。

投稿に対するいいね数、コメント数、エンゲージメント率を一覧表示できるほか、いいね順、エンゲージメント順でのランキング表示できるため、どの投稿が結果に結びついたのかが一目でわかります。

初月最大1ヵ月無料のトライアル期間が設けられています。

2-6.POST365

POST365

画像引用元: POST365

POST365はFacebook、Twitter、Instagram、YouTubeの4つのSNSに対応する分析ツールで、導入にあたりどのSNSで使用するかを選びます。SNSの種類を追加するごとに追加料金がかかる料金システムになっています。

SNSごとに投稿事例を検索できたり、業界別、投稿タイプ別、投稿時間別といったカテゴリで投稿の分析が行えるといった機能が充実しており、指定アカウントの検索も自社アカウントに限らないため、どちらかというと自社のSNSマーケティングの施策についての効果測定を行うよりも、競合分析などに向いたツールです。

14日間の無料トライアルが設けられています。

3.まとめ

ご紹介してきた分析ツール特徴やつよみはそれぞれ異なります。自社がどのSNSを中心にマーケティング活動を行うか、どんな施策を推進していくか、何に課題を抱えているかによって最適なツール選びも変ってくるでしょう。

有料ツールのなかにも無料トライアル期間を設けているものも多いので、自社のニーズにマッチするツールが見つかったら試してみてはいかがでしょうか。

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Mon, 15 Jul 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[今、一番使われているCMSトップ20位を発表。国産CMSでは1位:Movable Type、2位:ShareWith、同率3位:Blue Monkey、NORENという結果に!]]> https://mtame.jp/martec/CMS_introduction

Web制作の知識のない人でも、簡単にWebサイトが更新できるCMS(コンテンツマネジメントシステム)。WordPressなどのオープンソースから、国産・海外発の独自CMSまで、さまざまな選択肢がありますが、他の企業はどのCMSを使っているのか、気になったことはありませんか?

今回は、上場企業3,664社(2019年1月末時点)が保有しているWebサイト16,596URLを対象に調査された、最新の「CMSの導入数ランキング」をご紹介します。CMSの導入を検討している方は、ぜひ参考にご覧ください。

1.最新!上場企業CMS導入数ランキング 
(2019年6月)

この記事では、株式会社DataSignが発表した「DataSign Report 上場企業 CMS調査 2019年6月版」より、上場企業のCMS導入数最新ランキングをご紹介します。

調査対象は、上場企業3,664社(2019年1月末時点)が保有しているWebサイト16,596URLで、クローリングによる各種CMSの検出結果がまとめられています。ツール検出数ランキングは以下の通りです。

CMS導入ランキング

<上場企業のCMS導入数ランキング上位20位>

調査日:2019年6月21日

検出されたCMSサービス:40

【1位】 WordPress 
(3,272件)

https://wordpress.com/

ソースコードが無償で公開される「オープンソース」ソフトのCMS。無料で使える手軽さと、カスタマイズの多様性が人気。

【2位】 Movable Type 
(124件)
★国産CMS第1位★

https://www.sixapart.jp/movabletype/

シックス・アパート社が開発・提供するCMSプラットフォーム。クラウド型やオンプレミス型など、プランの選択肢も豊富にあります。
アメリア発祥ですが、2011年2月には米国Six Apartから事業と商標を日本のシックス・アパートが継承しているので国産CMSとしてます。

【3位】 ShareWith
(94件)
★国産CMS第2位★

http://www.share-with.info/jp/

野村インベスター・リレーションズ(株)が提供するCMSツール。「IRに強い」を特長としており、決算短信を更新自動化機能などがあります。

【4位】 Drupal 
(88件)

https://www.drupal.org/

拡張モジュールを追加して機能を増やせるCMS。デフォルト言語は英語ですが、44ヵ国語で利用可能で、多言語サイトも制作可能です。

【5位】 Adobe Experience Manager 
(62件)

https://www.adobe.com/jp/marketing/experience-manager.html

人工知能(AI)と機械学習を利用し、顧客に最適な体験を提供するAdobe社のコンテンツ管理システム。

【同率6位】 Blue Monkey 
(53件)
★国産CMS同率第3位★

https://bluemonkey.jp/

クラウドソフトのため、セキュリティは運営会社で一括管理されており、Webサイト担当者の負担を軽減。見たまま編集が可能で、CMSに不慣れな担当者にもわかりやすい機能が特長です。

【同率6位】 NOREN 
(53件) 
★国産CMS同率第3位★

https://noren.ashisuto.co.jp/

表示速度が早く、セキュリティに強い、大規模サイト向けCMSです。

【8位】 DotNetNuke 
(46件)

https://www.dnnsoftware.com/

ドットネットヌークは、カナダで開発されたオープンソースCMS。CMSの利用自体は無料。フリー機能もあるため、比較的安価に構築が可能。

【9位】 はてなブログMedia 
(35件)

http://www.hatena.ne.jp/contentmarketing/blogmedia

はてなのオウンドメディア専用CMS。ブログ形式の機能が充実し、オウンドメディア運用の手間を軽減できることが特長です。

【10位】 RCMS 
(34件)

https://www.r-cms.jp/

豊富な標準機能と、将来の拡張性が高いことが特長。ECサイトや多言語サイトへも対応できます。

順位 企業名 導入数 URL
11位 TYPO3 33件 https://typo3.org/
12位 Site Miraiz  31件 https://www.sitemiraiz.jp/
12位 SITE PUBLIS 31件 https://www.sitepublis.net/
14位 Vibit CMS  30件 http://www.vibitcms.com/
15位 BiND 29件 https://bindup.jp/
16位 infoCMS 27件 https://www.infocms.jp/
17位 concrete5 25件 https://concrete5-japan.org/
18位 Jimdo 24件 https://jp.jimdo.com/
18位 Sitecore 24件 https://www.sitecore.com/ja-jp
20位 a-blog cms 22件 https://www.a-blogcms.jp/

上記の調査結果を見ると、オープンソースソフトであるWordPressが、圧倒的シェアを誇っていることがわかります。しかし、オープンソースソフトは、バージョンアップなどの保守管理や、セキュリティ対策は自身で行わなければならないため、Webに関するある程度の知識が求められます。また、最近では、安全性への不安から、大手企業でWordPress利用を控える動きも出てきています。

ランキングを国産CMSに限ると、1位:Movable Type、2位:ShareWith、同率3位:Blue Monkey、NORENという結果となりました。オープンソースソフトの人気に対し、国内ベンダーが提供するMAツールは、日本企業の実情に合わせた機能や手厚いサポート、セキュリティ対策などの安全面を強化し、差別化を図っています。

2.まとめ

1位に君臨するWordPressのように、オープンソースソフトの人気はいまだに高いですが、世の中のインターネットセキュリティ意識の高まりから、大手企業では特に国産CMSを選ぶ企業が多い傾向にあるようです。

「Webサイトは作ってからが本番」といわれるように、Web制作にかかるコストは、制作時の料金の高低だけでなく、将来的な運用・保守管理のコストの見通しをもって考えなければなりません。さまざまなツールを比較し、自社にあった安心できるCMSツールを選びましょう。

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Thu, 11 Jul 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[【2019年6月】Googleニュース! SEO対策のトピックスまとめ]]> https://mtame.jp/column/Google_news_201906

日々更新されるGoogle社の最新のSEO関連ニュースや、新機能の情報をまとめました。
この記事は2019年6月のトピックスです。

1.【更新】検索結果トップ画面に同一ドメインが複数表示されないように

2019年6月7日 Google社の公式TwitterであるGoogle SearchLiaisonは、Google検索結果のトップ画面に、同一ドメインが複数表示されないようにするアップデートを実施したと発表しました。これは検索結果の多様性を高める狙いがあるといわれています。

これまでは、検索結果のほとんどが同じサイトからというケースもありましたが、同一サイトからの結果ばかりだと、検索結果の多様さが失われます。
そこで、違うサイトからいろいろな情報を得たいというユーザーのフィードバックをもとに仕様を変更したということです。

基本的に同じサイトからの表示は2件までとなりますが、特定の検索に適していると判断された場合には、同一ドメインから2つ以上の結果が表示される場合もあります。
また、サブドメインはルートドメインの一部と判定されますが、関連性があると判断された場合は、別サイトとして扱われます。

これにより、特定のクエリで検索結果に複数のURLが表示されていたサイトは、トラフィック・表示回数にマイナスの影響が出る可能性がありますが、基本的なランキングに影響するものではありません。

参考リンク:

2.【更新】検索結果カテゴリメニューアイコンの新UIをリリース

2019年6月17日、Googleは、検索結果一覧にて、カテゴリメニューアイコンの新UIをリリースしました。

この変更点は、PC検索結果の画面に適用されており、モバイル検索結果には変化はありませんでした。
スクリーンの横幅が狭いため、モバイルでは不要と判断されたのかもしれません。クリックするとアイコンはGoogleカラーに変わります。
今回の変更によって、大きくトラフィックが変わるなどの影響は出ないと思われます。

Google公式ブログで紹介されたDiscoverに掲載される広告サンプ

3.【更新】広範囲のクエリで順位変動

2019年6月19日、Google検索結果の広範囲のクエリで順位変動が生じました。特にファッション、仕事・HR、金融関連クエリで大きな順位変動が生じた可能性があります。

傾向

  • 意味の範囲の広いキーワードとその周辺ワードとではGoogleの評価方法が異なる可能性があります。
  • 小規模ECサイト・ポータルサイトで順位上昇を確認。大規模サイトの下落を受け、上昇していると想定されます。
  • 健康・医療関連クエリで、医療系ポータルサイトの上昇が観測されました。

Google公式ブログで紹介されたDiscoverに掲載される広告サンプ

これは、Googleの品質評価ガイドラインの変更により、YMYL(YourMoney of YourLife)クエリで変動があったことの影響が大きいと考えられます。

YMYLとは、Googleの品質評価ガイドライン内で「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に潜在的に影響を与えるページ」を指して使用されている言葉で、これらのカテゴリに当てはまるサイトには、他のカテゴリよりも情報の信頼性・正確性や、著者の専門性を求める傾向があります。

YMYLにおけるSEOやコンテンツマーケティング等の施策は決して無駄ではありませんが、順位変動の影響をいつ受けるかわからず、突然トラフィックが大幅に落ちてしまう可能性があります。
そのため同カテゴリのサイトは、広告など別の手段でサイト訪問者を増やす方法も視野に入れることも必要です。

4.【情報】 GoogleMAPs最適化サービス(MEO)の業者依頼に関する注意

MEOは、Map Engine Optimizationの略で、主にGoogleマップに対する地図検索エンジン最適化のことを表します。

Googleマップには「Googleマイビジネス」としてカテゴリごとに店舗の詳細情報や位置情報、写真などのコンテンツが登録されています。
MEOでは、このGoogleマイビジネスのコンテンツを最適化することで、検索結果に表示される回数を増やしたり、より上位に表示されたりするための対策をします。

これまでは、MEOの対策方法で違反行為が見つかっても、店名変更通達程度で済んでいました。
しかし今後は、違反行為があった登録事業者はMAPsからの削除、Google マイビジネスへ再登録が必要になる可能性があるといわれています。

このようなことになると、ユーザーからの評価がリセットされ、蓄積した口コミなども表示されなくなります。
対策としては、Google マイビジネスのガイドラインを守ることに尽きますが、MEO対策を業者に外注する場合にも、その対策方法・内容には十分な注意する必要があります。

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参考リンク:

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Wed, 10 Jul 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[「Inside Sales Conference 2019」レポート 第一回 セッション「国産MAツールベンダー競合3社が語る!成果を生み出すインサイドセールスの仕組みとは?」]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/Inside_Sales_Conference_report01 欧米では営業職の40%が専業でインサイドセールスに従事しているといわれています。日本でも近年、インサイドセールス部門を立ち上げる企業が増えてきており、いずれは日本でも当たり前の営業手法になっていくと考えられます。

人材領域でインターネットを活用したWebサービスを展開している株式会社ビズリーチは、インサイドセールスのイベント「Inside Sales Conference」を主催しています。2018年12月に開催された第一回につづき、2019年6月5日(水)に二回目となる「Inside Sales Conference 2019」が虎ノ門ヒルズにおいて開催されました。

エムタメ!では三回にわたり、当日のセッション内容をレポートしていきます。

第一回は、セッション「国産MAツールベンダー競合3社が語る!成果を生み出すインサイドセールスの仕組みとは?」の模様をお届けいたします。

国産MAツールベンダー3社の企業概要と登壇者の自己紹介

国産MAツールベンダー3社の企業概要と登壇者の自己紹介

セッションはパネルディスカッション形式で行われました。

モレデーター:

toBeマーケティング株式会社

代表取締役 小池 智和氏

登壇者:※会社名 五十音順

Mtame株式会社(当社)

MAコンサルティング部 部長 田中 次郎

SATORI株式会社

マーケティング営業部 マーケティンググループ グループ長 豊川 瑠子氏

株式会社シャノン

マーケティング部 部長 村尾 慶尚氏

(以下、敬称略)

セッションのメインテーマである各社が取り組んでいるIS(インサイドセールス)におけるMA(マーケティングオートメーション)活用の前提条件として、まず、各社の事業概要と登壇者の自己紹介が行われました。

2017年にIS組織を立ち上げ(Mtame株式会社)

田中 次郎(Mtame株式会社 MAコンサルティング部 部長)

田中 次郎(Mtame株式会社 MAコンサルティング部 部長)

田中:Mtameは、2018年にスターティアラボから独立した会社で、OA機器などを扱うスターティアホールディングスの連結子会社で、主にデジタルマーケティングのコンサルティングとMAなどのツール提供、Webサイト制作を手がけています。最近、新たにISのコンサルティング事業もスタートしました。

マーケティングツールのベンダーでコンサルも提供している企業は数多くありますが、コンテンツも作れるというのは国内でも当社ぐらいでしょう。お客様はBtoB企業が多いです。

私自身は、営業職として入社し、ゴリゴリのテレアポをしていました(笑)。営業部門のマネージャーや支店長など何度か組織をマネジメントする経験をしています。その後、自社のマーケティングを担当し、2017年にIS組織立ち上げに関わり、営業、コンサル、マーケティング、CS(カスタマー・サクセス)の全部門を統括しています。

MAを活用した商談創出の仕組化に成功(SATORI株式会社)

豊川 瑠子氏(SATORI株式会社 マーケティング営業部 マーケティンググループ グループ長)

豊川 瑠子氏(SATORI株式会社 マーケティング営業部 マーケティンググループ グループ長)

豊川:当社は、MA「SATORI」の開発、販売、導入支援、運用支援までを社内で手がけており、現在、BtoB企業様を中心に約450社以上の企業様にご利用いただいています。当社内でも「SATORI」を活用し、3年連続で150%成長を実現しています。

私自身は、初期メンバーとしてSATORIに関わり、現在はマーケティング部門に所属しています。当社のマーケティング部門は、ゴールが「商談獲得」なので、認知から商談獲得までのすべてを担っています。

当初は営業1名、マーケ1名の体制でスタートし、私自身がマーケとISを兼任していました。現在では、インサイドセールス組織拡大×MA活用で大量の商談創出の仕組化に成功し、年間で2,000商談以上を創出しております。1ユーザーとして皆様のヒントになるお話ができればと思っています。

発展途上のIS組織を持つ(株式会社シャノン)

村尾 慶尚氏(株式会社シャノン マーケティング部 部長)

村尾 慶尚氏(株式会社シャノン マーケティング部 部長)

村尾:当社は2000年に創業し、19年間、脇目もふらずマーケティング支援システム、いまでいうMAに当たるマーケティングプラットフォームを作り続けています。特徴は「デジタルとアナログを組み合わせる」点にあり、双方を組み合わせることで成果を上げられるようなツールです。

私自身はマーケティング部門を見ていますが、部内には、マーケティング・コミュニケーション、いわゆるマーコムとISの2つのチームがあります。「インサイドセールス」という名前ではありますが、位置づけとしては「1to1マーケティング」を行うチームです。

ISに取り組み出したのは3年前で、部門長、マーコム、ISが各1名体制からスタートして徐々に増え、現在は、マーコム3名、IS4名の体制となっています。

当社でもまだ立ち上げ途中ともいえる組織なので、これからISを立ち上げる、立ち上げたばかりという皆様のお役に立てる話ができるのではないかと思っています。

国産MAツールベンダーが自社で取り組むISとは?

国産MAツールベンダーが自社で取り組むISとは?

国産MAツールベンダーが自社で取り組むISとは?

小池:各社の自己紹介からおわかりの通り、3方ともマーケティング部門で会社の成長を支えてきた方たちです。ツールベンダーの3社が自社でどのようにISに取り組まれているのかについてまず、お話しいただきたいと思います。

小池 智和氏(toBeマーケティング株式会社 代表取締役)

小池 智和氏(toBeマーケティング株式会社 代表取締役)

田中:弊社の取り組みについてお話する前に、インサイドセールスについて、前提条件の擦り合わせをさせてください。まずISには大きく3つの役割が存在しており、それに伴って3つの組織体制のモデルがあると言われています。(次のスライドの通り)

インサイドセールスの役割と3つのモデル

IS組織の紹介をさせていただくと、当社のISは、「独立型」です。事業部制を取っているので、本日お話するのはMA事業のIS組織での取り組みです。

役割と組織体制のモデル以外にも、関連している組織やアプローチ種別が存在します。

うちの場合は、ほぼSDR(反響型)のみを行っています。(次のスライドの通り)

インサイドセールスの関連組織とアプローチ種別

具体的には、MAの無料プランの申し込みや資料請求をしてくれたアツいリードから順にフォローコールを行っています。また、コンタクトがなくてもアツいログがたまっている田当社や企業を抽出してコールしています。

ただ、これだけだとなかなかリードを育成できないので、ABM観点からポテンシャルが高く検討度は低いユーザーとの接点を作っていく活動も行っています。こうしたナーチャリング(育成)業務にも点数を設け、きちんと成績がつくような工夫を行っています。

リードフォロー活動に得点をつけてKPIに

「アツさ」の定義は、ステータスとポテンシャルの両軸から見ています。ステータスが検討度の高さで、ポテンシャルお付き合いできる確率の高い自社にとって条件が良いお客様かどうかという観点です。

アツさの定義

コールの優先度は、反響型の方はアツいリードから順にかけるのですが、リード育成は逆で、検討度の低い方からアプローチしています。

こうしたIS活動で、一人ひとりがリード獲得からリードフォローへ、商談化、有料化、クロスセルと順に転換させていく件数目標を追っています。

CSもISで行っているので、活用支援のなかでWebサイトを充実させる必要がある場合はアドバイスを行い、Webサイト制作のクロスセルにつながるケースが多いです。

小池:月間でリードが700件というのは強いですね。MAの活用については、先ほど、ステータスのところでも少しお話いただきましたが、ほかにもありますか?

田中:リードを獲得できている要因としては、オウンドメディア(エムタメ!)を運営してマーケティング関連の情報を掲載しているのですが、中間コンバージョンでホワイトペーパーを20本ほど設置していて、そのダウンロードが大きいです。700件といってもアツいリードばかりではなく、検討度の低いものも含みます。

小池:シャノンさんはいかがですか?

村尾:本日のセッションタイトルに「仕組み」と入っていますが、私たちがISの仕組として大事だと考えているのが「目標達成」「チームワーク」「自己成長」の3つです。

インサイドセールスに必要な仕組み

目標達成は基本的なことですが、日々の行動のKPIを設定することです。何件電話をかける、何件応答するといったことと、何件アポイントが取れたか、何件の商談を生み出せたか、何件受注したかといった「行動の結果のKPI」も毎日チェックします。

チームワークについては、人数が増えるほど大切になってきます。テレアポをしているオフィスでもない限り、静まり返ったなかで電話をかけ続けることには大きなプレッシャーがかかるもの。そのなかでアポイントが取れたら、称賛して認めることでモチベーションを保つことを意識しています。

自己成長では、仮説を立てて、結果を検証・分析することを重視しています。ISというと電話だけのイメージがありますが、当社ではメールやDMなどを含むマルチチャネルで顧客フォローを行っています。マルチチャネルを組み合わせた仮説を立て、それをMAのシナリオ機能で抽出し、結果検証を行っています。

アウトバウンド施策を仮設~検証結果事例

また、ISを運営するとどうしてもFS(訪問営業)との連携で問題になってくるのが「アポイントの質」ですが、当社の場合、初訪ロストで質を判断しています。ISがFSにリードをパスした後まで追って、初訪したがターゲット外だった場合などを初訪ロストとして、担当者別にロスト率をチェックしています。

インサイド・営業ごとの初訪ロストレポート

小池: IS立ち上げ期のお話も聞きたいですね。評価などはどのようにしていたのですか?

村尾:私と新卒2人で立ち上げたこともあり、初期の評価基準は行動KPIです。最初からアウトバンドはハードルが高いだろうと考え、反響型から始めました。成果が出て商談が上がるようになってきてから商談数など行動結果をKPIにしました。現在は、商談数に加え、そこからどれだけ受注しているかを金額で見ています。立ち上げから3年が経ちますが、KPIが毎年変わっているような状況です。

小池:SATORIさんの取り組みはいかがですか?

豊川:組織としては、少し前まではマーケティング部門のなかにセールス部門があり、その直下にIS とFSが存在していました。最近では、スピード感のある意思決定を実現できる組織にしようとチームが細分化され、ISもマーケやCSと同列になりました。

組織構成(ちょっと前)

KPIは「商談」で変わりません。

組織構成(現在)

ISの体制は7~8名で、過去に実績のある方がメンバーを中心に、最近では未経験のメンバーも受け入れて育成しています。週2~3日勤務のメンバーは主にナーチャリングコールを担当しており、他メンバーはMAで抽出したホットリードにアプローチし商談につなげています。マーケティングチームにとどまらず、ISチームでも「SATORI」をフルに使い倒して失敗例・成功例を作っていこうという心がけで日々の業務に当たっています。

「リード獲得」から「全体最適化」までの流れのなかで、ISは「リード育成」から「商談化・追客」までを担っています。

MA×インサイドセールスで効果的な10つの施策

どんなにMAで細かくセグメントして「ホットリード」として抽出したリストでも、ホットではないリードも発生するものです。その場合は、無理にアポイントを取るのではなくシナリオメールによる情報提供やセミナー誘導などを実施しています。

また、マーケティングからパスされたリード育成の領域を、ISチーム自ら施策を考えて実行することもあります。実際にいま行っているのが、ISチームの企画で調査レポートを作成してメール送信し、それをトリガーに電話をかけるという施策です。さらに、これをマーケがダウンロードコンテンツとして、ウェブサイトへ掲載し新規リード獲得につなげるために活用する流れもあり、常に情報共有するなど連携して動いています。

現在は約45名体制の組織ですが、1~2年前までは20名にも満たない人数で、ISも2名でした。少人数ということもあり、日々、リーダー同士がコミュニケーションを取り合い細かい調整を行いながら業務を行っていました。

小池:マーケや営業の配下にあったときと、現在のように同列になったのとでは、それぞれメリット、デメリットなど変わりましたか?

豊川:最初は、そもそも私がマーケとISを兼務していたので、ほかの業務をやりながら電話をかけることがなかなか難しく、たとえば「14~16時は電話をかける時間」などと決めて取り組んでいたものの、イベント前や他業務が立て込むと電話をかける時間の確保が難しくなり、後回しになってしまうこともありました。

こうした状況を打破するため、IS経験のある人材を専任で1名迎え入れ、“IS”というポジションを組織の中に確立したという経緯があります。

小池:IS立ち上げ当初は、FSが兼任したりマーケが兼任したりというのはよくあるケースだと思いますが、それぞれリズムも違いますし、やはり、専任者を置いた方が良いということですね。

シャノンさんも組織が大きく変わってきたかと思いますが、そのあたりはどうでしたか?

村尾:当社のISの成り立ちはちょっと変わっていて、もともとFSの一組織だったんです。マーケの下に配置して良かったと思うのは、マネージャーによっては営業マンと一緒に外へ出てしまうので、誰もISを見てくれない状態になってしまうんです。マーケは基本的に社内にいるので、ISが放置されることがなくなりました(笑)。

また、先ほど小池さんがおっしゃったように、立ち上げフェーズでは仕方がないことだと思いますが、どこかで専任に踏み切らないと、組織を大きくしていくうえでは難しいと思います。

小池:Mtameさんはどうですか?

田中:僕は、自分で「ISを作りたい!」と手を挙げて、FSからISに合いそうな人を引っ張ってきてスタートしたんです。そこから、FSとマーケとCSとをもらってそのまま事業部になりました。事業部制で良かったと思うのは、マーケが取ってきたリードに対する受注率を一人ひとり把握でき、ISからFSへパスしたリードの受注率をKPI設定できる点です。

MA×インサイドセールスで効果的な10つの施策

当社の社員は仲が良くて、FSが「あいつのために受注してやる」と自発的にコミュニケーションを取る雰囲気が自然と生まれてきています。こうした状況は、縦割りでは実現し得なかったのではいかと思います。

国産MAツールベンダー3社が明かすISへのMA活用のコツ

小池:各社のIS組織についてお伺いしましたが、MAツールベンダーということで、自社で取り組んでいるISへのMA活用について教えてください。では、シャノンさんからお願いします。

村尾:MAにはスコアリング機能があり、ISでよく「スコアが何点以上になったら架電しましょう」というのがありますが、当社で実施してみたところやりづらくて(笑)。なぜかと考えてみると、リードとの過去の履歴を見て、どんな話をするかを考えてから電話をかけるわけですが、スコアが一定以上だからといってそのパターンはバラバラで、脳のスイッチングコストが高まるからなんですね。

そこで、架電先の抽出にMAの条件設定を使い、スコアはその優先順位付けに使っています。

スコアリング:架電条件ではなく、優先順付けに使用

田中:村尾さんがおっしゃった話とよく似ているんですが、私はISのテーマは「リストとリソースのコントロール」だと考えていて、リストの割り振りと優先順位をどのようにつけるかという点でMAを活用すると、より円滑に回っていくと思っています。

スコアリング:架電条件ではなく、優先順付けに使用

仮にISのリソースが少ない場合は、SDRで検討度の高いところからフォローした方が良いし、かつ、アポ件数が目標達成できそうなら検討レベルの低い実名リストのフォローに時間をかけた方が良いです。逆に、リソースが多い場合は、先ほどのような活動に加えてBDRとして匿名・コールドリストにもアプローチができるようになります。

リストとリソースのコントロール

この活動を行うにあたり、MAでリード抽出と優先順位付けを行うのですが、SDRとしては中間コンバージョンのあったリードであることに加え、以下の図のような条件抽出を設定しています。

HP・メールの閲覧ログで検討レベル毎のリスト抽出

潜在層から順顕在層、顕在層へと右へいくほどリードの検討度が高まることを表しています。それぞれの段階で閲覧するであろうコンテンツを用意し、ログ情報で判断しています。たとえば、料金表を製品ページから分離して別ページに用意することで、「料金表を見ているということは検討レベルが高い」と判断できます。顕在層を優先してフォローし、そのリストが終わったら準顕在層にかけるといった指示を出すことが多いですね。

小池:リスティング広告やSEOでWebサイトに誘導してコンバージョンをかけ、個人情報を取ることは非常に重要ですが、ISが個人情報しか持たないなかでアウトバンドしたりニーズをつかむことはかなり難しいわけです。そこにMAがあればCookieが紐づくので、リードの興味関心やステージがわかります。逆にMAがなければ不明なままなので、そこにMAの存在意義があります。

田中:顕在層で、さらにセミナーに来てくれているなどの条件が重なるとアポ率が40%くらいに上がります。そういった抽出ができるのはMAならではですね。

小池:当社のお客様でも、MAを導入してエンドのお客様のWebコードを把握できるとアポ率が上がるという声があります。SATORIさんは、いかがでしょうか?

豊川:当社でもISがアプローチするリストの優先順位を決めています。「料金表を5日以内に2回以上閲覧していて、なおかつ他社との比較ページを7日以内2回以上閲覧している」など、ホットリードと定義するWebページの閲覧条件がいくつかあるのですが、それらをMAに設定しておいて、条件を満たすとISの担当者へアラートが出るようにしています。日々、アラートの出たリードへ優先して対応しています。

当社のお客様の事例なのですが、営業担当の方に、契約後のお客様が検討時に欲しがった資料をヒアリングしてみると「比較表」という答えが多かったので、グローバルメニューに比較表ページへの導線を設置しました。

こういった「このページを見ているリードはアポが取れる」というコンテンツを弊社ではキラーコンテンツと呼んでいますが、キラーコンテンツとその他のリストへコールした結果を比較すると、アポ率はキラーコンテンツの方がおよそ8倍高くなるという成果を出しています。

②自社キラーコンテンツによるあぶり出し(事例)

それ以外に、私自身の経験で「スーパーキラーコンテンツ」というものがありまして(笑)。他社のメディア記事で「MA比較○選」といったコンテンツなのですが、それと当社の料金表の両方を閲覧しているリードは、一定期間でアポ率が8割という奇跡的な数値を叩き出したこともあります。このように外部のコンテンツもうまく活用しながらMAでホットリードを抽出するという使い方もできます。

小池:コンテンツ自体ももちろん重要ですし、コンテンツが閲覧されているかどうかを把握することも重要で、MAならそれができるというわけですね。

Mtameさんのように、月間700リードも獲得できていればそこでCookieが取れるわけですが、Cookieが不明な保有リストにアプローチする場合、メール内のURLがクリックされるとCookieの紐づけができるので、クリック数をKPIの一つにしているISもよくあります。そういった手法や目標が可能なのもMAならではです。

ここで、会場からの豊川さんご指名で質問が届いています。

「コールNGからのメールアポ獲得には、どのような工夫をして取り組みましたか?コールNGになるとあきらめていたので、秘策を伺いたいです」とあります。

豊川:資料請求などのアクションがあったリードはホットなので、皆さんも必ずコ-ルするでしょう。ただ、いまは携帯電話だと固定電話からの電話に出てもらえなかったり、会社によっては秘書サービスを利用していて、かけても担当者につながらなかったりということも多いです。何度かけてもつながらないと「コールNG」をつけることになります。そういったリードには“メール” という手段を活用して、ホットなうちに資料などの追加情報を送付するなどきめ細やかに対応されている会社も多いと思いますが、MAがあれば、それをシナリオ機能で簡単に仕組化できる点がメリットです。

⑩コールNGからのメールによる商談アポ獲得

当社の場合、「3回電話がつながらなかったらフォローメールのシナリオ発火させる」といった施策を、MAを活用して運用しています。電話がつながらなかった相手にメールでフォローの連絡することは、当たり前のことともいえますが、限られた時間やリソースの中でISが負うべきKPIを達成するためには、“たったの1分”でも貴重なはずです。きちんとこのような作業を仕組み化していくことが1件でも多くの商談や契約創出につながっていくと思います。

また、実際に弊社が本施策を1ヵ月実施したところ、送ったメールに対して自社の課題や商談の候補日時を書かれた返信メールが届くなどの反応があり、結果として“返信メールが17件、そのなかから商談が9件、受注が2件”という成果が出ています。地味な取り組みですが、ホットなリードを取りこぼさずに確実に獲得していくためには欠かせない施策だと思っています。

小池:「電話をかけて不在だったらメールを送るという手法なら、昔から行っていた」という方もいるかと思いますが、「不在をつけたらメールを送信する」というシナリオ設定での自動化や、送ったメールのURLがクリックされたか、どのWebページを閲覧してくれたかの把握はMAがないとできないことですね。

各MAの特徴は?

小池:では、ここで、各社のMAについて特徴などをご紹介いただきます。

豊川:「SATORI」を使うメリットは、リストが増える点です。一般的にリストというと展示会や資料請求のあったリード情報を指すかと思いますが、「SATORI」では個人情報を特定できている“実名”の見込顧客に加えて“匿名”の見込顧客のデータベースを持ち、アプローチできる仕組みが搭載されています。

通常のMAではメール施策がメインになるかと思いますが、それに加え、Web接客の機能やプッシュ通知配信、パーソナライズ機能まで使えるので、匿名状態のリードにもナーチャリングが可能です。

Webサイトに訪れるユーザーのうち、97%は自社に対して個人情報開示に至っていない“匿名見込顧客”だといわれています。ここにアプローチできるということは、見込顧客の母数が圧倒的に増えということです。1件でも多く商談や受注獲得したいという企業様にはぜひ取り組んでいただきたいですね。

非対応コミュニケーション

小池:Mtameさんの場合は、MAだけでなくWebサイト制作など周辺ツールもカバーしていますね。

田中:MAもISもそうなんですが、導入したての頃、ベンダーなどから「自動化した方が良いですよ」「ナーチャリングした方が良いですよ」「点数化した方が良いですよ」といわれることが多いかと思います。たしかに取り組んだ方が良いのですが、日本のマーケティング現場ではまだまだ兼任の担当者が多く、手が回らないのが現状です。

BowNowは、「リストアプローチをどう最適化していくか」「いかにアツいリードを簡単に抽出するか」という2つの観点で作られたMAです。

MA導入当初は、保有しているリードの検討レベルがわからないので、リードへのメールは一斉配信が多くなります。その中でアツい動きをしているリードを抽出し、営業やISが電話することで受注につながるのですが、検討レベルが低いリードはマーケが育成するというシンプルなリストアプローチができることが重要です。

営業とマーケそれぞれの観点でアツさの定義を見直したり試したりするために抽出条件をいかに簡単に変更できるかにもこだわっています。

営業担当者やマーケが「この条件の方がアツいんじゃないか?」と思い立ったときに、後から条件を書き換えて抽出し直せます。

先ほどお話したような「このページを閲覧している」という条件のほか、メール内のURLを何回クリックしてくれているか、といった行動の条件と別軸で、企業のポテンシャルで条件設定をしてリードを抽出できます。

アツさの定義をリアルタイムに変更しながら、アツいリードは

ISやFSがアプローチして、それ以下はマーケが育成するというリストのマネジメントがしやすいUIになっています。

BowNow:日本のマーケに合わせた活用ステップ

小池:わかりやすい画面ということですが、お客様によっては「それでも、わからない」ということもあるかと思います。そのあたりのフォローもしていただけるんですか?

田中:はい。そのまま使えるテンプレートも用意していますし、CSに力を入れています。BowNowを使って、どういった目標をいつまでにどんな方法でやりましょうというところまで無料サポートを提供しています。また、有料サポートでは、実際にお客様企業のなかに入って、誰にどんなトークスクリプトを使ってISを実施するかというところまでサポートします。

小池:サポートは遠隔ですか?それとも、対面ですか?

田中:無料サポートの場合は遠隔です。勉強会にお越しいただければ、対面でも対応させていただいています。

小池:シャノンさんは、この世界では老舗ですが、どういった特徴をお持ちですか?

村尾:詳しくは、この後、ブースに来ていただきたいのですが(笑)、大きく2つの特徴があります。一つは、デジタルとアナログの融合です。MAでシナリオを設定する際に、たとえば「メールを送って3日間クリックされなければDMを送る」という具合で、紙のDMもメールと同じようにシナリオを使って印刷から発送まで自動化されます。

MARKETING PLATFORM

もう一つは、当社では「リード管理」と「企業管理」の2つの軸を持っていることです。企業様によっては、ターゲットがニッチだったりインバウンドとなじまなかったりということもあります。そういったときに、保有リストや購入した企業リストなどをインポートして、「まだリードではないけれどターゲット企業だ」というところへDMを送るといった施策の管理が行えます。そのなかから、Webサイトに訪れた企業があれば、IPアドレスからログが取得できます。そこからさらに、A/Bテストを行ってDMをブラッシュアップすることも可能です。

小池:ありがとうございます。当社でよくご案内しているセールスフォースさんもそうなんですが、MAがだんだんCRMの機能を持ち始めていると感じます。外資系MAにはない強みはどんな点でしょうか。

村尾:シャノンでは、ユーザー会を開催しているのですが、ユーザーの皆様からいただいた声を製品に反映しながら開発を進めているという点が大きいです。先ほどご紹介した「企業管理」の機能もユーザーの声から生まれました。

【質疑応答】来場者からの質問に国産MAツールベンダーが回答

小池:最後に、会場にお集りいただいた皆様から寄せられた質問のなかで、「いいね」が多かったものにご回答いただきます。

「リード創出件数を目標にすると受注件数が下がり、売上額を目標にするとリード創出件数が落ち、バランスに悩んでいます」という質問が届いています。

豊川:獲得目標のリード数や契約数を追いかけることは大事ですが、結局はその間が重要で、一番難しいところだと思います。当社ではリードの「転換率」の改善に注力し始めました。当社の現時点の改善策として、当たり前ですが「リードナーチャリングをもっと手厚くしていく」という方向です。

豊川 瑠子氏(SATORI株式会社 マーケティング営業部 マーケティンググループ グループ長)

豊川 瑠子氏(SATORI株式会社 マーケティング営業部 マーケティンググループ グループ長)

小池:施策ごとに、リード創出目標件数は変えていますか?

豊川:施策ごとというよりはクオーターや年間で目標を定めていました。たとえば、展示会施策やイベント経由でのリード獲得数からの受注転換率は1桁だったのですが、これを2桁に改善すべく、コンテンツももっと充実させたいと考えています。

小池:Mtameさんは、月間獲得リード数が700件ということですが、受注率や転換率もマーケやISとして目標を掲げているのですか?

田中:チャネルや中間コンバージョンごとに目標設定をしています。それに加えて当社では、FSの空き具合で質と量をコントロールしています。FSのリソースが空いていれば、多少質が低くても数を供給ますし、リソースが少ないときは質を重視して供給量をコントロールします。リソースやアポ質は定期的にミーティングで確認しています。

村尾:当社の場合は、『THE MODEL(ザ・モデル)』(福田 康隆著)に基づいています。リードからの転換率と商談率を見ていて、ヘッドレートや初訪ロストも0にするのではなく20~30%は許容しながら、細かく率の目標を決めて追い続けるしかないのかなと思っています。

小池:先ほどのセッションでセールスフォースさんが登壇していましたが、同社のISでは、件数も大事ですが、商談金額や受注金額を重要なKPIとして設定しているそうです。どちらかだけではなく両方追うというのが正しいのかもしれません。

「ISのリソースが潤沢なため、MAを導入しているもののナーチャリングであたためるまでもなく、全件にアプローチしてしまっている。この状況でもMAをうまく活用する方法は?」という質問が届いていますが。

村尾:素晴らしい環境ですね。中長期的に「半年後・1年後に受注する」という前提であたためた結果としての目標値を設定するとMAの活用につながるのではないかと思います。

あとは、BDR、アウトバンドに近いところからアプローチを進めることにチャレンジされると良いのではないでしょうか。

小池:アウトバンドは少し大変な仕事になりますが、ポテンシャルが高い企業も多いので、ぜひ取り組んでみていただきたいと思います。

田中:いまお話があった通り、アウトバンドは大事です。ただ、エンゲージメントも大切で、ヘタなテレアポをたくさんしてしまうと嫌われてしまうので、自社のテレアポの質が低いのであれば、無理に取り組まない方が良いかもしれません。

BDRの組織を強化したいなら営業力と行動量が重要になるし、SDRを強化したいならマーケ力と情報資産が重要になるので、自社ではどちらを強化したいのかを考えてリソースを振り分けると良いと思います。

SDRとBDRについて

小池:あっという間の60分間でした。ご来場の皆様も感じられていると思いますが、今後、ISに取り組まないという選択肢はないでしょうし、そのときに何らかのMAは必要になると感じました。

皆さん、ありがとうございました。

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Mon, 08 Jul 2019 10:00:00 +0900
<![CDATA[インフルエンサーマーケティングの成功事例と失敗しないための方法]]> https://mtame.jp/social/influencer_marketing_case

数年前に登場した「カリスマブロガー」に始まり、現在ではYoutuberやインスタグラマーの影響もあって定着してきた感のある「インフルエンサー」の存在。

インフルエンサーマーケティングに関する情報も充実してきて、実際に取り組んでいる企業も増えてきています。今回は、実際にインフルエンサーマーケティングで効果を上げた成功事例をご紹介するとともに、インフルエンサーマーケティングにおける失敗を回避するためのポイントを解説します。

関連記事はこちらをご覧ください。

1.インフルエンサーマーケティングとは?

今さらですが、インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーにSNSなどを通して商品・サービスを紹介してもらうプロモーション手法のことです。

1-1.インフルエンサーとは?

では、インフルエンサーとは何かというと、SNSやブログなどでのフォロワー数が多く、投稿内容が大きな影響力を持つ人のことです。ブロガーやYoutuber、インスタグラマーなど、SNS上でフォロワー数を増やし有名になった人を指します。

何十万、何百万とフォロワーを持つ知名度の高いインフルエンサーがいる一方で、フォロワー数は一万に満たなくてもニッチなジャンルなどでフォロワーを抱える「マイクロインフルエンサー」もいます。

1-2.フェイクインフルエンサーにご注意!

インフルエンサーの条件としてフォロワー数の多さが挙げられますが、なかには、フォロワー数を水増しするためにフォロワーや「いいね!」を購入している「フェイクインフルエンサー」もいるため、注意が必要です。

フェイクインフルエンサーのフォロワーは偽アカウントやボットであるため、当然ながらインフルエンサーマーケティングを行ったところで効果は望めません。

知名度の高いインフルエンサーへの依頼ではない場合、フォロワー数に対してコメントが極端に少ないケースなどではフェイクインフルエンサーを疑ってみた方が良いでしょう。

2.なぜインフルエンサーマーケティングが効果的なのか?

実際にインフルエンサーマーケティングで効果を上げた成功事例をご紹介する前に、商品・サービスのプロモーションにインフルエンサーマーケティングがなぜ有効なのか、その理由を考えてみましょう。

2-1.企業からの公式な情報はユーザーには「広告」として映る

TVCMでもWeb広告でもそうですが、基本的に消費者はできる限り「広告」を見たくないと思うものです。かつてはTVCMが流れる数分が「トイレタイム」とよばれ、現代では幼児ですらYoutubeの「広告をスキップする」ボタンをためらいなく押しています。

企業アカウントの投稿も、ユーザーにとっては広告に準ずる情報であり、企業や商品・サービスの「建前」でしかないことは見透かされています。

2-2.フォロワーにとってインフルエンサーは「信頼できる知人」

ところで、モノがあふれる現代において消費者は買い物をする際に「数ある候補のなかから一番良い(もしくは自分に合う)モノを選びたい」と考えます。本来なら、正しく比較検討するには、そのジャンルに該当する商品やサービスをすべてリストアップし、すべての商品についての口コミをチェックしたり自分が重視する項目を比較したりなどを行う必要があるはずです。しかし、実際にそれができる人はごくわずかでしょう。

賢く買い物をするには、理屈で選ぶ必要があります。ところが、実際には人は感情で買い物し、理屈で正当化するといわれています。感情で買い物をしても失敗したくない消費者が参考情報として選ぶのが、「信頼できる知人からのおすすめ」なのです。
そして、自分が好きでフォローしているインフルエンサーは、身近で信頼できる存在であり、特定のジャンルに詳しい専門家でもあります。

3.インフルエンサーマーケティングの成功事例

インフルエンサーをキャスティングする企業も増え、これを利用してプロモーションを成功させる企業も現れています。今回は、インスタグラム、Youtube、中国のSNS「Weibo」のインフルエンサーを活用して成果を上げた事例をそれぞれご紹介します。

3-1.【インスタグラム】「いいね!」数:6,962件(クリスチャン・ディオール×古川貴絵)

フランスのファッションブランド「クリスチャン・ディオール」の発売前の香水を、ファッション誌「ViVi」の公認インフルエンサーの一人である古川貴絵さんがインスタグラムに投稿してPRしています。古川貴絵さんのフォロワー数は13万4,000人(2019年5月時点)。

古川貴絵さん インスタグラム

画像引用元: 古川貴絵さん インスタグラム

コメント数は少ないものの、6,962件(2019年5月時点)の「いいね!」を獲得しており、良いPRになっているといえます。

3-2.【Youtube】コメント数:9,936回(AWA×UUUM)

株式会社サイバーエージェントが提供する音楽配信(ストリーミング)サービス「AWA」は、HIKAKINや、はじめしゃちょーといった人気Youtuberが多数所属するUUUMとタイアップしています。

YouTuberが1週間、毎日日替わりで愛する音楽を語り尽くす「AWA music week」を企画。

好きな曲熱唱してみた!ヒカキンオススメ曲紹介!【AWA】

タイアップ動画を制作したのは、HIKAKIN、はじめしゃちょー、SEIKIN、PDS、PDS、アバンティーズ、AmiBeautyTV。7つの動画の総裁整数は531万1,890回、いいね数は4万4,089回、コメント数は9,936回をマークしています(2015年8月時点の数値)。
サービスの認知としては大成功といえる事例でしょう。

3-3.【weibo】1日半で商品が完売(エテュセ×大佬甜er)

中国ではYoutubeやTwitter、インスタグラムといったSNSの利用ができないため、中国人消費者にインフルエンサーマーケティングでアプローチするには、中国版SNSを活用する必要があります。なかでも「weibo」はもっとも利用者が多いといわれています。

資生堂グループでスキンケア、ベースメイク、ポイントメイク化粧品を展開するエテュセでは、中国に向けた越境プロモーションのため、動画サイトを活用したインフルエンサーマーケティング施策を行い、成果を上げました。

1回目は2017年、マスカラ「ラッシュバージョンアップ」の売り上げを15倍に延ばすことに成功し、2回目の2018年は、部分用化粧下地「オイルブロックベース」の商品販売ページへのUU(ユニークユーザー)数を10倍に伸ばしました。さらに、用意していた在庫を1日半で完売しました。

タイアップしたインフルエンサーは大佬甜erさん。weiboでのチャンネル登録者数は341万人以上(2019年5月時点)。メイク、ファッション、旅行などの動画を投稿する一方、実店舗を持ちコスメ販売も行っています。

大佬甜erさん  weibo

画像引用元: 大佬甜erさん  weibo

4.インフルエンサーマーケティングで失敗しないために

インフルエンサーマーケティングを成功させるための企画は、商材やターゲット、目的により異なりますが、「これをしてしまうと失敗する」という注意ポイントを回避すれば、最低限、大コケしなくて済むはずです。

4-1.ターゲット層とフォロワーがマッチしないインフルエンサーにキャスティングしてしまう

ほかの広告手法とも共通していえることですが、そもそもそのプロモーションがターゲット層にリーチできなければ、広告費をかける意味がありません。

インフルエンサーマーケティングの場合、錯覚しがちなのが「フォロワー数が多ければ多いほど、効果が出る」と考えてしまうこと。もちろん、フォロワーの大多数がターゲット層とマッチしていればその通りなのですが、ズレていれば効果は出ません。
また、そもそもそのSNSの利用者にターゲット層が含まれているのかという前提条件も確認しておく必要があります。

また、そもそもそのSNSの利用者にターゲット層が含まれているのかという前提条件も確認しておく必要があります。

4-2.投稿内容やクリエイティブを細かく指定する

通常の広告であれば、広告代理店に対しクリエイティブについて細かく指定したりチェックすることもあるかもしれません。しかし、インフルエンサーマーケティングにおいては、企画やクリエイティブに関して、インフルエンサーに任せるべきです。

細かく指定したいのなら、インフルエンサーマーケティングではなくSNS広告を出せば良いのです。フォロワーは、そのインフルエンサーの投稿内容が好きでフォローしているため、普段の投稿とカラーが異なる投稿に対して好感は抱きにくいと考えてください。交換を抱きにくいばかりか、広告色が強いとフォロワーに反感を持たれかねません。「タイアップ投稿が多すぎる」という理由でフォローをやめてしまうユーザーも一定数いるのです。

プロモーションの目的を伝え、NG事項があればそれを含まないことを条件に、なるべくインフルエンサーの裁量に任せるかたちでクリエイティブをつくってもらいましょう。

4-3.投稿回数が少ない

1回や2回だけの投稿でその商品やサービスが取り上げられても、フォロワーは、本当はインフルエンサーがその商品・サービスを気に入っているわけではない、タイアップでお金をもらっているから紹介しているだけだと判断するでしょう。

上でご紹介した事例の2つ目「AWA music week」のような、イベント的な投稿の場合は別ですが、数ヵ月~1年といった長いスパンでプロモーションを計画することをおすすめします。

5.まとめ

SNSマーケティングの手法の一つとして定着してきたインフルエンサーマーケティング。これから取り組もうと考えていらっしゃるマーケターの皆さまのご参考になれば幸いです。

当社でも、AIを活用したインスタグラム運用のコンサルティングを行っております。インスタグラムの運用にお悩みの企業様は、ぜひ一度、ご相談ください。

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Mon, 08 Jul 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[営業リストを購入するときの注意点!リードが少ないからって安易に購入するのは失敗の元]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/List_purchase

 

1.保有リストがないとマーケティング施策が回らない

最近では、日本でもMA(マーケティングオートメーション)によって顧客を創出・発掘する企業が増えてきました。
MAでは、デマンドジェネレーション(見込み客を段階的に、集める→育てる→選別する)の考え方のもと、リードを段階的に育てていく必要があります。

具体的には、見込み客がとった行動をもとに、段階にあったコンテンツの配信などをすすめ、興味・関心を高めていくのですが、最終的にホットリード(もっとも見込み度合いの高い層)に行きつくまでには、多くの分岐点があります。
そのため、ある程度の数のリードを確保していないと、最終的にホットリードにたどり着く数はごくわずかになってしまいます。
つまり、母数となるリードの数が多くなければ、マーケティングの施策は回らないのです。

一般的に、高度なMAツールを導入して、リードの育成・選別を自動化するメリットを得られるようになるには、3万件以上のリードが必要と言われています。リードの母数がたまる前にMAで自動化しようとしても、MAツールの運用コストや、かけた工数分の商談を創出することはできないからです。
そのため、十分なリードがたまっていない段階では、ツール導入ではなく、まずリード獲得にコストをかける方が重要です。

※MAのリード抽出の考え方や、ホットリードを1件抽出するのに必要なリード数の算出の仕方は、エムタメ!の過去の記事で詳しく解説していますので、下記をご覧ください。

過去記事

2.しかし、リスト購入には注意が必要!

リードの母数の重要性がわかったところで、「どうすればそんなにたくさんのリードを集められるのか」という疑問がわいてきます。リード収集の方法は、一般的には、テレアポやセミナーの開催、展示会への出展、運営しているWebサイトのSEOやWeb広告、外部メディアへの露出などで、自社の商品・サービスに少しでも興味を持つ見込み客の情報を地道に集めていく必要があります。

しかし、ご存じのように、これらの施策は、時間もコストもかかります。そのため、「見込み客に近い」リストを業者から購入することは、一見リードを簡単に増やす近道のように思えます。しかし、安易に営業リストを購入してしまうと、せっかくの育成・選別の循環を崩してしまうことにもなりかねません。次の項目では、リストを購入する際のチェックポイントをご紹介します。

3.営業リストを購入する際のチェックポイント

3-1.取得できる情報の項目

有料で販売されている営業リストのラベル項目は、会社名、電話番号、FAX番号、役職、住所、業種、従業員数規模、資本金規模、売上規模、設立年などが一般的です。
MAにとって、これらの情報項目はセグメントの重要な要素となるため、どの項目が含まれているかは必ず確認が必要です。

3-2.業種区分が配信したいセグメントと合致するか

商品・サービスによって、アプローチしたいセグメントは異なります。

例:役職(部長以上)、地域(東京の会社)など

購入するリストの項目の分け方が、自社が行いたいセグメントの内容と合致するか、事前に確認しておかなければ、後々、思い通りのセグメントができずに苦労することになります。

3-3.更新時期

購入するリストのデータが、どのくらいの頻度で更新されているのか、どのタイミングで収集した情報なのかを確認します。
データ古いと、退職や異動などで情報が変わっており、クレームのもとになる可能性があります。

3-4.価格

項目数やボリューム、対象者の役職などの条件によって価格が変わるのが一般的です。
見積もり内容に漏れがないのか、本当にそのボリュームで足りるのか、見積もり項目を検討してください。

3-5.データ収集元が明らかか

万が一、リストの対象者から開示請求があった場合には、合理的な範囲で対応しなければなりません。
その際は、公になっている情報(プレスリリースやサイトでお問い合わせ先として情報を掲載している等)以外、個人情報を獲得した経緯なども確認しなければなりません。
また、取得の際に「利用目的について同意を得ているか」も重要な内容です。昨今、個人情報の取り扱いは、非常に重視されているため、販売業者が、個人情報の取得条件について、明確な説明をしているリストが安全です。

例えば、イベント申し込みリスト(申し込み時に利用規約に同意しているもの)、セミナー・展示会で同意を得たものなどがいいでしょう。

4.まとめ

リード情報は、マーケティング施策の土台になるものであり、適切に収集しなければ、せっかく多くの工数をかけて育成しても、無駄が生まれ、非効率になってしまいます。また、個人情報の取り扱いなど、コンプライアンスを遵守することも必要です。

リード母数の大切さに意識を置きつつ、適切な方法でリードを増やしていくことを心がけましょう。

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Fri, 05 Jul 2019 00:05:00 +0900
<![CDATA[取材先が簡単に見つかる「Look Me(ルックミー)」を使ってみた!]]> https://mtame.jp/content_marketing/lookme

オウンドメディアやビジネスブログなど、自社でメディアを運営している方であれば、記事ネタを増やしたい!という想いは常にもっているはず。
他社のメディアで見るような取材記事を掲載してみたいけど、取材先はどうやって見つければいいの?どうやって交渉したらいいの?と悩まれている方もいるのではないでしょうか。

今回の記事では、「取材されたい人」と「取材したい人」を結びつける取材マッチングサービス「Look Me(ルックミー)」をご紹介します。

1.そろそろ自社メディアに取材記事もアップしたい!

Webメディアのコンテンツとして、取材記事はとても魅力的です。

オウンドメディアやビジネスブログの記事ネタは、商品・サービス・技術の解説記事、リリース情報、まとめ記事、事例紹介などが一般的です。しかし、自社の中からだけネタを探していると、コンテンツの中身が自社の商品・サービスに偏りがちになり、幅広い読者を集めることは難しくなります。

しかし、関連する業界人・著名人への取材記事や、関連するイベントのレポートなど、周辺の情報を取り込むと、メディアが扱う情報が一気に充実してきます。また、業界のキーパーソンなどは注目度が高く、自身のSNSなどを運営している場合も多いため、自社のメディアに新たなユーザーを呼び込むきっかけにもなります。

参考記事:

2.でも、取材先ってどうやって見つけるの?

出版社など、広く一般に向けて発行するメディアでは、編集者のコネクションや、対象者への交渉で取材を決めることが一般的です。しかし、企業メディアや、小規模なメディアでは、リソース不足や「やり方がわからない」などで、取材先を見つけることが難しいことも多いのではないかと思います。

そんな悩めるメディア運営者が使ってみたい、ユニークなサービスが「Look Me(ルックミー)」です。

3.「Look Me(ルックミー)」で取材先を見つけよう!

LookMe WEBsite TOPページ

画像引用元: Look Me ウェブサイト

3-1.「Look Me(ルックミー)」とは?

「Look Me」は、株式会社ヒトコトが運営する、取材マッチングサービスです。

「革新的なサービスを生み出したり、ユニークな活動をしたりしている人」と「メディア運営をしている人」をつなぎ、「実はすごい人」にスポットライトをあてることをコンセプトとしています。

取材されたい人は、Twitterのアカウントを通して、プロフィールを登録することができます。

【Look Me】https://lookme.me/

3-2.取材先の探し方

「取材したい人」は、「Look Me」に登録されている「取材されたい人」のプロフィールを、登録なしで見ることができます。

気になる対象者を見つけたら、TwitterのDMを送り、交渉します。取材条件の交渉は、自身で行う必要があります。

 

 

まず、「Look Me」で興味のある分野を検索します。今回は「マーケティング」と検索します。

 

Look Me

 

 

すると、登録されているユーザーの中から「マーケティング」に関わるインタビューされたい方が表示されます。

 

取材されたい人

 

 

その中から気になる人を選んで、条件などを確認してTwitterのDMを送ります。
そのあとはTwitter上で取材交渉をしていきます。

 

プロフィールページ

 

現時点で、「Look Me」に「取材されたい」として登録している人は、SNSを通して情報を発信しているクリエイターや起業家などが多い印象です。
「Look Me」は、あくまで取材先探しの入口を提供しているサービスのため、「自社のイメージや方針に合うか」などは、メディア運営者が責任をもって判断する必要があります。

また、のちのちトラブルにならないよう、「掲載期間」「SNSによるPRの有無」「報酬の有無」「写真掲載(顔出し)の可否」など、コンテンツ掲載に必要な条件は、メディア運営者自身が事前にきちんと確認しておきましょう。

4.まとめ

メディア運営者にとって、日々の記事ネタ探しは、頭を悩ませるものです。

「Look Me」のような、新しい・ユニークなサービスをうまく使って、自社メディアのコンテンツをさらに充実させられるといいですね!

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Fri, 05 Jul 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[インサイドセールスの参考本、おすすめ4冊を紹介します!]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/inside_sales_reference_book

フィールドセールス(外勤型の営業)とマーケティング部門の間に立ち、潜在的なお客様を育てていく「インサイドセールス」。
近年注目されるこの新しい営業手法を、これから取り入れようと思っている方、勉強をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、インサイドセールスの知識を学ぶためにおすすめの書籍をまとめてご紹介します。

1.インサイドセールスとは?

「インサイドセールス」は、電話やメール、チャットなどを活用し、非対面のコミュニケーションで行う営業施策です。
インターネットの普及や情報活用型の社会の発展により、顧客はなにを買うにも「まず検索」して、自分で調べるようになりました。
そのため現在では、昔からの手法である「テレアポ」や「飛び込み営業」「リスト購入」など、一方的なプッシュ型の営業は通用しなくなってきています。

また、クラウドの発展により、SaaS型のサービス(ベンダーのサーバーで管理されているアプリケーションを、利用料を支払い、インターネット経由で使用するサービスのこと)が普及しました。
これにより、サービスを提供する企業は、検索で興味をもった潜在顧客を、時間をかけて育て、契約に導く施策が必要になりました。
このような背景から、従来の外勤型の営業と、見込み顧客の情報(リード)を集めるマーケティング部門の間に立ち、顧客を育てて橋渡しをする役割(=インサイドセールス)が重視されるようになってきたのです。

しかし、インサイドセールスは、まだまだ日本での成功事例が少なく、これから取り入れたいと考えている方にとっては、勉強機会が少ないのが現状です。
そこで、今回の記事では、インサイドセールスの知識を身に付けるのに役立つ書籍をご紹介します。

インサイドセールスを交えたフロー図

『THE MODEL(ザ・モデル)』

マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス

著:福田 康隆 出版:翔泳社(2019年1月発刊)

「顧客の購買プロセスの半分以上は、営業に会う前に終わっている」

インターネット、スマートフォンの普及により、消費者・企業の購買行動は大きく変わり、この変化に対応するために「マーケティング→インサイドセールス→営業(フィールドセールス)→カスタマーサクセス」という分業体制が生まれました。

その原点が、セールスフォース・ドットコムの営業スタイルを整理・体系化した「The Model」といわれています。オラクル社、セールスフォース・ドットコムでSaaSビジネスの成長を後押しし、マルケト日本法人の代表として変革を実践した福田康隆氏が、この「モデル」が生まれた経緯から、現状に合わせた新たなプロセスの全体像を解説。分業のその先の「共業」体制である、新たな「レベニューモデル」を提案しています。

詳細では、SFA、MAツールの運用の基本から、マネジメント層が注目すべき指標、営業担当者のメンタルや行動の理解、部門間の調整の仕方などもわかりやすく解説。「インサイドセールス」「カスタマーサクセス」などの新たな組織については、マーケティングや営業などの全体像を踏まえた、オペレーションのポイントを解説しています。

【THE MODEL(ザ・モデル) 目次の一例】

第1部 アメリカで見た新しい営業のスタイル

 第1章 マーク・ベニオフとの出会い

 第2章 営業のプロセス管理

 第3章 「ザ・モデル」のその先へ

第2部 分業から共業へ

 第4章 2つの変化

 第5章 分業の副作用

 第6章 レベニューモデルの創造

第3部 プロセス

 第7章 マーケティング

 第8章 インサイドセールス

 第9章 営業(フィールドセールス)

 第10章 カスタマーサクセス

引用元:THE MODEL(ザ・モデル)特設サイト

『インサイドセールス 究極の営業術』

最小の労力で、ズバ抜けて成果を出す営業組織に変わる

著:水嶋 玲以仁 出版:ダイヤモンド社(2018年12月発刊)

Dell、Microsoft、Googleなどのグローバル企業で20年以上に渡り、インサイドセールスの実務を経験してきた著者が、インサイドセールスの組織の立ち上げから実践にいたるまでのノウハウを解説しています。

同書では、インサイドセールス部門立ち上げ時には、「アジャイル型」(ソフトウェア開発の手法のひとつで、細かくテストと改善を繰り返しながら徐々に完成形に近づけていく方法)の組織運営することを推奨。そのためには、一人ひとりの小さな気付きを、クイックに改善していくことが必要で、一つのチームを少人数で編成し、分け隔てなく意見を交わせる雰囲気づくりをしなければならないと説いています。

セールスフォース、マルケト、ユーザベース、ベルフェイスなど、インサイドセールスの先駆者たちの事例が豊富に掲載されているところも特徴です。

【インサイドセールス 究極の営業術 の主な内容】

  • グーグルでの「インサイドセールス」キーワード検索数はここ3年で約7倍
  • 仕組みだけでなく、協創と自律性を重んじる組織づくりも重要
  • 「小さなチーム」にすることで、メンバーの自律性を高める
  • PDCAを素早く回し、時代と顧客の変化に柔軟に対応する
  • 1on1で自走できる人材を育てる
  • 正しいKPIマネジメントの在り方
  • BANTの上手な聞き出し方
  • インサイドセールス導入は、究極の働き方改革

引用元:インサイドセールス 究極の営業術(amazon)

『デジタルインサイドセールス』

最新テクノロジーによる法人営業改革の実践

著:吉田 融正 出版:ダイヤモンド社(2017年12月発刊)

日本におけるインサイドセールスの普及に早期から取り組む著者・吉田融正氏が、インサイドセールスが必要とされる社会背景から、導入ステップ、実践方法までを解説しています。とくに、MAやCRM、SFAなどのデジタル技術を駆使したインサイドセールスの重要性を説いており、それぞれのツールの役割や活用法を詳しく記しています。

また後編では、「インサイドセールスの導入に関するガイド」とし、インサイドセールス組織立ち上げ時に必要な、用語解説からPDCA計画の立て方までが体系的にまとめられており、コンサルティング会社のノウハウを一望できる内容となっています。

【デジタルインサイドセールス 目次の一例】

第一章 進化するインサイドセールス

 1.欧米諸国におけるインサイドセールスの進化

 2.日本における必然性の高まり

 3.日本でもインサイドセールスの認知が向上、法人営業改革が始まっている

第二章 インサイドセールス導入の全ステップ

 1.インサイドセールスを導入するための世界基準

 2.インサイドセールスの成否を分ける「セールスモデルの策定」

 3.インサイドセールスの仕事は顧客のニーズを引き出すこと

引用元:デジタルインサイドセールス(amazon)

『インサイドセールスの実務』

売上を3倍に増やす驚異の営業支援システム

著:沼澤 拓也 出版:東洋経済新報社(2013年4月発刊)

インサイドセールスコンサルティング会社である株式会社ピー・ディー・アールの代表取締役であり、一般社団法人インサイドセールスコンソーシアムの代表理事を務める沼澤拓也氏が著したインサイドセールス本。

 

2013年発刊の同書は、日本でインサイドセールスが導入されはじめた当初に発行されているだけあり、「インサイドセールスとは何か」「これまでの営業と何が違うのか」「テレアポとの違い」「インサイドセールスによる顧客醸成スキーム」など、インサイドセールスをこれから学ぶ人が、まず知っておきたい基本的な内容をおさえた1冊となっています。

【インサイドセールスの実務 目次の一例】

第1章 企業における営業の現状と課題

 ビジネスは顧客をつくることから/飛び込み訪問&テレアポへの疑問/属人的な営業手法による企業リスク ほか

第2章 インサイドセールスの特徴と仕組み

 これまでの営業と「何が」違うのか/セールスとマーケティングの関係/インサイドセールスのメソッド ほか

第3章 インサイドセールスの導入と運用

 いったいどれほどの効果があるものなのか/インサイドセールスによる顧客醸成スキーム/顧客を「個客」としてとらえる ほか

第4章 インサイドセールスの評価

 4つの評価軸/質的な評価の基準/オペレーターの評価 ほか

引用元:インサイドセールスの実務(amazon)

6.まとめ

これまで述べてきたように、インサイドセールスは、比較的新しい営業支援手法のため、少し前までは、そのノウハウを体系的にまとめた書籍も多くありませんでした。
しかし最近になって、インサイドセールスを中心に取り扱った本も増えてきていますので、新しい技術や用語をおさえたい方は、新刊をこまめにチェックすることをおすすめします!

逆に、背景や基本的な概念を知りたい方は、少し前に出版された本を読むと、「インサイドセールスとは」が端的にまとめられており、理解しやすいかもしれません。
書籍やセミナーなどをうまく活用し、インサイドセールスの知識を積極的に取り入れていきましょう。

関連記事はこちらをご覧ください。

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Mon, 01 Jul 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[BtoB企業におけるTwitterの活用方法とおすすめのアカウントをまとめました!]]> https://mtame.jp/social/Twitter

デジタル施策はBtoCの方が先に浸透しやすく、遅れてBtoBに派生するケースが非常に多いです。SNSも同様に、当初はBtoC企業の活用が主流ではありましたが、BtoB企業でも徐々に活用が増えています。

その中でも、近年Twitterの活用に注力する企業が増えてきています。そこで本日はBtoB企業のTwitter活用の方法と、おすすめアカウントを厳選して紹介していきたいと思います。

なぜTwitterがおすすめなのか

TwitterがSNSの中でも優れている点として、まずはユーザー数があげられます。ユーザー数は約4500万人となっており、フェイスブックやインスタグラムを大きく超えています。その上、リツイートによる拡散も可能なので、フォロワーが少なくても多くのユーザーにリーチが可能です。

また、フェイスブックは友達申請等、かなり内輪感が出てしまうところが、Twitterであれば気軽にフォローが可能になるため、コミュニケーションが生まれやすいという特徴があります。

これらの利点を活かして、実名顔出しでビジネス活用するユーザーもどんどん増えています。そして、個人が有名になることでその企業の認知拡大にもつながる事例も増えており、活用の幅も広がっています。

BtoB企業のTwitter活用

つづいて、BtoB企業の主なTwitter活用方法について、おすすめのアカウントを紹介しながら考えていきたいと思います。

1.公式アカウントを運用する

おそらく企業のTwitter運用と聞いてもっともイメージしやすいのが、公式アカウントの運用ではないでしょうか。大手メーカーや店舗ビジネスなどでは、情報発信や消費者とのコミュニケーションツールとしてTwitterを活用しています。

参考:シャープ株式会社のTwitterアカウント


企業の公式アカウントは単なる情報発信だけではなく、消費者に寄り添う運用が重要になります。運用者(中の人)は日頃から顧客に耳を傾け、時に親身なコミュニケーションをとる必要があります。

2.個人がSNSアカウントを運用する

BtoB企業においては公式アカウントからのバズや拡散が起こりにくい傾向があります。そんな時におすすめなのが、社員や社長がSNSを運用することです。最近もっとも流行りの活用方法が、個人アカウントを利用してビジネスに波及させていく方法です。

一人のインフルエンサーを持つ場合もあれば、全社的にTwitterに取り組みみんなで盛り上げて行く戦略もあります。例えば下記企業などは、全社的にTwitter活用に取り組んでいます。

①ホットリンク社

ホットリンク社はSNSマーケティングが事業内容なだけあり、アイコンの統一まで徹底して行なっています。セミナー集客にもTwitterを活用しており、まさに全社的にTwitterを活用している事例です。

また、現CMOである飯髙 悠太 yuta iitakaさんがジョインされた際にも、様々なメディアで話題となったようです。


②ベルフェイス社


アイコンの統一などは行なっていませんが、広報が広報資料を後悔したり、各々の社員が得意な分野をつぶやくことで、Twitterを活用している事例です。

 
BtoBのサービスは口コミやUGCが起きにくいのですが、社員一人一人の発信を通して認知度の向上やブランディングを行なっています。単なるTwitter発信以外にも、カスタマーサクセスのイベントレポートのnoteがシェアされたりなど、様々なアウトプットを社員が発信して、アテンションを増やしています。

ベーシック社

アイコンの背景色を青色に統一することで、企業としての一体感を出している事例です。社員一人一人も得意分野と個性を活かして発信を行なっています。

第一印象でどこの企業の社員かがわかるので、「最近あの企業よく見るな」「ああ、○○さんがいるあの会社か!」等々、個人と企業の相乗効果をうまく効かせている事例です。ちなみに、もともと一人の若手社員からの発案で、このような取り組みをしているとのことです。



Twitterで画像を見る



このように、企業によって活用の仕方は様々ですが、共通して言えることとしては、社員1人1人が好きでTwitterをやっていることです。逆に言えば、Twitterは強制力が生まれてはなかなか続かず、いいアプトプットも生まれないので、みんなで楽しく運用していくための雰囲気作りが求められます。

また、ここからはBtoBの業界において、個として強い影響力を持っている個人アカウントの事例をいくつかご紹介します。

sogitani / baigie inc. さん

WEB制作会社である株式会社ベイジ代表の枌谷さんのTwitterアカウントです。鋭い切り口から「WEB制作」のジャンルに限らず、「BtoBマーケティング」「デザイン」「組織論」「キャリア論」といったことを中心にツイートしています。(時々「音楽」や「動物」についてもツイートされており、人としての共感性や親近感も大事にされている印象です)

ツイート1つ1つの影響力も大きく、代表自らTwitterをフル活用している好例です。

また、noteにTwitter活用の知見をまとめており、有料ではありますが非常に有益な記事となっています。




栗原 康太 | BtoBマーケティング支援 さん

BtoBマーケティング支援を行なっている株式会社才流の代表の栗原さんのアカウントです。戦略立案から実行支援まで行なっていおり、ツイート内容もとても質が高いものばかりなので、多くの人にシェアされています。


jigen_1 さん



匿名で運用を行っているjigen_1 さんも、ビジネスのTwitter界隈ではとても有名です。正体が不明のため筆者もよく知らないのですが、噂ではバッテリー容量の94%をTwitterに使っている時期もあったとのこと。

また、少し話はそれますがjigen_1 さんは連載記事もとても参考になりますので、コンテンツマーケティングについて詳しく知りたい人には非常におすすめです。

消費行動とユーザー行動を見極めて、昨今のコンテンツマーケティングをどうしていくべきかを考える|Jigen_1さん第4弾



以上、まだまだ活用事例はありますが、筆者の独断と偏見でピックアップさせていただきました。ぜひ今後のTwitter活用の参考にしていただければと思います。

口コミ(UGC)が生まれやすいコンテンツを作る

Twitterの活用方法として最後にご紹介したいのが、で自然と口コミが生まれるコンテンツを作り出す方法です。また、コンテンツというと自社メディアや記事の作成をイメージしがちですが、他社メディアに取り上げてもらったり、日々の発信内容や自社サービスもコンテンツになることがあります。

例えば、先ほどご紹介した飯髙 悠太 yuta iitakaさんはメディアに取材されるたびに、多くの口コミ(UGC)を生んでいます。


このように、自身の発信だけではなく、第三者から自然とシェアが発生しているような状態が、もっとも拡散効果も高く認知拡大(アテンション)にもつながっていきます。

また、その際のフレームワークとしては”ULSSAS(ウルサス)”というものが非常に参考になります。今回の記事では割愛しますが、下記記事に詳しく解説がありますので、よろしければ合わせてお読みください。ホットリンク社の社員の方が書かれた記事で非常にわかりやすくまとまっています。

SNS時代のマーケティングフレームワーク、「ULSSAS(ウルサス)」とは

まとめ

いかがでしたでしょうか。冒頭でもお話しした通り、Twitterの活用に注力する企業、そして個人が年々が増えてきています。また活用の仕方においても、公式アカウントの運用だけではなく、個人と企業の相乗効果を効かせた活用が、特に増えている印象です。

その際の発信内容としては、個々の得意分野や日々の学びなど様々です。また、ビジネスの中で使用する資料や日頃からアウトプットしているノウハウ、その日の学びを流用すれば、発信そのものは負担にもならず、良質なツイートを生み出すことができます。

この機会に、Twitterの運用を企業でも個人でもはじめてみてはいかがでしょうか。そして、その際は本記事で紹介したアカウントなども是非参考にしてください。

 

合わせて読みたい:「ネット炎上保険」の保障はどこまでなのか?

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Fri, 28 Jun 2019 22:15:00 +0900
<![CDATA[【事例付き】製造業のホームページに必要なコンテンツを考える]]> https://mtame.jp/content_marketing/manufacturing

いまやBtoC企業のみならずBtoB企業においてもECサイトで製品を販売したり、SNSをマーケティングに活用することが一般的になってきました。もちろん製造業界も例外ではありません。

それに伴い、ホームページに求められる役割も、従来のように企業情報や製品情報の周知にとどまらず、各媒体のハブとしての機能やマーケティング活動のホームベースと、幅が広がってきています。

今回は、製造業のホームページの事例を紹介するとともに、成果を出せる製造業のホームページに必要なコンテンツとは何かを解説いたします。

合わせて読みたい:
ホームページ運用ノウハウ企業ブログは何を発信すべきか?中小企業のオウンドメディア活用術
コーポレートサイトに必要なコンテンツとは

製造業がホームページで成果を出すために必要なコンテンツ

見出しの内容と相反するようですが、どの企業にも共通して「このコンテンツを掲載すれば必ず成果が出る」といえるものはありません。いかに、自社の強みや、ターゲットが求める要素をコンテンツに落とし込むかがポイントになります。

たとえば、競合他社と差別化できる要素。ほかにはない技術や特許、設備機器を保有しているとか、短納期や小ロットへの対応、厳重な品質管理体制を敷いているなどがあれば、それが伝わるようなページを制作する。

ターゲットの視点を取り入れるには、既存顧客から実際にヒアリングしてみるのが近道です。「どうして当社と取り引きしてみようと思ってくれたのか?」「どうして継続的に取り引きしてくれているのか?」を尋ねてみると、自分たちでは気づかなかった自社の強みが見えてくることがあります。

たとえば、取引のきっかけとしては「地理的に自社と近い」「高齢の技術者を抱える取引先が多いなか、若手の技術者を育てているところに将来性を感じた」「社歴が長く、信頼性があった」といったことなどが、継続取引の理由としては「納品物のクオリティが高い」「細かい相談にもフレキシブルに対応してくれる」「今まで一度も納期が遅れたことがない」といったことなどが挙がってくるかもしれません。
こういった実際の顧客からの声をもとに、改めて自社のターゲット企業設定を見直してみるのも良いのではないでしょうか。

上記のように、まずは自社の強みやターゲットに関する棚卸しを行って「自社にとって欲しい見込客に魅力のあるコンテンツ」を洗い出すことを前提としつつ、製造業企業のホームページに掲載してあった方が良いと考えられるコンテンツをご紹介します。

企業情報

会社概要や企業理念、代表挨拶などは、その企業のことを知らないユーザーにとっては信頼性を推し量るために大切な情報。意外によく見られているコンテンツです。

企業情報を掲載していないコーポレートサイトはほとんど見かけませんが、あって当り前のコンテンツだけに、あまり力を入れて作っていないところも多いです。
企業情報ページを、自社とまだ取り引きをしたことがないユーザーの視点から見てみましょう。

  • 会社概要…設立年から、その企業の社歴の長さがチェックされます。一般的には、社歴が短い企業よりも長い企業の方が高い信頼性が感じられます。資本金や従業員数、グループ企業なども同様に信頼性の判断にチェックされます。

また、住所も意外とチェックされる項目。立地は工夫のしようがありませんが、打ち合わせやアフターメンテンナンスなどを考えて「自社と近い企業の方が良い」と考える顧客もいるからです。

次で紹介する「保有設備」も会社概要の項目に入れておくと、見込客の検討材料になるでしょう。

  • 企業理念・代表挨拶…その企業がどんな姿勢で事業に取り組んでいるかを見られます。新規取引に値する企業かどうかを見極められる要素です。

製造・生産設備の紹介

自社で保有している製造・生産設備について掲載することで「こんな依頼は引き受けてもらえるだろうか?」「こういった条件の製品をつくってもらえるだろうか?」といった疑問を持つ見込客に、自社の対応可能範囲を示すことができます。

見る人によっては設備投資への注力具合まで読み取ってもらえるため、会社の信頼性・安定性・将来性といった要素もアピールできるコンテンツとなります。

これを一歩進めて、自社工場の設備一式を「バーチャル工場見学」としてリッチコンテンツ化する方法もあります。自社設備の充実ぶりを前面に押し出したい企業様では検討されると良いでしょう。

保有技術の紹介

特許や独自技術などを保有していれば、掲載しましょう。

掲載目的は「製造設備の紹介」と近しく、自社の対応可能範囲を示すことと、競合他社との差別化で、ハード面ではなくソフト面の強調です。

技術情報はデリケートなため、開示できる情報は限定的になってしまうかもしれませんが、出せる範囲で記載した方が良いです。

お客様の声(事例)

すでに自社と取引がある顧客のなかでも、取引回数が多かったり大きな売上や利益をもたらしてくれている優良顧客や、自社製品のおかげで顧客自身が売上を向上させたような例があれば、取引までの経緯や実際に取引をした感想、メリットなどを取材し、写真撮影を行って「お客様の声」として掲載しましょう。

見込客は「お客様の声」を読むことで、取引を開始した後の流れがシミュレーションできますし、取引してメリットに感じていることなども実際の顧客の声なので信ぴょう性があります。さらに、何社もの「お客様の声」を掲載することが、そのまま実績にもなるため、掲載すべきコンテンツです。

そこまでできないという場合は、納品事例・製造事例として製品の用途・目的と製品概要だけでも掲載しましょう。

お問い合わせ系フォーム

最終的に、見込客からのコンタクトを得るためのフォームの設置は欠かせません。ただ、フォームとして「お問い合わせ」や「見積依頼」だけしか用意していないと、まだ取り引きをしたことがないユーザーにとってはハードルが高いものです。

そこで

  • デモ機の貸出依頼
  • 設備見学の申し込み
  • CAD図のダウンロード

といった検討度の低い段階でもコンタクトできるようなフォームを用意することでハードルを下げ、見込客の連絡先の獲得可能性を上げます。
見込客と早い段階で課題を知れば具体的な提案を行い成約につなげることもできますし、ターゲット外であることがわかれば無駄な営業コストをかけずに済みます。

【製造業のホームページ事例1】藤倉コンポジット株式会社

藤倉コンポジット

ここからは、実際に製造業企業のホームページをご紹介します。

最初に紹介するのは、工業用ゴム部品やゴルフクラブのシャフト(軸)などの製造販売を行う藤倉コンポジットのホームページです。
コーポレートサイト(https://www.fujikuracomposites.jp/)は別にあり、こちらはゴルフクラブのシャフトに特化したエンドユーザー向けの製品サイトとなっています。
ホームページ立ち上げの目的は「ブランディング」と「商品の拡販」。同社のシャフトを知らない初めて訪れたユーザーにも楽しんでもらえるよう、製品情報以外のコンテンツが充実しています。

主なコンテンツは以下の通り。

  • 製品ラインナップ
  • Fujikuraシャフトとは?
  • スペシャルコンテンツ(コーチ陣によるゴルフクラブの試打結果や製品開発秘話など)
  • ショップリスト
  • 試打会情報 など

特に、スペシャルコンテンツは動画も活用されており、掲載本数も多く、ゴルフファンなら数ページ続けて閲覧したくなるようなコンテンツ設計となっています。
韓国に代理店がある関係から、英語サイトのほかに韓国語サイトも用意されています。

【製造業のホームページ事例2】太陽工業株式会社

太陽工業株式会社

建築・土木を主事業とする太陽工業のコーポレートサイトで、ブランディングを目的としてリニューアルされたものです。同社が手がけた建築物の写真が大きく掲載され、訴求されています。

旧サイトでは、事業部ごとの事業内容や役割が明確になっていなかったとの反省を受け、リニューアル後は事業内容別のページ立てが組まれ、そこから製品詳細や用途・実績ページへの導線が設けられています。

主なコンテンツは以下の通り。

  • 太陽工業の持ち味
  • 膜の特徴
  • 事業内容
  • 製品・サービスから探す
  • 実績から探す
  • 各種サポート
  • 企業情報
  • カタログ
  • CADデータダウンロード など

特筆すべきは、自社の特色について訴求する、いわゆる「強みコンテンツ」に当たるものが2本も設けられている点です(「太陽工業の持ち味」「膜の特徴」)。同社の大型膜構造建築物は、世界でもトップシェアを持つだけあって、別角度から捉えられています。

また、製品・サービスを実績からも探せるようになっており、「各種サポート」のページが設けられています。ブランディング目的のホームページとはいえ、サービスサイトの側面も持たせて、お問い合わせにつなげています。

【製造業のホームページ事例3】株式会社タチエス

株式会社タチエス

自動車用座席を製造・販売する自動車部品メーカー「タチエス」のコーポレートサイトです。リニューアルを機に、強みや差別化を訴求できるようなブランディング目的のホームページへと進化しました。ブランドカラーのえんじ色をホームページでもバランスよく取り入れ、視覚的にも企業イメージを伝えています。

主なコンテンツは以下の通り。

  • 会社情報
  • 製品とモノづくり(製品と開発力・技術力、モノづくり体制の紹介)
  • IR情報
  • タチエスの取り組み など

ブランディングを目的としたコーポレートサイトだけあって、インタビューページなど読み物系のコンテンツが充実しています。また、沿革は単に年表形式で見せるのではなく、開発・販売製品を軸とした写真付きのコンテンツになっています。
こうしたコンテンツ設計は、業界で影響力の大きい老舗企業や大企業とマッチします。同社のホームページからも大御所感が漂います。

コーポレートサイトからは、独自の採用サイトへの導線も張られています。また、英語サイト、中国語サイトも設けられています。

【製造業のホームページ事例4】日米電子株式会社

日米電子株式会社

コンピュータ応用機器類やソフトウェアの開発・販売、通信機器の設置工事、宇宙開発事業などを手がける日米電子のコーポレートサイトです。 これから取引を開始する企業や採用への応募者に対し、同社の信頼性の高さや技術力・歴史を持っている点、ソリューションを提供してくれるという印象を訴求する目的でリニューアルされました。

主なコンテンツは以下の通り。

  • 日米電子とは
  • 事業紹介
  • 製品紹介
  • 企業情報
  • 採用情報
  • ブログ など

さらに、3つの事業部がそれぞれホームページ内にトップページ風の扉を持ち、それぞれの配下に強みページ、製品紹介ページなどを掲載しています。これは、各事業部でまったく異なる事業を手がけているため。

一方、採用は全社で一括で行われるため、採用コンテンツは共通ページで展開しています。「採用メッセージ」「数字で会社を知る」「会社を知る」「仕事を知る」「人を知る」「選考プロセス」と、かなり充実しています。

ブログページでは、各事業部名でタグ付けされた記事がアップされています。

【製造業のホームページ事例5】株式会社寺田電機製作所

株式会社寺田電機製作所

通信機器、計量器、電設資材などを開発・提供している寺田電機製作所のコーポレートサイトです。BtoB企業でありながら、一般向けに同社と製品を認知してもらうブランディングの役割も担っています。このため、トップページで「何をしている会社なのか」が一目でわかるよう、スライドでは街中やオフィス、学校の教室、自宅など身近なところで同社の製品が活躍している様子がイラストで表現されています。

ブランディングのほか、ホームページに求められている役割は「集客」と「採用」で、これらに合わせたコンテンツ設計となっています。

主なコンテンツは以下の通り。

  • 会社概要
  • 製品情報
  • TERADAができること(BtoB強み訴求コンテンツ)
  • 生活とTERADA(BtoC強み訴求コンテンツ)
  • 採用情報
  • よくある質問 など

製品情報は、分野と目的の両方から探せるようになっています。
採用情報は大手採用サイトへの入口となり、導線が設けられています。
また、カタログページからダウンロードさせる資料のうちDXFデータは会員登録が条件となっています。

まとめ

現代は「良いモノさえ作っていれば、自然に売れる」時代ではないため、製造業界もホームページを中心にデジタルマーケティングに力を入れていく必要性が高まっています。

繰り返しになりますが、上記で紹介したコンテンツ例や事例はあくまでも他社のホームページ例ですので、一番大事なのは、自社がどんな強みを持っていて、どんな企業と取引したいかというターゲット企業像を明確にすることです。

実際のホームページ構築は制作会社に任せるケースが多いかと思いますが、すべてお任せにするのではなく、自社の希望としてwebサイトの効果に対するシナリオを描いておくことが効果を出すホームページづくりにおいて重要です。

戦略を練り上げて、構築を依頼する段階になったら、当サイトのマッチングサービス(掲載無料)もぜひご利用ください。


合わせて読みたい:
ホームページ運用ノウハウ企業ブログは何を発信すべきか?中小企業のオウンドメディア活用術
コーポレートサイトに必要なコンテンツとは

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Wed, 26 Jun 2019 07:00:00 +0900
<![CDATA[インサイドセールスのセミナーページまとめ!今から勉強する方におすすめの主催会社]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/inside_sales_seminar

見込み顧客のリードに対して、電話やメール、チャットなどの内勤型のコミュニケーションで営業を行う「インサイドセールス」。BtoBマーケティング手法の浸透や、人手不足、業務効率化の必要性から、近年注目が高まっていますが、日本のビジネス界でのインサイドセールスの歴史はまだ浅く、成功例も少ないのが実情です。

今回の記事では、インサイドセールスをこれから勉強したい方におすすめのセミナーとその主催会社の情報をまとめてお届けします。

1.Mtame株式会社

Mtame株式会社 WEBサイト TOPページ

エムタメ!運営会社

無料で使えるマーケティングオートメーションであるBowNowを提供する「Mtame株式会社」。一般的なマーケティングオートメーションとは、ホットリードの抽出条件が異なり、ABM条件に沿ったアプローチが可能です。

BowNowは、新規顧客を開拓したい営業部門や、既存顧客をフォローしたいカスタマーサクセス部門のユーザーが多く、既に2,500社以上に導入されています。特に新規顧客へのアプローチ方法が学べるインサイドセールスのテーマでセミナーを開催しています。

1.ベルフェイス株式会社

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画像引用元: ベルフェイス株式会社 WEBサイト

テレビCMでもおなじみ、5秒でつながるオンライン商談システムを提供する「ベルフェイス株式会社」。無料のWeb会議システムと違い、音声は電話回線を使用しているため、音声や映像が途切れるなどのトラブルが少なく、オンラインでの商談をスムーズに行えることが特長です。

同社のサービスは、インバウンドセールスやインサイドセールスを実施する企業に多く取り入れられており、その導入実績も多数。セミナーは、ベルフェイス社が主催するセミナーと、関係会社との共催セミナーがあり、インバウンドセールスが学べるテーマも頻繁に取り上げられています。

2.株式会社FORCAS

株式会社FORCAS WEBサイト TOPページ

画像引用元: 株式会社FORCAS WEBサイト

株式会社FORCASは、ソーシャル経済メディア「NewsPicks」を運営する株式会社ユーザベースのグループ会社。データ分析に基づいて成約確度の高いアカウントを予測し、営業を効率化するクラウドサービス「FORCAS(フォーカス)」を提供しています。

FORCAS社自身がインサイドセールスを取り入れており、セミナーでは自社の取り組みや運用事例を交えてインサイドセールスの手法を解説しています。

3.株式会社ランドスケイプ

株式会社ランドスケイプ WEBサイト TOPページ

画像引用元: 株式会社ランドスケイプ WEBサイト

株式会社ランドスケイプは、高精度なデータクレンジング・名寄せができるクラウド型の顧客データ統合ツール「uSonar(ユーソナー)」を提供する企業です。 BtoB向け、BtoC向けなど、さまざまなテーマのセミナーを高頻度で開催しており、そのなかにはインサイドセールスをメインにした講演もあります。

4.SALES ROBOTICS株式会社

SALES ROBOTICS株式会社 WEBサイト TOPページ

画像引用元: SALES ROBOTICS株式会社 WEBサイト

SALES ROBOTICS株式会社は、インサイドセールス×ビッグデータ×AI で、営業活動をスマートにするクラウドサービスを展開しています。
主催セミナー、外部イベント、展示会など、さまざまな形式で情報を発信しており、インサイドセールスに関するテーマも頻繁に取り扱っています。

5.株式会社エムエム総研

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画像引用元: 株式会社エムエム総研 WEBサイト

株式会社エムエム総研は、自社で育成したBtoBマーケティング人材の派遣や、企業のマーケティング人材の教育・育成などのサービスを提供する企業です。なかでも、社内構築型インサイドセールス・サービス「INSPIDER(インスパイダー)」は、インサイドセールスチームを自社内に構築するための導入支援を行うユニークなサービスです。

セミナーは、とくに共催セミナーに力を入れており、前出の株式会社ランドスケイプともセミナーを実施しています。ツール販売企業ではなく、マーケティングスキルをもった人材の育成や、組織構築に特化した企業のため、他のセミナーとはまた違った話が聞けそうです。

6.シナジーマーケティング株式会社

シナジーマーケティング株式会社 WEBサイト TOPページ

画像引用元: シナジーマーケティング株式会社 WEBサイト

シナジーマーケティング株式会社は、CRM(顧客管理)システムや、リード管理システムなどのマーケティングツールを提供する企業です。
セミナーではインサイドセールスに関する内容を多く取り上げており、「インサイドセールス基礎講座」など、はじめて学ぶ人が参加しやすいテーマもあります。

7.株式会社ビズリーチ

株式会社ビズリーチ WEBサイト TOPページ

画像引用元: 株式会社ビズリーチ WEBサイト

人材・転職サービスを運営する株式会社ビズリーチは、自身もインサイドセールス部門を立ち上げ、営業組織を改革した経験をもつ企業です。同社は、2018年に「Future of Work」という、未来の経営と働き方を考えるプロジェクトを立ち上げていました。
同プロジェクトの実行委員会は、2019年6月5日に「Inside Sales Conference 2019」を開催。日本におけるインサイドセールスの最前線に触れられる、さまざまなプログラムが用意されています。

8.まとめ

消費者行動の変化や、人材不足が進む現在、マーケティング施策とインサイドセールスの活用は、多くの企業にとって無視できない戦略です。現時点で、すでにインサイドセールスを取り入れ、成功している企業の多くは大企業ですが、人材不足に悩む中小企業こそ、営業改革や効率化による「伸びしろ」を強く感じられる分野なのではないかと思います。

インサイドセールスはもちろん、最新のマーケティング施策や営業改革の情報を積極的に取り入れるために、ぜひセミナーを有効活用しましょう。

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Tue, 25 Jun 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[名刺を電子化する方法!無料サービスと有料サービスをご紹介]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/Computerization_of_business_cards

日々の営業や展示会で獲得したお客様の名刺情報を、きちんと活用できていますか?
ひと昔前であれば、名刺は個々の営業マンのネットワークとして、個人で管理されていましたが、現在は「名刺は会社の共有財産」という考え方が主流になっています。

見込み顧客や休眠顧客を活性化させるために、名刺データの活用は重要です。
そして、その第一歩となるのが、名刺の「電子化」です。

今回の記事では、名刺を電子化するためのサービスやヒントをご紹介します。

1.名刺を電子化する重要性

近年では、名刺管理のためのさまざまなツール、スキャナー、アプリなどが販売されています。
なぜこのように、名刺電子化ツールが増えたかというと、ビジネス環境の変化や、競争の激化により、顧客管理の必要性が高まったからです。

名刺を属人的に管理するだけでは、その名刺の情報は、営業マン個人のネットワークにしかなりません。
しかし、名刺情報をデータ化し、ツールなどで管理することで、顧客情報を社内で共有することができます。
会社が保有している人脈を共有することで、思いがけないルートが開けるなど、営業活動を活性化・効率化することができます。

また、名刺情報は、マーケティングにも活用することができます。
これまでエムタメ!でご紹介してきたように、名刺情報は、リード(見込み顧客の情報)として、メール配信、セミナー勧誘、資料提供、インサイドセールスなどを通してナーチャリング(育成)することができます。
また、既存のお客様の名刺情報は、ツールによって管理することで、引き継ぎのスムーズ化や、機会を逃さずアップセル・クロスセルにつながる提案をすることができます。

このように、名刺の電子化と管理は、今やビジネスにとって欠かせない施策です。
下記の章からは、データをエクスポートする機能の有料・無料で分類し、名刺電子化サービスをご紹介します!

2.無料の名刺電子化サービス

2-1.Wantedly People/ウォンテッドリー株式会社

Wantedly People WEBサイト TOPページ

画像引用元: Wantedly People WEBサイト

国内最大のビジネスSNS「Wantedly」の運営元である、ウォンテッドリー株式会社が提供する名刺管理アプリ。
複数枚の名刺を1回の撮影で電子化でき、電子化された情報は連絡帳に追加することができます。
プロフィール機能を使えば、つながった相手の近況(転職・昇進・異動など)が通知されるなど、個人と個人の「つながり」を重視した機能が充実。
連絡先のCSVデータ書き出し、PCブラウザからの利用にも対応しており、個人事情主や比較的小さな組織、まずは無料で名刺管理を試してみたい!という場合に向いています。

2-2.myBridge/LINE株式会社

myBridge WEBサイト TOPページ

画像引用元: myBridge WEBサイト

LINE株式会社が運営する名刺管理アプリ。スマホのカメラで名刺を撮影するだけで、OCR(文字認識技術)と、オペレーターの手作業によるダブルチェック体制でデータ化されます。
共有名刺帳機能もあり、社内での名刺情報のシェアも可能。
また、過去に交換した名刺が大量にあり、1枚1枚撮影するのが難しい場合には、名刺をまとめて発送すれば、スキャン作業を代行してくれるサービスも、無料で提供されています。
メッセージアプリのLINEと勝手に連携されることはなく、SNS機能がわずらわしいという人にも好評なようです。

3.有料の名刺電子化サービス

3-1.Eight/Sansan株式会社

Eight WEBサイト TOPページ

画像引用元: Eight WEBサイト

名刺管理のSansan株式会社が運営するアプリ。
AIと手入力を組み合わせた技術で、早く、正確に名刺を電子化できることがポイント。
スキャンしてから、手作業で入力の間違いを直すというような、手間がかかりません。
また、プロフィール機能やオンライン名刺機能もあります。
名刺データをダウンロードしたい場合には、月額480円または年額4,800円のプレミアムプランへの入会が必要です。

3-2.CAMCARD BUSINESS/ワウテック株式会社

CAMCARD BUSINESS  WEBサイト TOPページ

画像引用元: CAMCARD BUSINESS  WEBサイト

グローバルで展開される名刺管理サービス「CAMCARD」のビジネス版。
スマホのカメラで撮影してのスキャン方法以外にも、専用スキャナーでの取り込みもでき、大量の名刺にも対応しています。
オペレーターによるデータ修正もあり、正確なデータが管理できます。
また、英語・中国語などの多言語対応、Salesforceなど外部ツールとの連携、簡易SFA機能などもあり、ビジネスシーンで名刺情報を活用するための機能が充実。
料金はスタンダードプラン1,400円~です。

4.既存ツールのCSVに合わせて電子化したい場合

番外編として、既存の名刺電子化サービスではなく、個人や業務委託先に外注する方法もご紹介します。
一般的に、既存ソフトは、収集するデータの項目は固定されており、その機能の範囲でダウンロードできるデータもフォーマット化されています。

しかし、自社ですでに利用しているSFAツールやMAツールに名刺データを連携したい場合、ツールに合わせた入力項目やデータ形式にカスタマイズできた方が、効率がよい場合があります。
費用はかかりますが、名刺データをマーケティングや顧客管理に本格的に活用する場合は、下記のような選択肢もあります。

4-1.クラウドソーシングを活用する

ランサーズ、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスを活用し、個人事業主に入力作業を委託することも可能です。
ただし、入力に必要な要件の定義、入力ミスのダブルチェック、自社のセキュリティポリシーに適応できるかの確認など、管理は必要です。

4-2.業務委託を活用する

名刺電子化の業務委託を請け負っている会社に外注する方法もあります。
入力の単価は、一般的に名刺1枚20~50円程度。入力する項目数と最低発注枚数によって変わります。
Mtame株式会社が利用している委託会社は、当社のセキュリティポリシーにすべて適応している会社で、年1回調査を実施しています。
当社場合、最低1500枚・16項目で、入力単価は1枚40円です。

5.まとめ

今回の記事では、有料・無料の電子化サービスをご紹介しましたが、個人情報の漏洩は会社にとっても、個人にとっても大きなリスクとなります。
自社のプライバシーポリシーをよく確認してから、ご利用ください。

名刺情報管理は、これからのビジネスにとって欠かせない施策です。
各社のサービスをうまく活用して、顧客管理の第一歩を踏み出しましょう!

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Mon, 24 Jun 2019 00:05:00 +0900
<![CDATA[SNSで活用したい!オリジナルキャラクターの作り方と注意点]]> https://mtame.jp/social/character

いまやSNSは現代人の生活とは切っても切り離せないものになりました。公式アカウントを運用している企業も増え、SNSマーケティングが浸透してきました。

大手のBtoC企業を中心に、SNS上でオリジナルキャラクターを活用する例も数多くありますが、BtoB企業など、既存のオリジナルキャラクターを持たない企業では、なかなか踏み出しにくいマーケティング施策かもしれません。

ご存知の方も多いかと思いますが、キャラクターはSNSと相性が良く、上手に使えばターゲット層とのコミュニケーション向上に役立ちます。

ちなみに、以前の記事「 ライセンシングとは?企業がコラボすべき年代別の人気キャラクター 」でもご紹介した日本を代表するライセンサー(ライセンス使用を許諾する著作権利者)のサンリオでは、Twitterをはじめとする8つのSNSで合計40以上もの公式アカウントを運用しています(2019年5月現在)。

今回は、企業が公式アカウントを運用するなかでキャラクターを活用するメリットや、これからオリジナルキャラクターを作る企業様向けに作り方と注意点をご紹介します。

1.キャラクターをSNSで活用するメリット

「SNSとキャラクターは相性が良い」とお伝えしましたが、SNSで活用することで具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか?

メリット1:企業アカウントに対して親しみを感じてもらえる

キャラクターなしで企業アカウントを運用する場合、個人名を出さずに「企業のSNS運用担当者」「広報担当者」として発信するか、「担当の△△」というかたちで名前を出して発信するかの2パターンになるかと思います。

どちらも、メッセージの受け手が具体的な顔を思い描きづらく「よく知らない人からの情報」もしくは「○○株式会社から届くダイレクトメール」に近い印象を受け、投稿内容に親近感を覚えてもらうことはあまり期待できません。

一方、キャラクターからの投稿であれば、まずアイコンの見た目から「かわいい」「癒される」といったプラスのイメージが沸き、受け入れてもらいやすくなります。

また、キャラクター設定として、口調などを決めておけば、「企業のSNS運用担当者」として丁寧語で情報発信するよりもくだけた表現を使うこともでき、親近感を得るのに一役買ってくれます。

SNS公式アカウントに対する親近感アップは、そのまま企業そのものや商品・サービスに対する親しみにつながり、プロモーション効果が期待できます。

メリット2:キャラクターならではのサービス展開ができる

キャラクターがあると、アニメーションや動画を制作して投稿したり、LINEスタンプを制作して配布・販売したりと、キャラクターならではのコンテンツを提供でいます。

また、キャラクターに関する「クイズ」や「間違い探し」といったちょっとしたゲームや、キャラクターとの会話を楽しめるサービスなど、ユーザーとのゆるいコミュニケーションを図れる遊びの要素を取り入れたサービスが展開できます。

こうしたサービスが直接的にユーザーのニーズを満たしたりソリューションを提供するわけではありませんが、ファンを醸成し、企業との距離を縮める効果が期待できます。

また、SNSの範囲からはみ出しますが、ノベルティグッズを制作してキャンペーンを展開したり、チラシなどの印刷物にも活用できるなど横展開がしやすい点もキャラクターを持つメリットです。

メリット3:複数人数で運用してもアカウントの統一感を保てる

メリット1でキャラクターなしで企業アカウントを運用する場合、アカウントに対する親近感を持たれにくいとお伝えしましたが、なかには担当者の個性を前面に出すことで、投稿回数を重ねるごとにファンを増やすことに成功しているケースもあります。

ただ、その場合、投稿原稿作成における担当者依存度が上がってしまい、特定の運用者に負荷が集中してしまいます。休暇や急病などで担当者が不在になったり他業務で多忙になったりするとSNSも止まってしまうなど、安定した運用は難しくなってしまいます。

その点、あらかじめ決めておいたキャラクター設定に沿った内容で投稿することで、複数人数で運用してもアカウントのイメージがブレる心配がなくなり、公式アカウントの運用負荷が軽減されます。

2.SNSでのキャラクター活用事例

実際にSNSでキャラクターを活用している事例をご紹介しましょう。

BtoC

BtoC企業でSNSにオリジナルキャラクターを活用している例は数え切れません。その中から2社の事例をご紹介します。

ぴーにょ(パソナ)

株式会社パソナのフェイスブックページ

株式会社パソナのフェイスブックページより引用

人材派遣や人材紹介などの人材サービスを手がける株式会社パソナは、フェイスブック上でオリジナルキャラクター「ぴーにょ」を活用しています。

アイコンはぴーにょ。投稿写真にはぴーにょのぬいぐるみが登場。投稿はぴーにょからの情報提供という体で、語尾は「にょー」で統一されています。

ときには、ぴーにょが夏休みのため、代理で中の人が出て来て告知を行うという逆転現象も。

株式会社パソナのフェイスブックページより引用

遊び心が満載ですね。

ちなみにパソナでは、貿易、経理、秘書の各カテゴリに特化したフェイスブックページも運用しており、それぞれのアイコンがぴーにょのデザイン違いとなっています。

facebookいいね

株式会社パソナのフェイスブックページより引用

株式会社リクルートホールディングスが運営する不動産売買のポータルサイト「SUUMO(スーモ)」のSNSでは、オリジナルキャラクターのスーモと仲間たちが活用されています。

SUUMO(スーモ)

SUUMO WebサイトTOPページ

SUUM公式サイトより引用

SUUMO facebookページ

スーモのフェイスブックページより引用

SUUMO facebookページ

スーモのツイッターより引用

SUUMOではほかに、インスタグラム、LINEなどでも公式アカウントを運用しています。

マンガやクイズ、イラストなど親しみやすいコンテンツがメインで、ごくたまにイベント情報などが入ってくるというバランスで投稿されています。いかにもWebサイトへの誘導するためだけではない投稿姿勢が参考になりそうです。

BtoB

BtoB企業でキャラクターを持っていてもSNSにフル活用できているといえるところは、まだほとんどありません。そのなかでも、活用が進んでいるのがコンテンツマーケティングやSEOのコンサルティング、Webサイト制作などを手がける株式会社ウェブライダーです。「沈黙の」シリーズの書籍は、当サイトでもご紹介してきました。

株式会社ウェブライダー

株式会社ウェブライダーWebサイトTOPページ

株式会社ウェブライダー公式サイトより引用

公式サイトのトップページでもファーストビューでキャラクターが大きく表示されています。
キャラクターの名称は不明ですが、企業ミッションとして掲げる「すべての人をヒーローに!!」から作られた戦隊であることが推測できます。

ファイスブックの公式アカウントもアイコンからカバー画像までオリジナルキャラクターがフィーチャーされています。

株式会社ウェブライダーFacebookページ

株式会社ウェブライダーのフェイスブックページより引用

Twitterには公式アカウントはありませんが、代表取締役の松尾氏のアカウントでも、このキャラクターが活用されています。

株式会社ウェブライダー_代表取締役の松尾氏のTwitterページ

(松尾 茂起氏のTwitterより引用)

キャラクターから受ける印象は「力強さ」「心強さ」といったところでしょうか。コンサルティングを手がける同社のアピールポイントをうまく表現したキャラクターだといえますね。

ほかに、SNSの一部でのみオリジナルキャラクターを活用している例として、LINEスタンプを発売している伊藤忠商事株式会社の「いとうチュウ太」や、スターティア株式会社の「ビジ助くん」があり、今後のSNSでの活用が期待されます。

いとうチュウ太

いとうチュウ太 LINEスタンプ

LINE STOREより引用

ビジ助くん

いとうチュウ太 LINEスタンプ

LINE STOREより引用

どちらも、BtoCのようなかわいらしく親しみやすいキャラクターとなっています。

3.オリジナルキャラクターを作る5つの方法

すでに自社のオリジナルキャラクターをお持ちの企業様は、実際にSNS上での運用フェーズに入っていただけば良いのですが、運用したくてもまだオリジナルキャラクターを持っていないという企業様の方が多いかと思います。

ここでは、オリジナルキャラクターを作る5つの方法をご紹介します。

1.自社デザイナーに依頼する

チラシ制作やWebサイト更新など、デザインを手がける部署が社内にある場合は、デザイナーに依頼して制作することができます。

この方法でネックとなり得るのは、リソースの確保と、キャラクターを作成する目的やビジュアルイメージの共有などですが、基本的には外注するのに比べるとハードルは低いといえます。

制作コストが抑えられる点と、修正対応やバリエーション違いの追加制作などで融通をきいてもらいやすい点がメリットです。

一方、自社デザイナーが希望のテイストで描けるスキルを持っているかという点は確認が必要です。

2.担当者が自作する

マーケティング担当者や広報担当者にイラストを描くのが得意だったり、Illustratorなどのデザインソフトに精通していたりする場合は、自作するという手段が取れます。

同じ部署のため、自社デザイナーに依頼するよりもリソースを確保しやすく、納期も融通が効く方法です。

デザインソフトを保有していない場合でも、KritaGIMP といったフリーのデザインソフトを利用することができます。

イラストも描けないしデザインツールも扱えないけれど、どうしても自作したいという場合、キャラクターのタッチやデザインは制限されてしまいますが、FaceQなど無料で利用できるアバター作成アプリで作成するというのはいかがでしょうか。

手描きまではできるけれど、データ化できないという場合は、キャラクター制作の続きを外注するという方法が取れます。

3.制作会社に外注する

やはりプロに頼みたいという場合は、費用はかかりますが制作会社に外注するという方法が無難です。依頼にあたり、料金体系や過去の実績をしっかりチェックする必要があります。

自分でまったくイラストを描けない場合も、文章や似たテイストのキャラクターを提示して依頼することができますし、用途を伝えればそれに合った仕様で納品してもらえる点が安心です。

費用の相場は数万円~十数万円程度です。

4.フリーランスのイラストレーターに外注する

制作会社に依頼するより比較的安価に制作を依頼することができます。
たとえば、クラウドソーシングやスキルフリマ(例:ココナラ といったサービスでイラストレーターを見つけることができれば、かなり低額に抑えられます。クラウドソーシングのコンペ形式を利用すれば、費用をかけずにより良いキャラクターデザインを選択することもできるでしょう。

ネックとなるのは、そのイラストレーターに対する信頼性を確認しづらい点と納期。基本的には個人へ依頼することになるため、制作会社に依頼する場合と比べると契約が曖昧になる傾向があります。

また、一人で制作を請け負っているため、依頼が重なると希望納期で仕上げてもらえない可能性があります。

電話や対面など、確実にコンタクトを取れるイラストレーターを選ぶのも一つの安全策です。

費用の相場は数万円程度です。

5.公募する

自社サイトやWeb広告などで、オリジナルキャラクターを募るという方法です。
募集を告知する方法によってコストはまちまちです。応募の規格次第では(たとえば手描きも可とするなど)、その後、キャラクターとして整え、データ化する(外注または内製化)工数が必要となってきます。

メリットは、担当者だけでは思いつかないようなキャラクターと出会えたり、社外から見た企業のイメージを把握できる点、多少なりとも社名の認知につながる点などです。

ただ、企画から応募、選考、決定キャラクターの発表など工数がかかるため、急いでSNSでキャラクター運用を行いたい場合には向きません。

社員が多い場合や、キャラクターを制作していることを競合などに知られたくない場合などは、社内のみでクローズドで公募するという方法もあります。また、キャラクターそのものは1~4までの方法で制作しておき、キャラクター名だけ公募するという手もあります。

ほかに、広告代理店にキャラクターデザインから商品・サービスのプロモーションを依頼するという方法もありますが、SNS運用をベースでのキャラクター活用として考えると高コストです。ただ、本格的にキャラクター活用戦略をしようと考える企業様は検討してみても良いでしょう。

4.キャラクターをデザインする前に検討しておくべき点

オリジナルキャラクター制作に着手する前に検討しておくべき点がいくつかあります。

社内制作でも外注でも、制作を進める場合も大事なのが「目的(「サービスに親しみを感じてもらい、売上を伸ばすため」など)」と「主な用途(「SNSでの運用」など)」を明確にしておくこと。キャラクターをつくって、そのキャラクターが人気を集めるようになったら「成功した」と考えてしまいそうですが、それではキャラクター制作の目的が「人気キャラクターを生み出すこと」にすり替わってしまっています。

目的と併せて具体的な数値目標も立て、これに沿って運用すれば「費用をかけてキャラクターを作ってはみたけど、結局あまり活用もされていないし効果も出なかった」という最悪の事態は回避できます。

また、自社や商品・サービスのつよみなどから、キャラクターに託したいイメージ(ターゲットにどんなイメージを与えたいか)を決めておくことも大切です。ただ「かわいい」だけでは、親しみやすさは感じられてもその他大勢のキャラクターたちに埋もれてしまい、覚えてもらうことは難しいからです。

競合他社はもとより、アニメやゲームなどのキャラクターを含む膨大なキャラクターたちとの差別化を図り、唯一無二のキャラクターとして自社や商品・サービスを想起してもらうためには、事前に戦略を立てておくことが重要です。できれば、既存のキャラクターの分析までしておくとなお良いです。

さらに、キャラクターのモチーフ(人、動物、その他)、性格、テイストや使用色、世界観などもある程度、決めておくと制作の過程でブレにくくなりますが、反面、デザイン段階での自由度を狭めてしまうことにもなります。どこまでを事前に決めておくか、どこから先をデザイナーに任せるかという線引きを検討しておくと良いでしょう。

これらはキャラクターデザインが確定してから決めることもできます。また、制作会社にキャラクターデザインを依頼する場合は、世界観まで含めて制作してくれるプランがある場合もあります。

5.キャラクターデザインを依頼する際に確認すべき点

制作会社やフリーのイラストレーターなどにキャラクターデザインを外注する場合、制作費(金額と修正対応範囲)、納品形式、納期のほか、過去の制作実績(希望のテイストで制作してもらえそうか)、著作権についての確認が必要です。

制作費では、特に「修正対応」について確認しておきましょう。どの工程まで修正依頼が可能なのか、どの範囲まで対応してもらえるのか、何回まで対応してもらるのか、追加修正費用はいくらなのかなど、外注先によってまちまちなので要確認です。

また、運用過程で、ポーズ違いや小物を持たせたり服を着せ替えたりといったデザイン・バリエーションを作る必要が出てきた場合のために、追加制作費についても確認しておくと万全です。

バリエーションを作る必要が出てきた場合のために、追加制作費についても確認しておくと万全です。

納品形式は用途に合わせて対応してもらいましょう。JPGやPNG、PDFのほか、チラシやノベルティグッズ、Web広告などでも活用する場合はAIやPSD形式でも納品してもらった方が良いでしょう。

著作権については、基本的にデザインした人に帰属するため、本来はキャラクターを使った動画やノベルティグッズなどを制作したい場合は、その都度、デザイナーに許可を取らなくてはなりません。

ただ、毎回許可を取っていては煩雑なので、著作権譲渡契約を結んで翻訳権(著作権法27条)と二次的著作物の利用に関する原著作者の権利(同28条)について、著作権の一部の譲渡を受けることができます。

6.まとめ

ご紹介してきたように、企業がオリジナルキャラクターを作るの(デザイン)は、実はそんなにハードルが高いものではありません。

どちらかというと、デザイン前の戦略立案と、できあがったキャラクターをどのように活用していくかが重要です。

SNSを含めたマーケティングにおけるキャラクター活用については、また当サイト上でも取り上げていくので、お楽しみに!

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Mon, 24 Jun 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[Sansanイベントレポート「次世代キャリアへつながる!!女性が語るインサイドセールスの魅力」]]> https://mtame.jp/martec/Sansan-business-woman_report 2019年5月29日、Sansan株式会社が主催する、インサイドセールスをテーマにしたセミナー「次世代キャリアへつながる!!女性が語るインサイドセールスの魅力」が開催されました。

近年、注目されるインサイドセールスの仕事の魅力・不安への対処法・組織の作り方などを、Sansan社で実際にインサイドセールスに従事する女性メンバーが語りました。

登壇者

西 万葵奈
  • Profile
  • 西 万葵奈 氏(20代後半 新卒入社)
  • Sansan株式会社セールスディベロップメント部企画グループ(リーダー)

    新卒社員としてSansan株式会社に入社し、1年間大手企業を対象としたインサイドセールスに従事する。その後、新規事業の立ち上げに参画し、現在はインサイドセールスの企画として、顧客育成の枠組みやリードのスコアリングなどの設計を担当する。「セールスに限らず、マーケティングや事業企画といったキャリアパスを描ける可能性を秘めています!」

中 もなみ
  • Profile
  • 中 もなみ 氏(20代後半 中途入社)
  • Sansan株式会社セールスディベロップメント部SDR1グループ(グローバルチーム兼務)

    メーカーや商社にてバックオフィス業務を中心に経験後、Sansan株式会社へ入社。インサイドセールスは初挑戦だったが、小規模企業の担当からスタートし、現在はグローバル領域も併せて担当する。「外に出ることなく、海外の企業と交渉ができるダイナミックさ・効率の良さがインサイドセールスの魅力です!」

新井 悦子
  • Profile
  • 新井 悦子 氏(30代後半 中途入社)
  • Sansan株式会社セールスディベロップメント部SDR2グループ(教育担当)

    前職では、大手メーカー企業で9年間インサイドセールス業務に従事する。Sansan株式会社へ入社後は、過去の経験を生かしてインサイドセールス部門で中小企業から大手企業まで、幅広い領域を担当。「電話やメールだけで契約受注につなげられるやりがいの大きさがある一方、服装や髪形などのスタイルが自由な点も気に入っています!」

Sansanのインサイドセールスの歴史と現在

はじめに、モデレーターの西様から、Sansan社のインサイドセールスの歩みや、現在の組織の状況が紹介されました。

西氏:ご存じのように、Sansanは名刺管理のサービスとして、法人向けの『Sansan』と、個人向けの『Eight』を提供しています。『出会いからイノベーションを生みだす』をミッションに、ここ数年で事業を大きく拡大しており、従業員数はここ2年間で200名から400名に増えました。500名超えも、もう間もなくです。
ところで皆さんは、インサイドセールスに求められる仕事や役割には、どんなものがあると思いますか?

(1)テレアポ部隊(リストに電話をかけてアポイントを取る)
(2)営業を育てるための教育機関
(3)デジタル化した営業(インサイドセールスがクロージングまで行う)
(4)CS(お客様満足度を上げる)

組織によっても異なると思いますが、一般的に、このような役割がよくあると思います。結論からいうと、Sansanでは、これらすべてがインサイドセールスの仕事です。
Sansanのインサイドセールスの部門は、創立から3年後の2011年に、たった一人の担当者から始まりました。当初は、営業にアポイントを提供するための部署と考えられていましたが、しだいにインサイドセールス部門は、『営業の登竜門』『営業としてデビューするための教育機関』的な立ち位置の組織になっていった経緯があります。
しかし、もともと営業をやりたいと思っていた人が、テレコールでアポ数だけを追っていても、しだいにモチベーションが下がってしまいます。そこで、ここ数年では『インサイドセールスはアポイントを取ることだけが仕事ではない』『営業になるための教育機関でもない』、この道を究めていく人がいてもいいのではないか?という考え方に変わっていきました。現在では、戦略の舵を取る部隊として、約40名の組織となっています。男性・女性比率は、ほぼ半々です。

Sansanのインサイドセールスの歴史と現在

インサイドセールスの難しさと、その乗り越え方

座談会では、インサイドセールスならではの難しさや、どうそれを乗り越えていくかが話し合われました。

西氏:インサイドセールスの難しいところは、やはり顔の見えない相手とコミュニケーションを取ることですね。対面していれば、相手の表情を見て話の流れを変えたり、こちらの人柄や表情で丸くおさめたりできることも、電話だけでは難しくなります。私も新卒のころは、言葉が足らず、クレームを受けることもありました。

中氏:あとは、同じことの繰り返しで、どうしても『飽きて』しまうことがありますね。インサイドセールスは内勤のため、毎日景色が変わりません。また、お客様は一人ひとり違うとはいえ、作業としては同じことが続きます。お断りされることも多く、同じ状況が続くと、人は慣らされてしまい、『無』の感覚に陥ってしまいます。 そんなときは、先輩が励ましてくれて、気持ちを立て直すこともありますし、自分の目標数字を思い出し、逆算して奮い立たせることもあります。自分との闘いが多いですね 。

新井氏:そんなとき私は、日々の仕事のなかに、小さな試みを入れるようにしています。たとえば、隣に座った人のフレーズが良かったとき、今日のトークのなかで絶対にそのフレーズを入れる!と自分に課してみたり。飽きないためにも、日々の業務のなかに、適度に緊張感を持つことが大切だと思います。

西氏:私は、インサイドセールス部門全体の企画を担当しており、リードを管理することも担当しています。具体的には、リードをホット(導入したい)・ウォーム(それらしい行動履歴がある)・コールド(下記以外)に分けて、中長期的なナーチャリングをします。どこからやるのかを線引きし、インサイドセールス部門にフィードバックしていくのですが、現実はなかなか理想通りにはならないことに難しさを感じることもあります。

インサイドセールスに向いているのはどんな人?

インサイドセールスの担当者にはどんなスキルや特性が必要か?という質問に対し、座談会では次のように語られました。

新井氏:私は、最近、インサイドセールス部門の教育も担当していますが、『人と話すのが好き』『人の話を聞くことが好き』な人は、この仕事にはまりますね。極論をいえば『人が好き』というタイプの人は向いていると思います。

中氏:インサイドセールスはマーケと営業の間にある組織という特徴もあるため、データをベースに何かを考えるのが好きな人もいいと思います。そういう人は『こういうリードに対して、こういう作戦でいこう』などと戦略を練ることができます。 キャラで攻めるタイプはコールで成果を出せるし、データを整理して理論的にやりたい人には、そういうポジションが与えられる。いろいろな人が能力を生かせるチャンスがあると思います。 また、実際の業務では、自分が思ったことを言語化し、どんどん発して、マーケや営業など連携する部署に伝える力が必要です。たとえば、営業には、お客様の情報を、主観と事実をきちんと分けて伝えます。電話をしているだけでは、会社の成果にはつながらないので、業務の連携を高めるために、コミュニケーション力が必要です。

インサイドセールスに向いているのはどんな人?

インサイドセールスからつながるキャリア

早い段階からインサイドセールスを立ち上げ、試行錯誤の歴史を経てきたという同社。実際、インサイドセールス部門で働くメンバーの方々も、さまざまな方向性でキャリアを磨いているようです。

新井氏:私は、前職でも電話を使ったセールスの仕事を経験したあと、この仕事をもっと効率的に究められないかと考え、Sansanに入りました。3年ほどプレイヤーをしていましたが、最近では、コーチングの資格を取り、インサイドセールスのスタッフの教育も担当しています。

中氏:私は、前職は貿易事務をしており、まったく違う業界からのチャレンジでした。はじめは苦労もしましたが、目の前の目標に真摯に取り組み続けた結果、現在は、やりたかったグローバル領域の仕事に関わるチャンス(※Sansanシンガポール支社のお客様へのアプローチ)ももらっています。ちゃんと見てくれている人がいるという安心感があったからこそ、ここまで続けてこられたと思います。

西氏:当社では、インサイドセールスの部門から、営業に行く人もいれば、マーケ部門や、新規事業の立ち上げ部署に行く人もおり、キャリアの道筋は1本の道ではなくとも良いと考えています。インサイドセールスの部門自体、まだまだ立ち上げの要素もあるため、ここで積んだ経験は、新規事業など、このほかの業務にも必ず生かせると思います。

まとめ

インサイドセールスを、テレアポ部隊でも、営業の養成機関でもなく、戦略的な役割を担う、柔軟な組織をとらえることで、その運用を軌道に乗せているSansan社。
営業や新規事業を加速させる役割として、従事しているメンバーの方々の意識も非常に高いことが印象的でした。

最後に、モデレーターの西様は「インサイドセールスは、私自身『とても可能性の高い組織』だと考えており、少しでも多くの人に共感の輪を広げたい」とまとめました。

座談会のあとは、懇親会が開催され、実際にインサイドセールスに従事する方や、インサイドセールスを検討する参加者の方々の交流が図られました。

Sansan株式会社

Sansan株式会社は、「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションに掲げ、法人向け名刺管理サービス『Sansan』と個人向け名刺アプリ『Eight』を提供しています。生きたデータとテクノロジーの組合せで、 ビジネスの出会いをよりよきものへと変え、 世界を変えていくことをミッションに事業を展開しています。

【 ホームページ 】 https://jp.corp-sansan.com/
【セミナーページ】https://jp.sansan.com/lp/seminar/business-woman/

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Mon, 17 Jun 2019 00:10:00 +0900
<![CDATA[SNSマーケティングを学ぶのにおすすめの本5選]]> https://mtame.jp/social/sns_reference_book

SNSマーケティングに関する情報を集めるなら、情報が新鮮で手近なのはやはりネットですが、信頼性と専門性、体系立ててまとめられた情報を得たいなら本が一番です。

今回は、SNSマーケティングを学ぶのにおすすめの本5選をご紹介します。

1.『デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール』(翔泳社)

『デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール』(翔泳社)表紙

画像引用元: amazon

SNSマーケティングを属人化させずに、誰でも必要最低限の運用知識を身に付けられるようにとの主旨で書かれたSNSマーケティングの入門書。普段からSNSを使いこなしているわけではない人も、Facebook、Twitter、Instagram、LINEの各SNSのカルチャーが解説されているので安心です。

目標設定方法やコンテンツの作成方法、効果分析の方法など、具体的な運用の方法が書かれています。炎上対策についても触れられています。

基本的な情報がコンパクトにまとめられており、入門書として最適だと思います。

  • マーケティングの中でのSNSの役割
  • KPIの立て方
  • 企画の立て方

が最新の動向を交えながら説明されています。

2.『SNSマーケティングのやさしい教科書。 Facebook・Twitter・Instagramーつながりでビジネスを加速する技術』(エムディエヌコーポレーション)

『SNSマーケティングのやさしい教科書。 Facebook・Twitter・Instagramーつながりでビジネスを加速する技術』(エムディエヌコーポレーション)表紙

画像引用元: amazon

SNSマーケティングでコストをかけずに効果を上げることが主眼に置かれた初心者向けの解説書。フェイスブック、LINE、Twitterに関しては1章ずつ割いて詳しく解説され、YouTube・LINE@・Snapchat・Pinterestについても触れられています。

図やグラフなどが盛り込まれていてわかりやすく、巻末にはSNSマーケティング事例も掲載されています。

SNSの活用方法などが、わかりやすく
基本、それからのマーケティング手法などがまとまっており役に立ちました

きちんと実績のあるコンサル会社さんなので、信頼できる内容でした。
手引書として使っています。

3.『いちばんやさしいInstagramマーケティングの教本 人気講師が教える「魅せるマーケ」勝利の法則』(インプレス)

『いちばんやさしいInstagramマーケティングの教本 人気講師が教える「魅せるマーケ」勝利の法則』(インプレス)表紙

画像引用元: amazon

以前の記事「コンテンツマーケティングとは?BtoCとBtoBでの全体像を把握しよう!」でもご紹介した「いちばんやさしい」シリーズのインスタグラムによるマーケティング解説書。
戦略を立てる章では、アパレルや化粧品、食品などの業界別に記載されているので、該当の業界の方は特に参考になると思います。

プロフィール欄や通常投稿だけでなく、#(ハッシュタグ)やショッピング機能、ストーリーズの活用方法、インフルエンサーマーケティング、インスタグラム広告についても触れられています。

Instagram特有のマーケティング手法がぎっしり記載されている。
いちばんやさしいシリーズは何冊も持っているが、ただただ説明で終わるものとは違って、今回のは実践できる内容なので良書。

会社でインスタグラムの運用を担当することになったけど、どうしていいかわからず苦戦していました。
そんな時この本の発売を知って購入。
他のSNSマーケティングのノウハウはそれなり勉強していたけど、この本を読んでインスタってこんなに違うんだ、、!って驚かされました。
実践的な内容で幅広く網羅されてるから、インスタ運用の担当者は役立つと思います◎

4.『結果が出る[SNSマーケティング]てっぱん法則』(扶桑社)

『結果が出る[SNSマーケティング]てっぱん法則』(扶桑社)表紙

画像引用元: amazon

プロモーション代行やコンサルティングなどを手がける株式会社XROSSOVERの代表取締役でCEOの森 寛弘が実際にコンサルティング現場で実証済みの法則を紹介しているのが本書。

  • 某テレビ局の海外向けページの「いいね!」を9,800人から1週間で7万人に
  • 某社の公式ツイッターへのアクセスを1ヵ月で3倍に、フォロワー数を41倍に
  • 某外資系メーカーのSNSインプレッション数を3ヵ月で12倍に

といった実績を持つ著者が、ただ真似をすれば効果が出るテクニックを紹介しています。

実践に即した内容をしっかり伝えてくれていて且つ初心者でもわかりやすい内容で書かれているので、スラスラ読めてすぐに会社でも応用が効く内容がまとめらている本だと感じました!
SNSマーケティングのことで悩んでいる方、初心者で何を学んだらいいかわからない方等はこの本を一読してみることをお勧めします。

5.『爆発的ヒットは“想い"から生まれる~SNSから始める新しい時代のマーケティング』(大和書房)


		『爆発的ヒットは“想い“から生まれる~SNSから始める新しい時代のマーケティング』(大和書房)表紙

画像引用元: amazon

最後にご紹介するのは、SNSマーケティングに限らずマーケティングを考えるうえで大切な考え方についてヒントをくれる本です。『逃げ恥』から『カメ止め』まで、口コミによるヒットの法則について解説しています。

著者の境 治氏はフリーで活動するメディアコンサルタントで、過去にTOYOTA、JR、日立製作所、フジテレビといったビッグネームかつバラエティに富んだ業界のクライアントを担当してきました。

TCC(Tokyo Copywriters Club)新人賞の受賞経歴を持ち、コピーライターとしても活躍しています。

「想いから生まれる」というタイトルは少し昭和な香りがあり、最初見たときは違和感がありました。
データや時系列に基づいた、それぞれのヒットの背景を見ていくうちに「なるほど」と思える事がいくつか。
これからAIがますます発達していく中、だからこその「人の想い」であり「共感できるコミュニティ」がヒットを生むんだろうと思います。マスメディアの変化が著しい時だからこそ、途中経過の考察として参考になります。これからまだまだこの業界は変わっていくのだろうけど、「想い」や「コミュニティ」は大切にしたいもの。
個々の事例をマネできる訳ではありませんが、出来るヒントも多く見つかります。

6.まとめ

SNSマーケティング運用の参考になりそうな本、勉強になりそうな本を5冊ご紹介しましたが、気になる本はありましたか?

ご紹介したような書籍たちは、SNS運用を開始したばかりで知識がなく不安だったり、運用するなかで壁にぶち当たった時に役立ってくれるでしょうが、実際に運用していくなかで得られる学びにこそ価値があったりします。

ぜひ、怖がらずに運用してみてください。それでも悩むことがあったら、当社でもSNS運用のコンサルを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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Mon, 17 Jun 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[見落とされがちなWeb担当者のUXとCMSのこと]]> https://mtame.jp/column/cms_ux


こんにちは。Mtame株式会社の小木曽です。
現在弊社では自社CMSのパートナーを募集しています。

CMSのパートナーというと「今更?」と思うかもしれません。ですが弊社としては、今だからこそパートナーを増やして行きたいと考え、2019年4月から本格的に募集を開始しています。

理由はいくつかあるのですが、今回は大きく3つ紹介したいと思います。

1つ目が世の中的にもセキュリティに関する関心が集まっていること。

2つ目が、弊社の自社CMSであるBlueMonkeyの改善をこれまで続けてきて、ようやく他のホームページ制作会社様に対しても有効なツールとして提供が可能でだと考えたこと。

そして3つ目が、CMSツールの拡販によって世のWeb運用者様の運用業務が改善できるのでは ?と考えたからです。

そこで今日は、あえて今CMSのパートナーを募集している背景と、普段見落とされがちなWeb運用者(実務担当者)のUX、そしてホームページ制作におけるカスタマーサクセスについてお話ししていきたいと思います。




合わせて読みたい:
Web制作業界におけるカスタマーサクセスについて

セキュリティに関しての関心の高まり

近年注目が集まっているセキュリティに関しては、おそらく気にされているホームページ制作会社様も多いのではないでしょうか。WordPressの脆弱性やサイバー攻撃、情報漏洩など、様々なニュースが飛び交っているので、全く耳にしたことがない方は逆に珍しいかと思います。

このような世の中の空気に対しての顧客心理を、マズローの欲求五段階説を例にご説明いたします。マズローの欲求五段階説によれば最低限の欲求が生理的欲求、そしてその次が安全欲求となっています。まずは生きるために必要なことがあげられ、その次に安全安心な環境が必要だと言えます。ここをクリアして、次の社会的欲求や承認欲求に繋がっていきます。

つまり、Web運用において安全性が足りてない状態、セキュリティに不安がある状態ではその先のステップに進みづらい可能性があります。

そうなると、提案しているWeb施策を先に進めるためにも、あらかじめセキュリティのリスクは下げておく必要があります。ただ、そういった安全安心の運用を守るためには様々なセキュリティ対策が必要であり、全てを個別に対策すると重いコストがかかってしまいます。

そもそも本記事のテーマでもあるWeb運用者のUXを向上させるためには”安全安心”に使えるツールを、最適な形で提案する必要があると考えているのですが、セキュリティに関してはコストやリソース面でもなかなかハードルが高いのも現実です。

合わせて読みたい:
WordPressの脆弱性って?WEBサイトのセキュリティ対策について


Web運用におけるUXの重要性

また、今回定義するWeb運用におけるUXとは『提案〜構築〜運用』まで全てを含んだものであり、その中でももっとも重要度が高いのが運用のフェーズだとだと考えています。

提案〜構築までは制作会社と共同で進めていくもので、かつ期間も数ヶ月から長くて1年程度です。一方、運用はそこから何年もかけてユーザー自身が主体に動いていく部分になります。そのため運用フェーズのUI/UXが悪いと、サービス全体の顧客満足度の低下に繋がってしまうので、もっとも注力して取り組んでいくべき、と考えております。

そして、近年注目度が増しているカスタマーサクセスを実現するためにも、運用フェーズのUX改善は継続的に続けていく必要があります。チャーンの防止は大前提で、”成果に繋がっているかどうか”を軸に考え、本当に必要な機能を残し、”シンプルで使えるツール”を作っていくことがUXの向上には不可欠です。

近年の好例がnoteだと考えています。noteはプラットフォーム型のブログサービスなのですが、記事作成画面は不要な機能を削ぎ落とし、極めてシンプルなUIになっています。逆に、発信者の更新が続くようにモチベーションアップの機能は様々ついており、使いつづけることを前提としたサービスとなっています。

その上で、必要な機能を随時追加しており、非常に満足度の高いプラットフォームとなっています。

いくら高機能で最新の技術を搭載していても、使いこなせなければ意味がありません。そのため、UXの向上には快適に使うための顧客目線でのプロダクト開発が必須になります。そういった点で、弊社のCMSであるBlueMonkeyもnoteと近しい部分があるなと感じたので、今回noteを事例に出させていただきました。

BlueMonkeyのコンセプト

ここで少しだけ弊社のCMSを紹介させてください。
まず弊社のCMSですが、もともとのコンセプトが「猿でも簡単に更新ができる」ことです。そのため、管理画面が非常にシンプルで直感操作できる仕様になっています。

自社開発のCMSなので、高機能にするために開発予算をつぎ込めばできなくもないのですが、誰でも簡単に更新できることを目指した際に多機能であることは逆に弊害になることもありうるので、あくまで機能は最小限で、シンプルさと使いやすさを追求しています。

また、最小限といってもあくまで追っているのは顧客目線のUXであり、UXの向上には成果も必要となるため、顧客が成果を出すために必要な機能はしっかりと備えていますDateSign様の調査では上場企業の導入シェアに置いて4位(2018年11月時点)となっており、使えるCMSとして国内で徐々に選ばれてはじめております。

シンプルさを追求すると、確かに細かなカスタマイズや、全ての機能要件に完全対応することはできません。ですが、本当にその機能が必要なのか?運用においてマストなのか?という問いを繰り返し、やはり運用のしやすさを優先したシンプルなCMSとなっています。

実際、弊社がクライアントにホームページ制作の提案をする際にも、本質的には必要のない機能が要件に入っていることが少なくありません。繰り返しになりますが、まずは”使えること”を最優先に考えるべきであって、目的に沿った成果を出せるかどうかが最重要要素になります

また、セキュリティに関しても対策を強化しております。アプリケーションやネットワークなどの多層防御を実装しており、安全安心にCMSを活用いただけるように対策を行なっています。

ドメイン単位で対策をするとそれなりに費用のかかるWAFやDOS対策なども、CMS単位での一元管理によりまとめて安価に提供が可能となっています。詳しくはこちらのページをご覧ください→CMS Blue Monkeyのパートナープラン詳細

クライアントのUXとパートナーのメリット

以上はあくまでエンドクライアントのUXを考えて実装してきた部分ですが、これらの機能がパートナー様のホームページ制作事業にも貢献できると考えております。だからこそこのタイミングで、CMSのパートナーを募集いたしました。

まず、エンドクライアントのUXが高いということは、大前提として”ツールを使えている”ということを差します。この”ツールを使えている”状態が、CMSで言えば更新をはじめとした”運用がうまくいっている”状態です。つまりは、ホームページ制作会社様の工数をかけずに、”成果に向かってクライアントが動いている”ことになります。

そうすると制作会社様がやるべきことは、成果を出すためのアドバイスと、最低限の使い方のレクチャーとなります。極端な話、これだけをやってカスタマーサクセスを実現することが可能です。(これは極論であり、実際はもっと複雑ではありますが、、)

合わせて読みたい:
Web制作業界におけるカスタマーサクセスについて

そして、クライアントの行動の成果が出た時に、さらなる成果を目指すための追加の投資をもらい、高みを目指していく。こうしてホームページ制作会社とクライアントのWin-Winな関係性を築いていくことが可能になります。セオリー通りのカスタマーサクセスですね。

このような循環を作ることで、エンドクライアントとパートナー様いずれにも、快適なUXを提供できると考えています。そしてこれは、あくまでエンドクライアントのUXを最優先に作ってきたプロダクトこそ提供できる価値だと考えております。

当然全てとは言えませんが、弊社もクライアントとWin-Winな関係性が徐々に築けており、既存クライアントからの追加受注も増えています。その際に、更新性を追求したCMSの存在は大きいなと改めて考えています。だからこそそのノウハウとツールを、パートナー様にもご提供していきたいと考えています。

改めて、CMSのパートナーを募集します

...と理想論を並べてきましたが、まだまだUI/UXの改善はしていきますし、時代に合わせた必要な機能は追加していきます。ただ、それはツールだけではなくサービス全体として提供していくべきものだと考えています。

そして、弊社としては本当に使えるツールが世の中に流通することで、Web業界全体をよくしていきたいと考えております。だからこそ、パートナー様はこれからどんどん増やしていきたいと考えています。

CMSを活用したカスタマーサクセスはこれまで注力して取り組んできたことであり、お陰様で既存クライアントからの追加投資も年々増やしてまいりました。ぜひその価値をパートナー様にも感じていただき、その先のクライアントにもツールの恩恵を受けて欲しいと思っています。

長々と書いてまいりましたが、本記事を読んで少しでも弊社のCMSにパートナーに興味を持った企業様は、下記より詳細をご確認の上、お気軽にご連絡ください。


CMS Blue Monkeyのパートナープラン詳細

 

合わせて読みたい:
Web制作業界におけるカスタマーサクセスについて

「カスタマーサクセス」「カスタマーエクスペリエンス」「カスタマーサポート」の違いを言葉の意味から解説!

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Fri, 14 Jun 2019 06:30:00 +0900
<![CDATA[【2019年5月度】Googleニュース! SEO対策のトピックスまとめ]]> https://mtame.jp/column/Google_news_201905

日々更新されるGoogle社の最新のSEO関連ニュースや、新機能の情報をまとめました。
この記事は2019年5月のトピックスです。

1.【リリース】Google Marketing Live 2019で「Discovery Ads」を発表

Google公式ブログで紹介されたDiscoverに掲載される広告サンプ

画像引用元: Google公式ブログ で紹介された Discoverに掲載される広告サンプ

2019年5月14日、Googleは広告関連プロダクトに関する更新情報や、開発の方向性を発表する「Google Marketing Live 2019」を米・サンフランシスコで開催しました。

このなかでGoogleは、2019年の後半には、全世界の広告主に「Discovery Ads」を提供すると発表しました。
これまでにも「Discover のフィード広告」として、Googleのモバイルアプリや、モバイルブラウザからgoogle.comにアクセスした場合に広告が表示されていましたが、2019年秋には「Discovery Ads」としてグローバルでリリースされます。「Discovery ads」は、Discover だけではなく、(1)YouTube (2)Discoverフィード (3) Gmail のソーシャル&プロモーションタブにも配信されることが特徴です。
SEOの観点では、オーガニック検索に続いて Discover フィードにも広告が入り込んでくることで、露出機会に影響が出ることも懸念されています。

2.【更新】Google品質評価ガイドラインを更新

2019年5月16日、Googleは、検索アルゴリズムの品質評価に利用するガイドラインを更新しました。
「Google品質評価ガイドライン」には、Google 検索の評価基準・評価対象などが明記されており、SEOを考える上で、問題点を分析するチェックリストや、中長期的なサイト戦略を考えるための参考資料として役立ちます。
今回の更新では、主に下記の3点が変更されました。

●「E-A-T」 から「ページ品質」へ

ガイドライン内で、E-A-T(Expertise専門性、Authoritativeness権威性、Trustworthiness信頼性)という専門用語の使用が減り、より一般的なPage Quality(ページ品質)という用語が使用されるようになりました。

●著者の専門性要件の緩和

以前は、あらゆるサイトに対しコンテンツの著者の「専門性 (Expertise)」を求める傾向がありましたが、最新版ガイドラインではYMYL サイト(Your Money or Your Life/お金や健康・法律など人の人生に深く影響を与える情報)以外は、専門性がさほど要求されなくなりました。

●インタースティシャルへの言及

インタースティシャル(ページ移動時にページとページの間に独立ページとして表示する広告や、ページ表示時に広告がページ内ポップアップとして全画面に表示されるもの)についての言及が拡大しました。インタースティシャルでユーザーを阻害しているページは、品質が低いとみなされ、評価が下げられるようになっています。
品質評価のガイドラインの変更は、現状のサイトの順位、セッション、表示回数に影響します。この対策としては、下記のポイントを意識して改善することが必要です。

  • 内容:ページ単位で、ユーザーが求めている情報を提供し、余分なものを含めないようにする。
  • 量:ページ単位で、ユーザーの需要に応じた適切な情報量を返す。
  • 簡便性:ユーザーが最低限の手間で迅速に目的を達成できるようにする。

参考URL:

3.【リリース】モバイル検索結果の新デザインがロールアウト

Google公式ブログで紹介されたDiscoverに掲載される広告サンプ

画像引用元: Google公式ブログ で掲載された モバイル検索の新しいデザイン

2019年5月28日、Googleはモバイル検索結果のデザインをリニューアルしました。
これまでの表示形式と、変更後の表示形式を、オーガニックフィードと広告エリアに分けて比較してみましょう。

<オーガニックフィードの変更点>

これまで 変更後
1.ページタイトル 1.ファビコン+URL(パンくずリスト)
2.URL(パンくずリスト) 2.ページタイトル
3.スニペット 3.スニペット

<広告エリアの変更点>

これまで 変更後
1.ページタイトル 1.「広告」+URL(パンくずリスト)
2.「広告」+URL(パンくずリスト) 2.ページタイトル
3.スニペット 3.スニペット

自然検索の結果は、ファビコン(アドレスバーやタブ部分に表示されるアイコン)が際立つデザインに変更されており、ファビコンを設定していないサイトは、今後モバイルからのCTRに影響する可能性があります。

4.【更新】Google 新規サイトではMFIをデフォルトに

Google は、ウェブマスター向け公式ブログで、2019年7月以降に初めて発見されたURLは、PCではなくモバイル版でサイトを評価する「モバイル ファースト インデックス」を適用することを発表しました。
2018年3月27日に、モバイルファーストインデックスが本格導入されて以降、順次切り替えられていましたが、本格的な導入が始まります。モバイル対応していないサイトは、検索順位の下落につながる可能性が高いため、早急な対策が必要です。

  • 6月にサイト公開したとしても、初回のクロールが7月以降なら、最初からMFIになる。
  • 既存サイト(クロール済サイト)は引き続き順次適用される。
  • 現在のMFI適用は12月時点の発表で50%程度。
  • 自社サイトの適用状況は、Search Console の URL 検査ツールで調べられる。

5.【更新】Google コアアルゴリズムのアップデートを予告

Google SearchLiaisonは、2019年6月2日、TwitterでGoogleコアアルゴリズムのアップデートに関し、下記のような予告をしました。

「明日は、年に数回行うブロードコアアルゴリズムのアップデートをリリースします。
これは2019年6月のコアアップデートと呼ばれています。
アップデートに関する私たちのガイダンスの詳細については、このつぶやきを参照してください」。

アップデートは日々起こるもので、具体的にこうすべきという対策の正解はありませんが、サイトの成果を中長期的に捉え、ユーザーにとって価値の高い情報を掲載したサイトを運用し続けていく必要があります。

参考URL:

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Fri, 14 Jun 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[ホームページ制作会社選びに困った時におすすめのマッチングサービス3選]]> https://mtame.jp/column/select


そろそろ自社のホームページをリニューアルをしたい、でもどこの業者に頼めばいいのかわからない...そんな悩みはありませんか?信頼できる既存業社がいれば良いびですが、現状の業者に不満がある場合や、現状の業者では要件が満たせない場合は、新たにホームページ制作会社を探す必要がありますよね。

そして調べてみたものの、無数にあるホームページ制作会社から1社1社ホームページを見て選ぶのは骨が折れる、、というのもよくある話です。

そんな時に役立つのが、ホームページ制作会社と発注者を繋ぐマッチングサービスで、ここ数年で活用が増えています。ホームページ制作というとてもニッチな分野ではありますが、数あるホームページ制作会社から自社の目的にぴったりな会社を選ぶことが可能です。

本日は代表的なホームページ制作のマッチングサービスを紹介したいと思います。

ホームページ制作でマッチングサービスを使うメリット

まず、ホームページ制作においてマッチングサービスを使うメリットについて改めてお伝えします。何より最大のメリットはホームページ制作会社を手軽に比較できることです。

通常ホームページ制作会社を探すとなると、自社で検索して1社1社見て、、やっと良さげな会社を見つけたと思ったら遠方の企業で打ち合わせも一苦労、なんてことも起こりかねません。

マッチングサービスであれば、地域や実績からの検索も可能なので、自社の近隣で目的にあったホームページ制作会社を探すことが可能になります。自社に合った候補の中から最適な制作会社を見つけることができるので、ホームページ制作会社を選ぶ手間を圧倒的に省くことができますね!

ホームページ制作会社を探すのにおすすめなマッチングサービス3選

ここからは、ホームページ制作におけるおすすめのマッチングサービスを紹介します。

Web幹事


圧倒的掲載数を誇るホームページ制作マッチングサービスです。地方も含め、掲載数だけであればおそらくTOPクラスであると言えるでしょう。サイト内に発注者向けの役立つコラムなどもあり、ホームページ制作を依頼する時に役立つ情報も同時に取得可能です。

問い合わせをすると、企業に連絡が入る前に一度コンサルタントの面談を挟みます(オンライン面談or通話)。また、運営側で追加したホームページ制作会社も存在します。

サイト名:Web幹事
運営会社:株式会社ユーティル
URL:https://web-kanji.com

ウェブタメ!

手前味噌ではありますが、本メディアもマッチングサービスを行なっております。

サイト名:ウェブタメ!
運営会社:Mtame株式会社
URL:https://webtame.jp/

昨年立ち上げたばかりのサービスではありますが、実績から検索し業者選定ができるなど、業者を選びやすい仕様になっています。これから弊社としても力を入れていくサービスで、見積もりの依頼は無料なのでお気軽にご相談ください。基本的には登録依頼があったホームページ制作会社のみを掲載しているため、直接の依頼も可能です。

また制作会社様も掲載は無料なので、お気軽にご登録ください。その際、ミスマッチをなくすために自社の強みを明確にお伝えいただけると幸いです。

アイミツ

ホームページ制作に限ってではありませんが、巨大なビジネスマッチングサービスを行なっているのがアイミツです。ITサービス全般から営業代行まで、幅広く依頼をすることができます。ビジネスマッチングサービスの規模としては、日本最大級のようです。Web幹事と同様に、依頼の際はコンサルタントが仲介に入ります。

サイト名:アイミツ
運営会社:株式会社ユニラボ
URL:https://imitsu.jp

ホームページ制作会社を選ぶ基準

ここまでホームページ制作業界におけるマッチングサービス紹介してきましたが、最終的に選ぶ業者は1社です。そうなると、やはり重要視すべき点は制作実績が自社の業界や目的に近いかどうかだと思います。

ホームページ制作会社によって業界の得意不得意もありますので、しっかりと自社の業界や目的と合った業者を選ぶことが重要です。「なんとなく規模が大きいから良さそう」「名前をよく聞くから安心」のような基準で業者を選ぶと、「こんなはずでは、、」といった結果を招き兼ねません。

そうなると、闇雲に選ぶよりマッチングサービスから自社にぴったりなホームページ制作を探す方法が、もっとも目的の実現に近いのかもしれません。そっかりと業者比較を行い、納得のいくホームページ制作を心がけましょう。


 

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Wed, 12 Jun 2019 17:55:00 +0900
<![CDATA[【登録しないと損!?】Web制作会社が案件の獲得に困った時に使いたいマッチングサービス3選]]> https://mtame.jp/column/matching

この記事を読んでる方の中には、Web制作の新規案件獲得に困っている企業様もいらっしゃるではないでしょうか。Web制作業界は競争が激しく、様々なチャネルを駆使してもなかなか良質なリード獲得が困難になっているため、新しい施策を常に検討していく必要があります。

その悩みを解決する手段として、今回ご紹介するWeb制作向けのマッチングサイトがございます。発注者からしても制作会社を1から探す必要がなく、Web制作会社も新規の案件が獲得できるという、双方にメリットがあるサービスです。

そこで今回は、Web制作会社から見たマッチングサイトの利用メリットと、主なマッチングサイトについてご紹介していきたいと思います。

合わせて読みたい:
Web制作業界におけるカスタマーサクセスについて

Web制作の案件獲得でマッチングサイトを使うメリット

まず、Web制作の新規案件獲得において、マッチングサイトを使うメリットについて改めてお伝えします。

そもそもWeb制作会社の皆様はどのような手段で新規の案件を獲得していますか?テレアポ、展示会、Web問い合わせ等々、様々な集客の手段はありますが、実際に理想の案件を獲得できるチャネルは少ないのではないでしょうか。

また、リードは獲得できてもすぐすぐ客ではなかったり、問い合わせを獲得するためにSEOや広告に力を入れているものの結果が出ない、などという状況も起こりがちです。

Web制作業界はレッドオーシャンの市場なので、案件獲得のために使えるチャネルは全て使っていきたい、そう思っている企業様も多いかと思います。

そのチャネルの1つとしてWeb制作のマッチングサイトがあります。メリットとしては、条件や得意分野を登録できるので、より理想的な案件を効率的に獲得ができます。

まず、マッチングサイトになるためWeb制作を具体的に検討している層からの引き合いがほとんどになります。そのため先ほどの、リードを獲得したもののすぐすぐ客ではないというネックは解消することができます。

また、集客自体はマッチングサイト側がやるため、コストを掛けずに貴社のページを閲覧してもらうことが可能です。ここも大きなメリットと言えるでしょう。

また、掲載自体は無料のサイトがほとんどなので、まずは登録して見て、案件の獲得を目指していくことをお勧めします。弊社の『ウェブタメ!』も、掲載は無料なので、よろしければぜひご登録ください。

Web制作会社なら登録すべきマッチングサイト3選

ということで、ここからはWeb制作におけるおすすめのマッチングサイトを紹介します。

Web幹事


圧倒的掲載数を誇るWEB制作マッチングサイトです。地方も含め、掲載数だけであればおそらくTOPクラスであると言えるでしょう。サイト内に発注者向けの役立つコラムなどもあり、WEB制作を依頼する時に役立つ情報も発信しています。PV数も多いので、案件の母数も多いですが、その分ライバルも多いことになります。

サイト名 Web幹事
運営会社 株式会社ユーティル
URL https://web-kanji.com

ウェブタメ!

手前味噌ではありますが、本メディアもマッチングサービスを行なっております。

サイト名 ウェブタメ!
運営会社 Mtame株式会社
URL https://webtame.jp/

昨年立ち上げたばかりのサービスではありますが、実績から検索し業者選定ができるなど、業者を選びやすい仕様になっています。これから弊社としても力を入れていくサービスで、掲載は無料なのでお気軽にご相談ください。逆にまだまだこれから業者も増やしていく予定なので、案件の獲得確率は高いと言えます。

アイミツ

WEB制作に限ってではありませんが、巨大なビジネスマッチングサービスを行なっているのがアイミツです。ITサービス全般から営業代行まで、幅広く依頼を受けることができます。ビジネスマッチングサイトの規模としては、日本最大級のようです。

サイト名 アイミツ
運営会社 株式会社ユニラボ
URL https://imitsu.jp

マッチングサイトへの掲載のコツ

ここまでWeb制作業界におけるマッチングサイト紹介してきましたが、最終的に選バレる業者は1社です。そうなると、やはり重要視すべき点は制作実績や得意分野を明確に打ち出せているかどうかになります。

Web制作会社によって業界の得意不得意もありますので、プロフィールを作り込むことが 重要です。欲張ってあれもこれもできますといったプロフィールにしてしまうと、結局何が得意なのかがわからなくなるので、できれば1つのジャンルに絞ってPRするのが良いでしょう。

マッチングアプリは使い方によっては案件獲得の重要なチャネルになります。ぜひ紹介したようなサービスを使いこなして、良質なリードを獲得してみてください。


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Mon, 10 Jun 2019 01:05:00 +0900
<![CDATA[大手企業の秀逸なキャッチコピー【40選】]]> https://mtame.jp/column/catch_copy_40 製造業の秀逸なキャッチコピー【10選】の好評を受けて、今回は、製造業以外にもさまざまな業界から大手企業の秀逸なキャッチコピーを集めてご紹介します。ボリュ ームも増量して40選へ。

Webサイト制作や広告出稿などで、キャッチコピーを作成しなければならないマーケティングご担当者様のご参考になれば幸いです。

旅客・運輸業界

旅客・運輸業界の大手企業のキャッチコピーを4つご紹介します。

日本を、1枚で。東日本旅客鉄道株式会社

JR東日本が発行するICカード「Suica」のキャッチコピーです。

導入当初の利用可能エリアは首都圏エリアのみでしたが、私鉄やバスとの相互利用を拡大していき、2019年4月現在では、北海道から九州地方まで日本の広範囲に広がっています。

こうした利用エリアの拡大と利便性を端的に表したわかりやすいキャッチコピーとなっています。

でかける人を、ほほえむ人へ株式会社西武ホールディングス

東京都・埼玉エリアに路線を持つ西武鉄道を中心に、バス、タクシー事業や遊園地・スキー場、ホテルなどの運営、不動産事業などを手がける西武ホールディングスのキャッチコピーです。

企業ドメインである旅客をキーとして、利用者の快適性や利便性、娯楽性などの実現を一言で表す秀逸なキャッチコピーとなっています。

うねりを、チャンスに。株式会社商船三井

海運業の大手、商船三井のキャッチコピーです。鉄鉱石、石炭、穀物、原油、液化天然ガスといった原料から石油精製品、液体化学製品、自動車などの製品類を船で運搬しています。

「うねり」には、海の波と時代の変化がかけ合わされていると思われ、困難を好機に変える意思が感じられます。

同社のサービスを使うことがユーザー企業のチャンスにつながるというメッセージと、同社自身の抱負を併せ持つキャッチコピーとなっています。

明日の空へ、日本の翼日本航空株式会社

日本でもっとも長い国内線と国際線の歴史を持つ日本航空(JAL)のキャッチコピーです。

企業のキャッチコピーで、「未来」「明日」はよく使われるキーワードですが、飛行機の翼と未来へはばたくイメージを見事に重ね合わせています。

情報通信業界

情報通信業界の大手企業のキャッチコピーを2つご紹介します。

先進的な業界なだけあって、未来を感じさせるキャッチコピーが多いようです。

いつか、あたりまえになることを。株式会社NTTドコモ

大手携帯電話キャリアのNTTドコモのキャッチコピーです。

キャッチコピーだけでは事業ドメインが伝わってきませんが、先進的なサービスをいち早く提供し、業界スタンダードを取っていくのだという強い企業姿勢が感じられるキャッチコピーです。

未来創発株式会社野村総合研究所

日本の最大手シンクタンクである野村総合研究所(NRI)のキャッチコピーです。

「未来創発」は同社の造語で「思いがけない新しいビジネスモデルを次々と生み出す」という意味。同社の姿勢を表しているといいます。

四字熟語のようで印象に残るキャッチコピーとなっています。

卸売業界

卸売業界(総合商社)のキャッチコピーを2つご紹介します。

”つぎ”を創る力三菱商事株式会社

日本の五大商社の一つである三菱商事のキャッチコピーです。

「未来」の意味が「つぎ」に込められています。一見するとメーカーのようなキャッチコピーですが、天然ガスから食品まで幅広い商材を扱う総合商社である自負と、卸売業を通して社会を変えるという意思が込められていると思われます。

ひとりの商人、無数の使命伊藤忠商事株式会社

大手総合商社の伊藤忠商事のキャッチコピーです。

こちらも日本の五大商社の一つですが、キャッチコピーは「商社」としての自覚が存分に現れており、三菱商事のキャッチコピーとは対照的なのが興味深い点です。

「ひとりの商人」は、伊藤忠商事の従業員という意味にも、伊藤忠商事の法人格という意味にも取れます。扱う商材がさまざまな分野、さまざまな用途に利用されていることが伝わってきます。

小売業界

小売業界のキャッチコピーを2つご紹介します。

2社とも、低価格帯の商品を中心に扱う企業ですが、キャッチコピー方向性は大きく異なっています。

服を変え、常識を変え、世界を変えていく株式会社ファーストリテイリング

ユニクロなどを展開する衣料小売大手ファーストリテイリングのキャッチコピーです。

カジュアル衣料の常識を買え、グローバル企業として成長を続ける同社を表現した秀逸なキャッチコピーだといえます。

ちなみに、会長兼社長の柳井 正氏は、2019年の世界長者番付で41位、国内では1位を獲得しました。

【参考記事】

安いクセして。合同会社 西友

食料品、家庭用品、衣料品などの小売チェーン西友のキャッチコピーです。

安さを強調しつつ、品質の高さもアピールする絶妙なキャッチコピーとなっています。

同社はほかにも「カカク、ヤスク」「ゼッタイ鮮度」「サゲイスト」といった強烈なキャッチコピーを多数、輩出しています。

建設業界

建設業界の大手企業のキャッチコピーを2つご紹介します。

子どもたちに誇れるしごとを。清水建設株式会社

200年以上の歴史を持つ大手ゼネコン清水建設のキャッチコピーです。

キャッチコピーからは建設業であることがわかりませんが、建設の様子を写した映像や画像と組み合わせる前提で作られていると思われます。

「未来」のイメージを「子ども」に託してうまく表現された秀逸なキャッチコピーです。

木と生きる幸福住友林業株式会社

木材・建材事業、住宅・不動産事業を柱とする住友林業株のキャッチコピーです。

売上比率は木材・建材事業から住宅・不動産事業へとシフトしてきているようですが、キャッチコピーで、木との密接な関係を維持していく姿勢をアピールしています。

教育業界

「よく生きる」株式会社ベネッセコーポレーション

通信教育、出版事業のほか介護事業も手がけるベネッセコーポレーションのキャッチコピーです。

辞書をひくとわかりますが、「よい」には善悪や優劣意外にも「美的に優れている」「人柄が好ましい」など、たくさんの意味があります。ひらがなで「よく」と表現することで、すべての意味のよいを含め、各事業分野においてそうした「よい」人生のための商品・サービスを提供することをうたっていると考えられます。

“「」”(かぎ括弧)がついている点からこだわりが感じられ、単語(名詞)として扱っているような印象も受けます。

金融・保険業界

人生は夢だらけ。かんぽ生命保険

郵政民営化で誕生した国内生命保険会社大手のかんぽ生命が2016年から使用しているキャッチコピーです。

同社の主力保険は、終身医療保険や歳満期養老保険、年金保険といった「長生き」「人生」に深く関わる保険が多く、人生に対する希望をイメージさせるキャッチコピーとマッチしています。

エネルギー業界

電気に、本気。電源開発株式会社

J-POWERの愛称で知られる電源開発のキャッチコピーです。

ダジャレ系のキャッチーなコピーで親しみやすさを狙ったものと思われます。競合他社と重複しにくいので、敷居を下げたい場合はダジャレ系のキャッチコピーを作るのはおすすめです。

水産・農林業

海といのちのみらいをつくるマルハニチロ株式会社

漁業・水産加工や食品製造を行うマルハニチロのキャッチコピーです。

グループスローガンは「世界においしいしあわせを」で、世界各国150ヵ所にグループ会社を持つグローバル企業としての自負が読み取れます。

コーポレートサイトのトップページには、ほかにも「つながる、幸」「とどく、幸」と、海の幸を扱うこと、物流事業とをかけたキャッチコピーが掲載されています。

飲食サービス業界

心と心で、つながる未来へワタミ株式会社

「居食屋 和民」などを展開するワタミのキャッチコピーです。

外食産業を中心に、農業、介護事業、人材開発・教育事業なども手がけており、すべての事業に共通する思いが込められていると考えられます。

過去にはブラック企業として取り上げられ、労使に関する問題を抱えていたことをふまえると、従業員と企業の関係も含めて考案されたものなのかもしれません。

製造業(食品)

ここからは、製造業の大手企業のキャッチコピーを製品分野別にご紹介します。 まずは食品から。

Eat well,live well.味の素株式会社

うま味調味料「味の素」をはじめアミノ酸を核とする事業展開で、中心となる食品事業のほか、アミノ酸事業、医薬事業を手がける味の素のキャッチコピーです。

英語のキャッチコピーではありますが、わかりやすい単語と語呂の良さでキャッチーなものに仕上がっています。

愛は食卓にある。キユーピー株式会社

マヨネーズなどの調味料を生産する食品メーカー、キユーピーのキャッチコピーです。

主力製品である調味料が使われる場である食卓を家族で囲むような情景が浮かびます。シンプルながら印象的で覚えやすい秀逸なキャッチコピーです。

丸くなるな、星になれ。サッポロビール株式会社

サッポロ生ビール黒ラベルのキャッチコピーです。

サッポロビールの星のマークと、アルコールが飲めるようになり、おいしく感じられるようになる大人になっても、丸くなるなというシャレの効いたメッセージが込められた文句なく秀逸なキャッチコピーです。

おいしい記憶をつくりたい。キッコーマン株式会社

醤油を主力製品とする食品メーカー、キッコーマンのキャッチコピーです。

食品関連企業のキャッチコピー作りでは一番に候補に挙がってくる「おいしい」のキーワードですが、安易に使用するとオリジナリティのないキャッチコピーになりがちです。

陳腐にならずに企業の姿勢が伝わり、余韻を残す秀逸なキャッチコピーだといえます。

おいしい瞬間を届けたい株式会社ニチレイ

加工食品や水産・畜産事業を手がけるニチレイのキャッチコピーです。

上でご紹介したキッコーマンのキャッチコピーとおなじ「おいしい」から始まり、構造もよく似ていますが、受ける印象はかなり異なります。

冷凍食品を中心とする加工食品を主力とするニチレイの事業ドメインを考えると、特色のよく現れた秀逸なキャッチコピーといえます。

製造業(機械)

機械製品のメーカー3社のキャッチコピーをご紹介します。

「その機械には、血が通っていた。」/
「機械を買ってもらいたいのではない。チームを買ってもらいたいのだ。」株式会社小松製作所

建設機械・鉱山機械を生産する小松製作所から2つのキャッチコピーをご紹介します。

1つ目のキャッチコピーは、同社の機械が、現場のお客様の声からできたことを表現したものです。機械というと冷たい印象を受けますが、人のために作られた人のための機械なのだということをアピールし、温かみや親しみやすさを狙っています。

2つ目のキャッチコピーは、同社の機械が、単なるモノにとどまらず、一緒に仕事をする仲間として有用であることを訴求しています。

壁がある。だから、行く。株式会社クボタ

農業用トラクターや水処理装置などを主力製品とする機械製品のメーカー、クボタのキャッチコピーです。

同社の製品が、数々の課題解決に活用できることをうまく訴求した秀逸なコピーです。

ちなみに、ブランドステートメントは、For Earth, For Lifeとなっています。

兄よ、ジェイテクトって大丈夫?株式会社ジェイテクト

トヨタグループの大手機械・自動車部品製造会社、ジェイテクトの採用サイトのキャッチコピーです。ほかに「兄よ、ジェイテクトが、ヒーロー用変身スーツを開発したらしい。」など、就活中の妹から兄への質問のかたちを借りて、ジェイテクトの概要を紹介していく形式。

大手ながら知名度がそれほどないことを逆手に取ったうまい企画です。

製造業(車)

大手車メーカーのキャチコピーを2つご紹介します。

Be a Driver.マツダ株式会社

個性的なデザインと機能性の高さから、コアな車ファンの支持を集める自動車メーカー、マツダのキャッチコピーです。

マツダは、戦後、低価格の乗用車「クーペ」の人気やロータリーエンジン搭載車の量産成功の後、バブル最盛期に新販売体制の失敗からの低迷期を経て、2010年、すべての人に「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」を届けるというコンセプトのもと新技術開発に取り組み、日本を代表するスポーツカー「ロードスター」をヒットさせています。

シンプルながら、車を運転する喜びをイメージさせる秀逸なキャッチコピーとなっています。

ゴキゲン♪ワーゲンフォルクスワーゲングループジャパン株式会社

フォルクスワーゲン(ビートル)を始め、現在は傘下に入っているアウディやロールスロイス、ポルシェなどの輸入販売を手がけているフォルクスワーゲングループジャパンのキャッチコピーです。

前述のマツダのキャッチコピーと同様、車の運転と楽しいイメージを組み合わせたキャッチコピーながら、カタカナ表記に絵文字を組み合わせ、親しみやすさとキャッチーさを前面に出しています。

製造業(化学)

化学製品メーカーから2つのキャッチコピーをご紹介します。

かがくの夢、くらしの中に。住友化学株式会社

住友グループの総合化学メーカーで、国内でNo.2の大手企業である住友化学のキャッチコピーです。住友化学では、石油化学製品やエネルギー・機能材料、半導体、医薬品などを製造販売しています。

キャッチコピーから化学(もしくは科学)関連企業であること、身近なところで使われる製品を扱っていることがうかがえるコピーとなっています。

ひらがなの使用により、やわらかさを出すとともに、「かがく」には科学の意味も込めたのではないかと考えられます。

ちなみに、コーポレートスローガンは、「豊かな明日を支える 創造的ハイブリッド・ケミストリー」です。

やさしさをつくる。やさしさでささえる。ユニ・チャーム株式会社

生理用品や紙おむつでおなじみのユニ・チャームのキャッチコピーです。ベビーケア、フェミニンケア、ヘルスケア関連製品では、日本国内のみならずアジアでシェアNo.1の大手企業であるユニ・チャーム。

肌に直接触れる製品が多いことからか、「やさしさ」というワードが2回使われ強調されています。韻を踏む効果も生まれています。

社長の高原 豪久氏は、2019年の世界長者番付で365位、国内では4位を獲得しました。

【参考記事】

製造業(医薬品)

医薬品メーカーの大手企業から2社のキャッチコピーをご紹介します。

イノベーションに情熱を。ひとに思いやりを。第一三共株式会社

国内で第3位、世界で第20位の医薬品メーカー大手の第一三共のキャッチコピーです。第一三共本体は医療用医薬品に特化しており、一般薬などはグループ企業である第一三共ヘルスケアが手がけています。一般薬では「ロキソニンS」「ガスター10」などが知られています。

「イノベーションに情熱を。ひとに思いやりを。」は、正確にはキャッチコピーではなく企業スローガン。2005年9月に三共株式会社と第一製薬株式会社とが経営統合したのを皮切りに、2006年4月にゼファーマの子会社化、2008年6月に印ランバクシー・ラボラトリーズ社を買収したものの、印サン・ファーマ社に事業譲渡と、度重なるMAを経て、国内外に30社以上のグループ会社を持つグローバル企業として成長しました。

2012年に全世界共通で「Passion for Innovation. Compassion for Patients.」となり、日本では「イノベーションに情熱を。ひとに思いやりを。」の翻訳版が使われています

すべての革新は患者さんのために中外製薬株式会社

がん治療用を中心に、骨・関節、腎臓などの医療機関向け医薬品を主力とする医薬品メーカー、中外製薬。タミフルの発売元でもあります。

多くの企業がキャッチコピーに採用するワード「イノベーション」を日本語に置き換え、かつ、社会的なミッションも盛り込んでいます。

こちらもキャッチコピーではなく事業哲学となります。ちなみに、スローガンは「創造で、想像を超える。」で、こちらも秀逸。

製造業(電気機器)

電気機器メーカー大手企業から2つのキャッチコピーをご紹介します。

Be Original.シャープ株式会社

ベルトのバックルの発明から金属加工業として創業し、シャープペンシルの発明、国産テレビ第一号の発売、業界初の日本語ワープロ「書院」や業界初のカメラ付き携帯電話の発売など、画期的な製品を生み出し消費者に支持されてきたシャープのキャッチコピーです。

シャープといえば、「目の付けどころが、シャープでしょ。」が長年、使用されてきましたが、2010年1月から「目指してる、未来がちがう。」が使われ始め、現在は「Be Original.」が使われています。

創業者である早川徳次氏の「まねされる商品をつくれ」という精神を表した秀逸なキャッチコピーだといえます。

英語表記のキャッチコピーを検討する際は、前述のマツダの「Be a Driver.」やシャープの「Be Original.」のような命令形スタイルをまねるのもひとつの手です。

進化する「はたらく」の真ん中に株式会社リコー

事務機器、光学機器を主力製品とするメーカー、リコーのキャッチコピーです。

複写機でカラー、モノクロとも国内トップシェアであり、小型複合機やファクスでも高いシェアを持つなど、OA機器に強みを持つことから、BtoBを意識したキャッチコピーを採用していると思われます。

「進化する」から、複写機のデジタル化で先陣を切ったとの自負もうかがえます。

製造業(繊維製品)

TIMELESS WORK. ほんとうにいいものをつくろう。株式会社三陽商会

マッキントッシュやポール・スチュワートなどのブランドを持つアパレルメーカー、三陽商会のキャッチコピー。2013年に設立70周年を迎えたことを機に、今後の方向性を社内外に示すために策定されました。

「timeless」には、永久の、時代を超越したという意味があり、時代を超えて残るような本当に良い衣料品をつくっていくという同社の姿勢が伝わってくるキャッチコピーです。

製造業(パルプ・紙)

Give&Give&Give株式会社イムラ封筒

国内最大手の封筒メーカーで、シェア2割強を持つイムラ封筒のキャッチコピーです。

トップシェアを持つ大手企業のものとは思えないほど尖った表現で、一度見たら忘れられない強烈さを放っています。

Give&Give&Giveには「全ての人に最高の付加価値を届け続ける」というフレーズが続き、同社の業務に対する決意を込めたキャッチフレーズなのだということがわかります。

創業から100年以上の歴史のなかでペーパーレス化という大きな困難を経験しながら、業界で唯一の上場企業としてトップシェアを守っている同社のアグレッシブな姿勢が伝わってくる秀逸なキャチコピーです。

製造業(石油・石炭製品)

Oil&Newコスモエネルギーホールディングス株式会社

TVCMなどで♪ココロも満タンに コスモ石油♪のサウンドロゴがおなじみのコスモエネルギーホールディングスのコーポレートサイトに掲載されているキャッチコピーです。

Oil&Newの後ろには、『石油のすべてを。次の「エネルギー」を。』というフレーズが続きます。

一見すると「Old&New」に見間違えてしまうこちらのキャッチコピー、実はそれも計算ずくのように思えます。

製造業(金属製品)

窓の、向こうへ不二サッシ株式会社

国内で初めてアルミサッシを製造し、サッシ類を主力製品とする大手建材メーカー、不二サッシのキャッチコピーです。

主力製品であるサッシを連想させる「窓」というキーワードを、現在から未来への境界(出口)として用い、ありふれた「未来」という表現を使わずに、将来性や期待感といったものを感じさせる秀逸なキャッチコピーとなっています。

心地よい余韻を残す、印象的なキャッチコピーです。

製造業(精密機器)

時代とハートを動かすセイコーホールディングス株式会社

創業から約140年の歴史を持つセイコー。一貫して時計の買い取りと修繕からスタートし、時計の製造・販売で事業を大きくしてきました。

実は、眼鏡メーカーとしても90年以上の歴史を持っていますが、時計と眼鏡に共通したフレーズではなく、ダイレクトに時計を連想させるようなキャッチコピーをつけたのは、自社の事業ドメインを時計分野と認識していることの表れでもありそうです。

製造業(その他製品)

これからも人間のそばを離れない株式会社トンボ鉛筆

鉛筆やボールペン、消しゴム、のりなどの文房具メーカーであるトンボの100周年記念サイトに掲載されたキャッチコピーです。社名のトンボは、製造していた鉛筆につけていたマークのなかから選ばれたもので、ほかに工場と橋のマークがあったといいます。

キャッチコピーは、社名になっている昆虫のトンボと、製品ジャンルである文房具の両方にかかっていて、「人間=お客様」と読み取れます。印象深くあたたかみのある秀逸なキャッチコピーです。

まとめ

業界別に秀逸なキャッチコピーをご紹介してきました。それぞれの業界ごとにカラーが表れていたのではないでしょうか。

キャッチコピーを作ろうと思うと、つい「未来」「明日」「イノベーション」といったワードを入れたくなるものですが、これらは非常に多くの企業で使用されているため、安易に採用するとオリジナリティの低い陳腐なキャッチコピーになってしまいます。

まずは、自社の事業ドメインについて掘り下げて本質を掴み、社内外に伝えたいメッセージを検討しからキーワード決めてみてはいかがでしょうか。

近年のキャッチコピーには、通常なら漢字で書くところをあえてひらがなやカタカナにする、最後に「。」をつけるといった傾向が見られます。こうした表現のトレンドに乗っかるか、あえて避けるかという点も、各社の戦略次第というところでしょう。

キャッチコピーは、広告・広報のクリエイティブのうちのほんの一部に過ぎませんが、短い一行にさまざまな意味や思い、メッセージを込めることができますし、受け取る側の印象も文字や記号ひとつが変わるだけで大きく変化します。

キャッチコピー作成の際は、ぜひ、細かい部分にまでこだわってみてください。

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Mon, 10 Jun 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[Web制作業界におけるカスタマーサクセスについて]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/importance_customer_success

こんにちは。「ウェブタメ!」を運営するMtame株式会社の小木曽です。
本日は弊社の自社CMSツールを活用したカスタマーサクセスについてご紹介したいと思います。

この記事をご覧になっているWeb制作会社の皆さまには、こんなお悩みはありませんか?

  • ホームページを作って終わりのビジネスモデルから脱却したい
  • 新規営業ではなく、既存クライアントからの売り上げを伸ばしたい
  • もうテレアポしたくない
  • 案件がない…


弊社も長い間、おなじ悩みを抱えてきました。しかし、数年をかけてビジネスモデルを変革してきたところ、これらの課題を解決することができました。そのひとつの要因として、クライアントの利便性を考えた自社開発のCMSツール「CMS Blue Monkey」の存在が大きくあります。今回の記事では、CMS Blue Monkeyの特長と、WEB業界におけるカスタマーサクセスの重要性についてご紹介します。

CMS Blue Monkeyとは?

CMS Blue Monkeyは、Mtame株式会社が自社開発した国産CMSです。DataSign社のレポートによると、国内CMS導入率で4位となっており、大手企業さまにも安心して利用していただいます。

(1)ユーザー視点で考えた直感的操作性

これまで弊社は1,600社以上の企業さま向けにWeb制作を行ってきましたが、企業が自社でホームページを更新する文化が根付いてきたのは、ここ5年〜10年ほどだと感じています。それまでは、業者に依頼するなど、Web制作のスキルのない人が自分で更新をするのは難しい時代でした。

しかし、以前は「名刺がわり」でよかったホームページも、今ではホームページという財産をいかに運用し、活用していくかが問われる時代です。このような背景から、CMS Blue Monkeyは、まったくWebリテラシーがない人でも、直感的に更新ができるように開発しました。

(2)クラウド型自社CMSのメリット

CMS Blue Monkeyはクラウド型CMSのため、時代に合わせた開発やアップデートも可能です。このような改善性は、弊社が自社開発にこだわる理由であり、今後もユーザーの声に合わせて機能追加を行っていく予定です。

たとえば、昨年は「ブロックダウンロード」という機能が加わり、新しいコンテンツを追加する際に、ブロックのライブラリからダウンロードできるようになりました。また、時代に合わせてAMP機能も実装しています。

また、近年では、インターネットセキュリティに関する意識の高まりから、WordPress等のオープンソースCMSの使用を禁止する企業も増えてきています。CMS Blue Monkeyは、自社開発CMSの利点を活かし、高いセキュリティ水準も保っています。

Web制作におけるカスタマーサクセスとは?

冒頭でWeb制作会社のよくある課題をあげましたが、これらは長年、弊社も抱えてきた悩みです。しかし私たちは、少しずつビジネスモデルを変革することで、数年かけてこれらの課題を改善してきました。

もっとも大きな影響力があったのは、クライアントの成果をあげるための「カスタマーサクセス(CS)」を重視したことです。私たちが行ったのは、Web制作を行ったクライアントに対し、目標やKPI、具体的なタスクスケジュールを提案・確定したうえで、不定期の訪問を通して進捗を追っていくというものです。そして、お客さまの初期の目標達成を継続的にフォローする過程で、さらに成果をあげるための追加提案を無理なく組み込んでいきました。

また、単なるCS活動ではなく、ABM(アカウントベースドマーケティング)の考え方を取り入れることで、お客さまのステータスやポテンシャルに合わせて、最適なタイミングで、最適な提案をすることを心がけました。このようなCS活動を実行するうえで、不可欠だったのは「ホームページを運用できるツール」とノウハウ、そして「追加提案できる(アップセルできる)サービス」にです。

そもそも弊社がお客さまから相談を受けるなかで、もっとも多い悩みは「ホームページの更新ができない」「業者に依頼をするとつど費用がかかる」ということでした。そして前述のように、現代のWeb戦略では、更新しながらの運用が不可欠です。このような点で、弊社が「CMS Blue Monkey」という自社ツールをご提案できることは、お客さまの課題を解決し、継続的な関係を築いていくうえで非常に大きなことでした。

Web制作における顧客フォローの重要性

また、技術的なサポートにも丁寧に対応してきました。弊社では、常駐のサポート部門を設置することで、営業時間内であれば電話が取れないことがないよう徹底した体制を築いています。

顧客フォローを通して浮かんできたお客さまの声は、その後のCS活動に生かしてきました。弊社が自社開発のCMSにこだわるのには、お客さまの課題を細かなところまでフォローするためでもあるのです。

このように、「自社開発CMS(=ストック型商材)の活用」と「既存顧客のCS活動」を徹底してきたことにより、弊社は「作って終わり」のビジネスモデルから脱却することができました。現在、弊社の売り上げ構成は、既存のお客さまからの売り上げが約2割、ストック型商材の売り上げが5割以上(CMS Blue Monkey以外のサービスも含む)となっています。

お客さまの成功が自社の売り上げにつながる時代に

これまで述べてきたように、「適切なツール」と「継続的な提案」があれば、お客さまのホームページの課題を解決し、成果をあげていくことができます。またお客さまの成功は、Web制作会社にとっても、さらなる利益を生むための後押しとなります。実際に弊社のお客さまではホームページでの成果をあげ、さらなる投資をされている企業さまも多くいらっしゃいます。

このような好循環をまわしていくためには、これまでのやり方から脱却した、社内の仕組み作りが必要です。

弊社は、自社CMSツールの提供を通して、制作会社さまに貢献していきます。また、弊社が改革を行ってきたノウハウ(アップセル・クロスセルなど)を活かしながら、Web制作会社さまの課題を解決できるよう、全面的にサポートさせていただきたいと考えています。

そのために、弊社独自のライセンスパートナープランをご用意いたしました。ご興味がある方は下記リンクよりお問い合わせください!


CMSパートナープランの詳細はこちら

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Fri, 07 Jun 2019 18:55:00 +0900
<![CDATA[【2019年版】商用利用可のフリー素材サイト集 20選!]]> https://mtame.jp/design/free_material_site_collection

ホームページを制作するときに欠かせない写真やイラストなどの素材。今ではたくさんのストックフォトサイトがあるため、素材に困ることは、ほとんどないかもしれません。しかし、ストックフォトも使用する数が増えれば、その費用は軽視できません。

そこで今回の記事では、無料で使えるフリー素材サイトをまとめてご紹介します。ぜひブックマークして、日々の制作のおともにお役立てください。

写真

タダピク

タダピク
  • http://www.tadapic.com
  • 43もの無料画像サイトから画像をキーワード検索できる「無料画像検索エンジン」です。

PAKUTASO(ぱくたそ)

PAKUTASO(ぱくたそ)
  • http://www.pakutaso.com
  • 掲載枚数2万枚以上(2019年3月時点)。時事ネタやフリー素材には珍しい人物写真も豊富。会員登録不要で手軽にダウンロードできます。

PhotoAC(写真AC)

PhotoAC(写真AC)
  • http://www.photo-ac.com
  • 人物、ビジネス、インテリアなど使いやすい豊富なカテゴリが魅力。会員登録をすることで、無償でダウンロードできます。

写真素材「足成」

写真素材「足成」
  • http://www.ashinari.com
  • 全国のアマチュアカメラマンが撮影した写真を素材として提供。いわゆる「素材っぽく」ない、自然な写真が多くあります。会員登録の必要はなし。

busitry-photo(ビジトリーフォト)

busitry-photo(ビジトリーフォト)
  • http://www.busitry-photo.info
  • 人物画像が充実。整体・エステ・治療院など業種向けのカテゴリもあります。会員登録が必要です。

food.foto(フードフォト)

food.foto(フードフォト)
  • http://food.foto.ne.jp
  • 食材・料理・野菜・果物専門のストックフォトサイト。プロカメラマンが撮影した果物や、パスタ・ピザなどの料理写真が豊富です。登録の必要はなし。

Pixtabay(ピクサベイ)

Pixtabay(ピクサベイ)
  • https://pixabay.com/ja/
  • 著作権のない画像や動画を共有する海外のクリエイティブコミュニティで、ハイクオリティな画像がそろっています。利用にあたっては事前に規約を確認しましょう。

Pexels

Pexels
  • https://www.pexels.com/ja-jp/
  • 写真家が投稿した作品を検索できる海外サイト。日本語検索に対応しているところがうれしい。雰囲気のあるオシャレな写真が豊富です。

Unsplash

Unsplash
  • https://unsplash.com
  • 海外のフリー写真サイトで、写真のクオリティが高いのが特徴。動物、旅、ファッション、食物など、カテゴリも豊富です。英語検索のみ可能です。

イラスト

イラストAC

イラストAC
  • https://www.ac-illust.com
  • PhotoACのイラスト版。プロのイラストレーターが制作したイラストやフレーム、アイコン、背景素材などが多くそろっています。会員登録することで、無料ダウンロードが可能。

いらすとや

いらすとや
  • https://www.irasutoya.com
  • 制作担当者にはおなじみのフリーイラストサイト。ビジネス、学校、医療、季節行事など幅広いカテゴリをカバーしています。有名サイトのため競合サービスとの素材のかぶりには注意が必要。

いらすとん

いらすとん
  • http://www.irasuton.com
  • 上記「いらすとや」と同じイラストレーターが運営する姉妹サイト。手書き風の「ゆるかわ」タッチのイラストや文字素材がそろっています。

EC design

EC design
  • http://design-ec.com
  • ECサイト向けのイラスト素材サイト。「Sale」「New」「送料無料」など、ECサイトには欠かせないアイコンがダウンロード可能です。

VECTOR CLUB

VECTOR CLUB
  • http://vectorclub.net
  • ポップなカットイラスト調ではなく、ハイクオリティでグラフィカルな素材が多いサイトです。AIまたはEPSデータでダウンロード可能。

SILHOUETTE DESIGN(シルエットデザイン)

SILHOUETTE DESIGN(シルエットデザイン)
  • http://kage-design.com
  • 影絵素材に特化したサイト。いそがしいデザイナーにとってありがたい、使えるカテゴリを網羅。AIデータでダウンロード可能です。

TOWN illust

TOWN illust
  • http://town-illust.com
  • 街並みや建物(ビル、住居)、観光地の建造物などのイラストに特化したサイト。AI、EPS、SVG、透過PNGなどデータの種類が選べるのも便利です。

アイコン

FLAT ICON DESIGN

  • http://flat-icon-design.com
  • イラスト調のフラットアイコンがダウンロードできるサイト。データの種類、色調、背景色のあり・なしまで選べる、かゆいところに手が届くサイトです。

ICOON MONO

ICOON MONO
  • http://icooon-mono.com
  • ビジネスシーンで使えるシンプルなアイコンが豊富なサイト。ダウンロード時にRGBで色を指定できるため、好きな色のアイコンがダウンロードできるのが便利です。

HUMAN PICTOGRAM2.0

HUMAN PICTOGRAM2.0
  • http://pictogram2.com
  • 「非常口のあの人」のピクトグラム(人型アイコン)で、さまざまなポーズやシチュエーションのアイコンをそろえています。

icon monstr

icon monstr
  • https://iconmonstr.com
  • 海外の有名なアイコン素材サイト。検索は英語のみですが、素材の種類が非常に豊富なことが特徴です。登録必要はありません。

まとめ

ホームページを制作するとき、同じサイトばかりを使っていると、似たような写真ばかりが並んでしまうこともあります。

いろいろなサイトを見比べて探すことが理想ですが、素材選びは以外と時間がかかるもの。上記でご紹介したようなリンクを参考に、効率よく、イメージにぴったりの写真を選べるといいですね。また、上記はすべて無料ダウンロードが可能なサイトですが、どのサイトを利用する場合も、事前に利用規約をきちんと確認するようにしてください。

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Thu, 06 Jun 2019 09:00:00 +0900
<![CDATA[「bellFace User Meetup #14 BestPracticeを探求せよ!実践企業から学ぶInsideSalesの仕組みづくり」レポート 第四回 SESSION #3 パネルディスカッション]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/bellFace_report04 2019年4月17日(水)、ベルサール東京日本橋において、オンライン商談システム「bellFace(ベルフェイス)」を開発・提供しているベルフェイス株式会社のイベント「bellFace User Meetup #14 BestPracticeを探求せよ!実践企業から学ぶInsideSalesの仕組みづくり」が開催されました。

「エムタメ!」では、当日の様子を数回にわたりレポートしていきます。

第四回は、SESSION #3で行われたパネルディスカッションの模様をお送りします。 モデレーターはベルフェイス株式会社の取締役でインサイドセールス支援事業部長の西山 直樹氏が務め、パネラーにはインサイドセールス導入事例で登壇した株式会社スタディストの加藤 紘太氏とSansan株式会社の一方井 辰典氏を迎えて行われました。

【関連記事】

Q. インサイドセールス人材の採用基準とは?

対談風景

左から、西山 直樹氏 (ベルフェイス株式会社 取締役 インサイドセールス支援事業部長)
加藤 紘太氏 (株式会社スタディスト 営業部 インバウンドグループ グループリーダー)
一方井 辰典氏 (Sansan株式会社 セールスディベロップメント部 マネージャー)

(敬称略)

西山: 先ほどの講演をうかがって、2社ともインサイドセールスの仕組みがかなりしっかりとできあがっているなという印象を受けました。この仕組みを実行するのは「人」なわけですが、インサイドセールスの人材採用基準について、お聞かせいただけますか?

一方井: 明確な基準は、あえて設定していません。Sansanのインサイドセールス部門がカバーする範囲は、お客様へのアプローチからデータベースの設計、全体の戦略考案に至るまでとかなり広いという特徴があります。

このため、インサイドセールス人材のペルソナを決めてそれに見合う人材を採用するというよりも、当社のインサイドセールスが求める幅広い力を持つ人材を求めています。

西山: Sansanでは、インサイドセールスとフィールドセールスの募集は分けていますか?

一方井: 分けてはいますが、フィールドセールスの応募者がインサイドセールスに興味を持っていることがわかったら、そちらで採用するケースもありますし、柔軟に対応しています。

加藤: スタディストの場合、営業スキルはあまり重要視せず、性格的に「忖度しない人」を求めています(笑)。素直に発言できる人が良いですね。たとえば、テレアポしていても、本当は楽しくないのに「楽しいです!」と言ってしまう人ばかりだと当社のインサイドセールスは成り立たない。はっきり「楽しくない」と意思表示してもらえた方が、こちらとしても手を打てますから、自分の意見が言える人であるかどうかが一番重要です。

西山: ちなみに、「楽しくない」と言われてしまったら、どんなふうにして楽しませるんですか?

加藤: 入社したばかりのスタッフが研修の一環でコールド・リードに電話をかけていたんですが、テレアポとして単純作業化してしまい「楽しくない」と。そこで、「コール先の優先度を自分で決めてみたら?」と提案しました。

西山: 少しずつ裁量を与えて、自分で決めさせることで、楽しくさせる?

加藤: そうですね。やはり、裁量がないと楽しくないので(笑)。

西山: Sansanの場合はどうですか?インサイドセールスの人材のモチベーションを上げるために工夫されていることなどはありますか?

一方井: 当社の場合、先ほどの話と共通するのですが、インサイドセールスが持つ役割の広さに興味を持ってもらい、モチベーションアップにつなげています。

もともと、インサイドセールス部門をフィールドセールス部門から独立させた背景にもインサイドセールス側のモチベーション維持が理由の1つとしてありました。営業の登竜門としての立ち位置が多いにあるインサイドセールスですが、スキルが上がってもフィールドセールスにはなれるとは限らない。これがネックになり、モチベーションが落ちかねなかった。そこで、インサイドセールス部門を独立し、役割の幅を広げることで、魅力を感じてもらえるようにしました。

西山: 「SD企画」などは営業の全体を俯瞰できるので、今後のキャリアを考えるのにも役立ちそうですね。

一方井:はい。一つの部門に幅広い役割を持たせるという方向性は、『THE MODEL』にある「分業」とは相反する部分でもあるのですが、当社なりのインサイドセールス組織作りの一環として敢行しています。

Q.インサイドセールスの人材は、入社後、どのような研修を行って、どのくらいの期間で一人立ちする?

西山: 採用に関するお話を伺ってきましたが、両社では、インサイドセールスの人材を採用後、入社してからどのような研修を行って、どのくらいの期間で一人立ちしていますか?

一方井: Sansanでその辺の仕組みを整えたのは、実はごく最近のことなんです。以前は、OJTで、現場で新人が先輩について学ぶというスタイルだったのですが、人が増えていくに従い、設計から見直しを進めました。

研修期間は約1ヵ月間で、基礎研修が2週間ほど、次の2週間で各グループの専門知識をつけてもらうというスケジュールです。

西山: その1ヵ月間にはOJTも含まれる?

一方井: いえ、3~4週間目に行われる試験にパスしない限り、実際に現場に出てお客様にアプローチはできません。

西山: どんなテストなんですか?

一方井: 一言でまとめると、マネージャーとのロープレです。そこで、お客様とのコミュニケーションや、各種ツールへの接点履歴の残し方などを確認します。

西山: 多くの会社のでは、「習うより慣れろ」の研修スタイルが多いでしょうが、1ヵ月もかけてしっかり研修しているんですね。

一方井: そうですね。徐々にそのスタイルに変わってきたという感じです。

西山: スタディストでは、いかがですか?

加藤: 当社の場合は、イネーブルメントチームが企画する「ブートキャンプ」という基礎研修が2週間あります。あとは、自社で無料セミナーを開催しているのですが、そこで講師として登壇させるという研修があります。これは、インサイドセールス、フィールドセールスともに行うのですが、営業の度胸とスキルを身に付けてもらうために行っています。

もちろん、現場に出た後も、研修は定期的に行っているのですが、どちらにも共通する研修があります。それは、bellFaceの録画機能を使ってロープレを記録しておき、後から自分で見て振り返りをさせるというものです。この方法だと、自分では「できた」つもりでいていても、実際はできていなかったということに気づけるんです。

西山: ロープレは、営業の基礎力をつける方法として、とても重要なものですが、会社によってやり方はまちまちです。最初から最後まで通してロープレして、後からまとめてフィードバックしますか?それとも、1回1回、止めてフィードバックしていきますか?

一方井: Sansanは後者ですね。ベテランメンバーなら最後まで止めずにできますが、ジュニアメンバーであるほどポイントごとにストップして進めることが多いです。

また、当社の場合、そのロープレでの会話の目的を「商談創出」なのか「イベントへの集客」なのか「資料送付」なのか、事前にゴール設定を明確にして実行しています。

加藤: 当社の場合、ジュニア層は通しで行います。何を見たいかという観点が重要だと思っています。たとえば、ジュニア層に「引き出し」を求めてもあまり意味がないので、「トーク構成は正しいか」という観点でチェックします。

成長していくと、今度は自分で「引き出しが足りないな」と気づくようになる。そこからのロープレは、1回1回止めてフィードバックしていくようにしています。

一方井: ベルフェイスさんでは、どうですか?

西山: 当社も、その人の習熟レベルや与えられている役割によって変えていますね。ロープレのやり方に正解はないですが、それぞれの会社がロープレを行う目的や、その人の習熟度に合わせて変えているとことが多いのかなと思います。

Q.インサイドセールスのKGI、KPIの設計方法は?

西山: 事前アンケートのなかで多かったのが、KGI、KPIの設計方法についてでした。KGI、KPIの設計ひとつで、成果が大きく異なってくるのが営業の世界だと思います。

まず、スタディストでは、インサイドセールスで「予告編」担当と「本編」担当が分かれているというお話でしたが、「予告編」担当のコネクトチームでは、どんなKPIを設定しているんですか?

加藤: 一般的な言葉でいうと「商談化数」ですね。ただ、もう少し細かくて、「課題整理ができているか」「その課題に対し、当社から提案したいという申し出にOKがもらえているか」といった項目ごとに集計しています。

西山: きちんと、「課題」を引き出すところまでやっているんですね。

加藤: やはり、表面的な話から入っていくので、課題をきちんと整理したうえで、当社が見せたい世界観を上流の課題感とリンクさせる必要がありますね。

西山: おそらく、これを聞いている来場者の皆さんが気になっているのは、「何がどうなったら、課題が明確になった状態なのか?」とか、「どんな質問をして、何がイエスだったらカウントされるのか?」といったことだと思うのですが、お聞かせいただける範囲で教えてください。

加藤: ホットなリードだと、課題感を持っているので、話してすぐにそれとわかるのですが、やはり、そうではないお客様も一定数いらっしゃいます。そういう場合、たとえば「当社に資料請求いただくお客様は、どれかに当てはまる方が多いのですが…」と3つくらいよくある課題を提示して、「御社はどれに当てはまりますか?」と選んでもらいます。そこで選ばれた答えに合わせて、「事例を紹介できるので、提案させていただいて良いですか?」というトーク展開をしていますね。

西山: Sansanさんは、「受注貢献金額」という非常に本質的な指標をお持ちですが、もし私がSansanのインサイドセールス担当だったら、受注金額に貢献するために、とにかく何でもかんでもパスしてしまいそうです。ただ、それでは、ムダなアポがたくさん入ってしまいますよね。それを避けるために、たとえば「受注率」も勘案するなど、何か工夫している点はありますか?

一方井: まさに、西山さんがおっしゃったように「率」を見ることでムダなアポを抑制しています。

スキルが低いうちは、とにかくアポを取ることしかできないわけですが、成長してくると、自分が持っている案件の商談化率を見るようになっていきます。リードが無限にあるわけではないなかで、お問い合わせが少なくてもいかに打率を上げていくかという視点が出てくると同時に、商談化が難しいということも肌でわかってきます。

西山: では、受注貢献金額を主に置きながらも、ハイパフォーマーであればあるほどムダな商談は設定しないというのが自ずと文化として育ってきたということでしょうか?

一方井: そうですね。KPIに「受注貢献金額」を設定してから、営業部門とのコミュニケーション面でもインサイドセールス組織事業としても、うまく回るようになってきたと感じています。

加藤: 質を求める局面と量を求める局面があり、タイミングによって、商談数、商談率のどちらを優先するかは変わってくると思います。『THE MODEL』にもあるように、企業の置かれている状況に合わせて、柔軟に切り替えられることが大切だと思います。

一方井: 同感です。『THE MODEL』の「プロセスと必要性」にあるレバーの開け締めは、人の数によっても変わってくるし、インサイドとフィールドのバランスによっても変わってくる。こうした状況を俯瞰しながら、インサイドセールスに持たせるべき役割を考えて、自在に調節できるようにすることが、真のインサイドセールス組織の強さなんじゃないかと個人的には考えています。

西山: Sansanでは、インサイドセールスとオンラインセールス、クロージングまでするチームでは、「この人はこの人にパスする」というようなパートナーは決めているんでしょうか?それとも、ランダムに?

一方井: 完全なパートナー制ではないですね。たとえば、問い合わせ対応を中心に行う「SDR」には、ひもづく営業担当チームがあって、そのなかで担当を割り振っています。以前は、完全にパートナーを決めていたのですが、それだと柔軟性がなくなってしまうので。

西山: スタディストさんは、どうですか?

加藤: 当社の場合は、ランダムですね。ペア制を取り入れたこともあったのですが、うまくいかなかったからです。

一方井: 一点、訂正させていただくと、大手企業担当のインサイドセールスである「ADR」では、担当営業と担当インサイドセールスを固定しています。当社の商材の場合、大手企業様からご契約をいただくまでのリードタイムは長期化する傾向にあり、その間にいろいろな人が対応するのではなく固定メンバーのなかで情報を最大化していくのがABMの考え方に則っていると考えています。

Q. MA(マーケティング・オートメーション)を活用して、効率的にリードのリサイクルを行う方法について

西山: 最後の質問となります。両社に共通しているのが、お問い合わせのあったお客様への営業がメインであるという点だと思いますが、お問い合わせがあると、当然、リードが山のように溜まりますよね。そこで、福田さんの講演にもあった「リサイクル」の観点が重要になってきます。ベルフェイスでもそうですが、この部分で頭を悩ませている企業は非常に多いと思います。MA(マーケティング・オートメーション)を活用して、リサイクルを効率的に行う方法について、実際にどんな取り組みをされているかを簡単に教えていただけますか?

一方井: 難しいですが、かなり大雑把にいうと、ナーチャリングを適切なタイミングで行っていくことと、お客様の状況に応じた優先順位付けの2点です。当社では、2014年にマルケトのMAを導入したタイミングで本格的なナーチャリングを開始したのですが、現在はそれを進化させている最中です。

未アプローチだったり放置しているお客様に対して、その理由に合わせてコンテンツを用意して、それをどのタイミングでどんな頻度でメール配信するかという設計をまさにいま再設計しているところです。

西山: お客様からヒアリングした内容をSFAに残して、MAと連携して発信していくメッセージを変えているということですね。

一方井: はい。未アプローチ・放置の理由としては、たとえば「かけたけど不通だった」とか「こういう理由でいらないといわれた」とか、いろいろあると思うのですが、その情報を、営業が失注したときと同じように残して、それを元にナーチャリングを回すための設計を作り直しています。

西山: だいたい、何パターンぐらいあるんですか?かなり細かく分岐させているんですか?

一方井: かなり細かく作ろうとして、増やしすぎて、いま減らす作業をしているところです。多くても数パターンぐらいにする予定です。

西山: スタディストでは、いかがですか?

加藤: 当社ではまだ、リサイクルに取り組み出したところなんですが、最初からすべて項目化してしまうと、どこを見て良いかわからない事態になりそうなので、まずはテキストベースで失注理由をデータとして蓄積している段階です。ここから、どれを項目化するかを選定する想定です。

リサイクルがうまくいかない一番の原因は、担当者が手放さずに抱えたままにしてしまうこと。「失注」をつけてからがスタートになるので、まずは担当者に「失注」しても良いんだという意識改革が必要ですね。

西山: リサイクルの分野は、これだけPDCAを回している先進的な両社でも発展途上の領域で、答えを探している最中です。当社としても今後、bellFaceのアップデートを含め、仕組化していきたいと考えています。本日は、ありがとうございました。

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Mon, 03 Jun 2019 00:20:00 +0900
<![CDATA[「bellFace User Meetup #14 BestPracticeを探求せよ!実践企業から学ぶInsideSalesの仕組みづくり」レポート 第三回 インサイドセールス導入事例②「Sansan Inside Sales」Sansan株式会社]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/bellFace_report03 2019年4月17日(水)、ベルサール東京日本橋において、オンライン商談システム「bellFace(ベルフェイス)」を開発・提供しているベルフェイス株式会社のイベント「bellFace User Meetup #14 BestPracticeを探求せよ!実践企業から学ぶInsideSalesの仕組みづくり」が開催されました。

「エムタメ!」では、当日の様子を数回にわたりレポートしていきます。

第三回は、SESSION #2のインサイドセールス導入事例の後半で紹介されたSansan株式会社の「Sansan Inside Sales」の模様をお送りします。

関連記事はこちらをご覧ください。

1.8年間で1名から41名規模に成長したインサイドセールス部門

一方井 辰典氏

一方井 辰典氏
(Sansan株式会社 セールスディベロップメント部 マネージャー)

Sansan株式会社は「早く言ってよ~」のCMでおなじみの法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を提供しています。

インサイドセールスには、一般的にテレアポ組織、クロージング組織、未来の営業マンを育てる教育機関、顧客満足度最大化に向けたナーチャリング組織といったいくつもの役割がありますが、一方井氏は、インサイドセールスを成功させるためには、まず自社のビジネスモデルを理解し、必要性を認識することが重要であるといいます。

2011年からインサイドセールスを開始した同社にとって、インサイドセールスの役割とは、社内目線では、日々生まれてくる課題や戦略に対しインサイドセールス部門としてできることに取り組むという意味で「組織の戦略コントローラー」、対外的には、「Sansan」がサブスクリプションモデルで提供されるサービスであることを説明し、そのファーストアプローチを担うインサイドセールスがお客様に適切なご案内を行う重要性から「伴奏するコンサルタント」として位置づけられているといいます。

Sansan Inside Salesの考え方

立ち上げ当初は1名からスタートした同社のインサイドセールス部門は、現在、41名体制。中小企業を担当する「SDR」、大手企業を担当する「ADR」、地方の企業を担当する「RDR」、全体戦略とオペレーション改善を行う「SD企画」の4つのグループに分かれているといいます。

SansanのInsideSalesの現状

同社にbellFaceが導入されたのは、2017年のこと。営業部門(フィールドセールス)で使用していた既存のWeb会議システムのリプレイスの際に、通信環境の安定品質と、接続工数の短縮が決め手となったそうです。インサイドセールスにbellFaceが活用され始めたのは、2019年に入ってからということで、まだ日が浅いことがわかります。

インサイドセールスの役割も、当初は営業活動の効率化であったものから、全部門を俯瞰したときに調整弁となる役割(組織の戦略コントローラー)、加えて本質的な顧客体験に目を向け、「伴奏するコンサルタント」の役割も併せ持つように進化してきたのだといいます。

2.インサイドセールス組織進化の過程でぶつかった3つの壁

組織進化の過程でぶつかった壁

同社も、前回のレポートでご紹介した株式会社スタディストと同様、組織の成長に伴っていくつもの壁にぶつかったといいます。今回の講演では、そのなかから特に重要だと思われる「組織を1つにするKGI」「一貫性のあるデータベース設計」「組織変化に伴奏する教育プログラム」の3つの課題が取り上げられました。

①組織を1つにするKGI

2011~2014年頃の各部門のKGIは、マーケティング部門は「見込客の獲得数」、インサイドセールス部門は「商談の創出数」、営業部門は「受注額」となっていました。特別講演の『THE MODEL』の分業の考え方からすると間違ってはいないのですが、マーケティング部門とインサイドセールス部門で創出した商談が営業部門のリソース不足で受注できないといった問題が起きたとのことです。

このため、営業部門のKGIを基準に、マーケティング部門とインサイドセールス部門のKGIを設定するように改善し、現在のインサイドセールス部門のKGIは「受注貢献額」と「案件創出額」の2つが中心となっており、それまでの「商談創出数」「イベント集客数」「アクション数」といったものはサブKGIとして位置づけられ、メンバーが個人管理しているといいます。

組織を1つにするKGI

このKGIの変化により、商談の質を高めるためにインサイドセールス部門がbellFaceを活用して「事前商談」を行ったり、フェーズ進捗が停滞しているリードに対するフォローを行うというプロセスが新たに生まれたといいます。

②一貫性のあるデータベース設計

2014年当時のSansanのデータベースは部門ごとで最適化を進めたためにバラバラになっており、これに危機感を感じた同社はシステムを統一し、マーケティング部門から営業部門までのデータベースを一本化したのだそうです。

同時に、ステージングモデルを設計し、顧客情報がどのフェーズに行ったらどの部門が責任を持つ、という区分けも明確にされました。

③組織変化に伴奏する教育プログラム

3つ目は、「組織進化に伴い、ナレッジが共有化されていない」という課題です。これまでもマニュアルを作成したり、専用サイトを制作したりといった対策は行ってきたものの、形骸化してしまい実運用に乗らないという問題があったそうです。

これに対し、ハイプレイヤーに自身の取り組みを発表してもらう機会を作ったり、各営業マンが外部の営業コンサルタントにマンツーマンで自身の案件を見てもらうといった施策でナレッジを蓄積し、それを共有するマニュアル類をアップデートし続けるフローを整え解消したとのことでした。

以上、1名から始まり現在の状況に至るまでSansanでは約8年かかったが、この事例を参考にすることで、皆さんは数ヵ月規模で課題解決に導いで欲しいとまとめ、セッションは幕を閉じました。

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Mon, 03 Jun 2019 00:15:00 +0900
<![CDATA[「bellFace User Meetup #14 BestPracticeを探求せよ!実践企業から学ぶInsideSalesの仕組みづくり」レポート 第二回 SESSION #2 インサイドセールス導入事例①「InsideSalesの仕組みづくり×ベルフェイス」株式会社スタディスト]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/bellFace_report02 2019年4月17日(水)、ベルサール東京日本橋において、オンライン商談システム「bellFace(ベルフェイス)」を開発・提供しているベルフェイス株式会社のイベント「bellFace User Meetup #14 BestPracticeを探求せよ!実践企業から学ぶInsideSalesの仕組みづくり」が開催されました。

「エムタメ!」では、当日の様子を数回にわたりレポートしていきます。

第二回は、SESSION #2のインサイドセールス導入事例の前半で紹介された株式会社スタディストの「InsideSalesの仕組みづくり×ベルフェイス」の模様をお送りします。

関連記事はこちらをご覧ください。

1.スタディストのインサイドセールスの2つの特徴「bellFaceを使い過ぎない」「インサイドセールスと呼ばない」

加藤 紘太氏

加藤 紘太氏
(株式会社スタディスト 営業部 インバウンドグループ グループリーダー)

株式会社スタディストでは、SaaS型のマニュアル作成・共有プラットフォーム『Teachme Biz』を開発、提供しています。その営業部でインバウンドグループのループリーダーを務める加藤氏は、2017年に入社して初めて営業職を経験したといいます。

営業経験2年という短さで、インサイドセールスの立ち上げから「商談創出」と「クロージング」の2チームをマネジメントするに至った経験から「営業スキル・営業経験に依存しないインサイドセールスの仕組みづくり」をテーマに講演しました。

同社のインサイドセールスの特徴として、bellFaceを活用したインサイドセールスの仕組みづくりを突き詰めた結果、逆説的ですが「bellFaceを使い過ぎない」「インサイドセールスと呼ばない」の2つの結論に行きついたそうです。

現在、同社では、営業プロセスのなかでクロージングにbellFaceを活用しているといいます。

ベルフェイスはクロージング用途で活用

当日の登壇資料より引用

同社のインサイドセールス組織は、「立ち上げ期→チーム化→グループ化」の3段階で成長してきており、ステップ遷移時に生まれた壁を解消する過程で先ほどの2つの特徴が生まれたのだそうです。

インサイドセールスの変遷

当日の登壇資料より引用

2.Webサイト導線とサンクスメールの改善で「流入の壁」を解消

体制変更時のぶつかった2つ壁

当日の登壇資料より引用

1つ目は、インサイドセールス人員が増えたことによるホットな架電先(リード)が不足したこと=「流入の壁」でした。そこで、リード獲得の手段として、Webサイトからの資料請求フローの改善に着手したといいます。

改善前は、Webサイトからのオンライン相談予約数は月に数件ほど。Webサイトの導線改善に際しては、ベルフェイスのWebサイト導線を参考にしたそうです。また、サンクスメール内にカレンダーを表示させることで、オンライン相談会の予約数向上に成功しました。最終的なオンライン予約数は約10倍にまで伸びたといいます。

途中段階では、カレンダーのみを掲載したり、フォームに対する説明を増やした場合には申し込み数は伸びない、という失敗を経験しており、直観的に操作できるカレンダーを意識した結果、予約数が上がったそう。このようにして「流入数の壁」は解消されました。

直観的でないとダメ。

当日の登壇資料より引用

3.お客様目線で商談プロセスを見直し、「引き継ぎの壁」を解消

分業型で運用していくなかで、徐々に発生した課題点

当日の登壇資料より引用

2つ目は、「チーム」体制から、「商談創出」と「クロージング」の2チーム体制の「グループ」に拡大した際にできた「引継ぎの壁」です。相談創出チームからクロージングチーム(もしくはフィールドセールス部門)へリードの情報をうまく引き継ぐことができず、それが成約率にも如実に影響を与えたといいます。

相談創出チームは、商談としての基準はクリアしているとしてリードを受け渡しますが、受け取った側では「コンタクトを取ってみたら話が違った」「もっとナーチャリングして欲しい」ということが起きたのだそうです。商談創出チームがリードにヒアリングする項目を強化したそうですが、成果には結びつかなかったといいます。

そこで、同社では、商談プロセスをお客様目線で捉え直すことに着手しました。

顧客目線の購買プロセスで商談のステージを定義

当日の登壇資料より引用

このプロセスをふまえてインサイドセールス時のヒアリング項目を見てみると、商談の後工程に偏っており、かつ、こちらが聞きたいことばかりの自社都合のヒアリングになってしまっていることに気づいたといいます。

後工程の話ばかり。かつ、聞きたいことばかりと気づく。

当日の登壇資料より引用

そこで、「お客様の課題を一緒に整理し、解決できるような提案を行う」という営業部全体でビジョンを共有し、前半の「課題の整理~提案の予告」までをインサイドセールス(商談創出チーム)が、後半の「課題解決提案の本編」をインサイドセールスのクロージングチームとフィールドセールスが行うというかたちで、業務の役割分担を行いました。

どこで引継ぎをするか決めた

当日の登壇資料より引用

上記のように業務定義が変わった結果、bellFaceの活用の仕方も変化し、現在は、おもにクロージングチーム中心にbellFaceを使用しているそうです。

bellFaceを使うこと(手段)や内勤か外勤か(場所)にとらわれず、「お客様の抱える課題解決につながる提案を行う」という共通ゴールを目指した結果、同社のインサイドセールスに前述の2つの特徴が生まれたということでした。

まとめとして、bellFace活用のために必要な3つのポイント「流入は他社の取り組みを真似て増やす」「顧客購買プロセス目線で業務を定義する」「どのプロセスで何の目的でbellFaceを活用するかを決める」が紹介され、事例紹介は幕を閉じました。

ベルフェイスは最高の手段になる

当日の登壇資料より引用

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Mon, 03 Jun 2019 00:10:00 +0900
<![CDATA[「bellFace User Meetup #14 BestPracticeを探求せよ!実践企業から学ぶInsideSalesの仕組みづくり」レポート 第一回 SESSION #1 特別講演「THE MODEL-マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス-」]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/bellFace_report01 2019年4月17日(水)、ベルサール東京日本橋において、オンライン商談システム「bellFace(ベルフェイス)」を開発・提供しているベルフェイス株式会社のイベント「bellFace User Meetup #14 BestPracticeを探求せよ!実践企業から学ぶInsideSalesの仕組みづくり」が開催されました。

「エムタメ!」では、当日の様子を数回にわたりレポートしていきます。

第一回は、著書『THE MODEL(ザ・モデル)』で、Saas時代の成長戦略としてマーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセスについて具体的に解説したアドビ システムズ 株式会社 専務執行役員 マルケト事業統括の福田 康隆氏の特別講演「THE MODEL -マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス-」の模様をお送りします。

関連記事はこちらをご覧ください。

1.『THE MODEL(ザ・モデル)』を執筆した意図とは?

福田 康隆氏

福田 康隆氏
(アドビ システムズ 株式会社 専務執行役員 マルケト事業統括)

福田氏の著書『THE MODEL(ザ・モデル)』に出てくる概念図は、福田がアメリカで「営業を科学する」方法論に出会った衝撃から始まったといいます。2005年にアメリカから帰国したあと、日本でもマーケティングからインサイドセールス、営業へとつながるオペレーションを実践してみようとビジネスに取り組んできたことが原型です。

福田氏が同書を執筆した意図は、以下の4点であり、これが注意点ともなっているといいます。

THE MODELかられんそうされること

【THE MODELで伝えたかったこと】

  • THE MODELの根幹は顧客ステージ設計。
  • 役割ありきで考えてはいけない。プロセスと必要性を考える。
  • 各部門のKPIにこだわると個別最適になる。「共業」の仕組みを作ること。
  • BtoB Saasだけではなく、あらゆる企業がレベニューモデルを考えるべき。

特に、分業が進むなかで、各部門のモチベーションのあり方に注意を払わないと、洗練されたオペレーション=「共業」ではなく、個別最適に始終してしまうといいます。マネジメントや競争環境により「ともに働く」という意識作りを整えることがカギになると述べられました。

福田氏が、営業プロセスマネジメントに興味を持つきっかけとなったのは、米国での就業経験でした。エンジニアとして社会人生活をスタートした福田氏にとって、営業は畑違いの分野でしたが、赴任先の同僚に「日本人はあれほど生産管理を緻密に行うのに、なぜ、営業に関してはファジーなのか?」と疑問を投げかけられて初めて「営業プロセスにも管理が必要なのだ」と気づいたといいます。

2002年当時は折しも、日本で『The Goal(ザ・ゴール)』が発刊された時期でした。同書は、工場におけるプロセスの最適化についてストーリー仕立てで解説したものですが、同書の内容に衝撃を受け「この発想を営業プロセスに落とし込んだら大きな差別化につながるのではないか?」と考えたのが福田氏の現在の仕事の原点になっているといいます。

2.『THE MODEL(ザ・モデル)』の原型の完成

福田氏は、『THE MODEL(ザ・モデル)』の構想として「PLAY BOOK」をイメージしていたといいます。アメリカン・フットボールの世界では、どんなときにどのフォーメーションで誰がどのように動くか、チームの役割としてどう動いていくかということをまとめた作戦指令書のようなものがあります。ビジネスにおいても自身の部門、役割だけという縦割り意識のようなものを持たず、「全体を見る」と意識を持ち、「分業」ではなく「共業」というバランス感覚を養うことが大切であることに気づいたそうです。

そして、マーケティング、インサイドセールス、カスタマーサクセスといった営業の一通りの流れを経験させてもらい、まとめたのが『THE MODEL(ザ・モデル)』の原型となるチャートだったといいます。

リードを獲得して受注に至るプロセスの中心となる機能は、マーケティング、インサイドセールス、営業(フィールドセールス)、カスタマーサクセスの4つ。これらが共業する一連の流れを作りたいと考えました。

3.営業プロセスの肝は顧客ステージ設計

営業プロセスの工程管理フロー

当日の登壇資料『THE MODEL』より引用

営業プロセスの工程管理を行うためには、顧客ステージへの遷移の判断基準となる指標を明確に決めておく必要があると福田氏はいいます。どの企業も指標より先に施策から入りがちだが、指標を達成するために最適なチャネル・有効な施策は何か?という順序で考えるべきと述べました。

また、旧来の営業ではステージ遷移の判断を個人の感覚に頼るしかなかったところ、デジタルツールからデータを取れるようになった現代では、指標の達成が可視化できるようになったという点にも言及しました。

まずは、自社の顧客についてのステージ設計を行ったうえで、それに合わせて営業組織を作っていくという順番で進めることが大切であるといいます。

本で紹介しているレベニューモデル

当日の登壇資料『THE MODEL』より引用

BtoBやはSaaSビジネスなど限られた業界、企業規模向けのように思われることもありますが、THE MODELはそれぞれの企業の現状に合わせた新たなプロセス、再現性ある営業の「型」、成長戦略であると福田氏はいいます。自社のターゲットやセグメント、販売チャネル、価格帯、成長ステージに合わせて顧客ステージ設計 を行うことがもっとも重要だとのことです。

4.自社のベストプラクティスを探るうえでの注意点

スプレットシート上での事業計画

当日の登壇資料より

実際にこの概念を自社の営業プロセスで活用しようとする際に気をつけなければならないのが、方程式のように事業計画通りにビジネスが回ると錯覚してしまうことだそう。

受注率や商談か率から逆算したリード数を確保すれば、売上目標を達成しつづけられるものと考えてしまいがちですが、この計画で実際にうまくいくのは最初の1~2期目ぐらいまでだといいます。

なぜかというと、目標額を上げながら受注率を維持するためには、営業人員を増強する必要があり、退職者を補うための採用や新人教育といった負担がかかってくることが一つ(結果的に、受注率は低下)。もう一つは、一通りリードを刈り取った後には、それまでより関心度の低い層しか残っていないため、商談化率が下がっていくためだといいます。

商談化や受注率改善の限界値

当日の登壇資料より

このように、商談化率、受注率が下がっていけば、その分、目標達成のために必要なリード数が増えます。しかし、目標売上以上にマーケティング予算を投下することはできず、伸びは鈍化します。商談化率、受注率の改善には限界があるということです。

ここで、注目したいのが、リードのうち未受注・未商談の層で、新たな集客コストをかけずに受注を獲得できる可能性を秘めています。

未受注・未商談の重要性の増加年率

当日の登壇資料より

MA(マーケティングオートメーション)を活用してこの層をフォローすること(リサイクル)がビジネスを伸ばすコツで、未着手の企業は多いと福田氏はいいます。

結論として、営業プロセスはフローだけではなく未商談・未受注の残高も管理し、ボトルネックを特定・改善していくことが重要とのことでした。

最後に改めて、本に書かれている内容をそのまま当てはめようとせずに、自社に合わせてチューニングすることが大切で、そのチューニングの過程で得られた何百何千の意思決定が、ビジネス環境や条件の変化にも対応できる「再現性」をもたらすことが強調され、「本当にこれがベストなやり方なのか疑問を持ち続けることが大切である」と締めくくり、特別講演は幕を閉じました。

組織を横断した循環型ライフサイクルモデル構築

当日の登壇資料より

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Mon, 03 Jun 2019 00:05:00 +0900
<![CDATA[インサイドセールスが「辛い」と思うのは組織の問題が大きい]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/inside_sales_difficult

近年、急激にその需要が増えている「インサイドセールス」。スタートアップ企業や中小企業でも、新たにインサイドセールス部門を設ける企業が多くなってきました。

しかし、日本ではまだまだ新しい職種であり、成功事例も少ないインサイドセールスの部門に携わる人のなかには、「辛い」と感じている人も多いようです。

今回の記事では、インサイドセールスが「辛い」と思われる原因を深掘りします。とくに、営業部門やマーケティング部門のマネジメントを担当する方は必読です!

1.インサイドセールスは「辛い」のか?

マーケティング部門が獲得した潜在顧客の情報(リード)をもとに、電話・メール・チャットなどの内勤型のコミュニケーションで営業を行うインサイドセールス。近年注目を集めている営業手法ですが、Googleで「インサイドセールス」を検索すると、なにやら気になる言葉が目につきます。

「インサイドセールス 辛い」

「インサイドセールス」と検索すると「インサイドセールス 辛い」とサジェストされる

Googleサジェストに表示されるということは、「インサイドセールス 辛い」というキーワードが、かなりの回数、検索されているということです。

エムタメ!メディアの運営をしている当社も、インサイドセールス部門を設置しているため、そう検索したくなる気持ちはよくわかります。しかし、インサイドセールスが、ただ「辛い」仕事という印象になってしまうのは、マーケティングの普及を勧める私たちとしても残念です。そこで今回は、インサイドセールスの「辛さ」の原因を掘り下げてみたいと思います。

2.インサイドセールスはこれからの営業組織の中核になる存在

まずはじめに、インサイドセールスの需要が増加している背景について、おさらいしておきましょう。

クラウド技術の進化とともに、日本ではクラウド上のソフトウェアを、月額などの定期利用料を払って使用する「サブスクリプション型」のサービスが非常に普及しました。サブスクリプション型のビジネスモデルは、1人のユーザーからの売り上げ単価は安くとも、長く契約を継続してもらうことで、安定した利益を得るものです。また、入会へのハードルを下げるために、基本的なサービスは無料で提供し、高度なサービスで課金する「フリーミアム」の戦略をとっている企業も多くあります。

このようなビジネスモデルでは、「興味を持ったお客様に、まずは無料会員になってもらうこと」や「無料サービスから有料サービスへ移行してもらうこと」などが重要な課題です。インサイドセールスは、このようなビジネス戦略のなかで、顧客と遠隔でコミュニケーションを取ることで、潜在顧客を顕在顧客へと「育てる」役割を担っています。

このような背景から、インサイドセールス部門を立ち上げたいという企業は、いま非常に増えており、インサイドセールスを効率化するためのさまざまなツールも販売されています。

しかし、日本におけるインサイドセールスの成功事例はまだまだ少なく、すでにインサイドセールスを取り入れた企業も、試行錯誤を繰り返している最中です。インサイドセールスに従事する人が「辛い」と感じる理由も、この「正解がわからない」感覚が強いからかもしれません。

3.「辛い」と思わせてしまうのは組織の問題が大きい

インサイドセールスを実践している当社の経験から推測すると、インサイドセールスの「辛さ」の原因は、業務自体ではなく、組織や体制の不安定さからきているのではないかと思います。インサイドセールス部門がうまくまわっていない組織でよくある課題をまとめました。

(1)他部署からの認識が低い

これまでフィールドセールス(外勤型の営業部門)を中心に行っていた企業の場合、インサイドセールス部門がフィールドセールス部門の下位組織とみなされたり、営業部門のためのテレアポ部隊と思われたりすることがよくあります。

他部署からも、営業的な役割だと思い込まれているため、「インサイドセールスの成果=売り上げ」だと誤解されており、フィールドセールスと比べたときにその貢献度を低く見られがちです。

たとえば、他部署からの何気ないこんな言葉が、インサイドセールスを追い込んでいます・・・
「ずっと電話するの、大変だね」(…テレアポ部隊だと思われてる!?)
「ずっと電話してて、えらいね」
「一日中社内にいるのってきつくない?」(…内勤だから下に見られてる!?)!?

(2)KPI・KGIを達成できない

KPI・KGIを達成できないことは、どの部門でも仕事の難しさを感じる原因になりますが、インサイドセールス部門の場合、その仕事の新しさゆえに「そもそも」設定がずれているという問題が潜んでいる場合があります。

●達成できない理由①:そもそも、リードが少ない

インサイドセールス部門は、テレアポ部隊とも、マーケティング部門とも違うため、リードの獲得は仕事ではありません。組織として、そもそも設定したKPI・KGIを達成できるリード数を保有していなければ、インサイドセールスが電話やメールでアプローチできる先も足らず、目標を達成できないのは当然です。もし、リードが足りないのであれば、リード獲得のためのマーケティング予算を割いた方がいいかもしれません。

●達成できない理由②:そもそも、リードタイムが長い商材

そもそも、リードタイムが長い商材であるにもかかわらず、すぐに結果を出すKGIを引いていませんか?
インサイドセールスは、即効性がある施策とはいえません。一般的に、成果が出るまでには少なくとも、半年以上かかるといわれています。まして、リードタイムが長い商材であれば、インサイドセールスが育てる期間も長くなるため、そのぶん成果が出るまでの期間も長くなります。

●達成できない理由③:そもそもKPI・KGIが目的とずれている

アポ獲得数や行動数(コール数、商談)のみをインサイドセールスの指標とすると、担当者は内容や質にかかわらずコール数をこなすことや、アポ獲得に必死になります。その結果、インサイドセールス部門がテレアポ部隊化してしまったり、営業が質の低いアポに振り回され、非効率になったりすることがあります。

インサイドセールスには、本来の「見込み客を育てる」という目的にあった指標が必要です。たとえば「ステータスアップ件数」や「ランクアップ件数」などがそうです。このような指標をアポ数、案件化数、受注数などと合わせ、複数のKPIをバランスよく追うことが大切です。

(3)施策がコロコロ変わって、正解が見えない

インサイドセールスだけでなく、新規事業部門であればどこも共通する課題ですが、社内にノウハウがない事業を立ち上げる場合、正解が見つかるまでは短いスパンでいろいろと試さなければなりません。
仮説を検証するためには「量」をこなすことも必要ですが、一人で仮設を立て、量をこなすというサイクルをまわさなければいけないのは、非常にタフな精神力が求められる仕事です。

また、社内に情報がなく、外部に情報を求める場合、仲間同士で共感したり、情報交換したりできるというよい面があります。しかし、インサイドセールスはまだまだ黎明期なので、そもそも「成功している」情報が少ないこと、プライベートの時間をかなり使わなければならないという問題もあるのが現実です。

このように、正解が見えないなか「自分がやっていることが本当に正しいのか分からない」というマインドでは、つらく感じてしまうのは当然です。「私が正解を見つけてやる!」という主体的な感覚をもてることが理想ですが、そのためには上司や周囲のサポートが不可欠です。

(4)フィールドセールスとインサイドセールスの人数比率が偏っている

インサイドセールスとフィールドセールスの人数比率があまりに偏っていると、施策を上手く回せない可能性があります。
成功しているインサイドセールスチームをもっているある会社は、フィールドセールスとインサイドセールスを1:1でチームを組ませているそうです。そうすることで、チーム間で日々PDCAを回すことができ、別チームと情報交換することで、成功ノウハウが早くたまるようになったそうです。

部門立ち上げ時は、インサイドセールス担当が1~2人だけという話をよく聞きますが、「1人だから辛い」「人数が少なくて辛い」ということもあるようです。

(5)営業とマーケティング部門の板ばさみ

インサイドセールスは、営業部門とマーケティング部門の橋渡しをして、成果を最大化する部署です。
そのため立ち上げ期は、リードを選別するためのセグメント項目をマーケティング施策と連動させたり、営業と良質なアポ条件や、追客方法のすり合わせをしたりしなければなりません。

しかし、どの部署も自部門の成果を最大化させるために、譲れないと思っていることがあります。インサイドセールスは、中間組織であるため、すり合わせに工数がかかったり、両者の主張に苦しんだりすることも多くなります。

(6)効率化のためのツールが導入されない

一般的に、インサイドセールスにはMA、SFA、オンライン商談などのツールが必要です。
前述のように、立ち上げ期のインサイドセールス部門は、少人数で組織されることがよくありますが、組織の人数が少ないゆえに、効率化のためのツールがなかなか導入されないというケースをよく聞きます。ツールが導入されなければ、いつまでたってもマンパワーで「がんばる」しかなく、効果が出るまでの時間も当然長くなっていきます。

4.解決するには?

上記のようにまとめてみると、「インサイドセールス 辛い」の原因は、なかなか難しい問題であることがわかります。
しかし、新規事業に従事したことがある方であればごぞんじのように、これらの問題を解決する、もっとも効果的な方法は「成果を挙げる」ことにつきます。

そして、インサイドセールスの担当者が、その成果を確実に挙げていくためには、上司や組織の理解が不可欠です。
そのためには、組織のトップやマネジメント担当者が、インサイドセールスの必要性・重要さをよく理解し、組織全体へ何度も、丁寧に伝え続けることが大切です。

5.まとめ

内勤型のインサイドセールスは、働き方の多様性を広げる観点でも、これからの日本にとって必ず需要のある職種です。

未来あるインサイドセールスに、「辛い」というイメージがついてしまわないよう、ぜひ日本流の成功例がたくさん出てくることを期待しています。
エムタメ!も、インサイドセールスに取り組む皆さまの少しでも役に立てるよう、引き続き、情報を発信していきます!

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Mon, 03 Jun 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[「wwwあり」と「wwwなし」って結局どっちがいいの?]]> https://mtame.jp/column/www WebサイトのURLには「WWW」がある場合と、ない場合があるのをごぞんじですか?
たとえば、大塚製薬のコーポレートサイトと、同社が扱う商品のブランドサイトを見比べてみましょう。

大塚製薬コーポレートサイト
https://www.otsuka.co.jp

ポカリスエット(ブランドサイト)
http://pocarisweat.jp

ご覧のとおり、コーポレートサイトには「WWW」がついていますが、ブランドサイトには「WWW」がついていません。
サイトによってあったりなかったり…「どちらがいいのだろう?」と気になったことはないでしょうか。
そこで、今回は「WWW」のあり・なしの影響について考えていきたいと思います。

結論、どちらでもいい。

「WWW」は、「World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)」の略称です。
では、そもそもWebとはどのように生まれたのでしょうか。

「Webの生みの親」といわれるイギリスのコンピューター技術者・ティム・バーナーズ=リーは、自身が在籍していた研究所の研究者のために、文献やデータを1つのコンピューターに集め、その文書同士を「リンク」させる仕組みを作りました。

ティムは、世界中に広がる情報網が「クモの巣」のように見えたことから、このシステムを「World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)」と名付けました。これがWorld Wide Webの始まりです。

しかし、URLにある「WWW」は、少し意味合いが違います。

 

URL構造の参考

 

URLのなかの「WWW」は、ホスト名を表していて、上図のように後ろにつくドメイン名と合わせて接続するサーバーを指定しています。
ホスト名は、慣例的にわかりやすいため「www」が使われることが多いですが、「www」でなくても、また省略しても同じwebサイトにアクセスできるようになります。

つまり、Webサイトの機能的には、「www」はあってもなくても、どちらでも使えるということになります。
では、前述の大塚製薬の例のように、なぜ「www」あり・なしを使い分けるサイトがあるのでしょうか。
「www」ありにした場合と、なしにした場合のそれぞれメリットをみてみましょう。

 

 

「www」 ありのメリット

  • プロトコル名(http://)の部分を省略してもURLだとわかる
  • 誰が見てもWebサイトのURLだとわかりやすい
    (ユーザーによっては、「www」が付くのが当たり前と考える人もいるため)
  • Google、Yahoo!などの大手サイトにも「www」がついており、コーポレートサイトなどでは、しっかりした印象が与えられる

 

「www」なしのメリット

  • URLが短くなるため、ユーザーに覚えてもらいやすい
  • スマホなど、PC以外のデバイスを使用するときに入力しやすい


また、SEOへの影響もどちらの場合でも「影響はない」といわれています。

ただし、同じwebサイトで「www」のあり・なし、両方のドメインが存在する場合は注意が必要です。
どちらとも同じwebサイトには飛びますが、検索エンジンはこの2つを別サイトとして認識します。
2通りのURLから同じページにアクセスがあれば、被リンクが分散してしまうほか、重複コンテンツとみなされ、ペナルティの対象となる恐れもあります。

そのため「www」のあり・なしは、「301リダイレクト」の設定や、Googleサーチコンソールの設定などで、必ずどちらかに統一するようにしましょう。

 

 

wwwありのサイト

最後に、実際どのようなサイトが「wwwあり」を選択し、どのようなサイトが「wwwなし」を選択しているのか、日本の事例を見てみましょう。

任天堂株式会社

https://www.nintendo.co.jp/

 

サイト

 

日本航空株式会社

https://www.jal.com/ja/

 

サイト

 

 

wwwなしのサイト

エムタメ

https://mtame.jp/

 

サイト

 

富士フイルム フォトブック サービスサイト

http://f-photobook.jp/

富士フイルム フォトブック サービスサイト

 

 

まとめ

上記のように、一般的には、「www」ありはコーポレートサイト、 「www」 なしはサービスサイトで使われる傾向があります。

しかし、前述のように「www」のありとなしでは、どちらを選んだとしてもユーザビリティや、SEOに大きな影響はありません。
まずは、どちらにするか検討し、決定後はきちんと統一されたドメインが表示されるように設定しましょう。

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Mon, 03 Jun 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[WordPressの脆弱性って?WEBサイトのセキュリティ対策について]]> https://mtame.jp/column/wordpress

最近、情報漏洩やWEBサイトの改ざんなど、セキュリティに関するニュースをよく耳にします。その中でも、WEB制作の際に耳にする機会が増えたのが、WordPressの脆弱性についてです。ただ、なんとなく危ないと聞いていても、何をどこまですれば安全なのかはわからない、といった相談も増えています。

本日は、WordPressの脆弱性の話から、一般的なWEB運用のセキュリティ対策についてお話ししたいと思います。


wordpress

WordPressとは?

WordPressは、今日ではホームページの約33%で利用されていると言われる、世界で最も利用者の多いオープンソースのCMSです。無料から使える上に、プラグインやモジュール追加など、高いカスタマイズ性を誇り、世界中から人気を集めています。2003年に開発が始まり、企業ブログからコーポレートサイトなど、幅広いジャンルのWEBサイト構築に用いられています。

また、CMSの特徴でもある更新性も備えており、CMSといえばWordPressと言っても過言ではないほど、圧倒的なシェアを誇っています。

CMSについてもっと詳しく知りたい方はこちらから↓
CMSとは?種類やメリットデメリットを徹底解説

WordPressで懸念される脆弱性について

圧倒的なシェアを誇るWordPressですが、近年ではセキュリティの脆弱性について心配の声が上がっています。WordPressの導入数が増加する一方で、オープンソースという弱点を狙うサイバー犯罪者も増えています。せっかく狙うのであれば、利用者の多いCMSをという理由で、不正アクセスやWEB改ざんのプログラムが相次いで現れています。

つい最近でも、nited States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は3月14日(米国時間)、「WordPress Releases Security Update|US-CERT」において、WordPress 5.1およびこれよりも前のバージョンに脆弱性が存在すると伝えられています。


ただし、WordPressに限らずとも、年々サイバー攻撃の件数も増えており、その事実も人々を不安にさせている要素の1つです。

増加するサイバー攻撃

画像引用元:サイバー攻撃の件数など統計情報

例えば、WordPress以外にもDrupalというCMSで、脆弱性が確認されています。

United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は1月16日(米国時間)、「Drupal Releases Security Updates|US-CERT」において、CMS (Content Management System)であるDrupalに複数の脆弱性が存在すると伝えた。

引用元:https://www.excite.co.jp/news/article/Cobs_1865183/

このように、WordPressだけではなく業界全体として、セキュリティに関しての重要度が上がっています。その中でも特に狙われやすいCMSがWordPressとなってい流だけであって、WordPress以外のCMSでもリスクはあり、責任者を立てて管理をする必要があります。 

WEB運用で最低限抑えたいセキュリティ対策

CMSでWEB制作を行う場合に最低限抑えたいセキュリティ対策について紹介します。100%穴をなくすことはできないのですが、ここまでやっておけばひとまず合格ライン、といった内容です。制作会社様も、発注者様も参考にしていただければと思います。

ネットワークでの対策

D-Dos対策

D-Dos対策とは、インターネット上のトラフィックを増大させ、通信を処理しているネットワーク回線やサーバーの機能を占有する帯域飽和型のサイバー攻撃です。WAFやIPSにより対策が可能です。

IPS

お客さまのネットワークを最新の状態に保ち、不正アクセスや攻撃などの兆候や深刻な脅威を検知・防御するサービスです。

FW(ファイヤーウォール)

内部ネットワークと外部インターネットの間に設置することで両者間の通信を制御し、内部ネットワークの安全を保護します。

Webサーバでの対策

WAF(ウェブアプリケーションファイヤーウォール)

外部のネットワークからの不正アクセスを防ぐためのファイアウォールの一種で、特に、Webアプリからの不正アクセスを防ぐものを差します。

パッチマネジメント

ソフトウェアに穴やほころび(バグ)が発生した際につくられる修正用のパッチファイルを適用したり、適用状況を把握し管理する運用方法です。 

24時間監視

CPU使用率、メモリ使用率、ディスク使用率などサーバのロードバランスを常に監視し、問題の予兆を確認した際は、有人監視に切換えて対応を行います。

アプリケーションでの対策

IPアクセス制限

CMS管理画面に対して関係者以外アクセスが出来ないようにIPアドレス制限を設定することができます。

ホームページの脆弱性対応(サニタイジング)

クロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションに対応するため、特別な意味を持つ文字(記号など)を無効化して意図したアクションをさせないようにする処理です。

災害復旧(DR)対策

マネージドGSLB(広域サーバージ負荷分散)サービス

データセンター拠点やクラウドサービス間で、負荷分散やバックアップサイトへの自動切り替えを行い、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。

バックアップ

バックアップサーバにて差分取得を10世代分保存しております。※ただし、あくまで有事の際に利用するデータなため基本的にはアプリ側で取得するバックアップをご利用頂きます。

以上のように、単一の対策だけではなく、各レイヤーごとの多層防を行っていくことで、安心してWEBの運用を行うことが可能になります。

サイバー攻撃への多層防御

 



ただし、すべてのセキュリティ対策を行うには業務範囲が膨大になってしまうので、信頼できるパートナーを見つけることも重要です。





WordPressで特に抑えたいセキュリティ対策

CMSの一般的なセキュリティ対策について見てきましたが、特にセキュリティを意識すべきWordPressについて簡単に触れたいと思います。WordPressには様々なプラグインやテーマがあり、様々な脆弱性が潜んでいることがあります。

例えば、2017年にはサイト訪問者の動向を確認できるアクセス解析データをわかりやすく表示する無料のプラグイン「WP Statistics」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が見つかりました。ホームページ管理者の同意なく、第三者によって任意のスクリプトを実行されてしまうリスクがあります。

カスタマイズが自由自在で、機能追加も容易にできる分、当初はなかった穴を作ってしまうリスクもあるのがWordPressの特徴です。先に紹介したセキュリティと合わせて、WordPressは特に注意していくとよいでしょう。

 

まとめ

WordPressの概要から、セキュリティ対策について解説しました。
話題になりやすいWordPressの脆弱性だけではなく、WEB運用にはやるべきセキュリティ対策がたくさんあります。世の中的にもセキュリティに関する関心が高まっている今だからこそ、改めて自社の運用の見直しを行ってみてはいかがでしょうか。

また、弊社も自社CMS(BlueMonkey)のパートナーを募集しております。WordPress以外に提案できるCMSを持ちたいWEB制作会社様は、描きページよりお気軽にお問い合わせください。

BlueMonkey パートナープランはこちら

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Web制作業界におけるカスタマーサクセスについて

 

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Sun, 02 Jun 2019 14:00:00 +0900
<![CDATA[UXデザインとは?発注者も知っておきたいホームページ制作の基礎知識]]> https://mtame.jp/design/what_is_ux_design

近頃、ホームページ制作やアプリ開発の現場で重視されるようになってきている「UXデザイン」。

Webサービスやシステム開発にあたり、サービスの内容そのものから、インターフェース、ビジュアルデザイン、ユーザーの感情に至るまで、すべての工程を「ユーザーの体験」をもっとも重視して開発するという考え方を表した言葉です。

今回の記事では、発注者も知っておきたいトレンドワード「UXデザイン」の基礎知識を学びましょう。

デザイン=設計。UXデザインが求められる理由

UXは「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略で、日本語で直訳すると「ユーザーの体験・経験」です。

UI「User Interface(ユーザーインターフェース)」と並べて語られることが多く、一般的にはWeb画面のビジュアルデザインやワイヤーフレームの工夫のことのみを指していると思われがちです。しかし実際には、「UXデザイン」は商品・サービス開発の全行程にかかわる、もっと包括的な考え方を表しています。

日本語の「デザイン」という言葉は、主にグラフィックなどのビジュアルデザインのイメージが強いと思いますが、英語の「design」という単語は「設計する」という意味も持ちます。つまり「ユーザーの体験を設計する」ことが、UXデザインの本質なのです。

では、なぜ世の中でUXを重視する動きが広がったのでしょうか。その理由は、2000年代以降、IT技術が急速に発展してきたことによる市場の変化にありました。

商品・サービスなどの「モノ」が未熟で、まだモノを持っていない人がたくさんいた時代、企業はより「高機能」「低価格」なものを開発すれば、商品を売ることができました。しかし、モノが飽和し、技術が平均化した現代では、スペックや価格だけでは差別化できず、その商品やサービスからどのような体験が得られるかが重視されるようになってきています。

いわゆる「モノ消費からコト消費へ」といわれるマーケットの変化が、UXを重視する流れにつながっていると言えるのです。

また、モバイル環境の浸透も大きな要因です。スマートフォンやタブレットが普及する以前、ホームページはパソコンから閲覧することを前提に制作されていました。しかし、スマフォやアプリを使うことが当りまえになった今では、Webサービスの利用シーンは、机の上のパソコンから、個人の手のひらの中に移りました。ビジネスだけでなく、個人の生活にも密着するようになり、サービスをより長く使い続けてもらうためには「好き」「楽しい」「使い心地がいい」などのユーザー体験が重要になってきたのです。

UXデザインの進め方

とはいえ、Web業界に携わっていない方であれば、近年注目される「UXデザイナー」の仕事がどのようなものなのかも、なかなか想像しにくいもの。では「ユーザー体験の設計」を意識しながらサービスを開発するには、具体的にどのように進めればよいのでしょうか。

UXデザインの進め方は、先行する欧米を中心にさまざまな定義が唱えられていますが、ここではもっともシンプルなUXプロセスの5つのフローをご紹介します。

【UXデザインプロセスの一例】

(1)調査【RESEARCH】

ユーザーインタビュー、競合調査、ブランド調査などのマーケティングを行う。

(2)分析【ANALYSIS】

調査によって明らかになった課題や仮説に対し、ペルソナ、カスタマージャーニーマップ、ストーリーボード作成などを通して、ゴールとなる体験までのプロセスを検証、ソリューションを考える。

(3)デザイン【DESIGN】

分析したストーリーを実現するために必要なサイトマップ、ワイヤーフレーム、ビジュアルデザインを考案する。

(4)試作/プロトタイピング【PROTOTYPING】

遷移図やデザインだけではわからない使い勝手や相互作用を、プロトタイプを作ってチーム全体で検証する。

(5)テスト/計測【TESTING】

ユーザビリティテストやユーザー評価、効果測定を行い、最適化を行う。

※理想的なユーザー体験となるよう、試作・テスト・フィードバックを繰り返す。

UXデザインプロセスの一例

まとめ:ユーザー体験を重視する考え方への理解が必要

上記のように、UXデザインは、リサーチやアイデアの発案段階から、商品・サービスの実装まで、プロジェクト全体にかかわる考え方であることがわかります。また、これらのプロセスすべてを丁寧に実行するには、多くの人が関わり、多くの時間が必要であることはご想像の通りです。

近年では、ユーザーの体験こそがブランド価値形成の中心になると言われており、UXデザインのプロセスを取り入れた商品・サービスの開発を行う企業も増えています。しかし、その重要性をわかっていながらも、発注者側から各プロセスの意義やかかる時間に疑問を抱かれるというケースも多いようです。Webサービスの発注者や開発担当者の方は、このようなUXの考え方を理解し、自社のプロジェクトにうまく取り込んでいくことが大切です。


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【目的別】おすすめWebデザイン事例集

 

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Wed, 29 May 2019 19:05:00 +0900
<![CDATA[【WEB制作会社様へ】CMS BlueMonkeyにパートナープランが誕生しました!]]> https://mtame.jp/column/cmsbluemonkey こんにちは。Mtameの小木曽です。本日はWEB制作会社様に向けたお知らせになります。

これまで1,600社以上に導入いただいたCMS BlueMonkeyにパートナープランが誕生しました。今後はWEB制作会社様に対しても、CMS BlueMonkeyのライセンスを提供させていただき、BlueMonkeyを使用したWEB制作を行っていただくことが可能となります。

そこで本日は、私が考えるWEB制作業界の課題と、弊社の提供するパートナープランについてご紹介します。

 



CMS BlueMonkeyとは

CMS BlueMonkeyは、Mtame(スターティアラボ)の開発したクローズドソースの自社CMSです。これまで1,600社以上に導入いただき、DateSign様の調査で上場企業の導入数がCMSの中で国内4位となっております。また、LIG様のサイトでもBlueMonkeyの特徴を紹介していただいたので、こちらも合わせて参考にしていただければと思います。主にWordPressと比較ししていただいております。

国産CMSで今一番勢いのある「Blue Monkey」を試してみた


機能的特徴としては、直感的に操作ができる更新性と、高いセキュリティ性が挙げられます。これまでBtoBの中小企業様を中心に提案をしてきたため、更新性に関しては改善を続けてきました。また、時代に合わせてセキュリティについても力をいれております。簡単にご説明いたします。


直感的操作が可能

もともと弊社はBtoBの中小企業様のWEBサイトを制作することが多く、WEBサイトの運用について明るくない方も少なからずいらっしゃいました。そこで弊社はそんな方々でも、更新が可能なように自社開発で使いやすいCMSの開発を続けてきました。また、クラウド型の自社CMSであるため、クライアントからの要望も機能に反映し、改善を重ねてきました。


高いセキュリティ性

近年、WEB改ざんや情報漏洩などのサイバー攻撃が増えてきており、セキュリティに対して企業の関心も高まっております。この社会的な潮流はどのWEB制作会社も例外ではなく、自社のクライアントに対して安全安心なツールを提供することは、WEB制作会社としての義務だと考えています。弊社はクラウド型の独自CMSを使用することで、多層防御をはじめとするセキュリティ対策を行ってきました。

以上がBlueMonkeyの主な特徴になりますが、詳しくはサービスページをご覧ください。


今回、このCMS BlueMonkeyを制作会社様にもライセンス提供したく、パートナープランをご用意いたしました。また、ライセンスの提供以外にもノウハウや企画書の提供などのコンテンツもパートナー様向けにご用意していますので、ご説明いたします。



WEB制作業界の課題のために

パートナープランの概要をご説明する前に、私が考える今後のWEB制作業界の課題についてお話ししたいと思います。大きく分けると3点あり、1つ目が『作って終わりのWEB制作の限界』、2つ目が『サブスクリプション(ストック)ビジネスへの移行』、3つ目が『セキュリティへの関心の高まり』です。


作って終わりのWEB制作の限界

まず1つ目の、作って終わりのWEB制作の限界についてです。売り切り型のWEB制作で起こりがちなシーンが、新規案件や納期に終われ、無理な営業や納品が増えてしまうこと。WEBサイトという形のないものを納品するために、企業によっては夜遅くまで作業者が稼働して、やっと売り上げを立てていることもあると思います。また、業界的にもレッドオーシャンな状況が続いているため、さらに剥離になっていく上、WEB制作単体では新規案件の獲得も難しくなっていくでしょう。


サブスクリプション(ストック)モデルへの移行

続いて、2つ目のサブスクリプション(ストック)モデルへの移行についてです。近頃サブスクリプションという言葉が流行っており、特にITツールを中心にビジネスモデルの移行が起こっています。有名どころでいえばAdobe Creative Cloudが有名な事例かと思います。サブスクリプション型のビジネスは一時的には売り上げは減ってしまうの可能性があるのですが、母数が増えて行けば安定的な収益を獲得が可能です。

安定的な経営を目指すためには有効な考え方で、WEB制作も例外ではないと思っています。今後ますます事例が増えていくでしょう。


セキュリティへの関心の高まり

最後に、セキュリティへの関心の高まりです。サイバー攻撃が年々増加しており、情報漏洩やWEBサイトの改ざんも増えてきました。特に顧客情報を多く抱えている企業や、多くの人が閲覧する大規模サイトなどは、セキュリティから目を背けるわけにはいきません。


ただ、セキュリティにまで手を伸ばすと、サーバーやネットワークなども管理が必要になるため、リソースが不足したり、コストがかさみがちです。そこも制作会社を悩ませているところでしょう。


以上が、私の考えるWEB制作業界の課題です。本記事では概要のみになりますが、セミナー等で詳しくお話もしているので、もしご興味があればご案内の際にお申し込みください。


パートナープランについて

このような課題に対してソリューションを提供するのが、BlueMonkeyのパートナープランになります。パートナー様へ提供するものとして①BlueMonkeynのライセンス、②販売支援のためのセミナーや企画書の2つをご用意しております。


CMS BlueMonkeyのライセンスについて

冒頭で紹介した、CMS BlueMonkeyのライセンスを使用して、WEB制作を行っていただけます。特徴としては更新性の高さやセキュリティとなっており、先ほど課題で挙げたセキュリティに対してのソリューションとなります。


CMSといえばWordPressが圧倒的なシェアを誇っていますが、オープンソースであり脆弱性も懸念されているため、一部の上場企業では使用がNGとなるケースも増えています。


そのような際に、安心安全で安価なCMSとして、CMS BlueMonkeyを提案していただきたいと思っています。先ほども申し上げた通りDateSign様の調査で、上場企業の中での導入社数が4位(2018年11月時点)となっているため、そういった意味でも安心して提案していただけるかと思います。


更新性に関しても冒頭でお話しした通り、リテラシーがあまり高くない人でも簡単に更新できる仕組みになっておりますので、そちらも武器ごしてご提案いただけます。


販売支援に関して

ライセンスのパートナー様に対して、弊社のこれまでの提案ノウハウを提供します。具体的には、ストックビジネス売上比率を向上させるために行っていることや、既存クライアントからのアップセル・クロスセルのノウハウをセミナーや企画書といったかたちでご提供いたします。

弊社はこの5年間で大きくストック売上比率を伸ばし、既存クライアントからの継続的な売上を構築してきました。そのノウハウをパートナー様に対してご提供することで、売り切り型のWEB制作からの脱却や、サブスクリプション型のビジネスモデルへの移行の一助になれるのではないかと考えています。

 

制作会社様によって得意分野や強み弱みはあるとは思うのですが、本質は同じだと考えております。CMS BlueMonkeyのパートナー様には、こちらからもノウハウを提供しつつ、互いに学んでいけような場を提供して行きたいと思っています。


詳しくはセミナーにてお話ししておりますので、もしご興味があればご参加ください!




絶賛、パートナー募集中です!

ということで、現在パートナー様を絶賛募集中です!詳しくは下記のページをご覧いただき、もしご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。直接ライセンスについてでも、まずはセミナーからでも構いません。少しでも気になればお気軽にご連絡ください!


【パートナー概要ページはこちら】

【WEB制作会社様へ】CMS BlueMonkeyにパートナープランが誕生しました!

 

関連リンク:CMSの種類を徹底比較!無料から有料まで。


 

 

 

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Wed, 29 May 2019 17:35:20 +0900
<![CDATA[結局「クリック(CPC)課金」と「インプレッション(CPM)課金」ってどっちがいいの?]]> https://mtame.jp/advertisement/cpc_cpm Web広告を運用している方なら、CPA(一人の顧客獲得にかかったコスト)を意識しない方はいないでしょう。
ROAS(広告費に対して売上ベースでどれだけ投資効果が上がっているかを測る指標)をいかに上げるかは、マーケティング担当者のミッションの一つでもあります。

Web広告の課金方法として、代表的なものが「クリック(CPC)課金」と「インプレッション(CPM)課金」ですが、どちらの方がコスパが良いのか迷った経験はありませんか?

今回は、この2つの課金方法をさまざまな角度から比較し、「結局、どちらがいいの?」という疑問を解消していきます。

1.それぞれの課金タイミング

まずは、それぞれの課金方法のおさらいをしておきましょう。

クリック(CPC)課金

クリック(CPC)課金とは、クリックされるごとに広告費が発生するタイプの課金方法です。
CPCは、Cost Per Click(コスト・パー・クリック)の略です。
広告表示(インプレッション)が何回でも費用は変わらず、クリックされて初めて広告費が発生します。
※支払いのタイミングは、1ヵ月分など一定期間でまとめて行うケースが多いです。

つまり、「クリック(CPC)課金」の課金タイミングは、クリックされたときとなります。
もう少し細かくいうと、クリックしてリンク先のページにジャンプした時点で広告費が発生します。

ユーザーを該当サイトに誘導した数と広告費が比例するため、費用対効果が明確であるというメリットがあり、リスティング広告で多く採用されている課金方式です。
動画広告でも「TrueView(トゥルービュー)」として知られている課金方法です。

インプレッション(CPM)課金

インプレッション(CPM)課金とは、表示回数1,000回ごとに広告費を支払うタイプの課金方法です。
CPMは、Cost Per Mille (コスト・パー・ミル)の略です。Milleは1,000を意味します。

つまり、「インプレッション(CPM)課金」の課金タイミングは、インプレッションが1,000回に達したときとなります。

CTRが高いほどクリック(CPC)課金に比べてクリック単価が割安になるとうメリットがあり、DSP広告やSNS広告などで多く採用されている課金方式です。

2.メリット・デメリット

それぞれの課金方法のメリット・デメリットは、下記のようになります。

クリック(CPC)課金

クリック(CPC)課金のメリットは、インプレッション数が何回でも、クリックするまでは広告費が発生しないので、効果が出るまで無駄は費用が発生しないという点です。
そのため、費用対効果がわかりやすいのです。
しかも、出稿は「クリック数が最大になるように」配信されます。

一方、クリック(CPC)課金のデメリットは、競合が多い分野(キーワード)では広告費が高くなる点です。
また、クリックするユーザー数に応じて広告費が想定以上に膨らんでしまう(または予算上限に達するスピードが予想より速い)ことがある点です。
出稿したら数日は、クリック数の動向をしっかりチェックする必要があります。

インプレッション(CPM)課金

インプレッション(CPM)課金の最大のメリットは、インプレッション数が最大になるように配信されるため、多くのユーザーに見てもらえる点です。

また、クリック数に左右されずに一定額の広告予算で出稿できます。
このため、クリック率が高い場合、クリック(CPC)課金に比べて広告費を抑えることも可能です。

一方、インプレッション(CPM)課金のデメリットは、純粋に表示だけを目的としていれば良いのですが、サイト流入や購入といった成果への貢献がわかりづらいので、費用対効果が見えにくい点です。

3.目的から課金方法を選ぶ

「クリック(CPC)課金」と「インプレッション(CPM)課金」の概要がわかったところで、本題の「どちらを選ぶべきなのか?」というテーマに入っていきましょう。

ポイントは2つ、「広告出稿の目的(=広告効果)」と「クリック率(=広告費)」です。
まず、広告出稿の目的(広告効果)から選ぶ場合は、ブランディング目的か販売目的かで、どちらの課金方法を選ぶべきかが変わってきます。

ブランディング目的の場合、とにかく多くのユーザーに広告を見てもらう必要があります。
周知が目的なので、インプレッション数が最大になるように配信される「インプレッション(CPM)課金」を選んだ方が広告効果が高いといえます。

逆に、販売を目的とした広告の場合、クリック数が最大になるように配信される「クリック(CPC)課金」を選んだ方が広告効果が高まります。

4.コスト面から課金方法を選ぶ場合

もう一つのポイント「クリック率(=広告費)」から選ぶ場合、クリック率0.1%※を超えるか超えないかで、どちらの課金方法を選ぶべきかが変わってきます。
※インプレッション(CPM)課金が1,000インプレッションごとの課金のため

同じ広告料金でクリック率が0.1%よりも高い場合は、「インプレッション(CPM)課金」を選ぶ方が広告費を抑えることができます。

たとえば、クリック(CPC)課金もインプレッション(CPM)課金も100円で、クリック率:0.5%、インプレッションが1万だった場合、それぞれの広告費の計算は下記のようになります。

クリック(CPC)課金

10,000(imp)×0.005×100(円)=5,000(円)

インプレッション(CPM)課金

10,000(imp)÷1,000(imp)×100(円)=1,000円

よって、「インプレッション(CPM)課金」を選ぶ方が広告費は安くなります。

逆に、クリック率が0.1%よりも低い場合を見てみましょう。
同様に、クリック(CPC)課金もインプレッション(CPM)課金も100円、インプレッションが1万で、クリック率が0.05%の場合、

クリック(CPC)課金

10,000(imp)×0.0005×100(円)=500(円)

インプレッション(CPM)課金

10,000(imp)÷1,000(imp)×100(円)=1,000円

となり、「クリック(CPC)課金」を選ぶ方が広告費は安くなります。

実際に広告を運用してみて、クリック率が0.1%を超えているかどうかを確認して、状況に合わせて課金方法を変えても良いのではないでしょうか。

5.まとめ

「クリック(CPC)課金」と「インプレッション(CPM)課金」について、概要とメリット・デメリットをご紹介してきました。

結論として、どちらが良いとは一概にはいえず、出稿後の広告効果やクリック率、広告費をチェックしながら最適な方を選んでいく必要があります。

課金方法についてお悩みの方は、当社でもWeb広告運用のお手伝いをしておりますので、お気軽にお問い合わせください。



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Mon, 27 May 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[【2019年4月】Googleニュース! SEO対策のトピックスまとめ]]> https://mtame.jp/column/Google_news_201904 日々更新されるGoogle社の最新のSEO関連ニュースや、新機能の情報をまとめました。 この記事は2019年4月のトピックスです。

1.【更新】2019年3月12日、Googleがコアアルゴリズムを大幅アップデート

2019年3月12日、Googleはアルゴリズムの更新「March 2019 Core Update」を発表。アルゴリズムの更新は、グローバルで行われ、比較的大規模な順位変動が生じています。
Google SearchLiaisonがTwitterで公表した内容によると、今回の更新は「これまで実力より低く評価されていたページを優遇」するものであり、今回のアップデートで検索結果表示順位が下がった場合でも、「現在のページの中身が悪い」ということにはならないといわれています。
また、対処法については「優れたコンテンツ作りに集中すること以上の方法はなく、時間経過とともに順位は上昇していくだろう」といわれています。

●参照元:Google SearchLiaisonのTwitterリッチリザルトテストのページ

2.【新機能】サーチコンソール「Discover」のレポート機能を実装

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)は、アプリ、Googleモバイル検索、Pixelなどで表示されるフィード機能「Discover」からの流入を分析できるレポート機能を実装しました。
「Discover」(=発見)は、Googleが提供する無料の「Googleアプリ」内で、ユーザーが嗜好を設定することで、好みに合ったコンテンツがフィードにリスト表示される機能です。Discoverからの流入を分析するには、以前はGoogle Analyticsから確認する必要がありましたが、サーチコンソールで簡単にチェックできるようになりました。

 

3.【更新】レンダリングシステムの更新傾向

世界的なSEO技術企業・DEEPCRAWL社の調査で、Googleのレンダリングシステム(レンダラー/Renderer)が更新された可能性が高いと発表されました。
レンダリングとは、Googlebot(クローラー)がサイトをクロールし、サイトの情報を取得したあと、プログラムを用いてコンテンツを読み込み、実行する処理のこと。とくにJavascriptを使用したページを正しく表示するために重要な工程です。
過去数年間、Googleのレンダラーの機能は、2015年にリリースされた「Chrome v41相当」といわれており、遅れをとっていました。そのため、最新のJavascript機能を使用しているサイトは、ページを正しく表示できない可能性がありました。
しかし、同社の調査によると、現在のレンダラーは「Chrome69」相当のレンダリング能力をもつシステムであると想定されており、最新のJavascriptを使用しているWebサイトにはよい状況になる可能性があるといわれています。

●参照元:DEEPCRAWL社

4.【更新】Googleマイビジネスの規約追記

Google マイビジネスは、Google検索結果・ Googleマップなどに、社名・店名・住所・営業時間・写真などを表示することができる機能。無料で活用できるため、実店舗をもつビジネスオーナーにとっては非常に役立つサービスです。
このGoogle マイビジネスの規約(ビジネスの説明のガイドライン)に、「ビジネスとの関連性が弱いコンテンツ」の記載を禁止することが明記されました。

「Content that's irrelevant to your business or has no clear association with it isn't allowed.」
「お客様のビジネスと無関係なコンテンツや関連が明確でないコンテンツは許可されません。」

●参照元:Googleマイビジネス ヘルプ(ビジネスの説明のガイドライン)

5.【終了】info:コマンドによるインデックス調査を終了

Googleは、Webmaster Central Blogで、info:コマンドによるインデックス調査のサポートを終了したことを発表しました。
WebページがGoogleのクローラー(Googlebot)によってインデックスされているかどうかを簡易的に知る方法として、以前は、「info:」を調べたいURLの前につけて検索するというやり方がありました。
しかし現在は、Google Search Console(グーグルサーチコンソール)の「URL検査」という機能で、Googleにインデックスされた正規URLを確認できるため、そちらの機能の利用が推奨されています。

●参照元:Google Webmaster Central Blog「How to discover & suggest Google-selected canonical URLs for your pages」

6.【終了】prev/nextのサポート打ち切りを発表

Googleは、分割ページのつながりをあらわす「rel= prev/next」のサポートの打ち切りを発表しました。rel= prev/nextは、分割した一連のページの繋がりの関係を Google に伝えるための仕組みで、2011年からサポートが開始されていました。
2019年3月、「ユーザーが単一ページを好む傾向があるため」という理由から、rel= prev/nextのサポートの終了をTwitterで発表されましたが、実際には数年前から利用されていなかったことも明らかになりました。

●参照元:Google WebmastersのTwitter

7.【イベント】Webmaster Conference Okinawa開催

2019 年 4月9日、Googleが主催する「Webmaster Conference Okinawa」が開催され、Google社員がGoogle検索の仕組みや、新しくなったSearch Consoleについて解説しました。
そのなかのトピックスのひとつとして、画像サイトマップの有用性について語られました。

画像サイトマップの有用性について

  • 画像パス(URL)は、該当ページがクロールされたタイミングで認識される。しかし、認識=インデックス登録ではない。
  • 通常サイトマップ(XMLサイトマップ)だけ送る場合、認識された画像パスのクロールは、ページのクロールとは別で行われ、タイミングが後になる

→画像を最適化したい場合は、基本的に画像サイトマップを利用することが推奨される。
※画像URLへのクロール処理(URL認識~クロール)タイミングが早まる。

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Fri, 24 May 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[「宣伝会議 AdverTimes Days 2019 Spring」レポート セッション「もうデータ分析は怖くない!マーケター必須のデータマーケティング総まとめ」]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/AdverTimesDays2019Spring_01 2019年4月24日(水)、東京国際フォーラムにおいて、宣伝会議のイベント「AdverTimes Days 2019 Spring」が開催されました。AdverTimes Daysとして7回目の今回、サブタイトルを「HOPE―広告界の新しい希望を議論する2日間」と掲げ、広告・マーケティング分野に関連のある展示や講演が催されました。

AdverTimes Days

「エムタメ!」では、当日のセッションのなかからデータマーケター内野 明彦氏による「もうデータ分析は怖くない!マーケター必須のデータマーケティング総まとめ」の模様をご紹介します。

1.マーケターこそデータマーケティングの適任者である

内野 明彦氏

内野 明彦氏(データマーケター)

内野氏は、ISID、電通、ネットイヤーグループ、ネットエイジなどで、数多くのマーケティングプロジェクトに関わったのち、ウォルト・ディズニー・ジャパンにてEコマースの立ち上げ、オーリック・システムズの取締役としてアクセス解析の新規事業構築といった経歴を持つデータマーケターです。2015年からはフリーランスとして活動しています。
最近はMA(マーケティングオートメーション)の導入支援にも関わっているそう。

「データ分析」というと、最近では専門職として「データサイエンティスト」なども現れてきていますが、データマーケティングの適任者はマーケターであり、怖がらずにデータ分析に取り組んで欲しいと内野氏はいいます。内野氏自身も高度なデータ分析は行わず、Excelのクロス集計のみで十分な効果を出しているそうです。

かつてのデータは、Web領域かつ短期的視点に偏っており、アクセス解析ツールや広告効果測定ツールなどによって最適化される領域に閉じていましたが、現在は飽和してしまったためそれだけでは通用しない時代になってきているといいます。

カスタマージャーニ分析の必要性

次第に「全体最適」「顧客志向」が求められるようになってきたため、データ分析が重要になってきたという背景の説明がなされました。

カスタマージャーニ型データ分析活用PJの特徴

消費者行動も断片化しているもののトラッキングしやすくなってきているため、データ分析の敷居は下がってきているそうです。データを取得しやすいだけでなく、分析手法も充実してきており、ネックとなっていた「最終的なデータを価値に変えるための施策」についてもさまざまな手法が現れ、好材料が揃ってきているといいます。

ここで、アメリカのマーケティングツールのカオスマップが掲示されました。3年前のもので7,040点もあるそうです。2011年から見ると毎年2倍ずつ増えてきて、近年は少しスピードがゆるやかになってはいるものの、猛スピードで増えてきたということです。日本でも同様の状況で、マーケターが利用できるツールが豊富にあるということがいえるそうです。

マーケティングテクノロジーソリューション

競争環境で低価格し、機能も同質化してきているため、どれを選んでも大きな問題はないともいえる状況で、マーケターにとって実行手段が増えている状態だといいます。総じて、マーケターがデータマーケティングを行う敷居が下がってきているといえると内野氏は述べました。

2.データマーケティングにおいてマーケターが担うべき役割

データマーケティングで価値を創造しようとした場合、「データ設計→データ確保・蓄積→データ統合・集積→データ加工→分析用データ確保→データ分析→データ可視化・意味化→施策設計→実行→効果検証→仕組化・体制化」という手順を踏むそうですが、前半までは、システムエンジニアやデータサイエンティストが行い、実際にマーケターが役割を担うのは、後半の「データ化工」以降だといいます。

データ価値化の推進フロー

ただし、マーケターが上流工程へ範囲を広げていく意識は大切で、システムエンジニアやデータサイエンティストがデータを扱う上でどんな点に苦労しているかなどを知り、部門間のコミュニケーションを活性化することも求められる役割のひとつだといいます

4~5年前までは、システムエンジニアが下流工程まで手を広げることがよしとされていましたが、最近は事情が変わってデータを扱うハードルが下がってきたため、マーケターこそがデータマーケティング担当として適任であるということです。

3.【データマーケティング事例】ゴルフのポータルサイトのCRM

ここで、データマーケティング事例として、ゴルフのポータルサイト運営を営む企業におけるデータマーケティングの取り組みを例に挙げながら、データマーケティングのポイントが紹介されました。

事例企業では、ポータルサイトからゴルフ場への送客やEコマースによるゴルフグッズの小売などの事業を手がけており、各事業部による部分最適化はかなり進んでいたものの、全体最適ができていないという課題を抱えていたといいます。

内野氏はまず顧客管理のフレームワークを作成し、収益性との関連性を見ながら顧客管理を行い、経営的な視点で顧客価値を評価できるように進めていったそうです。
顧客評価を行うだけでは意味がないため、顧客を育成し優良化していくための具体的なプラン作成、さらには運用体制を構築し継続的に利益を出していくための仕組みづくりまで手がけたといいます。

フレームワークは、顧客を切り口にしてすべての事業部を横断してデータ分析できるように設計されました。ミクロ視点の「顧表(こひょう)」とマクロ視点の「星取表(ほしとりひょう)」から成り、顧表では顧客ごとの動きを細かく見ていく方式で定着と収益性の分析を行い、星取表では顧客ごとに3ヵ月単位の時系列で受注状況を●、○、□(空欄)の3つのマークで識別する形式がとられました。

「顧表」では、ある顧客を見たときに、初回のゴルフ場予約までの動きは鈍く、競合他社との相見積などがあったと考えられるが、初回のプレー後、2回目の予約まではスムーズだとすると、そこで顧客との距離がかなり縮んだという事実がわかるといいます。さらに、ゴルフ用品購入もしていると優良顧客であると判断できます。
また、予約や購入まで至らない顧客が、なぜ予約しなかったのかについても、複数の顧表を横断してチェックすることでおぼろげながら見えてくることも多いそうです。

「星取表」では、何も取引がない状態を「□(空欄)」、一定の取り引きがあれば「○」、それより取引状態が良い場合は「●」とし、各顧客の3ヵ月ごとの取引状態を一定期間(2年間など)でチェックします。

この●、○、□(空欄)の並びごとに平均または中央値を取ることで、LTV(Life Time Value)の顧客平均など自社の顧客の概要が掴めるといいます。
LTVを考えると、すべて「●」がつくのがもっとも優良な顧客で離脱防止していくべきですが、重要なのは一定期間「●」が連続してついているのにその後、「□(空欄)」になってしまった顧客、つまり、離脱しかかっている優良顧客のフォローだといいます。購入や申し込みがないだけではなく、Webサイトに訪れていないなど、離脱の定義を決め、対策すべきだといいます。

対策法としては、DMやメール、電話でフォローしたり、場合によっては訪問しても元が取れるケースもあるといい、それを判断するためにもデータから自社のLTVを把握し、いくらまでコストをかけられるかを検討した方が良いといいます。

こうしたデータ分析は、丹念にフラグを整理する必要はあるが、Excelでも十分可能だと内野氏はいいます。どの企業でも、こうした顧客に関するデータ自体は保有しているものの、上記のような見方でデータを解析する機会がないことが多く、ぜひやるべきと述べました。

4.データ分析の限界とテストマーケティング

カスタマージャーニー分析で導けること

最後に総まとめとして、データ分析では「どういう定義で抽出される顧客に、どういうタイミングで、どういうコミュニケーションをして、どういう反応と行動を期待して、その結果、顧客のCJ状態が進行して、その結果ビジネスインパクトを生み出し、どのくらいの投資をしても回収できるか、運営のためにどういう体制が必要か」を考えることが重要であると述べました。

ただし、データはあくまでも過去の事実を伝えてくれるに過ぎないため、データ分析だけでは施策の成功パターンは掴めないと内野氏はいいます。ある程度のデータ分析を行ったら、テストマーケティングのフェーズに移していくことが大切で、「テストマーケティングの精度を上げるためにデータ分析を行う」ことを意識して欲しいとまとめ、セッションは幕を閉じました。

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Fri, 24 May 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[実力派が多数!港区のWeb制作会社20選!]]> https://mtame.jp/column/minatoku_20_web_design_companies

Web制作会社を選ぶときには、自社の目的にあった分野を得意とする会社を選びたいもの。そんなときには、いろいろなWeb制作会社の実績ページをチェックしていくと、その会社の得意分野やデザインの傾向が見えてきます。

今回の記事では、東京都のなかで実力派なWeb制作会社が多くある港区を特集してご紹介します。各社の実績ページにリンクがはってありますので、制作会社の比較検討にお役立てください!

実績が豊富な港区のWeb制作会社

株式会社ココチエ

株式会社ココチエ

株式会社ココチエは、港区南青山にオフィスを構え、事業開発とITを駆使した集客を支援する企業です。知識豊富な専門家によるマーケティング×ITのノウハウを活かし、集客チャネル、顧客接点、システムの最適化などを行い、集客の仕組みを最適化することを得意としています。

実績には、Web制作だけでなく、マーケティング支援を行ったサイトも紹介されています。また、中国インバウンド向けのプロモーションを支援しているのも特徴です。

制作実績例

株式会社ココチエの会社概要

Webサイト https://kokochie.co.jp/
電話番号
会社所在地 東京都港区南青山5-15-9 フラット青山301
実績ページ https://kokochie.co.jp/works/

株式会社Nadia

株式会社Nadia

株式会社Nadiaは、港区六本木にあるデジタルコンテンツのクリエイティブに長けた制作会社です。Webサービス、動画、システム開発、グラフィックデザイン、アプリ開発、音声アシスタントサービスなど、あらゆる分野のデジタルコンテンツの制作に対応しており、多くのナショナルブランドやエンターテインメント分野などのクリエイティブを制作した実績があります。

制作実績例

株式会社Nadiaの会社概要

Webサイト https://nadia.bz/
電話番号
会社所在地 東京都港区六本木3丁目2-1 六本木グランドタワー 21F
実績ページ https://nadia.bz/works/

株式会社ウィッシュポケット

株式会社ウィッシュポケット

株式会社ウィッシュポケットは、港区六本木にオフィスを構える、中小規模のホームページ制作を専門に行う会社。実直に、最適な予算でお客さまの目的をかなえる提案を重視しています。一般的な事業案内系のサイトの制作価格例は693,000円。コンテンツ制作、撮影、ECサイト構築のほか、低価格なパッケージプランも用意されており、総合的なニーズに対応できる企業です。

制作実績例

株式会社ウィッシュポケットの会社概要

Webサイト https://www.wishpocket.co.jp/
電話番号
会社所在地 東京都港区六本木4-8-7六本木三河台ビル7F
実績ページ https://www.wishpocket.co.jp/category/works/

株式会社ENVY DESIGN

株式会社ENVY DESIGN

株式会社ENVY DESIGNは、港区芝浦にある、小・中規模のホームページ制作に適したプランを提案する企業です。予算50万円台からのホームページ制作を考えるお客さまへの提案が中心となっており、Web制作からSEO対策、保守運用まで、予算に応じて柔軟に対応するところが特徴です。
テンプレートを使わないオリジナルデザインで、最短10日でWebサイトを制作する「スピードプラン」は30万円台から。急な新店舗のオープンやキャンペーンなど、急いでサイトを作らなければいけないときにぴったりです。

制作実績例

株式会社ENVY DESIGNの会社概要

Webサイト https://envydesign.jp/
電話番号
会社所在地 東京都港区北青山2-12-31 第三イノセビル3階
実績ページ https://envydesign.jp/works/

株式会社ビーアーティスト

株式会社ビーアーティスト

株式会社ビーアーティストは、港区赤坂にある、実績20年以上をほこるWeb制作会社です。平成7年の設立以来、代理店を通さずに地道に制作を重ねており、確かなノウハウと豊富な実績が魅力です。「本音を引き出す1歩も2歩も突っ込んだヒアリング」を重視しており、お客さまの気づかぬ強みを引き出すホームページ制作を得意としています。費用はPC用サイト10ページ、40万円程度が目安です。

制作実績例

株式会社ビーアーティストの会社概要

Webサイト http://www.b-artist.co.jp/
電話番号
会社所在地 東京都港区赤坂9-1-7 9F
実績ページ http://www.b-artist.co.jp/works/index.html

集客が得意な港区のWeb制作会社

株式会社ミナト・メディア

株式会社ミナト・メディア

株式会社ミナト・メディアは、港区白金台にあるWeb制作会社です。Web制作、CMS、コンサルティング、SEO対策、広告対策など、Web戦略に必要な施策をワンストップで提供できることを強みとしています。Web制作と同時に、Webマーケティング戦略も相談したい方にオススメです。

制作実績例

株式会社ミナト・メディアの会社概要

Webサイト http://www.minato-media.com/
電話番号
会社所在地 東京都港区白金台2丁目11番5号
実績ページ http://media-tucle.jp/portfolio/index.html

株式会社ZERO

株式会社ZERO

株式会社ZEROは、港区浜松町にある、ランディングページ を活用した集客に強みを持つWeb制作会社です。コンテンツマーケティングと「売れるランディングページ」の強みを生かした独自の「ZERO式マーケティング」を武器に、セールスコピーライティングからLP制作まで、売れる仕組みを企画から実施までトータルに支援しています。

制作実績例

株式会社ZEROの会社概要

Webサイト http://zero-s.jp/
電話番号
会社所在地 東京都港区浜松町1-1-10 立川ビル5階
実績ページ http://zero-s.jp/works/

マムズラボ株式会社

マムズラボ株式会社

マムズラボ株式会社は、実務経験豊富な約400名のママクリエイターが、ママならではの生活者目線を活かしたソリューションを提供するマーケティング、クリエイティブ企業。座談会などの市場調査から、SNS運用、Web制作、イベント制作まで、ママ目線を生かしたさまざまな企画、制作を行っています。
約250人のインフルエンサーネットワーク(ママ読者モデルやママブロガー、親子モデルなど)も持っており、SNS運用代行なども請け負っています。

制作実績例

マムズラボ株式会社の会社概要

Webサイト https://moms-lab.jp/
電話番号
会社所在地 東京都港区六本木2-4-5 六本木Dスクエア1F
実績ページ https://moms-lab.jp/works/

株式会社 bit

株式会社 bit

株式会社 bitは、港区港南にあるWeb制作会社です。結果につながるホームページ制作を重視しており、サイト制作時からSEO対策のノウハウを駆使しています。実績ページには、中規模の多種多様な業種の制作実績が掲載されています。Webサイトから「利益を生み出す」施策に興味のある方にオススメです。

制作実績例

株式会社 bitの会社概要

Webサイト https://www.bit-tokyo.jp/
電話番号
会社所在地 東京都港区港南2-16-7-1001
実績ページ https://www.bit-tokyo.jp/works/index.html

デザインに強い!港区のWeb制作会社

株式会社PIVOT

株式会社PIVOT

株式会社PIVOTは、港区北青山にある、UXデザインに強みをもつ制作会社です。プロダクトマネージャー、アプリエンジニアなどが在籍しており、ただ美しいだけでなく、システムやメカニズムをともなったWebツールやアプリの開発を得意としています。
ブラウザから利用できる自社サービスのビデオチャットプラットフォーム「ProCommu」も提供しています。

制作実績例

株式会社PIVOTの会社概要

Webサイト https://pivot.jp/
電話番号
会社所在地 東京都港区北青山2-12-31 第三イノセビル3階
実績ページ https://pivot.jp/work

株式会社KAYAHAT

株式会社KAYAHAT

株式会社KAYAHATは、港区南青山にオフィスを構える、クオリティの高いデザインを強みとする制作会社。Web制作、グラフィックデザイン、ロゴマークデザイン、サイン・看板デザイン、イラスト制作、パッケージデザインなど、あらゆるデザインに対応しており、店舗やブランドのイメージをデザインの力でトータルに向上する仕事が印象的です。
Web制作専門のサービスサイトでは、自分で更新できるCMSプランや歯科医院専門のホームページ制作プランも紹介されています。

制作実績例

株式会社KAYAHATの会社概要

Webサイト https://www.kayahat.com/
電話番号
会社所在地 東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山942号
実績ページ https://www.kayahat.com/web/web_design/index.html

株式会社ビーワークス

株式会社ビーワークス

株式会社ビーワークスは、港区高輪にある、卓越した企画力・デザイン力を強みとするデザインカンパニー。ビジュアルデザインだけでなく、コンセプトデザイン、UXデザイン、システムデザイン、プロセスデザインなど、プロダクトのクリエイティブを総合的にプロデュースできることが強みです。実績には、美しいだけでなく、戦略的によく練られたユニークなプロジェクトが多く並んでいます。

制作実績例

株式会社ビーワークスの会社概要

Webサイト https://beeworks.co.jp/
電話番号
会社所在地 東京都港区高輪1丁目3-13 NBF高輪ビル9F
実績ページ https://beeworks.co.jp/business/works/

株式会社ボードハウスワークス

株式会社ボードハウスワークス

株式会社ボードハウスワークスは、港区麻布にあるWebサービス会社です。東京、京都、札幌を拠点に、多くのナショナルブランドのWebサイトを制作。とくに、運用方法・運用コスト・運用体制を強く意識したWeb制作を心がけており、生きたメッセージが発信し続けられるWebサイトを大切にしています。実績には、ANA、ニッセン、シーガイアなど、デザインも優れた著名なブランドサイトが並んでいます。

制作実績例

株式会社ボードハウスワークスの会社概要

Webサイト http://www.bhworks.com/
電話番号
会社所在地 東京都港区麻布永坂1番地麻布パークサイドビル201
実績ページ http://www.bhworks.com/works/

株式会社アクトビューロー

株式会社アクトビューロー

株式会社アクトビューローは、港区芝公園にあるクリエイティブカンパニーです。グラフィックデザイン、情報誌、Webサイト、イベント企画などのクリエイティブ開発からブランディング、 システム開発まで、デザインによるコミュニケーションを起点に課題の解決をサポートしています。昭和45年創業の確かな実績と、信頼できるクオリティが魅力です。

制作実績例

株式会社アクトビューローの会社概要

Webサイト http://www.actbureau.co.jp/
電話番号
会社所在地 東京都港区芝公園2-11-17 芝公園下山ビル5F
実績ページ http://www.actbureau.co.jp/case/web

株式会社apollo

株式会社apollo

株式会社apolloは、港区北青山にあるクリエイティブエージェンシー。販促ツール、チラシ・パンフレット、Webサイトなどのデザイン制作を得意としています。その実績に並ぶ作品は、カラフルで明るいデザインが印象的です。ポップなデザインを求める方に、オススメのエージェンシーです。

制作実績例

株式会社apolloの会社概要

Webサイト http://apollodesign.org
電話番号
会社所在地 東京都港区北青山2-7-20 猪瀬ビル2F
実績ページ http://apollodesign.org/works.html

動画に強み!の港区のWeb制作会社

株式会社MONSTER DIVE

株式会社MONSTER DIVE

株式会社MONSTER DIVEは、港区南青山にある、動画とWebサービスを掛け合わせた企画に強みをもつクリエイティブチームです。Webプロダクション事業では、ユーザーの心動かすメディアを実現するクリエイティブを得意としています。映像制作事業では、ライブストリーミングに対応した動画制作スタジオも運営。動画表現を駆使したクリエイティブなWebプロモーションを企画したい場合にオススメです。

制作実績例

株式会社MONSTER DIVEの会社概要

Webサイト https://www.monster-dive.com/
電話番号
会社所在地 東京都港区南青山1-26-1 寿光ビル5F
実績ページ https://www.monster-dive.com/project/

株式会社ディグラ

株式会社ディグラ

株式会社ディグラは、港区赤坂にあるWebと映像を活用したソリューションを提案する制作会社です。Webサイト運営、システム構築などのほか、映像コンテンツの制作(撮影、編集、Webエンコーディングなど)に対応しており、映像とWebコンテンツを合わせたクロスメディア企画の提案を得意としています。電子チケット発行システムや、ARシステムなど、最新技術を生かした提案も可能です。

制作実績例

株式会社ディグラの会社概要

Webサイト http://www.digra-inc.com/
電話番号
会社所在地 東京都港区赤坂9-6-30 乃木坂プレース3F
実績ページ http://www.digra-inc.com/jirei/

格安で制作ができる!港区のWeb制作会社

株式会社シノックス

株式会社シノックス

株式会社シノックスは、港区東麻布にあるWeb制作、Webコンサルティング会社です。さまざまなWebサービスに対応していますが、なかでも特徴はGMOペパボ株式会社のCMSサービス「Goope(グーペ)」の販売代理店として提供する低価格のホームページ制作プランです。グーペを活用したプランの制作費用は7万円~とリーズナブル。Web制作の知識がない方にも、更新や運用しやすいサイトを提供しています。

制作実績例

株式会社シノックスの会社概要

Webサイト https://shinox.co.jp/
電話番号
会社所在地 東京都港区東麻布3-4-4 404
実績ページ https://shinox.co.jp/post/portfolio/

クレイオス株式会社

クレイオス株式会社

クレイオス株式会社は、港区赤坂にオフィスを構える、低価格でWebサイトを制作できるサービスを提供している企業です。初期費用ゼロ円、月額9800円~のホームページ制作プランを提供しており、はじめから制作にあまりお金をかけられない場合にオススメです。
格安プランだけでなく、レスポンシブサイトや、ECサイト、SEO対策、運用管理にも対応しているため、予算に応じたさまざまな相談ができそうです。

制作実績例

クレイオス株式会社の会社概要

Webサイト https://www.crius.jp/index.html
電話番号
会社所在地 東京都港区赤坂3-2-6 アパ赤坂中央ビルB1F
実績ページ https://www.crius.jp/works/index.html

アースフィア株式会社

アースフィア株式会社

アースフィア株式会社は、港区六本木にあるWebデザイン、制作会社です。ホームページの企画、デザイン、ECサイト、SEO、CMS、アプリなど、さまざまな制作分野に対応していますが、リーズナブル・スピーディにできるパッケージプランに特徴があります。
最安値の「スピードプラン」では、4ページのWebサイトを最短10営業日、12万円の制作費で作ることができます。このほかにも、手ごろな機能と価格のプランが充実しているのが魅力です。

制作実績例

アースフィア株式会社の会社概要

Webサイト http://www.ear-th.com/
電話番号
会社所在地 東京都港区六本木6丁目8-10 STEP六本木ビル WEST 1F
実績ページ http://www.ear-th.com/works/

Web制作の見積書の見方を知ろう!

気になるWeb制作会社を見つけたら、見積もりをとるのが一般的です。見積書には、企画構成費、システム構築費、サーバ費、ドメイン費など、さまざまな項目がありますが、知識がなければわかりにくいものもあるかと思います。

ウェブタメ!メディアでは、そんなWeb制作の発注者さまに役に立つさまざまな情報を発信しています。ウェブタメ!メディアを参考に、ぜひ、かしこくムダのないWeb制作にトライしましょう!

参考(ウェブタメ!過去記事):Web制作費の内訳は?見積書の項目を知ろう!

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Thu, 23 May 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[ホームページリニューアルでありがちな失敗例と回避策]]> https://mtame.jp/column/failure_example_website_renewal

ホームページをリニューアルすることになったら、どんなことに期待しますか?

「古臭いデザインを一新して、おしゃれなイメージにしたい!」

「更新しやすい仕組みを導入したい」

「アクセス数がアップして欲しい!」

などなど、様々あるかと思いますが、期待した効果を出すためにはリニューアル前から戦略を練っておくことが大切です。

今回は、ホームページのリニューアル後に「失敗した!」とならないために、よくある失敗例とその回避策ををご紹介いたします。

失敗例1:見た目は良くなったのに、お問い合わせが増えない!

ホームページのデザインにも流行り廃りがあり、表現のためのテクノロジーも進化していきます。ホームページを訪れてくれたユーザーに古臭い印象を与えないためにも、数年周期でリニューアルを行うことは大切です。ただ、デザインのことしか考えずにリニューアルを行ってしまうと、本来のホームページの目的を十分に果たしてくれないことがあります。

多くの企業では、ホームページを通して見込客からのコンバージョン(お問い合わせ、資料請求、サンプル請求など)獲得を目的として設定していることと思います。リニューアル前に、その「最終的なゴール」が何かを明確にしておくことが重要です。

特に、見た目が良くなったのにコンバージョンが減ってしまった際は、ターゲットに対して最適なホームページになっていない可能性があります。事前に要件の取り決めやターゲットの行動分析を行ったうえで、ターゲット自身が目的を達成できるホームページ制作を心がけましょう。

失敗1の回避ポイント

リニューアルにあたり、最低限「ホームページの目的」「現行サイトの課題」「リニューアルの目的」の3つは明らかにしておきましょう。もう少し余裕があれば、提案依頼書(RFP)を作成し、そのほかにも細かい項目について決めておくと、リニューアル中にあれこれと迷う場面が出てきたときのよりどころになります。RFPを作成しておくと、リニューアルを依頼する制作会社を選ぶ際にも役立ちます。業者が決定したら、最初に決めておいた3項目(もしくはRFP)を共有することも忘れずに。

また、かっこいい(きれいな)デザインと最適なデザインは違います。ホームページの設計やデザインを進めていく過程で、本当に自社のターゲットに最適なものなのかを、制作会社にも確認を取りながら進めていくと良いでしょう。

【合わせて読みたい】

RFP(提案依頼書)をまとめよう!作成のポイントを解説!

WEB制作の発注前に気をつけたい4つのポイント

UXデザインとは?発注者も知っておきたいホームページ制作の基礎知識

失敗例2:リニューアルしたら検索順位が下がった…

企業のWeb担当者を務める人なら、「リニューアルするだけで検索順位が上がる」と考える人はいないと思いますが、検索順位を上げるには、適切にSEO施策を施す必要があり、リニューアルを機に検索順位を上げたいと思うなら、そのための設計が必要になってきます。ただ、狙っているキーワードによっては競合サイトが多く存在し、リニューアルだけでは順位の向上がなかなか難しいケースもございます。

一方、リニューアルをきっかけに検索順位が下がることもあり、それにはいくつか原因が考えられます。その原因として大きく「①ドメイン変更があった」「②コンテンツを整理したため情報量が減った」の2つが考えられます。

①ドメイン変更があった

リニューアルのタイミングで独自ドメインを取得するなど、ドメインを変更する場合があります。同じドメインでサイトを運用していると、その間にSEOの評価が上がっていき上位表示されるようになってきますが、ドメインが変わることでその評価は消えてしまうため、検索順位が落ちる傾向があります。

②コンテンツを整理したため情報量が減った

「情報を追加しているうちに、つぎはぎだらけのホームページになってしまった…」というのはよく聞く話。そこで、リニューアルを機に、サイトマップやコンテンツを精査し、関連するページに情報を統合して…と整理していくうちに、もともとあったページを削除したり、テキストを削除したりといったことをすると思います。すると、検索エンジンが評価していた部分がなくなってしまい、検索順位が落ちるといったことが起きます。

あまり大幅にコンテンツを削ることは避け、XMLサイトマップを作成(更新)すること、GoogleサーチコンソールにURLを登録するなどクローラーにインデックスしてもらえる施策を行うことで、検索順位が大幅に落ちるのを避けましょう。

失敗2の回避ポイント

こういった事態を避けるために、ドメインに関しては「301リダイレクト」処理をかけ、検索エンジンにURLが変わったことを知らせましょう。また、リニューアルの際は大幅にコンテンツを削ることは避け、XMLサイトマップを作成(更新)すること、GoogleサーチコンソールにURLを登録するなどクローラーにインデックスしてもらえる施策を行うことで、検索順位が大幅に落ちるのを避けましょう。

当然、ページ数も多々多ければいいわけでもなく、不要なコンテンツは削ってしまったほうが、結果的にユーザービリティも高まりページビューも伸びやすくなります。ですが、現在どのコンテンツが評価を受けており、どのページがユーザーにとって重要ページなのかは事前に調査する必要があります。

その際には、Googleアナリティクスやサーチコンソールなどのデータを参考にしたり、実際にコンバージョンにつながったユーザーに対し、どのコンテンツが有益だったのかをヒアリングするという手段があります。

失敗例3:リニューアル後、ほったらかしで更新していない

最後は、リニューアルを行った後、情報更新をせず、ほったらかしにしてしまうというケースです。原因は、更新コンテンツがなく更新がしづらいためだったり、更新作業がしづらい仕組み(HTMLの専門知識がないと更新作業ができない、CMSだが使いづらい、更新は外注しないとならないなど)などです。なかには、そもそもホームページの担当者が更新の必要性を感じていないという場合もあります。

ホームページの更新が滞ってしまうと、せっかく良いホームページが出来上がってもだんだんとコンバージョンが落ちていく可能性があります。そうならないためにも、更新しやすいツールやコンテンツ設計が必要になります。

【合わせて読みたい】

見落とされがちなWeb担当者のUXとCMSのこと

CMSとは?種類と比較ポイントを解説

失敗3の回避ポイント

一度、ホームページを訪れてくれたユーザーにリピート訪問してもらい、コンバージョンしてもらうためには、常に最新の情報を掲載してある必要があるため、更新作業が欠かせません。また、定期的に更新しているとSEO上も有利なので、そもそものアクセス数アップにもつながります。

改めて強調しますが、ホームページは作りっ放し、リニューアルしっ放しにしては効果が上がりません。立ち上げ、もしくはリニューアルのタイミングで更新性を見直し、更新しやすい仕組みを採用することが重要になってきます。自社の状況と目的に合わせて、CMSなどの更新しやすいシステムを導入したり、更新コンテンツを取り入れたりといったことを検討しましょう。

また、制作時に運用のところまでを考慮して提案をくれる会社かどうかも、業者選定の際の重要ポイントです。そもそも更新を加味したサイト構造になっていないと、更新の使用がなかったりする場合もありますので、事前に確認するようにしましょう。

【合わせて読みたい】

後悔しないホームページ制作会社選び〜比較のポイントを解説!

企業ブログは何を発信すべきか?中小企業のオウンドメディア活用術

タイトルタグとメタディスクリプションが重要な理由

ホームページ制作の相場は?項目別の相場一覧

まとめ

ホームページのリニューアルは、「古くなってきたから、なんとなく…」で行ってしまっては、上記でご紹介してきたような思わぬ失敗を引き起こしてしまう可能性もあります。

このような失敗を犯さないためには、パートナーとしての制作会社を見つけ、自社のマーケティング活動の中でのホームページの位置づけ、目的、目標を明確にする必要があります。

作った後に失敗に気づかないよう、最低限本記事の内容は抑えて、ホームページ制作会社を選ぶようにしてください。


※また制作会社選びに迷ったら、ぜひ、当サイトもご活用ください。

ホームページ制作会社をホームページ制作実績から探す

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Wed, 22 May 2019 14:00:00 +0900
<![CDATA[企業ブログは何を発信すべきか?中小企業のオウンドメディア活用術]]> https://mtame.jp/content_marketing/smes_own_media_application

近年、多くの企業がビジネスブログや「オウンドメディア」と呼ばれる自社メディアの運営に取り組むようになりました。時代の流れにそって「他社もやっているから」と、はじめてみたものの、記事のネタに困っていたり、更新が滞っていたり…というような課題はありませんか?

今回の記事は、中小企業がオウンドメディアを運用する際の、コンテンツのヒントをたくさん盛り込んでお届けします。

オウンドメディアの目的と効果

オウンドメディアは、英語で書くと「Owned Media」。文字通り「自社のメディア」という意味で、企業が情報発信するホームページやブログ、SNSアカウントなどを指します。日本では、企業が運営するブログ形式のメディアというイメージが強く、2010年代以降、多くのブランドや企業が取り組み始めました。

オウンドメディアが注目され始めた背景には、大きく分けて2つの要因があります。ひとつは、検索エンジン対策です。2011年以降、Googleの検索アルゴリズムにいわゆる「パンダアップデート」といわれる変更があり、検索結果の表示順位に「コンテンツの質」が重視されるようになりました。これにより、オリジナリティのある質の高い記事を蓄積することが、SEO対策になるようなったことが、企業が自社メディアをもつことを加速させました。

2つめは、広告手法や顧客とのコミュニケーション手法の変化です。企業のかつての広告手法といえば、テレビCMや新聞広告など、マスメディアで広く認知を得ることが主流でした。

しかし、現代では、SNSや動画サイトなど消費者が時間を費やすメディアは多岐にわたります。またWebメディアのなかでも、かつては主流であったバナー広告やリスティング広告は、「いかにも広告」であることがわかりやすく、クリックされにくくなってきています。

消費者が購入に至るまでの行動が変わるなか、ユーザーが本当に「困っていること」「知りたいこと」を検索したときに、それに答えるコンテンツを用意することで、潜在的なニーズを抱えたユーザーと長い時間をかけて信頼関係を築いていくことが必要とされるようになってきたのです。

さらにいえば、消費者は自分のニーズに気づいていなかったり、自身が求めているものを認識していないこともあります。そういった場合には、消費者が検索などのアクションを取る前に、こちらから提案できる接点を持っておく必要があります。

情報発信系のオウンドメディアであれば、定期的な更新により読者をつけ、日常的な接点を産むことが可能になります。そこで潜在ニーズから顕在ニーズに引き上げることで、消費者の心を動かすことができます。

このように、オウンドメディアの運用にはメリットもたくさんありますが、当然デメリットもあります。改めて、メリットとデメリットを整理していきます。。

オウンドメディアのメリット

  • 顧客のロイヤリティ(企業に対する信頼性/商品やブランドのお気に入り意識)を高められる
  • 広告宣伝費を削減できる(自社メディアのため出稿量などに制限がない)
  • 見込み客を獲得できる(例:オウンドメディアからの問い合わせや資料ダウンロード)
  • データが蓄積できる(例:閲覧データなどから潜在顧客の興味を分析)
  • サイト自体が会社の資産になる

オウンドメディアのデメリット

  • 効果がでるまでに時間がかかる
  • 継続的に運用するための労力がかかる

よくあるコンテンツ例

上記のメリット・デメリットでもわかるように、オウンドメディアで成果を上げるためには、継続的に運用していくことがもっとも大切です。しかし実際には、「何を書いていいのかわからない」「記事のネタが思いつかない」というような悩みも多いのではないでしょうか。

このような場合、自社内では当たりまえの知識も、ユーザーにとっては「そこが知りたい」情報であることが多くあります。自社の強みやノウハウの棚卸しをすれば、社内にも意外とたくさんのコンテンツが眠っていることに気づくはずです。では、具体的なコンテンツ例を見てみましょう。

(1)自社の商品・サービスを深掘りしたコンテンツ

  • 製品の使い方
  • よくある質問まとめ
  • 製品のアップデート情報
  • 自社のセミナーやイベントのレポート
  • 導入事例・実績紹介
  • 開発ストーリー・開発秘話
  • よくある課題とその解決策
  • 新人スタッフの奮闘記

(2)お客さまや取引先を活用したコンテンツ

  • 既存のお客さまの声(成功体験・導入に至った経緯など)
  • 取引先インタビュー(材料や仕入れのこだわりなど)

(3)同業界の他社の情報を活用したコンテンツ

  • 業界で話題になった他社の事例研究
  • まとめ記事(例:○○なサービス3選)
  • サービス内容や機能の比較表

(4)業界知識・ノウハウがわかるコンテンツ

  • 業界のリーダーやキーパーソンのインタビュー
  • 識者や関係者からの寄稿
  • 業界用語解説
  • インフォグラフィックス(業界内のプレイヤー図など)
  • ハウツー、ノウハウの解説
  • 業界ニュース(最新トピックス、関連する法律の改正情報など)
  • 調査アンケート結果
  • 社外のイベントレポート(業界イベントなど)
  • 海外の最新トピックス(翻訳記事)

以上、コンテンツの例を紹介してきましたが、オウンドメディアの更新コンテンツとして特におすすめなのがすでに社内眠っているコンテンツの流用です。

例えば新卒向けの研修資料があれば、内容のレベルも初心者向けでメディア読者と近い可能性があります。またセミナー資料なども、すでに構成が整理されているので、ある程度調整すれば良質なコンテンツとして成立します。

社内に眠っているコンテンツを流用するだけでも、有益な情報発信は可能です。工数もそれほどかからず手軽に取り組むことができるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

週1回更新できる仕組みを作る

週1回更新できる仕組みを作る

オウンドメディアに掲載すべき記事は、自社の知識やノウハウを掘り下げていくことで、さまざまなテーマを見つけることができます。しかし、継続的に記事を制作することは、とても労力のかかるもの。オウンドメディアの効果を感じられるまで続けられずに放置されているサイトも多いようです。

オウンドメディアの運用計画を立てる際は、少なくとも1週間に1度は更新できるようにしましょう。そのためには、計画的に記事を作成し、ストックしておくことも大切です。

とはいえ、オウンドメディアの担当者だけが、ひたすら記事を執筆するのではコンテンツの量も、質も不足する場合があります。コンテンツを量産するための方法として、現在では、社外のライターなどに記事を外注することも一般的です。ただし、汎用的な内容であれば、比較的安く外注することができますが、専門的な内容の記事を知識のあるライターに頼めばコストがかさむことも踏まえておかなければなりません。

そのため、中小企業が自社のノウハウを掘り下げてオリジナリティのある記事を作るには、やはり社内でコンテンツを制作できる体制を整えることも重要です。

メディアの編集担当者だけでなく、社内の人材をフル活用し、部署の垣根を越えて記事を書いてもらうこともよいでしょう。営業や開発、カスタマーサポートの担当者などが、それぞれのスキルや知識を活かして原稿を書けば、専門性のあるコンテンツが蓄積されていくはずです。その際、編集担当者は、記事のテーマや大まかな構成を決めてから執筆者に依頼すると、慣れていない人でも書きやすく、スムーズに進めることができるでしょう。

また、オウンドメディアの担当者は、定期的に社内の各部署から意見を聞き、業界の動向や、お客さまの興味がどこにあるかなど、最新の情報を得ることも大切です。労力はかかりますが、このように丁寧に情報収集を重ね、根気よくコンテンツを蓄積していくことで、オウンドメディアの価値が高まっていくのです。

まとめ

オウンドメディアのコンテンツ内容を考えるとき、もっとも大切な考え方は「ユーザーの役に立つコンテンツを提供する」ことです。企業やブランドのファンを増やし、どうすれば継続的な「ファン」になってもらえるかを考えながら運用することで、中小企業もオウンドメディアは、もっともっと有効活用できるようになるでしょう。

また、オウンドメディアの記事はSNSやメルマガとして発信することで、より相乗効果を高めることが可能です。せっかく更新した記事を、あらゆるチャネルに発信することで、効果を最大化させることができます。

ぜひ、メディア運用に合わせて試してみてはいかがでしょうか。


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Mon, 20 May 2019 18:25:00 +0900
<![CDATA[「デュオトーン(Duo Tone)」のWebデザインが今っぽい!BtoB企業での採用事例]]> https://mtame.jp/design/DuoTone ここ数年、Webデザインでよく見かける「デュオトーン」をごぞんじでしょうか?
デュオトーン(Duo tone)とは、2つの色を組み合わせて表現されたデザインのこと。最近では、音楽サブスクリプションサービス「Spotify」のWebサイトや広告で取り入れられたのが有名です。

一見、カジュアルな印象のあるデザインですが、デュオトーンはBtoBサイトでも活用できるのでしょうか?今回の記事では、WebデザインのトレンドのひとつであるデュオトーンのBtoBでの採用事例をご紹介します。

1.デュオトーン(Duo Tone)とは?

2人組の歌手のことを「デュオ」と呼ぶことがあるように、「Duo」には「2つの」という意味があります。デュオトーンは、その名の通り、2つの色の組み合わせで表現したデザインのことです。

使用する色は、一般的にコントラストの強い2色が選ばれます。最近のデュオトーンのデザインの傾向としては、「Spotify」の影響からか、「コントラストが強めの写真を、ビビッドな色のデュオトーンに加工する」というような使われ方が多く見受けられます。

Spotify

参考:SpotifyのWebサイト

このように写真をデュオトーンに加工するのは、比較的簡単です。photoshopなどの画像加工ソフトでは、「グラデーションマップ」という機能を使えば、簡単に写真を2色のグラデーションに加工することができます。そのほかにも、CSSのみで手軽に実装できるカラーフィルターも公開されています。

2.デュオトーン(Duo Tone)が与えるデザイン効果

では、デュオトーンを採用したデザインは、どのような印象を与える効果があるのでしょうか。
前段でご紹介したように、デュオトーンはコントラストの強い2色を組み合わせることが多いため、躍動感や、インパクトのあるビジュアルを作るときに役立ちます。このほかにも、「写真の中心となる被写体を際立たせたい」「アーティスティックな雰囲気に仕上げたい」というような場合にも向いています。

これらのデザインが与える印象は、「どの2色を使うか」という配色の選択に大きく影響されます。デュオトーンのデザインで使用する色は、補色の関係(色相環で反対に位置する色の組合せ)にある2色を選択するのが基本です。補色は、お互いの色をもっとも際立たせる色の組み合わせで、メリハリのある印象を生みます。

色相環のイメージ(対角線にある色が補色)

色相環のイメージ

3.BtoB企業のサイトでも使えるの?

このように、コントラストの強いデュオトーン配色を採用したデザインは、POPで明るい印象のため、BtoCサービス向きのような印象があります。しかし、色の使い方によっては、BtoB向けのWebサイトにも応用は可能です。配色のテクニックとして、2色のどちらかに彩度や明度の低いトーンの色を採用すれば、落ち着いた雰囲気や、締まった印象を表現することもできます。

たとえば、コーポレートサイトに社内の雰囲気がわかる写真を掲載するときや、採用サイトに社員のインタビューとともに写真を掲載するとき。きれいで、かっこいい写真をのせたいけれど、現実はなんだか「イマイチ…」となることも多いかと思います。このようなとき、写真の色味を加工することで、スマートフォンで撮った写真も、雰囲気のある写真に仕上げることができます。

では、デュオトーンがBtoBサイトで具体的にどのように活用されているか、海外のサイトを参考に見てみましょう。

4.BtoB企業のデュオトーン採用事例

●Holm Marcher & Co.(ヘッドハンティングエージェンシー)

Holm Marcher & Co.

画像引用:Holm Marcher & Co.

落ち着いた赤とグレートーンの組み合わせが知的な雰囲気です。

●Andover Fork Truck Services(建設機械販売会社)

Andover Fork Truck Services

画像引用:Andover Fork Truck Services

フォークリフトのグリーンを活かし、そのほかの色はグレートーンにおさえることでゴチャつき感のないイメージになっています。

●Adison Partners(タレントマネジメント/コンサルティング会社)

Adison Partners

画像引用:Adison Partners

青紫の写真と水色のテキストの組み合わせ。補色の組み合わせではないが、すっきりと目立つ印象です。

●Chunk Creative Agency(クリエイティブエージェンシー)

Holm Marcher & Co.

画像引用:Chunk Creative Agency

モノクロの写真にグラデーションのフィルターをかけたデザイン。よくある打ち合わせシーンも洗練された雰囲気です。

グラデーションについてはこの記事も参考にしてください。

●Chris Redshaw(クリエイティブディレクター/個人)

Chris Redshaw

画像引用:Chris Redshaw

グレートーンの写真と黄色でコントラストを表現。カジュアルだが、きちんとした印象もあるデザイン。

5.まとめ

海外の事例を見ると、BtoBサイトでデュオトーンを採用する場合は、黒やグレー、濃い青などの落ち着いた印象の色と、ポイントとなる明るい色を組み合わせたデザインが多いようです。

日本のBtoBサイトは、比較的きちんとしたデザインが好まれるため、デュオトーンを採用した事例は少ないです。しかし、BtoBのWebサイトも「似たような雰囲気のサイトばかり…」という状況は避けたいもの。たとえば若い学生がターゲットの採用サイトを作る場合などに、まずは限定的にデュオトーンを使ってみるのもいいかもしれません。

Webデザインのトレンドを少しずつ取り入れて、BtoBサイトもマンネリ化を防ぎましょう。

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Mon, 20 May 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[Web制作会社とのやりとりをスムーズにするために知っておきたい用語集30]]> https://mtame.jp/column/know_order_facilitate_interaction

ホームページ制作会社とのやりとりで、用語がわからず困ったことはありませんか?ホームページ制作用語は、カタカナ語や英語の略称が多く、わかりにくいもの。新しい技術やサービスもどんどん増えていくため、すべてを把握するのはとても難しいことです。

今回の記事では、そんな数あるホームページ制作用語から、基本と言える30のワードをピックアップ。Webサイトを発注する方の立場にたって、わかりやすく簡潔に説明します。ホームページ制作会社とのやりとりの前に、ぜひチェックしてみてください。

ホームページ制作に関する用語

(1)HTML(エイチティーエムエル)

Hyper Text Markup Language(ハイパーテキストマークアップランゲージ)の略で、Webページを作成する際に使用する言語(マークアップ言語)です。HTMLには文章や画像などの構成を指定するための「タグ」がたくさんあります。このタグで指定の目印を付けることで、Webブラウザ上で表示される文字の大きさや色、見出しなどの文章構造を整えたり、他のページへのリンクを埋め込んだりすることができます。このように、コンピュータが正しく文章やコンテンツを認識できるよう意味づけしていくことを「マークアップ」いいます。

(2)CSS(シーエスエス)

Cascading Style Sheetsの略。主に、Webサイトのデザインやレイアウトなどの外観を指定するための仕組みです。現在のWebサイトの多くは、CSSとHTMLを組み合わせて作られています。

(3)カラム

ホームページ制作用語では、縦方向の段組みのことを表します。一般的に、スマホ向けサイトは1カラムで構成されます。PC向け表示で、横にメニューバーなどがあり、縦に2列のブロック(段組み)がある場合「2カラム」といいます。

(4)レスポンシブデザイン

スマートフォンやタブレットなど、さまざまなサイズのデバイスへの表示に対応したデザインのこと。1つのHTMLソースで、マルチデバイスに対応するため、更新作業の手間が省けるのがメリットです。

(5)ヘッダー、フッター、サイドバー

ヘッダーはWebサイト最上部で、ページが遷移しても常に表示される情報のエリアのこと。フッターは同様の意味で、ページ最下部の領域を指します。サイドバーは、Webページの左側または右側にあり、Webサイトのメニューやインデックス、広告等の表示に使われることが多いエリアです。

(6)グローバルナビゲーション

Webサイトのすべてのページに共通して設置される、主要なコンテンツへのリンクのことです。ユーザーにとって、わかりやすいメニューとすることが重要です。

(7)ハンバーガーメニュー

スマートフォンサイトでグローバルナビゲーションを表示するために使用されるメニュー表示方法のひとつ。横線を三本重ねたハンバーガーのようなアイコンで表示され、タップすると詳細メニューが表れます。

(8)プルダウンメニュー(アコーディオンメニュー)

メニューバーの項目を選んだときに、上位項目の下に表示されるサブメニューのこと。ドロップダウンメニューともいいます。

(9)パンくずリスト

Webページの上部(一般的にはグローバルメニューの下あたり)に表示される「トップ>家庭用PC>タブレット」などのリンクのこと。閲覧者がWebサイト内のどこのページにいるかをわかりやすくするために設置します。SEO対策としても有効です。

(10)ドメイン

インターネット上の住所の役割をするもので、同じものは2つとありません。「http://www.abcd.com/」というURLの場合「abcd.com」の部分がドメイン名といわれます。

(11)LP(エルピー)

Landing Page(ランディングページ)の略で、日本語では「着地ページ」を意味します。一般的には、ユーザーがWeb上の広告をクリックした直後に遷移するページとして多く作られており、商品の特長を縦長のレイアウトで訴求し、購入や問い合わせにつなげる施策に使われています。

(12)SSL(エスエスエル)

Secure Sockets Layerの略で、インターネットを安全に使うための、暗号化通信の仕組みのひとつ。近年では「常時SSL」といい、Webサイト全体を暗号化通信に対応することが推奨されています。

(13)JavaScript(ジャバスクリプト)

現在のWebサイト制作に多く用いられているプログラミング言語でJS(ジェーエス)ともいわれます。Webサイトに動きをつけたり、アプリを開発したりするのに広く使われています。

(14)CMS(シーエムエス)

Contents Management System(コンテンツマネジメントシステム)の略。WebサイトのコンテンツをHTMLの知識がなくても更新したり、管理したりすることができるシステムです。オープンソースのWordPressが有名です。

(15)リダイレクト

Webページに訪れたユーザーを、自動的に別のURLに転送する仕組みのこと。Webサイトの移転等にともないURLが変わる場合には、必ずリダイレクト設定が必要です。

(16)CTAボタン

CTAは「Call To Action」の略。CTAボタンは、Webサイトのユーザーを、目的の行動に誘導するためのリンクボタンのことをいいます。「いますぐ資料請求する」など、ユーザーに次の行動を喚起させる言葉、目立たせるためのボタンのデザイン、表示位置に工夫が必要です。

(17)ユーザーインターフェース(UI)

ホームページ制作の分野では、一般的に「ユーザーが使いやすいWebサイトのデザインやレイアウト、操作性」などを指します。また、利用する人の「使いやすさ」のことを「ユーザビリティ」といいます。

(18)フラットデザイン

近年、トレンドが続いている平面的で、立体感や光沢感のないデザインのこと。さまざまなデバイスから見やすく表示するためのデザイン工夫から普及しました。

SEOに関する用語

SEOに関する用語

(19)コンテンツマーケティング

設定したターゲット層に向けて、「価値ある」コンテンツ(記事など)を発信することで、Webサイトに潜在的なニーズを持ったユーザーを集客。コンテンツを通して潜在顧客との関係性を築くことで、最終的に問い合わせや購買などの利益につながる行動を起こさせるマーケティング手法のことです。近年、企業が運営するオウンドメディアやビジネスブログは、このコンテンツマーケティングの一環として行われている場合が多いです。

参考:企業ブログは何を発信すべきか?中小企業のオウンドメディア活用術

(20)ロングテールSEO

検索数が多い一部の人気キーワード(ビッグキーワード)で上位に表示するのは難易度が高いもの。しかし、アクセス数の多い複合キーワード(2つ以上の単語の組み合わせ)に対し、幅広く対策することで、サイトへの流入数やコンバージョンの総量をアップさせるというSEO施策のひとつ。

(21)Googleキーワードプランナー

キーワードプランナーは、 Googleが提供しているキーワード対策ツールで、誰でも無料で使うことができます。狙ったキーワードが検索サイト上でどのくらい検索されているか、どんな組み合わせで検索されているか、キーワード広告の単価などを調べることができます。

(22)モバイルフレンドリーテスト

モバイルフレンドリーテストは、あなたのWebサイトがモバイル対応しているかをチェックするための無料サービスです。

モバイルフレンドリーテスト↓
https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja

(23)タイトルタグ

ページのタイトルのことをタイトルタグと呼び、SEOに大きく影響する重要なワードです。各ページ、それぞれユニークなタイトルタグを設定することで、各キーワードの検索順位向上にプラスの効果を与えます。

(24)メタディスクリプション

ページの説明文をディスクリプションと呼びます。検索順位には影響がないものの、検索結果の説明文として表示されるため、クリック率に大きく影響します。

(25)hタグ

ページの見出しに当たる部分で、1~4にあたります。段落や章を端的に見出しとして付けることで、Googleに対してページの内容をただしく伝えることが可能で、SEOにも影響を与えます。

アクセス解析に関する用語

(26)Googleサーチコンソール(Google Search Console)

ユーザーが自社のWebサイトに訪れるまでにどんなキーワードを検索しているか、自社サイトがGoogleにどのように認識されているかなど、Google検索上のパフォーマンスを管理できるツールのことです。

(27)コンバージョン

「お問い合わせ」「購入」など、サイトによって個別に設定された目標のこと。英語で書くと「Conversion」となり、CVと略される場合もあります。Webサイトの訪問数やページビューに対して、目標まで辿りついた割合を「CV率」や「CVR(Conversion Rate)」といいます。

(28)直帰率、離脱率

アクセス解析用語のひとつ。直帰率は、はじめて自社のWebサイトを訪れたユーザーが、ほかのページに遷移することなく、サイトを離れてしまう割合のことをいいます。離脱率とは、自社のWebサイト(どのページでも)からサイト内の他のページに移らずにセッションを終えてしまった割合です(例:ブラウザを閉じる/他のサイトへ行くなど)。お問い合わせフォームや、注文確定前など重要なページでの離脱率が多い場合、対策が必要です。

(29)ページビュー

Webサイト内の特定のページが表示された(閲覧された)回数を表します。

(30)ユニークユーザー数

ユニークユーザー数は特定のWebページを閲覧した固有の人の数のこと。同じ人が複数ページを閲覧したり、何度もサイトを訪れたりした場合も1人と数えます。英語で書くと「Unique User」となり、UUと略される場合もあります。

(31)セッション

ユーザーがWebサイトを訪れて、離脱するまでの一連の行動のこと。アクセス解析では、セッション数やセッション時間(どのくらいの時間滞在しているか)などを確認します。

(32)リファラー

英語では「Referrer」と書き、アクセス解析では「参照元」を意味します。あるユーザーが自社のWebサイトへ訪れたとき、自社サイトを訪れる直前にいた流入元のページ情報のことを指します。

(33)アクセス解析タグ

Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを自社のWebサイトに適用するために、自社サイト内に埋め込む必要のあるタグのこと。アクセス解析タグは、解析ツールの自身のアカウント内で発行できます。ホームページ制作会社に、自社サイトへのアクセス解析タグの設定を依頼することもできます。

まとめ

ホームページ制作に関する用語は非常に多く、今回ピックアップした30個ではとても網羅することはできませんが、ホームページ制作会社としっかりと話し合うためにも、ある程度の知識をつけておくことは大切です。 ただし、ホームページ制作会社やWeb広告会社と同じように、すべてのノウハウを把握しておく必要はありません。それぞれの会社はプロとして、業界知識を常に勉強していますので、わからない用語やノウハウは、遠慮なく聞くようにしてください。

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Fri, 17 May 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[【SaaSベンダー向け有料セミナー】 SaaSベンダーの拡販戦略 導入2,500社突破術を徹底解説!]]> https://mtame.jp/column/seminar_20190523 クラウド市場の拡大やサブスクリプションモデルの浸透により、SaaS市場が急速に拡大しています。

 

ただ、多くのSaaSがリリースされるなか、該当カテゴリでシェアNo.1を獲得してスタンダードを握るには熾烈な競争環境となっているのも事実です。

 

サービスそのものの質向上はもちろん、確かな拡販戦略を立てて実施していく必要があるでしょう。

 

 

そこで、本セミナーでは、SaaSベンダーが行うべき拡販戦略をテーマに、船井総研出身でそのコンサルティング実績から自身の名前をとった「イソズミ・マジック」で知られる五十棲剛史氏を講師に招いてセミナーを開催します。

 

10社様限定のセミナーとなっておりますので、お早めにお申し込みください。

 

 

 

このような課題を解決されたい方におすすめです

1つでも該当する方は必見!!

  • 早期に導入企業数1000社を突破したい方
  • 解約率3%以下のプロダクトを作りたい方
  • フリーミアム戦略、カスタマーサクセスを成功させたい方
  • キャズムを超えるための営業戦略を知りたい方

自分製品をカテゴリNo.1にするインパクトを与える経営戦略や、経営幹部構成と組織づくり、大きなビジョンを100%実現させる経営者の役割など、SaaSベンダー企業向けに特化した内容となっています。

 

 

 

お持ち帰りいただけるノウハウ

  • リリース後2年で2,500社導入を達成したフリーミアム戦略の全貌を学ぶことができる。
  • SaaSベンダーが取り組むべき戦略的な概念から、実際におこなうべき施策の手法まで体系的に学ぶことができる。
  • 創業10年で3つの国内No.1プロダクトを開発した会社のマーケティング施策の実数値を知ることができる。

BtoB企業向けの国内No.1プロダクト、印刷会社・出版会社向けの電子ブック作成ツール「ActiBook(アクティブック)」、クリエイティブ企業・広告代理店向けのAR作成ツール「COCOAR(ココアル)」、法人営業の商談数を増やすMAツール「BowNow(バウナウ)」の3つ戦略と失敗経験をご紹介します。

 

 

 

セミナー概要

開催日時 2019年5月23日(木) 15:00~17:30 開催
受付開始:14:30~
※セミナー終了後個別相談も受け付けております。
定員 10名 先着順となります。
参加費 10,000円(税込 10,800円)

●受講料のお振込みは、お申込み後5営業日以内にお願いいたします。●ご入金確認度、受講票の案内をもってセミナー受付とさせていただきます。●万一、開催4営業日前までに受講票のご案内が届かない場合や、セミナー開催4営業日前までにご入金できない場合は、ご連絡ください。なお、ご入金が確認できない場合は、お申し込みを取り消しさせていただく場合がございます。●ご参加を取り消される場合は、開催日より3営業日前の17時までにメールか電話にてご連絡くださいますようお願いいたします。それ以降のお取消しの場合は、受講料の50%、当日及び無断欠席の場合は、100%をキャンセル料として申し受けますのでご注意ください。
講師 株式会社iOffice 代表取締役 五十棲 剛史 氏

Mtame株式会社 代表取締役 金井 章浩 氏

Mtame株式会社 アカウントエグゼクティブグループ リーダー 金海 載大 氏
会場 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階 スターティア セミナールーム

JR、私鉄各線「新宿」駅南口・西口より徒歩10分 都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」から 徒歩5分
ご注意 ※競合他社 / 同業者の方からのお申込みなど、当社の判断により、お断りする場合があります。
※セミナー中の録音、撮影はご遠慮ください。
※都合により、企画の内容が変更になる場合がありますのでご了承ください。

 

講演内容

14:30~ 受付開始
15:00~

【第一部】
SaaSベンダーの社長が、事業を大きく成長させるための戦略とは?
講師 : 株式会社iOffice 代表取締役 五十棲 剛史

・自分たちのプロダクトが及ぼす社会的影響力を再定義する
・自社製品をカテゴリー1番を狙えるインパクトにする
・サブスクリプション型プライシング戦略
・大きくスケールさせるためのB2Bマーケティング戦略
・SaaSベンダーの経営幹部構成と、組織作り
・大きなビジョンを100%実現させる経営者の役割とは
15:55~

【第二部】
2年でシェア1位になったフリーミアムマーケティング戦略の全貌
講師 : Mtame株式会社 代表取締役 金井 章浩

・マーケティングオートメーション「BowNow(バウナウ)」について
・なぜフリーミアム戦略なのか
・Mtameのマーケティング施策の実数値を公開!
16:40~

【第三部】
SaaSベンダーが受注を創出するために必要なデジタルマーケティング戦略
講師 : Mtame株式会社 アカウントエグゼクティブグループ リーダー 金海 載大

・SaaSベンダーのデジタルマーケティング施策の全体像
・リード獲得・リードナーチャリングの重要性
・ターゲットに併せたリード獲得手法
・コンテンツマーケティングの正しい手法について
・コンテンツマーケティング×MA戦略について

 

 

 

セミナーのお申込み

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Thu, 16 May 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[個性派ぞろい!渋谷区のWeb制作会社20選!]]> https://mtame.jp/column/shibuya_20_web_design_companies

自社のホームページの制作やリニューアルを考えるとき、たくさんのWeb制作会社から、どこを選んでいいのか迷うことはありませんか?そんなときは、Web制作の知識を豊富に持った、プロの目線を参考にするのはいかがでしょうか?

今回の記事では、ウェブタメ!メディア編集部がセレクトした渋谷区のWeb制作会社をご紹介します。渋谷区は、東京23区のなかでもWeb制作会社が非常にたくさんある区。実力のある会社も、個性的な会社も目白押しです!

渋谷区のWeb制作会社選びの参考に、ぜひお役立てください!

実績が豊富な渋谷区のWeb制作会社

マーケティングプラス株式会社

マーケティングプラス株式会社

マーケティングプラス株式会社は、渋谷区道玄坂(東京都)と、愛知県名古屋市に拠点を持つ制作会社です。これまでに約2,300社以上のWebサイトを手がけた豊富な実績を持っています。

1社1社の課題と丁寧に向き合い、商売の本質を忘れない姿勢を大切にしています。

制作実績例

マーケティングプラス株式会社の会社概要

Webサイト https://www.marketingplus.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区道玄坂2-10-7新大宗ビル5号館 10F
実績ページ https://www.plusline.jp/works/

株式会社アビリブ

株式会社アビリブ

株式会社アビリブは、渋谷区神宮前(東京)、名古屋に拠点を持つ制作会社です(株式会社アビリティコンサルタントから2019年5月1日に社名変更)。ホテルや旅館などの宿泊業、ウェディング会社のWebサイト制作を得意としており、これまでに累計3,000サイト以上の制作実績を誇ります。

宿泊業向けの予約システム、多言語翻訳、インバウンド集客なども提供しており、宿泊業のWebサイトの制作をトータルでサポートしています。

制作実績例

株式会社アビリブの会社概要

Webサイト https://www.ab-net.co.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区神宮前6-35-3 コープオリンピア7F
実績ページ https://www.ab-net.co.jp/work/

株式会社フォーク

株式会社フォーク

株式会社フォークは、渋谷区渋谷にある、ウェブプロモーション、ウェブインテグレーションの2つの事業を展開する企業です。Web制作・開発はもちろん、サーバ構築・運用保守から、サイト運用・ユーザー事務局対応までをワンストップで請け負っています。

とくに、Webプロモーション、Webキャンペーンの実績は豊富で、実績には花王、キリンビバレッジ、大正製薬など、多くのナショナルブランドのWebプロモーションが並んでいます。

制作実績例

株式会社フォークの会社概要

Webサイト https://www.fork.co.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル4F
実績ページ https://www.fork.co.jp/case/

株式会社フライング・ハイ・ワークス

株式会社フライング・ハイ・ワークス

株式会社フライング・ハイ・ワークスは、渋谷区渋谷にあるWeb制作、ホームページ制作会です。同社サイトに掲載されている実績数だけでも600点以上、また掲載できない実績も含めると5,000件以上と、豊富な実績を持っているのが特徴です。

小回りの利く体制と価格感、コンサルティングほど敷居の高くない提案力など、小さすぎず大きすぎない「ちょうどいい」会社として、多くのお客さまに支持されています。

制作実績例

株式会社フライング・ハイ・ワークスの会社概要

Webサイト https://www.flying-h.co.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区渋谷2-12-8 中村ビル4F
実績ページ https://www.flying-h.co.jp/works/

株式会社キュービット

株式会社キュービット

株式会社キュービットは、渋谷区恵比寿にあるWeb制作会社。自らを「デザイン会社でも、システム会社でもない」、Web業務を中心とした技術集団と称する、技術とソフトのバランスに長けた会社です。

制作実績は、アパレルブランドなどデザインを重視したものから、医療機関、法律事務所、リクルートサイトまで多岐にわたります。目的に応じた最適なソリューションを求める方にオススメです。

制作実績例

株式会社キュービットの会社概要

Webサイト https://www.cubit.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区恵比寿1-10-6 清園ビル5F
実績ページ https://www.cubit.jp/portfolio/web

株式会社ビエナセレクション

株式会社ビエナセレクション

株式会社ビエナセレクションは、渋谷区神宮前にオフィスを持つWeb制作会社です。Webコンサルティングのプロ集団として、食品会社、アパレル、医療機関など、多くの企業のWebサイトを制作した実績を持っています。

「目に見える成果を出す」ことを重視し、徹底的にコンバージョンアップにコミットしています。

制作実績例

株式会社ビエナセレクションの会社概要

Webサイト https://www.biena-select.com/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区神宮前1-10-34-906
実績ページ https://www.biena-select.com/works-web.php

集客が得意な渋谷区のWeb制作会社

株式会社エムハンド

株式会社エムハンド

株式会社エムハンドは、渋谷区恵比寿に拠点をもつWeb制作会社です。東京のほかにも、京都、大阪に拠点があります。

同社のWeb戦略のユニークなキャッチフレーズは「ウリウリ集客サイト」。実績と経験にもとづいて生み出されたWeb集客の最適解で、売り上げ向上に貢献します。取引企業数600社以上、制作サイト数3,000社以上の実績に裏付けられた集客手法に注目です。

制作実績例

株式会社エムハンドの会社概要

Webサイト https://m-hand.biz/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区恵比寿1-20-4 Sreed EBISU6階
実績ページ https://m-hand.biz/works/

株式会社ポストスケイプ

株式会社ポストスケイプ

株式会社ポストスケイプは、渋谷区神宮前にある、コンバージョン率の高いランディングページ(LP)制作に強みをもつ会社です。同社のサービスサイト「COBVERSION LABO.(コンバージョンラボ)」では、情報デザインを研究しながら、ランディングページのデザイン制作、運用支援を行っています。訪問者に自然と魅力が伝わるデザイン力と、コンバージョン率の高さが特徴です。

制作実績例

セブントゥーファイブ株式会社、株式会社スタディストなど

株式会社ポストスケイプの会社概要

Webサイト http://postscape.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区神宮前5-20-1 モデリアブリュット表参道008
実績ページ https://conversion-labo.jp/works/

株式会社cherry-pick

株式会社cherry-pick

株式会社cherry-pickは、渋谷区神宮前と、宮城県仙台市に拠点を持つWeb制作会社です。事業理解と、CV獲得・SEO強化に強みを持っています。高い分析力を活かし、サイト設計・システム開発・データ活用・サイト改善までワンストップで対応。また、Movable Typeを中心としたCMS構築を得意としています。

株式会社cherry-pickの会社概要

Webサイト https://www.cherry-pick.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区神宮前6丁目33-14 神宮ハイツ1F-205
実績ページ -

株式会社J・Grip

株式会社J・Grip

株式会社J・Gripは、東京都渋谷区神南にある総合Webマーケティング企業です。Webサイトのデザイン制作から、集客・広告運用・アクセス解析、メディア運営まで、幅広く手掛けられることが特徴です。 その実績は、美容・化粧品企業、中古車買い取り業、不動産業、食品会社など、多岐にわたります。

株式会社J・Gripの会社概要

Webサイト https://www.jgrip.co.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区神南1-13-4 IDOビル B1F
実績ページ https://www.jgrip.co.jp/voice/

格安で制作ができる!渋谷区のWeb制作会社

株式会社リビングサイエンス

株式会社リビングサイエンス

株式会社リビングサイエンスは、渋谷区代々木にあるWeb制作会社です。シンプルでムダのない、わかりやすいホームページ制作を得意としており、お客さまのニーズに合わせたパッケージプランを提案しています。発注者が自分でCMSを操作するオールセルフプランは、39,800円と格安です。

また一般的にパッケージプランを販売する会社は、デザインテンプレートを使う場合が多いですが、同社はテンプレートを使わず、デザイナーが一からオリジナルでデザインを仕上げることが特徴。低価格ながら、他社と差別化したWebサイトが作りたい方にオススメです。

制作実績例

株式会社リビングサイエンスの会社概要

Webサイト https://living-science.co.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区代々木2-23-1-421
実績ページ https://living-science.co.jp/index.php?%E5%88%B6%E4%BD%9C%E4%BA%8B%E4%BE%8B

株式会社スタイルリンク

株式会社スタイルリンク

株式会社スタイルリンクは、渋谷区円山町に拠点のあるWeb制作会社です。SEOに強いホームページ制作ができるほか、良質なテンプレートを用いた低価格のWeb制作にも対応しています。

テンプレートプランは5万円と10万円の2種類。歯科医、スーツブランド、開業医など、業種ごとに用意されたテンプレートを活用し、低価格・短時間で高品質なWebサイトを作ることができます。

制作実績例

株式会社スタイルリンクの会社概要

Webサイト http://www.hp-stylelink.com/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区円山町5-3 萩原ビル7F
実績ページ http://www.hp-stylelink.com/works/

株式会社メテオリレイ

株式会社メテオリレイ

株式会社メテオリレイは、渋谷区神南に拠点を持つ、Webシステム開発、Web制作、像配信システム開発などを行う「ICTコンシェルジュ」企業です。

高度なシステム開発技術を持ちながらも、低価格ニーズにも対応。WordPressを活用した制作プランはスタータープランが9.5万円~と、はじめやすい価格で提供されています。

制作実績例

株式会社メテオリレイの会社概要

Webサイト http://www.meteorelay.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区神南1丁目15番 岩瀬ビル
実績ページ http://www.meteorelay.jp/works/

デザインに強い!渋谷区のWeb制作会社

株式会社スターキッド

株式会社スターキッド

株式会社スターキッドは、渋谷区本町に拠点を置く、実績豊富なWeb制作会社です。大手企業からも信頼を置かれるクオリティと、幅広いジャンルに対応可能なノウハウを活かし、魅力的に表現するデザイン力が特徴です。

「かゆい所に手が届く」丁寧な対応とスピード、「作りっぱなし」にならないお客さまとの信頼関係の構築を大切にしています。

制作実績例

株式会社スターキッドの会社概要

Webサイト https://star-kid.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区本町1-7-5 初台村上ビル10F
実績ページ https://star-kid.jp/works

株式会社ファイナルワークス

株式会社ファイナルワークス

株式会社ファイナルワークスは、渋谷区恵比寿にある、女性向けのファッション、美容分野に特化したWeb制作会社です。制作チームは女性を中心に構成されており、ターゲット層である女性の心をつかむデザインやコンテンツ編集を強みとしています。

作品ページでは、オンワード樫山、フランドルなど、有名アパレルブランドのWebサイト、LP制作の実績が多数紹介されています。

制作実績例

株式会社ファイナルワークスの会社概要

Webサイト https://finalworks.co.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区恵比寿西1-21-3 グレイス代官山12F
実績ページ https://finalworks.co.jp/#works

株式会社テトラトーン

株式会社ファイナルワークス

株式会社テトラトーンは、渋谷区千駄ヶ谷にある、アートディレクションとデザインを得意とする制作会社です。ホームページ制作だけでなく、アプリケーションのUIデザインや、商品パッケージのアートディレクションにも対応。

アートディレクションをともなう、デザインを重視した案件にオススメの会社です。

制作実績例

株式会社テトラトーンの会社概要

Webサイト https://www.tetratone.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-27-13-205
実績ページ https://www.tetratone.jp/works/

株式会社イー・バード

株式会社イー・バード

株式会社イー・バードは、渋谷区桜丘町にあるデザインに長けたWeb制作会社です。質の高い実績作品が印象的な同社は、お客様とじっくりコミュニケーションを積み重ねながら制作することを大切にしているそうです。

タイ市場の注目日系企業をまとめた自社メディアも運営しており、タイ向けのWebマーケティング・Webブランディングも可能です。

制作実績例

株式会社イー・バードの会社概要

Webサイト https://www.e-bird.biz/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区桜丘町29-17 さくらマンション501
実績ページ https://www.e-bird.biz/works/

株式会社クーシー

株式会社クーシー

株式会社クーシーは、渋谷区東にオフィスのあるWeb制作会社です。サイト企画設計、デザイン、Webマーケティング戦略、システムインテグレーションなどWeb制作に関わるすべてのプロデュースを行います。

その実績は、コーポレートサイトから、プロモーションサイト、ソーシャルメディア、ECサイトまで非常に幅広く、たくさんのナショナルブランドから支持を受けています。

制作実績例

株式会社クーシーの会社概要

Webサイト http://www.coosy.co.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区東3-16-3 エフ・ニッセイ恵比寿ビル7階
実績ページ http://www.coosy.co.jp/works/

ウサくま有限会社

ウサくま有限会社

ウサくま有限会社は、渋谷ヒカリエ、京都、広島にあるデザイン会社です。Web制作を中心としながら、会社案内やパンフレットなど印刷物のデザイン制作も行っています。中小企業から大手企業まで、さまざまなWeb制作の実績を持っていますが、なかでもIT関連と女性向けのデザインを得意としています。

制作実績例

ウサくま有限会社の会社概要

Webサイト https://usakuma.co.jp/
電話番号
会社所在地 渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ8階Creative Lounge MOV内
実績ページ https://usakuma.co.jp/works/

SCNR Inc.(Scanner)

SCNR Inc.(Scanner)

SCNR Inc.は、渋谷区代々木にあるブランドデザイン、プロデュース会社です。製品・事業・ブランドの開発をてがけており、京都の高級ホテル「hotel kanra kyoto(ホテルカンラ京都)」や、セレクトショップ「BEAMS」などの洗練されたデジタル施策を手がけています。

制作実績例

SCNR Inc.の会社概要

Webサイト https://www.scnr.jp/
電話番号
会社所在地 東京都渋谷区代々木5-66-6-2F
実績ページ https://www.scnr.jp/casestudy

Web制作会社に発注する前に気をつけるべきポイントは?

Web制作会社を選ぶとき、各社の得意分野や過去の実績などを調べることは重要です。しかし、もっとも気を付けなければならないのは制作費用です。

いくつか候補の会社をしぼったら、見積もりを出してもらうのが一般的ですが、知識がないと、その見積もりの項目や金額が適正かどうかわからないこともあると思います。ウェブタメ!メディアでは、発注者の皆さまのこのような疑問にも答えていきます。

参考(ウェブタメ!過去記事):Web制作会社を変更する際に注意すべきポイント

また、迷ったときはWeb制作のプロに相談するのもオススメです。ウェブタメ!のWeb制作会社マッチング機能をぜひご活用ください!

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Thu, 16 May 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[【2019年版】CMSツールっていっぱいあるけど、何が一番いいの?と友人に聞かれたら・・・。]]> https://mtame.jp/martec/a290 最近、友人からホームページの相談をもらう機会が増えました。
自分が持ってるノウハウが役に立つのは、やっぱり嬉しいものですね。

ホームページで困っている友人の第一声は、

『CMSツールっていっぱいあるけど、何が一番いいの??』

・・・確かに。

ホームページ制作ツールも、制作を依頼できる会社にしても、情報量が多すぎて何が良いのか判断がつかないですよね。 本日の記事では、ホームページを新たに構築しようとしている方向けに、CMSツールについてまとめてみました。

BlueMonkey

1.そもそも、CMSの導入メリットは??

CMSとは、コンテンツ・マネジメント・システムの略で、Webサイトを管理・更新できるシステムを指しますが、簡単にいうと、手軽にホームページを更新できるツールのことをいいます。

CMSとは?Webリニューアルのタイミングで導入したい更新システム!≪導入事例6社≫

HTMLやタグなどの複雑な知識を要さずとも、ホームページを作成・更新することができるので、多くの個人・法人で活用されています。

<CMS導入のメリット>

CMS導入のメリット

CMSツールのメリットは、更新が簡単な点、管理・運用が容易な点、問合せなどの管理が行える点です。

ホームページといえば、HTMLタグで更新しなくてないけなかったり、サーバを扱う以上セキュリティを気にしなければならなかったり、お問い合せ件数などの効果測定を行ったりと、初めて運用する人には少々骨が折れる業務が山盛りですが、CMSはそうした担当者の負荷を大きく軽減してくれるツールなのです。

2.手軽にホームページを作ってみたい人向けのCMSツール

導入の容易さから重宝されているCMSツールですが、数多くの企業が参入した結果、今のようにサービスサイトが乱立し、ユーザは何を選べば良いかわからない状況となってしまいました。

というわけで、目的別にCMSツールを選定したので参考にしてみてください。

<Jimdo>

Jimdo

無料で始められるCMSツールで、メールアドレスを利用した会員登録で即時にホームページを構築できるようになります。

無料版ではフッター部分にKDDIの広告枠が入ってしまいますが、オシャレなデザインが多く、管理画面も非常に視覚的なので、個人で気軽に始めてみたい方に向いているCMSツールだと思います。

<グーペ>

グーペ

こちらは、月額1000円~のCMSツールです。デザインテンプレートは豊富ですが、jimdoよりは商業利用に適したデザインが多く、予約機能やカレンダーなど個人事業主に特化したオプション構成になってます。店舗用のホームページを作る場合は、グーペさんの方が合っているかと思います。

3.スキルに自信のある人にお勧めのCMSツール

有名どころでいえば、やはりWordPressです。自分でサーバとドメインを用意し、インストール作業など初期の手間はありますが、作業できる範囲が大きく広がります。

<WordPress>

WordPress

本格的なSEOからデータベース構築、各種SNS連動など、Web上でできないことはないといえるほど、幅広いカスタマイズが可能なオープンソースです。

しかし、作業者のスキルや時間が必要になりますので、すべての人が扱えるツールという訳ではなく、中級・上級者向けのCMSツールといえます。

4.ホームページで成果を出していこうと考えている人には?

上記の3種が良く聞くCMSツールかなと思います。
本格的なSEO(集客)やお問い合せなどの成果を重視する場合は、WordPressなどカスタマイズ性の高いツールが必要となってきます。というのも、ホームページで成果を出すには、デザインだけでなく、コンテンツ企画や競合調査、SEO設計やユーザー導線、そして日々のPDCAなど、手を入れなければならない箇所が山ほどあるからです。そういった戦略を手軽な操作で叶えられるのが次にご紹介するCMSツールです。

<BlueMonkey>

BlueMonkey

法人向けのCMSツールです。マーケティングオートメーションツールとオウンドメディア構築ツールも内蔵されています。高機能ながら管理画面はシンプルで直感的に操作できるので、Webサイト運営に不慣れな人でも扱いやすいです。

当ブログでも、Webサイト運用において重要と思われる記事を記載しておりますので、ぜひ、参考にしてみてください。

目的に応じて選べるツールはいくつもありますが、最終的に「成果」を目標とする場合、実は、ツールよりも企画や運用が大事です。CMSは取りかかりやすい点が長所ではありますが、それを活かすには日々の運用を怠らないとことが鉄則です。

5.CMSのシェア

「多くの人に使われているCMSの方が安心して選べる」という方のために、インターネット関連の調査会社であるW3Techs社の調査結果から、2019年5月現在のCMSの世界シェア・国内シェアをご紹介します。

国内のCMSシェア

以下の図からわかる通り、トップ3は「1位:WordPress(82.0%)」「2位:Adobe Dreamweaver(3.2%)」「3位:EC-CUBE(2.4%)」でした。

2019-05-14_CMS share Japan.png

画像引用:W3Techs

8割以上と圧倒的なシェアでWordPressが1位を獲得しています。
2位のAdobe Dreamweaverは、もともと、米マクロメディア社が開発したCMSで、同社が米アドビシステムズ社に買収されたため、現在はアドビシステムズが販売しています。

Adobe Dreamweaver.png

画像引用:Adobe Dreamweaver

2000年には上位版であるUltraDeveloperが発売され、Adobe DreamweaverはもちろんOracleなどのデータベースと連携できるようになりました。

アドビシステムズには、もともと自社製品としてAdobe GoLiveがありましたが、Dreamweaverへの移行を促しています。

プロもWeb制作に使用しているくらいの本格派でデザインの自由度も高いのですが、その分、機能も高度で初心者が使いこなすのは難しいCMSです。

3位のEC-CUBEは、インターネット広告やECサイト関連のパッケージソフト開発を手がける株式会社ロックオンが開発したオープンソースのフリーのCMSで、ECサイト構築に特化しています。

EC_CUBE.png

画像引用:EC-CUBE

基本機能は少な目ですが、関連サービスが有料・無料ともに充実しており拡張性が高い点が魅力です。

海外のCMSシェア

以下の図からわかる通り、トップ3は「1位:WordPress(60.7%)」「2位:Joomla(5.1%)」「3位:Drupal(3.3%)」でした。

2019-05-14__CMS share World.png

画像引用:W3Techs

1位は、国内シェアと同様、WordPressが圧倒的。
2位のJoomlaは、オープンソース系フリーウェアのCMSです。

Joomla.png

画像引用:Joomla

日本ではなじみの薄いCMSですが、海外では3,000以上の政府関連サイトで使用されています。

ECサイトやSNSの構築に向いていて、3位のDrupalと比べて、より構築に技術的な知識が不要なCMSです。

多言語に対応しており、日本語のヘルプポータルサイトも開設されています。

3位のDrupalも、オープンソース系のフリーウェアCMSです。

画像引用:Drupal/a>

大規模で複雑なWebサイトの構築に向いていますが、その分、専門的な知識も必要となる点が難点です。

Joomlaと同様、多言語対応しており、高度なカスタマイズ機能など拡張性の高いCMSです。

CMSの種類については、こちらの記事もご覧ください。

【参考記事】

6.まとめ

CMSは簡易的にホームページ制作に取り組むことができるツールです。ただし、その先の成果やSEOの向上においては、初期段階の企画や日々の運用が必要不可欠となります。

ホームページが作りっぱなしにならないよう、社内の運用体制や専任のWeb担当を立てることも重要です。

Mtameでは、こうしたWeb運用を成功させるための無料セミナーを毎月定期的に開催しておりますので、基礎知識をつける場としてご活用いただければと思います。

ツールによって特徴は異なりますが、どのCMSツールにおいても成果を出すには時間をかけて育てていく必要があるので、より良いホームページにするために、日々精進していきましょう! 

BlueMonkey

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Tue, 14 May 2019 00:00:00 +0900
<![CDATA[検索順位が上位のサイトは適切なユーザー体験を提供しているサイト。4つの「検索インテント」ごとに求められるSEO対策]]> https://mtame.jp/marketing_foundation/4_new_moments 「近くのいい感じのカフェ」 近頃では、このように検索すると、Googleは現在地の近くのカフェを地図とともに表示してくれます。

「世界で2番目に長い川」

こう検索すれば、川の名前を知らなくても、Googleは「世界のおもな川ランキング(長さ)」を表示してくれます。

ダイレクトアンサー

検索の仕方や、検索によって得られる体験が、みるみる進化していることを1ユーザーとしても実感する近頃。
検索サイトで上位表示するための方法論も大きく変わる時期を向かえています。

今回の記事では、ユーザーの「検索インテント(検索意図)」に応じてに求められる最新のSEO対策についてご紹介します。

1.Googleが実現したい世界

皆さんよくご存じのように、Googleは、全世界の検索エンジンシェア90%以上を誇る検索サービス会社です。
Google社の使命は、「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」。
その方針は「ユーザーの利便性」が第一で、「有益で関連性の高い情報を提供する」することで、ユーザーの検索体験の価値を高めていくことをめざしています。

SEO業界では、ペンギンアップデートやパンダアップデートなど、Google社の検索アルゴリズムの変更がたびたび話題になってきました。
そのなかで、近年影響力を増しているのが、2015年から導入され始めたAI(人工知能)をベースにした検索アルゴリズム「RankBrain」です。

「RankBrain」は、検索クエリ(ユーザーが検索するときに入力したキーワード)とコンテンツの「関連性」を判断し、検索結果に反映するプログラムといわれています。
つまり、冒頭にご紹介した検索ワードのように、Googleがユーザーの「検索意図」まで理解できるようになったことが、もっとも大きな変化です。

Googleがこのような機能を実装するのは、もちろんユーザーの利便性を高めることが目的です。
ユーザーが検索した際に、意図しない検索結果が上位に表示されれば、使い勝手はよくないのは当然です。
そのためGoogleは、検索クエリからユーザーの検索意図を分析し、より検索意図にあったサイトを上位表示させるように変化しているのです。

そこでWeb運営者にとって気になるのは、どうすればこの新しいアルゴリズムに対応し、自社のサイトを上位表示できるかです。
このような背景から、近年重視されているのが「UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)」の考え方です。

2.ユーザー体験とは

UXは、日本語では「ユーザーがWebサイトを通して得られる体験」といえます。
たとえば、Webサイトを使ってみて、「求めている情報がすぐに見つかった」「使いやすいサイトだった」「好きなデザインだった」などの感想をもつことがあると思います。

このように、ユーザーがWebサイトを通して得られる体験を「情報設計」「導線」「デザイン」「コンテンツ」など、あらゆる角度から、ユーザー目線で考えることは、ユーザー第一主義であるGoogle社も評価しています。

UXの向上をめざして、ユーザーが求めている情報を「いかに早く、わかりやすく」提示できるかを追求する工程には、検索インテント(検索意図)にあったコンテンツを提供することも含まれます。
つまり、検索インテントにあった適切なコンテンツを設計できているサイトは、ユーザー体験の質を高めるとともに、検索サイトに上位表示される可能性も高められるということです。

3.SEO対策=4つの「検索インテント」対策

では、現在のSEO対策といえる「検索インテント」への対応は、具体的にどのように行えばよいのでしょうか。

Google社は、モバイル時代のユーザーが「検索したい」と思う瞬間を4つに分類しています。
検索インテントもこの4つの瞬間と一致します。

4つの検索インテント(検索意図)

  1. 知りたい(Knowクエリ)
  2. 行きたい(Goクエリ)
  3. やってみたい(Doクエリ)
  4. 買いたい(Buyクエリ)

Google「マーケターが知るべき4つの瞬間/4 new moments every marketer should know」

参考:Google「マーケターが知るべき4つの瞬間/4 new moments every marketer should know」

それぞれの検索インテントでは、検索結果表示画面での表示方法が異なるほか、タイトルタグやdescriptionに検索キーワードが入っていなくても上位表示されている場合もあります。
これはGoogleがユーザーの検索意図を判断したうえで、ユーザーにとって、もっとも適切と思われるページを、もっとも適切と思われる方法で表示しているからです。

それぞれのクエリについて、詳しく見ていきましょう。

(1)知りたい(Knowクエリ)
・・・検索キーワード例「SEOとは」

●特徴:広告が表示されない(ユーザーの「知りたい」欲求の邪魔になるため)、キーワードが一致していないページでも検索意図に沿ったページが検索結果に表示される。

(2)行きたい(Goクエリ)
・・・検索キーワード例「SEO 新宿」

●特徴:検索結果上部に地図が表示される。
Goクエリの検索結果に影響するのは、キーワードと場所の関連性、クチコミ、検索者からの距離といわれています。

(3)やってみたい(Doクエリ)
・・・検索キーワード例「SEO 自分で」

●特徴:Googleに「知りたい」を満たすコンテンツと判断されるか、「やってみたい」を満たすコンテンツと判断されるかは、明確なルールはわかっていない。
「知りたい」・・・定義、概要、仕組み、利用方法 などのキーワード
「やってみたい」・・・簡単、自分で、やってみる、方法、手順、材料、コツ 
などのキーワードが含まれる傾向があるようです。

(4)買いたい(Buyクエリ)
・・・検索キーワード例「SEO 書籍」

●特徴:明らかに「買いたい」意図がある検索キーワードに対して、広告が上位表示される。
たとえば「SEOとは」と検索したときの「すべての検索結果」には、「SEOとは」で対策された広告は表示されません。
つまり、明らかに「買いたい」キーワードに対しては広告が効果的。
「知りたい」キーワードで広告対策をしたり、逆に「買いたい」キーワードで記事対策(自然検索対策)をしたりすることは、効率的ではないといえます。

4.まとめ

長年、SEOの内部対策といえば、「タイトルタグやdescriptionにキーワードを含めることが基本」といわれてきましたが、これも「数ある対策のなかのひとつの要素」という時代になりました。

ユーザーの意図を考え、検索意図に沿った適切なコンテンツを提供するには、Webサイトのより綿密な計画や設計が必要です。
カンペキを求めれば対策の方法は無限にあり、非常に複雑になってきます。
しかし、実のところ、その本質はとてもシンプルなようにも思えます。

これからの時代のSEOは「ユーザーが求めている情報(=検索インテント)を、いかに早く、わかりやすく満足させられるか」がカギです。
そしてこのことは、SEO対策としてだけでなく、自社サイトのユーザー体験を高め、自社のファンを増やすことにもつながります。

Google社が唱えるように「ユーザーにとって一番利便性が高い」方法を追い求めていくことが、これからのSEO対策として必要な、もっとも根本的