見てほしいユーザーを狙い撃ち!Facebook上に広告を出すまでの流れ
最終更新日:2018/04/06
Facebookページを立ち上げたならば、広告出稿も検討してみましょう。
Facebookでは、非常に細かくターゲットを絞って投稿することが可能で、コストも比較的安価で済ませられます。
大まかな流れさえ知っておけば、誰でも簡単に出稿可能ですので、Facebookから積極的にアピールしていきましょう。
今回はそんな、ユーザーを狙い撃ちできるFacebook広告の特性や、出稿までの流れ等についてご紹介します。
1.Facebook上の広告の特性
まず、Facebook広告は、“Facebook内だけで表示されるもの”だということを知っておきましょう。検索エンジンや他のSNSに表示されることはありません。
ですが、そのユーザー数の多さから、Facebookはかなりの宣伝効果が期待できるツールだと言えます。
2.条件を指定してターゲットを選べる
Facebookならではの特性のひとつに、細かな条件を指定してより精度の高いターゲティングができることが挙げられます。
Facebookユーザーは利用前・後に年齢・住居・恋愛対象などといったさまざまな個人情報を登録しています。
もともと、個人の趣味嗜好を互い教え合うツールなだけに、これらの情報に関して右に出るSNSはないでしょう。ターゲティングでも、これら情報が存分に活かされるわけです。
出稿する側は、ニーズのあるユーザーに対してのみ広告を届けられるのです。
これはまさに“狙い撃ち”状態。そのため、高い効果を見込めながら、ムダな出費も抑えられるわけです。
3.種類も豊富
Facebook広告は、その種類の豊富さも魅力です。
サービス・商品を「認知」してもらうに有効となる動画広告。これは視覚だけでなく、聴覚にも訴えかけられます。
全画面表示のキャンパス広告や複数のリンクが付いたカルーセル広告は、商品・サービスの「検討・意思決定」させるためによいでしょう。
そして、「購買」にはダイナミック広告が決め手になります。
他にも画像のサイズなども指定できるので、うまく使い分けて、商品・サービスを積極的にアピールしていきましょう。
4広告出稿までの流れ.
Facebookで広告を出稿するにあたっては、Facebookページを必ず作成する必要はありません。
ですが、ページがないと一部制限がかかってしまうため、事前に制作しておくことをおすすめします。
また、作成後に「いいね!」の数を増やしておくことで、より効率的に出稿できるようにもなります。
作成する流れとしては、まずトップページ左下にある「広告」をクリックします。
すると「マーケティングの目的」なる3種14項目が表示されるので、その中から意図したものを選びましょう。
その後の国・通貨・時間帯といったアカウント情報も入力します。
アカウント情報が入力できたら、いよいよ広告の設定です。
ターゲット・予算・投稿期間・種類・大きさなど、設定の項目は多岐にわたります。
ターゲットでは、地域・年齢・性別・言語・趣味・関心・行動などの条件を指定してします。「いいね!」押してくれた人の選択もできます。
手間はかかりますが、その分細かなターゲティングが可能と言えるでしょう。
次に配信期間と予算を決めます。予算には「1日の予算」と「通算予算」の2種類があります。
通算予算は、ある期間までの予算の上限を設定するやり方です。用途に応じて使い分けましょう。
そして、広告の種類、見出し、投稿場所などを設定します。
種類は、はじめにカルーセル・画像・動画・スライドショーの4種から選択できます。
見出しや投稿場所に関しては、プレビュー画面もあるのでそれを参考にしながら設定しましょう。最期に支払い情報を登録して完了です。
以上のように、大まかな流れさえつかんでおけば、Facebookでも簡単に広告が投稿できます。
5.かかる予算
Facebook広告は、とにかく予算が安いことでも知られています。たとえばGoogleが提供するキーワードプランナーでは、1クリックが500円以上するケースも少なくありません。
ですが、Facebookだと1クリックが100円前後からで運用することができます。
単純計算しても倍以上のコスト削減が見込めるのです。
さらに設定次第では1クリックで5円~とすることも可能です。
広告はFacebook上でしか表示されませんが、このコストの安さは非常に魅了的です。上手に活用したいところです。
利用の際は、課金方式についても知っておきましょう。
方式には、「クリック課金(CPC配信)」と「インプレッション課金(CPM配信)」の2種類があります。
クリック課金は、文字通りクリックされるごとに料金が発生する仕組みです。クリックされたという確かな効果があったときにのみ料金が発生するという確実性がある反面、いたずらにクリックされる恐れもあります。
インプレッション課金は、広告が表示されると料金が発生する仕組みです。
ちなみにFacebookでは1000回の表示で料金が発生します。メリット・デメリットは、クリック課金とは真逆です。
いたずらなクリックによる料金は発生しませんが、クリックせずとも料金が発生してしまいます。一長一短を見極めて、より適切なほうを選択しましょう。
Facebookは1クリックの値段が安いため導入が非常にしやすいです。
かける予算が安いということは、仮に失敗したとしても大損することはないということです。
さらにターゲットを絞ってユーザーを「狙い撃ち」できるので、広告として非常に優秀と言えます。Facebookページを立ち上げたならば、1度は挑戦してみましょう。