広告枠はTwitterにもある!プロモーションツイートを流す手順
最終更新日:2023/11/17
Twitterを一人のユーザーとして利用している方であれば、Twitterにも広告枠があることをご存知ではないでしょうか。事業者の方であれば国内外に多くのユーザーが存在するTwitterの広告枠を利用しない手はありません。
こちらでは、Twitterでプロモーションツイートを流す手順についてお話しします。
1.Twitter上の広告の特性
SNSの広告枠には、それぞれ特性があります。プロモーション目的で利用する上では、その特性を抑えておかなければなりません。Twitter上のプロモーション機能には、以下のような特性があります。
コンバージョンに合わせて選ぶ7つのキャンペーン
Twitter上の宣伝は目的とするコンバージョンに応じて7つの「キャンペーン」として分類されています。
1. フォロワーキャンペーン
フォロワーの増加を目的としたキャンペーンです。
2. ツイートエンゲージメントキャンペーン
ツイートそのものへの反応を促すことを目的としたキャンペーンです。
3. ウェブサイトクリックキャンペーン
自社ホームページへの誘導を目的としたキャンペーンです。
4. アプリエンゲージメントキャンペーン
自社提供アプリのダウンロードを促すことを目的としたキャンペーンです。
5. リードキャンペーン
営業活動に役立つ情報(メールアドレス等)の獲得を目的としたキャンペーンです。
6. ビデオ再生キャンペーン
動画再生を促すことを目的としたキャンペーンです。
7. クイックプロモート
自社アカウントがすでに投稿したツイートを、プロモーションツイートとして運用できます。
拡散性が大きな武器
Twitterの最もたる特徴と言っていいのが、ユーザー自身による拡散性です。Aというユーザーに自社のプロモーションツイートを「リツイート」してもらえれば、Aをフォローしているユーザーのタイムライン上にも情報を拡散できます。一人のユーによるエンゲージメントが、大きな拡散を生む可能性を持っているのです。
2.Twitter広告を出すまでの流れ
では、Twitterに広告を出すためには、どんな手順を踏めばいいのでしょうか。細かい手順は、キャンペーンごとに異なります。基本的な手順を、以下にご紹介しましょう。
アカウントの作成
まずはTwitterのアカウントがなければはじまりません。IDやパスワードを設定し、企業のプロモーション用に運用するアカウントを作成してください。
Twitter広告の初期設定
アカウントを作成したら、ログイン後のメニューから「Twitter広告」を選択しましょう。初回のみ設定を行う必要があります。国とタイムゾーンを入力したのち、支払いに使用するクレジットカードの設定を行ってください。
キャンペーンの選択・設定
上述したキャンペーンから、今回の宣伝を行う目的に沿ったものを選択します。2回目以降の出稿では、ダッシュボードから選択可能です。キャンペーンを選択した後は、キャンペーンの名前や展開期間を決める必要があります。
ターゲティング
Twitterの広告では、配信するユーザーのターゲティングも可能です。フォロワー、興味、行動履歴などで、配信するユーザーとのマッチングを判別します。
予算設定
Twitter広告は、予算を設定し、その額に合わせた展開が可能となっています。競ってした予算を超えると配信が停止するため、請求が予想外の額に達することはありません。
ツイートの作成
最後の手順として、配信するプロモーションツイートを作成します。画像の登録も可能です。
3.Twitter広告にかかる費用
最後にTwitter広告の費用についておさらいしておきましょう。
費用がかかるタイミングはキャンペーンによって違う
多くのキャンペーンが存在しており、費用がかかるタイミングもキャンペーンによって異なります。例として、フォロワーキャンペーンで課金されるのは、フォロワーが増えたときです。課金タイミング以外のアクションがユーザーによって行われても、費用は発生しません。
月額3,000円からの出稿
予算設定で「自動入札額」を選択すると、予算上限の設定が可能です。入力した予算に応じて、システムが自動的に配信計画を立て、広告運用を行います。予算は月額最低3,000円から設定可能です。広告の露出を自分でコントロールしたい場合は、「目標入札額」「上限入札単価」を選びましょう。
拡散では費用がかからない
多くのユーザーによる拡散性がTwitter広告の特性である点についてはすでにお伝えしましたが、さらに広告が拡散されて表示された場合に費用がかからないというメリットもあります。拡散を誘導できるプロモーションツイートであれば、費用を大幅に抑えることが可能です。
拡散性は目的に応じたキャンペーンの選択によって自由度の高い広告展開が可能なTwitter。しかし、BtoBビジネスでの活用については、その有用性をよくよく吟味しておきましょう。展開商品・サービス、またターゲットとしている顧客とマッチすれば、大きな宣伝効果を生むでしょう。