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【保存版】Web制作会社の業者選定で抑えるべきポイントまとめ

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2021/12/26
【保存版】Web制作会社の業者選定で抑えるべきポイントまとめ

更新日:2021年12月26日

「Webサイトをリニューアルしたいけど、どの制作会社に依頼すればよいのか。」

はじめてWebサイトの制作を発注するとき、リニューアルをするとき、何から取り組めばいいのか迷うことも多いかと思います。

実際Webサイトを作成するときには、制作会社の選定や予算はもちろん、Web制作の目的やターゲットなど、社内で確認しておくべき項目がたくさんあります。

そこで今回は、Webサイト制作の第一歩である「制作会社の選定」についてポイントをまとめました。リニューアルを検討されている担当者様は、ぜひ参考にしてみてください。

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Webサイトに求める役割・効果を明確にする

Web制作をはじめるにあたり、もっとも重要なのは「目的」を明確にすることです。会社案内、採用、ブランディング、拡販などサイトが担うビジネスのゴールを決めることでスムーズに制作が進められます。

Web制作の過程では迅速な判断が求められます。デザインやサイトの構成、キーワード、コンテンツ内容など、制作会社からは次々と提案や質問が飛んでくるでしょう。

目的が曖昧では、そのたびに悩んだり、迷ったり、適切な判断ができずに修正を繰り返すことになってしまいます。Webサイトを最短かつ効果的に制作するためにも「目的」の明確化はとても重要です。

具体的には、次の2つの項目を確認しておきましょう。

Webサイトの目的(ゴール)はなにか

先述したように、まずは「サイトを何に活用するのか」を明確にしましょう。

  • 集客(新規の顧客に商品を知ってもらう、さらに興味を持ってもらう) 
  • 会社概要(顧客にいい印象を与える、会社の信頼性を高める) 
  • 採用(自社サイトでの採用を促進する、学生の企業理解を深める)など

このときに注意したいのが「目的を複数設定しないこと」です。欲張ってサイトに複数の目的を持たせてしまうと、全体のテーマがブレてしまうので気をつけましょう。 

また可能であれば、数値目標を立てるとよりベストです。「問い合わせを○件から○件にしたい」「商談を○件獲得したい」「引き合いからの受注件数を○件増やしたい」など、目的に対して具体的な定量目標を立てると、サイト運用の成果が見えやすくなるでしょう。

ターゲットは誰か

どういう人に訪れてほしいのか、潜在顧客のターゲット像についても考えておきましょう。「ペルソナ」と呼ばれる顧客モデルを設定すると、社内でイメージを共有しやすくなり、ブレることが少なくなります。

ペルソナの解像度を上げるために、普段顧客と接している「営業」や「CS」の意見を聞くことも効果的です。ターゲットが明確であればあるほど、サイトに必要なコンテンツも作りやすくなるので、できる限り具体的に設定しましょう。

参考:誰のためのサイト?Web制作におけるターゲットユーザーの重要性

Web制作会社に提示する要件を「RFP(提案依頼書)」にまとめる

目的がはっきりしたら、次は「RFP」と言われる提案依頼書を作成しましょう。

RFPとは、制作会社やシステム開発会社に対して、発注側が事前に渡す提案依頼書です。Web制作の目的に沿って、必要な機能や要件を確定し、サイトに盛り込みたい要望として資料で伝えます。

前もって、発注側が資料をまとめることに疑問を感じる方もいるかもしれません。しかし、仮にRFPを作らず、あいまいな希望を口頭で伝えてしまうと、見当違いな提案に時間を費やしてしまう可能性も。提案の正確さや効率をあげるため、そしてプロジェクト進行中に発生しがちな行き違いを防ぐためにも、まず発注側がRFP資料をまとめることは大切です。

RFPは、複数の制作会社に相見積もりを取るときにも役立ちます。明確に条件を提示しておけば、各社の提案や見積書の比較も容易です。

また、社内の意思統一にも活用できます。IT技術のトレンドやできることは日々進化していて、ともすれば「あの機能もつけたい」「新しい技術も導入したい」となりがちです。RFPでプロジェクトの目的や必要な機能、予算をはっきりさせておけば、稟議を通したり、社内に情報共有をしたりする際にも役立つでしょう。

RFPの項目例

たとえばRFPには下記の項目が含まれます。

  • Web制作の目的
  • 達成したい数値目標(KPI) 
  • 自社のセールスポイントと弱み
  • 現行のサイトの課題
  • ターゲット(ペルソナ設定) 
  • 納期
  • 必要なシステム、機能要件
  • 提出物(企画書、見積もり、構成案)など

このような項目でRFPを作成しておけば、制作会社への依頼内容が整理でき、社内での共有もすぐにできます。さらに、制作会社への伝え漏れや認識のズレなども防げます。RFPは、インターネット上に解説サイトやテンプレートがあるので、記入しやすいものを参考に作成してみましょう。

Web制作会社を比較・選定する

Web制作の目的や要件をまとめたら、いよいよ発注する制作会社を決めるフェーズに入ります。

企業によって依頼すべき制作会社は異なります。すべての企業に当てはまるベストな制作会社はありません。「システムの構築に強い」「デザインが斬新」など得意・不得意があるので、目的に応じて業者を比較・検討し、選定を進めましょう。

制作会社の比較ポイント

制作会社は実績やシステム、サポート体制などを比較しながら、自社に適した会社を選定していきます。比較するポイントは大きく分けて以下の6項目です。ここからはそれぞれのポイントについて解説していきます。

比較ポイント

  • 企業概要
  • 提案概要
  • 運用システム(CMS)
  • 構築後のサポート
  • コスト
  • その他の定性的な情報

企業概要

  • 企業の規模
  • 実績
  • 得意な業界/領域
  • リニューアル目的との合致性 など

まずはじめに、企業の規模や実績、得意な領域などをチェックします。小規模なWeb制作会社であれば、柔軟な対応ができる反面、顧客数が増えてくるとスピーディーなサポートを受けられない可能性もあります。制作会社によって得意な業界や領域が異なりますので、メリット・デメリットを確認しておきましょう。一般的なWeb制作会社のカテゴリをまとめると下記のような分類になります。

提案概要

  • 課題や業界のことを理解しているか
  • 提案は納得性が高いものか
  • 現実的な提案になっているか
  • 目的に対してベストな提案か
  • 中長期での提案になっているか

制作会社からの提案概要は、しっかりと明文化してまとめておく必要があります。基本的なサービスについては、サイトなどでわかるものの「自社に合った提案をしてくれるか」「中長期的な視点で企画を立てているか」などは、実際に提案を受けてみるまでわかりません。比較検討時の重要項目でもあるため、しっかりと他社との違いを明記しておきましょう。

運用システム

  • CMSの使用
  • 運用システムの特徴
  • セキュリティ対策

Webサイトの運用にCMSを使用するケースが増えています。WordpressなどのCMSツールを活用することで、知識がなくてもWebサイトの運用を行えます。

ただし、システムによって使い勝手やセキュリティ対策なども異なるため、必ずしも安価なものや有名なものを使えばいいとは限りません。自社の目的にあった、適切なCMSを選ぶようにしましょう。

参考:ホームページ制作ならCMS「BlueMonkey(ブルーモンキー)」

構築後のサポート体制

  • 目標共有
  • アクセス解析
  • 運用フォロー
  • サポート窓口
  • オンラインマニュアル

Webサイトは公開がゴールではなく、その後の運用で成果を出していくことが最も重要です。そのため、運用中のサポートは重要な比較要素で、「目標を共有しながら施策サポートをしてくれるか」「アクセス解析の相談に乗ってくれるか」「ツールのサポートは存在するか」などをきちんとチェックする必要があります。

また、ユーザー会などを用意している企業もあり、このような横のつながりがWeb担当者にとっては希少な交流の場となっています。

将来的な拡張性

  • 段階的な機能追加は可能か
  • 提案の段階で中長期の話があるか

Web運用の初期には必要なくても、施策が進んでいけば欲しい機能も増えてきます。その際に、機能の拡充ができなかったり、他社のツールと連携が取れなかったりすると、施策に制限がかかってしまいます。中長期的な計画を視野に入れて、機能追加のしやすさも確認しておきましょう。

また、最初からフルの機能を使いこなせるとも限らないため、必要なタイミングで必要なツールを導入できるようなWeb設計・CMS選定が重要となります。

コスト

  • 初期費用はいくらかかるのか
  • ランニングコストについて
  • 金額の内訳は明確か

Webサイトの構築費用は数万円から数百・数千万円とさまざまです。ただ安ければいいわけでもなく、目的に合わせてどの程度コストをかけるべきなのかを判断します。

たとえば企画や戦略策定から発注するならば、その分のコストはかかりますし、ページ数が増えれば物理的な工数がかかります。セキュリティやサポートを重視すればランニングコストも必要でしょう。コストが下がると、かけられる工数も減ってしまうので、自社がどこまでを求めているのか明確にすることが大切です。

合わせて読みたい:ホームページ制作の相場は?項目別の相場一覧

その他の定性的な情報
  • コミュニケーション
  • 担当者との相性

Web制作会社を選定する際に、見落とされがちなのが定性的な情報やコミュニケーションの部分です。Web構築後も長くお付き合いをしていくのであれば、「連絡が遅い」「意図が伝わらない」などのコミュニケーションのコストが、施策の進行を妨げることになります。サービスや価格だけではなく、必ず担当者とのコミュニケーションなどの定性的な情報も加味してWeb制作会社を選ぶようにしましょう。

発注者の協力も不可欠なWebサイト制作

「業者の選定が終わり、いざ発注!あとは完成を待つのみ!」……とはなりません。構築のフェーズも制作会社に丸投げせず、発注側も一緒にサイトを作っていく必要があります。

制作を丸投げした結果、「サイトを開設したのに、問い合わせがほとんどない」と悩んでしまう依頼者も少なくありません。高い費用をかけて制作したのに「こんなはずでは……」と後悔しないためにも、発注側が最低限関わっておきたいポイントをご紹介します。

制作会社に丸投げしてはいけない理由

Webサイトを制作するには、HTMLやCSSなどの専門知識やデザインスキルが必要です。このため「餅は餅屋」でその道のプロに任せようと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、サイトの中身(コンテンツ)には、自社の強みや商品情報、ターゲットなど自社の人間しかわからない内容がたくさんあります。 制作会社は、Webサイトの外側を作るプロであって、内側(自社の情報)に精通しているわけではありません。

SEOなど集客を得意とするWeb制作会社や、コンテンツ提案を強みとしている業者であっても、問い合わせなどの最終的な目的(コンバージョン)へつなげるには、依頼者の積極的な協力なくしては実現できないのです。

とくに中小企業の場合は、社長や決裁権のある社員にも積極的に協力してもらいましょう。Webサイトは営業ツールのひとつです。経営戦略を立てる側からの目線が加わることで、より戦略的なサイトが完成します。

依頼者が積極的に協力したいポイント

ではWebサイトの依頼者は、具体的に何をすればよいのでしょうか。そのポイントを以下にまとめました。

製品・サービス情報の整理

自社の製品・サービスの内容をいちばん理解しているのは自社の人間です。 Webサイトで紹介する商材をリストアップし、特長や価格、スペックなどユーザーに伝えたい情報をまとめておきましょう。

製品を紹介する際には、サイトに載せる画像も必要です。撮影対応してくれる制作会社もありますが、外注のカメラマンに依頼するケースが大半のため、自社で撮影した方がコストダウンにつながります。

必要なコンテンツの精査

制作会社に任せきりだと、競合と同じコンテンツばかり提案されて、他社の二番煎じのようなサイトになってしまう可能性も。これでは競合に勝てません。自社でも競合分析を行い、必要なコンテンツを検討しましょう。

たとえば、自社の実績を紹介するコンテンツの場合、単に取引先の社名を並べるだけでなく、アンケートをもとにした「お客様の声」や、ユーザーの悩みにどう対処したかを紹介する「ソリューション事例」など、効果が期待できそうな見せ方を考えて、制作会社へ相談してみるといいでしょう。

専門性の高い文章

サイトで競合比較しているユーザーは、「この会社の強みは何か」という観点も会社選びのポイントにしています。

たとえば自社の強みが「技術力」であれば、それを具体的に紹介する説明が必要です。その文章は制作会社が書けるものではありません。専門知識を持った自社の人間が書くことで、エンドユーザーからの信頼や共感を得て、受注へとつながりやすくなります。

「コンテンツマーケティング」として使われるブログ記事なども、専門外の人が作成すると、説得力に欠けたコンテンツになってしまうことがあります。ブログの活用は、専門性や自社の強みをアピールできる社内の人間が書いてこそ、成功する手法なのです。

SEOの観点からも信頼性・権威性・専門性は、非常に重要なファクターです。本当にユーザーが欲しい情報をできる限りわかりやすく表現しましょう。

よくある制作会社の営業トーク

世の中にはたくさんのWeb制作会社があるので、どこの会社もサービスや実績をよく見せようとアピールするのは当然です。しかし、似たようなセールストークを聞いているだけでは、信頼できる制作会社を見つけることはできません。

そこで最後に、制作会社がよく使う「セールストーク例」と「よい制作会社を見抜くコツ」についてご紹介します。

「売り上げがアップします!」

このような売り文句をキャッチコピーにしているWeb制作会社は多いと思います。この制作会社が、ECサイトを専門に扱う会社であれば「ECサイトを作ると売り上げがアップする」という説明は理解できます。

しかし、企業のコーポレートサイト・サービスサイトを手がける会社の場合、売り上げ向上の成果にたどりつくまでには多くのステップがあり、単純に「Webサイトを作れば、売り上げが上がる」とは言い切れません。

たとえばBtoB企業なら、Web制作が売り上げにつながるまでには、下記のようなフローが考えられます。

Web制作が売り上げ増加につながるまでのステップ(例)

Webサイト自体を見なおす(わかりやすい導線、離脱を防ぐコンテンツなど)

サイトへの集客数を増やす(SEO施策、広告施策など)

集客したユーザーからの問い合わせ数を増やす(情報の更新、問い合わせにつなげるコンテンツを用意するなど)

獲得した問い合わせからの商談数を増やす(メールマーケティングなど、潜在顧客を育てる施策)

商談からの受注数・売り上げアップ(営業の施策)

このように、数々の施策を行ったうえで、サイトは「売り上げ」につながります。そのため発注者は、成果が出るまでに時間がかかることも頭に入れておかなければなりません。

もし検討している制作会社が、このようなキャッチコピーを使っていたら「どう売り上げをアップさせるのか」といった手順を説明してもらいましょう。インターネット広告やWebマーケティングの知識があり、総合的に対応できる会社であれば、「課題にあった施策」を説明してくれるはずです。

「○○に課題はありませんか?」

「SEOに課題はありませんか?」

「モバイル対応が遅れていませんか?」

「常時SSL対応はお済みですか?」

Web制作会社が、このようなサイトの「汎用的な課題」を問いかけてくることがよくあります。Web全般に関わる問題は、多くの人に当てはまる課題ですが、本来サイトの目的によって打つべき施策は変わってくるはずです。

丁寧な対応ができる制作会社であれば、発注者の予算や目的、課題を確認したうえで、それぞれに適した提案をしてくれるでしょう。

このような場合、発注者自身も課題を整理し、優先順位をつけておくことが必要です。こちらの要望を制作会社に伝えた際、汎用的な施策の押し付けではなく、自社にあったプランを考えて提案してくれるかどうかが、よいWeb制作会社を選ぶ判断材料になります。

「SEOが得意です!」

SEOを得意とする会社も非常に多く、どこに頼めばいいのか迷うところです。

検索エンジン対策は、技術や情報のアップデートが速いため、まずは過去の実績を参考にしてみましょう。新しい事例をたくさん持っているかどうかを確認することが大切です。

最近は少なくなりましたが、検索サイトのペナルティ対象となる「低品質な被リンクを大量に集める方法」で検索順位を上げている業者もいます。また、特定キーワードでの上位表示が保証されていても、その単語が自社のコンバージョンにつながるのか分析されていない場合もあります。

そのためSEOを外注する際には、どのような手順でキーワードを選定し、どんな方法で上位にあげるのかを確認することがポイントです。「成果報酬型」のような料金体系をとっている場合もあるので、費用の範囲内でどこまでの成果を保証してくれるのか、明確な説明を受けておきましょう。

「サポートもお任せください!」

先述の「比較ポイント」でも触れたとおり、サイト運用後のトラブルや更新にどのような対応をしてくれるかも、制作会社を選ぶにあたって重要なポイントになります。

これらの見極めは、発注前の段階でも「問い合わせにすばやく回答してくれるか」などから、その制作会社の体制をある程度予測できます。また、個人事業主や小規模会社では人員が少なく、サポートまで手が回らない場合もあるので、具体的な体制を聞いておくと安心です。

そのほか、一般的にコンテンツの更新作業は別料金になることが多いため、更新費用の確認も必須です。SEOや広告などの施策を追加する可能性があれば、それらのプランニングをしてもらえるのかも、聞いておくといいでしょう。

まとめ

今回はWeb制作会社の選定について解説してきました。

制作会社の選定は、Web制作・リニューアルにおける最初の大きなステップです。失敗すると最終的な成果物や公開後の成果に影響が出てしまうので、慎重に行う必要があります。

まずはサイトの目的を明確にし、どのくらいのコストをかけて、どんな制作会社に依頼すべきなのかをしっかり確認・比較しましょう。その上で業者選定を行い、信頼できるパートナーを見つけることが大切です。

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