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【BtoB企業向け】Webサイトのリニューアルを失敗しないための13のステップ

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記事公開日:2022/04/30
【BtoB企業向け】Webサイトのリニューアルを失敗しないための13のステップ

今やほとんどの企業が、定期的にWebサイトのリニューアルを検討しています。

しかし、いざWebリニューアルをしようと思っても、何から始めればよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。また、せっかく苦労してリニューアルをしたのに思うような成果が得られなければ、投下した費用も無駄になってしまいます。

そこで今回は、Webサイトのリニューアルを進めていくための具体的な流れを解説いたします。しっかりとWebリニューアルで成果を出していただけるよう、よくある失敗ポイントなどもご紹介いたしますので、ぜひ本記事をお役立ていただきたいです。

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Webサイトリニューアルにかかる期間は?

まず全体像のイメージを持っていただくために、Webサイトリニューアルの期間の目安をご紹介します。

Webサイトのリニューアル期間は、企業のコーポレートサイトであれば業者選定に1~2か月、実際の構築期間で3~6カ月ほどが平均となります。ページ数やシステム等によって制作期間は変動するので、あくまで目安としての数値です。

業者選定は単に相見積もりを取るだけではなく、自社の目的に合わせて様々な視点から検討する必要があるため、最終決定までにそれなりの期間を要します。

サイト自体の制作も、ただデザインを決めて終わりではなく、サイトマップやコンテンツ作りなど戦略的な全体設計が必要です。

もし公開の希望日時がある場合は、そこから逆算して業者選定に入る必要がありますので、まずは現実的なスケジュールなのかを確認しましょう。無理なスケジュールでリニューアルを進めた結果、満足のいくWebサイトに仕上がらなければ本末転倒なので、余裕をもって相談することをおすすめします。

参考までに、弊社のクライアントで最も多い公開時期は4月でなので、その場合は遅くとも10月頃には業者選定をスタートする必要があります。次に多いのが10月(多くの会社の下期が始まるタイミング)で、4月には業者選定始めなければ間に合わない可能性が高いです。4月は新しい期が始まりバタバタしていることも多いため、注意しましょう。




Webサイトリニューアルの13のステップ

ここからは実際に、Webサイトをリニューアルする際のステップについて解説いたします。途中のプロセスを省略することも可能ですが、成果につなげるためには必要なステップばかりなので、ぜひ飛ばさずに実施していただけると幸いです。

ステップ1:マーケティングの全体像を整理する

まず始めに、自社のWebマーケティングおよびデジタルマーケティングの全体像を整理しましょう。

顧客とマーケティングコミュニケーションを取る中で、Webサイトをはじめとするデジタルの接点が曖昧だと、目的も定まらず、善し悪しの判断軸がなくなってしまいます。そのため、いきなりWeb制作に入るのではなく、まずはマーケティングの全体像の整理が必要です。この工程を省略すると、Webサイトの目的がブレてしまうのでご注意ください。



マーケティングの全体像の例▼

マーケティングの全体像とWebサイトの立ち位置



またその際に、自社が提案できる価値を明確にしておくと、施策にブレが生まれなくなります。バリュープロポジションなど役立つフレームワークもあるので、ぜひこちらも合わせて活用してください。

>自社の提案価値を整理しよう!「バリュープロポジションの作り方」

 

 

ステップ2:Webサイトの要件・目的を決める

続いて、Webサイトの要件や目的を決めましょう。マーケティング全体像から、Webサイトに対して期待する成果を明確にします。

例えばBtoB企業であれば、Webサイトからの問い合わせや資料のダウンロード、商品デモの申し込みなど、営業活動につなげるようなゴールを設定することが一般的です。

可能であれば、問い合わせ後のアプローチの方法も決めておきましょう。通常の問い合わせは営業が対応、資料ダウンロードは見込みリードとしてメールでナーチャリング、といった部分まで設計しておけば、運用の体制作りにも役立ちます。

本来はここまでを自社で整理できたら理想です。ただ、難しい場合はある程度方向性を決めてから、すぐに専門業者に相談しても良いかもしれません。 


※要件定義のテンプレートをご用意したので、もし必要であれば下記よりダウンロードしてご自由にご利用ください!

>要件定義に困ったら!「RFP記入シート」をダウンロードする


ステップ3:業者選定を行う

続いて業者選定を行います。ここまでのステップで目的が明確になっているはずなので、その目的を実現することを最も得意としたWeb制作会社を選んでください。

例えばBtoB企業のWeb制作が得意な会社や、中小企業向けの実績が多い会社、独自のCMS(Webサイトを簡単に更新できるシステム)を持っている会社など、制作会社によって得意不得意があります。



制作会社選びに困ったら以下のシートなどもぜひご活用ください。

>制作会社選定に迷ったら!「Web制作会社の比較項目記入シート」



 

似たような強みを持つ制作会社は無数に存在するため、ある程度はWebサイト上の実績やお客様の声などを見て、判断すると良いかもしれません。

 

 

ステップ4:改めてターゲットを明確にする

Web制作業者が決まったら、実際に構築に入る前にターゲットを明確にします。

こちらはマーケティングの全体像を明確にするフェーズでも整理しておいたほうが良いのですが、
Webサイトのコンテンツ設計に入る段階で、改めて”Webサイトの”ターゲットを明確にすることで、コンテンツの設計がしやすくなります。

実際に設計に入るころには、初期に決めたターゲット像がぼんやりとしている可能性もあるので、今一度確認をしてください。また、具体的にWebの戦略設計のフェーズで新たな気付きがあることも少なくありません。

特にBtoBは、実際にWebサイトを閲覧する担当者と、決裁者が別にいたり、それ以外にもキーマンが存在する可能性もあります。それぞれが欲しがるコンテンツも異なるため、そういった顧客の社内状況も含め、ターゲットを明確にしましょう。


社内担当者の検討の流れ

 

ステップ5:ターゲットの動きからコンテンツを設計する

先ほど決めたターゲットをもとに、コンテンツの設計をします。

Webサイトの目的を決める際に、最終的なゴールなども決めているはずなので、そのゴールに向けてターゲットユーザーがどんなコンテンツをほしいのかをイメージし、落とし込みます

また、この時にペルソナやカスタマージャーニーマップなども構築すると、以降フェーズでの方向性がぶれず、コンテンツの整理にも繋がるのでおすすめです。

カスタマージャーニーマップ


>
【無料テンプレートあり】カスタマージャーニーとは?メリットデメリットから作成の手順までを解説!

 

 

ステップ6:サイトマップを設計する

コンテンツを設計したら、それをサイトマップに落とし込んでいきます。サイトマップとはWebサイトにどんなページが存在するのかをツリー上に表現したもので、全体の骨組みに当たります。

先ほど設計したコンテンツの過不足がないかを確認しながら構築してください。このフェーズで不備があると、後々の改修が非常に困難になるため、慎重に進めましょう。

 

 

ステップ7:サイトの構成を作る

サイトマップを構築した後は、主要ページの構成を作成します。主にTOPページや中ページの構成を作成するのですが、製品ページなどページごとに構成が変わらない場合は全ページを作成する必要がありません。

まずは主要ページのみ、ユーザーの流れに沿って設計するようにしてください。そしてその主要ページから枝葉のように、各ページの構成を作成してきます。

もしこの段階で違和感がある場合は、それをそのまま放置せずに、しっかりと修正しましょう。
 

 

ステップ8:デザインの方向性を決める

続いて、目的に合わせたデザインを設計します。この時に意識していただきたいのが、最高のデザインではなく最適なデザインを目指す、ということです。

Webサイトのリニューアルというと、とにかくかっこいいデザインにしたいと短絡的に考えがちですが、いくら最新のデザインにしても最終的な目的を達成できなければ意味がありません。

閲覧するユーザーが高齢者であれば文字を大きくする必要がありますし、女性向けのサイトであればやわらかい印象のサイトが良いかもしれません。BtoBの昔ながらの製造業であれば、デザインから重厚感や信頼感が伝わるデザインにする必要があります。

担当者や代表の好みだけでデザインを決めるのではなく、しっかりと目的に合わせたデザインを客観的に考えるようにしましょう。

また、デザインと聞いて見栄えのことをイメージされることが多いのですが、UIデザインやUXデザインという言葉がある通り、ユーザーの体験全般も加味する必要があります。確かに綺麗なサイトになったけれど、ボタンの位置が押しにくかったり、導線が見えづらかったりすると、ユーザーは離脱してしまいます。しっかりと、ユーザー目線でデザインしてもらうことを意識してください。

 

 

ステップ9:素材(画像やテキスト)を用意する

構成やデザインが決まったら素材を提供します。Web制作会社から有料素材を提供してもらうことも可能ですが、それでは独自性が生まれずありきたりのWebサイトになってしまいます。

また、専門情報や自社に関する生情報などは制作会社側では知りえないので、基本的には発注者側が用意します。事前に使用する素材を用意しておくと、スムーズに制作に取り掛かることができます。

もしくは、制作会社からヒアリングを受けてコンテンツを構築していくケースも多いです。自社で整理をし切れていない場合は、第三者の力に頼ってコンテンツを作り上げましょう。

この素材提供のフェーズで制作が止まってしまい、公開が遅れることが非常に多いため、できる限り前倒しで素材収集を進めるようにしてください。

 

 

ステップ10:デザインに落とし込みレビューを行う

先ほど決めたデザインに素材を落とし込み、完成形を確認します。このフェーズまでであれば変更が比較的容易なので、もし変更をしたい場合は伝えるようにしましょう。ただし、大幅な変更は別途デザイン費用がかかる可能性があるため、注意が必要です。

この時も、あくまでユーザー目線でデザインが構築されているかをチェックするようにしてください。

 

 

ステップ11:制作に取り掛かる

デザインが確定後、実際の構築に入ります。実装が完了すると、デザインの変更などができない可能性がありますので、事前に確認をしてください。このフェーズは発注者側には特にタスクはなく、スケジュール通りに進捗しているかだけをチェックすれば問題ありません。

既に構成やデザインが決まっているため、あとはWeb化されるのを待つフェーズとなります。

 

 

ステップ12:公開後の運用についての確認をする

制作会社が構築している間は特にタスクがないのですが、公開後の運用の確認だけは並行して実施しておきましょう。

コンテンツ設計の段階でもある程度の運用の説明はあるかと思いますが、改めてどのコンテンツをどう運用するのか、CMSはどう操作するのか等、実務における不明点を確認します。

ここを確認しておかないと、公開後の運用開始が遅れてしまうので、事前にチェックをしておいてください。場合によっては、Wordなどで更新するコンテンツを貯めておいてもよいかもしれません。

 

 

ステップ13:公開&運用のスタート

全てのページの構築が完了し、運用面の説明を受けたら、いよいよWebサイトを公開します。

この時に、ドメインやサーバー関連のやり取りが発生する可能性が高いので、事前に確認するようにしましょう。リダイレクト処理など公開後の事後処理が必要になることもあります。

また、Webサイトの構築は想像以上にエネルギーを使うため、構築がゴールとなり燃え尽きてしまうことも多々あります。あくまで公開してからがゴールになるため、スムーズに運用が開始できるように再度気を引き締めていきましょう!

 

 

以上、Webサイトリニューアルのステップについて解説してきました。基本的には上記のステップをきっちり進めていけば、目的に沿ったWeb構築が可能になるはずです。



Webサイトリニューアルのよくある失敗パターン

続いて、よくある失敗パターンについて解説いたします。

失敗といっても様々な解釈があるかと思いますが、今回は
「ビジネス成果を生むために、Webサイトが本来担うべき役割を担えていない状態」とします。

事前に知っておくことで防げる失敗もあるので、いくつか代表的な例としてご認識ください。

 

①デザインの会話しかできていない

Webサイトのリニューアルを進めていく中で、Webデザインの話しか出ない場合は注意が必要です。高確率で思ったような成果が出ません。見た目は良くなっても、肝心な集客面がまったくで、閑古鳥が鳴くことになることも。

もちろん、ブランディング目的のリニューアルなどデザイン要素が重要な場合もあるのですが、その場合もどういったブランドコミュニケーションを取るのかといったヒアリングが必ず入ります。

もしそういった会話がない場合は、せっかく費用を掛けてリニューアルをしても思うような成果が生まれない可能性が高いので、再度業者選びをするか、制作会社と認識を合わせる必要があります。

ちなみに、クライアント側から切り出さない限りそういった話をしてこないWeb制作会社の場合、常に受け身で提案の要素が少ない可能性があります。成果が出るWebサイトを制作するためには制作サイドからの提案が不可欠なので、1つのチェックポイントとして意識してみてください。

 

 

②Webサイトの目的が曖昧

リニューアルのステップの中で挙げた通り、「目的」を明確にしないまま制作に進んでしまうと高い確率で失敗をします。これも良くあるパターンです。

そもそも目的を明確にしないと、適切なコンテンツやデザインの設計ができません。その結果、なんとなくいい感じのWebサイトを作ることしかできず、ターゲットの心に刺すようなコンテンツを生み出すこともできません。

必ず、自社のWebサイトの目的を明確にしてから、サイトの構築に入るようにしてください。もし不明点があれば、信頼できる専門業者に相談するようにしてください。

 

 

③運用フェーズの話ができていない

Webサイトは公開してからが本番です。最初の段階でコンテンツがすべて揃っていることもそうないため、運用後の話も事前に詰めておく必要があります。むしろ運用を通して完成に向かうくらいの気持ちでいた方が良いでしょう。

例えば、どのコンテンツをどんなペースで更新するのか、その際にどんなツールを使って誰が運用するのか。担当者はどんな指標を追っていくのかなど、具体的な業務レベルで決めておいてください。

また、MAツールやWeb広告なども一緒にスタートをする場合は、そのあたりの運用やフィードバックの周期も事前に取り決めをしなければなりません。具体的な定量目標を作っておかないと、どこを目指していけば良いのか、進捗に対して順調なのかも判断ができないので、事前に設定しておきましょう。

 

 

④制作会社の得意・不得意を理解していない

制作会社を選定する際に、得意・不得意を理解せずに依頼をしてしまうと、思うような成果が生まれないことがあります。制作会社もビジネスなので、頼まれた仕事はそれほど実績がなくても受けてしまうことがあります。

この得意・不得意がサイトのパフォーマンスに与える影響は、実はかなり大きいです。

例えば、BtoCの化粧品メーカーとBtoBの老舗メーカーでは、デザインやコンテンツの設計の仕方がまるで異なります。また、マーケティングの全体像についても、業界によっても特性が様々なので、しっかりと理解している制作会社とそうでない会社では提案の質も異なります。

しっかりと制作会社ごとの得意・不得意を見極めて、制作を依頼するようにしましょう。

 

 

⑤とにかく値段だけで決めてしまう

Web制作会社の違いがわからず、最終的に値段だけで決めてしまうと失敗するケースが多いです。

Web制作にかかるコストは専門性の高さや、割く人材の工数に依存します。そのため、価格が安い制作会社は、その分避ける工数も少なくなります。

もちろんサイト目的によってはそれでも問題ないのですが、企業のサイトとして失敗をしないためには、価格以外の要素も加味して、自社に最適なWeb制作会社を選ぶようにしましょう。

特にセキュリティやサポート面は最近関心の高まっている分野です。しっかりと信頼できるパートナーに依頼できるよう、本記事の内容などもぜひご活用ください。

 

 

まとめとリニューアル事例紹介

Webサイトリニューアルのステップから失敗パターンについて解説してきました。

Webサイトの重要性は年々高まっていますが、企業によって目的は様々で、成果を出す難易度も上がっています。しっかりと全体の設計から戦略的に考えていきましょう。



最後に、本メディア「エムタメ!」を運営するクラウドサーカスにおけるWeb制作事例を一部ご紹介いたします。ぜひ貴社のWebリニューアルの際に、参考にしていただけますと幸いです。


 

事例一覧はこちらから→「BlueMonkey」のWeb制作事例一覧


【こちらの記事もおすすめ】
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  • Written by
  • 小木曽 一馬
  • クラウドサーカス株式会社 マーケティンググループ

    プロフィール :

    2013年に新卒でスターティアラボ株式会社(クラウドサーカスの前身)に入社。2014年よりWebマーケティング事業のカスタマーサクセスに従事し、立ち上げから責任者までを務める。もともと1人での活動から6人まで組織を広げ、顧客成果を追求しながらもアップセルやクロスセルを生み出す仕組みづくりを行う。以降はコンサルタントやパートナー開拓の新規事業を経て、現在はマーケティンググループに所属。個人でもnoteやTwitterで発信しており、写真も撮る。

    Twitter→@ogisokazuma

 


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