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インフルエンサーマーケティングの成功事例と失敗しないための方法

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2019/07/08
インフルエンサーマーケティングの成功事例と失敗しないための方法

数年前に登場した「カリスマブロガー」に始まり、現在ではYoutuberやインスタグラマーの影響もあって定着してきた感のある「インフルエンサー」の存在。

インフルエンサーマーケティングに関する情報も充実してきて、実際に取り組んでいる企業も増えてきています。今回は、実際にインフルエンサーマーケティングで効果を上げた成功事例をご紹介するとともに、インフルエンサーマーケティングにおける失敗を回避するためのポイントを解説します。

関連記事はこちらをご覧ください。

1.インフルエンサーマーケティングとは?

今さらですが、インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーにSNSなどを通して商品・サービスを紹介してもらうプロモーション手法のことです。

1-1.インフルエンサーとは?

では、インフルエンサーとは何かというと、SNSやブログなどでのフォロワー数が多く、投稿内容が大きな影響力を持つ人のことです。ブロガーやYoutuber、インスタグラマーなど、SNS上でフォロワー数を増やし有名になった人を指します。

何十万、何百万とフォロワーを持つ知名度の高いインフルエンサーがいる一方で、フォロワー数は一万に満たなくてもニッチなジャンルなどでフォロワーを抱える「マイクロインフルエンサー」もいます。

1-2.フェイクインフルエンサーにご注意!

インフルエンサーの条件としてフォロワー数の多さが挙げられますが、なかには、フォロワー数を水増しするためにフォロワーや「いいね!」を購入している「フェイクインフルエンサー」もいるため、注意が必要です。

フェイクインフルエンサーのフォロワーは偽アカウントやボットであるため、当然ながらインフルエンサーマーケティングを行ったところで効果は望めません。

知名度の高いインフルエンサーへの依頼ではない場合、フォロワー数に対してコメントが極端に少ないケースなどではフェイクインフルエンサーを疑ってみた方が良いでしょう。

2.なぜインフルエンサーマーケティングが効果的なのか?

実際にインフルエンサーマーケティングで効果を上げた成功事例をご紹介する前に、商品・サービスのプロモーションにインフルエンサーマーケティングがなぜ有効なのか、その理由を考えてみましょう。

2-1.企業からの公式な情報はユーザーには「広告」として映る

TVCMでもWeb広告でもそうですが、基本的に消費者はできる限り「広告」を見たくないと思うものです。かつてはTVCMが流れる数分が「トイレタイム」とよばれ、現代では幼児ですらYoutubeの「広告をスキップする」ボタンをためらいなく押しています。

企業アカウントの投稿も、ユーザーにとっては広告に準ずる情報であり、企業や商品・サービスの「建前」でしかないことは見透かされています。

2-2.フォロワーにとってインフルエンサーは「信頼できる知人」

ところで、モノがあふれる現代において消費者は買い物をする際に「数ある候補のなかから一番良い(もしくは自分に合う)モノを選びたい」と考えます。本来なら、正しく比較検討するには、そのジャンルに該当する商品やサービスをすべてリストアップし、すべての商品についての口コミをチェックしたり自分が重視する項目を比較したりなどを行う必要があるはずです。しかし、実際にそれができる人はごくわずかでしょう。

賢く買い物をするには、理屈で選ぶ必要があります。ところが、実際には人は感情で買い物し、理屈で正当化するといわれています。感情で買い物をしても失敗したくない消費者が参考情報として選ぶのが、「信頼できる知人からのおすすめ」なのです。
そして、自分が好きでフォローしているインフルエンサーは、身近で信頼できる存在であり、特定のジャンルに詳しい専門家でもあります。

3.インフルエンサーマーケティングの成功事例

インフルエンサーをキャスティングする企業も増え、これを利用してプロモーションを成功させる企業も現れています。今回は、インスタグラム、Youtube、中国のSNS「Weibo」のインフルエンサーを活用して成果を上げた事例をそれぞれご紹介します。

3-1.【インスタグラム】「いいね!」数:6,962件(クリスチャン・ディオール×古川貴絵)

フランスのファッションブランド「クリスチャン・ディオール」の発売前の香水を、ファッション誌「ViVi」の公認インフルエンサーの一人である古川貴絵さんがインスタグラムに投稿してPRしています。古川貴絵さんのフォロワー数は13万4,000人(2019年5月時点)。

古川貴絵さん インスタグラム

画像引用元: 古川貴絵さん インスタグラム

コメント数は少ないものの、6,962件(2019年5月時点)の「いいね!」を獲得しており、良いPRになっているといえます。

3-2.【Youtube】コメント数:9,936回(AWA×UUUM)

株式会社サイバーエージェントが提供する音楽配信(ストリーミング)サービス「AWA」は、HIKAKINや、はじめしゃちょーといった人気Youtuberが多数所属するUUUMとタイアップしています。

YouTuberが1週間、毎日日替わりで愛する音楽を語り尽くす「AWA music week」を企画。

好きな曲熱唱してみた!ヒカキンオススメ曲紹介!【AWA】

タイアップ動画を制作したのは、HIKAKIN、はじめしゃちょー、SEIKIN、PDS、PDS、アバンティーズ、AmiBeautyTV。7つの動画の総裁整数は531万1,890回、いいね数は4万4,089回、コメント数は9,936回をマークしています(2015年8月時点の数値)。
サービスの認知としては大成功といえる事例でしょう。

3-3.【weibo】1日半で商品が完売(エテュセ×大佬甜er)

中国ではYoutubeやTwitter、インスタグラムといったSNSの利用ができないため、中国人消費者にインフルエンサーマーケティングでアプローチするには、中国版SNSを活用する必要があります。なかでも「weibo」はもっとも利用者が多いといわれています。

資生堂グループでスキンケア、ベースメイク、ポイントメイク化粧品を展開するエテュセでは、中国に向けた越境プロモーションのため、動画サイトを活用したインフルエンサーマーケティング施策を行い、成果を上げました。

1回目は2017年、マスカラ「ラッシュバージョンアップ」の売り上げを15倍に延ばすことに成功し、2回目の2018年は、部分用化粧下地「オイルブロックベース」の商品販売ページへのUU(ユニークユーザー)数を10倍に伸ばしました。さらに、用意していた在庫を1日半で完売しました。

タイアップしたインフルエンサーは大佬甜erさん。weiboでのチャンネル登録者数は341万人以上(2019年5月時点)。メイク、ファッション、旅行などの動画を投稿する一方、実店舗を持ちコスメ販売も行っています。

大佬甜erさん  weibo

画像引用元: 大佬甜erさん  weibo

4.インフルエンサーマーケティングで失敗しないために

インフルエンサーマーケティングを成功させるための企画は、商材やターゲット、目的により異なりますが、「これをしてしまうと失敗する」という注意ポイントを回避すれば、最低限、大コケしなくて済むはずです。

4-1.ターゲット層とフォロワーがマッチしないインフルエンサーにキャスティングしてしまう

ほかの広告手法とも共通していえることですが、そもそもそのプロモーションがターゲット層にリーチできなければ、広告費をかける意味がありません。

インフルエンサーマーケティングの場合、錯覚しがちなのが「フォロワー数が多ければ多いほど、効果が出る」と考えてしまうこと。もちろん、フォロワーの大多数がターゲット層とマッチしていればその通りなのですが、ズレていれば効果は出ません。
また、そもそもそのSNSの利用者にターゲット層が含まれているのかという前提条件も確認しておく必要があります。

また、そもそもそのSNSの利用者にターゲット層が含まれているのかという前提条件も確認しておく必要があります。

4-2.投稿内容やクリエイティブを細かく指定する

通常の広告であれば、広告代理店に対しクリエイティブについて細かく指定したりチェックすることもあるかもしれません。しかし、インフルエンサーマーケティングにおいては、企画やクリエイティブに関して、インフルエンサーに任せるべきです。

細かく指定したいのなら、インフルエンサーマーケティングではなくSNS広告を出せば良いのです。フォロワーは、そのインフルエンサーの投稿内容が好きでフォローしているため、普段の投稿とカラーが異なる投稿に対して好感は抱きにくいと考えてください。交換を抱きにくいばかりか、広告色が強いとフォロワーに反感を持たれかねません。「タイアップ投稿が多すぎる」という理由でフォローをやめてしまうユーザーも一定数いるのです。

プロモーションの目的を伝え、NG事項があればそれを含まないことを条件に、なるべくインフルエンサーの裁量に任せるかたちでクリエイティブをつくってもらいましょう。

4-3.投稿回数が少ない

1回や2回だけの投稿でその商品やサービスが取り上げられても、フォロワーは、本当はインフルエンサーがその商品・サービスを気に入っているわけではない、タイアップでお金をもらっているから紹介しているだけだと判断するでしょう。

上でご紹介した事例の2つ目「AWA music week」のような、イベント的な投稿の場合は別ですが、数ヵ月~1年といった長いスパンでプロモーションを計画することをおすすめします。

5.まとめ

SNSマーケティングの手法の一つとして定着してきたインフルエンサーマーケティング。これから取り組もうと考えていらっしゃるマーケターの皆さまのご参考になれば幸いです。

当社でも、AIを活用したインスタグラム運用のコンサルティングを行っております。インスタグラムの運用にお悩みの企業様は、ぜひ一度、ご相談ください。

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