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うちの会社には向いている?オムニチャネルについての基本

記事公開日:2015/10/20
最終更新日:2018/04/27
うちの会社には向いている?オムニチャネルについての基本

こんにちは。
スターティアラボ ブログ編集部です。

巷でよく耳にする「オムニチャネル」となる言葉・・・
最近、新聞やネットニュースにも良く出てくる言葉として
耳にしたことがあるという方も多いのではないのでしょうか?

その言葉の意味だけでは計り知れないオムニチャネルについて考えてみましょう。

1.オムニチャネルとは

オムニチャネルの「オムニ」とは「すべての」・「あらゆる」という意味です。

オンライン(Web)やオフライン(実店舗)を問わず
あらゆる接点を融合し、顧客が商品を購入できる環境を実現することです。

例えば、最近ではO2O(Online To Offline)と呼ばれる
ネットから実店舗へ誘導する手法もそのひとつです。

実店舗やカタログ、自動販売機、キャンペーンイベント、ECサイトなど
顧客との接点をどこのチャネルで持つか・・・
すなわち接点をどこに置くべきかを考え、顧客の視点で行うマーケティング戦略の手法です。

モバイル端末の普及によって消費者が
いつでも、どこからでも簡単に買い物することができるようになりました。

そこで新たな小売りのあり方としてオムニチャネルが注目されています。

2.オムニチャネルのメリット

ECサイトはもうやってるよ、、、とか
ネットがリアル店舗を脅かすんじゃないか、、、
などお考えの方もいらっしゃるとは思いますが、
そんな時こそオムニチャネルです!

オムニチャネル最大のメリットは
バラバラになっている顧客のニーズを一元化して
把握することができるところにあります。

今までは実店舗に来た
エンドユーザー、ECサイト上での顧客、カタログ通販からのお問い合わせなど
特化した形での販促がほとんどでした。

顧客の購買行動が上記の通り様々な方法をとることができる時代、
どこに自社の顧客になる人がいるのかがわからない。

オムニチャネルの場合、顧客との接点の形(チャネル)を
いくつも分析することでニーズの取りこぼしをなくすことができます。

つまり、接点の手法をいくつももち、顧客の悩みや課題やニーズを探ることができる。
これがオムニチャネルの最大のメリットなのです。

3.オムニチャネルを導入した企業

セブン&アイホールディングス

いつでも、どこにいても買い物ができ、
都合のタイミングや場所で商品を受け取るサービスです。

実店舗数17000店舗と協力企業、グループ会社、通販部門からECサイトまで、
様々な顧客をマーケティングして行く上で同社にはうってつけのマーケティングです。

ローソン×Amazon

Amazonの商品を実店舗で受け取ることが出来るサービスです。
これにより店舗への来店数も上がり、
Amazonを利用してこなかった層にも手軽に使ってもらえるメリットが出ます。

ローソン×Amazon

実店舗が多いローソンと、圧倒的な商品を数を持つAmazonの
強みを生かしたオムニチャネルの事例になっています。

パルコ

実店舗で実物を自らの目で見て買うことと、
Webの情報量やリアルタイムと言った長所を最大限に活かして、
その効果を「見える化」することで差別化をした事例になっています。

今回紹介させて頂いたオムニチャネルは、
小売店とECサイトの事例が中心になるようなブログでした。

ですが、今後どの業種でも使われることになる手法と考えております。

アメリカで2011年に発表されて、
日本国内の事例では大きく発表されているものは多くはありません。

今後の広がりを考えていくうえで、取り組むまでもいかずとも、
社内での話題に組み込むことから一つ考えてみてはいかがでしょうか。

4.まとめ

今回紹介したオムニチャネルはあくまで初歩的な段階で、
深く今後どのような取り組みが出来るかを考えることが
一番大事なポイントであると考えています。

今後は業種問わず、製造業から実際の商品が無いIT業界においても
必要になるマーケティング手法になることは間違いありません。

深掘りをした内容は今後にご紹介できれば幸いです。


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