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インターネット広告を使ったウェブマーケティングの歴史と変遷

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2018/02/26
インターネット広告を使ったウェブマーケティングの歴史と変遷

国内でインターネットの利用が始まったのは1994年ごろですが、それ以降、少しずつ個人でネットを利用する人が増加していき、ポータルサイトといったネット検索のできるサイトも登場するなど、徐々にネットは市民権を得るようになります。

その過程で、インターネット広告を使ったウェブマーケティングも大きく変遷していったのです。

バナー広告からスタート

インターネット広告を利用したウェブマーケティングの歴史のはじまりは、バナー広告です。

初期の段階では、告知スペースも限られていましたが、既存の売買と同様に一定期間にわたって板付けの状態であらかじめ設定された場所にバナーが掲出されるという比較的単純な売買が行われるようになりました。

当然のことながら、当初は顧客の個人属性などについても細かい分析は行われず、あくまで人がたくさん集まるサイトの目立つ告知部分が、閲覧量ベースで高額に売買されるという形をとりました。

しかし、こうしたバナーも、「利用者の属性情報」や「何に関心や興味を示しているのか」などの分析が進むことにより、単に「人が集まるから高額にやりとりされる」というものから、「目的、用途、クリック数などこまかな条件で売買がなされる」というものに変遷していったのです。

とくに、検索エンジンと連携して売買されるようになったリスティング広告や、その後に登場した検索エンジン連動のバナー広告などでは、顧客の興味にマッチさせて告知を配信することが出来るようになりました。

そのため、既存の四媒体を利用したマーケティングとは比較にならないほど、費用対効果のはっきりしたウェブマーケティングを実現することが出来るようになったのです。

こうしたことから、ウェブ上に広告掲載するクライアント数も飛躍的に増加するようになり、様々な業種が異なるマーケティングのために、ネットを積極的に利用していくようになったのです。

さらに2000年代以降は、モバイルデバイスのネットアクセスも急増し、今やスマホからのウェブアクセスはメジャーな世界になろうとしており、さらにパーソナルなウェブマーケティングが実現できるようになってきています。

ブログ・SNSの発展

ウェブマーケティングに大きな変化をもたらしたのは、2000年台中盤に入ってから急激に普及が進んだブログやSNSの存在です。

ブログでは、定期的な読者を集めることができます。

昔から、ホームページに様々な内容を載せるユーザーは存在しましたが、ブログはより簡便にコンテンツを掲載することができるため、書き手と読み手の双方に大きなメリットを与えてくれるようになりました。

また、一定のアクセスがあることから広告の告知スペースとしても十分に機能するようになり、コンテンツの内容とのマッチングで一定の領域の広告に特化したブログサイトも多く登場するようになったのです。

そして、ブログとはまた異なる視点で強力に普及が進んだのが、SNSです。

フェイスブックの国内での利用者の増加は、SNSを利用した広告を大きく進展させましたし、短文投稿のツイッターの広告利用もネットマーケティングを変化させるものとなりました。

とりわけSNSは、スマホを中心としたモバイルデバイスからのアクセスが中心であったことから、モバイル広告のマーケティングも従来のガラケーからのものから大きく変化するものとなったのは言うまでもありません。

コンテンツマーケティング時代に突入

また、ロングタイムバリューを構築できる顧客を集めるために必要不可欠なものとなったのが、コンテンツマーケティングの導入です。

長くリレーションシップを維持できる顧客は、商品やサービスのみならず、その周辺にある情報や最新の状況を強く求めており、そうした顧客に対応するためにコンテンツマーケティングが非常に重要な役割を果たすようになってきているのです。

企業は単にホームページを構築しても、新しく顧客に提供できるコンテンツを常に定期的に制作・配信することができなければ、顧客との良好な関係を維持できない時代に入りつつあります。

とくに、国内ではすでに少子高齢化と人口減少が現実の問題になろうとしており、新規顧客を獲得するのには、既存顧客との関係を維持するコストの5倍以上が必要と言われています。

そのため、こうしたコンテンツマーケティングは、どのような業態の企業にとっても、今後非常に重要なものになると言えるでしょう。

歴史を知って未来を読む

今回は、過去20年以上に渡る国内のウエッブマーケティングの歴史の変遷について概観してきました。

消費者のネット利用は飛躍的に変化を遂げており、それに伴ってウェブマーケティングのアプローチ法や、重要ポイントも大きく変化しはじめています。

重要なのは、いかにカスタマーインサイトの微妙な変化を掌握していくかであり、顧客を正確に理解できている企業こそが、この領域のマーケティングで生き残り、成功を収められる存在となっていることが分かります。

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