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ローカルSEOとは?定義から対策ポイントまで解説!

記事公開日:2021/10/25
最終更新日:2023/11/17
ローカルSEOとは?定義から対策ポイントまで解説!

「○○ カフェ」や「○○ 病院」など、店舗や施設を検索する際、「地域名+キーワード」で検索をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

検索エンジンを最適化するのが「SEO」ですが、「地域名+キーワード」で検索した際の、地域性に特化した最適化を行うことを「ローカルSEO」と呼びます。 スマートフォンの普及でその重要度が注目されるようになり、ローカルSEOを駆使したビジネスは今後より一層ニーズが高くなることが予想されています。

本記事ではローカルSEOについてより深く理解するため、代表的な検索結果や対策ポイント、重要な要素などをご紹介します。


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ローカルSEOとは?

ローカルSEOとは、ローカル検索サイト(GoogleマップやGoogleプレイスなど)におけるSEOです。つまり、 「特定のエリアにおける検索結果」で上位表示されやすいように最適化することを指します。

検索エンジンで「地域名+キーワード」を検索した際、検索結果の上部に近隣の店舗がマッピングされた地図の画像とともに検索結果に表示されると思いますが、その部分が「ローカル検索結果」です。地域情報を元に検索結果を表示するローカル検索の利用率は、スマートフォンの普及によって非常に高くなっています。

美容院や飲食店など、各種サービスを提供をする店舗・企業にとって、地域検索で上位に表示されることは集客力・売上向上へと繋がるため、現在非常に重要なマーケティング施策のひとつとされています。

また、ローカルSEOと同義の言葉として「MEO」があります。MEOとは、Map Engine Optimizationの略で、Google Mapを対象とした地図エンジンにおいて最適化を図ることを意味します。海外では「ローカルSEO」、日本では「MEO」と呼ばれることが一般的で、MEOは日本固有の呼称です。

ローカルSEOにおける2つの検索結果

ローカル検索における検索結果はいくつかあり、今後も増える可能性があります。この章では代表的な2つをご紹介します。

ローカルパック

ローカルパックは、地域の情報(ローカル)をまとめて表示(パック)しているためこのように呼ばれます。 「地域名+キーワード」で検索した際に、地図情報と共に検索画面の最上部に表示される検査結果です。

最近では通常の検索順位1位よりも上の「検索順位ゼロ位」に表示されるため、認知度・視認性が高くなっており、以前にも増して重要視されています。

ローカルパックに表示される検索結果は、アルゴリズムにより様々な情報から自動的に生成されていますが、基本となるのはGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)(後述)に登録されているデータです。ローカル検索結果は店舗の場所・検索地点・距離の影響を最も強く受けるとされています。

ナレッジパック

ローカルパックに加えて、ローカル検索結果において重要なのがナレッジパネルです。 ナレッジパネルは「店舗名/施設名/会社名」など、固有名詞が検索ワードとなるときに、検索結果の右エリアに大きく表示されます。

こちらもローカルパック同様、アルゴリズムにより様々なデータから自動的にされます。ホームページに行かなくてもある程度の情報がわかるため視認性が高く、今後より一層重要視されることが予想されています。

ローカルSEOには重要度の高い検索結果があることがわかりましたが、どのような対策を行えばいいでしょうか?次章では大作の際のポイントをご紹介します。

ローカルSEOの対策ポイント

ローカル検索結果に自社のサイトを表示させるのには工夫が必要です。その際に重要となるポイントについてご説明します。

まず、 ローカルSEO対策を始めるには、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に店舗・企業情報を登録必要しておく必要があります。Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)はGoogle検索やGoogleマップなどのGoogleサービス上にローカル情報を表示させ、管理することができる無料のツールです。

「ローカル検索結果において、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の内容の影響が最も大きい」と2018年のMOZ調査結果でも発表されており、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録する情報はローカルSEOにおける対策として必要不可欠であるといえます。

口コミの管理

Googleマップには、顧客が意見や感想を投稿できる「口コミ」機能があります。Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)(後述)に登録すれば、顧客の口コミにオーナーとして返信することが可能になります。

口コミは、来店の際の判断材料になるほか、顧客の再来店に繋げることができるためローカルSEO対策にとって重視すべきポイントのひとつです。顧客の投稿に真摯に対応することで信頼を得ることができ、顧客との良好な関係性の構築にもつながります。

また、反応を常にチェックしておくことで、顧客のニーズを把握することも可能になり、より良いビジネスやサービスの提供にも役立つでしょう。

最新情報の反映

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録した情報は、その情報が書き換えられていないか等のチェックを定期的に行い、最新情報に更新しておく必要があります。

情報が最新のものに保たれていない場合、誤った情報やオーナーの意図しない情報で、ユーザーを混乱させてしまいます。特に「定休日・営業時間」についてはGoogleのクローリングによって書き換えられてしまうことがあるので、情報を常にチェックし、正しい最新情報を表示できるようにしましょう。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の充実化

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録しておくと有効な情報は7つあります。

有効な情報

①店舗名・会社名

②業種(カテゴリ)

③住所

④定休日・営業時間

⑤電話番号

⑥ホームページのURL

⑦写真

②業種について、検索にされやすいキーワードを含めておくと表示されやすくなります。⑦の写真は唯一視覚的に店舗・企業を判断できる重要度の高い項目です。外観・内観・商品など、雰囲気がわかるものなどを登録すると初めて訪れるユーザーにも利用してもらいやすくなります。

最新情報の反映や口コミの管理以外にも、詳細なデータの入力や、ビジネスのオーナーの確認など、できる限り多くの正確な情報を登録し、充実させておくことが大切です。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)で重要な3つの要素

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を最新情報に保ち、充実させておくことが大切なことがわかりましたが、他にどんなことを意識すれば良いでしょうか?この章では重要な3つの要素をご紹介します。

距離

ローカルSEOにおいて、「品川」「新宿」など、キーワードで指定された地名からユーザーまでの距離は重要な要素の1つです。近くにいるユーザーにしっかりアピールするために、適切な位置情報を登録することが必要になります。

関連性

ユーザーが検索すると予想されるキーワードに紐づいた情報を、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録しておくことが大切です。キーワードへの関連性・合致率が高いほど上位表示される可能性が高まり、視認度は向上します。

認知度

インターネット上での認知度だけでなく、ウェブ上以外での認知度も重要な要素になります。

ウェブ上での認知度は「ウェブ検索での順位」、「Googleでの口コミ数と星の数」、「リンク・紹介記事で話題になっているかどうか」などによって判断されます。インターネット上以外での認知を高めるには、ローカルSEOとは関係なく、様々な施策が必要になるでしょう。

まとめ

本記事では、ローカルSEOの代表的な検索結果や対策ポイント、重要な要素などをご紹介しました。

スマートフォンの普及によって「地域名+キーワード」での検索が急増している現在、「ローカルSEO」の重要度はマーケティング活動において最重要施策のひとつと言っても過言ではありません。Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に正確な情報を充実させ、ユーザーの求めるコンテンツを作成することが「ローカルSEO」達成の近道です。

本記事を通してローカルSEOへの理解を深め、集客力・売上の向上へ活かしていただければ幸いです。


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