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2018年 日本の大富豪ランキングTOP10が残した名言集

記事公開日:2018/12/17
最終更新日:2023/11/14
2018年 日本の大富豪ランキングTOP10が残した名言集

好評だった日本の大富豪ランキングTOP10が残した名言集の2018年最新版をお届けします。

今回も、アメリカの経済誌「フォーブス(Forbes)」が発表した世界長者番付のランキングをもとに、日本人だけを抜き出した「日本人の大富豪ランキングTOP10」を、それぞれの大富豪の名言とともにご紹介します。

トップ10のうち、第9位と第8位のみがニューフェイスで、そのほかの順位には大きな変動がありませんでした。

>2019年 日本の大富豪ランキングTOP10が残した名言集

【第10位】[-3]世界長者番付572位:
伊藤 雅俊/39億ドル(セブン&アイ・ホールディングス)

伊藤 雅俊

画像引用先:https://sekainodaihugou.net

第10位は、2017年版でABCマートの三木 正浩、日本電産の永守 重信と並んで同列7位だったセブン&アイ・ホールディングスの伊藤 雅俊(イトーヨーカ堂の創業者)でした。

イトーヨーカ堂の前身となる「羊華堂洋服店」を営む母と兄の背中を見て育った伊藤 雅俊の名言には「信用」の大切さを説くものが多く残されています。

「信用というものの下限は安心感で、上限は期待感だ」(伊藤 雅俊)

「商売とはきびしいもので、一つでも、まずいもの、キズがあったら、お客様は来てくださらない。 商品は売れなくて当たり前、お客様は来てくださらなくて当たり前。 まずここから出発しなくてはならない。」(伊藤 雅俊)

「モノが売れないとかいっているけれど、それは本当の意味でお客様のことを見ていないからではないでしょうか」(伊藤 雅俊)

【第9位】[New]世界長者番付527位:
重田 康光/41億ドル(光通信)

重田 康光

画像引用先:https://www.forbes.com

重田 康光は、OA機器や通信回線、保険商品などの卸売りなどを行う株式会社光通信の代表取締役会長兼CEOを務める実業家です。

2018年のランキングでトップ10入りした重田氏ですが、実は、1999年にフォーブスの世界長者番付で世界ランキング第5位になっており、その後、赤字企業への転落、黒字化を経て、2014年に再度、世界663位(日本で11位)へと復活した経緯があります。

23歳のときに光通信を起業。設立当時は、従業員3名、資本金100万円だったところから、5年後には年商100億円にまで成長させ、8年後には31歳の若さで史上最年少で株式を店頭公開します。フォーブスで世界第5位の富豪として紹介された翌年、週刊誌に大量の携帯電話架空契約(いわゆる「寝かせ」)をスクープされて株価が急落しました。そこから再度、フォーブスの長者番付に載るところまで会社を再興させるのには、強い執念と苦労があったことが伺えます。

そんな重田 康光の残している名言はあまり多くはありません。

「重田死すとも光は死せず」(重田 康光)

会社の再興のために100億円もの私財を投じたともいわれる重田氏にとって、会社は私個人よりも大切な存在だったのかもしれません。

【第8位】[New]世界長者番付480位:
似鳥 昭雄/44億ドル(ニトリ)

似鳥 昭雄

画像引用先:https://diamond.jp

2018年になって8位にランクインした似鳥氏は、「お、ねだん以上。」のキャッチコピーでおなじみの家具小売業を営む株式会社ニトリの創業者。同社の持ち株会社である株式会社ニトリホールディングス代表取締役会長を務めています。

似鳥氏は、実は2017年版の長者番付で、日本人として13位をマークしていました。増収増益を更新するニトリの業績を受けて、今回トップ10入りしたものとみられます。

23歳の若さ(第9位の重田氏が起業したのと同じ年齢)で似鳥家具店を創業した似鳥氏は、1972年に家具業界向けの研修セミナーで訪れた米ロサンゼルスでアメリカの豊かさを目の当たりにし、日本で家具のチェーンストアを展開する構想を持ったといわれます。

「短所あるを喜び、長所なきを悲しめ」(似鳥 昭雄)

「とにかく人のやらないことをやれというのがうちの方針です」(似鳥 昭雄)

起業前には、新卒で入社した広告会社での営業成績が振るわず、半年で解雇された経験を持つ似鳥氏ならではの名言です。短所があっても良いから長所に目を向け、他人にはない良さを生かして頑張れば報われるというエールにも取れますね。

【第7位】[-1]世界長者番付388位:
高原慶一朗/50億ドル(ユニ・チャーム))

高原慶一朗

画像引用先:https://www.ehime-np.co.jp

前回から1ランクダウンしたユニ・チャーム創業者の高原氏ですが、金額自体は42億ドルから50億ドルへと8億ドルも増加しています。
2018年10月9日に老衰のため87歳で逝去されました。

「冷たい水に真っ先に飛び込み、率先して泥をかぶる覚悟を決めよ。 その必死で真剣な思いがおのずと人の心を動かし、周囲にも伝わっていく」(高原 慶一朗)

「今日の最高は、明日の最低」(高原 慶一朗)

「人は順調なときに真理から遠ざかり、逆風のときにもっとも真理に近づく」(高原 慶一朗)

【第6位】[-2]世界長者番付334位:
三木谷 浩史/55億ドル(楽天)

三木谷 浩史

画像引用先:https://matome.naver.jp

前回から2ランクダウンした楽天の創業者であり代表取締役会長兼社長を務める三木谷氏は、資産額自体も58億ドルからマイナス3億ドルの55億ドルへとダウンしています。

今年は、楽天のグループ企業であるヴィッセル神戸が、FCバルセロナからイニエスタが移籍したことでも話題になりました。

【参考記事】

「明日、何が起きるかなど、誰にもわからない。それは事実だ。
けれど、その不確定の闇の向こう側に、未来の姿を見る努力なくしては、未来を開くことなどできはしない」(三木谷 浩史)

「この世に不可能なことなどない。
不可能はいつか必ず可能になる。
そう信じることのできる人間がどれだけ出現するかで、人類の未来は変わるのだ」(三木谷 浩史)

「明日のことは誰にも予測できない。
変化を楽しめ。
ひとを信じろ。
未来は、そんな楽天者の上に輝く」(三木谷 浩史)

「意味のない自己顕示欲や、思い上がりは捨てた方がいい。
結局のところ、最終的に成功するのは、謙虚に学べる人なのだ」(三木谷 浩史)

【第5位】[+2]世界長者番付321位:
永守 重信/56億ドル(日本電産)

永守 重信

画像引用先:https://newswitch.jp

前回から2ランクアップで5位にランクインした日本電産の永守氏は、2017年より20億ドルも資産を増やしています。

今年、200億円を超える私財を地元・京都府への社会貢献の財源として寄付している永守氏。子どもの教育や家族の健康が府民にとって大切であるとの考えから、寄付金の用途を基本的に教育、医療、地元に絞っているそうです。

「休みたいなら、やめればいい」(永守 重信)

「下の人間が動くかどうかは、上の人間次第」(永守 重信)

「改革はすべてトップダウンで行うのが日本電産のやり方。「残業ゼロ」もトップの私が率先することで、会社全体に範を示していく」(永守 重信)

【参考記事】

【第4位】[+1]世界長者番付274位:
森 章/63億ドル(森トラスト)

森 章

画像引用先:https://toyokeizai.net

前回から1ランクアップで4位にランクインした森トラスト・ホールディングス社長の森氏も、2017年の44億円から資産を大きく増やしています。

今年9月、初めて社債発行(無担保私募社債)による資金調達を行った同社。今後の展開に注目が集まりそうです。

「新しいシステムを運用する際は、往々にして経験が邪魔をする場合があります」(森 章)

「日本は経験者を重視してしまう傾向がありますが、機械の進歩は飛躍的に進んでいます。経験や、今あるものから積み上げて発想しても、あっという間に陳腐化したり、時代に不適合となる可能性が高い」(森 章)

「新しいシステムの性能がもたらされる由来を知るより、その性能を何に、どのように活用すると有効な成果を得られるのか発想する力の方が重要」(森 章)

【第3位】[±0]世界長者番付68位:
滝崎 武光/175億ドル(キーエンス)

第3~1位までは、2018年も2017年とランキングに変動はありませんが、資産額はそれぞれ増加しています。

3位にランクインしたのは、キーエンス創業者であり代表取締役会長を務める滝崎氏。資産額は、2017年より52億ドルもアップしています。同社の2018年3月期の売上高営業利益率は55.6%という高利益率を誇っており、この陰には徹底的なコスト削減があるといわれています。

「30代以上の平均年収がもっとも高い会社」ともいわれるキーエンスですが、20代後半でも年収が900万円台で、年に4回のボーナスが支給されるそうです。

「顧客の欲しいというモノは創らない」(滝崎 武光)

「人件費は経費ではなく、付加価値創造の要素である」(滝崎 武光))

「会社に思い出は不要」(滝崎 武光)

【第2位】[±0]世界長者番付55位:
柳井 正/195億ドル(ファーストリテイリング)

柳井 正

画像引用先:https://courrier.jp

2位の柳井氏は、2017年より36億ドルの資産を増加しています。ファーストリテイリングは、10月9日、マテリアルハンドリング(生産拠点や倉庫における物資の移動や保管と関連するシステム)の株式会社ダイフクと物流倉庫の自動化に関する協業を発表し、さらなる生産性向上を目指します。

「ユニクロ」などのファーストリテイリングが進める超省人化アパレル倉庫(自動化倉庫)

同社は、Google Cloudとの協業も発表しており、「情報製造小売業」への転身を推進しています。

【参考記事】

「経営とは、一番最後から本を読むようなもの。
まずは結論ありきで、最終的に何を求めて経営していくかを決め、結論に至る方法を考えられる限り考え、いいと思う順から実行する。」(柳井 正)

「新しいことをやってダメだと思ったら、即座に撤退する。
これが、つぶれない秘訣ですね」(柳井 正)

「海外はこういう方法ということではなく、グローバルワン、世界中で一つのことをやることが大事」(柳井 正)

【第1位】[±0]世界長者番付39位:
孫 正義/227億ドル(ソフトバンク)

孫 正義

画像引用先:https://www.facebook.com

堂々の1位は、産業能率大学が毎年発表している「社長が選ぶ 今年の社長2017」で2年連続1位を獲得したソフトバンクグループ創業者であり代表取締役会長兼社長を務める孫氏でした。資産額は、2017年からプラス15億ドルの227億ドル。

ソフトバンクは2018年も、10月11日から駐車場シェアリングサービスの試験運用を開始したり、オフィスシェア事業を手がける米ウィーワーク社の過半数株式取得に向けて動いているとされるなど、新たな取り組みへのチャレンジ姿勢がうかがえます。

「お金じゃない、地位や名誉でもない、ばあちゃんがやっていたような、人に喜んでもらえることに、貢献できたら幸せだ。どこか、名前も知らない、小さな女の子に“ありがとう”と言ってもらえるような、そんな仕事がしたい」(孫 正義)

「私の事業で、例えば世界のどこかの小さな女の子がにっこり微笑む。
そんな一瞬のために業界ナンバー1になりたい」(孫 正義)

「まずはじめに、どこで世界一になるのかの方向性を定めなければいけません」(孫 正義)

「私がこき下ろされるのは構わない。笑われてもいい。
ただ、日本の将来が笑われない様にしなければ」(孫 正義)

「親父がつけた名前は、正義。
一生、この名前と付き合ってきていると、やっぱり、自分の人生のテーマとして曲がったことはできません」(孫 正義)

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