Facebookには何を載せると効果的?企業ページに載せたい情報!
最終更新日:2023/10/27
Facebookは個人の交流の場だけでなく、さまざまな企業や組織が情報発信の場として利用し、中にはたくさんのファンを獲得して運用を行っています。
しかし、初めてFacebookの企業アカウントを作って見て何を発信するか迷ってしまう担当者の方もいるでしょう。そこで企業ページに載せると効果的な方法についてご説明します。
1.初めて見る人のことを考えたFacebookページを意識する
FacebookなどのSNSを利用した宣伝で、ハードルが高いのが新規ユーザーの獲得です。
これは、すでに多くの企業がSNSを利用したマーケティングを実施しているため、クオリティの低い広告はスルーされてしまう可能性が高いといった点が要因として挙げられます。
では、どのようにすれば効果的に新規のファンを獲得することができるでしょうか?
対策のひとつとして挙げられるのは、「見やすい投稿ページ」を心がけることです。
すでにファンとなっているユーザーであれば、情報を詳しく見たいがためにどのようなページでも構わないかもしれません。
しかし、現状興味の少ないユーザーにとっては、見にくい投稿はノイズでしかありません。
そこでおすすめなのが、少ない文章と複数の画像の掲載です。
たとえば旅館の宿泊予約サイト「relux」が行った運用方法では、文章を極力減らして旅館の写真を投稿し、見栄えの良い投稿ページを作るようにしています。
文章もユーザーに紹介している旅館の良さや、景色などについて問いかけるような投稿で効果的に興味を惹いています。
引用:https://www.facebook.com/rlx.jp/
このような方法はコンテンツの紹介だけでなく、モノを製作している企業にも利用できます。
自社の商品を長々と説明するのではなく、自社の商品を見栄え良く見せ、どのような制作現場なのかを写真などで紹介し、興味を惹くとよいでしょう。
2.商品をさまざまな側面から紹介してみる
自社のFacebookのページに新規ユーザーや元からのファンを誘導できたら、次はどのようなことができるでしょうか? 先程のように商品を紹介するのは興味・関心をもってもらうのには効果的ですが、定期的な顧客になってもらうためにはもうひと工夫が必要となります。そこで試したいのが、自社の商品をさまざまな側面で紹介すること。たとえば商品の利用方法を動画で紹介してみるという方法です。
こうした事例は実際に製品を使うことの多い、車のメーカーでも採り入れられています。実際の走る姿や性能を知れる動画が人気を呼び、Facebookの登録者数増加などの効果が出ています。
引用:https://www.facebook.com/SUBARU.jp
車などの製品以外にも、既存のユーザーで新商品を購入した際に使い方がわからない場合などのために、自社の製品を使ってみた実演動画などを載せる企業もあります。とくにこういった動画は実際に購入を迷っているユーザーにもおすすめで、これから顧客になってくれる「見込み顧客」やファンなどの「既存顧客」の獲得、維持にも効果的です。
3.公式アカウントの担当者を身近に感じる投稿を載せる
SNSの公式アカウントに載せる情報で、ユーザーの獲得を行うのに意外と重要なのが、閲覧する人たちに投稿された内容を身近に感じてもらうことです。とくに、投稿内の文章から公式アカウントの担当者の人柄を知ることは、ユーザーが担当者や企業を身近に感じ、親しみをもつことになる情報となります。
その事例に、FacebookといったSNSの企業の公式アカウントとのやり取りで嬉しいと感じることで「担当者から直接コメントをもらうこと」が嬉しいという調査記録があります。このようなユーザーとの関わりを作るには、担当者自信がユーザーとの交流を楽しんで行うことも必要です。
公式アカウントとユーザーの交流は商品や会社のイメージではなく、担当者の人柄からユーザーの確保ができるという、これまでのマーケティング方法になかった、SNS独自のマーケティングです。その特徴は、ユーザーと公式アカウント担当者のつながりの中で「商品に関心がない人」「買ってはいないが興味がある人」などそれまで知ることの難しかったユーザーの声を聞くことができ、同時にそんなユーザーに商品の紹介を行うのに効果的と言えます。
ちなみに、このようなユーザーとの交流には、時事ネタなどの商品とは全く関係のない情報について投稿するのも効果的です。企業の宣伝ばかりだと、親しみやすさを感じないのかもしれません。しかし、投稿内容が面白くない場合にはユーザー離れの原因になるので投稿の内容には注意した方がいいでしょう。
4.まとめ
このようなFacebookなどのSNSを利用した情報発信を続けることが大切です。
なお、継続中に大切なのが、ターゲットとページの開設目的をはっきりさせること。
これがわからなくなると何を投稿すればいいかわからなくなり、日々の投稿や運用が滞る、ユーザー離れを引き起こす、運用が滞ってまた目的を見失う、という悪循環を引き起こします。
ネタがないからと言って、自社の商品とは関係のない話ばかりの場合は目的を見失っていると言えるでしょう。
また、担当者自信がFacebookの投稿を楽しめているか、というのも重要になります。
このように、FacebookなどのSNSを利用したマーケティングを行う場合、「ターゲットは誰?」「目的は何?」「楽しめているか?」を意識してみるとよいでしょう。