初めてのFacebookページ運用!個人へのアプローチからBtoBの取引へ繋げるには?
最終更新日:2018/04/20
BtoB企業がFacebookページを運用して取引までつなげるには、個人へのアプローチが重要になってきます。そのアプローチの仕方もFacebookならではの部分があります。初めてFacebookページを運用するのであれば、後で困ることのないよう事前にアプローチの仕方を知っておきましょう。
1.見ているのはあくまで「個人」
Facebookの効率的な運用は、BtoB企業に大きな利益をもたらします。
しかし、そのためには、当然ながらページをただ立ち上がればよいというわけではありません。
ページを閲覧してもらい、その人に興味・関心を持ってもらわなければなければなりません。
興味を持ってくれさえすれば、後日、その人が働く会社で話題となり取引につなげられる可能性も無きにしも非ずです。
ここで重要になってくるのは、見ているのはあくまで「個人」だという考え方です。
BtoB企業がFacebookを運用して取引までつなげるためには、個人へのアプローチが必須となります。
宣伝方法もどちらかと言えば万人受けするようなものでなく、特定の人物に対してアプローチするような運用の仕方を考えていかなければなりません。
ひとつの方法として個人アカウントへ直接アプローチする方法が考えられます。
取引先や今後関係を作っていきたい企業のFacebookページや担当者とつながることで、距離を縮め関心を持ってもらえます。
Facebookの機能のひとつである「いいね!」を押してもらいファンを増やすことも大切です。
「いいね!」を押してくれたファンのページには、次回からこちらの更新情報が掲載されるようになります。
さらにそれを見た友達が「いいね!」を押して拡散されると高い宣伝効果をもたらします。
Facebookページに対する個人のコメントも貴重な意見として捉えられます。
今後、どのような投稿をしていけばとひとつの指針になる場合もあります。 個人に対して積極的にアプローチをしてうまく取引までつなげましょう。
2.まずは親近感を持ってもらう
BtoB企業がFacebookから企業の宣伝をする際は「親近感」を持ってもらうことを念頭におきましょう。
もともと、Facebookは互いの趣味嗜好を伝え合い、つながりを持つことができるコミュニケーションツールです。親近感を持ってもらうには、これ以上のSNSはないと言えます。
Facebookの個人アカウントを利用してアプローチするのも、結局は親近感を持ってもらうためです。宣伝で利用する場合でも、まずは親近感を持ってもらうことからはじめましょう。
具体的な方法として、まず身近な話題を取り上げるといいでしょう。
BtoB企業で言えば、社員のインタビューや社内風景、また会社の歴史などを掲載すると親近感もグッと高まります。
他にも時事ネタなどを話題にすれば興味・関心を持たれやすくなります。
サービスや製品を伝える際は、画像を用いるべきです。
製品を画像で載せるのは言うまでもありませんが、サービスだと魅力が伝えづらいこともあり、どうしても言葉で詳細を伝えがちです。ですが、それだとかえってスルーされてしまう可能性が高いです。
サービスと直結する画像を用いることで、短時間で頭に残りイメージもしやすくなります。
また、文章の文体もフラットな感じにしなければなりません。
硬い文体だと親近感が湧かなくなるのは、容易に想像できるはずです。
それに関連して、専門用語の利用も極力控えるべきです。
専門用語ばかりを並べられると、そもそも何を言っているのか分かなくなります。
何か別の言葉に置き換えられないか考えましょう。
親近感は、Facebookを運用するにあたっての最重要項目です。
どのようなアプローチをすれば親近感を持ってもらえるのか、常に考えていかねばなりません。
3.会社に持っていきたくなるような情報を載せる
会社に持っていきたくなるような情報を載せることは、よい宣伝となって取引につながる可能性も高まります。
会社に興味・関心をもってもらえるような情報は、どんどん載せていくべきです。
一番よいのは、その企業の製品・サービスに関心を持ってもらうことです。
Facebookで最新の製品を投稿、誰かがその投稿に関心を持つ、後日、会社で話題になる、そして取引。
こうした流れがベストなのは言うまでもありません。興味を惹くインパクトのある製品を載せましょう。
ですが、ページを立ち上げたばかりだと、このような流れは早々には起こらないのも事実です。
たとえ製品・サービスに関心を持ってもらえずとも、会社に持っていきたくなるような情報をどんどん載せることは、よい企業アピールになることを覚えておきましょう。
持っていった情報が会社内で話題になれば、企業の宣伝になるのはもちろんのこと、たとえ情報を持っていった人が製品・サービスに関心なくとも、伝え聞いた別の人が関心を持って取引に応じる可能性があります。
加えてその人が「いいね!」を押してくれば多方面への宣伝にもなります。
このように会社に持っていきたくなるような情報を載せることは、結果として企業のよい宣伝となってつながるわけです。
Facebookを運用する際は、個人が喜ぶようなアプローチをしていきましょう。
喜んでもらうことで、ページにも関心を持ってもらい、次につながる道が開けてきます。
載せる情報も少し面白おかしくするくらいがちょうどよいです。ポイントになるのは「親近感」です。