SEO観点でのページタイトルの付け方を解説!文字数やツールも
最終更新日:2023/11/10
SEOに取り組む上で避けては通れないのが「titleタグ(以下ページタイトル)」です。検索エンジンで上位に表示させるためには、ページの内容を適切にGoogleに伝える必要があるため、このページタイトルは非常に重要な役目を果たします。
そこで本記事では、SEO観点での適切なページタイトルの付け方や、タイトルを考える上で参考になる無料ツールなどをご紹介いたします。 まず最初にチェックしておきたいSEOの基本項目について資料にまとめました!これから本格的に取り組む方、何から始めたらよいのか迷っている方は自社サイトのチェックにご活用ください!
ページタイトル(titleタグ)とは?
ページタイトル(titleタグ)とは、文字通りWebページの内容を表すタイトルのことです。検索エンジンで表示される際やブラウザのタイトルバーなどに表示される文字列で、<head>内に<title></title>で囲んだ領域が設定される仕組みとなっています。
検索結果に表示されるページタイトル▼
ソースコード上に表示されるページタイトル▼
ページの内容をGoogleに正しく伝える助けとなる要素でもあるので、SEOにおける重要性は非常に高く、適切な設定が必要となります。CMSを導入していれば管理画面から設定できることが多く、そうでなければ直接ソース上の<head>内に記述いたします。
では、ページタイトルはどのように設定すればいいのでしょうか。次章では具体的に設定のポイントをご紹介いたします。
SEO観点でページタイトルをつけるポイント
適切なページタイトルをつけるポイントとしては以下の項目があげられます。
・【大前提】内容を適切に表す
・キーワードを前半に含める
・不必要なキーワードは極力削り30文字以内に
・タイトルの重複をなくす
・競合のページタイトルも参考にする
どれもSEOを実施する上で重要なポイントになるため、1つずつ解説いたします。
【大前提】内容を適切に表す
タイトルを決める際に最優先すべきポイントは、コンテンツの内容を適切に示すということです。
当たり前だと感じられる方も多いとは思いますが、SEOのキーワードを意識するあまりに、内容に含まれない言葉を使ったり、多くの言葉を盛り込みすぎで長くなりすぎたりと、ユーザー体験を損ねるようなタイトルの付け方をしてしまうことがあります。
SEOの結果を出したい気持ちはわかりますが、タイトルをつける際にはそのコンテンツを一言でわかりやすく表せているかを、最優先に考えましょう。以下、ご紹介するポイントも全て、この大前提を踏まえた上での内容となります。
キーワードを前半に含める
狙っていきたい重要キーワードは可能な限り前半に配置すると、SEOに効果的だと言われています。検索結果上で検索ワードと同じキーワードは太字でハイライトされ、クリック率が向上するためです。
クリック率は検索順位と関係ないのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、Googleはユーザーの行動もランキングの要素に含んでいるため、クリックされやすいコンテンツはユーザーにとって適切なコンテンツだと判断されやすくなります。
不必要なキーワードは極力削り30文字以内に
Googleにコンテンツ内容を適切に伝えられるように、不要なキーワードは極力削るようにしましょう。文字数を30文字程度に納めると検索結果にもタイトル全体が表示されるようになるため、30文字を目安にタイトルの要素を考えていくと良いかもしれません。
タイトルの重複をなくす
同一サイト内では、フォームやサンクスページなどを除いてユーザーが閲覧するタイトルは重複しないようにしましょう。狙いたいキーワードに対しての自社サイトの評価が分散しないようにするためです。
もし仮に同じタイトルのコンテンツが発生する場合は、その2つのコンテンツを1つにまとめることが可能なこともあります。評価の分散を避け、集中させることで検索上位も狙えますので、ぜひ検討してみてください。
競合のページタイトルも参考にする
実際に検索キーワードで検索した際の、上位に表示される競合コンテンツのタイトルもチェックしておきましょう。上位に表示されるコンテンツはSEOにおける評価も高いコンテンツですし、タイトルの評価も例外ではないため、どんなタイトルでどんな内容のコンテンツが上位に表示されているかを見ることで、自社のページタイトルに含める要素の参考にできます。
もし仮に、上位に表示されるページに共通して含まれていたキーワードがあり、そのキーワードに対応するコンテンツ内容が自社ページがない場合は、コンテンツの追加も含め検討すると良いでしょう。
ページタイトルを決める際に活用できる無料ツール
最後に、タイトルに含めるキーワードを選ぶ際に参考になるツールを2つご紹介いたします。迷った際にご活用ください。
関連ワードを調べられるラッコキーワード
画像引用:ラッコキーワード
ラッコキーワードは、特定のキーワードと一緒によく調べられている関連ワード(サジェストキーワード)を調べることができる無料ツールです。狙いたいキーワード以外にどのようなワードをタイトルに含めるかを検討する際に役立ちます。
検索ボリュームを調べられるUbersuggest(ウーバーサジェスト)
画像引用:Ubersuggest
Ubersuggestを使用すると、キーワードごとの検索回数を調べることができます。タイトルに設定するキーワードを迷った際に、検索回数というデータをもとによりニーズのあるキーワードを含めることで、コンテンツを多くの人に閲覧してもらうことができます。
まとめ
ページタイトルの重要性や設定のポイントなどを解説してきました。SEOの観点でのテクニックもご紹介してきましたが、あくまで大切なのはページの内容を適切に表せているかどうかです。ユーザー目線でのタイトル設定を心がけていきましょう。 【本記事と合わせておすすめの無料SEO資料】 >YMYLとは?該当ジャンルとEATとの関連性、SEO視点での対策方法まで! SEOのキーワード選定の手法まとめ!お役立ちツールや無料で使えるサイトまで! クラウドサーカス株式会社 マーケティング課 2006年よりWeb制作事業を展開し、これまでBtoB企業を中心に2,300社以上のデジタルマーケティング支援をしてきたクラウドサーカス株式会社のメディア編集部。53,000以上のユーザーを抱える「Cloud CIRCUS」も保有し、そこから得たデータを元にマーケティング活動も行う。SEOやMAツールをはじめとするWebマーケティングのコンサルティングが得意。
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