思わず全部見たくなるインフォグラフィック5選
最終更新日:2025/11/04

【この記事の要約】
Webサイトの印象を大きく左右する「写真素材」について、その重要性と選び方のポイントを解説しています。
写真は、文章よりも短時間で多くの情報を伝え、ユーザーの感情に訴えかける力があります。写真選びで最も重要なのは、「ターゲットユーザーが共感できるか」という視点です。例えば、20代女性向けのサービスなのに、登場人物が50代男性では「自分ごと」として感じられません。サイトのコンセプトやブランドイメージに合ったテイストの写真を選び、サイト全体で一貫性を持たせることが、ユーザーの信頼と共感を獲得する鍵となります。
【よくある質問と回答】
Webサイトに使う写真を選ぶ際、最も気をつけるべきことは何ですか?
サイトのターゲット顧客(ペルソナ)が、その写真を見てどう感じるかを第一に考えることです。例えば、高級感を伝えたいなら洗練された雰囲気の写真を、親しみやすさを伝えたいなら笑顔の人物写真を選ぶ、といったように、写真を通じて伝えたいメッセージと、ターゲットの感性を一致させることが重要です。
フリー素材の写真を使う上での注意点はありますか?
他のサイトと写真が被ってしまう可能性があることです。特に、人気の無料素材サイトの上位にある写真は、多くのサイトで使われているため、「どこかで見たことがあるな」という印象を与えてしまい、オリジナリティや信頼性を損なう場合があります。可能であれば、有料素材を使ったり、オリジナルの写真を撮影したりするのが理想です。
人物写真を使うことには、どのようなメリットがありますか?
ユーザーに安心感と親近感を与え、サービス利用後の自分をイメージしやすくさせる効果があります。特に、スタッフの顔写真を掲載することは、企業の透明性を示し、信頼関係の構築に繋がります。ただし、ターゲット層と合わないモデルを起用すると逆効果になるため、人物の選定は慎重に行う必要があります。
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こんにちは。
スターティアラボ ブログ編集部です。
先日ご紹介した、最近多くの企業で使われることが増えてきた「インフォグラフィック」。ご紹介しきれなかったその他の実例を、本日新たにお見せ致します。
おさらいですが、「インフォグラフィック」とは情報やデータを視覚的に表したものです。インフォグラフィックは言葉だけでは伝わりづらい情報をビジュアル的に表現することで、相手に素早く簡単に内容を伝えることができます。そして、文章だけの情報よりも興味を惹きやすいためさまざまな場面で活用されている表現方法です。
今回はそんなインフォグラフィックの実例を5つご紹介します。
1.ぐるなび ~ビールをよく飲む都道府県ランキング~
ぐるなびさんが出しているインフォグラフィックです。
タイトルが大きく、デザインも目を引く印象で、これぞインフォグラフィックという感じがします。
日本地図の形で表現することで、都道府県ごとや地方ごとの比較がひと目でわかり、自身の出身県と気になる他県を比べてみたりと面白いコンテンツになっています。
2.フジヤマNAVI
こちらは前回もご紹介した、富士山に関する記録を詰め込んだインフォグラフィックです。
「223(フジサン)でどこまで行ける?」などは、着眼点と言いますか、そもそもがユニークで面白いコンテンツです。それをインフォグラフィックで表現することでより興味を引くWebページに仕上がっています。
文章だけでは目にとめないところも、インフォグラフィックで表現すれば無意識に目に入ってくる効果がありますね。
3.世界と日本の1日で生じる出会いと別れ
保険の比較サイトのインフォグラフィックです。
縦に長いインフォグラフィックになっており、多くの情報を一度に見せるのではなく、順を追ってすべての項目を見せています。ページトップの「お客さまによりライフイベントを身近に感じていただくため」のところから、すべての項目を見て感じてほしいという意図があるのかなと感じます。
自動車の生産台数に対して、交通事故の死亡者数などは考えさせられてしまいます。個人的には、日本の一日の離婚数は「こんなに多いのか!」と少し驚いてしまいましたね。一日の結婚数の3分の1・・・複雑な心境です。
4.薄毛世界地図
老若男女、皆さんが興味をそそられそうなタイトルになっています。私もタイトルを見て思わず開いてしましました。
21カ国の薄毛率を表現したインフォグラフィックです。やはり数字だけを記載するよりもわかりやすいですし、薄げそのものをイメージし易いですね。それが良いか悪いかは別問題ですが。
どうやら、アジアに比べて欧米の方が薄毛率が高い傾向にあるようですね。
5.yahoo ~820(ヤフー)の日特別企画「そこに山があるから」編~
820(ヤフー)の日のためだけに作られたというこのWebサイト。
インターネット広告の歴史を登山に例えて表現しており、トップの「“インターネット広告”をもっと楽しめるコンテンツに」という言葉のとおり、楽しみながらインターネット広告を学べるインフォグラフィックになっています。
当時のニュースをピックアップして立て札に書かれおり、最後にはYahoo!JAPANの今後の展望が紹介されています。
6.まとめ
インフォグラフィックは、Webコンテンツに興味を持ってもらい、かつ内容を理解してもらう表現方法として有効な手段です。
高いデザイン力が必要になるため、デザイン力の強い会社でなければ採用は難しいですが、今回の記事でインフォグラフィックに興味を持っていただき、Webサイトの新たな武器の選択肢として活用していただければ幸いです。
【English summary】
This article explains the importance of "photo materials," which greatly influence the impression of a website, and provides key points on how to select them.
Photos have the power to convey a large amount of information in a shorter time than text and to appeal to the user's emotions. The most important perspective in photo selection is "whether the target user can empathize with it." For example, if a service is for women in their 20s, but the person in the photo is a man in his 50s, it won't be perceived as relevant. The key to gaining user trust and empathy is to select photos with a style that matches the site's concept and brand image, and to maintain consistency across the entire site.









