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DAIWA・ALBAの実例から見る、BtoCでのオウンドメディアの必要性

記事公開日:2015/03/17
最終更新日:2018/05/11
DAIWA・ALBAの実例から見る、BtoCでのオウンドメディアの必要性

こんにちは。

スターティアラボ ブログ編集部です。

これまで、BtoBにおけるオウンドメディアの必要性について幾度かご説明してきましたが、今回は"BtoCのオウンドメディアの必要性"について、実例を用いてご紹介します。

アリーナ、DAIWA、ALBAといったご存知の方も多いであろう企業は既にオウンドメディアを展開しています。

1.顕在顧客へ訴求を行うDAIWAのオウンドメディア

こちらはDAIWAさんが運用している【船最前線】です。

船最前線

タイトルに船最前線とあるように、各分野で名人と評された方々のコンテンツが並びます。実際にマルイカ釣りをやっている方が、自身の腕を上げるために見に来るためのコンテンツ作りを行っております。

最前線シリーズでは動画コンテンツを多く設けており、今後、このような動画コンテンツを押し出したオウンドメディアが増えてくると予測されます。

2.トップアスリートを起用したリッチコンテンツであるarenaのオウンドメディア

こちらはarenaさんが運用しているオウンドメディアです。

<parena

北島康介さんや柴田亜衣さん、入江陵介さん、立石諒さんといった日本を代表するTOPアスリートを起用しております。

インタビューをメイン記事としたリッチコンテンツによって、現役スイマーだけでなく、ファン層へのアプローチも含めた訴求を行っており、その結果、2015年3月現在で4100いいね!以上を獲得する程注目を集めております。

やはり著名人をキャスティングすることで拡散性は飛躍的に増します。

3.ゴルフ初心者向けに情報発信!albaさんが運用するオウンドメディア

こちらはalbaさんが運用する【GOLF LIFE】です。

GOLE LIFE

ゴルフをプレーする方向けの車紹介記事と、初心者向けのゴルフ講座の記事を配信しています。

特に【今日、ゴルフ始めます。】というカテゴリーの中には、これまでゴルフをしなかった理由の市場調査から、ゴルフの服装、本格的な打ち方までのレクチャーを記事にしています。「これからゴルフを始めよう!」と考えている方にとってはとても為になるコンテンツであり、ついつい見に来てしまう内容となっております。

4.スポーツ用品業界でオウンドメディアが広がりを見せる理由

「スポーツ用品市場に関する調査結果 2014」によると、2013 年のスポーツ用品国内市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、2010・11年にへこみを見せるも2009年の約104%の 1 兆 3,090 億 8,000 万円の見込みであり、総額で 1 兆 3,000 億円台の市場規模見込みは、長野冬季五輪の開催やサッカーW 杯初出場のあった 1998 年以来、15年ぶりの水準であるとしています。

スポーツ用品分野別国内規模別推移

引用:

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/sports/detail/__icsFiles/afieldfile/2014/12/08/1353860_4.pdf

アウトドア、サッカー・フットサル、スポーツシューズが上位を占めています。この3つの分野で何が起こったのか?いずれも、顕在層だけでなく、潜在層を獲得できた分野が市場規模の拡大に成功していると考えらています。


まずはアウトドア。アウトドア用品というとマウンテンパーカーやリュックサックなどがあげられます。

健康志向が高くなった現在、登山などのイベントへの参加者は増えており、この分野において最も成功したのは【山ガール】という言葉を流行させたことではないでしょうか。

2010年6月を境に急上昇しているのは、この時期に女性向け情報誌やファッション誌での掲載が多くなった結果、アウトドアウエアをファッションとして着る概念が強くなり市場拡大の一因となりました。


次にサッカー・フットサルです。最初のきっかけとなったのは、2011年になでしこジャパンがFIFA女子ワールドカップで優勝した事が大きな要因です。震災があったこの年、なでしこジャパンの勇姿に力をもらった人も多いのではと思います。

ワールドカップ優勝を引き金に、フットサルのウエアが可愛いことも相まって女性に人気が増しているどころか、最近ではサルコンといった出会いの場まで出来ています。

 
このように、顕在層だけでなく、潜在層までアプローチすることで市場拡大を図ってきたスポーツ用品業界。そのため各スポーツ業界が潜在層をいかに獲得できるかが今後も肝になります。その手法の一つとして上記で紹介したような"オウンドメディア"が活用されているのです。


参照:レジャー白書 2013
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/sports/detail/__icsFiles/afieldfile/2014/12/08/1353860_4.pdf

5.まとめ

オウンドメディアをテーマに、今回はBtoC向けのスポーツ業界を取り上げてみました。

ターゲットによって、同じオウンドメディアでも記事の内容や目的が異なってきます。今貴社が獲得したいお客様はどの層ですか?その獲得方法の一つとしてオウンドメディアが有効かもしれません。

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