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オウンドメディアは出版社こそやるべき。その理由をご説明します

記事公開日:2015/03/24
最終更新日:2023/11/17
オウンドメディアは出版社こそやるべき。その理由をご説明します

こんにちは。

スターティアラボ ブログ編集部です。

今回もオウンドメディアに関する内容をお送りします。

オウンドメディアとは、「ユーザーに役立つ有益な情報を発信する自社運営コンテンツ」を総じて言います。


オウンドメディアで一番重要なのは、ターゲットを意識し、そこに向けて役立つ情報を配信する事です。ただ、一般の企業は文章を作る、優良コンテンツを作るという事に自信がない事が多く見られ、コンテンツを作る専門的な会社やライターの需要が高まってきている背景があります。

元々ターゲットを意識し、情報を発信し続けた出版社は、その点では、ノウハウも経験も配信スキルも、一般の企業より得意であり独自の価値と言えるでしょう。そのため、雑誌出版社こそオウンドメディアの運用をオススメしているのです。

1.情報の入手先がよりインターネットへ

下記の図にもある様に、ユーザーが情報を得る上で、インターネット収集源とするケースが多く、今後もこの傾向は強まっていく事が予想されています。

情報源に関する意識・実態調査報告書

参照:一般財団法人 経済広報センター「情報源に関する意識・実態調査報告書より」(n=1872人)

2013年日本の広告費

参照:電通「2013年日本の広告費」

そのため、インターネット広告に費用をかける企業がさらに増えてきており、どの分野の企業も、今後を考えてインターネットの分野に参入しなければならない事は必須になってきます。つまり、オウンドメディアこそ、出版社の今までの経験を活かせるマーケティング手法なのです。

そこで、雑誌出版社がオウンドメディアを行うメリットをご説明します。

2.オウンドメディア運用のメリット

新たな広告費用の獲得場所を作ることが命題です。

今まで、雑誌の表紙、中ページなどを企業に数十万~数百万で販売してきているので、オウンドメディアでのPV数をあげ、既存のお客様からインターネット広告を取るために運用します。

オウンドメディアでは、ディスプレイ広告で数万~数十万の枠を販売し広告を取っていくという事も一般的ですし、最近増えてきているのがネイティブ広告です。

ネイティブ広告とは、従来の「売るための情報を前面に出した広告」ではなく、ユーザーの役立つ情報の中に、自然と商品の紹介をし、広告っぽさをなくした広告手法で、2年後には市場規模も2倍、3倍にもなると言われています。

例えば、薄毛に悩みがある方に、薄毛の原因と改善策紹介し、その中にある育毛剤をお勧めするという内容です。

出版社がネイティブ広告を獲得していく場合は、普段雑誌で行っている事をインターネット上で配信すればいいだけなのです。

そういった具体的メリットによって、雑誌広告への意識が下がり企業がインターネット広告への期待値が高まっている今こそ、オウンドメディアは有効な集客手段になるでと思われます

3.雑誌の認知度、販売数の増加

数年前まで、アマゾンが力をつけてきた影響で、自社でECショップを展開してもなかなか売上に結びつかず苦労しているという話を聞く事が多々ありました。

アマゾンの認知度は非常に高く、ユーザーが「本を買う場所と言えばアマゾン」という思考が一般的になっていました。ただ、対してオウンドメディアは、潜在的なユーザーを育てていく手法になっているので、その層を育てるための本の紹介をする事が可能になります。

例えば、カメラ専門の出版社であれば、休日の趣味を探しているユーザーにカメラを使った休日の過ごし方などを紹介し、初心者向けのカメラ雑誌などを紹介する事が出来るのです。

ソーシャルメディアの拡散力が高まってきている現代では、一つの記事から多くのユーザーへの認知が可能になっているので、認知度、販売数の増加に繋げやすいでしょう。

4.まとめ

Googleは、近年特に良質なWebコンテンツを評価しているため、一般企業はライティングに関して非常に苦労している事が多いです。


弊社も、ライティングコンサルをおこなっており、ご依頼をいただくケースも増えてきています。


今こそ、これまで自社培ってきたノウハウと経験をいかせれば、出版社ならではの「費用対効果の高いオウンドメディア」が構築できるではないでしょうか。

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