【BtoB製造業マーケティング担当者必見!】製造業で役立つ検索サイト・ポータルサイトまとめ
製造業においては、質の高い情報を、鮮度のいい状態で収集し、正しく選択することが事業成功の鍵ともいえます。そんなときに役立つのが製造業向けのポータルサイトです。
製造業向けのメディアには、大きく分けて「製品の検索サイト」「工場の検索サイト」「情報ポータルサイト」の3つがあります。本稿では、抱えるお悩みごとに役立つメディアをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
検索サイト・ポータルサイト活用のメリット
製造業においての検索サイト、ポータルサイトとは一体どんなものでしょうか?
ポータルサイトとは、情報収集を目的とした巨大コンテンツのことを指します。なかでも製造業におけるメディアは、受注企業が自社製品をアピールしたり、または発注側が使いたい製品を探したり、製品や技術に関する最新情報を集めるために運営されているのが特徴です。
製造業向けの検索サイトやポータルサイトでは、あらゆる企業が受注先もしくは発注先を探すために活用しているため、技術を売りたい企業と買いたい企業のビジネスマッチングを叶えます。
近年はビジネスのオンライン化もあり、このようなポータルサイトに広告を出稿することでターゲットユーザーに効率的にリーチできるため、活用する企業はますます増えています。
製造業メディアの種類
冒頭でも説明したように、本稿では製造業向けのメディアを、大きく3つに分けてご紹介していきます。
「製品の検索サイト」:製品や技術を検索できるサイト
「工場の検索サイト」:サプライヤーを検索できるサイト
「情報ポータルサイト」:製造業界における専門的な情報や最新情報を網羅する情報サイト
ひとつずつ見ていきましょう。
製品の検索サイト
製品情報や各社が所有する技術を検索するサイトを8つご紹介します。
1.「イプロスものづくり」
画像引用元:https://www.ipros.jp/
「イプロスものづくり」は、東京港区にある株式会社イプロスによって運営される、日本最大級のBtoBデータベースサイトです。製品はジャンルごとに細分化されていて探しやすく、製品を依頼したいと考える企業は、特定の製品に簡単にアクセスすることが可能です。またランキング形式で人気順を閲覧できるのも特徴で、業界の動向をつかむのにも役立ちます。
イプロスものづくりでは広告掲載のほかに、無料で自社製品を出展することができます。自社製品のページでは資料PDFをアップでき、製品を発注したいと考えている企業にダウンロードしてもらえるため、認知拡大の効果も期待できます。
広告掲載に関してはいくつかの種類があり、タイアップページ・コラムシリーズ・プレミアムコラム・スマートEXPOセット・特集コラム・スポット広告・デモグラフィックターゲティングメール・画像バナー・メール広告・リサーチ代行…など、多彩な方法で自社製品を宣伝できます。
広告出稿にかかる費用は非公開のため、見積もり依頼が必要です。まずは資料ダウンロード、問い合わせをしてみてください。
広告申込URL:https://marketing.ipros.jp/service/ad/
2.「製品ナビ」
画像引用元:https://www.incom.co.jp
「製品ナビ」は、工業製品・エレクトロニクス・IT機器など、BtoBに特化した製品情報を提供するポータルサイトです。東京都文京区に本社を構える、株式会社インコムが運営しています。同社はほかにも新製品情報誌の発行なども行っています。
製品ナビでは、企業でも無料の会員登録ができ、最新情報の閲覧や資料のダウンロードができます。「製品を発注する企業を探すこと」に特化しており、取扱製品が数万点に及ぶのも特徴です。
製品ナビへの広告は、テキスト広告5万円〜、バナー広告15万円〜などいくつかの月額プランがあります。ただ運営会社が発行する冊子「ProductNavi」への記事掲載は基本的に無料で受け付けています。広告掲載は企業登録ページから行うことができるため、まずはお問い合わせしてみるのをおすすめします。
広告申込URL:http://web.incom.co.jp/service_guide/index.html#copro
3.「Aperza(アペルザ)」
画像引用元:https://www.aperza.com/
「Apérza(アペルザ)」は、ものづくり企業が製品の調達コストを削減することを目的とした製品価格検索ポータルサイトです。巷では製造業界の価格.comとよばれることも。
製造業界で使われる、部品のような消耗品・工具といった間接材は、品数や種類が非常に多くなります。数多くの製品の中から自社が探している製品をピンポイントで見つけ出し、コストを比較できるプラットフォームをつくることで、調達業務の課題解決を支援する目的で作られました。
同サイトを運営する株式会社アペルザでは、ポータルサイト運営のほかにもカタログ・eコマース・ものづくりニュースといった幅広いサービスを提供しています。ものづくり企業や技術開発者の情報収集をより手軽に行えるよう、比較選定から購買までのプロセスを一貫してサポートしているのも特徴です。
海外メーカーも多く扱っており、製品を探しているユーザーに対して、ピンポイントにアプローチできる体系も魅力です。広告は月額で、バナー広告が6万円〜、テキスト広告が3万円、セミナー・イベント情報が4万円などさまざまなプランが用意されています。
広告申込URL:https://www.indexpro.co.jp/Advertisement/
4.「indexPro(インデックスプロ)」
画像引用元:https://www.indexpro.co.jp/
「IndexPro(インデックスプロ)」は、エンジニア向けの電子・産業部品のポータルサイトです。運営するのは、長野県に本社を構えるインデックスプロ社。制御部品・流体部品・機構部品・計測検査機器など細かくカテゴライズされており、検索しやすいプラットフォームとなっています。
約5000社のメーカー掲載に対して、技術・システム開発に携わるエンジニアが月間28万人も利用しており、製品数と利用者数ともに多いのが特徴です。さらに同サイト内でカタログの閲覧や依頼ができるのも使いやすいポイントです。
海外メーカーも多く扱っており、製品を探しているユーザーに対して、ピンポイントにアプローチできる体系も魅力です。広告は月額で、バナー広告が6万円〜、テキスト広告が3万円、セミナー・イベント情報が4万円などさまざまなプランが用意されています。
広告申込URL:https://www.indexpro.co.jp/Advertisement/
5.「ManuTech(マニュテック)」
画像引用元:https://www.themanutech.com/
「ManuTech(マニュテック)」は、製造業のIT化に関する技術やツールを検索できるプラットフォームです。すばらしい技術をもつ日本の製造業を、海外市場に広めていくことを軸として提供されるBtoBマッチングサイトで、無形である技術そのものを分類化してわかりやすく表示しています。
同サイトを提供するグローバライズ株式会社は、日本のものづくりの海外進出におけるDX化やブランディングを支援する企業です。日本のものづくり企業は高い技術を持っているものの、正しくブランディングされていないゆえに安価に取引されてしまう、といった課題を解決することも運営目的のひとつです。
さらに同サイトは、日本の製造業者が海外とのマッチングをかなえる、英語版情報サイト「MTS by ManuTech」も運営しています。日本のものづくり企業が英語版サイトでも情報提供することができたり、逆に海外の技術を調達することができたりと、日本の製造業の可能性を広げてくれるプラットフォームです。
6.「Factory Mart Japan(ファクトリー・マート・ジャパン)」
画像引用元:https://www.fa-mart.co.jp/
「Factory Mart Japan(ファクトリー・マート・ジャパン)」は、長野県にある株式会社サンプレジャーによって、1997年から運営されている生産材情報サイトです。同社はエンジニア向けのメールマーケティング代行サービスも提供しています。ものづくり企業はもちろん、生産材に関する研究開発者や技術者にとって有益な情報を提供している検索プラットフォームです。
電子部品・通信機器・システム・工作機械・制御機器といったカテゴリからの検索はもちろん、業種・メーカー・カタログの検索など、用途に応じて検索しやすく構成されています。サイトから直接お問合せもでき、また気になるメーカーには一括での問い合わせができるのも使いやすいポイントです。
7.「Metoree(メトリー)」
画像引用元:https://metoree.com/
「Metoree(メトリー)」は、産業用製品を比較するのに特化したポータルサイトです。愛知県発ZAZA株式会社が運営しており、開発研究者やエンジニアが製品を比較検討する際に使いやすい仕様となっています。
同サイトでは、センサ・工具・測定器など計6,115カテゴリ、代理店やメーカー73,937社のカタログが紹介されています。アクセスがあるのは業務時間帯が多く、現場において実務に使える製品を探しているユーザーが多く活用していることから、購買の検討度合いが高い見込客の流入が狙えるはずです。
Metoreeは興味を持ってくれたユーザーの分しか料金がかからない、成果報酬型の料金体系のため、費用対効果も高いと口コミも多くあります。広告掲載料に関する詳細な情報はありませんのでお問い合わせが必要です。
広告申込URL:https://metoree.com/ad_placement/
8.「健康美容EXPO」
画像引用元:https://www.e-expo.net/
「健康美容EXPO」は、美容に関する製造業に向けたポータルサイトです。東京新宿区にある全研本社株式会社が運営しており、同社はWebマーケティングに特化した情報サイト「キャククル」で役立つ情報を提供しています。
同サイトでは、健康食品・化粧品・ハーブやアロマからエステサロンまで、美容に関する製造依頼が可能です。原料/製造・OEM/製品といった細分化されたカテゴリから検索が可能で、最適なマッチングをかなえます。
企業登録は無料ですので、広告掲載を検討されている方はまずは登録してみるのがおすすめです。広告の料金詳細については要問い合わせとなります。
広告申込URL:https://www.e-expo.net/com/index_top.html
工場の検索サイト
つづいては、製品製造を依頼できる工場そのものを検索できるプラットフォームをご紹介します。発注先を探している際はぜひご活用ください。
1.「EMIDAS(エミダス)」
画像引用元:https://www.nc-net.or.jp/
「EMIDAS(エミダス)」は、株式会社NCネットワークが運営する製造業特化プラットフォームで、2万社以上の企業が登録しています。工場検索を主要コンテンツとしており、大手企業をはじめとする多くの企業が発注先の工場を検索しています。
工場検索では、設計や材料といった加工分類検索から、機械加工などの設備検索と、用途に合わせて検索しやすいようなユーザ目線の構成が特徴です。既存の製品はもちろん、新しく製造を依頼することもできます。また同社は製造業における情報提供として、ビジネスにおける有益な情報や、特定の製造業者を特集したコンテンツなどを盛り込んだメルマガ配信も行っています。
広告掲載は無料会員からプランが用意されており、掲載するだけなら無料会員でも可能です。案件に応募する場合は有料会員になる必要があり、プロライト(初期費用55,000円月額11,000円)、プロ(初期費用330,000円月額55,000円)の2つのプランから選べます。有料プランでは充実したサポートも受けられるため、公式サイトで内容をチェックしてみてください。
2.「Lister製造業」
画像引用元:https://lister.work/
「Lister製造業」は、地図を使って近くの工場を検索できるサイトです。製造業において新規開拓を支援するプラットフォームで、現在地から近い工場検索ができるのも便利な機能です。製造業に関する工場だけを表示できるため、効率的に発注先を探すことができます。
無料プランでは5件までの検索が可能ですが、月額1,980円のプレミアムプランに登録すれば無制限で検索できるだけではなく、CSVのダウンロードも可能。リスト化することで、発注先・取引先の管理もクリアにできます。
また同サイトを運営する株式会社Listerは、全国の工業団地に属する工場・企業が46,572社掲載されたリストも販売しています。メーカーをはじめ、製造業界に属する企業におすすめのファイルは、無料サンプルの閲覧が可能。都道府県ごとに15,000円〜の単独購入も可能です。
3.「モノマド」
画像引用元:https://mono-mado.com/
「モノマド」は、製品製造の依頼先を探している方に、専門家の視点で加工業者を探して、仲介してくれるサイトです。たとえば「まったく初めてで加工の方法も業者もわからない」という方に対しては、どのような材質・加工方法がよいかを選定して、ものづくりの知識が浅い方でも加工業者とスムーズに連携できるところまでをサポートしています。
逆にすでに取引先があってものづくりの知識には精通しているものの、サイズやコスト、技術などを最適化したいという企業の場合であれば、よりその分野を得意としている加工業者を紹介する流れとなります。場合によっては2社以上や地域に分散させることも。
運営するのは神奈川県にあるCOSMO ALPHA株式会社で、同社が構築した加工業者の情報網をもとに価値ある情報を提供しています。モノづくりの相談窓口を活用すれば自分で探して判断する手間もなく、無料で利用できるのも大きな特徴です。
製造業を網羅する情報ポータルサイト
ここでは、製造業においての最新情報を網羅できる情報ポータルサイトをご紹介します。気になる情報サイトは、ぜひ登録してチェックしておきましょう。
1.「日経 xTECH(クロステック)」
画像引用元:https://xtech.nikkei.com/
「日経XTECH(クロステック)」は、ITから自動車・建設など多岐にわたる産業分野の技術者・研究開発者・ビジネスリーダーを対象とした、技術系のデジタルメディアです。クロステックの「クロス」は幅広いジャンルをカバーする意味合いを持っています。
無料会員登録することで、メルマガ受信・限定記事の購読が可能です。有料会員にアップグレードすれば、100名以上の専門記者がさまざまな産業について徹底解説するオリジナル記事が読み放題となっています。
従来のものづくりはもちろん、IoTやAI、最新技術の動向など最先端のビジネス情報をキャッチできるため、多くのビジネスマンに利用されています。
広告には15種類ほどのプランが設定されています。バナー広告1週間70万円〜、クロステックが配信するメルマガ内の広告20万円〜と高額にはなりますが、ユーザー層は大規模企業が多く、役職者が6割を超えるため、大手企業に向けたプロモーションに大きな効果が期待できます。
広告申込URL:https://www.nikkeibp.co.jp/ad/form/index.html
2.「@engineer(アットエンジニア)」
画像引用元:https://www.atengineer.com/
「@engineer(アットエンジニア)」は、製造業に特化したエンジニア向けのポータルサイトであり、メンバーと交流ができるのも特徴のプラットフォームです。
広島県に本社を構えるサイバーナビ株式会社は、20年以上の実績をもとに、企業のプロモーション・マーケティングを支援しています。同サイトの特徴は、会員同士での情報共有システムを設けることで、技術者同士の意見交換を促進し、将来的なソリューションサービスの提供を目指している点にあります。
また企業は無料登録ができ、PRページ制作が可能です。有料プランに切り替えれば、動画制作などもでき、PR戦略についても相談できます。広告の方法としては、バナー広告・メルマガなどがあり、料金体系については要問い合わせとなっています。まずは無料の企業登録をおこなってから、広告掲載について問い合わせてみてください。
企業登録URL:https://partner.atengineer.com/se_application/
また同サイトはより細分化されたジャンルである「試験・分析.com」「セラミックス.com」「産業機器.com」といったサイトと連動しているため、検討度の高いユーザーと出会えるのもメリットといえます。
3.「スマートジャパン」
画像引用元:https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/
東京都にあるアイティメディア株式会社が運営する「スマートジャパン」は、電気やエネルギーに関する情報サイトです。とくに近年は、製造業においても電力の安定確保は喫緊の課題となっており、節電・蓄電・発電に関する製品情報や、導入事例、最新のニュースなどを発信しています。
同サイトでは、太陽光・電力供給・自然エネルギー・法規制・省エネ機器・蓄電発電・電気自動車・IT活用のカテゴリごとに、最新情報や製品、製品の導入にまつわる詳細事項をわかりやすく解説しています。
また導入場所ごとに情報が割り振られているのも使いやすいポイント。製造業界では欠かすことのできない「工場・データセンター」における電気エネルギー情報は要チェックです。
4.「icop」
画像引用元:https://www.icop.jp/
「icop」は、製造業に関わる人・モノをつなぐコミュニティサイトです。企業登録をすることで自社製品の情報をアップロードでき、常に最新情報を更新できるうえ、資料閲覧・問い合わせも無料でおこなえるのがポイントです。
製品登録している企業は閲覧会員の情報を見ることはできないため、安心して企業や製品を探すことができます。
同サイトは、Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社・株式会社ジーエージェンシーの共同企画によって、株式会社アルシスのICOP事業部が運営しています。サイト内で製品情報に問い合わせをすることでcopポイントを貯めることができ、貯めたポイントは1ポイント1円としてギフトと交換することもできます。
5.「MONOist」
画像引用元:https://monoist.itmedia.co.jp/
「MONOist」は、製造業界における最新の業界動向や技術を発信する、エンジニア向けポータルサイトです。新技術の解説記事、特許開発者へのインタビューは月刊200本以上が新しく掲載されるほか、関連イベントや展示会情報まで、多岐にわたる情報を提供しています。ソフトバンクグループ企業である、アイティメディア株式会社が運営しています。
同サイトでは、製品企画から製造マネジメント、ソフトウェアやメカの設計、工場経営に関する情報も掲載。また製造現場での従事者がかかえる悩みや課題に対して、解決のヒントを提供しているのも特徴です。
月間で約250万PVにものぼる利用ユーザーの半分が製造業にたずさわっており、なかでも役職者は半分以上。企業の決済者に向けてダイレクトにアピールできるのも特徴です。
広告掲載は、他純広告(メルマガ)4万円〜、他純広告(バナー)10万円〜や、見られた回数に応じて費用が発生する静止画・動画広告など多彩なプランが用意されています。まずはメールで問い合わせてみてください。
広告申込URL:https://promotion.itmedia.co.jp/
6.「ものづくり.com」
画像引用元:https://www.monodukuri.com/
「ものづくり.com」は、ものづくりに関連する情報があつまるポータルサイトで、ものづくりに携わる研究者や技術者が4万人近く登録しています。ものづくりにおける課題解決をサポートするため専門家が約200名登録しており、エンジニアとのマッチングをはかることを目的としています。
無料登録するだけで、製造業におけるノウハウのつまった、専門家の書いた記事を読むことができるのがポイント。気になるワードで検索すれば、製造における技術面からものづくり企業の経営まで、専門家の知見を得られます。また専門家への相談も可能です。
広告掲載は、バナー18万円〜、メルマガ内のテキストリンク10万4000円〜の2種類。まずはフォームからお問い合わせしてみてください。
広告申込URL:https://www.monodukuri.com/advertise/inquiry/
7.「モノカク」
画像引用元:https://keikakuhiroba-mfi.com/
「モノカク」では、ものづくり企業が技術や製品を広めるためのマーケティング情報を提供しています。とくに製造業に特化したマーケティング手法について学べるため、まだマーケティング領域には未着手という製造業の方におすすめのメディアです。
カテゴリはWebマーケティング・コンテンツマーケティング・海外進出・成功事例の4つに分かれます。製造業・マーケティングそれぞれの観点から考察された記事は、どれも初心者にもわかりやすく、製造業に従事しつつもマーケティングに課題を抱える方にぴったりです。
「海外進出」カテゴリでは、視野の広がる情報も多く、「成功事例」では具体的なマーケティング施策の進め方について具体的に学ぶことができます。製造業向けにWebマーケティングのサポートを提供している、テクノポート株式会社が運営しているメディアです。
8.「EDN JAPAN」
画像引用元:https://edn.itmedia.co.jp/
「EDNJapan」では、エレクトロニクス技術を活用した、設計方法・開発方法・製品動向を解説しています。アイティメディア株式会社が運営する、電子設計に特化した情報サイトです。
運営チームは、エンジニアの経験がある、もしくはエンジニアとして第一線で活躍中のスタッフにより構成されており、専門性の高い情報を発信しています。最新エレクトロニクス技術はもちろん、製品の活用方法についても解説していて、実用性が高いのもポイントです。
エレクトロニクス関連の製造業に従事するエンジニアにとって、重要な情報源であるだけでなく、電子設計の基本を知りたい方向けの実用メディアとして非常に有用です。
9.「fabcross(ファブクロス)」
画像引用元:https://fabcross.jp/
「fabcross(ファブクロス)」は、ものづくりに携わる人々やエンジニア向けに情報提供をしたり、技術者同士がものづくりのよってつながるポータルサイトです。
株式会社メイテックが運営する同サイトでは、次世代のものづくりに役立つ最新ニュースや、次世代エンジニアや起業家のインタビュー記事なども更新され、またエンジニア同士をつなげて支えるためのイベントなども開催しています。
記事はどれもキャッチーで読みやすいものが多く、ものづくりに関する知識があまりない人でも楽しく読むことができるものも多くあります。Twitterアカウントには3万人のフォロワーがおり、SNSを通じて常に最新情報を更新しているのも特徴です。
10.「TECH+(テックプラス)」
画像引用元:https://news.mynavi.jp/techplus/
「TECH+(テックプラス)」は、マイナビニュースから生まれたビジネス情報サイトで、ITテクノロジーを中心に取り扱っています。もともとあった「マイナビニュース 企業IT」「マイナビニュース テクノロジー」「IT Search+」の3つのサイトが統合された形です。
月刊のPV数は500万、登録者数は20万人を超え、テクノロジーについて知りたいエンジニアだけでなく、非エンジニアである多くのビジネスマンの情報源としても活用されています。
同サイトでは、ITテクノロジーが解決しうるビジネス上の課題や、先進企業の活用方法、導入のメリットだけでなくデメリットまで幅広い題材を取り扱っています。その数、月刊900本にものぼり、製造業界におけるテクノロジーの最新動向をキャッチできるメディアです。
11.「Japan Innovation Review」
画像引用元:https://jbpress.ismedia.jp/list/jir
「Japan Innovation Review」は、株式会社日本ビジネスプレスが運営する「JBpress」で提供されたコンテンツを拡充・リニューアルし、企業においてDXを進めるリーダーに特化した専門メディアです。
同サイトでは、DXやSXなど、次世代の製造業に欠かせないコンセプトをもとに、企業変革をすすめるリーダーに必要な情報提供をおこなっています。普段メディアにとりあげられることは少ないものの、業界を先進する経営者のインタビューを掲載しており、ビジネスにおける新しい知見を得るのにも役立ちます。
まとめ
製造業で使える、製品検索サイト・工場検索サイト・情報ポータルサイトについてご紹介しました。
これらのサイトを活用して最新技術や先進企業事例などの情報を収集することで、製造業経営の知見を広げていくことができます。それぞれのサイトごとに得意とする分野は異なるため、自社課題にとって使いやすいサイトを見つけて、情報を最大限に活かしていきましょう。
【こちらの記事もおすすめ】 製造業向けのWebマーケティングやデジタルマーケティング、SEOの記事もお役立てください! >製造業のWebマーケティングを解説!具体的な施策と”製造業だからこそ”の重要性まで >BtoB製造業におけるデジタルマーケティングの第一歩!施策・成功事例から組織づくりまで >製造業マーケティングにおけるコンテンツの大切さと「4つの不」の話 >【製造業のデジタルマーケティング】活用が進まない理由とそれでも必要な理由(前編) 【製造業のデジタル化特集を公開中】 製造業のデジタル化に特化した特殊ページを公開中です!以下のリンクからご確認ください。 クラウドサーカスではこれまで、2,200社以上のWeb制作に携わってきました。その中でも特に多いのがBtoB企業であり、製造業の方々への支援です。この事例インタビュー集では、BlueMonkeyを導入してWeb制作を実施し、成果に繋がった製造業の企業様の声を掲載しています。 クラウドサーカス株式会社 マーケティング課 2006年よりWeb制作事業を展開し、これまでBtoB企業を中心に2,300社以上のデジタルマーケティング支援をしてきたクラウドサーカス株式会社のメディア編集部。53,000以上のユーザーを抱える「Cloud CIRCUS」も保有し、そこから得たデータを元にマーケティング活動も行う。SEOやMAツールをはじめとするWebマーケティングのコンサルティングが得意。
メディア概要・運営会社→https://mtame.jp/about/
Twitter→https://twitter.com/m_tame_lab