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ホームページリニューアルでありがちな失敗例と回避策

記事公開日:2019/05/22
最終更新日:2023/11/17
ホームページリニューアルでありがちな失敗例と回避策

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ホームページをリニューアルすることになったら、どんなことに期待しますか?

「古臭いデザインを一新して、おしゃれなイメージにしたい!」

「更新しやすい仕組みを導入したい」

「アクセス数がアップして欲しい!」

などなど、様々あるかと思いますが、期待した効果を出すためにはリニューアル前から戦略を練っておくことが大切です。

今回は、ホームページのリニューアル後に「失敗した!」とならないために、よくある失敗例とその回避策ををご紹介いたします。

【関連記事】
【2022年版】成果を出すWebサイトのリニューアルの進め方とは?手順から費用感、準備項目などを解説

失敗例1:見た目は良くなったのに、お問い合わせが増えない!

ホームページのデザインにも流行り廃りがあり、表現のためのテクノロジーも進化していきます。ホームページを訪れてくれたユーザーに古臭い印象を与えないためにも、数年周期でリニューアルを行うことは大切です。ただ、デザインのことしか考えずにリニューアルを行ってしまうと、本来のホームページの目的を十分に果たしてくれないことがあります。

多くの企業では、ホームページを通して見込客からのコンバージョン(お問い合わせ、資料請求、サンプル請求など)獲得を目的として設定していることと思います。リニューアル前に、その「最終的なゴール」が何かを明確にしておくことが重要です。

特に、見た目が良くなったのにコンバージョンが減ってしまった際は、ターゲットに対して最適なホームページになっていない可能性があります。事前に要件の取り決めやターゲットの行動分析を行ったうえで、ターゲット自身が目的を達成できるホームページ制作を心がけましょう。

失敗1の回避ポイント

リニューアルにあたり、最低限「ホームページの目的」「現行サイトの課題」「リニューアルの目的」の3つは明らかにしておきましょう。もう少し余裕があれば、提案依頼書(RFP)を作成し、そのほかにも細かい項目について決めておくと、リニューアル中にあれこれと迷う場面が出てきたときのよりどころになります。RFPを作成しておくと、リニューアルを依頼する制作会社を選ぶ際にも役立ちます。業者が決定したら、最初に決めておいた3項目(もしくはRFP)を共有することも忘れずに。

また、かっこいい(きれいな)デザインと最適なデザインは違います。ホームページの設計やデザインを進めていく過程で、本当に自社のターゲットに最適なものなのかを、制作会社にも確認を取りながら進めていくと良いでしょう。

【合わせて読みたい】

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失敗例2:リニューアルしたら検索順位が下がった…

企業のWeb担当者を務める人なら、「リニューアルするだけで検索順位が上がる」と考える人はいないと思いますが、検索順位を上げるには、適切にSEO施策を施す必要があり、リニューアルを機に検索順位を上げたいと思うなら、そのための設計が必要になってきます。ただ、狙っているキーワードによっては競合サイトが多く存在し、リニューアルだけでは順位の向上がなかなか難しいケースもございます。

一方、リニューアルをきっかけに検索順位が下がることもあり、それにはいくつか原因が考えられます。その原因として大きく「①ドメイン変更があった」「②コンテンツを整理したため情報量が減った」の2つが考えられます。

①ドメイン変更があった

リニューアルのタイミングで独自ドメインを取得するなど、ドメインを変更する場合があります。同じドメインでサイトを運用していると、その間にSEOの評価が上がっていき上位表示されるようになってきますが、ドメインが変わることでその評価は消えてしまうため、検索順位が落ちる傾向があります。

②コンテンツを整理したため情報量が減った

「情報を追加しているうちに、つぎはぎだらけのホームページになってしまった…」というのはよく聞く話。そこで、リニューアルを機に、サイトマップやコンテンツを精査し、関連するページに情報を統合して…と整理していくうちに、もともとあったページを削除したり、テキストを削除したりといったことをすると思います。すると、検索エンジンが評価していた部分がなくなってしまい、検索順位が落ちるといったことが起きます。

あまり大幅にコンテンツを削ることは避け、XMLサイトマップを作成(更新)すること、GoogleサーチコンソールにURLを登録するなどクローラーにインデックスしてもらえる施策を行うことで、検索順位が大幅に落ちるのを避けましょう。

失敗2の回避ポイント

こういった事態を避けるために、ドメインに関しては「301リダイレクト」処理をかけ、検索エンジンにURLが変わったことを知らせましょう。また、リニューアルの際は大幅にコンテンツを削ることは避け、XMLサイトマップを作成(更新)すること、GoogleサーチコンソールにURLを登録するなどクローラーにインデックスしてもらえる施策を行うことで、検索順位が大幅に落ちるのを避けましょう。

当然、ページ数も多々多ければいいわけでもなく、不要なコンテンツは削ってしまったほうが、結果的にユーザービリティも高まりページビューも伸びやすくなります。ですが、現在どのコンテンツが評価を受けており、どのページがユーザーにとって重要ページなのかは事前に調査する必要があります。

その際には、Googleアナリティクスやサーチコンソールなどのデータを参考にしたり、実際にコンバージョンにつながったユーザーに対し、どのコンテンツが有益だったのかをヒアリングするという手段があります。

失敗例3:リニューアル後、ほったらかしで更新していない

最後は、リニューアルを行った後、情報更新をせず、ほったらかしにしてしまうというケースです。原因は、更新コンテンツがなく更新がしづらいためだったり、更新作業がしづらい仕組み(HTMLの専門知識がないと更新作業ができない、CMSだが使いづらい、更新は外注しないとならないなど)などです。なかには、そもそもホームページの担当者が更新の必要性を感じていないという場合もあります。

ホームページの更新が滞ってしまうと、せっかく良いホームページが出来上がってもだんだんとコンバージョンが落ちていく可能性があります。そうならないためにも、更新しやすいツールやコンテンツ設計が必要になります。

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失敗3の回避ポイント

一度、ホームページを訪れてくれたユーザーにリピート訪問してもらい、コンバージョンしてもらうためには、常に最新の情報を掲載してある必要があるため、更新作業が欠かせません。また、定期的に更新しているとSEO上も有利なので、そもそものアクセス数アップにもつながります。

改めて強調しますが、ホームページは作りっ放し、リニューアルしっ放しにしては効果が上がりません。立ち上げ、もしくはリニューアルのタイミングで更新性を見直し、更新しやすい仕組みを採用することが重要になってきます。自社の状況と目的に合わせて、CMSなどの更新しやすいシステムを導入したり、更新コンテンツを取り入れたりといったことを検討しましょう。

また、制作時に運用のところまでを考慮して提案をくれる会社かどうかも、業者選定の際の重要ポイントです。そもそも更新を加味したサイト構造になっていないと、更新の使用がなかったりする場合もありますので、事前に確認するようにしましょう。

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まとめ

ホームページのリニューアルは、「古くなってきたから、なんとなく…」で行ってしまっては、上記でご紹介してきたような思わぬ失敗を引き起こしてしまう可能性もあります。

このような失敗を犯さないためには、パートナーとしての制作会社を見つけ、自社のマーケティング活動の中でのホームページの位置づけ、目的、目標を明確にする必要があります。

作った後に失敗に気づかないよう、最低限本記事の内容は抑えて、ホームページ制作会社を選ぶようにしてください。




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