新しいSNS「Sarahah(サラハ)」が急速に流行中!有名企業のCEOアカウントも多数
最終更新日:2023/11/17
みなさんは普段、職場の上司に率直な意見を伝えたり、部下から率直な意見をもらえていますか?
相手に匿名でメッセージを送ることができるSNS系アプリ「Sarahah(サラハ)」。 いま、欧米・中東各国で人気を集め、日本ではInstagramやtwitterなどのSNSを通じて話題となっています。
今回は、このSarahahがどんなアプリなのか、またどんな使われ方をしているか、ご紹介します。
「Sarahah(サラハ)」とは?
相手に匿名でメッセージを送ることができるSNS系アプリです。
サウジアラビア発のSarahahは、ビジネス用途で活躍すると想定して作られたそうです。
アラビア語で「正直」「率直」を意味する、「Sarahah(サラハ)」。
公式サイトには、「あなたの同僚や友人から正直なフィードバックを得る」と、書かれているように、率直なフィードバックを得ることによって、自分では知らなかった自分の強みや改善点の発見に役立ちます。
受け取ったメッセージに答えるだけ。その送信者を知ることはできません。また、直接返信することもできません。
アラビア語版・英語版のみで、日本語版はありません。
アプリ公開当時は、中東の若者で大流行し、その後、アメリカ・イギリスなど多くの国で使われるようになりました。
日本では、2017年11月半ばからSNSを通して流行の広がりをみせています。
Sarahahは、同僚や友人から正直なフィードバックを得ることを目的として開発されていますが、日本では、SNS上(主にInstagramやtwitter)でメッセージや質問を募集し、Sarahahに届いた内容に答えるといった使い方が多くみられます。
公式サイト:https://www.sarahah.com/
有名ビジネスマンのアカウント
今回は、Twitterを例に気になる人物のSarahahをいくつかご紹介していきます。
まずは、Twitterでメッセージを募集します。
CAMPFIREでは僕や役員も含め会社を別で持ってたり、複数の会社やNPO、プロジェクトに関わってる個人がたくさん働いてます。個人の時代とは、複数の組織やプロジェクトと緩やかに関わりながら、グラデーションのように働く・生きる、ということだと思ってます。そうありたいし、そういう組織でありたい pic.twitter.com/xY0V0uHhBU
— 家入 一真 Kazuma Ieiri (@hbkr) 2017年11月23日
家入 一真(CAMPFIRE代表 /BASE取締役 / GMOペパボ創業)
Twitter:https://twitter.com/hbkr
株式会社paperboy&co.の創業者で、自身が29歳の時にジャスダック市場最年少で上場しました。
現在は、退任し、複数企業の取締役、様々な講演会を行っています。2014年には都知事選にも出馬した経歴の持ち主。
「やりがい」とか「夢」とか「モチベーション」マターで仕事はしてないですね。「やるべきことをやる」という態度こそ美しい、と僕は思っています https://t.co/iDWXvzJl5d #MySarahah @sarahah_com pic.twitter.com/plo9UtwDep
— 家入 一真 Kazuma Ieiri (@hbkr) 2017年12月21日
個々の目指す世界を小さくとも実現させつつ、利害を共にしながら大きな世界を目指す、ということでしょうか、それを僕らは、共犯者を作る、と呼んでいます pic.twitter.com/SEYqZgEZTv
— 家入 一真 Kazuma Ieiri (@hbkr) 2017年11月21日
深津 貴之(THE GUILD代表)
Twitter:https://twitter.com/fladdict
日本を代表するUI/UXデザイナーの一人。
「TiltShiftGen」や「ToyCamera」などのiPhoneアプリを制作。
報酬金額よりも、決定権と決裁権をいただけると嬉しいです。優先順位は、権限くれる、社長or偉い人と定期的に意見交換できる、自分が使うサービス、手が早い実行チームがいる… などがプライオリティ高めです。 #Sarahah pic.twitter.com/1zUdeEnK42
— 深津 貴之 / THE GUILD (@fladdict) 2017年12月2日
最初は見学でも無料仕事でも、まずは手をあげるところからかなと。追加フィーなしで企画から一緒に考えてくれる人にクライアントがNoということあまりないと思いますよ。#Sarahah pic.twitter.com/Ndxq33T6XE
— 深津 貴之 / THE GUILD (@fladdict) 2017年12月4日
宮田 昇始(SmartHR代表)
Twitter:https://twitter.com/miyasho88
自身が代表を務めるSmartHRは、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の開発・運営を行っています。「SmartHR」はサービス開始から2年足らずで、利用企業数6,900社以上。急速に成長をみせています。
PDCAというより、手当たりしだいにやりました!
— 宮田 昇始 (@miyasho88) 2017年11月26日
SNSにたくさん書く、株主に紹介を頼む、エージェントを使う、常に「CXOできそうな人いませんか?」と聞く、カンファレンスの質問で探してますアピールする、「I need my CFO」とプリントしたTシャツを作って着てイベントでウロウロするなど。#Sarahah pic.twitter.com/E7VMnGV2sM
個人的に大事だと思うのは、諦めない力、巻き込み力、チャンスをものにする力、ですかねー。#Sarahah @sarahah_com pic.twitter.com/1kPrxUpVTt
— 宮田 昇始 (@miyasho88) 2017年11月26日
松本 龍祐(メルカリ執行役員/ソウゾウ代表)
Twitter:https://twitter.com/Ryo_mats
世界的にヒットとなった女性向けカメラアプリ「DECOPIC」。これを提供をするコミュニティファクトリーを設立した人物。2012年にヤフーに売却、100%子会社となりました。同社、アプリ開発室本部長を経て現在に至ります。
#Sarahah @sarahah_com
— Matsumoto Ryosuke (@Ryo_mats) 2017年11月25日
1) ユーザーの体験を変えられるか(コアバリュー)
2)大きな市場か(潜在含む)3)ビジネスモデルが成立するか 4)競合に対して優位であり続けられる仕組み
5)これらを具体的なサービスモデル、UIに落とし込めるか
あたりを考えます。なのでアイデア思いついても基本ボツです。 pic.twitter.com/5NpyJbZf3E
#Sarahah @sarahah_com
— Matsumoto Ryosuke (@Ryo_mats) 2017年11月25日
サービスのコアバリュー(UX)は何か、そのタイミングでもっとも重要なKPIは何か(結果指標じゃなくて、先行指標で)、そのタイミングで、事業、プロジェクトのボトルネック要因はなんなのか、でしょうか。後ろ2つは常に変わります。 pic.twitter.com/79JHjqqYnf
赤坂 優(エウレカ創業/投資家)
Twitter:https://twitter.com/yuakasaka
マッチングサービス「pairs」、恋人専用アプリの「Couples」を運営するエウレカの創業者。2015年、「Match」や「Tinder」や「Vimeo」などのサービスを運営する「IAC(Inter Active Corp)」にM&Aされたことが話題になりました。
現在は、代表を退き取締役顧問としてエウレカを支えています。
1.なんでもやってみる
— 赤坂優 (@yuakasaka) 2017年11月24日
2.自分が当たり前と思わない
この2つですかね
ぼくは今でこそ仕事が好きですが、学生時代は友達か彼女と遊ぶか、流行りのバンドのカラオケを覚えるか、原宿に洋服を買いに行くとか至って当たり前のことしかしてなかったから、そういう気持ちを忘れてないです pic.twitter.com/hyonQw3J5E
創業期は人いないから、マネジメントなんて言葉は忘れていい!!が、社員数少数でも学生しか居ない組織でもちゃんと定期的に評価をして成果に対する無形報酬(褒める)と有形報酬(昇給)をあげた方が良いです pic.twitter.com/nYC4Wre0eG
— 赤坂優 (@yuakasaka) 2017年11月23日
まとめ
今回は、Sarahahについてご紹介しました。
もともと、自分のことを知る人から率直な意見をもらったり、自分が知っている相手に意見を伝えることを目的として開発されたわけですが、このように日本では、Sarahahを投稿箱としてTwitter で質問やアドバイスを求めるやり方が主流のようです。
今回ご紹介した6人の内容は、ほんの一部になります。どれも、なるほどな!と、感じるものばかりでした。
他にも、Twitterで#Sarahahと検索するといろんなメッセージと回答を見ることができます。
今は個人で使ってる人が多いようなので、もしかしたら企業公式アカウントも続々出てくるかもしれませんね。
みなさんなら誰に、どの企業に、どんな質問をしてみたいですか?