事業の魅力・アピールポイントをソーシャルメディアで打ち出すコツ!
最終更新日:2018/04/06
法人企業がソーシャルメディアを活用し、事業の魅力やアピールポイントを打ち出すためには、先行して利用した企業の成功例を参考にすると様々なコツが見えてきます。
そこで今回は、ソーシャルメディアの利用において「自社の魅力を打ち出すコツ」について詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1.会社の「キャラクター」を定めることが大切
ソーシャルメディアにおいて、自社の事業の魅力やアピールポイントを訴求できている企業の多くは、自らの会社の事業を紹介するために一定のキャラクターを設定することが多くなっています。
企業内では、「自社を紹介するとしてもそれは社内の誰なのか?」という点がよく問題になります。
その語り手に、特定の架空のキャラクターを設定することが常套手段となっているのです。
ツイッターなどでは、「○○企業広報部中の人」などと書き、特定のキャラクターではないものの、だれが呟いているのかをやんわりと示すという方法を取っている企業が多い傾向にあります。
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— さくらインターネット開発の中の人(α) (@sakura_server) 2017年3月31日
いずれにしても、「コンテンツを提供しているのがその会社の誰なのか」という疑問が生じないように、最初からアピールポイントを打ち出すキャラクター設定をすることは重要で、まったく架空のアニメキャラクターのようなものを設定して成功している企業も見られます。
おはようございます!
— まりな_さくらインターネット公式 (@sakura_ope) 2017年11月27日
さくらインターネットのまりなです☺️
今週もよろしくお願いいたします❄️❄️
こうしたキャラクターの設定は、その企業のビジネスにも関わるようで、一般の個人消費者を対象にしている企業でれば設定しやすいものの、逆にBtoBの堅い会社の場合には、こうした設定に苦慮するところも少なくありません。
そのため、業態などを含めて使い始めてから無理のない設定が望まれるところです。
キャラクターを設定したら、どのような語り口でコミュニケーションを展開していくかも必然的に見えてくることになるため、スタート時にこうした設定があるのは相当役に立つことになるでしょう。
2.八方美人アカウントは誰にも刺さらない
また、コミュニケーションの方法としては、一定の個性をもったキャラクター設定が必要で、強い主張をする必要はありませんが、多少なりと「個性」を生み出す必要があります。
たとえば、一般の個人がフェイスブックを利用している場合でも、考え方やライフスタイルなどがにじみ出る方が、「共感」を得られる可能性は高いからです。
逆に、当たり障りのない投稿だけでは、「反感」を買う可能性こそ少ないものの「共感」を得られる可能性は高められません。
つまり、八方美人的キャラは、結局だれにも刺さらない存在になってしまうということです。
とは言え、強い個性がある存在にしてしまうと、それを維持するために苦労することもありますので、必要以上のテイストセッティングにならないように気をつけることが重要になります。
一口にソーシャルメディアに設定するキャラクターといっても、まるでアニメ番組の主役のような属性、性格などの設定と同じぐらい気を使っているという点は、注目されるポイントと言えるでしょう。
3.自社の目指すPRに合ったメディアは?
ソーシャルメディアは、今や多くの選択肢がありますが、すべてのソーシャルメディアを並行して運営していくのは決して簡単ではありません。
むしろ、PRに適したソーシャルメディアを1つ選択し、それを中長期の視点で維持していくことが、無理のない利用につながります。
その選択にあたっては、「自社の事業やサービスをPRしやすいかどうか」がポイントとなるでしょう。
たとえば、最寄品や食品などの世界では、ツイッターを利用することでタイムリーなキャンペーンも入れ込みながら利用していくことが可能ですが内容的にじっくり紹介していく場を求める場合は、フェイスブックのような場でPRを行うのが適切な選択と言えます。
さらに、色やデザインなどを扱う企業およびブランドのテイストを訴求する場合には、写真がメインのInstagramなど利用していく方法も考えられ、メディアを通じてどのようなコミュニケーションが展開されることになるのか、あらかじめある程度イメージしておくことが大切になります。
また、走り出したら簡単にやめないという意気込みも大切で、決して三日坊主にならないように、コミュニケーションレベルを常に一定以上に維持する努力が必要になります。
4.目標をしっかり設定してからスタート!
企業がソーシャルメディアを利用して自社の事業やアピールポイントをPRしていく場合、何も考えずに始めるのではなく、「何を目標にし、どういう成果を目標とするのか」という事前設定をしっかりと行うことが重要になります。
「競合他社もやっているからうちもソーシャルメディアをやる」といった安易な発想では長続きしませんし、何よりユーザーをつなぎとめることは出来ません。
そのくらい、企業がこの領域で自らのPRを効率的に行うのは難しいことなのです。
そういった点をしっかりと理解した上で、効率よくソーシャルメディアを活用してみてください。