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Googleの検索順位を上げるために重要なWebサイトの”オーソリティ要素”について

記事公開日:2015/05/13
最終更新日:2021/05/07
Googleの検索順位を上げるために重要なWebサイトの”オーソリティ要素”について

こんにちは。

スターティアラボ ブログ編集部です。

「SEO対策を行う」と一口に言っても、既存ページの拡充や新規ページを作成してコンテンツSEOを行うのか、Webサイト内のディレクトリ構造最適化や導線設計などの内部対策を行うのか、被リンクを受けるための外部対策を行うのか、施策は幅広く存在します。

これらの対策は”Webサイト内部の情報量と質”としてGoogleの評価を受けますが、実はもう一軸、Googleが検索順位の結果に影響を及ぼす要素があります。

それが”オーソリティ要素”です。

1.オーソリティ要素とは

Googleのオーソリティ要素とは、「Webサイトそのものの価値」に該当するもので、その具体的な内容は以下になります。

① ドメインエイジ

② インデックス数

③ 更新頻度

④ 被リンク数

これらはWebサイトの信頼性を示すもので、ご覧になって分かる通り、一朝一夕で高める事の出来るものではありません。

長い時間を要し、地道に積み上げてきたWebサイトの資産が評価を受けることになりますので、例えば検索ボリュームが少なくキーワードの競合性が高いような、攻略難易度の高いキーワードをターゲットにする企業では、このオーソリティ要素はとても重要です。

SEOにおいては、高いオーソリティ評価を受ける事が必要であり、不可欠なのです。

2.オーソリティ要素1「ドメインエイジ」

ドメインとはインターネット上におけるWebサイトの住所であり、ドメインエイジとは、GoogleがWebページを初めてインデックスしてから経過した時間の事を意味します。

時間の経過と共にWebサイトのSEOは強まる傾向にありますが、それはドメインエイジという評価基準が影響しているためです。

基本的には「ドメインエイジが長い=長い期間、地道にWebサイトを更新し続けている」という本質的な評価になるので、ドメインが古ければ良いという訳ではありません。

なので、オールドドメインを使用すればそれだけで高評価かと言うと一概にそうではなく、そのドメイン自体の質が担保されていなければ、反対にマイナスの要因となるリスクがある事をご注意ください。

また、ドメインエイジの経過開始はドメインの取得日ではなく、Googleにインデックスされてからになりますので、こちらも誤りがないよう把握しておきましょう。

新しく取得するドメインの評価に注意し、Webサイト公開後はユーザーにとって有意義な存在となるよう、有益な情報を発信す続ける事でドメインエイジを高めていきます。

ドメインエイジを調べるための便利なWebツールがいくつかございますので、ご紹介致します。

▼IP分散及びドメイン年齢チェックツール
http://ohotuku.jp/ip_checker/

3.オーソリティ要素2「インデックス数」

インデックスとはGoogleのデータベースにWebサイトの情報が収容される事であり、その数が多ければ多いほど、Webサイト内の情報が沢山Googleに認識されていると捉える事が出来ます。

Google検索でWebページが表示されるのは、Googleのデータベースに登録されているからです。

パブリッシャーとユーザーの双方にとって正しい情報が掲載されているWebページが多くGoogleに拾われるのは当然ながら望ましい事なので、インデックスされる数が多い=Webサイトの価値が高い可能性があるとされています。

ただし、かと言ってむやみに価値のないページばかりを増殖させ、インデックス数を増やす事が有効かと言えばそうではありません。むしろ逆効果、意味を持たないWebページがディレクトリ配下に散在する事でWebサイトが本来持つ大事なテーマ性が分散し、薄れてしまいます。

なので、インデックス数が多い方が良いというのは、あくまでそのWebサイトが持つテーマ性を助長するためのコンテンツでなければならず、その数が増える事でユーザーにとって価値のあるWebページが増えるという本質を忘れてはいけません。

沢山ページを持つWebサイトが強いのではなく、高価値な情報を沢山持つWebサイトがGoogleにも好まれるのです。

4.オーソリティ要素3「更新頻度」

更新頻度は検索順位にするか否かという疑問は、多くのWeb担当者から聞きます。

実際にGoogleはどのように示唆しているか、掻い摘んで言うと「更新頻度は重要ではなく、質が大事」のように公表しているのです。

これを見て「なら、やっぱり更新頻度は関係なかったんだ」と思ったあなた、それは一概に正解とは言えません。Googleが「頻度ではなく質」と言っているという事は、つまり情報の鮮度がとても重要になると捉える事が出来ます。

目まぐるしく新しい情報が生み出される現代では特に、一昔前の情報は当時の価値を成さない事は簡単に想像出来るかと思います。

“ユーザーにとって有益な情報=更新日時が新しいもの”と、良い情報は、同時に鮮度が良いものでもあるのです。つまり、”更新頻度が高い=情報の鮮度が良い”と評価されることから、結局のところ高い更新頻度は必然的に、Webサイトの運用に重要な項目になるのです。

質を担保するためには、更新頻度は切っても切り離せないという事ですね。

5.オーソリティ要素4「被リンク数」

昨年10月に行われたペンギンアップデート(ペイドリンク等の不正に操作された被リンクの精査)によって、便宜上、検索順位を上げるためだけに作られた正しい形ではないリンクがペナルティの対象となり、大きく順位を落としたWebサイトも現れました。

この出来事をきっかけに、経験の浅いWeb担当者の一部では「被リンク自体が評価を得なくなった」と解釈する現象も起きましたが、実際はそんな事はなく、Googleにおいて被リンクは今も重要な評価項目の一つです。

ペナルティの対象は順位向上だけを狙った悪質なリンクであり、良質なWebコンテンツが得る”ナチュラルリンク”をどれだけ集めるかは、Webサイトが良質である事を示す大事な要素です。

現代のIT市場で言えばFacebookやTwitterなどのSNSがわかりやすい例ですが、誰かがシェアしたユーモアな記事が自分のウォールに表示され、それが面白かったので自分もまたそのWebページをシェアをした。こうした情報の拡散はバイラルと呼ばれ、結果的に人々を豊かにしたコンテンツは多数のナチュラルリンクを生む、この連鎖があるべき被リンクの姿の一つであり、今も重要な得るべき被リンクです。

6.まとめ

SEO対策と聞くと、Webサイト内部の修正や更新ばかりが先に思い浮かぶかも知れません。

もちろん、コンテンツの充実はとても重要な事であり、コンテンツそのものがなければGoogleからの評価も受けようがありません。その土台の上に、Webサイトを取り巻く外部からの信頼性も併せて必要になるというお話でした。

Webサイトの価値はコンテンツと”オーソリティ評価”の二つがある事を把握しておきましょう。

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