インフォグラフィックス活用術!一番分かりやすいサイトになるために!
最終更新日:2023/10/26
こんにちは、Webプロモーション事業部の本郷です。
パソコンやスマホの普及で、子供から大人まで「知りたいことはネットで探す」というのが当たり前の時代になってきました。しかし、ネットに乱立するサイトから自分が本当に知りたいことがわかるサイトを探すのは簡単ではありません。
ライバルサイトに打ち勝ち、多くの人に来訪して貰えるWebサイトを作るために、もっとも必要なのは、ずばり!見た目です。
そして、見ただけで何のサイトなのかがすぐに理解できる、必要な情報を即座に入手できる、そんなサイト作りに欠かせないのがインフォグラフィックスの活用です。
今回はコンテンツ作りに今すぐ役立つインフォグラフィックスについて、事例をまじえて説明します。
1、インフォグラフィックスとは?
インフォグラフィックスとはイラストや写真、図などを使って、言葉では表現しづらい情報を一目で分かるように表現したものです。
言葉自体は聞きなれないかもしれませんが、普段何気なく目にする地図や路線表、教科書に描かれる年表や相関図などもインフォグラフィックスの一つです。実は私たちの生活の中でも活用され、身の回りにあふれている、便利なデザインなのです。
20世紀初めにはすでに文字に頼らない国際的な視覚言語としての棒グラフや円グラフが誕生しました。現在でも絵文字や顔文字の出現など多種多様な様式が生まれ、インフォグラフィクスは日々進化を遂げています。
2、インフォグラフィックスの代表格!図とグラフを活用しよう!
インフォグラフィックスの中でもっとも身近なものとして図やグラフがあります。数値を分かりやすく分析・解析したり、推移を表したりするのに欠かせない存在ですね。長々とした言葉の説明を読むよりも、円グラフや棒グラフで表すことによって、簡単に情報を整理して表現することができます。
また、視覚的に訴えることによって、情報が記憶に残りやすいというメリットもあります。例えば満足度80%と文章の中に書き込むより、このように表で表すほうが分かりやすく、印象的になります。
3、インフォグラフィックスの利点とは?
インフォグラフィックスの利点として、言葉が通じない場合でも絵や写真で表現できるというものがあります。海外の人に向けてのメッセージとしても、また子供やお年寄りにも、分かりやすいメッセージをイメージとして発信することが出来るのです。
例えば、標識などもインフォグラフィックスの代表的な一つで、誰でも一目見ただけで危険な場所や行動が理解できるように工夫されています。いわゆるユニバーサルデザインとしても大きく注目されているのです。
ただ、なんでも絵やグラフにしてしまえばいいというわけではありません。
例えば、女性がスマートフォンでメールやメッセージを送る場合、多くの人が文章に絵文字を入れますよね。
しかし、可愛い絵文字を入れることに夢中になり、多用しすぎてしまうと逆に何のメールなのかさっぱりわからなくなってしまうことがあります。これは、絵文字という情報の乱立による混乱が起きているためです。
折角素敵なデザインを活用しても、伝えたいことが理解してもらえないというのは本末転倒です。大切なことは、一番伝えたいメッセージを一番目立たせること!これがインフォグラフィックスを有効にするための基本中の基本です。
自社のサイトでどのコンテンツを目立たせたいのか、どこを強調したいのかをよく考えて、一貫して統一された情報の提示を心掛けましょう。
また、コンテンツによってイラストを使ったり、写真を使ったりとデザインを変えてしまうと、全体的にちぐはぐで統一感のないイメージを与えてしまいます。サイト作りも同様で、総合的なデザイン力が求められるのです。
4、インフォグラフィックスの種類と事例
インフォグラフィックスには様々な種類があります。これらを上手に活用して、オリジナリティあふれるコンテンツを作成しましょう!
ダイアグラム:イラストによる説明
参考:大井電機株式会社様
フローチャート:プログラミングなどで使われる流れ図
参考:昭和鉄工株式会社様
相関図:複数のものの関係をあらわす図
参考:三和ニードルベアリング様
年表:歴史上の出来事を起こった年の順に古いほうから並べた物
参考:内外ゴム株式会社様
地図・路線図
参考:株式会社アイ・ロジック様
ピクトグラム:絵文字、絵言葉のこと
こうして見てみると意外と身近なものばかりであることに気付くと思います。
普段何気なく目にしているもの、印象に残っているものがいいお手本であると言えるでしょう。
5、まとめ
インフォグラフィックスを活用することで、印象的で分かりやすいコンテンツの作成が可能になります。
大切なのは何を強調したいのか、何を伝えたいのかを明確にしておくことです。
それを見た人が一目で情報を理解できるもの、説得力のあるもの、見た人の印象に残るものを目指したコンテンツ作りを心掛けましょう。