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Google Marketing Live 2018で発表された新機能と、その先に見えるGoogleの考えるデジタルマーケティングとは

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2018/07/27
Google Marketing Live 2018で発表された新機能と、その先に見えるGoogleの考えるデジタルマーケティングとは

画像引用:https://www.youtube.com/watch?v=MmfaZV96x7A

先日、Googleの日本法人において、7月17日にアメリカで行われた「Google Marketing Live2018」のキーノート(要旨)の上映と、これらに対する日本法人担当者からの解説が行われました。

本記事では、そこで発表された新機能のリリース内容と、そこから見えてくる、Googleが考えるこれからのデジタルマーケティングの展望についてまとめました。

進化の早いWeb業界の広告配信・分析において、これから広告主や代理店がどのように対応していくべきかが垣間見える発表となりました。

1.Googleが発表した新機能の背景と思惑

◆Google Marketing Live 2018で発表された新機能のコンセプト

すべての新機能は、

  1. ◆より良い成果
  2. ◆より簡単に
  3. ◆より強い組織の連携

を広告主や代理店へ提供することを目的としている、と唱えています。
後述する新機能は、上記の目的に沿って定められています。

◆Googleがユーザーに提供するコト(真価)

まずはGoogleが提供するサービスの前提として、世の中のインターネットを利用するユーザーに対してGoogleが遵守すべきものを

  1. ★価値
  2. ★透明性
  3. ★信頼性

と発表では定義しています。

Googleが上記を思想とする背景として、近年「near me」(近くの○○)の検索ニーズが広がってきたことを挙げていました。 これは、より良いユーザー体験の実現のために個人の利用に最適化され、検索の速さが求められる時代になっていることを指しています。

それぞれの項目については、以下のように説明しています。

生活者が1日に何十億回もGoogleに答えを求めていることから

★ユーザーごとの異なるアクションに対してレコメンドを表示させる「アシスト」という価値の提供

★ユーザーにとって透明性の高い広告となるよう、マーケッターが、機械学習によってより簡単に統合されるツールを利用することで、分析・最適化を行えるようアシストする。

★今まではユーザーにとって時にはうっとうしいものとなっていた広告に対して、有益な広告であるという信頼性を求める必要がある。

広告がより良い成果を出すためには、関連性の高いキーワードを選ぶだけでは不十分で、ユーザーの行動の意図と状況を把握してアシストする役割が必要。

これらがいま、広告を初めとするデジタルマーケティングに求められていることだといいます。

2.今回発表における注目の新機能9つ

ここまでの事前情報を前提として、ようやく新機能についてお話できます。
冒頭で記載した新機能の3つのコンセプトに沿って、今回の発表から抜粋して9つご紹介します。

◆より良い成果

True View for アクション

今までは「ブランディング目的だけ」という印象が強かったYoutube広告を、よりダイレクトにコンバージョン成果を目的とするキャンペーン(ユーザーの購買意欲を高めるための施策のこと)。自然にアクションを促すボタンテキストを設置でき、目標コンバージョン単価での自動入札により、自動的に最適化されます。

これまで同様、広く中間層(潜在層や認知層)ユーザーへのブランド認知に活用できるとともに、今後も拡大する動画広告市場で高い費用対効果を発揮するため、追加機能の開発を視野に入れているといいます。

True View for リーチ

より多くの認知を目的とした動画キャンペーン。これまでのCPV(広告視聴単価)ではなく、CPM(インプレッション単価の課金制)でTrueViewインストリーム広告を掲載することで、費用を抑えながらより多くのユーザーにリーチできるようになります。

レスポンシブ検索広告

あらかじめアセット(テキスト)を登録しておき、より視認領域の広い新フォーマットでユーザーに合わせた広告見出しを3つ、説明文を2つまでが機械学習機能により最適な組み合わせで表示されるようになります。
これにより、5~15%のクリック率向上が見込まれると発表されました。

Google Analyticsのクロスデバイスレポートとリマーケティング

今までは計測できなかった、複数のデバイス(端末)をまたいでサイトを訪問したユーザー(クロスデバイス)の経路やGoogle Adsにおいて、デバイスをまたいだリマーケティング配信が可能になります。 主にGoogleのログイン情報を利用してユーザー分析を行うので、導入が容易になります。

より一層、ユーザーの動向に合わせた分析とマーケティング施策の実施・改善が可能となります。

◆より簡単に

スマートアシストキャンペーン

中小規模の企業向けに、専任のマーケッターや広告担当でなくても最小限の工数でより多くの広告配信を可能とする自動入札のキャンペーン設定です。

検索キャンペーンとディスプレイキャンペーンの運用管理を自動的に行うことができるので、なかなかノウハウや時間がなくて広告を始めることができない広告主も簡単な初期設定のみでサービスや製品を効率良く周知させることができます。

スマートショッピングキャンペーン

EC事業者向けにショッピングキャンペーンとディスプレイリマーケティングが融合した新しいタイプのキャンペーンです。

大きなメリットは二つあります。一つ目は、検索広告、ショッピング広告、YouTube、Gmailのすべての広告配信面へ配信が可能であること。二つ目は、オートメイティッドフィード機能(ショッピング広告の自動フィード作成機能)です。

今まで準備が大変だったフィード(配信フォーマットに合わせた商品一覧)が自動的にサイトをクローリングされるため、手間のかかるフィード作成作業が不要になります。

ローカルキャンペーン

実店舗を持つ広告主のための新しいキャンペーン設定です。
最小限の情報を設定すれば、オフラインの「来店の販促」に特化して自動的に最適化されるため、検索広告/ディスプレイ/Youtube/Google Mapに自動的に配信できます。

◆より強い組織の連携

Google マーケティングプラットフォーム ツール

Googleアナリティクス360とDouble Clickのプラットフォームが統合されます。これにより、より速く効率的にマーケティングの分析・実行ができるようになり、今まで複数の人(部署)で管理していた情報が集約できるため、マーケティング活動が活性化するでしょう。

3.今回の発表から考えるこれからのデジタルマーケティング

以上の発表から、Googleが今後、ユーザーにとっては「よりパーソナライズされた情報を、意思決定のさまざまなシーンで快適な体験が提供できるようアシストすること」を、広告主や代理店にとっては「よりシンプル、かつ効率的にそのユーザーの体験を実現できるようにすること」を目指していることが見えてきたのではないでしょうか。

新機能の多くが“自動化”を備えていることからわかるように、今後は機械学習・自動化をうまく利用し、どう付き合っていくかが求められるでしょう。すでに、Google Adsには、自動化するような機能がいくつかあります。

ただし、自動化・機械学習といっても「お問い合わせがたくさん欲しいよ!助けてドラ〇もん!」と叫ぶだけで、ひとりでに広告配信などの対策を行ってくれるというわけではありません。目的に合わせ、その時々で必要な情報を設定する必要があります。

Googleのツールやサービスは、自動化というコンセプトのもと、どんどん進化しシンプルになっていくようです。その反面、使う側が知識を持ち、そのツールで「できること」をきちんと把握したうえで始めることが重要になっていくように感じます。そうしなければ、Googleの真価の恩恵が受けられないどころか、間違った方向に全速力で走ることになってしまうでしょう。

こういったことを考え、実行できる企業が、この分野において勝ち残っていくことになるのではないでしょうか。

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