「明日からWEBマーケティング部に異動ね!」って言われた時に明日までに知っておくといいこと
最終更新日:2023/11/10
はじめまして!
WEBプロモーション事業部の相澤です。
本日は題名の通り、明日からWEBマーケティング部に異動する方が明日までに知っておくとよいことを私なりに書いていきます。
と言いますのも、私自身が今月よりWEBマーケッターデビューした新米のため、
WEBに精通した皆様には少々退屈な内容かもしれませんがお付き合いくださいませ。
1.「WEBマーケティング」とは
「WEBマーケティング」とは言葉の通り「WEB」を活用して、「マーケティング」を促進することになります。
「WEB」とは非常に広範囲の意味を持ちますがFacebookなどのSNS、ネット通販、ソーシャルゲーム、ブログ、検索エンジン….etc
例を挙げればキリがありませんが、皆様の認識通り、全て「WEB」と呼ばれるものです。
マーケティングもWEBと同様に非常に広範囲の意味を持つ言葉ですが、
一言で言うなら「企業の成長を継続させる戦略や施策、考え方や取り組み」すべてをマーケティングと言えます。
日本において勘違いされやすいのがマーケティングとは「調査・分析」であるという考え方です。
この考え方が日本企業では強いため、「マーケと営業の仲が悪い」「他部署との連携が不足してる」「マーケは正当な評価がされない」という問題が起こります。
少し話が脱線しましたが、伝えたいことはWEBを使って調査・分析するだけがWEBマーケティングではないということです。
「WEBを活用してマーケティングを促進する」言うのは簡単ですが、
WEBマーケティングはWEBに関するたくさんの知識と本質を見抜く高度なコミュニケーションスキル、問題解決能力が必要です。
2.WEBマーケティングでよく使う指標
先程はWEBマーケティングの概念をお伝えさせていただきましたが、次は実務的な内容になります。
WEBマーケティングでは「PV」「UU」「CVR」などの指標をよく使います。
PV・・Page View(ページビュー)すなわちWEBサイト内で閲覧されたWEBページ数を意味します。
UU・・Unique User(ユニークユーザー)の略で重複をカウントしないユーザー数を指します。
CVR・・Conversion Rate(コンバージョンレート)の略で、WEBサイトを見たユーザーの何割が資料請求やお問い合わせなど決めたゴールに向けて行動したかの割合を指します。
上記の用語を用いて例をお話すると、、、
例)
A:一か月のPVが100、UUが100、問い合わせ1件のサイト
B:一か月のPVが100、UUが10、問い合わせ1件のサイト
上記のA、Bのサイトを比べた時にAは1人あたり1ページしか閲覧されておりませんが、
Bは1人あたり10ページ見られており、支持の程度に10倍の差があります。
お問合わせを1件増やそうとした時にAのサイトではユーザ数を100人増やす必要がありますが、Bのサイトなら10人増やせばよいということです。
ではAのサイトをどのように改善していくか。
改善プロセスにおいてKPIの設定が非常に重要となります。
3.KPIとは
「Key Performance Indicator:重要業績評価指標」の略となります。
わかりやすく言うと、「目標達成を目指すうえで、実際の行動の目安となるようにわかりやすくした数値」ということです。
なぜKPIが必要なのか?
これはWEBに限らずマーケティングの第一歩がKPIだからです。
事業の目標を決めて、それにはどのような定量的な行動が必要か?を考えることからマーケティングは始まるため、KPIは重要なのです。
KPIを設定する際は下記の注意が必要です。
・業種、業態、商材によって大きく異なる
・運用が回ることが非常に重要
・目標ではなく、目標を達成するための「行動の目安となる指標」を決める
これらに注意しないと到底達成できないKPIになってしまったり、達成しても目標とはかけ離れてしまうということが起こります。
設定したKPIの先に本当に目標は達成できるのか?
正解はないため、一番難しいことかもしれませんが、これができれば一流のマーケッターになり、理想のキャリアプランが描けるはずです。
4.今後のWEBマーケッター
職種としてのWEBマーケッターはこれまでの終身雇用型の概念に一石を投じる職種だと言われています。
その理由はWEBマーケッターに共通する傾向として「転職することに抵抗がない」方が多いと言われています。
多くの部署やクライアントと関わることで自分のやりたいことを見つけ独自のキャリアを描く人が多い職種だそうです。
また、米国ではマーケに委ねられる責任範囲が広く、事業活動の上流戦略を握っていることが多いうえに役員への出世コースもマーケや技術系が多いと言われています。
日本におけるマーケの価値は営業と比べて低く見られがちですが、高度経済成長時のように
「いい商品」「強い営業」で売る時代ではなくなってきたため、今後は優秀なマーケッターが不可欠になるのは間違いありません。
5.まとめ
WEBマーケッターの業務は広く、私自身これから色々なことを学ばなければいけないと
焦りと不安に日々追われていますが、これからの時代に必要な職種であることは間違いありません。
いつかお互い優秀なWEBマーケッターとしてお会いしましょう。