【Web運用 入門編】今さら聞けないGoogleAnalyticsの見方
最終更新日:2019/03/13
こんにちは。
スターティアラボ ブログ編集部です。
最近、グーグルアナリティクスってよく聞くけど、なに・・・?導入はしているけど、何をみたらいいのかわからない・・・
「アクセスはどうなってるんだ?」と言われたけど、何をすればいいの?
こんな疑問を抱えているWeb担当者様は多いのではないでしょうか?
LABLOGでは、この【入門編】をはじめ、「今さら聞けないGoogleAnalytics」シリーズとして、
スターティアラボのノウハウを赤裸々にご紹介していこうと思います。
本日は、いまさら聞けないGoogleAnalyticsについて、基本のイロハをお伝えします。
1.そもそもGoogleAnalyticsってなに?
GoogleAnalytics(グーグル アナリティクス)とは、Googleが提供しているWebサイト解析ツールです。
GoogleAnalyticsを導入すると、「Webサイトがどのくらい見られているのか?」はもちろん
「スマホユーザーとPCユーザーのどちらが多いのか?」
「どんな検索ワードでWebサイトが検索されているのか?」
「ユーザーはどのくらいの時間滞在しているのか?」
「どのページが一番見られているのか?」
など、あなたの運用するサイトが、どんなユーザーにみられているのか?どのくらい滞在されているのか?がわかります。つまり、自社のWebサイトがどんな状況なのかを把握することができるので、伸ばすべきポイントや、改善すべきポイントがわかるツールなのです。
2.上場企業の64%が導入済み
「え!そんなことまでわかるの??」、「早速、導入したい!!」と思った方、もしかしたらすでに導入されているかもしれません。コンサルティングをされている株式会社Nexalさんの調べでは、上場企業の64%が導入されているそうです。
自社のWebサイトのhtmlソースから調べることができますので、導入されているかまずは調べてみましょう。
・調べる方法
https://productforums.google.com/forum/#!topic/analytics-ja/JS-I0hI2ARo
※わからない方は、WEBサイトを作成してくださった制作会社様へ確認してみてください
3.見ている『だけ』ではありませんか?
上記でもお伝えしたとおり、大半の企業が導入しています。「GoogleAnalytics、うちはすでに導入しているよ!」という方、ひょっとして、見ている『だけ』ではありませんか?このタイトルにドキっとした方も多いのではないでしょうか?
「アクセスが伸びた!」
「減ってしまった。。」
と、一喜一憂するだけでは、まだまだ半人前です。GoogleAnalyticsはあくまで解析「ツール」ですので、単純にアクセスチェックをして、現状を把握するだけでは意味がありません。アクセスデータを踏まえて、次に何をしたらいいのか?を考えることが、実はとても重要なのです。
それでは、Webサイトをより良くするという視点で、GoogleAnalyticsを見てみましょう。
4.ここからが本題!見るべき最低限のデータはたったの3つ!?
さて、GoogleAnalyticsにログインすると、様々なデータを見ることができるのがわかります・・・が、沢山のデータがありすぎるがゆえに、GoogleAnalyticsを見るのが億劫になってしまっては、「猫に小判」状態になってしまいます。ただ、見るべきポイントさえ分かれば、全部のデータを見なくたっていいのです。
最低限、抑えて欲しいデータは、たったの「3つ」です。
①ユーザーサマリー
②オーガニック検索
③ページコンテンツ
→トータルでどのくらいの訪問があるのか?どのくらいのユーザーがいるのか?等、サイトの全体が分かります。
→「東京 Webコンサルティング」等、検索エンジンからの流入や、
どんなキーワードで調べられているのかがわかります。
→どのページがどのくらい見られているのかがわかります。
もちろん、貴社の業界やターゲットやサイトの目的によって、見るべきデータは変わると思います。
あくまで最低限押さえて欲しいデータですので、上記を参考に、自身のサイトにより合ったデータを見つけてみてください。
5.GoogleAnalyticsの見方の裏ワザ
「どんなデータを見ればいいのかはわかったけど、結局、サイト改善をするためにはどんなことをしたらいいの・・・?」
こんな声が聞こえてきそうです。
解析データからどんなことをしたらいいのかを見つけるには、ノウハウや経験、知識が必要になります。
ただ、経験や知識がなくても簡単に『分析→改善』できちゃう方法が一つだけあります。
それは・・・平均値と比較することです。
例えば、「すべてのページ」の画面キャプチャで見た場合、赤く囲われたところにサイトのサマリーが表記されているので、青く囲われているそれぞれの個別のデータと比較をするのです。
赤く囲われた平均値と比較すると、数値に差が出ている箇所が必ずあるはずです。
数値に差が出ている項目は、「なぜ差がでているのか?」と仮説を立て、その仮説を元に、改善すべき(orさらに伸ばすべき)かを検討し、改善(or伸ばす)なら、どんなことをしたらよいのか・・・?を、考えるとWebサイトを更によくすることができます。
みなさんがすでにお気付きの通り、データを元にどのようにするのか?がとても大切なのですが、この先の「改善策の考える」ポイントは、次回『【WEB運用 初級編】今さら聞けないGoogleAnalyticsの活用の仕方』でお伝えいたします。
6.GoogleAnalyticsはあくまで「ツール」
GoogleAnalyticsとは?から、簡単な見方のポイントまでお伝えいたしました。
随所にも注意書きをさせていただきましたが、見るべきデータは上記が全てではありませんし、サイトの目的によって異なると思います。また、見方のポイントもたくさんあり、状況によっては正しくない場合もあるかもしれません。
ただ、一つだけ自信をもってお伝えできることがあります。それは、GoogleAnalyticsはあくまで「ツール」ということです。
GoogleAnalyticsを導入するだけではだめですし、単純に見るだけでも意味はありません。解析データを元に、「サイトをより良くするためにはどうしたらいいのか?」を考え、考えた施策を実行に移して、初めて「GoogleAnalyticsを活用できた!」と言えるのです。
ツールを使いこなし、WEBサイトを活用していきましょう。
それでは、次回『【Web運用 初級編】今さら聞けないGoogleAnalyticsの活用の仕方』にご期待ください。