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trueviewを活用!数十秒の動画で会社の魅力を伝えるには?

記事公開日:2017/08/22
最終更新日:2018/04/13
trueviewを活用!数十秒の動画で会社の魅力を伝えるには?

近年はBtoBビジネスの広告をtrueview活用して展開する例が少しずつ増えてきています。

一方で「数十秒の動画で自社の魅力を伝えるのは難しいのでは?」という懸念から、出稿をためらっている広告担当の方も多いかもしれません。

 

しかし、数十秒の動画でも、あるいは数十秒の動画だからこそ、視聴者にアピールできる魅力があるのです。

 

こちらでは、BtoBビジネスにおいて商品・サービスの魅力をいかにして短い動画に伝えるのかをお話ししていきます。

1.BtoBでも成功事例あり!

そもそもBtoBビジネスにおけるtrueviewの広告効果に疑問を抱いている方も多いでしょう。

確かにtrueviewの配信媒体であるYouTubeは「自由な時間に一般ユーザーが楽しむ」というイメージが強い動画サイトです。

コンテンツの内容も、エンターテインメント寄りのもが多く揃っています。

 

しかし、YouTubeを自由な時間に楽しむ一般ユーザーは、同時にビジネスパーソンでもある場合があります。

スマートフォンの普及が進んだ現在、通勤の電車内でYouTubeの動画を楽しんでいるビジネスパーソンは少なくありません。

trueviewは、BtoBビジネスにおいてもブランディング、認知を広めるといった活動の上で非常に重要なツールなのです。

 

現状、日本ではtrueviewのBtoBビジネスへの活用は今ひとつといったところです。しかし、海外ではすでに積極的に活用されており、成功例がいくつかあります。

代表的な成功例を以下にご紹介しましょう。

重機でジェンガ!

重機メーカー「Caterpillar」は、なんとtrueviewの広告として、重機でジェンガを組み上げる広告を制作しました。

BtoBの堅苦しいイメージを払拭し、大変話題になったようです。製品のクオリティや信頼性を伝えることもできますので、BtoBのtrueviewの好例と言えます。

5秒で時間停止!視聴者にスキップさせない施策

trueviewは再生から5秒経過するとスキップできるようなります。

視聴者にその後の視聴を続けてもらうためには、最初の5秒でいかに強力なアテンションを惹きつけられるかが重要です。

この仕様を逆手にとったのがアメリカの自動車保険会社「GEICO」です。

trueviewの内容は、「出演者の演技は5秒で静止するものの、犬がその後も元気にはしゃぎまわる」というもの。止まったふりをする出演者をよそに元気に動く犬がシュールさを生み、大変話題になりました。

2.企業のイメージ・やりたいことが高濃度で伝わる

上述したtrueviewの成功例からは、「短い動画だからと言って、広告効果が低いわけではない」ということがわかります。

むしろ、長い情報をただただ垂れ流すだけの動画は、視聴者にいい印象を与えません。人は興味のない情報の視聴には、短い時間でも耐えられないのです。

 

trueviewの短い動画は、企業のイメージや、やりたいことを高濃度で視聴者へと伝えるのに打ってつけのツールだと言えます。

先述した例のように、最初の5秒間で魅力が伝わるアイデアを詰め込めば、視聴者は目的の動画視聴の前に少しの時間を広告視聴に割いてくれるでしょう。

trueviewは齢・性別・地域・好み・キーワード・視聴端末といったセグメントを絞って配信することができますので、すべてのマッチングが適切であれば、より高い濃度で情報が伝わるはずです。

 

自社ビジネスのアピールポイントや、商品・サービスのイメージが数十秒間の動画でまとめられない場合は、そもそも潜在顧客に配信できる有効な広告像が固まっていないということかもしれません。

広告は、情報が多ければいいというものではないのです。trueviewの短い動画だからこそ、ストレートの商品・サービスの魅力が伝えられます。

3.興味を持ってもらうキッカケを仕込む

先述したように、trueviewにおいては最初の5秒間でスキップされない動画作りが重要となります。

5秒間は何よりも視聴者に興味を持ってもらうことを意識しなければなりません。ポイントは、動画に「エンターテインメント性」を持たせることです。

 

BtoC、BtoBにかかわらず、動画を視聴するのは同じ人間です。

どんなにアンテナを強く張り巡らせているビジネスパーソンでも、自分の自由な時間に視聴する「つまらない動画広告」に注目することは稀でしょう。

いかに展開している商品・サービスが魅力的だったとしても、広告の前半で「面白い」と思ってもらえなければその時点でふるいにかけられてしまいます。

 

BtoBだからと言って、堅苦しい商品・サービス説明が求められているわけではありません。

正確な情報は、自社サイトにコンバーションしたときや問い合わせ時に確認できればいいのです。

まずは興味を与えて動画を見てもらい、「広告を拝見したのですが……」という問い合わせを増やすことが重要となります。

 

ご紹介したような重機でジェンガを作ってしまうような試みは、誰でも興味を抱くキッカケとなる動画の好例と言えるでしょう。

広告制作の際は、視聴者に「気になる」「面白い」といったポジティブな感情を伝えることを意識してください。

BtoBのtrueview動画でも、結局のところ相手にするのは「広告の視聴者」という個人です。

個人の琴線にふれる動画でなければ、視聴者は「自社でこの商品・サービスを利用したい」とは思ってくれません。

BtoBのビジネスでも、個人の感情に訴えかけるtrueview広告の作成を目指しましょう。


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