プロモーション担当者は要チェック!Twitterの即時性を宣伝に活かすには?
最終更新日:2018/04/06
Twitterは、「即時性」において他のSNSより優れています。
宣伝目的で企業アカウントを運用するのであれば、この即時性を存分に活かしたいところ。
そこで今回は、プロモーション担当者に覚えておいていただきたい、宣伝においてTwitterの即時性を活かすポイントについてお話しします。
1.人が見ている時間帯を狙う
通常、Twitterのユーザーは多くのアカウントをフォローしています。
自社のアカウントは、ユーザーにとってはフォローしているアカウントのひとつです。
ユーザーのタイムラインには、フォローしているアカウントのつぶやきが時系列順に表示されます。
一日中自分のタイムラインをチェックしているようなヘビーユーザーはごく一部です。
また、空いた時間にタイムラインを遡って投稿のすべてを確認するようなユーザーも多くはありません。
ツイートを閲覧してもらい、効果的にプロモーションを行うためには、人が見ている時間帯を狙ってつぶやくことが非常に重要なのです。
BtoBの企業アカウントであれば、相手にするのは当然ビジネスパーソンです。
顧客を想定すると、Twitterを更新すべき時間帯が自ずと見えてきます。
産業によっても異なりますが、朝の通勤時間、ランチの時間、退勤時間にツイートするのがセオリーではないでしょうか。
「では、プロモーション担当は宣伝ツイートをするためだけに、その時間の勤務をしなければいけないの?」とお考えの方もいるかもしれません。
もちろん手動で投稿しても問題ありませんが、難しければつぶやきを予約投稿ができるツールを利用しましょう。
あらかじめつぶやきの内容と時間を設定しておけば、その時間に自動的に投稿されます。定期的な宣伝投稿や、サービス開始につぶやきの時間を合わせたいときなどにも便利です。
2.話題に乗るのも手
多くの企業アカウントは、従来であれば少し軽薄ともとれるような流行りやトレンドに乗ってつぶやきを行っています。
実際には、批判されるどころかユーザーに親近感を与える結果になっているようです。
BtoBでも相手にするのは個人ですから、宣伝ツイートを通して親近感と興味を持ってもらうことは重要でしょう。
話題に乗るための企業のつぶやきでは「ハッシュタグ」が頻繁に用いられています。
ハッシュタグにとは、特定のキーワードにつぶやきを関連付けられる機能です。
ユーザーは好きな言葉をハッシュタグとして使用できます。
きょうは弊社の誕生日ですが、本日関ヶ原にて戦いに臨まれる東軍・西軍のみなさまにおかれましては、くれぐれもお気をつけください。特に石田三成さん。 #関ヶ原2017
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2017年9月15日
もちろん、自社で展開している商品・サービスに関連しているキーワードをハッシュタグに用いても問題ありませんが、あえて若年層に流行っているハッシュタグでつぶやきをしてみるのもいいでしょう。
投稿が多いハッシュタグであれば、ユーザーへの露出を一気に増やせます。
商品・サービスに関してつぶやくのは難しいかもしれませんが、まずはアカウントをユーザーに広く周知することでバイラルが生まれるかもしれません。
ただ、つぶやきの内容にはプロモーション担当のセンスが問われます。
流行りのハッシュタグに飛びつくばかりでつまらない投稿が多ければ、ユーザーからは陳腐な企業として認識されてしまいかねません。
せっかく話題に乗るのであれば、思い切り振り切った投稿をしてみるのがいいでしょう。
3.レスポンスも欠かさず
Twitterは短い文章でユーザーとインタラクティブなやり取りができるツールです。
他の個人アカウントと同じように、ユーザーからメンションやリプライが飛んでくることがあります。そうしたタイミングこそ、プロモーション担当の力量が試される場面です。
私のことはいいから、寝返りには気をつけて・・・!
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2017年9月15日
基本的には、すべてのメンション・リプライに対してレスポンスするといいでしょう。
SNSは今や、店舗、メール、電話、カスタマーサポートなどと同じようにユーザーと企業が接するチャネルのひとつです。BtoBにおいてもそれは例外ではありません。
無数のユーザーがいるTwitterでは心ないメンションが来ることもあるかもしれません。しかし、そうしたユーザーにも、対応をないがしろにするべきではないでしょう。
拡散力の大きいTwitterは一度対応を誤ったばかりに「炎上」してしまった企業の例がたくさん存在します。
こうしたユーザーへのレスポンスもTwitterの即時性が活かされる場面です。中には反応に困る投稿があるかもしれませんが、プロモーション担当の方は可能な限り迅速に、スマートに対応しましょう。
Twitterでは一挙手一投足が、いい意味でも悪い意味でも話題になる可能性を秘めているのです。「優良」と評価されているアカウントほど、ユーザーへのレスポンスが秀逸です。
参考に覗いてみてはいかがでしょうか。
Twitterの企業アカウントを有効に活用するポイントは「瞬発力」です。
有効な時間に投稿する瞬発力、そのときの話題にキャッチアップする瞬発力、ユーザーにレスポンスする瞬発力を意識して運用していくのが大切です。
Twitterの運用を担当するプロモーション担当の方は、今回お話ししたTwitterの即時性に関する内容を参考に、企業カウントの運営を行っていきましょう。