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BtoBのオウンドメディアは「PV」よりも「いいね!」獲得に苦労する

記事公開日:2016/11/24
最終更新日:2023/11/17
BtoBのオウンドメディアは「PV」よりも「いいね!」獲得に苦労する

昔は「企業ブログ」と呼ばれていたものが、今「オウンドメディア」として注目を浴びるようになり、
BtoC企業のみならずBtoB企業でもこぞって立ち上げられるようになりました。

オウンドメディアの目的は、ユーザーにリピート閲覧してもらい、ファンになってもらうこと。
そのためには、ただ記事をアップし続けるだけでは足りません。

今回は、オウンドメディアで効果を出すためのオーソドックスな手法としてFacebookと連携させる方法についてご紹介します。

1、「PV」は記事本数ごとに一定数は獲得していけるが…

オウンドメディア上に記事を公開すれば、PV数はコンスタントに増えていきます。
その増え幅はコンテンツの質やバズり方にもよりますが、一定のPV数獲得は期待できます。

理由は、記事をアップすればするほど、記事中に書かれた文言がキーワードとして検索され、
自然に流入が増えるからというのが一点目。

もう一点は、更新がある程度頻繁に行われることで、
検索エンジンから「情報が新鮮であり、情報源として信頼できる」と評価され、
上位表示されるようになるといわれていることにあります。

PV数が上がるのは第一段階としては成功といえますが、
ユーザーにリピートしてもらうためには別の施策を行う必要があります。

記事へアクセスしてもらって作り出した「ユーザーとの接点」を育て、
より強い関係を築くためには、SNSの活用が有効です。
SNSのなかでも、BtoBにおいてもっとも有効とされているFacebookを使うのがおすすめです。

2、Facebookページへの「いいね!」は検索対策記事と別軸の施策が必要

上でも述べたように、オウンドメディアの効果を高めるためには、SNSの活用が欠かせません。
具体的には、企業が持つFacebookページで「いいね!」をたくさん獲得することが大切になってきます。

一度「いいね!」されれば、Facebookに記事をアップするたびに、
そのユーザーのニュースフィード上に自動的に投稿が表示されるようになるからです。
「いいね!」数を伸ばすことができれば、それだけ広告と等しい効果が期待できます。

企業でFacebookページを持っていない場合は、まずアカウントを取得することから始めましょう。
そして、オウンドメディアに記事をアップしたタイミングで、
必ずFacebookに記事のリンクに一言添えて投稿します。

投稿に対する「いいね!」をたくさんもらうために、まずは社内の人に協力してもらい、
最初にある程度の「いいね!」数を獲得しておく必要があります。
これは、「いいね!」の数が少ない記事よりも多い記事に対して「いいね!」する方が
心理的なハードルが下がるためです。

「いいね!」されやすい記事の条件には、共感を呼ぶ内容であることや、
ほかにないユニークなもので優位性のある内容であることなどがあります。

基本的には、ニッチな単語と絡めた自社の商品・サービスに関連するノウハウ系の記事を掲載していくのですが、
共感を呼ぶためのおもしろ記事(例:あるあるネタ、○○に関する調査結果を発表!など)を作成し、
ノウハウ記事の間に挟み込むと「いいね!」獲得に効果を発揮します。

「いいね!」されると、「いいね!」してくれた人の友達のタイムライン上にも投稿記事が表示されます。
拡散されやすい記事を作成してFacebookと連動させることで、
より多くのニュースフィードへの露出を狙いましょう。

3、Facebook広告も視野に入れよう

検索キーワードから流入したユーザーの「いいね!」を待つことと並行して、
Facebook広告を出してブーストをかければ、さらに多くの「いいね!」を集めることができます。

Facebook広告の特長は、
ユーザーが属しているさまざまなカテゴリーの中から選んだ「ペルソナに近いユーザー」を狙って
広告を出稿できること。
つまり、ピンポイントなターゲットのみにアプローチすることができるのです。

そもそもFacebookは実名性が高く、
所属企業や職種などの業務情報と個人情報が細かに入っているケースが多いため、
そのターゲット像もより正確だと考えられます。

Facebook広告にはさまざまな種類がありますが、
この場合「エンゲージメント広告」という、強制的にニュースフィードに広告を表示させるタイプが最適。
Facebookページの投稿の表示数が伸びるため、より多くの「いいね!」獲得が期待できます。


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