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バズらせよう!ハイブリッド・マーケティングで、勝手に成長するコンテンツ作り~後編~

記事公開日:2014/10/14
最終更新日:2025/11/07
バズらせよう!ハイブリッド・マーケティングで、勝手に成長するコンテンツ作り~後編~

【この記事の要約】

パンくずリスト(Breadcrumbs)とは、Webサイトのページ上部(または下部)に設置される、「HOME > カテゴリ > 現在のページ」のように、サイト階層における現在地を示すナビゲーションリンクのことです。ユーザーがパンのくずを辿って家に帰る童話『ヘンゼルとグレーテル』が語源とされています。

パンくずリストを設置する目的は、大きく2つあります。第一に「ユーザビリティの向上」です。サイト訪問者が「今、自分はサイト全体のどこにいるのか」を直感的に把握でき、より上位の階層(例:カテゴリトップ)へ簡単に戻ることができるため、サイト内の回遊性を高め、直帰率を低下させる効果があります。

第二に「SEO効果」です。パンくずリストは、Googleのクローラー(検索ロボット)に対して、サイトの内部構造やトピックの階層関係を明確に伝える役割を果たします。これにより、クローラーがサイト全体を巡回しやすくなり、インデックス(検索エンジンへの登録)が促進されます。また、検索結果画面(SERPs)にパンくずリストが表示されることがあり、ユーザーのクリック率向上にも寄与します。

 

【よくある質問と回答】

パンくずリストとは何ですか?

Webサイトのページ上部に表示される「HOME > カテゴリ > 記事名」のような、サイト階層上の現在地を示すナビゲーションリンクのことです。

パンくずリストを設置するメリットは何ですか?

ユーザー(訪問者)にとっては、「今サイトのどこにいるか」が分かりやすく、上位階層に戻りやすくなるため「ユーザビリティが向上」します。

パンくずリストはSEOにも効果がありますか?

はい。Googleのクローラー(ロボット)がサイトの構造を理解しやすくなるため、インデックス(登録)の促進に役立ちます。また、検索結果にパンくずリストが表示されることもあり、クリック率の向上にも貢献します。

 

【ここから本文】


こんにちは


スターティアラボ ブログ編集部です。


前回は、近年、特に効果的なプロモーションである「口コミ」を、バズマーケティング、バイラルマーケティングの2つを用いて、勝手に成長するコンテンツ作りをしましょうというお話でした。

口コミの活用が重要な理由

バズマーケティング、バイラルマーケティングの違い

ここまでご説明しましたが、後編では、具体的な2つのハイブリッド方法から、コンテンツ・サービスをバズらせるためのコツまでご紹介します。

1、2つのマーケティング手法をハイブリッドする

タイトルで、「ハイブリッド・マーケティング」と記載しましたが、実は、いずれかのマーケティング手法を実践している人にとっては、無意識の内に双方とも出来ている事の方が多いのです。

理由は、主に2つあります。

①それぞれの意味が明確になっていない(混在している)

こちらはよくある話で、そもそもバズマーケティングとバイラルマーケティングの違いを正確に把握していないために、例えばバイラルマーケティングを実施しているはずが、結果として、一本化してバズマーケティングまで行っているパターンです。

しかしこの違いも、それぞれマーケティングの違い説明する人によって差異があり、どれが真実なのか判断が難しいものでもあります。なので、"バズる"本質を理解していれば、敢えて分けるような考え方は必要ないかもしれません。

②片方だけでは効果が弱く、さらに突き詰める中で結果的に双方を実践している

近年では、バズマーケティング、バイラルマーケティングのどちらかだけでは、あまり効果的ではないためです。口コミが当たり前になっている今、どちらかだけでは差別化まで至らない事が理由かと考えます。

さて、「2つのマーケティング手法をハイブリッドする」と言いましたが、重要なのは、商品が注目されるための施策(バズマーケティング)を行い、その上で、商品情報を口コミで広める施策(バイラルマーケティング)を行って初めて、"バズる"ためのマーケティングは効果を発揮します。

商品が注目されるための施策(バズマーケティング)× 商品情報を口コミで広める施策(バイラルマーケティング)=ハイブリッド・マーケティング

2つをハイブリッドする公式を忘れずに、効果が出ていないのならばどちらが欠けているのか、細分化して理由を探してみると良いかも知れません。

どちらも出来ていないのであれば、次に"バズらせる"ためのコツをご紹介します。

2、"バズらせる"ための方法

"バズらせる"ための方法は、大きく分けて3つあります。

①優良なコンテンツ、サービスを作る

誰にとっても良い物は、一度世に出してしまえば放っておいても勝手に口コミは広がります。

優良性の高いコンテンツ、サービスはそれだけで十分な価値があるので、生み出してしまえば、後はユーザーによって拡散されていきます。では、どうすればそういったコンテンツが作れるのか?それは自社で抱えている情報の中にヒントがあるかも知れません。

「優良性の高いコンテンツ=専門性が高い」となる場合があり、例えば製造業等であれば、自社で持っているノウハウを、出せる範囲で公開するなどが時として有効です。

②インパクト重視の露出を行う

しかしそれだけでは難しいのも事実で、そういった場合は、インパクトのある露出をする事です。特質なキャンペーンを打つのもありです。2013年にソフトバンクが行った「携帯代、一生分無料キャンペーン」はとてもインパクトがあり、15万件以上の応募がありました。

コカ・コーラのネームボトル企画も、バズマーケティングの成功例ですね。友人の中に一人はいる名前であれば話題に上がりやすく、消費者もFacebookやTwitterで簡単に拡散出来る時代ですので、口コミを広げるには素晴らしく効果的な施策でした。

③"インフルエンサー"を利用する

情報の拡散を狙う時は、インフルエンサーと呼ばれる「情報拡散の核となる人物」を選定しておく事が重要です。例えばインターネット上で発言力を持つ人物や、ユニークな動画投稿で急速に人気を集める人物など。

インフルエンサーを選定し、彼らに向けてプロモーションをかける事で急速な拡散を狙える可能性が出てきます。

3、まとめ

バズマーケティング、バイラルマーケティングを行うには、打ち出すためのコンテンツやサービスを持っている事が前提になります。それが優良なものならば尚良しですが、今回のポイントは、実はそういったところではなく、現代では"口コミ"がベースとなり、情報が拡散していきますので、もしサービスの売上が著しくないなど問題を抱えていたら

商品が注目されるための施策

商品情報を口コミで広めるための施策

両方が出来ているのか?見直すことから始めましょう。ユーザーの声を集めるのも良いと思います。

どうしたらサービスは広まるのか。マス広告から次の形にシフトしている中で、「人を集めて拡散する」するにはどうしたらいいのか?今後注目すべきはこういったところでしょう。

一度、世に出したら勝手に成長していくコンテンツ・サービスがあれば、これ以上ないですよね。

 

 

【English summary】

Breadcrumbs are navigation links, typically placed at the top (or bottom) of a webpage, that show the user's current location within the site's hierarchy (e.g., "HOME > Category > Current Page"). The term originates from the fairy tale Hansel and Gretel, where the children follow a trail of breadcrumbs home.

There are two main purposes for implementing breadcrumbs. First is "Usability Improvement." They allow visitors to intuitively understand their current location within the site and easily navigate back to higher-level pages (like a category top), which enhances site exploration and reduces bounce rates.

Second is the "SEO Benefit." Breadcrumbs clearly convey the site's internal structure and topic hierarchy to Google's crawlers (search robots). This helps the crawlers navigate the entire site, facilitating better indexing. Furthermore, breadcrumbs may appear in the search engine results pages (SERPs), contributing to an improved click-through rate.


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