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印刷会社がWebサイトから売上をあげるために考えなければならないたった一つの事

記事公開日:2015/02/19
最終更新日:2023/11/10
印刷会社がWebサイトから売上をあげるために考えなければならないたった一つの事


こんにちは。


スターティアラボ ブログ編集部です。

今回は印刷会社、もしくは印刷業界に携わっている方向けの内容になります。

印刷会社がWebサイトから売上をあげる術についてご説明します。

1.印刷業界のWebサイト=印刷通販サイトではない

印刷会社・印刷業界が「Webサイトで売上を上げる」と聞くと、「印刷通販サイトを開設するってこと?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが正直なところ、印刷通販サイトで売上げ・利益を立てることは、とても大変であると予測されます。

実際に通販サイトを運営しようとすると、テレビCMでおなじみのプリント◯ックと戦わなければなりません。

プリント◯ックはじめ、すでに有名なサイトと対等に戦っていくためには、Webサイトを構築するだけでは正直難しいのが現状です。Webサイト構築費、システムの構築費、(並大抵ではない)広告費、運用する為の人件費等々、膨大なコストがかかります。また、一度に大量の発注がきても迅速に対応出来るような体制を整えなければなりません。

このコストに見合う売上げが立つのは一体いつになるのでしょうか?またサイトは構築して終わりではないので運用しなければならない事を考えると、楽ではない事が容易に想像できます。

2.印刷通販サイトが自社に合っているかどうかを考える

まず誤解が無いようにお伝えするのですが、通販サイトが「だめ」とは決して考えていません。

うまく回れば、最低限の人件費で売上げをたてる事ができるのですから、これほどいいビジネスモデルはありません。

ご注意いただきたいのは、「印刷通販サイトの運営が、あなたの会社に本当に合っているのか?」を考えて欲しいという事です。

冒頭でも述べた通り、運営する為には初期コストがかかります。しかも競合は大手ですから、成果が出始めるまでに時間がかかる可能性もあります。最悪のケースは、コストを掛けて人的工数をかけてもうまく立ち行かなくなることです。

そんなリスクがあっても出来るのか?という事です。

3.印刷会社がWebサイトから売上を伸ばすためには

弊社は電子ブックARの作成ソフトを提供している会社です。必然と印刷会社様とのお取り引きも多いのですが、お客様と話していると、せっかく丁寧な仕事をされているのに、、、

「うまくアピール出来くて・・・」

「安い所に取られちゃって・・・」

いうと声を聞く事は少なくありません。

弊社では、Webサイトをお作りいただいた後の運用フォローまで行っておりますが、様々なお客様のWebサイト運用をお手伝いする中である事実が分かっています。それは、「しかるべきターゲットに最適な方法で打ち出せれば、Webサイトから売上を上げることは可能」だということです。

さらに具体的に申し上げると、その方法とはズバリ「Webサイトを通じて、貴社に相談がくる回数を増やす」ということです。

世間では、紙の需要は減ってきていると言われています。確かにそうだと思います。ですが、様々なサービスが出現している2015年になっても印刷物が全くなくなる事態にはなっていません。また今後もこれが0に成る事は無いでしょう。

(実際に弊社でも、名刺をはじめパンフレットや展示会のチラシを作成しておりますので、、、)

ということは、世の中には印刷したくてうずうずしている人はたくさん居るのです。そんな方達に「印刷をしたいのだけど、どうしたらできるのかしら・・?」と相談されたらどうですか?貴社の営業マンはほぼ100%と言っていいほど、「この方法で実現出来ますよ」「予算でしたらこの方法があります」と提案が出来るはずです。

貴社の営業マンの受注率は何%ですか?仮に月20件の相談があったら何件成約になるでしょうか?

つまり、相談される回数を増やせばテレアポをしなくても新規のお客様とお仕事ができる可能性が非常に高まるわけです。

4.Webサイトからお問い合わせを増やすにはたった一つのことを考えるだけ

印刷会社がWebサイトで売上げを上げる方法は、Webサイトから問い合わせ(相談)を増やすという事を説明しました。


では、実際にお問い合わせを増やすためにはどんなことから始めたらいいのでしょうか?

よく言われているSEO対策?今流行のオウンドメディア?コンテンツマーケティング?リスティング広告?

確かに世の中には様々な手法や考え方がありますが、始めるにあたってしなければならないものは実はたった一つだけです。「貴社がどんなお客様にサービスを提供したいか?」を考えるだけです。

・企業の担当者の方
・個人の方から
・学校関係の方
・行政関係の方
・どの地域に住んでいる人
・とにかく安い物を探している人
・ちょっぴり高くても良い物を買いたい人
・とにかく急いでいて早急に対応してほしい人
・デザインから起こしてほしい人
・特殊な印刷をしたい人

・・・・などなど

「印刷して欲しい人」と一口に言っても、世の中には様々な人が居ます。貴社はどんなお客様にサービスを提供したいですか?改めて振り返ってみましょう。

5.ターゲットをもってWebサイトの魅せ方を考える

いまのWebサイトは、上記で考えていただいた「貴社がサービスを提供したい」人からみたら、魅力的なサイトになっていますか?


最新のデザインで、、、といような難しい話ではありません。「貴社がサービスを提供したい」ユーザーからみて、今のWebサイトは整合性がとれているかどうかという事です。

例えば、「地域に根付いている中小企業の担当者」で「魅力的なデザインから考えて欲しい」という方から、相談をして貰いたかったとします。そんな方からしたら、いくら「安い!」「早い!」と謳われても相談したいとは思えないですよね。そうではなく、「デザイン企画からできます!」「デザイン力があります!」と謳ってあるほうが魅力的に見えるのではないでしょうか。

6.まとめ

会社によって状況は異なるので、もちろん全ての会社に当てはまるとは考えていません。ですが、どんなビジネスをするにしても「どんなお客様にサービスを提供したいですか?」に尽きると思います。

Webサイトは貴社とお客様をつなげるツールでしかありません。自分たちがしたい事、自分たちの得意なこと、現実とのギャップがわかれば、あとはそれをWebサイトで表現するだけなのです。


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