経営者でなくともWeb担当者にぜひ読んでいただきたい良書のご紹介!!
最終更新日:2018/04/27
こんにちは。
ラボブログ編集部です。
本日は経営者でなくともweb担当者になったら、
ぜひ一読してほしい本をご紹介いたします。
え?ウェブマーケッター向けのブログなのに!?
なぜこのタイミングで本のご紹介なの・・・?
こんな風に思われた方も多いかと思います。
当ブログもそうですが、ウェブサイトの運営や企画、制作に至るまで、
インターネット上には数えきれないくらいの知識やノウハウが転がっています。
(しかも無料で!)
私も実際にGoogleで検索して、求めている答えが掲載されていそうなページを選択し、
調べものをしたり、自分の知識を広げようとしたりしています。
さて、ここで皆さんに質問です。
インターネットで調べ物をして、自分でも思いつかなかったような画期的な考え方、
まさに目からうろこの考え方を知りました。
この考え方を自分に取り込めば、仕事の成果は格段に上がるようなものです。
でも実際に行動に起こしたことはありましたか?
how to記事のような、「titleタグを△△のようにする」などのように
明確に実践により近いものは、実践されている方もいるかと思いますが、
行動に起こしたことがある方は少ないのでは?と思います。
なぜなのでしょう?
御存知の通り、インターネットで得た情報は「知識」にはなりやすいですが、
「知恵」にはなかなかなりません。つまり「知っているだけ」の状態になりやすいのです。
知っているだけでは、人はなかなか行動にできません。
その点、読書をすることで、得た情報を応用させることができる、
つまり自分なりに解釈・理解することができるようになります。
人は自分が理解していることは簡単に行動に移すことができるのです。
ですので、今回は実際にみなさんに行動に移すきっかけづくりをしたいなと思い、
あえて本のご紹介をさせていただこうと思いました。
少々脱線してしまいましたが、、次章より経営者でなくとも
Web担当者にぜひ読んでいただきたい良書をご紹介させていただきます。
1.経営者様でなくとも、ぜひ一読いただきたい本!
今回、私がおすすめする本は、
「経営者のためのウェブブランディングの教科書」です。
もちろん、他にも役立つ本、知見を広げる事が出来る本はたくさんあります。
では、なぜ
「経営者のためのウェブブランディングの教科書」
をおすすめするのか?
それは、本当の意味でウェブサイトの運用をするためには
「ブランディング」というものへの理解が、必要不可欠だからです。
「今更ブランディング?」「ブランディングの大切さは知ってる」
・・・と耳にタコができるくらい聞き慣れているかも知れません。
ただ、ブランディングをすることに対して
「いち社員だし・・・」「ブランドって大手だけでしょ?」
と、なにかしら他人事だと思っていませんか?
(他人事だと思っていなかったら、ごめんなさい!!)
ウェブ運用にも必要な「ブランディング」について
意識が変わった、本気で考える、等々のきっかけになる本だと思い
「経営者のためのウェブブランディングの教科書」をおすすめさせていただきました。
2.経営者でなくともおすすめするポイント
おすすめするポイントは3つあります。
ポイント1
・企業のウェブサイトに対する正しい考え方・心構えが書いてある
ポイント2
・実際に行動に移した時の、具体的な手順も書いてある
ポイント3
・小難しいワードがなく、ウェブに精通していない人でも読みやすい
ポイント1
・企業のウェブサイトに対する正しい考え方・心構えが書いてある
→これはとても大切なポイントです!いくら手段が正しくても、考え方が
正しくなければいつか必ずつまずいてしまいます。
本書は実践するための手段も紹介されていますが、考え方や心構えについても
わかりやすく書かれているので、本質をつかむことができるかと思います。
ポイント2
・実際に行動に移した時の、具体的な手順も書いてある
→具体的な手順も惜しみなくわかりやすく書かれているので、次に何をしたらいいのか?
何を考えるべきなのか?を見つけやすいです。
ですので、読んだだけではなく、実際に行動を起こすことができると思います。
ポイント3
・小難しいワードがなく、ウェブに精通していない人でも読みやすい
→ウェブ運用やマーケティング、ブランディングというと、専門用語が多くなりがちなのですが、
この本は専門用語が少なく、基礎知識が無い方でもとても読みやすいです。
3.内容をほんのちょこっとだけ紹介
さっくりご紹介すると、
10年間で約250サイトを世に送り出してきた佐野 彰彦 さんが、
ウェブを活用したブランディングの実践方法に特化して書かれた本です。
本書は6章からできています。
概要の概要を以下にてほんのちょこっとだけご紹介します。
第1章
中小ベンチャー企業の9割が、ウェブサイトを有効活用できていない
→だれもが陥りやすいウェブサイトに関する「誤解」を挙げながら、
具体的な例とともに解説されています。
第2章
企業の潜在能力を120%発揮する、ウェブブランディングの絶対法則
→ブランディングとは?から、ウェブブランディングを実践するための
具体的なフローや考え方を解説されています。
第3章
信頼性のあるウェブデザインが、他社に負けない企業ブランドをつくる
→ウェブサイトに関するデザインの考え方はもちろん、ロゴマークの考え方・作り方が紹介されていて、
デザインをないがしろにしちゃいけないなと改めて気づかされます。
第4章
新規顧客を獲得し、ファンヘと結晶化する“オウンドメディア"とは
→でました我らがオウンドメディア!
第5章
優秀な人材を確実につかむ、採用サイトのコンテンツ構築法
→ご存知の通り、集客や新規開拓だけではなく、採用活動にも活用出来ます。
採用向けコンテンツに向けたhowtoは無いのですが、第5章では具体的なコンテンツの構築方法が紹介されています。
第6章
中小・ベンチャー企業こそ、クロスメディアでブランディングを完成させる
→中小・ベンチャー企業とメディアってなかなか結びつかないワードですが、
この章を読むと中小・ベンチャー企業でもメディア(クロスメディア)に取り組んだほうが良いということが理解できます。
4.まとめ
私が心に残ったフレーズが2つあります。
それは、小見出しにもなっている
ーーブランドとは、「心に浮かぶ映像」
と、コラムに書かれている
ーー気配り上手は企画上手
の2つです。
私は運用サポートをしている立場になります。
「ブランディング」って言葉では理解していましたが、
いざお客様に
「言っている事はわかるけど、うちはなんにも特徴が無いし・・」
と言われたときに、
「そうじゃないんですよ・・(どう説明したら伝わるだろう?)」
と、なってうまく伝えられなかったのです。
(つまり本当の意味で理解出来ていなかったのですが・・)
ただこの本を読んで、
ブランドとは、「心に浮かぶ映像」
と読んで、すとんと落ちたんです。
別に有形であろうが、無形であろうが
良い意味だろうが、悪い意味だろうが
「〇〇と聞いたら、◎◎!」
と思い浮かぶようなことがブランドと書かれて、
とても納得することができました。
確かに、赤いMのマークと言ったら、某ファーストフード店が思い浮かびますもんね!
また、「気配り上手は企画上手」はもぎれるんじゃないかというくらい首を縦に振りました。 コンテンツや企画はユーザーの視点に立つことができないと、よいコンテンツ・企画は生まれません。ユーザーの視点に立てる人は、普段から周りに気を配れるような人だと思います。このことを改めて気付かされました。
そして普段の自分はどうかな?とも反省致しました・・
ということで、本日はみなさんにぜひ読んでいただきたい本をご紹介致しました。
ぜひ、経営者の方も経営者ではない方も読んでみてくださいね!