【SWOT分析で自社を知る】Webサイトで会社の強みは伝わっていますか?
最終更新日:2025/10/31

【この記事の要約】
SWOT分析とは、企業の内部環境(強み・弱み)と外部環境(機会・脅威)という4つの要素を整理・分析するためのフレームワークです。自社の現状を客観的に把握し、今後の戦略を立案する上で非常に有効です。
分析の鍵は、4つの要素を洗い出すだけでなく、それらを掛け合わせる「クロスSWOT分析」にあります。「強み」を活かして「機会」を最大限に利用する戦略(積極化戦略)や、「弱み」が「脅威」によって最悪の事態を招くのを防ぐ戦略(防衛/撤退戦略)などを導き出します。現状把握から、具体的なアクションプランへと繋げることが、SWOT分析の本来の目的です。
なぜ同じキーワードで検索しても、人によって順位が違うのですか?
Googleが、あなたの過去の行動や現在地などを考慮して、「あなたにとって最も役立ちそうな結果」を優先的に表示しているためです(パーソナライズド検索)。例えば、あなたが普段からよく閲覧するサイトや、今いる場所(例:渋谷)に近い店舗の情報などが、他の人よりも上位に表示されやすくなります。
正確な検索順位を知るには、どうすればよいですか?
2つの方法があります。1つは、ブラウザの「シークレットモード(プライベートブラウジング)」を使って検索することです。これにより、自身の検索履歴などの影響が排除された、より客観的な順位を確認できます。もう1つは、専用の「検索順位チェックツール」を導入することです。ツールはパーソナライズの影響を受けずに、指定したキーワードの順位を自動で取得してくれます。
パーソナライズド検索の時代に、SEO担当者は何をすべきですか?
小手先の順位変動に一喜一憂するのではなく、ターゲットユーザーにとって、どのような状況でも価値のある、質の高いコンテンツを作り続けることに集中すべきです。ユーザーの検索意図に深く応え、多くの人から支持されるような普遍的な価値を持つコンテンツは、パーソナライズの影響を受けにくく、長期的に安定して上位表示される傾向にあります。
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こんにちは。
スターティアラボ ブログ編集部です。
インターネット市場が拡大してきている中で、Webサイトからの集客に力をいれている企業はまだまだ増加傾向にあります。この記事をご覧いただいている皆様の会社でも同じようにされているかも知れません。
そんな中、Webサイトの効果を高めようと、他社の優れた部分を参考にする場合があるかと思います。それ自体は非常に良い事です。ですが、一つだけ注意点がございます。
それは、「優れたサイトを真似しただけ」では成功はしないという事です。
その理由と、「Webサイトの効果を高めるにはどうすれば良いか?」についてご説明します。
1.自社の強みを明確にする
「優れたサイトを真似しただけ」で高い効果が望めない理由は、例えば同じ業界で同じような製品を扱っていたとしても、製品そのもの以外で売りとしている強みは会社毎で異なり、それが「選ばれる理由」となる可能性があるためです。聞いてみたら単純な理由で、拍子抜けした人もいるかもしれませんね。ですが、この当たり前を忘れない事がとても重要。
例えば、共にコピー機の販売代理店であるA社とB社がいたとします。
A社とB社は同じ性質の製品を販売しているわけですが、A社は販売後のアフターフォローを売りにしていて、B社は製品の低価格を売りにしています。
低価格を強みとする場合と、アフターフォローを強みにする場合とでは、Webサイトでの表現方法は変わってきます。しかし、デザインや見せ方など表面的なことに捕らわれて、A社が、B社のWebサイトのデザインや階層構造を単純に真似たとすれば、それは適切とは言えません。
会社によって、強みが違えば弱みも違い、Webサイトでの導線設計は異なるからです。
では、まず何から考えなければならなのか?それは自社の強みや弱み、内部環境や外部環境を正確に分析する事です。そのために今回ご紹介するのが"SWOT分析"です。
2.SWOT分析とは
企業の経営戦略を分析する方法です。具体的には、社内を強みと弱み、社外を機会と驚異、4つのカテゴリーに分けて戦略を分析します。
まず社内事情の分析においては、経営目標へ貢献する"強み"、反対に経営目標へ障害となる"弱み"の二つを改めて自己分析を行い洗い出します。洗い出すことができたら、次はそれぞれ深掘りし、「それが強み・弱みである理由」まで明確にしましょう。
社外事情の分析においては、経営目標へ貢献する外部要因の"機会"と、反対に経営目標へ障害となる外部要因の"脅威"の二つを明確にします。市場の変化、ユーザーニーズの変化、消費税の増税なども外部要因になります。
わかりやすいよう表に起こしましょう。このようなイメージになります。

「強みを活かして集客を強化する」
「機会に対して、新しい活路を見出す」
「驚異に対して、新たな機会に転化して活路を見出す」
「弱みを克服して、強みに転化するチャンスを伺う」
「弱みを放棄して、強みの強化に資源を配分する」
上記のように区分けをすれば、保有する資源を活かして驚異を克服するのか、弱みを克服するのではなく強みを最大限推していく戦略を取るのか、自社が取るべき戦略が見えてきます。
3.印刷会社に例えると
「顧客毎に合わせた高い対応力。カスタマイズに強い」
これを強みにしている印刷会社がWebサイトからの効果を高めるには、Webサイトの中で"顧客満足度が高い理由"を積極的に打ちだします。
印刷通販会社が強く、地方の印刷会社が押されているという外部要因の脅威があるので、そことの差別化を図っていくために、「お客様ごとに合わせたカスタマイズ案件に強く、他では出来ないと言われてしまうような要望もまずはご相談ください」と、強みを訴求でします。
参考までに事例をご紹介します。弊社のお客様であるアイユー印刷株式会社様です。
TOPページの中段に、具体的な悩み、お客様がよく悩むであろう項目から別ページへ導線を設けています。「こんな製品があります!」だけではなく、「その悩みならこんな製品はいかが?」というお客様に合わせた提案が出来る強みがよく伝わってきます。
4.まとめ
自社の強みを把握していない企業はそういないと思いますが、強みを明確にした上で、的確にWebサイト上でそれを表現出来ている企業はまだまだ多くないように感じます。
自社の強み、戦っていく場所、相手をしっかり把握し、それを基にWebサイトにおける戦略を打ち立てていきましょう。
【English summary】
SWOT analysis is a framework for organizing and analyzing four elements: a company's internal environment (Strengths, Weaknesses) and external environment (Opportunities, Threats). It is highly effective for objectively understanding the company's current situation and formulating future strategies.
The key to the analysis is not just to list the four elements, but to perform a "cross-SWOT analysis" that combines them. This leads to strategies such as leveraging "strengths" to maximize "opportunities" (aggressive strategy), or preventing "weaknesses" from leading to the worst-case scenario due to "threats" (defensive/withdrawal strategy). The true purpose of SWOT analysis is to move from understanding the current situation to creating a concrete action plan.






