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これだけは知っておきたい!Webマーケティング用語集 初級編

記事公開日:2015/06/19
最終更新日:2025/10/31
これだけは知っておきたい!Webマーケティング用語集 初級編

【この記事の要約】

テキストマイニングとは、大量のテキストデータ(アンケートの自由回答、SNSの投稿、問い合わせ履歴など)を自然言語処理技術を用いて分析し、有益な知見を抽出する手法です。顧客の「生の声」に隠された本音や潜在的なニーズを発見することができます。

具体的な分析手法には、頻出する単語を可視化する「ワードクラウド」や、単語同士の関連性を分析する「共起ネットワーク」などがあります。これらの手法を用いることで、顧客が商品やサービスのどこに満足し、どこに不満を抱いているのかを客観的に把握できます。データに基づいた商品改善やマーケティング戦略の立案に繋がる、強力な分析ツールです。

 

【よくある質問と回答】

テキストマイニングを行うと、どんないいことがありますか?

アンケートの自由回答やSNSの投稿といった、これまで見過ごされがちだった定性的なデータの中から、客観的なパターンやインサイトを発見できることです。これにより、定量データ(売上など)だけでは分からなかった「なぜ顧客はそう思うのか」という理由を深く理解でき、より的確な改善策に繋げられます。

テキストマイニングには、どのようなツールを使えばよいですか?

無料で使えるツールから、高機能な有料ツールまで様々です。手軽に始めるなら、文章を投げ込むだけで頻出単語を可視化してくれる無料のワードクラウド生成ツールなどがあります。より高度な分析をしたい場合は、専門の有料テキストマイニングツールや、プログラミング言語のPythonなどを活用する方法があります。

「共起ネットワーク」分析とは、どのようなものですか?

文章中で、「どのような単語が、どのような単語と一緒に出現しやすいか」という関係性を分析する手法です。例えば、「ビール」という単語が「夏」「枝豆」という単語とよく一緒に出てくる、といった繋がりを線で結んで可視化します。これにより、単語の出現頻度だけでは分からない、顧客の思考の文脈や連想を読み解くことができます。

 

【ここから本文】

こんにちは。

Webプロモーション事業部の本郷です。

なんだかよく耳にするし、知っている気になっているWebマーケティング用語・・・。

あなたのその認識あっていますか?

ちょっと不安なあなた!

忘れちゃったあなた!

これからマーケティングをはじめるあなた!

そんなみなさんに、良く聞くWebマーケティング用語をまとめてみました。

1.SEOとSEM

SEOとは、「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、検索エンジンにより上位に自社サイトが掲載されるようコンテンツを最適化することになります。

一方、SEMとは、「Search Engine Marketing(検索エンジンマーケティング )」の略で、検索エンジンから自社Webサイトへの訪問者を増やすマーケティング手法です。

SEOとSEM

このように、Webサイトへの訪問者を増やす施策はSEOだけでは無く、Web広告も含まれるので、より広義な施策がSEMとなります。

似ている言葉なので間違えやすいですが、検索エンジンからの訪問者を増やし(SEM)、その手法として(SEO)が活用されます。

2.コンバージョン(CV)

Webサイトからの閲覧者が、お問い合わせ(会員登録や資料請求、商品購入)など企業の望む行動を起こす事を指します。

Webサイトからお問い合わせなどの行動を起こした人の数をコンバージョン数、閲覧者全体に占める比率をコンバージョン率といいます。

Webサイト制作する事に意味を持たすにはコンバーションを高めていく必要があります。

3.内部リンク

Webサイト内のページ間を結ぶリンクの事です。リンク元もリンク先も同一サイト内のページであるようなリンクのことで、メニューやナビゲーションがわかりやすいと思います。

内部リンクも重要なSEO対策になります。

例えば検索した時にトップページが表示されずに、下階層のページが表時されてしまう時は、パンくずリストを表示する事により、内部リンクで全てのページがトップページにリンクを送る事が出来ます。

内部リンク

その結果、サイト内でトップページが強くなり、トップページが表示されるようになります。

4.PDCA

PDCAとは「Plan・Do・Check・Action」のそれぞれの頭文字を並べた言葉です。

Plan(計画) Do(実行) Check(評価) Action(改善)

「PDCAサイクル」という言い方もされます。P→D→C→Aときて、Aからまた次のPに進む。このサイクルを「クルクルと回し、継続的に改善していく」ことが大切だと言われています。

5.SWOT分析

Strength(強み) Weakness(弱み) Opportunity(機会) Threat(脅威)

企業戦略における現状分析の1つで、自社内外の状況を整理し客観的に判定し企業戦略を考えやすくする分析方法となります。

SWOT分析

6.3C分析

Customer(市場・顧客)  Competitor(競合)  Company(自社)

頭文字をとったものでマーケティングにおいてこの3C分析という言葉はよく耳にします。

Webサイトを制作する上で自社の分析に用いることが多いです。

3C分析

7.まとめ

どうでしたでしょうか?

今回ご紹介したWebマーケティング用語はほんの触り部分ですが、今後記事の中で様々な用語の紹介もしていきます。皆様の中でも「この単語の意味って本当はどんな内容なんだろう」ということがあればドシドシお声をお寄せください。

情報が溢れかえっている現代だからこそ、実際の用語の意味を見失わないようにしないといけませんね!

 

 

【English summary】

Text mining is a technique for extracting useful insights by analyzing large volumes of text data (such as free-form survey responses, social media posts, and inquiry logs) using natural language processing technology. It allows for the discovery of hidden true feelings and potential needs within the "raw voice" of the customer.

Specific analysis methods include the "word cloud," which visualizes frequently occurring words, and the "co-occurrence network," which analyzes the relationships between words. By using these methods, one can objectively grasp what aspects of a product or service customers are satisfied or dissatisfied with. It is a powerful analytical tool that leads to data-driven product improvement and marketing strategy formulation.

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