そのURL、ちゃんと正規化されていますか?
最終更新日:2018/05/25
こんにちわ。
スターティアラボ ブログ編集部です。
世の中に多く存在するホームページ。少しでも売り上げを伸ばしたり、お問い合わせをもらったりと、SEO対策に奮闘していることと思います。
ところでそのホームページ、正しく認識されていますか?少し言い方を変えますと、検索エンジンに正しくURLを認識してもらっていますか?
URLを正しく認識してもらうことで、中長期的にホームページの価値が変わっていきますので、一度自社のホームページを下記の内容でご確認してみてはいかがでしょうか。
1.正しいURL認識とは?
実際に、正しいURLとは何のことでしょうか?下の4つのURLをご覧ください。
1. http://www.example.com/
2. http://www.example.com/index.html
3. http://example.com/
4. http://example.com/index.html
違いが分かりますでしょうか?www.の「あり」・「なし」、index.htmlの「あり」・「なし」の4パターンです。理論上、これらのURLを入力すると、すべて同じページにアクセスします。
ユーザーの方は、そんな細かいURLの違いなんて気にしないので、統一感無くアクセスしてきます。果たしてこれは良いことでしょうか?
2.汎用性が高い?とんでもない!
実は検索ロボットからすれば、異なるホームページが4つあると認識されているんです。そして検索ロボットはホームページの評価をそれぞれのホームページに分散させているのです。どういう事か分かりますでしょうか?
一生懸命seo対策を施していても、その評価は100%ではないのです。実にもったいない話だと思いませんか?
今でこそ効果が期待できなくなりましたが、「被リンクを増やす」という対策が有効とされた時期を例にとると、10,000被リンクをホームページに貼ったとしても、10,000被リンク分の評価は得られないということになるのです。
正確に4分割されるわけではありませんが、100%の評価を得られないということが伝われば十分です。
3.URLの正規化
実際にURLを正しく認識させているホームページ例として、日本で一番有名なこちらをご覧ください。
1. http://www.yahoo.co.jp/
2. http://www.yahoo.co.jp/index.html
3. http://yahoo.co.jp/
4. http://yahoo.co.jp/index.html
このホームページは、「www.」あり、「index.html」なしで設定をしているので、他3種類のURLでアクセスしても自動的に正しいURLにジャンプするようになっています。これをURLの正規化といいます。
URLの正規化を正しく行うことで、今後のseo対策の評価は対象のホームページがちゃんと享受できるようになるのです。
4.まとめ
せっかくseo対策をしても、ちゃんと評価が得られないのはもったいないですよね。
コンテンツマーケティングやオウンドメディアなど、自社の情報を有効的に発信できるプラットフォームが広がってきています。オウンドメディアなどのコンテンツがちゃんとユーザーに届くようにするために、ホームページの土台をしっかり固めることは、とても大切です。
4パターンで自社のホームページにアクセスして、正しいURLが表示されるかどうか、一度、見直してみてはいかがでしょうか。