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【2019年5月】Googleニュース! SEO対策のトピックスまとめ

記事公開日:2019/06/14
最終更新日:2023/11/17
【2019年5月】Googleニュース! SEO対策のトピックスまとめ

日々更新されるGoogle社の最新のSEO関連ニュースや、新機能の情報をまとめました。
この記事は2019年5月のトピックスです。

1.【リリース】Google Marketing Live 2019で「Discovery Ads」を発表

Google公式ブログで紹介されたDiscoverに掲載される広告サンプ

画像引用元: Google公式ブログ で紹介された Discoverに掲載される広告サンプ

2019年5月14日、Googleは広告関連プロダクトに関する更新情報や、開発の方向性を発表する「Google Marketing Live 2019」を米・サンフランシスコで開催しました。

このなかでGoogleは、2019年の後半には、全世界の広告主に「Discovery Ads」を提供すると発表しました。
これまでにも「Discover のフィード広告」として、Googleのモバイルアプリや、モバイルブラウザからgoogle.comにアクセスした場合に広告が表示されていましたが、2019年秋には「Discovery Ads」としてグローバルでリリースされます。「Discovery ads」は、Discover だけではなく、(1)YouTube (2)Discoverフィード (3) Gmail のソーシャル&プロモーションタブにも配信されることが特徴です。
SEOの観点では、オーガニック検索に続いて Discover フィードにも広告が入り込んでくることで、露出機会に影響が出ることも懸念されています。

2.【更新】Google品質評価ガイドラインを更新

2019年5月16日、Googleは、検索アルゴリズムの品質評価に利用するガイドラインを更新しました。
「Google品質評価ガイドライン」には、Google 検索の評価基準・評価対象などが明記されており、SEOを考える上で、問題点を分析するチェックリストや、中長期的なサイト戦略を考えるための参考資料として役立ちます。
今回の更新では、主に下記の3点が変更されました。

●「E-A-T」 から「ページ品質」へ

ガイドライン内で、E-A-T(Expertise専門性、Authoritativeness権威性、Trustworthiness信頼性)という専門用語の使用が減り、より一般的なPage Quality(ページ品質)という用語が使用されるようになりました。

●著者の専門性要件の緩和

以前は、あらゆるサイトに対しコンテンツの著者の「専門性 (Expertise)」を求める傾向がありましたが、最新版ガイドラインではYMYL サイト(Your Money or Your Life/お金や健康・法律など人の人生に深く影響を与える情報)以外は、専門性がさほど要求されなくなりました。

●インタースティシャルへの言及

インタースティシャル(ページ移動時にページとページの間に独立ページとして表示する広告や、ページ表示時に広告がページ内ポップアップとして全画面に表示されるもの)についての言及が拡大しました。インタースティシャルでユーザーを阻害しているページは、品質が低いとみなされ、評価が下げられるようになっています。
品質評価のガイドラインの変更は、現状のサイトの順位、セッション、表示回数に影響します。この対策としては、下記のポイントを意識して改善することが必要です。

  • 内容:ページ単位で、ユーザーが求めている情報を提供し、余分なものを含めないようにする。
  • 量:ページ単位で、ユーザーの需要に応じた適切な情報量を返す。
  • 簡便性:ユーザーが最低限の手間で迅速に目的を達成できるようにする。

参考URL:

3.【リリース】モバイル検索結果の新デザインがロールアウト

Google公式ブログで紹介されたDiscoverに掲載される広告サンプ

画像引用元: Google公式ブログ で掲載された モバイル検索の新しいデザイン

2019年5月28日、Googleはモバイル検索結果のデザインをリニューアルしました。
これまでの表示形式と、変更後の表示形式を、オーガニックフィードと広告エリアに分けて比較してみましょう。

<オーガニックフィードの変更点>

これまで 変更後
1.ページタイトル 1.ファビコン+URL(パンくずリスト)
2.URL(パンくずリスト) 2.ページタイトル
3.スニペット 3.スニペット

<広告エリアの変更点>

これまで 変更後
1.ページタイトル 1.「広告」+URL(パンくずリスト)
2.「広告」+URL(パンくずリスト) 2.ページタイトル
3.スニペット 3.スニペット

自然検索の結果は、ファビコン(アドレスバーやタブ部分に表示されるアイコン)が際立つデザインに変更されており、ファビコンを設定していないサイトは、今後モバイルからのCTRに影響する可能性があります。

4.【更新】Google 新規サイトではMFIをデフォルトに

Google は、ウェブマスター向け公式ブログで、2019年7月以降に初めて発見されたURLは、PCではなくモバイル版でサイトを評価する「モバイル ファースト インデックス」を適用することを発表しました。
2018年3月27日に、モバイルファーストインデックスが本格導入されて以降、順次切り替えられていましたが、本格的な導入が始まります。モバイル対応していないサイトは、検索順位の下落につながる可能性が高いため、早急な対策が必要です。

  • 6月にサイト公開したとしても、初回のクロールが7月以降なら、最初からMFIになる。
  • 既存サイト(クロール済サイト)は引き続き順次適用される。
  • 現在のMFI適用は12月時点の発表で50%程度。
  • 自社サイトの適用状況は、Search Console の URL 検査ツールで調べられる。

5.【更新】Google コアアルゴリズムのアップデートを予告

Google SearchLiaisonは、2019年6月2日、TwitterでGoogleコアアルゴリズムのアップデートに関し、下記のような予告をしました。

「明日は、年に数回行うブロードコアアルゴリズムのアップデートをリリースします。
これは2019年6月のコアアップデートと呼ばれています。
アップデートに関する私たちのガイダンスの詳細については、このつぶやきを参照してください」。

アップデートは日々起こるもので、具体的にこうすべきという対策の正解はありませんが、サイトの成果を中長期的に捉え、ユーザーにとって価値の高い情報を掲載したサイトを運用し続けていく必要があります。

参考URL:

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