【2018年12月】Googleニュース! SEO対策のトピックスまとめ
最終更新日:2022/01/13
日々アップデートされるGoogle社のSEO関連ニュースや新機能情報をまとめてご紹介します。
この記事は2018年12月のトピックスです。
1.【TVCM】「こんな感じで行き先さがし」by Google オンエア
松嶋尚美さん親子が声で出演するGoogleアプリのテレビCMがオンエア。
「大きい水槽の水族館」など条件を絞って検索することで、求めている施設やお店がすぐに見つかる検索方法を訴求。
2.【ツール】新サーチコンソールに移行
新しくなったGoogle Search Consoleは、新機能として「URL検査」「インデックスされているかどうか」「前回のクロールの日時」「クロールが許可されているか」などが確認できるようになりました。また「検索パフォーマンス」「インデックス カバレッジ レポート」レポートが大幅に進化しました。
3.【検索結果】質問に対するリッチリザルトを表示
「質問」とそれに対する「回答」の投稿内容が検索結果に表示される機能を展開。「QApage」「Question」「Answer」の構造化データマークアップが必要です。また、1つのページで複数の質問を扱っている場合は利用できない点に注意。
●参考:リッチリザルトなどの解説(Google社のサポートページ)
4.【検索結果】生中継動画をGoogle検索に反映
スポーツ中継、ゲーム実況などの生中継動画をGoogle検索やGoogle Assistantに反映させることが可能になりました。構造化データマークアップが必須。Indexing APIを利用することで、反映速度を速められます。
5.【検索結果】0件検索結果の正式採用
計算、単位換算、現地時間、などWebページ検索が不要と見られる検索に対しては自然検索結果を表示しない機能を正式採用しました。
6.【セミナー】Google Dance Osaka開催(2018年10月)
Google の検索チームとサイト運営者を結ぶイベント 「Google Dance Osaka」が開催。東京以外では初のイベントとなりました。
Gary Illyesの画像検索に関する回答
- 画像検索も通常の検索と同様に「クロール→インデックス→ランキング」のフローで行われる。
- imgタグにアクセスできるようにしておかなければならず、robots.txtでボットをブロックしてはいけない。
- 画像用のXMLサイトマップを作成することも推奨
- 画像においてはaltタグが非常に大切な役割を果たす。10文字程度のテキストで構成すべき。
- Googleは、画像の周辺に配置するテキストによってそれが何を表しているのかを理解している。そのため、いかに関連性をGoogleに伝えることができるかで画像検索のパフォーマンスが変わる。
●参考:画像公開に関するガイドライン(Google社のサポートページ)
●参考:画像サイトマップの利用(Google社のサポートページ)
7.【セミナー】Googleウェブマスターオフィスアワー開催
GoogleウェブマスターオフィスアワーのQ&Aを抜粋します。
Q. 外部連携メディアが検索上位になってしまった場合にどうしたらいいか?
A. canonical(カノニカル)を入れるのがベスト。
Q. サブドメインとサブディレクトリ、新サイトを作るならどちらがいいですか?
A. どちらでも問題ない。メンテナンスしやすい方で作ってください。
Q. サーチコンソールのエラーは無視してOKか?
A. 無視していいものとそうでないものが存在する。きちんとエラー内容を理解して、対応すべきものは対応してほしい。とくに、インデックスカバレッジのエラーは無視しないように。
Q. サーチコンソールのエラーが多いがバグではないか?
A. サーチコンソールの精度は99%だと思ってください。
Q. SSL化したらアクセス数が激減しました。
A. おそらくSSL化の問題ではなく、アルゴリズムアップデートが原因ではないか。ちなみに、SSL化で検索結果が大きく向上するということはない。
Q. 301リダイレクトを消すタイミングを教えてください。
A. 301リダイレクトはサーバーに大きな負担をかけるため、元記事へのトラフィックがなくなったタイミングで行ってOK。ただし、優先順位の高い作業ではない。
Q. Googleにとってもユーザーにとっても価値のあるサイトとはどのようなサイトでしょうか。
A. コンテンツ、エコシステム、ストラテジーの3つが重要。とくにエコシステムを意識してほしい。「検索品質評価ガイドライン」を読んでください。
8.【セミナー】Web担当者Forumミーティング2018 Autumn開催
現在のSEOは「インテントを最短で充足させる」勝負。
インテントに応じて最適な体験を提供しよう。(ドコドア株式会社社外取締役 住 太陽氏のセミナーから抜粋)
各インテントごとの対応
Knowクエリ
ユーザーの「知りたい」という意図。その知りたいことについての意味、定義、仕組み、事実、歴史、概念などを的確に説明するコンテンツでこたえる。
Doクエリ
ユーザーの「やってみたい」という意図。そのやりたいことについて、手軽で簡単な方法、必要な道具や材料、コツや注意などを説明するコンテンツでこたえる。
Goクエリ
ユーザーの「行きたい」という意図。ローカルSEO、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)登録、クチコミ(サイテーション)施策を中心に対応。
Buyクエリ
ユーザーの「買いたい」という意図。実際に多くの人が買っており、良好な評判があることが重要。CVR向上とクチコミ(サイテーション)施策で対応。
●参照元:Web担当者Forum