Youtubeのアナリティクス機能で動画の現状分析を行おう
最終更新日:2023/11/10
こんにちは。
スターティアラボ ブログ編集部です。
最近、Youtubeの広告単価が1回0.1円から0.05円になり、Youtuberの収入が減ると話題になっています。
企業で働く皆様においては、Youtubeは自社の動画コンテンツをWebサイトに埋め込み、公開するためにご利用されているかと思います。
おそらく多くの方は、公開して終わっている方々が多いかと思いますが、実は、Youtubeにはアナリティクスの機能が付いていることをご存知ですか?
Youtubeの動画もアクセス解析を行ってPDCAを回す事が可能です。
今回は、Youtubeアナリティクスで分かる内容を幾つかご紹介します。
1.Youtubeアナリティクスの入り方
Youtubeアナリティクスへは下記サイトへアクセスをするか、またはYoutubeの画面内にあるユーザーアイコンをクリックし、「クリエイターツール」より左メニュー「アナリティクス」を選択して画面へ移ります。
▼Youtubeアナリティクス
https://www.youtube.com/analytics
▼クリエイターツールの場所
2.集計期間の設定
まず、主要なメニューアイテムを確認する前に、集計期間を決めて分析を行う範囲を設定します。
集計期間のみだけだとすべての数値が表示されてしまいます。例えば、複数の動画をアップロードしている時には、動画コンテンツ名で該当動画のみを選択し、さらに国を集計したい場合は、「場所を検索」で絞り込んで各データを確認するようにしましょう。
3.再生場所
左メニューより「再生場所」 をクリックすることで、確認ができます。
Youtube上か、それとも埋め込まれている別のWebページ上下、どこの動画が何回再生されているかを大まかに確認することが出来ます。
4.トラフィック ソース
それぞれの動画がどのように(PC、スマホ)閲覧されたかを把握するには「トラフィック ソース」を確認します。
トラフィックソースに「おすすめ-その他」がある場合、閲覧後に表示される関連動画を指します。
こちらは、動画に設定したタグの語句に近しい関連動画が選択された数値です。他にもGoogleやYahooなど、検索エンジンからの流入も確認できますので、意外な流入も元があれば、分析と対策をするとさらに露出が増えるかもしれません。
5.ユーザー層
動画を閲覧したユーザーの性別や年齢層の割合を確認することができます。
使われているGoogleアカウントに登録されている、生年月日と性別を元に反映するようです。注意点としては、一定量を超えないと反映されにくい事です。
再生回数が多くなれば、動画を閲覧するユーザー層が明確になるので、掲載しているWebサイトのテコ入れや、次の動画制作の参考になる事は間違いありません。
6.視聴者維持率
平均して、動画をどの程度の時間閲覧をしたかを確認することも可能です。
平均時間とパーセントが表示され、どの時点でユーザーが閲覧をやめる傾向にあるかをグラフで示してくれます。
閲覧が下がった後に、見れらていないが重要な内容を含む場合には、動画自体を作り直すのは現実的でないので、Webサイトにコメントととして動画の内容を記載するなど、重要な内容を見逃さないようにユーザーへ訴求する対策するのが有効でしょう。
7.まとめ
普段動画を投稿し公開をしているYoutubeですが、アナリティクスへ目を向けると、今までただ公開していただけの動画も見られ方の具体的な数値がわかってきます。ただ公開して終わりではなく、Webサイト同様、動画もユーザビリティを確かめ、PDCAを回して有意義なものにしていかなけれなりません。
GoogleAnalyticsやWebマスターツールのように検索クエリなどがないため、対策が難しいこともありますが、動画をWebサイトに埋め込んでいる場合は、動画の現状把握を行うことでそれがWebサイトの改善に直結します。Youtubeでもアナリティクスを確認し、より良いWebサイト改善を行いたいものです。