断捨離もここまでくれば気持ちいい!「ミニマリズム」なWEBデザインたち
最終更新日:2023/11/14
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ウェブデザインにおいて、「ミニマリズム」は重要なコンテンツを伝えることができる方法として使用されています。
今回は、コンテンツをよりシンプルに見せる方法の「ミニマリズム」なWEBサイトをご紹介します。
1.ミニマリズムとは?
ミニマリズムといえば、「Less Is More(シンプルこそ美学)」というフレーズがたびたび登場します。この言葉はミニマリズムを表現するもっとも適切な表現のひとつとして使われています。
もともとは1960年代の半ばから、アメリカを中心に流行った考え方で、形態や彩色を極限まで削ったアートや建築物、ファッションのことで、ウェブデザインではこの考え方を、必要不可欠な要素だけでデザインすることで表現しています。
ミニマリズムのウェブデザインでは、不要な要素やユーザー行動に影響しないコンテンツを取り除くことで、ユーザーに重要なメッセージをよりシンプルに届けることができます。
このウェブデザインの特長としては下記が挙げられます。
ミニマリズムのウェブデザインの特長
- 必要不可欠な要素のみでコンテンツを簡易化
- 十分すぎる余白スペース
- 使用するカラーは最小限
- シンプルなナビゲーション
- 細かいところまでこだわる
- 単純なフォントを1つまたは2つ使用
2.ミニマリズムの考察
ミニマリズムなウェブデザインは、オシャレで洗練されていて、とてもスタイリッシュですが、その一方、ウェブサイトの目的によっては、とても使い勝手の悪いホームページになってしまいます。
そこでミニマリズムで作成するウェブデザインのメリット・デメリットを考えてみましょう。
メリット
ミニマリズムデザインのもっとも魅力的なところは、ユーサビリティとサイトを洗練させ、デザインに結びつけることで、デザインによるメリットは下記です。
- ユーザーの印象が良い
ミニマリズムデザインのウェブサイトは、デザインが洗練されてスタイリッシュに見えるため、ユーザーに洗練された企業やサービスであることを強く印象付けることができます。
- コンテンツを見てもらいやすい
シンプルにすればするほど、曖昧にすることができなくなり、余白の取り方やレイアウトに気を使うことで、見せたいコンテンツの印象を強くさせることができます。
デメリット
ミニマリズムデザインは、ユーザービリティが悪いと、どれだけオシャレでもユーザーの印象は悪くなってしまい、下記のようなデメリットが生じてしまいます。
- なんのWebサイトかわからない
一般的にページを開いた5秒間で、どのようなウェブサイトかどうか認識されます。
すぐに認識できないサイトは直帰率の低下にもつながるため、要素を省きすぎてどのような目的かわからないサイトになる場合は、ミニマリズムデザインは使用すべきではありません。
- どれが重用なコンテンツかわからない
装飾を省きすぎてどれが重要か分からない場合があります。
メニューやボタン、リンクがわかりづらかったり、見出しと本文の区分がつかなかったり、自分が今どのページにいるかわかりづらかったりする場合があります。
ミニマリズムデザインを作成する際は、不要な要素の排除とは一方、ユーザービリティが損なわれていないかを必ずチェックする必要があります。
3.ミニマリズムの参考サイト
ミニマリズムデザインを上手く活用すれば、ユーザーへの印象が良いウェブサイトを作成することができます。
ここではミニマリズムを上手く取り込めているウェブサイトをご紹介していきます。
4.ウルトラミニマリズムの参考サイト
上記で紹介したデザインもとても洗練されているウェブサイトですが、余分なものを最大限排除したウルトラミニマリズムのウェブサイトを見ていきましょう。
5.まとめ
ミニマリズムデザインは、企業やサービスが打ち出したい目的によって適する場合とそうでない場合があることを事前に把握した上で取り入れる必要があります。
例えばAppleやGoogleのように不要な要素を排除したデザインは、ユーザーへの印象が良くなる一方、目的やターゲットが意図しているものと違う場合、ユーザビリティが悪くなることがあります。
BtoB向けの場合、デザイン系の業界は洗練した企業イメージをユーザーに植え付けることには適していますが、製造系や商社などのウェブサイトでデザインを洗練させ過ぎると、企業の顔であるウェブサイトから企業イメージを紐付けることが難しくなってきます。
ミニマリズムデザインを活用する際は、目的・ターゲットを念頭において、ポイントで上手く取り入れてみてはいかがでしょうか。