無料で使える!写真加工ソフト5選
最終更新日:2025/11/04

【この記事の要約】
Web担当者やデザイナー向けに、定番の写真加工・画像編集ソフトを5つ厳選して紹介するまとめ記事です。
プロフェッショナル向けで多機能な「Adobe Photoshop」や「Adobe Lightroom」から、無料で高機能な「GIMP」、直感的な操作が魅力の「Pixlr Editor」、そしてMacユーザーにお馴染みの「プレビュー」まで、レベルや目的に応じたツールが紹介されています。各ソフトの特徴や長所・短所が簡潔にまとめられており、自分に合ったツールを選ぶためのガイドとして役立ちます。
【よくある質問と回答】
なぜ、いきなりデザインから作らずに、ワイヤーフレームを作る必要があるのですか?
議論の焦点を「情報設計」に絞るためです。いきなりデザイン(見た目)を作ると、どうしても「この色が好きじゃない」「ここの余白が気になる」といった、本質的でない部分に議論が逸れがちです。ワイヤーフレームというシンプルな設計図を使うことで、「この情報とこの情報は、どちらを優先すべきか」といった、サイトの骨格に関わる重要な議論に集中できます。
ワイヤーフレームには、どのくらいの細かさで情報を書けばよいですか?
ページの目的や、誰と共有するかによりますが、主要な見出し、ボタンの文言、おおまかな文章のボリューム感などが分かる程度に記述するのが一般的です。実際の文章を全て書き込む必要はありませんが、そこにどんな内容が入るのかが、誰にでも分かるようにしておく必要があります。
ワイヤーフレームを作るのに、おすすめのツールはありますか?
手書きやPowerPointでも作成できますが、専用ツールを使うと効率的です。世界的に広く使われているツールとして、「Figma」「Adobe XD」「Sketch」などがあります。これらのツールは、UIデザイン作成やプロトタイピング機能も備えており、ワイヤーフレーム作成からデザインまでを一貫して行えます。
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Webサイトに掲載したり、SNSの企業アカウントで投稿したりする写真。撮影の腕があれば、撮影したものをそのままアップすれば良いのですが、明るさが足りなかったり余計な物が写り込んでしまったりして「レタッチしたい」と思うこともあるでしょう。そうでなくても、意図したイメージを演出するために、写真を加工する必要が出てくることもあります。
写真加工ソフトといえばPhotoshopが有名ですが、多機能すぎて初心者には少々扱いづらいもの。それに、いまはフリーウェアでも優秀なものが増えています。
今回は、初級~中級者向けに、写真加工におすすめの無料ソフトを5つご紹介します。
【初心者向け】Photoscape

「Photoscape」は、Windows向けの写真加工ソフト(フリーウェア)です。リサイズやトリミング、明るさ調整、赤目補正といった基本的な写真加工の機能が揃っています。機能がシンプルなので、初心者でもあまり迷うことなく直感的に使えます。
フレームや吹き出しをつけたり、フィルターをかけたり、GIFアニメを作ったりといったアレンジ機能もついているので、オリジナリティのある写真素材を作ることができます。
【Photoshopに慣れている人向け】Adobe PHOTOSHOP EXPRESS EDITOR

「Adobe PHOTOSHOP EXPRESS EDITOR」は、Photoshopを提供するAdobeが出しているオンラインの写真加工ソフトで、無償体験版が用意されています。Photoshopほど高機能ではありませんが、色調補正、赤目補正、トリミングといった基本的な機能が使えます。
PhotoshopやIllustratorなどへの同期も可能です。
Photoshopを使い慣れている人、外出先で写真加工を行いたい人をはじめ、写真加工初心者にもおすすめです。
【ブラウザ上で加工したい人向け】Pixlr Editor

「Pixlr Editor」は、前章でご紹介したAdobe PHOTOSHOP EXPRESS EDITORと同様、オンラインで使用するタイプの写真加工ソフトです。サイズ変更、明るさ調整といった基本的な機能のほか、レイヤー、マスクなども使える高機能なソフトです。
ブラシツール、塗りつぶしツールといったイラスト作成機能もついていますので、メインビジュアル画像のなかにタイトルやキャッチコピーを入れるといった加工が可能です。
※Pixlr Editorを使うには、Flashのインストールが必要です。【Macで加工したい人向け】Fotor

「Fotor」は、Macでのみ使用できる無料の画像加工ソフトです。編集したい写真を選んだら、編集・加工メニューから機能を選んでワンクリックするだけで簡単に写真加工ができてしまいます。エフェクトの種類が豊富なので、雰囲気のある写真を作ることができます。
言語メニューで日本語を選べるので、わかりやすく使いやすいソフトだといえます。ユーザーの評価も4.6と好評価です(2019年2月時点)。
【色味だけ手軽に変えたい人向け】Polarr

「Polarr」も、前章でご紹介した「Fotor」と同様に、加工方法を選択するだけで簡単に写真加工が可能なソフトです。こちらは、Windowsのみで使用できます。ボタンを選ぶだけで加工できるので、初心者向きですが、フィルターは14ジャンル100種類以上もあり、お気に入りのフィルターを登録することもできます。また、顔の整形に特化した「フェイスツール」もあります。
よく使う用途とPolarrの機能がマッチすれば、ヘビーユーズする可能性を秘めているといえるかもしれません。
まとめ
どのソフトも無料とは思えないほど、使える機能が揃っています。なかには英語対応のみのものもありますが、Youtubeで使い方が紹介されていることもあるので、使い方に困ったら参考にしてみてはいかがでしょうか。
「デザイナーに頼むほどではないけど、撮影した写真を加工したい」というとき、ぜひ、ご紹介したソフトを使ってレタッチしてみてください。
【English summary】
This is a curated article that selects and introduces five classic photo and image editing software options for web managers and designers.
The article introduces tools suited for various levels and purposes, from the professional and multi-functional "Adobe Photoshop" and "Adobe Lightroom," to the free yet powerful "GIMP," the intuitively operable "Pixlr Editor," and the familiar Mac user tool "Preview." The features, pros, and cons of each software are concisely summarized, serving as a useful guide for choosing the right tool for one's needs.




