昨年11月に弊社が行ったアンケートでは、MAの導入率は7%、認知度は47%という結果になっていました。
国産MAツールも増えている中でMAツールの導入を検討する企業がさらに多くなってきています。
そこで弊社Mtame(エムタメ)では今年度も、2018年10月にインターネット調査にてBtoB企業にお勤めの方にアンケートを実施しました。
今回は、調査結果のデータを一部公開します。全部ご覧になりたい方はこちらからダウンロードしてください。
※ 全データは下記よりご登録後、無料でダウンロード可能です。
・MA導入率は昨年の7%から10%へと微増
・MAで使いこなせない機能は昨年と変わらず、1位はシナリオ設計、2位はスコアリング
・MA導入者の半数以上がMA導入から実運用開始まで4か月以上かかっている
・MA運用時にカスタマージャーニーを作成し活用できているのはMA導入者の24%
・MA非導入者はマーケティングによる効果を感じられていない割合が高い
調査テーマ:BtoBマーケティングオートメーションに関するアンケート
調査手段:インターネット調査
調査期間:2018年10月1日~2018年10月31日
対象者:BtoB企業に属する人
回答数:3,030名
マーケティングオートメーションを知っていると回答したのは全体(614名)の55%という結果になりました。
MAを導入しない理由としては、導入費用や月額費用などの費用がネックになっている場合や、リソースや知識不足などの活用がネックになっている場合が多いことがわかりました。
いざMAを導入しても、実運用開始に数か月かかっている企業がほとんどであることがわかりました。
「完璧に使いこなしている」と答えたのは22%(70名)にとどまり、「メール配信程度の運用になっている」と回答した企業が最も多く全体の40%(125名)という結果になりました。
昨年のアンケート結果から変わらず、この2つの機能はMAの機能の中で企業が最も使いこなせていない機能であることがわかります。
2017年11月に実施したアンケートと比べ、導入率・認知度ともに上がってはいますが、導入率は未だ10%とそこまで大幅な上昇はなく、まだまだMAの導入は進んでいません。
その要因は依然として「コスト」と「機能の複雑さ」にあり、MA導入の障壁は昨年と変わっていないことがわかりました。
さらに今回新しく「導入から実運用までの期間」「MAを使いこなせているか」という設問を設け、半数以上がMA導入から実運用までに4か月以上かかっており、またいざ導入しても「メール配信程度の運用になってしまっている」という企業が4割近くであることがわかりました。
また、運用に必要なカスタマージャーニーも7割以上の企業が活用できていない現状が明らかになり、MA導入の効果は一定以上あるものの、導入後の設定や運用の難しさも課題として浮き彫りになりました。
MAを検討する際には、自社に合った機能や価格帯を選ぶのはもちろんですが、シナリオやステータスなど導入後の設計まで提案してくれるベンダーやコンサルティング会社を選ぶことが重要だということがわかりました。
マーケティングオートメーションについては、こちらの記事もご覧ください。
マーケティングオートメーション(MA)ツールとは?基礎知識や活用手法、選定方法などをまとめて解説
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https://mtame.jp/white_paper/ma_report_201810/
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