SNSマーケティングの効果測定に使えるツール、サービス22選

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SNSが人々の暮らしに浸透してきたいま、BtoC、BtoBを問わず、SNSマーケティングの必要性が高まりつつあります。すでに企業アカウントの運用やSNS広告など、SNS上で何らかのマーケティング施策に取り組んでいる企業様もいらっしゃることと思います。

特に企業アカウントの運用を行う場合、投稿内容の企画・制作などに労力を取られ、運用するだけで精一杯で効果測定まで手が回らないという状態の方も多いのではないでしょうか。

今回は、SNSマーケティングの効果測定が手軽に行える便利なツール、サービスを有料・無料のものから合わせて11選ご紹介します。

SNSマーケティングについては、こちらの記事もご覧ください。

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1.【無料ツール6選】

効果分析ツールには有料のものが多いですが、無料のものでもSNSマーケティングの一部を分析するのには有用なものがあります。

1-1.Simply Measured

画像引用元: Simply Measured

本来は有料のSNS分析ツールである「Simply Measured」ですが、無料で利用できるプランも用意されています。
利用できる言語は英語のみとなりますが、無料プランでも、訪問者の解析やコンテンツ分析など12の機能が利用できます。特に優れているのがレポート作成機能で、美しく整ったレポートを出力できます。

Facebook分析なら投稿へのエンゲージメント率やリーチ率集計に、Twitter分析ならフォロワーのツイート内容から特定のキーワードで投稿の抽出や、競合のアカウントのフォロワーの属性分析に、インスタグラムなら投稿へのエンゲージメント率や他SNSへの拡散率集計に活用できるツールです。

1-2.quintly

画像引用元: quintly

Facebookの分析に活用できる無料ツールです。こちらも有料ツールの無料版で、英語のみでの使用となります。

Facebookページには、無料で利用できるFacebookインサイトがありますが、もう少し詳しく分析でき、競合のFacebookページの分析も可能です。

1-3.User Local

画像引用元: User Local

User Localは、過去1週間以内のTwitter上でのURLの拡散について最大500件まで取得して分析できるツールです。

入力するURLは、SNSでもそれ以外でも可能で、拡散経路と時系列でのツイート件数の遷移が可視化され、ツイートが表示されるので、具体的にどんなコメントがついて拡散されたかも知ることができます。

会員登録なども一切不要で、URLを入力するだけで手軽に分析することができます。

1-4.SINIS

画像引用元: SINIS

インスタグラムが公式に提供している無料の分析ツール「Instagramインサイト」では、ビジネスアカウントでログインすることで自分の投稿やフォロワーの情報を確認・分析できますが、フォロワーの推移は分析できません。

インスタグラムのインサイト分析ツールであるSINISでは、フォロワー推移のほか、ユーザー属性、フィード投稿といったインサイトデータの分析が可能です。レポート出力機能はなく、CSVデータでの出力のみとなりますが、アップデート頻度が高いため、将来的にはレポート出力もできるようになるかもしれません。

1-5.Hootsuite(フートスイート)


画像引用元: Hootsuite

Hootsuite(フートスイート)は、カナダ発祥のソーシャルメディア管理プラットフォームで、複数のSNSアカウントの管理をチームで共有しながら行える無料ツールです。

Facebook、Twitter、WordPress、Instagram、LinkedInなどに対応しています。
ダッシュボードでは複数のSNSを同時にモニタリングすることが可能です。

無料版と有料版があり、無料版では簡単なデータ解析が、有料版ではより本格的な解析ができます。

世界175ヵ国以上、1,600万人以上のユーザーに使われていますが、日本語対応はしておらず英語での利用となります。

1-6.Social Mention(ソーシャルメンション)


画像引用元: Social Mention

Social Mention(ソーシャルメンション)は、TwitterやFacebookを始めとする100以上のソーシャルメディアやニュースサイトなどをモニタリングできるツールです。

画像をご覧いただくとわかる通り、検索窓があるだけのシンプルなツールながら、「Sentiment(ポジティブかネガティブか)」「Top Keywords(トップキーワード)」「Top Users(トップユーザー)」「Top Hashtags(トップハッシュタグ)」「Sources(投稿元)」の5つの切り口による分析結果がすぐに得られます。

日本語対応はしておらず英語での利用となります。

2.【有料ツール16選】

有料ツールは、複数のSNSの分析が行えたり機能が豊富だったりと、やはり無料版に比べて使い勝手に配慮されたものが多いです。

2-1.Keywordmap for SNS

画像引用元: Keywordmap for SNS

Keywordmap for SNSは、Twitterを中心としたソーシャルリスニングとSNSマーケティングを実現するための分析ツールです。

Twitter上の感情やエンゲージメントを高めるハッシュタグを解析するだけでなく、アカウント成長させるための運用機能が充実しています。

分析対象のアカウントが、ターゲットとするフォロワーを獲得することができているか調査するインタレストグラフ比率分析やフォロワー属性分析など、正しくSNSアカウントを成長させるための機能が揃っています。

一部機能を無料で利用することもできるので、気になる方はお問い合わせください。

2-2.Social Insight

画像引用元: Social Insight

Facebook、Twitter、インスタグラムのほか、YoutubeやLINE、LINE@なども分析できるツールです。

Facebookの解析では、ファン数の推移や、投稿へのコメント数、「いいね!」数、反応してくれたユーザーの分析などができます。

Twitter解析では、アカウントの発言状況やリプライ、リツイート(RT)数、フォロワーの増加状況を分析。自社アカウントだけでなく、競合他社など気になるアカウントについて、フォロワー、フォロー数、発言数などの推移の調査にも活用できます。

インスタグラムの解析では、ファン数、フォロワー数や反響についての分析ができます。

SNSの分析のほか投稿管理も可能で、複数SNSの自社アカウントを複数担当者で管理できます。また、ソーシャルリスニング機能も持っていて、口コミデータを集計したりテキストマイニングして可視化してくれます。

2-3.comnico Marketing Suite

画像引用元: comnico Marketing Suite

国内No.1の導入実績を誇るSNS分析ツールで、日本語と英語に対応しており、Facebook、Twitter、Instagram、YouTubemの4つのSNSの分析、投稿管理が行えます。

分析・管理機能のほかモニタリング機能があり、投稿へのコメントやメッセージを時系列で表示させたり、モニタリング機能をレポート出力したりできます。

14日間の無料トライアルも提供しているので、気になる方はお試しも可能です。

2-4.CLOUDPLAY

画像引用元: CLOUDPLAY

CLOUDPLAYは、オウンドメディア(コーポレートサイト、メディアサイトなど)のコンテンツ分析と、Facebook、Twitter、Youtubeの分析・管理、ソーシャルリスニングができるツールです。

SNSがWebサイトに与えた影響の分析もできるため、コーポレートサイトやサービスサイト、メディアサイトなどの運用に力を入れていて、SNSマーケティングによるWebサイト誘導やWebサイトからのコンバージョンアップを目的としている企業様におすすめのツールです。

※2019年5月現在、新規申し込み受付は停止中となっています。

2-5.Insight Intelligence

画像引用元: Insight Intelligence

Insight Intelligenceは、Twitterやブログなどを分析できるツールです。過去13ヵ月間をさかのぼってデータを取得・分析できます。

国産ツールで日本語に特化しているため、使いやすいだけでなく投稿内容分析においても日本語特有の分析機能が威力を発揮します。

Twitterを中心にSNSマーケティングに取り組んでいる企業様におすすめです。

2-6.Aista

画像引用元: Aista

Aistaは、インスタグラムに特化した分析ツールです。自社アカウントの投稿について、最適なハッシュタグを分析したり、キャンペーンの効果測定を行ったり、競合他社の動向を把握したりといったことができます。

投稿に対するいいね数、コメント数、エンゲージメント率を一覧表示できるほか、いいね順、エンゲージメント順でのランキング表示できるため、どの投稿が結果に結びついたのかが一目でわかります。

初月最大1ヵ月無料のトライアル期間が設けられています。

2-7.POST365

画像引用元: POST365

POST365はFacebook、Twitter、Instagram、YouTubeの4つのSNSに対応する分析ツールで、導入にあたりどのSNSで使用するかを選びます。SNSの種類を追加するごとに追加料金がかかる料金システムになっています。

SNSごとに投稿事例を検索できたり、業界別、投稿タイプ別、投稿時間別といったカテゴリで投稿の分析が行えるといった機能が充実しており、指定アカウントの検索も自社アカウントに限らないため、どちらかというと自社のSNSマーケティングの施策についての効果測定を行うよりも、競合分析などに向いたツールです。

14日間の無料トライアルが設けられています。

2-8.クチコミ@係長


画像引用元: noopener

クチコミ@係長は、ホットリンクが提供する業界No1のソーシャルリスニングツールです。
ソーシャル・ビッグデータをリアルタイムに収集・蓄積している点が特徴で、自由な切り口で検索・分析することが可能です。
利用料金は、初期費用10万円、月額利用料13万円から。無料トライアルも実施されています。

提供会社のホットリンクについては、こちらの記事もご覧ください。

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2-9.Hoshitorn


画像引用元: Hoshitorn

Hoshitornは、GoogleMyBusinessに特化した店舗のレビュー総合管理ツールで、レビュー状況のチェック・改善策分析・改善アクションの管理などの機能が搭載されています。
利用料金は、月額利用料3万9,000円から。2週間無料お試しが可能です。
ダッシュボード機能のみが使える無料のスタンダードプランも用意されています。

2-10.Boom Research(ブームリサーチ)


画像引用元: Boom Research

Boom Research(ブームリサーチ)は、クチコミプロモーションを手がける株式会社トライバルメディアハウスが提供するソーシャルリスニングツールです。
Twitter、Facebookをはじめ、2ちゃんねる(現在は5チャンネル)やQ&Aサイトの分析が行えます。
利用料金は、初期費用10万円、月額利用料15万円から。2週間の無料お試しが可能です。

2-11.Brandwatch(ブランドウォッチ)


画像引用元: Brandwatch

Brandwatch(ブランドウォッチ)は、株式会社ブレインパッドが提供するソーシャルリスニングツールで、全世界1.3兆件以上のデジタルデータを活用し、AI/機械学習を用いてビジネスインサイトを探求する点に特徴があります。
マーケティングリサーチから分析、情報共有、意思決定までが行えます。

2-12.NetBase(ネットベース)


画像引用元: NetBase

NetBase(ネットベース)は、世界で使われているソーシャルリスニングプラットフォームです。
TwitterやFacebook、Instagramのほか、「Amazon」「楽天」「Yahoo」「価格ドットコム」などECサイトレビューデータや主要ニュースサイトデータも取得することができます。
分析の際は、定量推移や投稿者属性など、さまざまな切口が使用できます。

2-13.見える化エンジン


画像引用元: 見える化エンジン

見える化エンジンは、高度な自然言語処理技術を搭載したテキストマイニングツールです。
TwitterやInstagramなどのソーシャル・アンケートの収集から分析、Webレポート共有が可能で、SNS以外にもお問い合わせやコールログの分析が行えます。
利用料金は、初期費用60万円、月額利用料15万円から。

2-14.Social Studio(Salesforce Marketing Cloud)


画像引用元: Social Studio

Social Studio(Salesforce Marketing Cloud)は、セールスフォース・ドットコムが提供するSalesforce Marketing Cloudの機能の一つで、投稿の管理、スケジュール、作成、監視(ソーシャルリスニング)、ソーシャル広告でのキャンペーン展開などが行えます。
利用料金は、月額費用15万円から。デモもあります。

2-15.BuzzFinder(バズファインダー)


画像引用元: BuzzFinder

BuzzFinder(バズファインダー)は、NTTコム・オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が提供するソーシャルリスニングツールで、リスク検知とアラートに特化しています。
炎上対策のための分析が行えるツールです。
利用料金は、月額費用4万円から。

SNSの炎上については、こちらの記事もご覧ください。

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2-16.Zanroo(ザンルー)


画像引用元: Zanroo

Zanroo(ザンルー)は、タイ発祥のソーシャルリスニングツールで、日本はもちろん、世界中のSNSを調査・分析することができます。ASEAN諸国の全言語に完全対応しているため、日本語でも使用可能です。東南アジアのシェアはNo.1。
地図データとSNSデータをマッピングすることができます。
利用料金は、初期費用13万円、月額費用12万円から。

3.まとめ

ご紹介してきた分析ツール特徴やつよみはそれぞれ異なります。自社がどのSNSを中心にマーケティング活動を行うか、どんな施策を推進していくか、何に課題を抱えているかによって最適なツール選びも変ってくるでしょう。

有料ツールのなかにも無料トライアル期間を設けているものも多いので、自社のニーズにマッチするツールが見つかったら試してみてはいかがでしょうか。

SNSマーケティングについては、こちらの記事もご覧ください。

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