写真共有ができるSNSとして若い女性を中心に国内で3、300万人(※2019年6月時点)の月間ユーザー数を誇るInstagram。BtoC企業を中心に広告や公式アカウントの運用といったプロモーションにも活用が広がっています。
 
Instagramでは2016年から「ストーリーズ」の機能が実装されました。ストーリーズは通称「ストーリー」と呼ばれ、通常の投稿とは別のエリアに投稿でき、投稿から24時間で自動的に削除されます。写真を撮ってアップするだけという手軽さとも相まって、活用するユーザーが増加しました。
 
そのストーリーに、2017年から広告を出稿できるようになりました。ストーリーズ広告は、ユーザーがストーリーの投稿を閲覧していると、投稿と投稿の間に差し込まれて表示されるもので、通常の投稿が正方形なのに対し、スマートフォンの画面一杯に表示される長方形となります。
また、最大3つの画像・動画をカルーセル形式で表示でき、リンクをはることもできます。
 
本コラムでは、ストーリーズ広告の事例をご紹介いたします。
 
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ストーリーズ広告は、Instagramが公式に提供する6種類の広告のうちの一つです。
まずは、Instagram広告全般がもつ特長・メリットを確認しておきましょう。
Instagram広告には、2021年1月現在、ストーリーズ広告、写真広告、動画広告、カルーセル広告、コレクション広告、発見タブ広告の6種類があります。これらから自社に合った活用しやすい広告を選ぶことができます。
Instagram広告は、メインユーザーである10~20代の若い女性を中心に、30代以降の女性や若い男性にアプローチするのに向いています。
基本的に、写真映えのする商材を持つ業界(ファッション、化粧品、美容、食品・飲料、飲食、観光など)との相性が良いといえます。
Instagram広告では、年齢、性別、ユーザーの興味関心、ライフスタイル、居住地、学歴といった細かいターゲティング設定が可能なため、自社のターゲットにより近い層にリーチできます。
また、課金方式にもCPM、CPC、CPI、CPVの4種類があり、広告出稿の目的が認知拡大なのか、ECサイトなどへの誘導なのかなど、目的に合わせて選ぶことができます。
ここで、実際にInstagramのストーリーズ広告を活用した国内事例を5つご紹介します。
 
 
画像引用先:Instagram公式サイト
 
画像引用先:Instagram公式サイト
エアコンでおなじみダイキン工業では、若年層へのブランド認知向上のために人気クリエイターを起用してストーリーズ広告を展開しました。
エアコンは、買い替えサイクルが長く、自分で購入する機会があまりない若い年代向けのプロモーションに、若年層ユーザーの多いInstagramと人気クリエイターを組み合わせて登用したといいます。
 
ストーリーズ広告のインタラクティブ機能である「アンケートスタンプ」の機能を活用したクイズ形式を採用し、「湿度コントロール」という若年層に関心度が高いわけではないテーマを、ユーザーが楽しみながら参加できるインタラクティブストーリーズ広告に落とし込むことに成功しました。
 
画像引用先:Instagram公式サイト
 
画像引用先:Instagram公式サイト
 
画像引用先:Instagram公式サイト
ユーザーはストーリーズへの投稿が気軽に行える点に魅力を感じています。閲覧する際の心理状態もとてもリラックスしていると考えられるため、コミュニケーションを取るには良い状態でしょう。
 
ストーリーズ広告には現在、インタラクティブな機能として「アンケート機能」がリリースされています。積極的に活用して、プロモーションを成功させましょう。
 
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