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簡単なのに効果的!EFOとは?

記事公開日:2015/08/26
最終更新日:2023/11/17
簡単なのに効果的!EFOとは?

こんにちは。

アカウントベースドマーケティング課の中崎です。

本日は、「簡単に」改善できて、かつ「劇的に」コンバージョンを伸ばせる可能性のある施策についてご紹介します。

その施策とは、EFOです。

EFOとは、Entry Form Optimizationの略で、入力フォームを最適化することを意味します。

簡単に言うと、問合せ率を高めるための施策と言えるので、

改善を試みたい方は、是非、挑戦してみてください。

1、フォームの入力完了率は約20%

フォームまでたどり着いたユーザーは、購買意欲が高い状態である可能性が非常に高い反面、ほんの些細なストレスで入力が完了する前に離脱してしまうケースが多く見受けられます。

実際にフォームの入力完了まで辿り着くユーザーは約20%程度と言われており、サイトによっては10%以下という事もあります。

フォームの入力完了率は約20%

1000人のユーザーがフォームにたどり着いている場合、200人は申し込みを完了し、800人は入力を完了せずに離脱しているという事です。

仮にフォームからの到達率を20%から30%に改善するだけでも申込者数を300人まで増加させる事が可能です。

つまり、フォームの見直しを行うだけで申込者数を2倍、3倍にする事も可能なのです。

2、EFOの基本的な考え方

とにかく些細な事でもユーザーにストレスを与えない事です。

ユーザーにとって、フォームを入力する行為自体が既にストレスとなっています。

その上、「入力項目が多い」「入力エラーが何度も表示される」などと感じると

ユーザーは簡単にフォームを離脱してしまいます。

では、ストレスのないフォームにするにはどのような事から始めればいいのでしょうか?

3、入力項目を減らす

入力項目は増えれば増えるだけユーザーの離脱率は上昇すると考えてください。

例えば、あなたが欲しい情報を資料請求したいと考えた際、下記の2つのフォームを見てどう感じますか?

【A案】

A案

【B案】

B案

これは極端な例ですが、A案の場合、よほどその情報を欲しいと思っているユーザー以外は離脱してしまう可能性が非常に高くなってしまいます。

逆にB案だと、フォームまで辿り着いてくれれば、入力のハードルはかなり低いと考えられます。

これは実際の店舗での購買意欲の増減にも良く似ています。

コンビニを例にとってみましょう。

ふらっと目的もなくコンビニに立ち寄り、パッと目に入ったアイスを手にとりレジを見る。

ここまでがwebサイトでいうところのエントリーフォームをクリックした段階です。

しかし、レジをよく見てみると7,8人並んでおり購入までに時間がかかりそうです。

もちろんレジを待ってでもアイスを買いたいという人も多くいらっしゃると思いますが、長蛇の列を見た瞬間、アイスの購買意欲が一気に下がりコンビニを出てしまう人もいる事でしょう。

このように商品を手にとった時は欲しいと感じていてもちょっとしたストレスによって人の購買意欲は大きく増減するものです。

不必要な項目は極力削り、ユーザーのストレスを減らす事が入力完了率をあげる有効な手段と言えるでしょう。

4、まとめ

カタログダウンロードをしたいだけなのに、住所や電話番号を不要に求められるフォームなど最適化されていないフォームは数多くあります。

サイトのコンバージョンに伸び悩んでいる企業のweb担当者様は一度、自社のエントリーフォームを見直してみると大きな成果に繋がるかもしれません。


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