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マーケティングとセールスの違い

記事公開日:2015/07/13
最終更新日:2023/11/21
マーケティングとセールスの違い

こんにちは、Webプロモーション事業部の本郷です。

コンテンツマーケティングが流行りになり、マーケティングが大事だ!!

という世の中の流れを肌に感じるようになってきましたね。

あ、肌に感じると言っても、

夏になって半袖にしているからではないですよ。

今日はマーケティングが重要視される今、改めてマーケティングとセールスの立場について考えてみました。

1.そもそもマーケティングとは?

日本マーケティング協会によるマーケティングの定義は、「公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動」としています。

ここでいう「総合的活動」には、ブランディング、商品やサービスの開発、企画、設計、リサーチや分析、広告宣伝・広報、チャネル(販路/流通)、価格、集客や営業活動、顧客情報の管理など、いわゆる「マーケティングの4P」に含まれる全ての活動を指しています。

日本マーケティング協会の定義に従えば、マーケティングは企業経営や経営戦略と同じレベルの位置づけとなります。

①市場を理解し分析する
②戦略を立案する
③製品やサービスの開発や体系化を行う
④製品やサービスの価格つけを行う
⑤チャネル戦略を策定し展開する
⑥プロモーション戦略を策定し実施する

ざっくり言うとこんな感じです。

2.セールスの役割って?


セールスは、モノをうる行為です。


セールスを営業職の役割からみれば、自社の商品やサービスの購入を促進し、最終的には顧客と売買契約の締結が目的になります。

①顧客が抱えている課題を理解する
②自社製品やサービスを組み合わせて、顧客の課題解決提案と個別要望対応を行う
③販売契約を締結する
④製品・サービスが顧客に実際に提供される段階まで責任を持つ

とこんな感じです。

このように、セールスとマーケティングは一見違う考え方をしていますが、目指すところは両者とも顧客の課題解決のための価値提供で一致しています。

そのアプローチ方法が異なるだけですので、両者が相容れないということは決してないのです。

企業の機能としてはマーケティングとセールスはどちらも必要な企業の役割/機能です。

マーケティングとセールスは異なりますが、ビジネスを拡大するためには、両者の機能や役割は補完し合わなくてはなりません。



優れた成績を上げているトップセールスの多くは、自分が担当するテリトリーで、意識するしないにかかわらず、マーケティングの考え方を実践しています。

つまり、「目の前の顧客の現実的な問題に対処しつつ」「市場を把握し、顧客に対する長期的なビジョンを持ち、構造的な問題を特定し、自社の強みを把握し」「具体的な問題解決方法の提案」を常に考えています。



同様にマーケティング担当の中には、目の前の顧客に対する問題解決能力が極めて高い方もいます。つまり、「市場の動向を把握し、将来どのようにすべきかを考えつつ」「現在の顧客に対する具体的な解決策の提供」も考えています。

このように、セールスとマーケティングは以前は区別されてみられることが多くありましたが、今となっては2つが揃って初めて効果を成すものとなっているのです。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか?

セールスとマーケティングの違いとタイトルは題していましたが、

企業の機能としてはお互いになくてはならない存在。

どちらかが欠けても成功することはできないのです。

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